JPH04140565A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH04140565A
JPH04140565A JP2264230A JP26423090A JPH04140565A JP H04140565 A JPH04140565 A JP H04140565A JP 2264230 A JP2264230 A JP 2264230A JP 26423090 A JP26423090 A JP 26423090A JP H04140565 A JPH04140565 A JP H04140565A
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田中 祐市
Yasuhiro Nakajima
中嶋 泰裕
Toshitaka Naruse
利孝 成瀬
Katsuhiro Hatta
八田 克弘
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    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/02Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of clutch
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両用自動変速機の変速制御方法に係わり
、特に、ニュートラル位置からリバース又はドライブ位
置への変速を最適に実施することができる車両用自動変
速機の変速制御方法に関する。
(従来の技術) 車両用自動変速機は、エンジンからの回転力が入力され
る入力軸と、駆動輪側に駆動力を出力する出力軸と、こ
れら入力軸と出力軸との間に配設された回転ドラムやギ
ア等の回転要素と、回転要素と協働して、その回転要素
の回転を制御するクラッチやブレーキ等の摩擦係合要素
とを備えて構成されている。ここで、摩擦係合要素は、
具体的には液圧作動型のもので、摩擦係合要素は、セレ
クタレバーからの変速指令又は車両の運転状態に応じた
変速指令に基づき、作動圧の供給を受けて作動され、入
力軸と出力軸との間の回転要素を適切に選択して、所望
の変速を手動又は自動でもって実施できるようになって
いる。
例えば、上述した自動変速機に於いて、そのセレクタレ
バーがニュートラル位置からリバース位置に切り換えら
れたときには、摩擦係合要素のうち、そのフロントクラ
ッチ及びロー/リバースブレーキ(L/Rブレーキ)が
ともに作動され、そして、L/Rブレーキに供給される
作動油の圧力、即ち、L/R供給圧が予め設定されてい
るデユーティ制御パターンに従って制御されることで、
その変速の応答性を改善し、且つ、変速ショックを低減
するようになっている。
L/RブレーキのL/R供給圧は、具体的には、デユー
ティ制御される圧力制御電磁バルブにより、ロー/リバ
ースコントロールバルブを介して制御されるものとなっ
ている。
また、デユーティ制御パターンに関しては、変速指令か
ら摩擦係合要素、つまり、L/Rブレーキの作動上の遊
びを解消するまでの準備デユーティ制御パターンと、こ
の準備デユーティ制御パターンに続き実際にL/Rブレ
ーキが作動される係合デユーティ制御パターンとに大き
く分けて考えることができ、各デユーティ制御パターン
では、時間の経過に従い圧力制御電磁バルブのデユーテ
ィ率が適切に規定されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、L/RブレーキへのL/R供給圧を圧力制御
電磁バルブのデユーティ制御パターンに従って制御する
にあたり、このデユーティ制御パターンは一義的に設定
されたものであり、また、圧力制御電磁バルブに対する
デユーティ率と上記L/R供給圧との関係は、個々の自
動変速機毎に、そのばらつきが大きなものである。それ
故、係合デユーティ制御パターンに従う制御が開始され
る時点のデユーティ率、即ち、係合初期デユーティ率に
よってL/RブレーキへのL/R供給圧が決定されても
、このL/R供給圧の値にはばらつきが生じてしまう。
このため、係合初期デユーティ率で決定されるL/R供
給圧が高過ぎる場合には、変速開始時点から変速終了時
点まで間に於いて、出力軸のトルク変動にピークが発生
して、フィーリングのよい変速が行えなかったり、また
、逆に、保合初期デユーティ率で決定されるL/R供給
圧が低過ぎる場合には、変速開始時間が長くなったりす
る場合がある。
この発明は、上述した事情に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、出力軸のトルク変化を安定さ
せて、フィーリングの良い変速を実施することのできる
車両用自動変速機の変速制御方法を提供することにある
(課題を解決するための手段) この発明は、エンジンからの回転力が入力される入力軸
と駆動輪側に駆動力を出力する出力軸との間の回転要素
と、この回転要素と協働し、回転要素の回転を制御する
液圧作動型の摩擦係合要素とを備え、変速指令を受け取
ったとき、摩擦係合要素に準備デユーティ制御パターン
で決定された作動圧を供給して、摩擦係合要素に於ける
作動上の遊びを解消し、この後、摩擦係合要素に係合デ
ユーティ制御パターンで決定された作動圧を供給して、
摩擦係合要素を作動させることにより、回転要素を介し
て入力軸と出力軸との間の変速操作をなす車両用自動変
速機に於いて、その変速制御方法では、係合デユーティ
制御パターンが開始される時点の係合初期デユーティ率
に対し、前回の係合デユーティ制御パターン中での変速
開始から変速終了までの入力軸の回転変化率が目標値と
なるように、前記係合初期デユーティ率を学習により補
正し、今回、変速指令を受け取ったとき、係合デユーテ
ィ制御パターンでの制御の開始時には、補正された係合
初期デユーティ率に従って決定された作動圧を摩擦係合
要素に供給するようにしている。
(作用) 上述した変速制御方法によれば、前回の変速時に於いて
、入力軸の回転変化率が目標値からからずれていると、
この回転変化率を目標値に一致させるべく、係合初期デ
ユーティ率が学習により補正される。そして、今回の変
速時、係合デユーティ制御パターンに従う制御が開始さ
れるときには、その係合初期デユーティ率が補正されて
いることから、この係合初期デユーティ率によって決定
される摩擦係合要素の作動圧は適切なものとなり、これ
により、変速開始時点から変速終了時点までの入力軸の
回転変化率を目標値に安定して維持し、これにより、出
力軸のトルク変化をも安定させることが可能となる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、車両用自動変速機の一例を示している。図中
、符号2は、車両の動力源となるエンジンを示し、この
エンジン2のクランク軸4は、自動変速機を構成するト
ルクコンバータ6のポンプ8に直結されている。トルク
コンバータ6のポンプ8は、そのタービン10、ステー
タ12、一方向クラッチ14を介してケース16に結合
されている。ステータ12は、一方向クラッチ14によ
り、クランク軸4と同方向への回転は許容されるが、そ
の逆方向の回転は阻止されるようになっている。
トルクコンバータ6のタービン12に伝達されるトルク
は、入力軸20に先ず伝達され、そして、入力軸20か
ら歯車変速装置22に伝達される。
ここで、歯車変速装置22は、前進4段、後進1段の変
速段を達成する構造を有している。
歯車変速装置22は、3組のクラッチ24,26゜28
.2組のブレーキ30,32.1組の一方向クラッチ3
4、そして、1組のラビニョ型の遊星歯車機構36から
構成されている。
遊星歯車機構36は、リングギヤ38、ロングピニオン
ギヤ40、ショートピニオンギヤ42、これら両ピニオ
ンギヤ40.42を回転自在に支持するキャリア48か
ら構成されている。このキャリア48自身もまた、回転
自在に支持されている。リングギヤ38は、出力軸50
に連結されている。一方、入力軸20には、フロントク
ラッチ44がキックダウンドラム52及びフロントクラ
ッチ24を介して連結されている。また、入力軸20に
は、リアサンギヤ46がリアクラッチ26を介して連結
されている。
前述したキャリア48は、機能上並列的に配置されたロ
ー/リバースブレーキ(以下、L/Rブレーキと称する
)32及び一方向クラッチ34を介して、ケース16に
連結されている一方、歯車変速装置22の後端に配設さ
れた4速クラツチ28を介して入力軸20に連結されて
いる。
また、前述したキックダウンドラム52は、キックダウ
ンブレーキ30によって、ケース16に対して固定的に
連結可能となっている。
入力軸20から遊星歯車機構36を介して出力軸50に
伝達されるトルクは、この出力軸50に一体的に固着さ
れた出力ギヤ60に伝達され、そして、この出力ギヤ6
0からアイドルギヤ62を経て被駆動ギヤ64に伝達さ
れる。更に、被駆動ギヤ64に伝達されたトルクは、被
駆動ギヤ64が取付けられているトランスファシャフト
66、このトランスファシャフト66に取付けられてい
るヘリカルギヤ68を介して、差動歯車装置72に伝達
され、そして、この差動歯車装置72に駆動輪の駆動軸
79が連結されている。
前述した摩擦係合要素である各クラッチ、ブレーキの夫
々は、係合用のピストン装置又はサーボ装置等からなる
液圧作動型のアクチュエータと組み合わされており、各
アクチュエータは、オイルポンプ(図示せず)から発生
される油圧によって作動されるようになっている。なお
、オイルポンプは、エンジン2によっ゛C駆動されるも
のであり、また、オイルポンプは、トルクコンバータ6
のポンプ8にも接続されている。
従って、オイルポンプからの作動油は、後述する油圧制
御装置により、種々の運転状態に応じて各クラッチ及び
ブレーキに選択的に供給され、これらクラッチ、ブレー
キの作動の組合せにより、前進4段、後進1段の変速段
が達成されるようになっている。
例えば、自動変速機のセレクタレバーがニュートラル位
置からリバース位置に切り換えられたときには、フロン
トクラッチ24とL/Rブレーキ32が作動されるよう
になっており、これに対し、自動変速機のセレクタレバ
ーがニュートラル位置からドライブ位置に切り換えられ
たときには、リアクラッチ26が作動されるようになっ
ている。
次に、第2図を参照すると、フロントクラッチ24、L
/Rブレーキ32及びリアクラッチ26に作動油を供給
する電子油圧制御回路が概略的に図示されている。この
電子油圧制御回路の全体構成及びその作用は、特開昭5
8−46258号公報等により既に公知となっているの
で、第2図に於いて、他のブレーキ及びクラッチへの油
圧制御回路に関しては省略されている。
第2図中、符号80は、自動変速機のセレクタレバーに
よって作動されるマニュアルバルブを示しており、この
マニュアルバルブ80は、その入口ボート82が油路8
4に接続されている。この油路84には、前述したオイ
ルポンプから発生され且つ図示しないレギュレータバル
ブによって調圧された作動油が供給されるようになって
いる。
マニュアルバルブ80には、出口ポート86.88が設
けられており、一方の出口ポート86は、油路90を介
してフロントクラッチ24に接続され、また、他方の出
口ポート88は、油路92を介して、N−Rコントロー
ルバルブ94、即ち、このバルブ94の入口ポート96
に接続されている。
N−Rコントロールバルブ94の出口ポート98は、油
路100を介してL/Rブレーキ32に接続されている
。また、油路100のaロポート98側の部位からは、
分岐油路102が分岐されており、この分岐油路102
は、油路92に接続されている。分岐油路102には、
油路92側に向かってのみ開く逆止弁104が介挿され
ている。
更に、N−Rコントロールバルブ94には、第2図中、
右端に位置した制御室106が設けられている。この制
御室106には、油路108を介して、オイルポンプか
らの油圧を調圧した作動油が供給されるようになってい
る。
そして、制御室106は、油路110を介して圧力制御
バルブ112、即ち、この圧力制御バルブ112の制御
室114に接続されている。この制御室114は、第2
図でみて圧力制御バルブ112の左端に位置しており、
また、圧力制御ノくルブ112には、入口ポート116
及び出口ポート118が設けられている。この入口ポー
ト116は、油路120を介して、前述したマニュアル
バルブ80の出口ボート122に接続されており、一方
、出口ボート118は、油路124を介してリアクラッ
チ26に接続されている。油路124の途中には、ブロ
ックで示したN−Dコントロールバルブ126が介挿さ
れている。
なお、実際には、油路90,100.12には、シフト
バルブや制御バルブ等の各種のバルブが介挿されている
が、第2図に於いては図示されていない。また、第2図
に示したバルブに於いて、符号EXは排油ポートを示し
ており、この排油ポー)EXは、図示しないオイルパン
に接続されていそして、前述した油路108の途中から
は、圧力制御油路128が延びており、この圧力制御油
路128には、オイルパンに接続されている。圧力制御
油路128の途中には、圧力制御電磁ノくルブ(PC3
V)130が介挿されている。この圧力制御電磁バルブ
130は、油路128を通じて、N−Rコントロールバ
ルブ94及び圧力制御バルブ112の制御室106,1
14に供給される圧力を制御するためのものである。即
ち、圧力制御電磁バルブ130は、電子制御装置(E 
CU)132に電気的に接続されており、この電子制御
装置132は、圧力制御電磁バルブ130の切り換え作
動をデユーティ制御でもって制御する。従って、圧力制
御電磁バルブ130がデユーティ制御されるとき、油路
108、制御室106.114内の作動油が圧力制御電
磁バルブ130の排油ポートExを介して低圧側に排出
されることで、制御室106.114内の圧力を、圧力
制御電磁バルブ130のデユーティ率に対応した圧力に
調圧することができる。
このようにして制御室106,114内の圧力が調圧さ
れると、この調圧された圧力は、N−Rコントロールバ
ルブ94の右端面に作用する一方、圧力制御バルブ11
2の左端面に作用することになる。
ここで、第2図に示されているように、マニュアルバル
ブ80がニュートラル位置からリバース位置に切り換え
られている状況にあっては、その入口ポート82と、比
ロポート86.88との間の内部通路は連通した状態に
ある。従って、マニュアルバルブ80の入口ポート82
に供給された作動油は、出口ポート86から油路90を
介してフロントクラッチ24に供給されて、このフロン
トクラッチ24を直ちに作動させることになる。
また、マニュアルバルブ80からの作動油は、出口ポー
ト88から油路92を通じて、N−Rコントロールバル
ブ94の入口ポート96にも供給され、そして、この入
口ポート96から更に出口ポート98及び油路iooを
通じて、L/Rブレーキ32に供給されることで、この
L/Rブレーキ32を作動させることになる。このとき
、前述したようにN−Rコントロールバルブ94の左端
面には、制御室106内の調圧された制御圧が作用して
いるので、この場合、N−Rコントロールバルブ94の
弁スプールは、その弁ばねの付勢力と制御圧とが平衡す
るように移動され、これにより、弁スプールのランド部
によって、例えば、その入口ポート96の開度、即ち、
その弁開度が調整されることになる。この結果、N−R
コントロールバルブ94を通じてL/Rブレーキ32に
供給されるL/R供給圧は、N−Rコントロールバルブ
94の弁開度、つまり、圧力制御電磁バルブ130のデ
イ−ティ率によって決定することができ、これにより、
L/Rブレーキ32の作動を制御することができる。
なお、マニュアルバルブ80がリバース位置にあるとき
、その入口ポート82と出口ポート122との間の接続
は断たれた状態にあるので、この場合、マニュアルバル
ブ80を通じて圧力制御バルブ112に作動油が供給さ
れることはない。
前述した電子制御装置132は、圧力制御電磁バルブ1
32の開閉をデユーティ制御するための制御回路のみな
らず、セレクトレバーの選択位置に応じ、また、セレク
タレバーがドライブ位置にあるときには車両の運転状態
に基づき、変速指令を出力するための変速指令出力制御
回路をも含んだ構成となっており、それ故、電子制御装
置132には、各種のセンサ又は検出スイッチ等からの
信号が入力されるようになっている。例えば、これらの
センサや検圧スイッチ等には、セレクトレバーの選択位
置を検出するセレクト検出スイッチ(インヒビタスイッ
チ)、エンジン2の回転数を検出するエンジン回転数セ
ンサ、エンジン2のスロットル開度を検圧するスロット
ル開度センサ、入力軸20の回転数を検出する入力軸回
転数センサ、出力軸50の回転数を検出するための出力
軸回転数センサ、車速センサ、自動変速機内の潤滑油の
油温を検出する油温センサ、イグニッションキースイッ
チ、アイドルスイッチ、パーキングブレーキスイッチ等
があり、第2図には、これらセンサ及びスイッチのうち
、セレクト検出スイッチ134、車速センサ136、入
力軸回転数センサ138及びエンジン回転数センサ14
0のみが図示されている。
次に、第3図以降の図面を参照して、自動変速機がニュ
ートラル位置にあるときから、そのセレクトレバーがリ
バース位置に切り換えられたときのシフトルーチン、つ
まり、N−Rシフトルーチンについて説明する。
N−Rシフトルーチン 先ず、第3図には、N−Rシフトルーチンに於けるメイ
ンルーチンのフローチャートが示されており、このフロ
ーチャートでは、そのステップSIに於いて、前述した
各種のセンサ及び検出スイッチからのデータが読み込ま
れるととともに、電子制御装置132の適切な初期化が
実施される。
次のステップS2では、セレクトレバーがニュートラル
位置からリバース位置に切り換えられたか否か、つまり
、セレクト検出スイッチ134からN−R信号が出力さ
れたか否かが判別され、この判別が否(No )の場合
には、ステップS1に戻り、これに対し、ここでの判別
が正(Yes)場合には、ステップS3に進んで、入力
軸20の入力軸回転数NTが読み込まれるとともに、そ
の値が図示しないメモリにNSとして記憶されて、次の
ステップS4が実施される。このステップS4では、電
子制御装置132が初めて電源に接続されてから、N−
R信号が初めて出力されたか否かが判別され、この判別
が正の場合には、次のステップS5が実施され、これに
対し、その判別が否の場合には、ステップS5をバイパ
スしてステップS6が直ちに実施される。従って、ステ
ップS5は、最初に必ず1回だけ実施されることになり
、このステップでは、ステップS6に於けるL/R供給
圧制御ルーチンでのデユーティ制御パターンを規定する
初期値、また、ステップS7の学習条件を満たしたとき
に、次のステップS8に於ける学習ルーチンでの初期値
が夫々設定される。具体的には、初期値として、後述す
る補正時間tdにα(例えば0.15sec ) 、係
合初期デユーティ率Duにβ(例えば80%)、また、
この係合初期デユーティ率Duの補正量Δdに0がセッ
トされる。なお、係合初期デユーティ率Duの初期値を
設定するにあたっては、その初期値を自動変速機に於け
る潤滑油の温度に応じて可変するようにしてもよい。な
お、各補正時間td、係合初期デユーティ率Du、補正
量Δdは、エンジン2のイグニッションキーがオフされ
ても、その値を保持できるように、不揮発性メモリに記
憶されるものとなっている。
一方、ステップS7での判別が否の場合には、ステップ
S8をバイパスしてステップS9が実施され、このステ
ップでは、ステップS6のL/R供給圧制御ルーチンが
実施されたとき、後述するようにメモリに記憶された変
速開始時間ti及び平均回転変化率ΔNAVの値がクリ
アされる。
次に、第4図乃至第6図を参照すれば、前述したL/R
供給圧の制御ルーチンのフローチャートが示されている
このフローチャートでは、先ず、第4図のステップ58
01に於いて、加算タイマTCの値をOにして加算タイ
マTCがセットされ、これにより、加算タイマTCが作
動可能となる。そして、次のステップ5602に於いて
は、圧力制御電磁バルブ(PCSV)130のデユーテ
ィ率りに0%がセットされて、加算タイマTCが所定の
時間だけカウントされて、その値が加算される(ステッ
プ5603)。ステップ5603が終了すると、次のス
テップ5604では、加算タイマTCの値が準備時間t
1に達したか否か判別され、この判別が否の場合には、
ステップ5602に戻り、このステップ以降のステップ
がステップ5604での判別が正となるまで繰り返され
ることになる。従って、第7図に示したデユーティ率の
制御パターンを参照すれば明らかなように、N−R信号
が出力されてから、準備時間t1の間、圧力制御電磁バ
ルブ(PCSV)130のデユーティ率りは0%に維持
される。従って、準備時間tlの間に関しては、N−R
コントロールバルブ94の弁開度は全開に維持されて、
L/Rブレーキ32に向けて作動油が供給されることに
なる。
ステップ5604の判別が正となって、次のステップ5
605に進むと、このステップでは、前述した加算タイ
マTCの値をOにして、加算タイマTCがセットされ、
そして、圧力制御電磁バルブ(PCSV)130のデユ
ーティ率りは、所定値D1にセットされる(ステップ5
606)。ここで、Dlは、例えば40%に設定されて
いる。
次のステップ$508では、ステップ5603での場合
と同様に加算タイマTCが所定の時間だけカウントされ
て、その値が加算され、そして、加算タイマTCの値が
補正時間tdに達したか否かが判別される(ステップ5
509)。
ステップ8608の判別が否である場合には、ステップ
5606以降のステップがステップ8608の判別が正
となるまで繰り返される。従って、この場合には、第7
図に示されているように、圧力制御電磁バルブCPC5
V)130のデユーティ率りはDlに維持され、これに
より、N−Rコントロールバルブ94は、そのデユーテ
ィ率D1に対応した弁開度に維持されて、L/Rブレー
キ32に作動油が供給されることになる。
ここで、N−R信号が出力されてから、前述した準備時
間t1及び補正時間tdが経過するまでは、準備デユー
ティ制御パターンを規定するものとなっており、また、
L/R供給制御ルーチンが初めて実施されるときには、
前述したメインルーチンのステップS5が実施されてい
ることで、補正時間tdの値は前述したαにセットされ
ている。
ステ・ンブ5608の判別が正になると、即ち、前述し
た準備デユーティ制御パターンに従い、圧力制御電磁バ
ルブ130のデユーティ率りが制御されると、L/Rブ
レーキ32は、N−Rコントロールバルブ94を通じて
作動油の供給を受けることで、その内部圧力が上昇し、
そして、L/Rブレーキ32の作動上の遊びが解消され
る。所謂、L/Rブレーキ32に対する油圧のがた詰め
が完了されることになる。
ステップ5608から第5図のステップ5609に進む
と、この後、圧力制御電磁バルブ130のデユーティ率
りは、第7図に示されている係合デユーティ制御パター
ンに従って制御される。
即ち、ステップ5609では、加算タイマTCO値をO
に戻して、この加算タイマTCがセットされ、そして、
圧力制御電磁バルブ(PC8V)130のデユーティ率
りに係合初期デユーティ率Duがセットされる(ステッ
プ5610)。
ここで、前述した補正時間tdの場合と同様に、L/R
供給制御ルーチンが初めて実施される場合、係合初期デ
ユーティ率Duは、βに設定されている。
次のステップ5611では、入力軸回転数NTが読み込
まれるとともに、この入力軸回転数NTの回転変化率Δ
Nが演算して求められる。ここで、回転変化率ΔNは、
具体的には、今回検出した入力軸回転数から前回検出し
た入力軸回転数を減算することで算出される。
このようにして、入力軸回転数NT及び回転変化率ΔN
が算出されると、次のステップ3612では、入力軸回
転数NTが所定値NB  (NB<NS例えば、NB 
=0.8 NS )に達し、且つ、回転変化率ΔNがΔ
N<0を満足するか否かが判別される。ここで、前述し
た係合デユーティ制御パターンでの制御が開始された直
後であって、ステップ5612が初めて実施されるとき
には、L/Rブレーキ32の遊びが解消されただけであ
るので、この時点では、未だ、L/Rブレーキ32は実
質的に作動していない。従って、この時点では、入力軸
回転数NTは、N−R信号が出力された時点の回転数に
維持されていることから、ステップ5612の判別は否
となり、そして、次のステップ5613にて、加算タイ
マTCにて所定時間だけカウントされ、且つ、その値が
加算される。この後、ステップ$613の実施が完了し
て、ステップ5614に進むと、このステップでは、デ
ユーティ率りの値が所定値ΔDxだけ減算され、そして
、ステップ$611に戻って、このステップ以降のステ
ップが繰り返して実施される。ここで、所定値ΔDxの
値は、第7図に示されているように、係合デユーティ制
御パターンの開始から、lθ%/seeの割合で、その
デユーティ率りが減少するような値に設定されている。
ステップ5611からステップ5614までのステップ
が繰り返して実施されている過程に於いて、L/Rブレ
ーキ32のL/R供給圧の上昇により、入力軸回転数N
Tが第8図に示されているようにNBまで低下して変速
開始時点S、 Bに達すると、この時点で、ステップ5
612での判別が正になり、この場合には、このステッ
プから、ステップ5615に進むことになる。
ステップ5615では、加算タイマTCの値、即ち、第
7図に示されているように係合デユーティ制御パターン
が開始されてから変速開始時点S、  Bまでの時間に
相当する変速開始時間tiが図示しないメモリに記憶さ
れる。
この後、ステップ5615からは、第6図のステップ5
616に進み、このステップ3616では、デユーティ
率りが所定値D3にセットされる。
ここで、所定値D3は、例えば、前述した係合初期デユ
ーティ率Duを基準として、例えば、DuxM (M>
1以上の一定値)に設定されている。
ステップ8616からは、次のステップ8616で、入
力軸回転数NTが読み込まれ、そして、入力軸回転数N
Tが所定値NFまで低下したか否かが判別される(ステ
ップ5617)。ここで、所定値NFは、NBよりも十
分に小さな値、例えば200rpmに設定されている。
ステップ8618の判別が否の場合には、ステップ56
19に進み、前述したようにして、入力軸20の回転変
化率ΔNが演算され、そして、次のステップ5620に
て、この回転変化率ΔNは、積算カウンタSUMの値に
加算されるとともに、回数カウンタCの値が1だけイン
クリメントされた後、ステップ5616に戻って、この
ステップ以降のステップが繰り返されることになる。ス
テップ5620が初めて実施されるとき、積算カウンタ
SUM及び回数カンウタCの値が初期値Oにリセットさ
れていることは勿論である。
従って、ステップ8618の判別が否である限り、デユ
ーティ率りは、第7図に示されているように一定値D3
に維持されることになり、そして、積算カウンタSUM
の値は、ステップ5619で算出した回転変化率ΔNだ
け加算されていき、また、同時に、その加算の回数は、
回数カウンタCにて計数される。
ステップ8616からステップ5620が繰り返して実
施されることで、L/Rブレーキ32のL/R供給圧の
上昇により、入力軸回転数NTが低下して、ステップ5
618の判別が正となると、即ち、第8図に示されてい
るように、入力軸回転数NTがNFまで低下して、変速
終了点S、 Fに至ると、この場合、次のステップ86
21にて、変速開始時点S、 Bから変速終了時点S、
 Fまでの間での平均回転変化率ΔNAVが算出される
。具体的には、平均回転変化率ΔNAVは、次式によっ
て算出することができる。
ΔNAV=SUM/C 次のステップ5622では、平均回転変化率ΔNAVが
図示しないメモリに記憶され、そして、加算タイマTC
は、その値を0にしてセットされる(ステップ5623
)。この後、ステップ5624にて、圧力制御電磁バル
ブ(PC3V)l 30のデユーティ率りは、所定値Δ
DYだけ減算される。
次のステップ5625では、加算タイマTCによって所
定時間だけカンウドされて、その値か加算された後、ス
テップ5626にて、加算タイマTCの値が所定値tF
以上になったか否かが判別される。ここでの判別が否の
場合には、ステップ5624以降のステップが繰り返し
て実施される。従って、デユーティ率りは、所定値ΔD
Vずつ減少していき、この場合、所定値ΔDyは、第7
図に示されているように、変速終了時点S、 Fから2
5%/SeCの割合で、そのデユーティ率りが減少する
ような値に設定されている。
ステップ624からのステップが繰り返されている過程
に於いて、ステップ8626の判別が正になると、前述
した第4図のメインルーチンに復帰して、次のステップ
S7が実施されることになる。
ステップS7では、前述したように、車両の運転状態が
学習条件を満たしているか否かが判別され、この学習条
件とは、例えば以下のようなものがある。
笠互歪任 1、アイドルスイッチが前述した変速終了時点までオン
の状態に維持されていること。
2、エンジン回転数が85 Orpm以下で、且つ、N
−R信号が出力された時点から、例えば2 see前ま
での期間に於いて、エンジン回転数の変化が±50rp
m以内にあること。
3、自動変速機の潤滑油の油温が60℃乃至900Cの
範囲にあること。
4、車速センサで検出した車速が0であり、且つ、パー
キングブレーキ検出スイッチがオフであること。
5、イグニッションキーがオンされてから、N−R信号
の出力が1回目ではないこと。
6゜N−R信号が出力される前の例えば2 sea間は
、自動変速機がニュートラル位置にあること。
従って、ステップS6でのL/R供給圧制御ルーチンが
初めて実施されたときや、イグニッションキーがオンさ
れてから1回目の実施の場合には、ステップS7の判別
が否となから、この場合には、ステップS9に進んで、
前述したようにメモリに記憶された変速開始時間ti及
び平均回転変化率ΔNAVの値がクリアされる。
しかしながら、ステップS7の判別が正となる場合には
、次のステップS8に進んで、学習ルーチンが実施され
ることになる。
笠旦土二±2 学習ルーチンは、第9図乃至第12図のフローチャート
に示されている。このフローチャートに於いて、第9図
のステップ5801では、前述したL/R供給圧制御ル
ーチンに於いて、記憶された変速開始時間t1と目標値
tO(例えば、0.25ec)との間の偏差Δtが算出
され、そして、次のステップ58Q2では、偏差Δtが
0以上か否かが判別される。
ステップ5802の判別が正の場合には、ステップ58
03にて、補正量Δtbが次式に基づき算出される。
Δtb =に1 ×Δt ここで、K1は定数であり、例えば0.5に設定されて
いる。
一方、ステップ$802の判別が否の場合には、ステッ
プ5804にて、補正量Δtbが次式に基づき算出され
る。
Δtb =に2 XΔt ここで、K2は定数であり、例えばlに設定されている
従って、ステップ5803又は5804で算出される補
正量Δtbと偏差Δtとは、第13図に示される関係と
なる。
ステップ5803又は5804の何れかから、次のステ
ップ5805に至ると、このステップでは、次式に基づ
き補正量Δtbの補正量累積値tbが算出される。
tb=tb+Δtb ここで、補正量累積値tbは、不揮発性のメモリに記憶
されるものとなっており、また、この学習ルーチンが最
初に実施されるとき、その初期値は0にセットされてい
る。
この後、次のステップ5806では、次式に基づき、補
正量累積値tbから補正時間tdが算出される。
td =td +tb ここで、学習ルーチンが最初に実施される迄は、補正時
間tdの値は、前述したように初期値α(0,15se
c )となっている。
このようして補正時間tdが求められると、次のステッ
プ$807では、補正時間tdが所定時間tS  (例
えば、0.5 sec )以下か否がが判別され、この
判別が正の場合には、第10図の次のステップに進むが
、しかしながら、その判別が否の場合には、ステップ5
809を経て、第10図の次のステップに進むことにな
る。ステップ5809では、補正時間tdに所定時間t
5がセットされる。
第10図のステップ5810では、自動変速機に於ける
潤滑油の油温TEMがT2O(例えば2゜℃)からT2
O(例えば60°C)の範囲にあるか否かが判別され、
この判別が正の場合には、次のステップ5811にて、
補正時間tdの値は、所定時間t3  (例えば0.3
 sec )だけ減少されて、ステップ3812に進み
、しかしながら、ステップ5810の判別が否の場合に
あっては、このステップから直接、ステップ5812が
実施される。
ステップ5812では、補正時間tdが0よりも大きい
か否かが判別され、この判別結果が正の場合には、次の
ステップ5813にて、補正時間tdの値が不揮発性メ
モリに記憶して保持され、これに対し、判別結果が否の
場合にあっては、ステップ$814にて、補正時間td
の値に0がセットされてから、ステップ5813が実施
されることになる。
上述したようにして補正時間tdの学習補正が終了する
と、次には、第11図及び第12図に示された係合初期
デユーティ率Duの学習補正に関するステップに進み、
先ず、第11図のステップ5815では、前述のL/R
供給圧制御ルーチンで求めた平均回転変化率ΔNAVと
目標値ΔNAVO(例えば、−55rev/secりと
の間の偏差ΔNが次式に基づき算出される。
ΔN = ΔNAV−ΔNAVO 次のステップ8816では、偏差ΔNが0以上か否かが
判別され、この判別が正の場合、つまり、入力軸回転数
NTの減少率が目標値よりも小さいときには、ステップ
$817に進み、このステップにて、目標補正量Δdo
が次式により算出される。
Δdo =に3 XΔN ここで、K3は、定数であり、例えば−0,4%/re
v/sec’に設定されている。
一方、ステップ5816の判別が否の場合、つまり、入
力回転数NTの減少率が目標値よりも大きいときには、
ステップ8818にて、目標補正量Δdoは次式により
算出される。
△do =に4 XΔN ここで、K4は、定数であり、例えば−0,1%/re
v/sec’に設定されている。
従って、目標補正量Δdoと偏差ΔNとの関係は、第1
4図に示されるようなものとなる。
ステップ5817,5818からは、ステップ5819
が実施されるが、ここでは、目標補正量Δdoが所定値
Δcil  (例えば1.2%)以下か否かが判別され
、この判別が正の場合には、次のステップ5820にて
、目標補正量ΔdOが所定値−Δd1以上か否かが判別
される。ステップ5819.5820での判別結果が何
れも正の場合には、ステップ5821に進む。しかしな
がら、ステップ5819の判別が否の場合には、ステッ
プ5822にて、目標補正量ΔdoにΔdlが代入され
てステップ5821に至り、これに対し、ステップ58
20の判別が否の場合には、ステップ5823にて、目
標補正量ΔdOに一Δdlが代入されてステップ582
1に至ることになる。
ステップ5821では、次式に基づき、目標補正量Δd
oから前述した係合初期デユーティ率Duの補正量Δd
が算出される。
Δd=Δd+Δd。
ここで、この学習ルーチンが最初に実施されたときには
、補正量Δdの値は、前述したように初期値0にセット
されていることから、ステップ5821が繰り返して実
施されると、補正量Δdは、目標補正量Δdoの累積値
となる。
次の第12図に示されたステップ5824では、補正量
Δdが所定値Δd12(例えば12.5%)以上か否か
が判別され、この判別が否の場合には、次のステップ5
825にて、補正量Δdが所定値−Δd12以下か否か
が判別され、ここでも、その判別が否の場合には、ステ
ップ8826が直ちに実施されることになる。
しかしながら、ステップ5824の判別が正の場合には
、ステップ5827にて補正量Δdに所定値Δd12が
代入されてから、ステップ8826が実施され、これに
対し、ステップ5825の判別が正の場合には、ステッ
プ8828にて補正量Δdに所定値−Δd12が代入さ
れてから、ステップ$826が実施されることになる。
そして、ステップ8826では、次式に基づいて、係合
初期デユーティ率Duが算出される。
Du wDu+Δd この後、ステップ5829に進むと、このステップでは
、係合初期デユーティ率Duが所定値D2(例えば85
%)以上か否かが判別され、この判別が否の場合には、
ステップ5830に進むが、しかしながら、その判別が
正の場合には、ステップ5831にて、係合初期デユー
ティ率Duに所定値D2が代入されてから、ステップ5
830に進むことになる。
ステップ5830では、前述のステップで求められた係
合初期デユーティ率Duが不揮発性メモリに記憶され、
そして、この学習ルーチンを終了して第3図のメインル
ーチンに戻り、N−Rシフトメインルーチンが完了され
る。
以上説明した一実施例のN−Rシフトメインルーチンに
よれば、その学習ルーチンが実施されたときには、第7
図に示したデユーティ率制御パターンに於いて、その変
速開始時開目とその目標値toとの偏差Δtに基づき、
補正時間tdが学旨により補正され、また、平均回転数
変化率ΔNAVとその目標値ΔN AVOとの偏差ΔN
に基づき、係合初期デユーティ率Duをも学習により補
正されることになる。
従って、N−R信号の出力を受けて、N−Rシフトメイ
ンルーチンの学習ルーチンが繰り返して実施されると、
学習補正により得られた補正時間td及び係合初期デユ
ーティ率Duは共に適切な値となり、次回のN−Rシフ
トに於いては、変速開始時間tiを目標値toに一致さ
せ、また、その平均回転数変化率ΔNAVもまた、その
目標値ΔN AVOに一致させることができるから、N
−Hのシフトの応答性が安定するとともに、N −Rの
変速中フィーリングをも良好にすることができる。
この点に関して詳述すれば、補正時間tdが適切に学習
補正されることにより、前述した準備デユーティ制御パ
ターンに従って制御された後に於いては、L/Rブレー
キ32に於ける作動上の遊びは適切に解消されているが
ら、この後に、係合デユーティ制御パターンに従って制
御されるとき、その変速開始時間tiはその目標値to
に正確に一致することとなり、これにより、変速の安定
した応答性を得ることができる。
一方、係合初期デユーティ率Duが適切に学習補正され
ていると、この実施例の場合、変速開始時点S、  B
でのデユーティ率D3もまた補正後の係合初期デユーテ
ィ率Duに基づいて適切に補正されることになるから、
変速開始時点S、  Bから変速終了時点S、 Fまで
の変速中に於けるデユーティ率D3を適切に補正できる
ことになり、変速中での入力軸20の平均回転率、即ち
、入力軸20の回転減速度をその目標値に正確に一致さ
せることができる。従って、変速中、出力軸50からの
出力トルク変化にピークが発生するのを防止して、その
出力トルク変化を滑らかにし、安定した変速フィーリン
グを得ることができる。
なお、第15図及び第16図の実線は、この一実施例の
L/R供給圧制御ルーチンが実施された場合でのL/R
供給圧の変化と出力軸50のトルク変化を夫々示してお
り、また、第15図及び第16図中の破線は、従来の場
合でのL/R供給圧の変化及び出力軸50のトルク変化
を夫々示している。尚、第7図及び第8図中の破線もま
た、従来の場合を示したものとなっている。
この発明は、上述した一実施例に制約されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば、一実施例では、
変速開始時間tiと目標値toとの間の偏差Δtから補
正時間tdを学習により補正するようにしたが、これに
限らず、準備デユーティ制御パターンに於ける準備時間
tlを学習により補正するようにしてもよい。
また、係合デユーティ制御パターンは、第7図に実線で
表したものに限らず、第7図に破線で示すようなパター
ンであってもよい。
更に、この発明は、自動変速機がニュートラル位置から
リバース位置に切り換えるられる場合のみに適用される
ものではなく、自動変速機がニュートラル位置からドラ
イブ位置に切り換えられる場合でも、同様に適用可能で
ある。この場合、その圧力がデユーティ制御されるのは
、L/Rブレーキ32ではなく、リアクラッチ32とな
り、このリアクラッチ32には、圧力制御電磁バルブ1
30及び圧力制御バルブ112によりデユーティ制御さ
れた作動油がマニュアルバルブ80及びN−Dコントロ
ールバルブ126を通じて供給されることになる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明の車両用自動変速機の変
速制御方法によれば、前回、変速指令を受け取ったとき
、係合デユーティ制御パターンでの制御中、変速開始時
点から変速終了時点までの入力軸の回転数変化率が目標
値となるように、係合初期デユーティ率を学習により補
正するようにしたから、今回、変速指令を受け取ったと
きに係合デユーティ制御パターンの制御が開始されると
きには、例え、デユーティ率と摩擦係合要素への作動圧
との間にばらつきがある場合でも、補正された係合初期
デユーティ率に従って摩擦係合要素への作動圧を決定す
ることで、この作動圧の値は適切なものとなり、これに
より、出力軸のトルク4゜ 変化を安定させるとともに、変速中のフィーリングを向
上させることができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の一実施例を示し、第1図は、自動変
速機の概略構成図、第2図は、フロントクラッチ、ロー
/リバースブレーキ及びリアクラッチ迄の油圧回路の概
略図、第3図は、N−Rシフトメインルーチンを示すフ
ローチャート、第4図乃至第6図は、L/R供給圧制御
ルーチンを示すフローチャート、第7図は、準備及び係
合デユーティ制御パターンからなるデユーティ制御パタ
ーン全体を示すグラフ、第8図は、第7図のデユーティ
制御パターンに従ってロー/リバースブレーキの供給圧
が制御されたときの時間に対する自動変速機の入力軸回
転数変化を示すグラフ、第9図乃至第12図は、学習ル
ーチンを示すフローチャート、第13図は、偏差Δtと
補正量Δtbとの関係を示グラフ、第14図は、偏差Δ
Nと目標補正量Δdoとの関係を示すグラフ、第15図
は、第7図のデユーティ制御パターンに従って制御され
たロー/リバースブレーキの供給圧変化を示すグラフ、
第16図は、第7図のデユーティ制御パターンに従って
、ロー/リバースブレーキの供給圧が制御されたときの
自動変速機の出力軸トルク変化を示すグラフである。 24・・・フロントクラッチ、26・・・リアクラッチ
、32・・・L/Rブレーキ、80・・・マニュアルバ
ルブ、94・・・N−Rコントロールバルブ、112・
・・圧力制御バルブ、126・・・N−Dコントロール
バルブ、130・・・圧力制御電磁バルブ、132・・
・電子制御装置、134・・・セレクト検出スイッチ、
138・・・入力軸回転数センサ、140・・・エンジ
ン回転数センサ。 出願人  三菱自動車工業株式会社 代理人  弁理士  長 門 侃 二 第3 図 第4図 第6図 第7図 N−R信号 第8図 第9 図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンからの回転力が入力される入力軸と駆動輪側に
    駆動力を出力する出力軸との間の回転要素と、この回転
    要素と協働し、回転要素の回転を制御する液圧作動型の
    摩擦係合要素とを備え、変速指令を受け取ったとき、摩
    擦係合要素に準備デューティ制御パターンで決定された
    作動圧を供給して、摩擦係合要素に於ける作動上の遊び
    を解消し、この後、摩擦係合要素に係合デューティ制御
    パターンで決定された作動圧を供給して、摩擦係合要素
    を作動させることにより、回転要素を介して入力軸と出
    力軸との間の変速操作をなす車両用自動変速機に於いて
    、 係合デューティ制御パターンが開始される時点の係合初
    期デューティ率に対し、前回の係合デューティ制御パタ
    ーン中での変速開始から変速終了までの入力軸の回転変
    化率が目標値となるように、前記係合初期デューティ率
    を学習により補正し、今回、変速指令を受け取ったとき
    、係合デューティ制御パターンでの制御の開始時には、
    補正された係合初期デューティ率に従って決定された作
    動圧を摩擦係合要素に供給することを特徴とする車両用
    自動変速機の変速制御方法。
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