JPH0413339B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413339B2 JPH0413339B2 JP17843884A JP17843884A JPH0413339B2 JP H0413339 B2 JPH0413339 B2 JP H0413339B2 JP 17843884 A JP17843884 A JP 17843884A JP 17843884 A JP17843884 A JP 17843884A JP H0413339 B2 JPH0413339 B2 JP H0413339B2
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- Japan
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- aminopyrrolidine
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- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は3−アミノピロリジンまたはその塩の
製造法に関する。さらに詳細には、本発明は、一
般式 〔式中、R1は低級アルキル基を示す。〕 で表わされる化合物を鉱酸と反応させることを特
徴とする3−アミノピロリジンまたはその塩の製
造法に関する。 本発明方法によつて得られる3−アミノピロリ
ジンまたはその塩は、合成抗菌剤として有用な一
般式〔〕 〔式中、R2は置換されていてもよい低級アル
キル、低級アルケニルまたはフエニル基を、Xは
炭素または窒素原子を示す。〕 で表わされるキノリンカルボン酸およびナフチリ
ジンカルボン酸系化合物を製造する際の中間体と
して極めて有用な化合物である。 〔従来技術〕 従来、3−アミノピロリジンまたはその塩は、
つぎに示すルートに従つて製造されている(ジヤ
ーナル・オブ・メデイシナル・ケミストリー、第
11巻、第1034〜1037頁(1968年)または特開昭53
−28161号公報)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記した従来の方法によれば、
ピロリジンの1位をベンジル基で保護しているた
め、最終工程においてこれを接触還元により脱離
させる必要があるので、この方法を工業的に実施
することは極めて困難であつた。 〔問題を解決するための手段〕 かかる状況下において、本発明者らは、このよ
うな接触環元を行うことなく、簡単な操作で工業
的に有利な3−アミノピロリジンまたはその塩の
製造法を開発せんと鋭意研究した結果、本発明を
完成するに至つた。 本発明方法によれば、ピロリジン骨格の1位に
製造法に関する。さらに詳細には、本発明は、一
般式 〔式中、R1は低級アルキル基を示す。〕 で表わされる化合物を鉱酸と反応させることを特
徴とする3−アミノピロリジンまたはその塩の製
造法に関する。 本発明方法によつて得られる3−アミノピロリ
ジンまたはその塩は、合成抗菌剤として有用な一
般式〔〕 〔式中、R2は置換されていてもよい低級アル
キル、低級アルケニルまたはフエニル基を、Xは
炭素または窒素原子を示す。〕 で表わされるキノリンカルボン酸およびナフチリ
ジンカルボン酸系化合物を製造する際の中間体と
して極めて有用な化合物である。 〔従来技術〕 従来、3−アミノピロリジンまたはその塩は、
つぎに示すルートに従つて製造されている(ジヤ
ーナル・オブ・メデイシナル・ケミストリー、第
11巻、第1034〜1037頁(1968年)または特開昭53
−28161号公報)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記した従来の方法によれば、
ピロリジンの1位をベンジル基で保護しているた
め、最終工程においてこれを接触還元により脱離
させる必要があるので、この方法を工業的に実施
することは極めて困難であつた。 〔問題を解決するための手段〕 かかる状況下において、本発明者らは、このよ
うな接触環元を行うことなく、簡単な操作で工業
的に有利な3−アミノピロリジンまたはその塩の
製造法を開発せんと鋭意研究した結果、本発明を
完成するに至つた。 本発明方法によれば、ピロリジン骨格の1位に
【式】基(R1は前記と同様の意味を有する)
を導入した一般式〔〕の化合物を原料とし、こ
れと鉱酸を反応させて1位および3位の保護基を
同時に脱離させることにより、容易に3−アミノ
ピロリジンまたはその塩が得られる。したがつ
て、本発明方法は操作が簡単であるばかりでな
く、経済的にも優れ、工業的に有利な方法であ
る。 以下、本発明方法を詳細に説明する。 なお、本明細書において、「低級アルキル基」
とは、たとえば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、
sec−ブチル、tert−ブチルなどのC1〜4アルキル
基を、および「低級アルケニル基」とは、たとえ
ば、ビニル、アリルなどのC2〜4アルケニル基を
意味するものとする。 本発明方法における鉱酸としては、たとえば、
濃塩酸、濃硫酸、希硫酸などが挙げられ、これら
は一般式〔〕の化合物に対して約10〜50倍モル
使用される。また、本発明方法は、100〜150℃で
5〜20時間反応させることによつて実施され、つ
いで、所望に応じて通常の脱塩または塩形成反応
を行つてもよい。 3−アミノピロリジンの塩としては、塩酸、臭
化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸または硫酸などの
鉱酸との塩が挙げられる。 また、本発明方法の原料である一般式〔〕の
化合物は、たとえば、米国特許第3365450号公報
などに記載された方法で、下記の製造ルートに従
つて製造することができる。 〔式中、R1は前記と同様の意味を有する。〕 つぎに、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明は、これに限定されるものではない。 実施例 (1) 1−エトキシカルボニル−3−ピロリドン
100gをメタノール300mlに溶解させ、水素化ホ
ウ素ナトリウム6.02gを水40mlに溶解させた溶
液を、0℃で30分を要して滴下する。さらに同
温度で15分反応させた後、濃塩酸14.3ml、飽和
食塩水250mlおよび塩化メチレン300mlを順次加
える。ついで、有機層を分取し、飽和食塩水
100mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
させた後、減圧下に溶媒を留去すれば、油状の
1−エトキシカルボニル−3−ヒドロキシピロ
リジン100g(収率98.7%)を得る。 IR(ニート)cm-1;νc=o 1670 NMR(CDCL3) δ値; 1.30(3H,t,J=7Hz,CH3CH2−), 1.80〜2.18(2H,m,
れと鉱酸を反応させて1位および3位の保護基を
同時に脱離させることにより、容易に3−アミノ
ピロリジンまたはその塩が得られる。したがつ
て、本発明方法は操作が簡単であるばかりでな
く、経済的にも優れ、工業的に有利な方法であ
る。 以下、本発明方法を詳細に説明する。 なお、本明細書において、「低級アルキル基」
とは、たとえば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、
sec−ブチル、tert−ブチルなどのC1〜4アルキル
基を、および「低級アルケニル基」とは、たとえ
ば、ビニル、アリルなどのC2〜4アルケニル基を
意味するものとする。 本発明方法における鉱酸としては、たとえば、
濃塩酸、濃硫酸、希硫酸などが挙げられ、これら
は一般式〔〕の化合物に対して約10〜50倍モル
使用される。また、本発明方法は、100〜150℃で
5〜20時間反応させることによつて実施され、つ
いで、所望に応じて通常の脱塩または塩形成反応
を行つてもよい。 3−アミノピロリジンの塩としては、塩酸、臭
化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸または硫酸などの
鉱酸との塩が挙げられる。 また、本発明方法の原料である一般式〔〕の
化合物は、たとえば、米国特許第3365450号公報
などに記載された方法で、下記の製造ルートに従
つて製造することができる。 〔式中、R1は前記と同様の意味を有する。〕 つぎに、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明は、これに限定されるものではない。 実施例 (1) 1−エトキシカルボニル−3−ピロリドン
100gをメタノール300mlに溶解させ、水素化ホ
ウ素ナトリウム6.02gを水40mlに溶解させた溶
液を、0℃で30分を要して滴下する。さらに同
温度で15分反応させた後、濃塩酸14.3ml、飽和
食塩水250mlおよび塩化メチレン300mlを順次加
える。ついで、有機層を分取し、飽和食塩水
100mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
させた後、減圧下に溶媒を留去すれば、油状の
1−エトキシカルボニル−3−ヒドロキシピロ
リジン100g(収率98.7%)を得る。 IR(ニート)cm-1;νc=o 1670 NMR(CDCL3) δ値; 1.30(3H,t,J=7Hz,CH3CH2−), 1.80〜2.18(2H,m,
【式】),
3.30〜3.70(4H,m,
【式】),
4.15(2H,q,J=7Hz,CH3CH2−),
4.30〜4.65(2H,m,
【式】)
(2) 1−エトキシカルボニル−3−ヒドロキシピ
ロリジン100gを塩化メチレン500mlに溶解さ
せ、トリエチルアミン63.5gを加えた後、メシ
ルクロリド72.0gを0℃で1時間を要して滴下
する。さらに同温度で20分反応させた後、水
500mlを加える。ついで、有機層を分取し、飽
和食塩水200mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を留去すれ
ば、油状の1−エトキシカルボニル−3−メシ
ルオキシピロリジン128g(収率85.9%)を得
る。 IR(ニート)cm-1;νc=o 1680 NMR(CDCL3) δ値; 1.28(3H,t,J=7Hz,CH3CH2−), 2.10〜2.42(2H,m,
ロリジン100gを塩化メチレン500mlに溶解さ
せ、トリエチルアミン63.5gを加えた後、メシ
ルクロリド72.0gを0℃で1時間を要して滴下
する。さらに同温度で20分反応させた後、水
500mlを加える。ついで、有機層を分取し、飽
和食塩水200mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を留去すれ
ば、油状の1−エトキシカルボニル−3−メシ
ルオキシピロリジン128g(収率85.9%)を得
る。 IR(ニート)cm-1;νc=o 1680 NMR(CDCL3) δ値; 1.28(3H,t,J=7Hz,CH3CH2−), 2.10〜2.42(2H,m,
【式】),
3.08(3H,s,−OSO2CH3),
3.35〜3.78(4H,m,
【式】),
4.16(2H,q,J=7Hz,CH3CH2−),
5.12〜5.40(1H,m,
【式】)
(3) 1−エトキシカルボニル−3−メシルオキシ
ピロリジン100gをN,N−ジメチルホルムア
ミド750mlに溶解させ、N−カリウムフタルイ
ミド78gを加えて、100℃で2時間反応させる。
ついで、室温まで冷却した後、塩化メチレン
500mlおよび水2250mlを加え、20%水酸化ナト
リウム水溶液でPH11.5に調整する。有機層を分
取し、0.1N−塩酸500ml、水500ml および飽
和食塩水250mlで順次洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を留去す
る。得られた残留物にジイソプロピルエーテル
200mlを加えて、析出した結晶性物質を取す
れば、融点81〜82℃を示す1−エトキシカルボ
ニル−3−フタルイミドピロリジン52.0g(収
率42.8%)を得る。 IR(KBr)cm-1;νc=o 1700 NMR(CDCL3) δ値; 1.28(3H,t,J=7Hz,CH3CH2−), 2.0〜2.90(2H,m,
ピロリジン100gをN,N−ジメチルホルムア
ミド750mlに溶解させ、N−カリウムフタルイ
ミド78gを加えて、100℃で2時間反応させる。
ついで、室温まで冷却した後、塩化メチレン
500mlおよび水2250mlを加え、20%水酸化ナト
リウム水溶液でPH11.5に調整する。有機層を分
取し、0.1N−塩酸500ml、水500ml および飽
和食塩水250mlで順次洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を留去す
る。得られた残留物にジイソプロピルエーテル
200mlを加えて、析出した結晶性物質を取す
れば、融点81〜82℃を示す1−エトキシカルボ
ニル−3−フタルイミドピロリジン52.0g(収
率42.8%)を得る。 IR(KBr)cm-1;νc=o 1700 NMR(CDCL3) δ値; 1.28(3H,t,J=7Hz,CH3CH2−), 2.0〜2.90(2H,m,
【式】),
3.20〜4.0(4H,m,
【式】),
4.10(2H,q,J=7Hz,CH3CH2−),
4.52〜5.0(1H,m,
【式】),
7.70(4H,bs,
【式】)
(4) 1−エトキシカルボニル−3−フタルイミド
ピロリジン50.0gに濃塩酸500mlを加え、10時
間加熱還流させる。ついで、反応液を室温まで
冷却した後、不溶物を去する。液を減圧下
に留去し、得られた結晶性物質をエタノール25
mlで洗浄すれば、吸湿性の3−アミノピロリジ
ン・2塩酸塩24.2g(収率87.7%)を得る。 IR(ヌジヨール)cm-1;νNH2+,NH3+ 3000〜2000 NMR(D2O) δ値; 2.0〜2.85(2H,m,
ピロリジン50.0gに濃塩酸500mlを加え、10時
間加熱還流させる。ついで、反応液を室温まで
冷却した後、不溶物を去する。液を減圧下
に留去し、得られた結晶性物質をエタノール25
mlで洗浄すれば、吸湿性の3−アミノピロリジ
ン・2塩酸塩24.2g(収率87.7%)を得る。 IR(ヌジヨール)cm-1;νNH2+,NH3+ 3000〜2000 NMR(D2O) δ値; 2.0〜2.85(2H,m,
【式】),
3.30〜4.25(5H,m,
【式】)
(5) 3−アミノピロリジン・2塩酸塩15.9gにメ
タノール50mlを加え、さらに、ナトリウムメチ
ラート10.8gを加える。室温で1時間撹拌した
後、不溶物を去し、得られた液を蒸留すれ
ば、沸点156℃を示す3−アミノピロリジンを
得る。 IR(ニート)cm-1;νNH,NH2 3350〜3150 NMR(CDCL3) δ値; 1.20〜2.30(2H,m,
タノール50mlを加え、さらに、ナトリウムメチ
ラート10.8gを加える。室温で1時間撹拌した
後、不溶物を去し、得られた液を蒸留すれ
ば、沸点156℃を示す3−アミノピロリジンを
得る。 IR(ニート)cm-1;νNH,NH2 3350〜3150 NMR(CDCL3) δ値; 1.20〜2.30(2H,m,
【式】),
2.42〜3.80(8H,m,
【式】)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、R1は低級アルキル基を示す。〕 で表わされる化合物を鉱酸と反応させることを特
徴とする3−アミノピロリジンまたはその塩の製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17843884A JPS6157579A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 3−アミノピロリジンまたはその塩の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17843884A JPS6157579A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 3−アミノピロリジンまたはその塩の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6157579A JPS6157579A (ja) | 1986-03-24 |
| JPH0413339B2 true JPH0413339B2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=16048517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17843884A Granted JPS6157579A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 3−アミノピロリジンまたはその塩の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6157579A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5137877B1 (en) * | 1990-05-14 | 1996-01-30 | Bristol Myers Squibb Co | Bifunctional linking compounds conjugates and methods for their production |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP17843884A patent/JPS6157579A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6157579A (ja) | 1986-03-24 |
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