JPH04134928U - 回転動力伝達装置 - Google Patents

回転動力伝達装置

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JPH04134928U
JPH04134928U JP5109291U JP5109291U JPH04134928U JP H04134928 U JPH04134928 U JP H04134928U JP 5109291 U JP5109291 U JP 5109291U JP 5109291 U JP5109291 U JP 5109291U JP H04134928 U JPH04134928 U JP H04134928U
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flange
shaft
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泰幸 高畑
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力軸4にフランジ11が一体的に設けられ、
このフランジ11に対向するフランジ12が出力軸6に一体
的に設けられ、両フランジの間に筒状の弾性部材10が配
置される。その弾性部材10の軸方向両端に雌ねじ13が一
体化され、弾性部材10を入力軸4と出力軸6とに連結す
ることができるように、その雌ねじ13に各フランジを貫
通する雄ねじ15がねじ合わされる。入力軸4と出力軸6
の一方に弾性部材10の径方向内方に位置する凸部16が設
けられ、この凸部16にベアリング18を介して相対回転可
能に嵌合する凹部17が入力軸4と出力軸6の他方に設け
られている。 【効果】 入力軸から出力軸に伝達されるねじり振動
を、入力軸と出力軸との連結部における曲げ剛性を小さ
くすることなく、且つコンパクトで組立て容易な構成に
より低減することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回転動力伝達装置に関し、ねじり振動の伝達を防止するのに適したも のである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
図5は内燃機関に駆動される冷却水ポンプ101を示し、ハウジング102の 内部に回転軸103がベアリング104、105を介して回転自在に支持されて いる。その回転軸103の一端にはインペラー106がねじ107を介して取り 付けられ、その他端にはギヤ108がキー109を介し嵌合されている。そのギ ヤ108に、内燃機関により駆動されるギヤ110が噛み合わされている。その ギヤ110の回転がギヤ108、キー109、回転軸103、ねじ107を介し てインペラー106に伝達され、インペラー106の回転により内燃機関の冷却 水を吐出する。
【0003】 上記のような冷却水ポンプ101にあっては、ギヤ110は内燃機関により駆 動されるため、クランク軸のねじり振動が回転軸103に伝達されると共に、冷 却水の吐出時にインペラー106を介して大きなイナーシャが回転軸103に作 用する。そのため、キー109とキー溝との衝突によりギヤ108や回転軸10 3が破損したり、インペラー106と回転軸103とを連結するねじ107が破 損する虞がある。
【0004】 そこで、ギヤ108に弾性継手を内蔵させることで、ねじり振動の回転軸10 3への伝達を低減することが考えられる。しかし、小型のギヤでは弾性継手を内 蔵させることができないという欠点がある。
【0005】 本考案は上記従来技術の課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴とするところは、入力軸にフランジが一体的に設けられ、このフ ランジに対向するフランジが出力軸に一体的に設けられ、両フランジの間に筒状 の弾性部材が配置され、この弾性部材の軸方向両端に雌ねじが一体化され、弾性 部材を入力軸と出力軸とに連結することができるように、その雌ねじに各フラン ジを貫通する雄ねじがねじ合わされ、入力軸と出力軸の一方に弾性部材の径方向 内方に位置する凸部が設けられ、この凸部にベアリングを介して相対回転可能に 嵌合する凹部が入力軸と出力軸の他方に設けられている点にある。
【0007】
【作用】
本考案の構成によれば、入力軸の回転は弾性部材を介して出力軸に伝達される ため、入力軸のねじり振動は弾性部材により吸収される。
【0008】 入力軸と出力軸とを弾性部材によってのみ連結すると、入力軸と出力軸との連 結部における曲げ剛性が小さくなってしまう。そのため、入力軸と出力軸の一方 に設けられた凸部と他方に設けられた凹部が嵌合することで、入力軸と出力軸と の連結部における曲げ剛性の低下が防止される。また、入力軸から出力軸に伝達 されるトルクにより弾性部材がねじれ、入力軸と出力軸とは相対回転する。その 相対回転を円滑にするため、凸部と凹部はベアリングを介し嵌合する。入力軸と 出力軸とが円滑に相対回転することにより、弾性部材によるねじり振動の吸収が 阻害されることはない。
【0009】 弾性部材が筒状とされ、この弾性部材の径方向内方に凸部と凹部が配置される ことにより、装置が小型化される。
【0010】 入力軸と出力軸に対する弾性部材の連結は、弾性部材に形成された雌ねじに、 入力軸と出力軸に一体化された各フランジを貫通する雄ねじをねじ合わすだけで よく、その連結作業を容易に行なうことができる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0012】 図1に示す回転動力伝達装置は、内燃機関により駆動される冷却水ポンプ1の 回転動力を伝達するものであって、その冷却水ポンプ1のハウジング2にベアリ ング3を介して回転自在に支持される入力軸4と、ベアリング5を介して回転自 在に支持される出力軸6との間に配置されている。その入力軸4にはギヤ7がキ ー8を介して嵌合されている。そのギヤ7には内燃機関により駆動されるギヤ9 が噛み合わされている。その出力軸6には従来例と同様にインペラーがねじによ り取り付けられる。
【0013】 前記ベアリング3とベアリング5の間において、入力軸4にフランジ11が一 体的に設けられ、このフランジ11に対向するフランジ12が出力軸6に一体的 に設けられる。その両フランジ11、12の間に筒状の弾性部材10が配置され る。この弾性部材10の軸方向両端に雌ねじ13が一体化されている。この弾性 部材10はバネ鋼製とされ、図2、図3に示すように外周が多角形で内周が円形 の筒状であって、軸方向中間部に螺旋状のスリット14が形成されることにより コイルバネとされている。前記雌ねじ13は、軸方向両端の端面に開口するよう に複数設けられている。
【0014】 弾性部材10を入力軸4と出力軸6とに連結することができるように、その雌 ねじ13に各フランジ11、12を貫通するボルト(雄ねじ)15がねじ合わさ れている。すなわちボルト15は各フランジ11、12に形成された通孔11a 、12aを貫通すると共に雌ねじ13にねじ合わされ、その頭部15aはフラン ジ11、12の端面11a、12aに接する。これにより、入力軸4と出力軸6 とは弾性部材10を介して連結された状態となる。
【0015】 その弾性部材10の径方向内方に位置するように出力軸6に凸部16が設けら れ、入力軸4に凹部17が設けられる。その凸部16と凹部17とはニードルベ アリング18を介して相対回転可能に嵌合され、この嵌合状態で入力軸4と出力 軸6は同芯とされる。
【0016】 その弾性部材10の弾性力により入力軸4と出力軸6とは互いに押し付けられ ている。すなわち、入力軸4の端面4aは出力軸6の端面6aに当接するものと され、フランジ11とフランジ12との軸方向間隔Lは、コイルバネとされた弾 性部材10の自然長よりも長くされている。これにより、弾性部材10の弾性力 により入力軸4の端面4aが出力軸6の端面6aに押し付けられる。
【0017】 上記構成によれば、エンジンの回転動力はギヤ9からキー8、ギヤ7を介して 入力軸4に伝達され、この入力軸4から弾性部材10を介して出力軸6に伝達さ れ、出力軸6に取り付けられたインペラーを回転させる。その弾性部材10によ りねじり振動が吸収されるため、キー8とキー溝との衝突の際の衝撃が緩和され 、ギヤ7や入力軸4の破損が防止され、また、出力軸6とインペラーとを連結す るねじの破損を防止することができる。
【0018】 また、凸部16と凹部17とが嵌合することにより、入力軸4と出力軸6との 連結部における曲げ剛性の低下が防止されている。特に上記実施例では、弾性部 材10の弾性力により入力軸4と出力軸6とが互いに押し付けられることにより 、その連結部における曲げ剛性が向上されている。さらに、入力軸4と出力軸6 とは伝達トルクにより軸中心に相対回転するが、凸部16と凹部17とはニード ルベアリング18を介して嵌合することによりその回転が円滑なものとされ、弾 性部材10による振動吸収を阻害することがないものとされている。
【0019】 また、弾性部材10が筒状で、その径方向内方で凸部16と凹部17とが嵌合 するため、装置が大型化することはない。
【0020】 また、弾性部材10をボルト15によってフランジ11、12に連結するだけ で入力軸4と出力軸6とを連結することができ、その連結作業は容易なものであ る。
【0021】 図4は本考案の第2実施例に係る回転動力伝達装置1′を示す。上記実施例で は入力軸4の端面4aと出力軸6の端面6aとが直接接するものとされていたが 、本実施例では入力軸4の端面4aと出力軸6の端面6aとの間にスラストベア リング25が配置されている。このスラストベアリング25により、弾性部材1 0の弾性力により互いに押し付けられる入力軸4と出力軸6との相対回転が円滑 なものとなる。他は上記実施例と同様で同一部分は同一符号で示す。
【0022】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではない。
【0023】 例えば、上記実施例では回転動力伝達装置を冷却水ポンプの動力伝達部に適用 したが、回転動力を伝達する部分であれば適用箇所は限定されない。
【0024】 また、上記実施例では弾性部材としてコイルバネを用いたが、筒状のゴムを用 いてもよい。この場合、入力軸と出力軸との連結のための雌ねじ部は、例えば金 属製リングに形成し、そのリングをゴム製弾性部材に焼き付けるようにしてもよ い。
【0025】 また、上記実施例では出力軸に凸部を形成し入力軸に凹部を形成したが、入力 軸に凸部を形成し出力軸に凹部を形成するようにしてもよい。
【0026】
【考案の効果】
本考案による回転動力伝達装置によれば、入力軸から出力軸に伝達されるねじ り振動を、入力軸と出力軸との連結部における曲げ剛性を小さくすることなく、 且つコンパクトで組立て容易な構成により低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る回転動力伝達装置の断面
【図2】本考案の実施例に係る弾性部材の断面図
【図3】本考案の実施例に係る弾性部材の側面図
【図4】本考案の異なった実施例に係る回転動力伝達装
置の断面図
【図5】従来例に係る回転動力伝達装置の断面図
【符号の説明】
4 入力軸 6 出力軸 10 弾性部材 11 フランジ 12 フランジ 13 雌ねじ 15 雄ねじ 16 凸部 17 凹部 18 ベアリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸にフランジが一体的に設けられ、
    このフランジに対向するフランジが出力軸に一体的に設
    けられ、両フランジの間に筒状の弾性部材が配置され、
    この弾性部材の軸方向両端に雌ねじが一体化され、弾性
    部材を入力軸と出力軸とに連結することができるよう
    に、その雌ねじに各フランジを貫通する雄ねじがねじ合
    わされ、入力軸と出力軸の一方に弾性部材の径方向内方
    に位置する凸部が設けられ、この凸部にベアリングを介
    して相対回転可能に嵌合する凹部が入力軸と出力軸の他
    方に設けられていることを特徴とする回転動力伝達装
    置。
JP1991051092U 1991-06-06 1991-06-06 回転動力伝達装置 Expired - Lifetime JP2554247Y2 (ja)

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JPH04134928U true JPH04134928U (ja) 1992-12-15
JP2554247Y2 JP2554247Y2 (ja) 1997-11-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61122426U (ja) * 1985-01-18 1986-08-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61122426U (ja) * 1985-01-18 1986-08-01

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JP2554247Y2 (ja) 1997-11-17

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