JPH0414914B2 - - Google Patents
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- JPH0414914B2 JPH0414914B2 JP59256116A JP25611684A JPH0414914B2 JP H0414914 B2 JPH0414914 B2 JP H0414914B2 JP 59256116 A JP59256116 A JP 59256116A JP 25611684 A JP25611684 A JP 25611684A JP H0414914 B2 JPH0414914 B2 JP H0414914B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- horizontal deflection
- pulse
- deflection
- horizontal
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、水平偏向回路に係り、水平偏向周波
数を可変した場合においても常に水平画面振幅等
を一定とし得る水平偏向回路に関する。
数を可変した場合においても常に水平画面振幅等
を一定とし得る水平偏向回路に関する。
従来の技術
一般に、通常の受像管の水平偏向回路では、水
平偏向周波数に応じて偏向電流が変化し、水平画
面振幅が変化してしまう。このことにつき更に説
明するに、第6図は従来の水平偏向回路の回路図
を示す。同図中、1は励振パルスPでオン、オフ
する水平偏向出力トランジスタ、2はダンパーダ
イオード、3は水平偏向コイル、4は直流阻止用
又は、S字補正用コンデンサ、5は帰線共振用コ
ンデンサ、6はフライバツクトランス、7は高圧
整流回路で、これらは水平偏向回路を構成してい
る。いま、水平走査周波数の励振パルスPに応動
して水平偏向出力トランジスタ1がオン、オフ動
作を行うと、ダンパーダイオード2のオン、オフ
動作と連動して、周知の原理により水平偏向コイ
ル3に鋸歯状波電流が流れる。一方、フライバツ
クトランス6は、その一次巻線6aによつて、水
平偏向回路に直流電圧+EBを供給し、さらに水
平偏向出力トランジスタ1のコレクタに生じる帰
線パルスVPを昇圧して、二次巻線6bより取り
出し、これを高圧整流回路7を経て直流高圧電圧
EHTとし、これを通常は受像管の陽極加速電圧と
して使用している。
平偏向周波数に応じて偏向電流が変化し、水平画
面振幅が変化してしまう。このことにつき更に説
明するに、第6図は従来の水平偏向回路の回路図
を示す。同図中、1は励振パルスPでオン、オフ
する水平偏向出力トランジスタ、2はダンパーダ
イオード、3は水平偏向コイル、4は直流阻止用
又は、S字補正用コンデンサ、5は帰線共振用コ
ンデンサ、6はフライバツクトランス、7は高圧
整流回路で、これらは水平偏向回路を構成してい
る。いま、水平走査周波数の励振パルスPに応動
して水平偏向出力トランジスタ1がオン、オフ動
作を行うと、ダンパーダイオード2のオン、オフ
動作と連動して、周知の原理により水平偏向コイ
ル3に鋸歯状波電流が流れる。一方、フライバツ
クトランス6は、その一次巻線6aによつて、水
平偏向回路に直流電圧+EBを供給し、さらに水
平偏向出力トランジスタ1のコレクタに生じる帰
線パルスVPを昇圧して、二次巻線6bより取り
出し、これを高圧整流回路7を経て直流高圧電圧
EHTとし、これを通常は受像管の陽極加速電圧と
して使用している。
また、第5図に示す帰線パルスのパルス幅は、
水平偏向コイル3とフライバツクトランス6との
合成インダクタンスと、帰線共振用コンデンサ5
によつて定まる共振周期により決定される。ここ
で、偏向走査期間がTsで、この期間中水平偏向
出力トランジスタ1とダンパーダイオード2がオ
ンするものとし、水平偏向コイル3のインダクタ
ンス値をLとすると、偏向電流のピーク・ピーク
値Iは、 I=(EB/L)・Ts (1) で表わされる。
水平偏向コイル3とフライバツクトランス6との
合成インダクタンスと、帰線共振用コンデンサ5
によつて定まる共振周期により決定される。ここ
で、偏向走査期間がTsで、この期間中水平偏向
出力トランジスタ1とダンパーダイオード2がオ
ンするものとし、水平偏向コイル3のインダクタ
ンス値をLとすると、偏向電流のピーク・ピーク
値Iは、 I=(EB/L)・Ts (1) で表わされる。
ところで、最近のコンピユータ機器出力信号の
水平偏向周波数は機種により、15kHzから30kHz
近傍まで、種々の値を取ることが多く、そのデイ
スプレイモニターも、種々の偏向周波数に対応出
来ることが望ましい。さらに、テレビジヨン放送
やビデオデイスク等家庭用映像ソースについて
も、現在の水平偏向周波数は15.734kHzであるが、
近い将来高品位放送等の30kHz以上の水平偏向周
波数の映像ソースが混在することが考えられ、簡
単な構成で任意の偏向周波数に対応出来る受像機
の開発が望まれていた。
水平偏向周波数は機種により、15kHzから30kHz
近傍まで、種々の値を取ることが多く、そのデイ
スプレイモニターも、種々の偏向周波数に対応出
来ることが望ましい。さらに、テレビジヨン放送
やビデオデイスク等家庭用映像ソースについて
も、現在の水平偏向周波数は15.734kHzであるが、
近い将来高品位放送等の30kHz以上の水平偏向周
波数の映像ソースが混在することが考えられ、簡
単な構成で任意の偏向周波数に対応出来る受像機
の開発が望まれていた。
しかし、第6図に示す従来の水平偏向回路にお
いては、偏向周期THが長くなると偏向走査期間
Tsも長くなるので、(1)式の関係より偏向電流の
ピーク・ピーク値Iが増加し、その結果受像管画
面の水平振幅が拡大する。逆に、偏向周期THが
短くなれば受像画面の水平振幅は縮小する。
いては、偏向周期THが長くなると偏向走査期間
Tsも長くなるので、(1)式の関係より偏向電流の
ピーク・ピーク値Iが増加し、その結果受像管画
面の水平振幅が拡大する。逆に、偏向周期THが
短くなれば受像画面の水平振幅は縮小する。
この様に、第6図に示す従来の水平偏向回路に
て、多種の水平偏向周期に対応しようとすると、
その都度、受像画面の水平振幅が変動することに
なり、その画面振幅の調節が面倒である等の欠点
があつた。
て、多種の水平偏向周期に対応しようとすると、
その都度、受像画面の水平振幅が変動することに
なり、その画面振幅の調節が面倒である等の欠点
があつた。
そこで、本出願人は先に実開昭58−71266号に
て、常に偏向電流を一定とする偏向安定化回路を
提案した。第7図はこの提案になる偏向安定化回
路で、第6図に示す従来の水平偏向回路に加え、
水平偏向コイル3の偏向電流ピーク・ピーク値I
に比例した直流電圧E0を生成する電流検知回路
8、直流電圧E0と直流電圧源10よりの基準直
流電圧Esとを比較するコンパレータ9、及びコ
ンパレータ9の出力に応じ、機器の直流電源電圧
+EBより電圧を降下させて直流電圧+EB′を発生
し、これを水平偏向回路の直流電源電圧として供
給する電源レギユレータ11とより構成されてい
る。この構成により、水平偏向電流のピーク・ピ
ーク値Iが増加しようとすると、直流電圧+
EB′が低下し、逆に偏向電流のピーク・ピーク値
Iが減少しようとすると、直接電圧+EB′が増大
するので、偏向走査期間Tsが変化しても、Iは
常に一定となり、結局水平画面振幅は変化しな
い。
て、常に偏向電流を一定とする偏向安定化回路を
提案した。第7図はこの提案になる偏向安定化回
路で、第6図に示す従来の水平偏向回路に加え、
水平偏向コイル3の偏向電流ピーク・ピーク値I
に比例した直流電圧E0を生成する電流検知回路
8、直流電圧E0と直流電圧源10よりの基準直
流電圧Esとを比較するコンパレータ9、及びコ
ンパレータ9の出力に応じ、機器の直流電源電圧
+EBより電圧を降下させて直流電圧+EB′を発生
し、これを水平偏向回路の直流電源電圧として供
給する電源レギユレータ11とより構成されてい
る。この構成により、水平偏向電流のピーク・ピ
ーク値Iが増加しようとすると、直流電圧+
EB′が低下し、逆に偏向電流のピーク・ピーク値
Iが減少しようとすると、直接電圧+EB′が増大
するので、偏向走査期間Tsが変化しても、Iは
常に一定となり、結局水平画面振幅は変化しな
い。
発明が解決しようとする問題点
しかるに、一般に、帰線パルスの値VPは、
VP=( /2・TS/TH−TS+1)EB′ (2)
で表わされるので、第7図に示す偏向安定化回路
の構成において、偏向電流のピーク・ピーク値I
を一定にするため、直流電圧+EB′の値を変化さ
せることは、帰線パルスVPの値も変化すること
を意味している。従つて、帰線パルスVPをフラ
イバツクトランス6にて昇圧して受像管の陽極加
速電圧EHTを生成する場合は、偏向電流のピー
ク・ピーク値Iを一定にしても偏向周期THが変
化する毎にEHTが変化するので、結局、受像管の
偏向能率が変り、水平画面振幅も変るという問題
点があつた。この様な問題点を解決するため、第
7図において種々の偏向周期の信号に対応しよう
とすると、通常、陽極加速電圧EHTは、フライバ
ツクトランス6の出力を利用せず、全く別系統の
回路を新たに設て、そこから陽極加速電圧EHTを
得ることが多かつた。
の構成において、偏向電流のピーク・ピーク値I
を一定にするため、直流電圧+EB′の値を変化さ
せることは、帰線パルスVPの値も変化すること
を意味している。従つて、帰線パルスVPをフラ
イバツクトランス6にて昇圧して受像管の陽極加
速電圧EHTを生成する場合は、偏向電流のピー
ク・ピーク値Iを一定にしても偏向周期THが変
化する毎にEHTが変化するので、結局、受像管の
偏向能率が変り、水平画面振幅も変るという問題
点があつた。この様な問題点を解決するため、第
7図において種々の偏向周期の信号に対応しよう
とすると、通常、陽極加速電圧EHTは、フライバ
ツクトランス6の出力を利用せず、全く別系統の
回路を新たに設て、そこから陽極加速電圧EHTを
得ることが多かつた。
しかし、このようにすると、その分だけ水平偏
向回路の構成が複雑となり、そのため高価で形状
も大型になるので不利であるという問題点があつ
た。
向回路の構成が複雑となり、そのため高価で形状
も大型になるので不利であるという問題点があつ
た。
そこで、本発明は簡単な回路構成で広範囲の水
平偏向周波数の如何に拘らず常に一定の水平画面
振幅と陽極加速電圧とを得ることが出来る水平偏
向回路を提供することを目的とする。
平偏向周波数の如何に拘らず常に一定の水平画面
振幅と陽極加速電圧とを得ることが出来る水平偏
向回路を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明になる水平偏向回路は、水平偏向コイル
に発生する帰線パルスの平均レベル電圧からパル
ス尖頭値までの電圧に略比例する直流電圧を生成
する電圧生成手段と、電圧生成手段から供給され
る直流電圧と基準電圧とを比較するコンパレータ
と、フライバツクトランスの一次巻線に供給する
電源電圧を水平偏向コイルに流れる偏向電流のピ
ーク・ピーク値に略逆比例して制御する電源レギ
ユレータと、高圧出力手段とから構成されてい
る。
に発生する帰線パルスの平均レベル電圧からパル
ス尖頭値までの電圧に略比例する直流電圧を生成
する電圧生成手段と、電圧生成手段から供給され
る直流電圧と基準電圧とを比較するコンパレータ
と、フライバツクトランスの一次巻線に供給する
電源電圧を水平偏向コイルに流れる偏向電流のピ
ーク・ピーク値に略逆比例して制御する電源レギ
ユレータと、高圧出力手段とから構成されてい
る。
上記高圧出力手段は、上記フライバツクトラン
スの二次巻線の一端を接地し、かつ他端を整流用
ダイオードに接続し、このダイオードから受像管
用の高圧電圧を出力する構成よりなる。
スの二次巻線の一端を接地し、かつ他端を整流用
ダイオードに接続し、このダイオードから受像管
用の高圧電圧を出力する構成よりなる。
作 用
第5図に示す帰線パルスの値VPは、そのパル
ス幅(帰線時間)TRを用いて(2)式を書き改める
と、TR=TH−Tsの関係から、 VP=( /2・TS/TR+1)EB′ (3) となる。
ス幅(帰線時間)TRを用いて(2)式を書き改める
と、TR=TH−Tsの関係から、 VP=( /2・TS/TR+1)EB′ (3) となる。
一方第7図の偏向安定化回路における偏向電流
Iは、電源レギユレータ11により、一定に制御
されているので、 I=EB′Ts/L=一定 (4) となる。また、水平偏向コイル3のインダクタン
ス値Lが一定であるので、 EB′Ts=LI=一定 (5) となり、(5)式を(3)式に代入すると、 VP= /2・LI/TR+EB′ (6) となる。(6)式において、偏向周期THに応じて偏
向回路直流電圧EB′の値は前述の利用により変化
させなくてはならないが、第1項にのみ着目すれ
ば、変数は帰線時間TRのみなので、TRが一定で
あれば、第1項は一定となる。通常、帰線時間率
TR/THは、偏向周期THが変化しても、20%前後
の値に設定しているが、ここで論じている可変偏
向周期の受像装置では、使用範囲の最も短かい偏
向周期に合せて、帰線時間TRを設定することに
より、偏向周期の長い信号に対しては、帰線時間
率が小さくなり、即ち有効利用可能な画面範囲が
拡がるだけで、実用上の不都合はない。
Iは、電源レギユレータ11により、一定に制御
されているので、 I=EB′Ts/L=一定 (4) となる。また、水平偏向コイル3のインダクタン
ス値Lが一定であるので、 EB′Ts=LI=一定 (5) となり、(5)式を(3)式に代入すると、 VP= /2・LI/TR+EB′ (6) となる。(6)式において、偏向周期THに応じて偏
向回路直流電圧EB′の値は前述の利用により変化
させなくてはならないが、第1項にのみ着目すれ
ば、変数は帰線時間TRのみなので、TRが一定で
あれば、第1項は一定となる。通常、帰線時間率
TR/THは、偏向周期THが変化しても、20%前後
の値に設定しているが、ここで論じている可変偏
向周期の受像装置では、使用範囲の最も短かい偏
向周期に合せて、帰線時間TRを設定することに
より、偏向周期の長い信号に対しては、帰線時間
率が小さくなり、即ち有効利用可能な画面範囲が
拡がるだけで、実用上の不都合はない。
一方、(6)式において、第2項の水平偏向回路直
流電源電圧値+EB′は、第5図に示す帰線パルス
VPの平均レベル電圧V2を意味し、従つてこの平
均レベルからパルス尖頭値迄の値V1は、(6)式第
1項に相当し、この第1項は前述の如く偏向周期
THが変化しても一定である。そこで、この帰線
パルスVPをフライバツクトランス6で1:nで
変圧すると共に第3図に示す如く、一端を接地し
たフライバツクトランス6の二次巻線6bの他端
にダイオード71を接続した構成により、フライ
バツクトランス6より取り出されたパルスの直流
平均レベル電圧V2をゼロ電位とし、このゼロ電
位からパルス尖頭値迄はn×V1となり、やはり
偏向周期THが変化しても常に一定となる。従つ
て、この昇圧したパルスをダイオード71により
整流し、陽極加速電圧EHTを得る構成により、偏
向周期THに拘らず一定の陽極加速電圧EHTを得、
よつて受像管の水平振幅を一定にすることが出来
る。
流電源電圧値+EB′は、第5図に示す帰線パルス
VPの平均レベル電圧V2を意味し、従つてこの平
均レベルからパルス尖頭値迄の値V1は、(6)式第
1項に相当し、この第1項は前述の如く偏向周期
THが変化しても一定である。そこで、この帰線
パルスVPをフライバツクトランス6で1:nで
変圧すると共に第3図に示す如く、一端を接地し
たフライバツクトランス6の二次巻線6bの他端
にダイオード71を接続した構成により、フライ
バツクトランス6より取り出されたパルスの直流
平均レベル電圧V2をゼロ電位とし、このゼロ電
位からパルス尖頭値迄はn×V1となり、やはり
偏向周期THが変化しても常に一定となる。従つ
て、この昇圧したパルスをダイオード71により
整流し、陽極加速電圧EHTを得る構成により、偏
向周期THに拘らず一定の陽極加速電圧EHTを得、
よつて受像管の水平振幅を一定にすることが出来
る。
これに対し、従来は、フライバツクトランスの
高次高調波同調がとり易くなる等の理由で、高圧
整流回路としてコツククロフト・ウオルトン回路
を使用することが多い。このため、パルス平均値
から基底部分迄の二次電圧nV2も陽極加速電圧
EHTの一部となるので、偏向周期THが変化する
と、EHTも変化してしまつていた。
高次高調波同調がとり易くなる等の理由で、高圧
整流回路としてコツククロフト・ウオルトン回路
を使用することが多い。このため、パルス平均値
から基底部分迄の二次電圧nV2も陽極加速電圧
EHTの一部となるので、偏向周期THが変化する
と、EHTも変化してしまつていた。
尚、第3図に示す単一のダイオード71で整流
する方式は、自黒受像管や小型カラー管の如く陽
極加速電圧EHTが比較的低い場合に限られ、中大
型カラー受像管の様にEHTが高い場合は、第4図
に示す様に二次巻線を61,62,63の如く数段
に分割し、同様にダイオード71,72,73の如
く数段に分割して接続するいわゆるマルチシング
ラー方式の構成とする。
する方式は、自黒受像管や小型カラー管の如く陽
極加速電圧EHTが比較的低い場合に限られ、中大
型カラー受像管の様にEHTが高い場合は、第4図
に示す様に二次巻線を61,62,63の如く数段
に分割し、同様にダイオード71,72,73の如
く数段に分割して接続するいわゆるマルチシング
ラー方式の構成とする。
実施例
第1図は、本発明になる水平偏向回路の第1実
施例の回路図を示す。同図中、第4図及び第6図
と同一構成部分には同一符号を付してある。ま
た、受像管の陽極加速電圧EHTの高圧生成手段と
して上記マルチシングラー方式の構成を採用して
いる。更に前記電圧生成手段として、フライバツ
クトランス6に巻数比1:n′の三次巻線6cを設
け、そこに発生するパルス電圧n′VPの平均レベ
ルから尖頭値迄の値n′V1を利用し、電圧n′V1を
整流用ダイオード12で整流し、平滑コンデンサ
13で平滑して直流電圧E3を得る構成とされて
いる。直流電圧E3は、コンパレータ9で基準直
流電圧源10よりの基準電圧Esと比較され、両
者の電圧差に応じたコンパレータ9の出力電圧が
電源レギユレータ11に印加される。ここで、直
流電圧E3がEsに比べ増大しようとすると、電源
レギユーラ11がフライバツクトランス6の一次
側に供給する直流電圧EB′を減少させ、また逆に
E3がEsに比べ減少しようとすると、直流電圧
EB′を増大させることにより、E3はEsに近似した
値で一定となる。従つて、パルス電圧n′V1は、
E3と整流用ダイオード12の電圧降下分とを加
えたものなので一定となり、さらに一次側帰線パ
ルスVPの変流成分V1も常に一定となる。
施例の回路図を示す。同図中、第4図及び第6図
と同一構成部分には同一符号を付してある。ま
た、受像管の陽極加速電圧EHTの高圧生成手段と
して上記マルチシングラー方式の構成を採用して
いる。更に前記電圧生成手段として、フライバツ
クトランス6に巻数比1:n′の三次巻線6cを設
け、そこに発生するパルス電圧n′VPの平均レベ
ルから尖頭値迄の値n′V1を利用し、電圧n′V1を
整流用ダイオード12で整流し、平滑コンデンサ
13で平滑して直流電圧E3を得る構成とされて
いる。直流電圧E3は、コンパレータ9で基準直
流電圧源10よりの基準電圧Esと比較され、両
者の電圧差に応じたコンパレータ9の出力電圧が
電源レギユレータ11に印加される。ここで、直
流電圧E3がEsに比べ増大しようとすると、電源
レギユーラ11がフライバツクトランス6の一次
側に供給する直流電圧EB′を減少させ、また逆に
E3がEsに比べ減少しようとすると、直流電圧
EB′を増大させることにより、E3はEsに近似した
値で一定となる。従つて、パルス電圧n′V1は、
E3と整流用ダイオード12の電圧降下分とを加
えたものなので一定となり、さらに一次側帰線パ
ルスVPの変流成分V1も常に一定となる。
さらに、V1が偏向周期THに拘らず一定である
という事は、(6)式の関係より、水平偏向電流Iが
一定なり、そのため第1図の水平偏向回路では、
該水平偏向電流Iの電流検知回路を特に設ける必
要はない。
という事は、(6)式の関係より、水平偏向電流Iが
一定なり、そのため第1図の水平偏向回路では、
該水平偏向電流Iの電流検知回路を特に設ける必
要はない。
一方、陽極加速電圧EHTは、巻数比1:nの二
次巻線61〜63により得たパルス電圧nVPの平均
レベルから尖頭値迄の値nV1を、ダイオード73
により整流して得られるので、EHTは偏向周期に
拘らず一定である。
次巻線61〜63により得たパルス電圧nVPの平均
レベルから尖頭値迄の値nV1を、ダイオード73
により整流して得られるので、EHTは偏向周期に
拘らず一定である。
また、直流電圧E3は比較的低電圧で、しかも
良く安定化されているので、機器内の他の回路の
電源として使用することも可能である。
良く安定化されているので、機器内の他の回路の
電源として使用することも可能である。
第2図は、本発明になる水平偏向回路の第2実
施例の回路図を示す。同図中、第1図及び第7図
と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を
省略する。本実施例では、前記電圧生成手段とし
て、偏向電流のピーク・ピーク値Iに比例する直
流電圧E0を与える電流検知回路8が設けられて
いる。直流電圧E0が基準直流電圧源10よりの
基準電圧Esに比べ減少しようとすると、コンパ
レータ9の出力に応じ電源レギユレータ11が直
流電圧EB′を増大させ、逆にE0が増大とようとす
ると、EB′を減少させることにより、偏向周期に
拘らず偏向電流を一定に保つ。
施例の回路図を示す。同図中、第1図及び第7図
と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を
省略する。本実施例では、前記電圧生成手段とし
て、偏向電流のピーク・ピーク値Iに比例する直
流電圧E0を与える電流検知回路8が設けられて
いる。直流電圧E0が基準直流電圧源10よりの
基準電圧Esに比べ減少しようとすると、コンパ
レータ9の出力に応じ電源レギユレータ11が直
流電圧EB′を増大させ、逆にE0が増大とようとす
ると、EB′を減少させることにより、偏向周期に
拘らず偏向電流を一定に保つ。
第8図は本発明になる水平偏向回路の第3実施
例の要部を示す回路図である。同図中、第1図と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。直列に接続した帰線共振用コンデンサ5
1と52の容量を夫々C1,C2とすると、一端を接地
した帰線共振用コンデンサ52の両端に生じるパ
ルス電圧VP′の波高値は、 VP′={C1/(C1+C2)}VP (7) となる。ここで、第8図に示すような極性でクラ
ンプダイオード15が帰線共振用コンデンサ52
と並列に挿入されると、パルス電圧VP′の先端部
はゼロボルトにクランプされ、その後抵抗16及
びコンデンサ14等による平滑回路を通すと、ク
ランプされたパルス電圧VP′の平均レベル電圧−
E3が、コンパレータ9の一方の入力端に入力さ
れる(但し、この場合コンパレータ9の入力イン
ピーダンスが充分高いことが必要である。)。この
平均レベル電圧−E3は帰線パルス(フライバツ
クパルス)VPの平均レベルからパルス尖頭値迄
の電圧値V1に比例する。このため平均レベル電
圧−E3を基準電圧−Esと比較し、その後コンパ
レータ9の出力にて電源レギユレータ11を制御
することにより、前述の理由により偏向周期TH
が変化しても偏向電流I及び高圧EHTは変化しな
い。
例の要部を示す回路図である。同図中、第1図と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。直列に接続した帰線共振用コンデンサ5
1と52の容量を夫々C1,C2とすると、一端を接地
した帰線共振用コンデンサ52の両端に生じるパ
ルス電圧VP′の波高値は、 VP′={C1/(C1+C2)}VP (7) となる。ここで、第8図に示すような極性でクラ
ンプダイオード15が帰線共振用コンデンサ52
と並列に挿入されると、パルス電圧VP′の先端部
はゼロボルトにクランプされ、その後抵抗16及
びコンデンサ14等による平滑回路を通すと、ク
ランプされたパルス電圧VP′の平均レベル電圧−
E3が、コンパレータ9の一方の入力端に入力さ
れる(但し、この場合コンパレータ9の入力イン
ピーダンスが充分高いことが必要である。)。この
平均レベル電圧−E3は帰線パルス(フライバツ
クパルス)VPの平均レベルからパルス尖頭値迄
の電圧値V1に比例する。このため平均レベル電
圧−E3を基準電圧−Esと比較し、その後コンパ
レータ9の出力にて電源レギユレータ11を制御
することにより、前述の理由により偏向周期TH
が変化しても偏向電流I及び高圧EHTは変化しな
い。
第9図は本発明になる水平偏向回路の第4実施
例の要部を示す回路図である。同図中、第1図と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。第9図において、フライバツクトランス
6の三次巻線6cとコンデンサ17と、一端を接
地したクランプダイオード18とよりなる回路に
より得たパルス電圧VP″は帰線パルスVPと逆相
で、しかもパルス電圧VP″の尖頭部はゼロボルト
となる。その後、平滑コイル19と平滑コンデン
サ20を経て、取り出されたパルス電圧VP″の平
均レベル電圧E3はコンパレータ9の一端に供給
されて、基準電圧Esと比較される。平均レベル
電圧E3は帰線パルスVPの平均レベルからパルス
尖頭値迄の電圧値V1に比例する。このため、前
述と同様にコンパレータ9の出力にて電源レギユ
レータ11を制御することにより、偏向周期TH
が変化しても偏向電流I及び高圧EHTは変化しな
い。
例の要部を示す回路図である。同図中、第1図と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。第9図において、フライバツクトランス
6の三次巻線6cとコンデンサ17と、一端を接
地したクランプダイオード18とよりなる回路に
より得たパルス電圧VP″は帰線パルスVPと逆相
で、しかもパルス電圧VP″の尖頭部はゼロボルト
となる。その後、平滑コイル19と平滑コンデン
サ20を経て、取り出されたパルス電圧VP″の平
均レベル電圧E3はコンパレータ9の一端に供給
されて、基準電圧Esと比較される。平均レベル
電圧E3は帰線パルスVPの平均レベルからパルス
尖頭値迄の電圧値V1に比例する。このため、前
述と同様にコンパレータ9の出力にて電源レギユ
レータ11を制御することにより、偏向周期TH
が変化しても偏向電流I及び高圧EHTは変化しな
い。
発明の効果
上述の如く、本発明によれば、水平偏向コイル
に発生する帰線パルスの平均電圧レベルによりパ
ルス尖頭値迄の電圧に略逆比例する直流電圧を生
成する電圧生成手段を設けることにより、デイス
プレイ機器の取扱う水平偏向周波数の如何に拘ら
ず常に一定の水平画面振幅と陽極加速電圧及び、
機器の他の回路に用いることの出来る直流電圧を
得ることが出来、多目的なデイスプレイ機器の実
用を可能となる等の特長を有する。
に発生する帰線パルスの平均電圧レベルによりパ
ルス尖頭値迄の電圧に略逆比例する直流電圧を生
成する電圧生成手段を設けることにより、デイス
プレイ機器の取扱う水平偏向周波数の如何に拘ら
ず常に一定の水平画面振幅と陽極加速電圧及び、
機器の他の回路に用いることの出来る直流電圧を
得ることが出来、多目的なデイスプレイ機器の実
用を可能となる等の特長を有する。
第1図は本発明になる水平偏向回路の第1実施
例を示す回路図、第2図は本発明になる水平偏向
回路の第2実施例を示す回路図、第3図及び第4
図は本発明回路の要部の各例を示す回路図、第5
図は帰線パルス電圧波形図、第6図は従来の水平
偏向回路の一例の回路図、第7図は本出願人の先
の提案になる偏向安定化回路の一例の回路図、第
8図及び第9図は夫々本発明になる水平偏向回路
の他の各実施例の要部を示す回路図である。 1……水平偏向出力トランジスタ、2……ダン
パーダイオード、3……水平偏向コイル、4……
直流阻止用又は、S字補正用コンデンサ、5,5
1,52……帰線共振用コンデンサ、6……フライ
バツクトランス、8……電流検知回路、9……コ
ンパレータ、10……基準直流電圧源、11……
電源レギユレータ、12……整流ダイオード、1
3,14,20……平滑コンデンサ、15,18
……クランプダイオード、16……抵抗、17…
…コンデンサ、19……平滑コイル。
例を示す回路図、第2図は本発明になる水平偏向
回路の第2実施例を示す回路図、第3図及び第4
図は本発明回路の要部の各例を示す回路図、第5
図は帰線パルス電圧波形図、第6図は従来の水平
偏向回路の一例の回路図、第7図は本出願人の先
の提案になる偏向安定化回路の一例の回路図、第
8図及び第9図は夫々本発明になる水平偏向回路
の他の各実施例の要部を示す回路図である。 1……水平偏向出力トランジスタ、2……ダン
パーダイオード、3……水平偏向コイル、4……
直流阻止用又は、S字補正用コンデンサ、5,5
1,52……帰線共振用コンデンサ、6……フライ
バツクトランス、8……電流検知回路、9……コ
ンパレータ、10……基準直流電圧源、11……
電源レギユレータ、12……整流ダイオード、1
3,14,20……平滑コンデンサ、15,18
……クランプダイオード、16……抵抗、17…
…コンデンサ、19……平滑コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の水平偏向周波数に対応した表示を行う
デイスプレイ装置に設けられた水平偏向回路にお
いて、 水平偏向コイルに発生する帰線パルスの平均レ
ベル電圧からパルス尖頭値までの電圧に略比例す
る直流電流を生成する電圧生成手段と、 この電圧生成手段から供給される前記直流電圧
と予め設定した基準電圧とを夫々比較するコンパ
レータと、 このコンパレータの出力信号によつてフライバ
ツクトランスの一次巻線に供給する電源電圧を、
前記水平偏向コイルに流れる偏向電流のピーク・
ピーク値に略逆比例して制御するレギユレータ
と、 前記フライバツクトランスの二次巻線の一端を
接地すると共に他端を第1の整流用ダイオードに
接続し、この第1の整流用ダイオードから受像管
用の高圧電圧を出力する高圧出力手段とよりなる
ことを特徴とする水平偏向回路。 2 前記電圧生成手段は、水平偏向コイルに発生
する第1のパルスである帰線パルスの直流分を除
去し、必要に応じて変圧して得られた第2のパル
スの平均レベル電圧からパルス尖頭値までの電圧
を整流平滑して直流電圧を生成するよう構成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水
平偏向回路。 3 前記電圧生成手段は、受像管の水平偏向コイ
ルに流れる偏向電流のピーク・ピーク値に比例す
る直流電圧を発生する電流検知回路であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水平偏向
回路。 4 前記高圧出力手段は、複数段に分割された二
次巻線中に1又は複数の第2のダイオードを接続
した構成であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の水平偏向回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25611684A JPS61134181A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | 水平偏向回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25611684A JPS61134181A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | 水平偏向回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61134181A JPS61134181A (ja) | 1986-06-21 |
| JPH0414914B2 true JPH0414914B2 (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=17288116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25611684A Granted JPS61134181A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | 水平偏向回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61134181A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6379615U (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-26 | ||
| JP2595061B2 (ja) * | 1988-09-12 | 1997-03-26 | 株式会社日立製作所 | 水平偏向回路及び水平偏向・高圧回路 |
| JP2719498B2 (ja) * | 1994-07-20 | 1998-02-25 | 産恵工業株式会社 | ラミネート紙加工機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54114523U (ja) * | 1978-01-31 | 1979-08-11 | ||
| JPS5731711A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 | Osaka Gas Co Ltd | Combustor |
| JPS59126369A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-07-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高電圧安定化装置 |
| JPS60153059U (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-12 | ソニー株式会社 | 水平出力回路 |
-
1984
- 1984-12-04 JP JP25611684A patent/JPS61134181A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61134181A (ja) | 1986-06-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |