JPH0414456Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0414456Y2 JPH0414456Y2 JP1987134042U JP13404287U JPH0414456Y2 JP H0414456 Y2 JPH0414456 Y2 JP H0414456Y2 JP 1987134042 U JP1987134042 U JP 1987134042U JP 13404287 U JP13404287 U JP 13404287U JP H0414456 Y2 JPH0414456 Y2 JP H0414456Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine
- plating film
- containing compound
- particles
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、締め付けトルクが小さくてすみ、不
用意に緩んだりしない耐久性に優れたボルト、ナ
ツト等の螺子体、更に詳しくは、ポリテトラフル
オロエチレン粒子等のフツ素含有化合物粒子を亜
鉛めつき被膜に共析させた複合めつき被膜を螺子
山に形成した螺子体に関する。
用意に緩んだりしない耐久性に優れたボルト、ナ
ツト等の螺子体、更に詳しくは、ポリテトラフル
オロエチレン粒子等のフツ素含有化合物粒子を亜
鉛めつき被膜に共析させた複合めつき被膜を螺子
山に形成した螺子体に関する。
従来の技術
従来、ボルト、ナツト等の螺子体は、耐食性の
向上の観点から亜鉛めつきを施すことが行なわれ
ている。
向上の観点から亜鉛めつきを施すことが行なわれ
ている。
考案が解決しようとする問題点
しかし、亜鉛めつき被膜は、比較的柔らかい
上、自己潤滑性を有しないため、雄螺子と雌螺子
とを強く締め付けたり、頻繁に締め付けたり緩め
たりすると、当該めつき被膜が偏摩耗しやすく、
時には螺子山部分に素材が露出して摩耗すること
もあり、このため雄螺子と雌螺子との着脱時に余
分な力が必要となつたり、露出した螺子山素材が
腐食して、耐久性が低下したり、雄螺子と雌螺子
とを十分に締め付けることができず、不用意に緩
んだりしやすい等の欠点を有している。
上、自己潤滑性を有しないため、雄螺子と雌螺子
とを強く締め付けたり、頻繁に締め付けたり緩め
たりすると、当該めつき被膜が偏摩耗しやすく、
時には螺子山部分に素材が露出して摩耗すること
もあり、このため雄螺子と雌螺子との着脱時に余
分な力が必要となつたり、露出した螺子山素材が
腐食して、耐久性が低下したり、雄螺子と雌螺子
とを十分に締め付けることができず、不用意に緩
んだりしやすい等の欠点を有している。
本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、締
め付けトルクが小さくてすみ、不用意に緩んだり
しない耐久性に優れたボルト、ナツト等の螺子体
を提供することを目的とする。
め付けトルクが小さくてすみ、不用意に緩んだり
しない耐久性に優れたボルト、ナツト等の螺子体
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記目的を達成するため、亜鉛めつ
き被膜中にポリテトラフルオロエチレン粒子等の
フツ素含有化合物粒子を共析させた複合めつき被
膜をボルト、ナツト等の螺子体の少なくとも螺子
山に形成したものである。
き被膜中にポリテトラフルオロエチレン粒子等の
フツ素含有化合物粒子を共析させた複合めつき被
膜をボルト、ナツト等の螺子体の少なくとも螺子
山に形成したものである。
以下、本考案を図面を参照して更に詳しく説明
する。
する。
第1図は、本考案に係るボルトの一例、第2図
はナツトの一例を示すもので、スチール等の金属
製ボルト本体1又はナツト本体1′の螺子山2,
2′を含む表面全面にフツ素含有化合物粒子を共
析した亜鉛めつき被膜からなる複合めつき被膜3
を形成したものである。第3図は、この複合めつ
き被膜3の拡大断面図で、フツ素含有化合物粒子
4がめつき被膜母体5中にほぼ均一に分散してい
ると共に、フツ素含有化合物粒子4の一部は該母
体5表面に露頭しているものである。
はナツトの一例を示すもので、スチール等の金属
製ボルト本体1又はナツト本体1′の螺子山2,
2′を含む表面全面にフツ素含有化合物粒子を共
析した亜鉛めつき被膜からなる複合めつき被膜3
を形成したものである。第3図は、この複合めつ
き被膜3の拡大断面図で、フツ素含有化合物粒子
4がめつき被膜母体5中にほぼ均一に分散してい
ると共に、フツ素含有化合物粒子4の一部は該母
体5表面に露頭しているものである。
ここで、本考案に係る螺子体は、各種機械部品
の螺子山を有するものであればよく、上記のボル
ト、ナツトに限定されるものではなく、またその
材質は、スチール、アルミニウム等の金属のほ
か、合成樹脂でもよく、特に限定されるものでは
ない。
の螺子山を有するものであればよく、上記のボル
ト、ナツトに限定されるものではなく、またその
材質は、スチール、アルミニウム等の金属のほ
か、合成樹脂でもよく、特に限定されるものでは
ない。
本考案に係る螺子体は、螺子体本体の少なくと
も螺子山にフツ素含有化合物粒子共析亜鉛複合め
つき被膜を形成するものであるが、該めつき被膜
は螺子山を含む螺子体本体全体に形成するように
してもよく、また螺子山部分にのみ形成するよう
にしてもよい。
も螺子山にフツ素含有化合物粒子共析亜鉛複合め
つき被膜を形成するものであるが、該めつき被膜
は螺子山を含む螺子体本体全体に形成するように
してもよく、また螺子山部分にのみ形成するよう
にしてもよい。
この螺子山に形成される複合めつき被膜におい
て、めつき被膜母体は亜鉛めつき被膜とされる。
なお、亜鉛めつき被膜を母体として形成し、フツ
素含有化合物粒子共析亜鉛複合めつき被膜を形成
した後クロメート処理などの適宜な後処理を施す
ことができる。
て、めつき被膜母体は亜鉛めつき被膜とされる。
なお、亜鉛めつき被膜を母体として形成し、フツ
素含有化合物粒子共析亜鉛複合めつき被膜を形成
した後クロメート処理などの適宜な後処理を施す
ことができる。
また、上記めつき被膜母体に共析され、複合化
されるフツ素含有化合物粒子としては、フツ素樹
脂粒子やフツ化黒鉛粒子などが挙げられる。フツ
素樹脂粒子としては特に限定されるものではない
が、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロト
リフルオロエチレン、ポリフツ化ビニリデン、テ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン
共重合体、クロロトリフルオロエチレン−アルキ
レン共重合体、フツ化ビニリデン−ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体、フツ化ビニリデン−クロ
ロトリフルオロエチレン共重合体、フツ化ビニリ
デン−ペンタフルオロプロピレン共重合体などが
挙げられる。
されるフツ素含有化合物粒子としては、フツ素樹
脂粒子やフツ化黒鉛粒子などが挙げられる。フツ
素樹脂粒子としては特に限定されるものではない
が、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロト
リフルオロエチレン、ポリフツ化ビニリデン、テ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン
共重合体、クロロトリフルオロエチレン−アルキ
レン共重合体、フツ化ビニリデン−ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体、フツ化ビニリデン−クロ
ロトリフルオロエチレン共重合体、フツ化ビニリ
デン−ペンタフルオロプロピレン共重合体などが
挙げられる。
上記めつき被膜母体に対するフツ素含有化合物
粒子の共析量もまた制限されないが、0.3〜45%
(重量%、以下同じ)、特に5〜10%程度とするこ
とが好適である。これは、複合めつき被膜中のフ
ツ素含有化合物粒子が0.3%より少ないと、フツ
素含有化合物粒子の持つ自己潤滑性が十分に発揮
されず、当該めつき被膜の耐摩耗性が劣り、大き
な締め付けトルクが必要となり、耐久性を向上さ
せることができない場合が生じ、逆にフツ素含有
化合物粒子が45%を超えると、フツ素含有化合物
粒子共析複合めつき被膜が螺子体の螺子山から剥
離し易くなつたり、複合めつき被膜中のフツ素含
有化合物粒子が欠落し易くなり、所期の目的を十
分に達成できなくなる場合が生じるからである。
粒子の共析量もまた制限されないが、0.3〜45%
(重量%、以下同じ)、特に5〜10%程度とするこ
とが好適である。これは、複合めつき被膜中のフ
ツ素含有化合物粒子が0.3%より少ないと、フツ
素含有化合物粒子の持つ自己潤滑性が十分に発揮
されず、当該めつき被膜の耐摩耗性が劣り、大き
な締め付けトルクが必要となり、耐久性を向上さ
せることができない場合が生じ、逆にフツ素含有
化合物粒子が45%を超えると、フツ素含有化合物
粒子共析複合めつき被膜が螺子体の螺子山から剥
離し易くなつたり、複合めつき被膜中のフツ素含
有化合物粒子が欠落し易くなり、所期の目的を十
分に達成できなくなる場合が生じるからである。
また、複合めつき被膜の厚さは、0.3〜300μm、
特に1〜10μmとするのが好ましい。これは0.3μ
m未満では十分な潤滑性、耐摩耗性が得られない
場合が生じ、300μmを超えると螺子山精度が著
しく低下し、複合めつき被膜形成後に研摩等の処
理を必要とする場合があるからである。
特に1〜10μmとするのが好ましい。これは0.3μ
m未満では十分な潤滑性、耐摩耗性が得られない
場合が生じ、300μmを超えると螺子山精度が著
しく低下し、複合めつき被膜形成後に研摩等の処
理を必要とする場合があるからである。
このフツ素含有化合物共析亜鉛複合めつき被膜
を形成する方法としては、通常の電気めつき法に
て行うことができ、めつき液、めつき条件等は螺
子体の材質や共析させる複合材の種類等に応じて
適宜選定される。
を形成する方法としては、通常の電気めつき法に
て行うことができ、めつき液、めつき条件等は螺
子体の材質や共析させる複合材の種類等に応じて
適宜選定される。
例えば、カチオン系界面活性剤の存在下におい
てフツ素含有化合物粒子を分散させた酸性亜鉛め
つき浴中に螺子体本体を陰極側に配し、陽極側に
は電解亜鉛板を配して、電流密度1〜30A/dm2
で電気めつきして、螺子体本体の螺子山表面にフ
ツ素含有化合物共析複合めつき被膜を形成するも
ので、使用するめつき浴は、硫酸亜鉛、塩化亜鉛
等を亜鉛源とする酸性亜鉛めつき浴が好適であ
る。
てフツ素含有化合物粒子を分散させた酸性亜鉛め
つき浴中に螺子体本体を陰極側に配し、陽極側に
は電解亜鉛板を配して、電流密度1〜30A/dm2
で電気めつきして、螺子体本体の螺子山表面にフ
ツ素含有化合物共析複合めつき被膜を形成するも
ので、使用するめつき浴は、硫酸亜鉛、塩化亜鉛
等を亜鉛源とする酸性亜鉛めつき浴が好適であ
る。
ここで、フツ素含有化合物粒子のめつき浴中へ
の分散量は、5〜100g/、特に10〜30g/
とするのが好ましい。また、フツ素含有化合物粒
子の粒径は、特に限定するものではないが、
150μm以下とすることが好ましく、より好まし
くは0.1〜2μmの範囲である。これは、フツ素含
有化合物粒子の粒径が150μmより大きいと、フ
ツ素含有化合物粒子の共析量との関係から、めつ
き被膜のマトリツクス中のフツ素含有化合物粒子
の分散度合いが低下し、めつき被膜の潤滑性が低
下して十分な耐摩耗性が発揮されない場合が生じ
るからである。
の分散量は、5〜100g/、特に10〜30g/
とするのが好ましい。また、フツ素含有化合物粒
子の粒径は、特に限定するものではないが、
150μm以下とすることが好ましく、より好まし
くは0.1〜2μmの範囲である。これは、フツ素含
有化合物粒子の粒径が150μmより大きいと、フ
ツ素含有化合物粒子の共析量との関係から、めつ
き被膜のマトリツクス中のフツ素含有化合物粒子
の分散度合いが低下し、めつき被膜の潤滑性が低
下して十分な耐摩耗性が発揮されない場合が生じ
るからである。
なお、フツ素含有化合物共析亜鉛複合めつきを
行なう場合に使用するカチオン系界面活性剤とし
ては、特に限定するものではないが、パーフルオ
ロアルキルトリメチルアンモニウム塩系が好まし
い。
行なう場合に使用するカチオン系界面活性剤とし
ては、特に限定するものではないが、パーフルオ
ロアルキルトリメチルアンモニウム塩系が好まし
い。
本考案に係る螺子体は、上述したように螺子体
の少なくとも螺子山の表面にフツ素含有化合物粒
子共析亜鉛複合めつき被膜を形成したものである
が、フツ素含有化合物としてフツ素樹脂粒子を共
析させる場合、必要に応じて複合めつき被膜形成
後、これを加熱させることにより、第4図に示す
ように共析めつき被膜3の表面に露頭するフツ素
化合物粒子4を軟化もしくは溶融させ、共析めつ
き被膜3の表面の一部又は全部をフツ素含有化合
物4′で被覆させて、当該螺子体の螺子山2,
2′の潤滑性をさらに向上させ、より一層当該螺
子体の耐摩耗性、耐久性を向上させることができ
る。この場合、複合めつき被膜を加熱する再、フ
ツ素樹脂粒子共析複合めつき被膜表面に新たにフ
ツ素樹脂粒子を供給し、同時に軟化、溶融するこ
とによりめつき被膜表面に密着性の高いフツ素樹
脂被膜をより厚く形成することができる。なお、
加熱温度は特に制限されないが、例えば327〜450
℃、特に350〜400℃の温度を採用できる。
の少なくとも螺子山の表面にフツ素含有化合物粒
子共析亜鉛複合めつき被膜を形成したものである
が、フツ素含有化合物としてフツ素樹脂粒子を共
析させる場合、必要に応じて複合めつき被膜形成
後、これを加熱させることにより、第4図に示す
ように共析めつき被膜3の表面に露頭するフツ素
化合物粒子4を軟化もしくは溶融させ、共析めつ
き被膜3の表面の一部又は全部をフツ素含有化合
物4′で被覆させて、当該螺子体の螺子山2,
2′の潤滑性をさらに向上させ、より一層当該螺
子体の耐摩耗性、耐久性を向上させることができ
る。この場合、複合めつき被膜を加熱する再、フ
ツ素樹脂粒子共析複合めつき被膜表面に新たにフ
ツ素樹脂粒子を供給し、同時に軟化、溶融するこ
とによりめつき被膜表面に密着性の高いフツ素樹
脂被膜をより厚く形成することができる。なお、
加熱温度は特に制限されないが、例えば327〜450
℃、特に350〜400℃の温度を採用できる。
また、フツ素含有化合物粒子共析亜鉛複合めつ
き被膜に対しては研摩が可能であり、必要により
研摩加工を行なつて鏡面仕上げすることもでき
る。
き被膜に対しては研摩が可能であり、必要により
研摩加工を行なつて鏡面仕上げすることもでき
る。
作 用
本考案に係る螺子体によれば、螺子山表面にフ
ツ素含有化合物粒子共析亜鉛複合めつき被膜が形
成されていることにより、フツ素含有化合物の潤
滑作用で該めつき被膜のすべり性が非常によく、
このため螺子体の螺子山の耐摩耗性や潤滑性が向
上し、締め付けトルクが少なくてすみ、不用意に
緩んだりすることがなく、またこのように耐摩耗
性が良好であるので、耐久性が非常に良好であ
る。
ツ素含有化合物粒子共析亜鉛複合めつき被膜が形
成されていることにより、フツ素含有化合物の潤
滑作用で該めつき被膜のすべり性が非常によく、
このため螺子体の螺子山の耐摩耗性や潤滑性が向
上し、締め付けトルクが少なくてすみ、不用意に
緩んだりすることがなく、またこのように耐摩耗
性が良好であるので、耐久性が非常に良好であ
る。
また、この螺子山に形成されるフツ素含有化合
物粒子共析亜鉛複合めつき被膜は、螺子体素材に
対して密着性よく形成されるので、単にフツ素樹
脂を螺子体にコーテイングした場合(樹脂コーテ
イング)のように剥離し易いという不都合がない
と共に、この複合めつき被膜中にはフツ素含有化
合物粒子がほぼ均一に分散されているため、たと
え複合めつき被膜が螺子体の繰り返しの使用によ
り摩耗したとしても常にフツ素含有化合物粒子が
表面に露頭しているので、その耐摩耗性、潤滑作
用が保持され、上述した性能が常に保たれている
ものである。
物粒子共析亜鉛複合めつき被膜は、螺子体素材に
対して密着性よく形成されるので、単にフツ素樹
脂を螺子体にコーテイングした場合(樹脂コーテ
イング)のように剥離し易いという不都合がない
と共に、この複合めつき被膜中にはフツ素含有化
合物粒子がほぼ均一に分散されているため、たと
え複合めつき被膜が螺子体の繰り返しの使用によ
り摩耗したとしても常にフツ素含有化合物粒子が
表面に露頭しているので、その耐摩耗性、潤滑作
用が保持され、上述した性能が常に保たれている
ものである。
以下、本考案の実施例を示す。
第1図に示す如き形状のスチール製螺子体本体
1の表面全面を脱脂し、酸洗して表面を活性化し
た後、下記組成の複合電気亜鉛めつき液を用い、
下記条件で電気めつきを施した。
1の表面全面を脱脂し、酸洗して表面を活性化し
た後、下記組成の複合電気亜鉛めつき液を用い、
下記条件で電気めつきを施した。
めつき液
ZnSO4・7H2O 400g/
NH4Cl 15g/
H3BO3 30g/
ポリテトラフルオロエチレン 50g/
(平均粒径0.3μm)
カチオン系界面活性剤 0.1g/
添加剤 1g/
PH 4.5
めつき条件
めつき条件 50℃
陰性電流密度 3A/dm2
攪拌速度 500rpm
陽極 亜鉛板
めつき時間 10分
上記の複合電気めつきにより、第1,3図に示
したように、螺子山2を含む螺子体本体表面全面
に平均膜厚10μmのポリテトラフルオロエチレン
粒子共析複合亜鉛めつき被膜3が形成された。こ
のめつき被膜3中のポリテトラフルオロエチレン
粒子の共析量は6.2%であり第3図に示すように、
該粒子4が亜鉛めつき被膜母体5中にほぼ均一に
分散され、その一部は表面に露頭していた。
したように、螺子山2を含む螺子体本体表面全面
に平均膜厚10μmのポリテトラフルオロエチレン
粒子共析複合亜鉛めつき被膜3が形成された。こ
のめつき被膜3中のポリテトラフルオロエチレン
粒子の共析量は6.2%であり第3図に示すように、
該粒子4が亜鉛めつき被膜母体5中にほぼ均一に
分散され、その一部は表面に露頭していた。
このボルトは、実際に使用した結果、締め付け
トルクが小さくてすみ、不用意に緩んだりしない
ことが確認された。
トルクが小さくてすみ、不用意に緩んだりしない
ことが確認された。
考案の効果
本考案に係る螺子体は、前記のような構成でフ
ツ素含有化合物共析亜鉛複合めつき被膜を螺子山
に形成しているため、螺子体の螺子山が潤滑性に
優れ、締め付けトルクが小さくてすむにもかかわ
らず、締め付けた雌雄螺子体が不用意に緩むこと
がなく、しかも雄螺子と雌螺子とを強く締め付け
たり、頻繁に締め付けたり緩めたりしても、螺子
体の螺子山が摩耗しにくく、螺子山素材が腐食し
たりして螺子体の耐久性が低下したりすることが
ない優れた効果を有するものである。
ツ素含有化合物共析亜鉛複合めつき被膜を螺子山
に形成しているため、螺子体の螺子山が潤滑性に
優れ、締め付けトルクが小さくてすむにもかかわ
らず、締め付けた雌雄螺子体が不用意に緩むこと
がなく、しかも雄螺子と雌螺子とを強く締め付け
たり、頻繁に締め付けたり緩めたりしても、螺子
体の螺子山が摩耗しにくく、螺子山素材が腐食し
たりして螺子体の耐久性が低下したりすることが
ない優れた効果を有するものである。
第1図は本考案に係るボルトの正面一部断面
図、第2図は本考案に係るナツトの正面一部断面
図、第3図は本考案に係る螺子体の螺子山部分の
拡大断面図、第4図は共析めつき被膜表面のフツ
素化合物粒子を軟化もしくは溶融させた状態を示
す拡大断面図を示す。 1……ボルト本体、1′……ナツト本体、2,
2′……螺子山、3……複合めつき被膜、4……
フツ素含有化合物粒子、5……めつき被膜母体。
図、第2図は本考案に係るナツトの正面一部断面
図、第3図は本考案に係る螺子体の螺子山部分の
拡大断面図、第4図は共析めつき被膜表面のフツ
素化合物粒子を軟化もしくは溶融させた状態を示
す拡大断面図を示す。 1……ボルト本体、1′……ナツト本体、2,
2′……螺子山、3……複合めつき被膜、4……
フツ素含有化合物粒子、5……めつき被膜母体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 亜鉛めつき被膜中にフツ素含有化合物粒子を
分散共析させた複合めつき皮膜を螺子山に形成
したことを特徴とする螺子体。 2 複合めつき被膜中のフツ素含有化合物粒子の
共析量が0.5〜30重量%である実用新案登録請
求の範囲第1項に記載の螺子体。 3 フツ素含有化合物粒子がフツ素樹脂粒子であ
る実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に
記載の螺子体。 4 フツ素樹脂粒子を共析させた複合めつき被膜
を加熱して該フツ素樹脂粒子を軟化又は溶融す
ることによりめつき被膜の表面の一部又は全部
をフツ素樹脂粒子で被覆した実用新案登録請求
の範囲第3項に記載の螺子体。 5 フツ素含有化合物粒子がフツ化黒鉛粒子であ
る実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に
記載の螺子体。 6 複合めつき被膜の厚さが0.5〜300μmである
実用新案登録請求の範囲第1項乃至第5項のい
ずれか1項に記載の螺子体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987134042U JPH0414456Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987134042U JPH0414456Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6445167U JPS6445167U (ja) | 1989-03-17 |
| JPH0414456Y2 true JPH0414456Y2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=31392446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987134042U Expired JPH0414456Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0414456Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2844255B2 (ja) * | 1990-09-07 | 1999-01-06 | 同和鉱業株式会社 | トルク管理用ステンレスボルト・ナットとその作製法 |
| JP2008214666A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Shinshu Univ | ネジ部材およびその製造方法 |
| EP2657547B1 (de) * | 2012-04-24 | 2014-04-02 | Nedschroef Fraulautern GmbH | Schraube |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4920459A (ja) * | 1972-06-17 | 1974-02-22 |
-
1987
- 1987-09-02 JP JP1987134042U patent/JPH0414456Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6445167U (ja) | 1989-03-17 |
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