JPH04145157A - 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物の製造方法Info
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- JPH04145157A JPH04145157A JP26991190A JP26991190A JPH04145157A JP H04145157 A JPH04145157 A JP H04145157A JP 26991190 A JP26991190 A JP 26991190A JP 26991190 A JP26991190 A JP 26991190A JP H04145157 A JPH04145157 A JP H04145157A
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- group
- acid
- carbon
- resin
- halogen atom
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は熱可塑性ポリエステル樹脂と変性ポリフェニレ
ンエーテル樹脂を主体とする、耐熱性、耐溶剤性、寸法
安定性、成形表面特性等に優れた熱可塑性樹脂組成物の
製造方法に関するものである。
ンエーテル樹脂を主体とする、耐熱性、耐溶剤性、寸法
安定性、成形表面特性等に優れた熱可塑性樹脂組成物の
製造方法に関するものである。
従来よりポリフェニレンエーテル樹脂は、優れた耐熱性
、寸法安定性、耐水性に特徴のある材料として知られて
いるが、耐薬品性及び成形加工性に劣るという欠点から
、その用途に制限があった。
、寸法安定性、耐水性に特徴のある材料として知られて
いるが、耐薬品性及び成形加工性に劣るという欠点から
、その用途に制限があった。
この欠点を補う目的でポリアミド樹脂とのアロイが数多
く提案されているが(例えば特公昭45−997号公報
)、ポリアミド樹脂とのアロイには、吸水によって機械
的強度あるいは寸法等が変化するという問題点があった
。
く提案されているが(例えば特公昭45−997号公報
)、ポリアミド樹脂とのアロイには、吸水によって機械
的強度あるいは寸法等が変化するという問題点があった
。
一方熱可塑性ポリエステル樹脂は、ポリアミド樹脂と同
様、優れた機械的性質に加えて良好な成形加工性及び耐
薬品性を示すため、ポリフェニレンエーテル樹脂とのア
ロイに用いることによって、機械的性質、耐熱性、耐薬
品性、耐水性、寸法安定性、成形加工性等の物性バラン
スに優れた材料を得ようとする試みが行なわれて来た。
様、優れた機械的性質に加えて良好な成形加工性及び耐
薬品性を示すため、ポリフェニレンエーテル樹脂とのア
ロイに用いることによって、機械的性質、耐熱性、耐薬
品性、耐水性、寸法安定性、成形加工性等の物性バラン
スに優れた材料を得ようとする試みが行なわれて来た。
ところが、ポリフェニレンエーテル樹脂と、熱可塑性ポ
リエステル樹脂は、相溶性が悪い為、単純ブレンドによ
る組成物は脆性を示し、実用に供し得ない。そこで、ポ
リアミド樹脂とのアロイ化と同様、熱可塑性ポリエステ
ル樹脂とのアロイ化に於いても、種々の相溶化剤が提案
されている(特開昭61−350号公報、特開昭63−
39958号公報、特開昭62−257958号公報、
特開昭63−89565号公報)。
リエステル樹脂は、相溶性が悪い為、単純ブレンドによ
る組成物は脆性を示し、実用に供し得ない。そこで、ポ
リアミド樹脂とのアロイ化と同様、熱可塑性ポリエステ
ル樹脂とのアロイ化に於いても、種々の相溶化剤が提案
されている(特開昭61−350号公報、特開昭63−
39958号公報、特開昭62−257958号公報、
特開昭63−89565号公報)。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、ポリエステル樹脂とのアロイ化の場合、
末端基がアミノ基とカルボキシル基であるポリアミド樹
脂とは異なり、ポリエステル樹脂の末端はより反応性に
乏しいヒドロキシル基とカルボキシル基である為に、上
述した種々の相溶化剤の添加効果は十分でなく、組成物
としての物性、例えば引張り強度等は、各々のヘース樹
脂と比較して大巾に劣るという問題があった。
末端基がアミノ基とカルボキシル基であるポリアミド樹
脂とは異なり、ポリエステル樹脂の末端はより反応性に
乏しいヒドロキシル基とカルボキシル基である為に、上
述した種々の相溶化剤の添加効果は十分でなく、組成物
としての物性、例えば引張り強度等は、各々のヘース樹
脂と比較して大巾に劣るという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題を克服し、より相溶化の進
んだ熱可塑性ポリエステル樹脂と変性ポリフェニレンエ
ーテル樹脂を主体とする熱可塑性樹脂組成物を与える製
造方法の提供を目的とする。
んだ熱可塑性ポリエステル樹脂と変性ポリフェニレンエ
ーテル樹脂を主体とする熱可塑性樹脂組成物を与える製
造方法の提供を目的とする。
〔課題を解決する手段]
本発明者らは、かかる目的を達成すべく鋭意検討を重ね
た結果、相溶化剤とポリエステル樹脂末端との反応を更
に進行させる為に、固相熱処理を施すことによって、相
溶性が改善される事を見出し、本発明に到達した。すな
わち、本発明は、「熱可塑性ポリエステル樹脂と変性ポ
リフェニレンエーテル樹脂とを溶融混合した後、マトリ
ックス相を形成する樹脂の軟化点以下の温度で固相熱処
理を行なう事を特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方
法」を要旨とするものである。
た結果、相溶化剤とポリエステル樹脂末端との反応を更
に進行させる為に、固相熱処理を施すことによって、相
溶性が改善される事を見出し、本発明に到達した。すな
わち、本発明は、「熱可塑性ポリエステル樹脂と変性ポ
リフェニレンエーテル樹脂とを溶融混合した後、マトリ
ックス相を形成する樹脂の軟化点以下の温度で固相熱処
理を行なう事を特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方
法」を要旨とするものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明で用いられる熱可塑性ポリエステル樹脂とはジカ
ルボン酸あるいはそのエステル形成性誘導体とジオール
あるいはそのエステル形成性誘導体とを主成分とする縮
合反応により得られる重合体である。ジカルボン酸とし
てはテレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、2
.6−ナフタレンジカルボン酸、1.5−ナフタレンジ
カルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、13
−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、あるいはこれらのエステル形成性誘導
体などの、単独ないし混合物が挙げられる。ジオール成
分としてはエチレングリコール、プロピレングリコール
、14−ブタンジオール、1.2−ブタンジオール、ネ
オペンチルグリコール、1,5−ベンタンジオール、1
.6ヘキサンジオール、デカメチレングリコール、シク
ロヘキサンジメタツール等のシクロヘキサンジオール、
分子量400〜6,000の長鎖グリコールなどの単独
ないし混合物が挙げられる。具体的に熱可塑性ポリエス
テルの例を挙げるとポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリプロピレンテレフタレート
、ポリブチレンテレフタレート、ポリへキサメチレンテ
レフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタ
レート、ポリ(エチレンテレフタレート/エチレンイソ
フタレート)共重合体、ポリ(ブチレンテレフタレート
/ブチレンドデカジオエート)共重合体などであり、特
に本発明で有用なものはポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメ
チレンテレフタレートである。
ルボン酸あるいはそのエステル形成性誘導体とジオール
あるいはそのエステル形成性誘導体とを主成分とする縮
合反応により得られる重合体である。ジカルボン酸とし
てはテレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、2
.6−ナフタレンジカルボン酸、1.5−ナフタレンジ
カルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、13
−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、あるいはこれらのエステル形成性誘導
体などの、単独ないし混合物が挙げられる。ジオール成
分としてはエチレングリコール、プロピレングリコール
、14−ブタンジオール、1.2−ブタンジオール、ネ
オペンチルグリコール、1,5−ベンタンジオール、1
.6ヘキサンジオール、デカメチレングリコール、シク
ロヘキサンジメタツール等のシクロヘキサンジオール、
分子量400〜6,000の長鎖グリコールなどの単独
ないし混合物が挙げられる。具体的に熱可塑性ポリエス
テルの例を挙げるとポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリプロピレンテレフタレート
、ポリブチレンテレフタレート、ポリへキサメチレンテ
レフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタ
レート、ポリ(エチレンテレフタレート/エチレンイソ
フタレート)共重合体、ポリ(ブチレンテレフタレート
/ブチレンドデカジオエート)共重合体などであり、特
に本発明で有用なものはポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメ
チレンテレフタレートである。
本発明で用いられるポリエステルの分子量は特に制限は
ないが、好ましくは、フェノールとテトラクロロエタン
との重量比1:1の混合溶媒を使用し濃度1g/d1と
じ30°Cで測定した極限粘度[η]が0.5ないし1
.3であることが望ましい。
ないが、好ましくは、フェノールとテトラクロロエタン
との重量比1:1の混合溶媒を使用し濃度1g/d1と
じ30°Cで測定した極限粘度[η]が0.5ないし1
.3であることが望ましい。
本発明で用いられる変性ポリフェニレンエーテル樹脂の
原料として用いられるポリフェニレンエーテル樹脂は、
フェノール類又はその反応性誘導体から製造される。該
ポリフェニレンエーテル樹脂の製造に適したフェノール
類としては、一般式 (式中のRs 、R= 、R? 、Rs及びR7は、そ
れぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基又は置換炭
化水素基であり、それらは同一であってもよいし、互い
に異なっていてもよいが、少なくとも1つは水素である
) で示される化合物を挙げることができる。このようなフ
ェノール類としては、例えばフェノール、0−lm−又
はp−クレゾール、2.6−125−12,4−又は3
.5−ジメチルフェノール、2−メチル−6−フェニル
フェノール、2.6−ジフェニルフェノール、2.6−
ジメチルフェノール、2−メチル−6−ニチルフエノー
ル、23.5− 2.3.6=又は2,4.6− トリ
メチルフェノールなどが挙げられる。
原料として用いられるポリフェニレンエーテル樹脂は、
フェノール類又はその反応性誘導体から製造される。該
ポリフェニレンエーテル樹脂の製造に適したフェノール
類としては、一般式 (式中のRs 、R= 、R? 、Rs及びR7は、そ
れぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基又は置換炭
化水素基であり、それらは同一であってもよいし、互い
に異なっていてもよいが、少なくとも1つは水素である
) で示される化合物を挙げることができる。このようなフ
ェノール類としては、例えばフェノール、0−lm−又
はp−クレゾール、2.6−125−12,4−又は3
.5−ジメチルフェノール、2−メチル−6−フェニル
フェノール、2.6−ジフェニルフェノール、2.6−
ジメチルフェノール、2−メチル−6−ニチルフエノー
ル、23.5− 2.3.6=又は2,4.6− トリ
メチルフェノールなどが挙げられる。
これらのフェノール類は、それぞれ単独で用いてもよい
し、コポリマーを所望する場合は2種以上を組み合わせ
て用いてもよく、また、前記一般式(1)で示される化
合物以外のフェノール類、例えばビスフェノールA1テ
トラブロモビスフェノールAルゾルシノール、ヒドロキ
ノンなどの中から選ばれた少な(とも1種の二価フェノ
ールと組み合わせて用いてもよい。
し、コポリマーを所望する場合は2種以上を組み合わせ
て用いてもよく、また、前記一般式(1)で示される化
合物以外のフェノール類、例えばビスフェノールA1テ
トラブロモビスフェノールAルゾルシノール、ヒドロキ
ノンなどの中から選ばれた少な(とも1種の二価フェノ
ールと組み合わせて用いてもよい。
適切なポリフェニレンエーテル樹脂の例としては、ポリ
(2,6−シメチルー1,4−フェニレン)エーテル、
ポリ(2−メチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポ
リ(3−メチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ
(2,6−ジエチル−1,4−フエニレン)エーテル、
ポリ(2−メチル−6−アリル−1,4−フェニレン)
エーテル、ポリ(2,6−シクロロメチルー1.4−フ
ェニレン)エーテル、ポリ(2,3,6−1リメチル−
1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2゜3.5.6
−チトラメチルフエニレン)エーテル、ポリ(2,6−
ジクロロ−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,
6−ジフェニル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ
(2,5−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテルな
どが挙げられ、また、2種以上の単量体単位を含むコポ
リマーも使用することができるし、これらの樹脂2種以
上を含む混合物も使用することができる。
(2,6−シメチルー1,4−フェニレン)エーテル、
ポリ(2−メチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポ
リ(3−メチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ
(2,6−ジエチル−1,4−フエニレン)エーテル、
ポリ(2−メチル−6−アリル−1,4−フェニレン)
エーテル、ポリ(2,6−シクロロメチルー1.4−フ
ェニレン)エーテル、ポリ(2,3,6−1リメチル−
1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2゜3.5.6
−チトラメチルフエニレン)エーテル、ポリ(2,6−
ジクロロ−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,
6−ジフェニル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ
(2,5−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテルな
どが挙げられ、また、2種以上の単量体単位を含むコポ
リマーも使用することができるし、これらの樹脂2種以
上を含む混合物も使用することができる。
このポリフェニレンエーテル樹脂の製造方法については
特に制限はなく、従来公知の方法、例えば前記フェノー
ル類を酸化カンブリング触媒を用い、酸素又は酸素含有
ガスで酸化重合する方法などが一般的に用いられる。該
酸化重合触媒の種類については特に制限はなく、従来公
知の酸化触媒の中から任意のものを選択して用いること
ができる。該触媒の典型例としては、塩化第一銅とトリ
メチルアミン及びジブチルアミンとの組合わせ、酢酸第
一銅とトリエチルアミンとの組合せ、塩化第一銅とピリ
ジンとの組合せなどの第一銅塩と第三級アミン及び/又
は第二級アミンとから成る触媒、塩化第二銅とピリジン
と水酸化カリウムとの組合せなどの第二銅塩と第三級ア
ミンとアルカリ金属水酸化物とから成る触媒、塩化マン
ガンと工タノールアミンとの組合せ、酢酸マンガンとエ
チレンジアミンとの組合せなどのマンガン塩と第一級ア
ミンとから成る触媒、塩化マンガンとナトリウムメチラ
ートとの組合せ、塩化マンガンとナトリウムフェノラー
トとの組合せなどのマンガン塩とアルコラード又はフェ
ノラートとから成る触媒、コバルト塩と第三級アミンと
から成る触媒などを挙げることができる。
特に制限はなく、従来公知の方法、例えば前記フェノー
ル類を酸化カンブリング触媒を用い、酸素又は酸素含有
ガスで酸化重合する方法などが一般的に用いられる。該
酸化重合触媒の種類については特に制限はなく、従来公
知の酸化触媒の中から任意のものを選択して用いること
ができる。該触媒の典型例としては、塩化第一銅とトリ
メチルアミン及びジブチルアミンとの組合わせ、酢酸第
一銅とトリエチルアミンとの組合せ、塩化第一銅とピリ
ジンとの組合せなどの第一銅塩と第三級アミン及び/又
は第二級アミンとから成る触媒、塩化第二銅とピリジン
と水酸化カリウムとの組合せなどの第二銅塩と第三級ア
ミンとアルカリ金属水酸化物とから成る触媒、塩化マン
ガンと工タノールアミンとの組合せ、酢酸マンガンとエ
チレンジアミンとの組合せなどのマンガン塩と第一級ア
ミンとから成る触媒、塩化マンガンとナトリウムメチラ
ートとの組合せ、塩化マンガンとナトリウムフェノラー
トとの組合せなどのマンガン塩とアルコラード又はフェ
ノラートとから成る触媒、コバルト塩と第三級アミンと
から成る触媒などを挙げることができる。
本発明で用いるポリフェニレンエーテル樹脂は、310
°Cにおける剪断速度103/秒の溶融粘度が3000
〜30,000ボイズ、好ましくは6000〜20,0
00ボイズのものが好適である。
°Cにおける剪断速度103/秒の溶融粘度が3000
〜30,000ボイズ、好ましくは6000〜20,0
00ボイズのものが好適である。
本発明において、変性ポリフェニレンエーテル樹脂とは
、溶融混合、溶液反応又は気相反応等手段を問わず、ポ
リフェニレンエーテル樹脂への反応性を有し、かつ熱可
塑性ポリエステル樹脂との反応点をも有する化合物を反
応させたポリフェニレンエーテル樹脂、及び/又はポリ
フェニレンエーテル樹脂への反応性或いはポリフェニレ
ンエーテル樹脂と相溶性のある化学構造単位と熱可塑性
ポリエステル樹脂との反応点を同時に有する化合物を混
合したポリフェニレンエーテル樹脂を意味する。
、溶融混合、溶液反応又は気相反応等手段を問わず、ポ
リフェニレンエーテル樹脂への反応性を有し、かつ熱可
塑性ポリエステル樹脂との反応点をも有する化合物を反
応させたポリフェニレンエーテル樹脂、及び/又はポリ
フェニレンエーテル樹脂への反応性或いはポリフェニレ
ンエーテル樹脂と相溶性のある化学構造単位と熱可塑性
ポリエステル樹脂との反応点を同時に有する化合物を混
合したポリフェニレンエーテル樹脂を意味する。
ここで意味する変性手段の具体例としては、例えば、ス
チレン系化合物とα、β−不飽和ジカルボン酸無水物と
を成分として含有する共重合体、より具体的にはスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体等を用いる方法;スチレン
系化合物とα、β不飽和ジカルボン酸のイミド化合物と
を成分として含有する共重合体、より具体的にはスチレ
ンマレイミド共重合体等を用いる方法;分子内に(a)
炭素−炭素二重結合又は炭素−炭素三重結合および(b
)カルボン酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド基、
カルボン酸エステル基、エポキシ基、アミノ基又は水酸
基を同時に有する化合物、より具体的には無水マレイン
酸、マレイン酸、フマル酸、マレイミド、マレイン酸ヒ
ドラジド又は無水マレイン酸とジアミンとの反応物たと
えば (但し、R′は脂肪族、芳香族基を示す。)などで示さ
れる構造を有するもの、無水メチルナジック酸、無水ジ
クロロマレイン酸、マレイン酸アミド、大豆油、キリ油
、ヒマシ油、アマニ油、麻実油、綿実油、ゴマ油、菜種
油、落花生油、椿油、オリーブ油、ヤシ油、イワシ油な
どの天然油脂類、エポキシ化大豆油などのエポキシ化天
然油脂類、アクリル酸、ブテン酸、クロトン酸、ビニル
酢酸、メタクリル酸、ペンテン酸、アンゲリカ酸、チプ
リン酸、2−ペンテン酸、3−ペンテン酸、α−エチル
アクリル酸、β−メチルクロトン酸、4−ペンテン酸、
2−ヘキセン酸、2−メチル−2−ペンテン酸、3−メ
チル−2−ペンテン酸、α−エチルクロトン酸、2・2
−ジメチル−3−ブテン酸、2−ヘプテン酸、2−オク
テン酸、4−デセン酸、9−ウンデセン酸、10−ウン
デセン酸、4−ドデセン酸、5−ドデセン酸、4テトラ
デセン酸、9−テトラデセン酸、9−へキサデセン酸、
2−オクタデセン酸、9−オクタデセン酸、アイコセン
酸、トコセン酸、エルカ酸、テトラエン酸、マイコリペ
ン酸、2・4−ペンタジェン酸、2・4−へキサジエン
酸、ジアリル酢酸、ゲラニウム酸、2・4−デカジエン
酸、2・4−ドデカジエン酸、9・12−へキサデカジ
エン酸、9・12−オクタデカジエン酸、ヘキサデカト
リエン酸、リノール酸、リルン酸、オクタデカトリエン
酸、アイコサジエン酸、アイコサトリエン酸、アイコサ
テトラエン酸、リシノール酸、エレオステアリン酸、オ
レイン酸、アイコサペンクエン酸、エルシン酸、ドコサ
ジエン酸、ドコサトリエン酸、ドコサテトラエン酸、ド
コサペンクエン酸、テトラコセン酸、ヘキサコセン酸、
ヘキサコシエン酸、オフタコセン酸、トラアコンテン酸
などの不飽和カルボン酸、あるいはこれら不飽和カルボ
ン酸のエステル、酸アミド、無水物、あるいはアリルア
ルコール、クロチルアルコール、メチルビニルカルビノ
ール、アリルカルビノール、メチルプロペニルカルビノ
ール、4−ペンテン−1−オール、10−ウンデセン−
1−オール、プロパルギルアルコール、1・4−ペンタ
ジェン−3−オール、工・4−へキサジエン−3−オー
ル、3・5−へキサジエン−2−オール、2・4−へキ
サジエン−1−オール、一般式C−Htアー、0H1C
,H,、、OH若しくはC,lH2,、−、OH(但し
、nは正の整数)で示されるアルコール、3−ブテンー
ト2−ジオール、2・5−ジメチル−3−ヘキセン−2
・5−ジオール、l・5−へキサジエン−3・4−ジオ
ール、2・6−オクタジエン4・5−ジオールなどの不
飽和アルコール、あるいはこのような不飽和アルコール
のOH基が、N Hz基に置き換った不飽和アミン、あ
るいはブタジェン、イソプレンなどの低重合(たとえば
平均分子量が500〜10000ぐらいのもの)あるい
は高分子量体(たとえば平均分子量が10000以上の
もの)に無水マレイン酸、フェノール類を付加したもの
、あるいはアミノ基、カルボン酸基、水酸基、エポキシ
基などを導入したもの等を用いる方法;一般式(D) (RIO)、R(COOR”)、(CONRIR”)、
CD)〔式中Rは炭素原子数2〜20、好ま
しくは2〜10の直鎖または分岐鎖飽和脂肪族炭化水素
であり、R1は水素または炭素原子数1〜10、好まし
くは1〜6、最も好ましくは1〜4のアルキル基、アリ
ール基、アシル基、またはカルボニルジオキシ基からな
る群から選択し、特に好ましいのは水素であり、各R1
は水素または炭素原子数1〜20、好ましくは1〜10
のアルキル基またはアリール基からなる群から独立に選
択し、各R1及びRWは水素または炭素原子数1〜10
、好ましくは1〜6、最も好ましくは1〜4のアルキル
基またはアリール基から木質的になる群から独立に選択
し、mは1に等しく、(n+s)は2より大かまたは2
に等しく、好ましくは2または3に等しい。nおよびS
はそれぞれ0より大かOに等しく、(OR+ )はカル
ボニル基に対しαまたはβにあり、少なくとも二つのカ
ルボニル基は2〜6個の炭素原子によって分離されてい
る〕によって表わされる脂肪族ポリカルボン酸およびそ
の誘導体、より具体的には、くえん酸、りんご酸、アガ
リシン酸等を用いる方法;分子中に(i)一般式〔A) C−X 〔A) (式中XはF、CI2、Br、I、0H1OR1ま1ま たは0−C−R’であり、R“ はHまたはアルキ ル基またはアリール基である) を有する少なくとも一つの基、および(ii)カルボン
酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸
エステル基、アミノ基またはヒドロキシ基の少なくとも
一つである基の両者を含有し、基(i)と(ii)は2
価炭化水素基である結合Zを介して共有的に結合してい
る一般式(E)(i) −Z−(ii) (E) を有する化合物、より具体的には、無水トリメリット酸
クロリド、アスパラギン酸、グルタミン酸等を用いる方
法;式C−X又は−COX (Xはハロゲン原子)で表
わされる構造を1ないし複数有し、かつ酸無水物基もし
くはそれが開環したジカルボン酸基、アミノ基、エポキ
シ基、イミド基、酸アミド基、カルボン酸基のうち1つ
以上を同時に有する化合物、より具体的には、テトラク
ロロ無水フタル酸、テトラブロモ無水フタル酸等を用い
る方法等が全て含まれる。又、同一分子内に(イ)メル
カプト基、および(ロ)カルボキシル基、酸無水物基、
酸アミド基、イミド基、カルボン酸エステル基、エポキ
シ基、アミノ基、水酸基より構成される群より選択され
る少なくとも一種の官能基を同時に有する化合物、より
具体的には、チオりんご酸、チオくえん酸等を用いる方
法も有効である。これらの方法のうち本発明の目的のひ
とつである高剛性達成の観点から、同一分子内に(イ)
炭素−炭素二重結合、炭素−炭素三重結合、メルトカプ
ト基、一般式〔A〕で定義される酸ハロゲン化物基、一
般〔B〕で定義されるカルボニル基及びそのα−炭素に
結合する水酸基又はアミノ基からなる化学構造、並びに
一般式〔C〕で定義されるハロゲン原子で置換されたオ
ルトフェニレン基からなる群から選ばれる少なくとも一
つの化学構造と、(ロ)カルボキシル基、酸無水物基、
エポキシ基、オキサゾリン基より構成される群から選ば
れる少なくとも一つの官能基とを同時に有する化合物を
用いることが好ましい。
チレン系化合物とα、β−不飽和ジカルボン酸無水物と
を成分として含有する共重合体、より具体的にはスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体等を用いる方法;スチレン
系化合物とα、β不飽和ジカルボン酸のイミド化合物と
を成分として含有する共重合体、より具体的にはスチレ
ンマレイミド共重合体等を用いる方法;分子内に(a)
炭素−炭素二重結合又は炭素−炭素三重結合および(b
)カルボン酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド基、
カルボン酸エステル基、エポキシ基、アミノ基又は水酸
基を同時に有する化合物、より具体的には無水マレイン
酸、マレイン酸、フマル酸、マレイミド、マレイン酸ヒ
ドラジド又は無水マレイン酸とジアミンとの反応物たと
えば (但し、R′は脂肪族、芳香族基を示す。)などで示さ
れる構造を有するもの、無水メチルナジック酸、無水ジ
クロロマレイン酸、マレイン酸アミド、大豆油、キリ油
、ヒマシ油、アマニ油、麻実油、綿実油、ゴマ油、菜種
油、落花生油、椿油、オリーブ油、ヤシ油、イワシ油な
どの天然油脂類、エポキシ化大豆油などのエポキシ化天
然油脂類、アクリル酸、ブテン酸、クロトン酸、ビニル
酢酸、メタクリル酸、ペンテン酸、アンゲリカ酸、チプ
リン酸、2−ペンテン酸、3−ペンテン酸、α−エチル
アクリル酸、β−メチルクロトン酸、4−ペンテン酸、
2−ヘキセン酸、2−メチル−2−ペンテン酸、3−メ
チル−2−ペンテン酸、α−エチルクロトン酸、2・2
−ジメチル−3−ブテン酸、2−ヘプテン酸、2−オク
テン酸、4−デセン酸、9−ウンデセン酸、10−ウン
デセン酸、4−ドデセン酸、5−ドデセン酸、4テトラ
デセン酸、9−テトラデセン酸、9−へキサデセン酸、
2−オクタデセン酸、9−オクタデセン酸、アイコセン
酸、トコセン酸、エルカ酸、テトラエン酸、マイコリペ
ン酸、2・4−ペンタジェン酸、2・4−へキサジエン
酸、ジアリル酢酸、ゲラニウム酸、2・4−デカジエン
酸、2・4−ドデカジエン酸、9・12−へキサデカジ
エン酸、9・12−オクタデカジエン酸、ヘキサデカト
リエン酸、リノール酸、リルン酸、オクタデカトリエン
酸、アイコサジエン酸、アイコサトリエン酸、アイコサ
テトラエン酸、リシノール酸、エレオステアリン酸、オ
レイン酸、アイコサペンクエン酸、エルシン酸、ドコサ
ジエン酸、ドコサトリエン酸、ドコサテトラエン酸、ド
コサペンクエン酸、テトラコセン酸、ヘキサコセン酸、
ヘキサコシエン酸、オフタコセン酸、トラアコンテン酸
などの不飽和カルボン酸、あるいはこれら不飽和カルボ
ン酸のエステル、酸アミド、無水物、あるいはアリルア
ルコール、クロチルアルコール、メチルビニルカルビノ
ール、アリルカルビノール、メチルプロペニルカルビノ
ール、4−ペンテン−1−オール、10−ウンデセン−
1−オール、プロパルギルアルコール、1・4−ペンタ
ジェン−3−オール、工・4−へキサジエン−3−オー
ル、3・5−へキサジエン−2−オール、2・4−へキ
サジエン−1−オール、一般式C−Htアー、0H1C
,H,、、OH若しくはC,lH2,、−、OH(但し
、nは正の整数)で示されるアルコール、3−ブテンー
ト2−ジオール、2・5−ジメチル−3−ヘキセン−2
・5−ジオール、l・5−へキサジエン−3・4−ジオ
ール、2・6−オクタジエン4・5−ジオールなどの不
飽和アルコール、あるいはこのような不飽和アルコール
のOH基が、N Hz基に置き換った不飽和アミン、あ
るいはブタジェン、イソプレンなどの低重合(たとえば
平均分子量が500〜10000ぐらいのもの)あるい
は高分子量体(たとえば平均分子量が10000以上の
もの)に無水マレイン酸、フェノール類を付加したもの
、あるいはアミノ基、カルボン酸基、水酸基、エポキシ
基などを導入したもの等を用いる方法;一般式(D) (RIO)、R(COOR”)、(CONRIR”)、
CD)〔式中Rは炭素原子数2〜20、好ま
しくは2〜10の直鎖または分岐鎖飽和脂肪族炭化水素
であり、R1は水素または炭素原子数1〜10、好まし
くは1〜6、最も好ましくは1〜4のアルキル基、アリ
ール基、アシル基、またはカルボニルジオキシ基からな
る群から選択し、特に好ましいのは水素であり、各R1
は水素または炭素原子数1〜20、好ましくは1〜10
のアルキル基またはアリール基からなる群から独立に選
択し、各R1及びRWは水素または炭素原子数1〜10
、好ましくは1〜6、最も好ましくは1〜4のアルキル
基またはアリール基から木質的になる群から独立に選択
し、mは1に等しく、(n+s)は2より大かまたは2
に等しく、好ましくは2または3に等しい。nおよびS
はそれぞれ0より大かOに等しく、(OR+ )はカル
ボニル基に対しαまたはβにあり、少なくとも二つのカ
ルボニル基は2〜6個の炭素原子によって分離されてい
る〕によって表わされる脂肪族ポリカルボン酸およびそ
の誘導体、より具体的には、くえん酸、りんご酸、アガ
リシン酸等を用いる方法;分子中に(i)一般式〔A) C−X 〔A) (式中XはF、CI2、Br、I、0H1OR1ま1ま たは0−C−R’であり、R“ はHまたはアルキ ル基またはアリール基である) を有する少なくとも一つの基、および(ii)カルボン
酸基、酸無水物基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸
エステル基、アミノ基またはヒドロキシ基の少なくとも
一つである基の両者を含有し、基(i)と(ii)は2
価炭化水素基である結合Zを介して共有的に結合してい
る一般式(E)(i) −Z−(ii) (E) を有する化合物、より具体的には、無水トリメリット酸
クロリド、アスパラギン酸、グルタミン酸等を用いる方
法;式C−X又は−COX (Xはハロゲン原子)で表
わされる構造を1ないし複数有し、かつ酸無水物基もし
くはそれが開環したジカルボン酸基、アミノ基、エポキ
シ基、イミド基、酸アミド基、カルボン酸基のうち1つ
以上を同時に有する化合物、より具体的には、テトラク
ロロ無水フタル酸、テトラブロモ無水フタル酸等を用い
る方法等が全て含まれる。又、同一分子内に(イ)メル
カプト基、および(ロ)カルボキシル基、酸無水物基、
酸アミド基、イミド基、カルボン酸エステル基、エポキ
シ基、アミノ基、水酸基より構成される群より選択され
る少なくとも一種の官能基を同時に有する化合物、より
具体的には、チオりんご酸、チオくえん酸等を用いる方
法も有効である。これらの方法のうち本発明の目的のひ
とつである高剛性達成の観点から、同一分子内に(イ)
炭素−炭素二重結合、炭素−炭素三重結合、メルトカプ
ト基、一般式〔A〕で定義される酸ハロゲン化物基、一
般〔B〕で定義されるカルボニル基及びそのα−炭素に
結合する水酸基又はアミノ基からなる化学構造、並びに
一般式〔C〕で定義されるハロゲン原子で置換されたオ
ルトフェニレン基からなる群から選ばれる少なくとも一
つの化学構造と、(ロ)カルボキシル基、酸無水物基、
エポキシ基、オキサゾリン基より構成される群から選ば
れる少なくとも一つの官能基とを同時に有する化合物を
用いることが好ましい。
−c−x l:A)
(但し、Xはハロゲン原子を、Yは水酸基又はアミノ基
を、R+ 、R,、R,、R4は独立にハロゲン原子又
は水素原子を、それぞれ表わす。但し、R,−R4のう
ち少なくとも1つはハロゲン原子である。) そのうち、(イ)としては、炭素−炭素二重結合、メル
カプト基、又は一般式〔B〕で定義される化学構造(ロ
)としてはカルボキシル基又は酸無水物基、が好適であ
る。中でも、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、
りんご酸、くえん酸、チオリんご酸を用いる方法がこれ
ら変性剤の有効性及び入手容易性から特に好ましい。こ
れら化合物の使用量は、樹脂組成物全体に対して0.0
1〜25重量%、好ましくは0.05〜10重量%、よ
り好ましくは0.1〜5重量%である。
を、R+ 、R,、R,、R4は独立にハロゲン原子又
は水素原子を、それぞれ表わす。但し、R,−R4のう
ち少なくとも1つはハロゲン原子である。) そのうち、(イ)としては、炭素−炭素二重結合、メル
カプト基、又は一般式〔B〕で定義される化学構造(ロ
)としてはカルボキシル基又は酸無水物基、が好適であ
る。中でも、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、
りんご酸、くえん酸、チオリんご酸を用いる方法がこれ
ら変性剤の有効性及び入手容易性から特に好ましい。こ
れら化合物の使用量は、樹脂組成物全体に対して0.0
1〜25重量%、好ましくは0.05〜10重量%、よ
り好ましくは0.1〜5重量%である。
本発明において、熱可塑性ポリエステル樹脂と変性ポリ
フェニレンエーテル樹脂を主体とする樹脂組成物を混合
する手法としては、−Cに知られるポリマーブレンドの
手法、例えば溶液混合法あるいは溶融混合法等の方法が
いずれも可能であるが、本発明では溶融混合法が好まし
い。固相熱処理による相溶化向上の効果をより有効に発
揮させる為には、分散を緻密にすることが重要であり、
例えば溶融混合の場合、二軸押出機等の混練性の良い混
合方法を適用することが望ましい。
フェニレンエーテル樹脂を主体とする樹脂組成物を混合
する手法としては、−Cに知られるポリマーブレンドの
手法、例えば溶液混合法あるいは溶融混合法等の方法が
いずれも可能であるが、本発明では溶融混合法が好まし
い。固相熱処理による相溶化向上の効果をより有効に発
揮させる為には、分散を緻密にすることが重要であり、
例えば溶融混合の場合、二軸押出機等の混練性の良い混
合方法を適用することが望ましい。
本発明の樹脂組成物においては、熱可塑性ポリエステル
樹脂を5〜95重量%含有する事が好ましい。該樹脂が
5重量%に満だない場合は耐薬品性、成形加工性が悪化
し、95重量%を超えると耐熱性、耐水性、寸法安定性
が低下し、いずれも本発明の目的を達し得ない。本発明
における熱可塑性ポリエステル樹脂の含有量として、2
0〜90重量%が好ましく、30〜80重量%がより好
ましい。
樹脂を5〜95重量%含有する事が好ましい。該樹脂が
5重量%に満だない場合は耐薬品性、成形加工性が悪化
し、95重量%を超えると耐熱性、耐水性、寸法安定性
が低下し、いずれも本発明の目的を達し得ない。本発明
における熱可塑性ポリエステル樹脂の含有量として、2
0〜90重量%が好ましく、30〜80重量%がより好
ましい。
本発明において、熱可塑性ポリエステル樹脂と変性ポリ
フェニレンエーテル樹脂を主体とする樹脂組成物は、混
合された後、固相を維持する条件、すなわちマトリック
ス相を形成している樹脂の軟化点以下の温度で固相熱処
理に供される。ここで言う軟化点とは、結晶性樹脂の場
合は融点を、非晶樹脂の場合にはガラス転移点を意味す
る。またマトリックス相とは、相分離ブレンド系におけ
る連続相を意味する。どの成分がマトリックス相を形成
しているかは、電子顕微鏡下でのモルホロジー観察等に
より判断することができる。本発明における固相熱処理
の温度は、マトリックス相を形成している樹脂の軟化点
より100°C低い温度、より好適には60°C低い温
度から、軟化点より3°C低い温度までの温度領域に設
定されるのが好ましい。固相熱処理温度が該軟化点から
100°C以上低い温度では、反応速度が極めて遅く、
十分な相溶化を達成することが難しい。固相熱処理を行
なう時間は、好ましくは4時間以上、より好ましくは6
時間以上である。この固相熱処理の圧力については特に
制限はなく、加圧、常圧、減圧のいずれであっても良い
。また常圧において窒素フロー等の手法を適用すること
も可能である。
フェニレンエーテル樹脂を主体とする樹脂組成物は、混
合された後、固相を維持する条件、すなわちマトリック
ス相を形成している樹脂の軟化点以下の温度で固相熱処
理に供される。ここで言う軟化点とは、結晶性樹脂の場
合は融点を、非晶樹脂の場合にはガラス転移点を意味す
る。またマトリックス相とは、相分離ブレンド系におけ
る連続相を意味する。どの成分がマトリックス相を形成
しているかは、電子顕微鏡下でのモルホロジー観察等に
より判断することができる。本発明における固相熱処理
の温度は、マトリックス相を形成している樹脂の軟化点
より100°C低い温度、より好適には60°C低い温
度から、軟化点より3°C低い温度までの温度領域に設
定されるのが好ましい。固相熱処理温度が該軟化点から
100°C以上低い温度では、反応速度が極めて遅く、
十分な相溶化を達成することが難しい。固相熱処理を行
なう時間は、好ましくは4時間以上、より好ましくは6
時間以上である。この固相熱処理の圧力については特に
制限はなく、加圧、常圧、減圧のいずれであっても良い
。また常圧において窒素フロー等の手法を適用すること
も可能である。
本発明においては、熱可塑性ポリエステル樹脂と変性ポ
リフェニレンエーテル樹脂の相溶化を損なわない範囲で
、他の樹脂やエラストマー等を所望に応じて混合するこ
ともできる。更に、本発明の樹脂組成物には、所望に応
じて各種添加剤、例えばカーボンブラック、シリカ、酸
化チタンなどの無機充填剤や有機充填剤、ガラス繊維、
炭素繊維などの強化剤、更には可塑剤、安定剤、難燃剤
、着色剤等を添加することもできる。
リフェニレンエーテル樹脂の相溶化を損なわない範囲で
、他の樹脂やエラストマー等を所望に応じて混合するこ
ともできる。更に、本発明の樹脂組成物には、所望に応
じて各種添加剤、例えばカーボンブラック、シリカ、酸
化チタンなどの無機充填剤や有機充填剤、ガラス繊維、
炭素繊維などの強化剤、更には可塑剤、安定剤、難燃剤
、着色剤等を添加することもできる。
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明は、その要旨を越えない限り、これらの例によっ
て何ら限定されるものではない。
本発明は、その要旨を越えない限り、これらの例によっ
て何ら限定されるものではない。
伎且旅粁冊脂
・ポリフェニレンエーテル樹脂
0.6g/dl濃度のクロロホルム溶液の25°Cにお
ける比粘度η。が0.31であり、310″Cにおける
剪断速度103/秒の溶融粘度が9000ポイズである
ポリ(2,6−ジメチル−p−フェニレンエーテル)(
以下PPEと略)を使用した。尚、このもののDSCで
測定した軟化点は、210°Cであった。
ける比粘度η。が0.31であり、310″Cにおける
剪断速度103/秒の溶融粘度が9000ポイズである
ポリ(2,6−ジメチル−p−フェニレンエーテル)(
以下PPEと略)を使用した。尚、このもののDSCで
測定した軟化点は、210°Cであった。
・ポリブチレンテレフタレート樹脂
フェノールとテトラクロロエタンとの重量比1:1の混
合溶媒を使用し濃度1g/d1溶液の30°Cにおける
極限粘度〔η]が1.1のポリブチレンテレフタレート
(以下PBTと略)を使用した。尚、このもののDSC
で測定した融点は、224°Cであった。
合溶媒を使用し濃度1g/d1溶液の30°Cにおける
極限粘度〔η]が1.1のポリブチレンテレフタレート
(以下PBTと略)を使用した。尚、このもののDSC
で測定した融点は、224°Cであった。
―ノち
全て東芝機械■製TEM35B二軸押出機を使用し、P
PEの溶融変性並びにPPEと1−’ B Tの溶融混
合を行なった。また得られた組成物の試験片の成形は東
芝機械■製l5−45P射出成形機によりバレル温度2
80°C1金型温度80°Cで行なった。
PEの溶融変性並びにPPEと1−’ B Tの溶融混
合を行なった。また得られた組成物の試験片の成形は東
芝機械■製l5−45P射出成形機によりバレル温度2
80°C1金型温度80°Cで行なった。
生立1方藷
成形によって得られたASTM規格に準する引張り試験
片を用いて、ASTM D−638に準じて引張り試
験を行ない、評価した。
片を用いて、ASTM D−638に準じて引張り試
験を行ない、評価した。
皇考阻土
PPE100重量部と変性剤(無水マレイン酸)2.5
重量部とを、バレル設定300°Cで溶融混合して変性
PPE (以下MPPEと略)を得た。
重量部とを、バレル設定300°Cで溶融混合して変性
PPE (以下MPPEと略)を得た。
裏施斑土
60重量部と参考例1のMPPB40重量部を、バレル
設定280℃、スクリュー回転数15Orpmで溶融混
合し、次いでペレット化した。得られた樹脂組成物につ
いて、電子顕微鏡下でのモルホロジー観察の結果、マト
リックス樹脂はPBTであることがわかった。その後こ
の樹脂組成物について、N!気流下(20L/m1n)
で120 ’Cで3時間、160℃で3時間、更に21
0 ’Cで6時間の固相熱処理を行なった。
設定280℃、スクリュー回転数15Orpmで溶融混
合し、次いでペレット化した。得られた樹脂組成物につ
いて、電子顕微鏡下でのモルホロジー観察の結果、マト
リックス樹脂はPBTであることがわかった。その後こ
の樹脂組成物について、N!気流下(20L/m1n)
で120 ’Cで3時間、160℃で3時間、更に21
0 ’Cで6時間の固相熱処理を行なった。
固相熱処理後のベレットを成形して得た引張り試験片を
測定した。引張り強度は5 Q Okg/ c+fl。
測定した。引張り強度は5 Q Okg/ c+fl。
引張り破断伸びは3.5%であった。
比較)−一
実施例1において固相熱処理を行なわない他は実施例1
と全く同様にして得た引張り試験片を測定した引張り強
度は290kg/cf、引張り破断伸び1.7%であっ
た。
と全く同様にして得た引張り試験片を測定した引張り強
度は290kg/cf、引張り破断伸び1.7%であっ
た。
本発明方法によれば、熱可塑性ポリエステル樹脂と変性
ポリフェニレンエーテル樹脂を主体とする熱可塑性組成
物を得るにあたり、これら二成分の混合ののち、固相熱
処理に供することによって、引張り伸度並びに引張り強
度といった@械的性質や耐熱性に顕著な向上が見られ、
従来の組成物に比べて物性バランスに優れたアロイを得
ることができる。
ポリフェニレンエーテル樹脂を主体とする熱可塑性組成
物を得るにあたり、これら二成分の混合ののち、固相熱
処理に供することによって、引張り伸度並びに引張り強
度といった@械的性質や耐熱性に顕著な向上が見られ、
従来の組成物に比べて物性バランスに優れたアロイを得
ることができる。
Claims (2)
- (1)熱可塑性ポリエステル樹脂と変性ポリフェニレン
エーテル樹脂とを溶融混合した後、マトリックス相を形
成する樹脂の軟化点以下の温度で固相熱処理を行なうこ
とを特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方法。 - (2)変性ポリフェニレンエーテル樹脂が、同一分子内
に (i)炭素−炭素二重結合、炭素−炭素三重結合、メル
カプト基、一般式〔A〕で定義される酸ハロゲン化物、
一般式〔B〕で定義されるカルボニル基及びそのα−炭
素に結合する水酸基又はアミノ基からなる化学構造、並
びに一般式〔C〕で定義されるハロゲン原子で置換され
たオルトフェニレン基からなる群から選ばれる少なくと
も一つの化学構造と、(ii)カルボキシル基、酸無水
物基、エポキシ基及びオキサゾリン基からなる群から選
ばれる少なくとも一つの官能基、 とを同時に有する化合物により変性されたポリフェニレ
ンエーテルである特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性
樹脂組成物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔A〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔B〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔C〕 〔但し、Xはハロゲン原子を、Yは水酸基又はアミノ基
を、R_1、R_2、R_3およびR_4は独立にハロ
ゲン原子又は水素原子を、それぞれ表す。但し、R_1
〜R_4のうち少なくとも1つはハロゲン原子である。 〕
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26991190A JPH04145157A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26991190A JPH04145157A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04145157A true JPH04145157A (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=17478941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26991190A Pending JPH04145157A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04145157A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002053663A (ja) * | 2000-04-04 | 2002-02-19 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | (2,5−ジ置換−1,4−フェニレンオキサイド)ブロック共重合体およびグラフト共重合体 |
| JP2012052133A (ja) * | 2000-04-04 | 2012-03-15 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | (2,5−ジ置換−1,4−フェニレンオキサイド)ブロック共重合体およびグラフト共重合体 |
| CN103360734A (zh) * | 2012-04-05 | 2013-10-23 | 上海杰事杰新材料(集团)股份有限公司 | 一种聚对苯二甲酸乙二醇酯/聚苯醚共混合金材料及其制备方法 |
| US10696843B2 (en) | 2015-11-06 | 2020-06-30 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Polyphenylene ether flame-retardant resin composition |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP26991190A patent/JPH04145157A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002053663A (ja) * | 2000-04-04 | 2002-02-19 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | (2,5−ジ置換−1,4−フェニレンオキサイド)ブロック共重合体およびグラフト共重合体 |
| JP2012052133A (ja) * | 2000-04-04 | 2012-03-15 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | (2,5−ジ置換−1,4−フェニレンオキサイド)ブロック共重合体およびグラフト共重合体 |
| CN103360734A (zh) * | 2012-04-05 | 2013-10-23 | 上海杰事杰新材料(集团)股份有限公司 | 一种聚对苯二甲酸乙二醇酯/聚苯醚共混合金材料及其制备方法 |
| US10696843B2 (en) | 2015-11-06 | 2020-06-30 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Polyphenylene ether flame-retardant resin composition |
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