JPH04149172A - α―(4―イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイドおよびその製造方法 - Google Patents
α―(4―イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイドおよびその製造方法Info
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- JPH04149172A JPH04149172A JP27363790A JP27363790A JPH04149172A JP H04149172 A JPH04149172 A JP H04149172A JP 27363790 A JP27363790 A JP 27363790A JP 27363790 A JP27363790 A JP 27363790A JP H04149172 A JPH04149172 A JP H04149172A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、新規な物質であるα−(4−インブチルフェ
ニル)エチルハイドロパーオキサイドおよびその製造方
法に関するものである。
ニル)エチルハイドロパーオキサイドおよびその製造方
法に関するものである。
α−(4−イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオ
キサイドは、消炎剤なとの医薬として有用なα−(4−
インブチルフェニル)プロピオン酸(商品名:イブプロ
フェン)あるいはそのエステルを安価にかつ経済的に製
造するための中間体となる化合物である。
キサイドは、消炎剤なとの医薬として有用なα−(4−
インブチルフェニル)プロピオン酸(商品名:イブプロ
フェン)あるいはそのエステルを安価にかつ経済的に製
造するための中間体となる化合物である。
[従来の技術とその課題]
イブプロフェンの合成法としては、P−イソブチルスチ
レンを中間体として用い、これをカルボニル化する方法
か多く提案されている。
レンを中間体として用い、これをカルボニル化する方法
か多く提案されている。
従来P−イソブチルスチレンは、例えば特公昭59−3
5899号公報に開示されているように、P−イソブチ
ルアセトフェノンを水素添加した後脱水して製造するこ
とが知られている。また、特開昭61−24527号公
報に開示されているように、インブチルベンゼンとアセ
トアルデヒドとを硫酸触媒の存在下に反応させて1,1
−ビス(P−イソブチルフェニル)エタンとし、この1
.1−ビス(p−イソブチルフェニル)エタンを酸触媒
の存在下に接触分解してP−イソブチルスチレンを製造
している。
5899号公報に開示されているように、P−イソブチ
ルアセトフェノンを水素添加した後脱水して製造するこ
とが知られている。また、特開昭61−24527号公
報に開示されているように、インブチルベンゼンとアセ
トアルデヒドとを硫酸触媒の存在下に反応させて1,1
−ビス(P−イソブチルフェニル)エタンとし、この1
.1−ビス(p−イソブチルフェニル)エタンを酸触媒
の存在下に接触分解してP−イソブチルスチレンを製造
している。
また、イブプロフェンの合成法として、特開昭63−2
84143号公報では、α−(4−イソブチルフェニル
)エタノールを中間体として用い、これを直接カルボニ
ル化する方法を開示しているが、やはり原料α−(4−
インブチルフェニル)エタノールは、P−イソブチルア
セトフェノンの水素添加により製造されている。
84143号公報では、α−(4−イソブチルフェニル
)エタノールを中間体として用い、これを直接カルボニ
ル化する方法を開示しているが、やはり原料α−(4−
インブチルフェニル)エタノールは、P−イソブチルア
セトフェノンの水素添加により製造されている。
しかしこわらのイブプロフェン製造法は、高価な原料を
使用する、収率か好ましくない、および工程数が多いな
と、実用上解決すべき点か少なくない。そこて新規なイ
ブプロフェンの合成用中間体の出現か望まれている。
使用する、収率か好ましくない、および工程数が多いな
と、実用上解決すべき点か少なくない。そこて新規なイ
ブプロフェンの合成用中間体の出現か望まれている。
従来からアルキルヘンセン類を酸素酸化してアルキルヘ
ンセンハイドロパーオキサイドを製造する方法は、例え
ば、クメン等のモノアルキルヘンセンに対して広く工業
的に実施されている。また、同一のアルキル基を2つ以
上持ったヘンイン類の酸化によるポリアルキルベンゼン
ハイトロパーオキサイドの製造も実施されている。
ンセンハイドロパーオキサイドを製造する方法は、例え
ば、クメン等のモノアルキルヘンセンに対して広く工業
的に実施されている。また、同一のアルキル基を2つ以
上持ったヘンイン類の酸化によるポリアルキルベンゼン
ハイトロパーオキサイドの製造も実施されている。
しかるに異なるアルキル基を持つジアルキルヘンセンの
一方のアルキル基のみを選択的に酸素酸化してモノハイ
ドロバーオキサイトにする方法に関してはその例が少な
い。例えば、J、 Prakt。
一方のアルキル基のみを選択的に酸素酸化してモノハイ
ドロバーオキサイトにする方法に関してはその例が少な
い。例えば、J、 Prakt。
Chem、、324.12 (1982)でH,Bla
u、W、 PritzkowはP−メチルエチルベンセ
ン、p−メチルイソブロビルヘンゼンおよびP−エチル
イソプロピルベンゼンについて、側鎖アルキル基のヘン
シル位の炭素の酸化反応性は1級炭素く2級炭素〈3級
炭素の順に大きくなると報告している。
u、W、 PritzkowはP−メチルエチルベンセ
ン、p−メチルイソブロビルヘンゼンおよびP−エチル
イソプロピルベンゼンについて、側鎖アルキル基のヘン
シル位の炭素の酸化反応性は1級炭素く2級炭素〈3級
炭素の順に大きくなると報告している。
しかし本反応のジアルキルベンセンであるp−イソブチ
ルエチルヘンセンにおいては、後述のように酸化される
炭素は共に2級ヘンシル炭素(式3)であり、その他の
炭素は酸化さねないところから、本発明の反応はW、
Pritzkowらの報告の反応とは明らかに相違する
ものである。
ルエチルヘンセンにおいては、後述のように酸化される
炭素は共に2級ヘンシル炭素(式3)であり、その他の
炭素は酸化さねないところから、本発明の反応はW、
Pritzkowらの報告の反応とは明らかに相違する
ものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は上述のような課題を解決するために、イブプロ
フェンを容易に、短い工程で、かつ高収率で合成するた
めの、下言己式1で表わされる新規な中間体α−(4−
インブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイドお
よびその選択的製造方法を提供するものである。下記式
1の化合物にはその光学異性体も含まれる。
フェンを容易に、短い工程で、かつ高収率で合成するた
めの、下言己式1で表わされる新規な中間体α−(4−
インブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイドお
よびその選択的製造方法を提供するものである。下記式
1の化合物にはその光学異性体も含まれる。
上記式1の化合物は、ジアルキルヘンセンであるp−イ
ソブチルエチルベンゼンを分子状酸素により酸化するこ
とにより製造する。すなわち、この酸化方法は、液相で
反応温度O〜300℃、反応圧力1〜200 J/cm
2で、かつP−イソブチルエチルヘンセンの転化率を0
%、反応温度をT’Cとすると1次式 %式% を満たす反応条件下で、分子状酸素と反応させることに
より、α−(4−インブチルフェニル)エチルハイドロ
パーオキサイドを選択的に製造することを特徴とする方
法である。
ソブチルエチルベンゼンを分子状酸素により酸化するこ
とにより製造する。すなわち、この酸化方法は、液相で
反応温度O〜300℃、反応圧力1〜200 J/cm
2で、かつP−イソブチルエチルヘンセンの転化率を0
%、反応温度をT’Cとすると1次式 %式% を満たす反応条件下で、分子状酸素と反応させることに
より、α−(4−インブチルフェニル)エチルハイドロ
パーオキサイドを選択的に製造することを特徴とする方
法である。
ここで、2.7xlO>C(T+273)となる反応条
件ではエチル基に対する選択性は高いが、原料の転化率
が低く工業的に好ましくない。またC (T+273)
>2.7xlO’となる反応条件ては、エチル基の選択
率とイソブチル基の選択率に大きな差はみられなくなる
上に、望ましくない副生成物か増加するため好ましくな
い。
件ではエチル基に対する選択性は高いが、原料の転化率
が低く工業的に好ましくない。またC (T+273)
>2.7xlO’となる反応条件ては、エチル基の選択
率とイソブチル基の選択率に大きな差はみられなくなる
上に、望ましくない副生成物か増加するため好ましくな
い。
更に、より好ましい反応条件としては、2.7x102
≦C(T+273)≦2.7xlO’の範囲てあり、工
業的に適当である。
≦C(T+273)≦2.7xlO’の範囲てあり、工
業的に適当である。
本発明の方法により、p−イソブチルエチルヘンセンの
エチル基のヘンシル位の炭素か選択的に酸化され、同じ
2級ヘンシル位炭素でありながらイソブチル基のヘンシ
ル位炭素の酸化選択性は低〈抑えることかできる。しか
もイソブチル基の3級炭素が酸化されたハイドロパーオ
キサイドの生成はない。
エチル基のヘンシル位の炭素か選択的に酸化され、同じ
2級ヘンシル位炭素でありながらイソブチル基のヘンシ
ル位炭素の酸化選択性は低〈抑えることかできる。しか
もイソブチル基の3級炭素が酸化されたハイドロパーオ
キサイドの生成はない。
上記の酸化反応に用いる分子状酸素としては、純酸素、
空気あるいは酸素に窒素、アルゴンのような不活性気体
を加えた混合ガスが使用できる。
空気あるいは酸素に窒素、アルゴンのような不活性気体
を加えた混合ガスが使用できる。
触媒としてはマンガン錯体のごとき■属金属錯体触媒を
使用してもよいが、特に触媒を用いない無触媒であって
も十分な酸化速度が得られる。
使用してもよいが、特に触媒を用いない無触媒であって
も十分な酸化速度が得られる。
また、2.2゛−アゾヒスイソブチロニトリル、アゾヒ
スシクロヘキサンカルボニトリル、あるいはtert−
ブチルハイドロパーオキサイドのごときラジカル発生剤
を開始剤として用いてもよい。
スシクロヘキサンカルボニトリル、あるいはtert−
ブチルハイドロパーオキサイドのごときラジカル発生剤
を開始剤として用いてもよい。
生成するハイドロパーオキサイドの濃度は、酸素濃度、
反応温度、反応時間、触媒の種類とその!などにより適
宜に選択できるが、実用上は急激な分解を避けるために
、50重量%程度以下に抑えておくことか好ましい。
反応温度、反応時間、触媒の種類とその!などにより適
宜に選択できるが、実用上は急激な分解を避けるために
、50重量%程度以下に抑えておくことか好ましい。
得られたハイドロパーオキサイドは、低い濃度である限
りは安定に存在する。通常はそのまま、すなわち酸化反
応の反応液をそのまま、あるいは適宜に濃縮してイブプ
ロフェン製造のための次の工程に供される。
りは安定に存在する。通常はそのまま、すなわち酸化反
応の反応液をそのまま、あるいは適宜に濃縮してイブプ
ロフェン製造のための次の工程に供される。
次にこのα−(4−イソブチルフェニル)エチルハイド
ロパーオキサイド(式1)を用いたα−(4−イソブチ
ルフェニル)プロピオン酸あるいはそのアルキルエステ
ルの合成について説明する。
ロパーオキサイド(式1)を用いたα−(4−イソブチ
ルフェニル)プロピオン酸あるいはそのアルキルエステ
ルの合成について説明する。
合成法はこれに限定されるものではないが、例えば以下
の通りである。
の通りである。
まず、α−(4−イソブチルフェニル)エチルハイドロ
パーオキサイドを還元しα−(4−イソブチルフェニル
)エタノールを製造する。
パーオキサイドを還元しα−(4−イソブチルフェニル
)エタノールを製造する。
P−イソブチルエチルベンゼンの酸素酸化反応で得たα
−(4−イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオキ
サイドとP−イソブチルエチルベンセンの混合液をその
ままあるいは濃縮して、金属触媒の存在下にC2〜C1
゜程度の低級オレフィン、好ましくはプロピレンと反応
させ、α−(4−イソブチルフェニル)エタノール(式
4)およびプロピレンオキサイド等の低級オレフィンの
エポキシ化合物のP−イソブチルエチルベンセン溶液を
得る。これらの副生エポキシ化合物にも別途の用途があ
る。
−(4−イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオキ
サイドとP−イソブチルエチルベンセンの混合液をその
ままあるいは濃縮して、金属触媒の存在下にC2〜C1
゜程度の低級オレフィン、好ましくはプロピレンと反応
させ、α−(4−イソブチルフェニル)エタノール(式
4)およびプロピレンオキサイド等の低級オレフィンの
エポキシ化合物のP−イソブチルエチルベンセン溶液を
得る。これらの副生エポキシ化合物にも別途の用途があ
る。
(式4)
なお、式中R5はHまたはC1〜C8のアルキル基であ
る。
る。
低級オレフィンは、ハイドロパーオキサイドに対し05
〜20モル当量、好ましくは2〜8モル当量用いられる
。触媒はハイドロパーオキサイドに対し0.20〜3.
3モル%で十分である。
〜20モル当量、好ましくは2〜8モル当量用いられる
。触媒はハイドロパーオキサイドに対し0.20〜3.
3モル%で十分である。
触媒としてV、 W、 Mo、Ti、 Se、Cr、
Zr、Nb、Te、Ta、Re、 Ll等の金属触媒を
使用する。特に優れた触媒はモリブデン触媒である。触
媒は金属のまま、あるいは二硫化モリブデンや二酸化セ
レンのごとき無機化合物のまま、またはヘキサカルボニ
ルモリブデンのごときカルボニル化合物またはタングス
テンナフチネートのごときナフチネート類、あるいはリ
ンモリブデン酸およびそのナトリウムおよびカリウム塩
類のごときヘテロ多重酸(ヘテロポリ酸)類およびその
塩類の形で使用可能である。これらは単独で、あるいは
混合物として使用可能である。
Zr、Nb、Te、Ta、Re、 Ll等の金属触媒を
使用する。特に優れた触媒はモリブデン触媒である。触
媒は金属のまま、あるいは二硫化モリブデンや二酸化セ
レンのごとき無機化合物のまま、またはヘキサカルボニ
ルモリブデンのごときカルボニル化合物またはタングス
テンナフチネートのごときナフチネート類、あるいはリ
ンモリブデン酸およびそのナトリウムおよびカリウム塩
類のごときヘテロ多重酸(ヘテロポリ酸)類およびその
塩類の形で使用可能である。これらは単独で、あるいは
混合物として使用可能である。
オレフィンとの反応条件は適宜に選択できるが、実用上
、その反応温度は50〜300℃、反応圧力は大気圧な
いし200 kg/cm2の範囲が好ましい。
、その反応温度は50〜300℃、反応圧力は大気圧な
いし200 kg/cm2の範囲が好ましい。
また、α−(4−インブチルフェニル)エチルハイドロ
パーオキサイドを還元してα−(4−インブチルフェニ
ル)エタノールを製造する場合には、以下のようなホス
フィン、ホスファイト、ホスホン酸またはスルフィトに
よる還元反応あるいは他の常法を用いることもできる。
パーオキサイドを還元してα−(4−インブチルフェニ
ル)エタノールを製造する場合には、以下のようなホス
フィン、ホスファイト、ホスホン酸またはスルフィトに
よる還元反応あるいは他の常法を用いることもできる。
例えば、P−イソブチルエチルベンゼンの酸素酸化反応
て得たα−(4−インブチルフェニル)エチルハイドロ
パーオキサイドとp−イソブチルエチルベンセンの混合
液を、そのままあるいは濃縮して、攪拌下に、必要であ
れば冷却してトリフェニルホスフィン、トリブチルホス
フィンなどのホスフィンと反応させ、α−(4−インブ
チルフェニル)エタノール(式4)のP−イソブチルエ
チルベンゼン溶液を得る。ホスフィンは1〜1.2当量
でよい。また、ジエチルエーテル等の不活性な有機溶媒
を用いてもよい。反応終了後は、必要であれば副生ホス
フィンオキサイドおよび未反応ホスフィンを濾過、蒸留
等により除いてもよい。
て得たα−(4−インブチルフェニル)エチルハイドロ
パーオキサイドとp−イソブチルエチルベンセンの混合
液を、そのままあるいは濃縮して、攪拌下に、必要であ
れば冷却してトリフェニルホスフィン、トリブチルホス
フィンなどのホスフィンと反応させ、α−(4−インブ
チルフェニル)エタノール(式4)のP−イソブチルエ
チルベンゼン溶液を得る。ホスフィンは1〜1.2当量
でよい。また、ジエチルエーテル等の不活性な有機溶媒
を用いてもよい。反応終了後は、必要であれば副生ホス
フィンオキサイドおよび未反応ホスフィンを濾過、蒸留
等により除いてもよい。
ホスフィンの代りにトリフェニルホスファイト、トリメ
チルホスファイト等のホスファイト、あるいはジフェニ
ルスルフィト、ジターシャリ−ブチルスルフィト等のス
ルフィトを用いてもよい。
チルホスファイト等のホスファイト、あるいはジフェニ
ルスルフィト、ジターシャリ−ブチルスルフィト等のス
ルフィトを用いてもよい。
なお、このホスフィン等により還元する方法では、本発
明のパーオキサイドはほぼ定量的に還元される。
明のパーオキサイドはほぼ定量的に還元される。
その他の使用し得る常法としては、例えば、第四アンモ
ニウム塩あるいはアルコール等水素供与体の存在下で、
Na、 Li等の金属あるいは金属塩による水素添加、
あるいはA1、B等の金属水素錯化金物による水素添加
、あるいはA1.B、 Si、 Sn等の金属水素化物
による水素添加、あるいはGo、Cu、Pt、 Pd、
Rh等の金属触媒の存在下で分子状水素による水素添
加なとの公知の方法がある。
ニウム塩あるいはアルコール等水素供与体の存在下で、
Na、 Li等の金属あるいは金属塩による水素添加、
あるいはA1、B等の金属水素錯化金物による水素添加
、あるいはA1.B、 Si、 Sn等の金属水素化物
による水素添加、あるいはGo、Cu、Pt、 Pd、
Rh等の金属触媒の存在下で分子状水素による水素添
加なとの公知の方法がある。
次の反応に先立ってα−(4−インブチルフェニル)エ
タノールは必要に応じて蒸留等により単離してもよい。
タノールは必要に応じて蒸留等により単離してもよい。
未反応のp−イソブチルエチルヘンゼンは処理後再び酸
化の原料に用いられる。
化の原料に用いられる。
α−(4−インブチルフェニル)エタノール(式4)を
用いたイブプロフェンの製造法は、特開昭52−513
38号公報、特開昭52−97130号公報、あるいは
特開昭53−284143号公報に開示されているので
これら公報に記載された方法に従えばよい。
用いたイブプロフェンの製造法は、特開昭52−513
38号公報、特開昭52−97130号公報、あるいは
特開昭53−284143号公報に開示されているので
これら公報に記載された方法に従えばよい。
すなわち、α−(4−インブチルフェニル)エタノール
(式4)は脱水反応等により容易にかつ有効にP−イソ
ブチルスチレン(式5)に変換し得る。
(式4)は脱水反応等により容易にかつ有効にP−イソ
ブチルスチレン(式5)に変換し得る。
(式5)
このp−イソブチルスチレンは、遷移金属錯体カルボニ
ル化触媒の存在下に、−酸化炭素および水もしくはアル
コールにより容易にヒドロカルボキシル化あるいはヒド
ロエステル化され、医薬品として有用なα−(4−イン
ブチルフェニル)プロピオン酸あるいはそのエステル(
式2においてRはHまたは任意のアルキル基)が得られ
る。
ル化触媒の存在下に、−酸化炭素および水もしくはアル
コールにより容易にヒドロカルボキシル化あるいはヒド
ロエステル化され、医薬品として有用なα−(4−イン
ブチルフェニル)プロピオン酸あるいはそのエステル(
式2においてRはHまたは任意のアルキル基)が得られ
る。
(式5)
(式2)
また、α−(4−イソブチルフェニル)エタノールを一
酸化炭素および水もしくはアルコールと直接反応させて
α−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸あるいは
そのエステルを得ることもできる。
酸化炭素および水もしくはアルコールと直接反応させて
α−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸あるいは
そのエステルを得ることもできる。
とドロエステル化物は、酸またはアルカリによって常法
に従い加水分解することにより、消炎効果に優れたα−
(4−インブチルフェニル)プロピオン酸を容易に得る
ことがてきる。
に従い加水分解することにより、消炎効果に優れたα−
(4−インブチルフェニル)プロピオン酸を容易に得る
ことがてきる。
[発明の効果コ
以上に詳述したように、本発明によれば、ジアルキルヘ
ンセンであるP−イソブチルエチルヘンゼンは選択的に
酸化される。すなわち、そのエチル基か選択的に酸化さ
れα−(4−イソブチルフェニル)エチルハイドロバー
オキサイトは高選択率で得られる。
ンセンであるP−イソブチルエチルヘンゼンは選択的に
酸化される。すなわち、そのエチル基か選択的に酸化さ
れα−(4−イソブチルフェニル)エチルハイドロバー
オキサイトは高選択率で得られる。
本発明において提案した新規化合物であるα−(4−イ
ンブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイトはα
−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸と同一の炭
素骨格を持っているので、この化合物を出発物質とする
とα−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸を容易
に、短い工程て、且つ高収率で製造することができる。
ンブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイトはα
−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸と同一の炭
素骨格を持っているので、この化合物を出発物質とする
とα−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸を容易
に、短い工程て、且つ高収率で製造することができる。
例えば、α−(4−インブチルフェニル)エチルハイド
ロパーオキサイドは、低級オレフィン、ホスフィン、ホ
スファイト、またはスルフィトと反応させるか、あるい
は任意の常法で還元することにより選択的にα−(4−
イソブチルフェニル)エタノールを生成する。α−(4
−インブチルフェニル)エタノールは脱水反応等により
容易にかつ有効にP−インブチルスチレンに変換し得る
。
ロパーオキサイドは、低級オレフィン、ホスフィン、ホ
スファイト、またはスルフィトと反応させるか、あるい
は任意の常法で還元することにより選択的にα−(4−
イソブチルフェニル)エタノールを生成する。α−(4
−インブチルフェニル)エタノールは脱水反応等により
容易にかつ有効にP−インブチルスチレンに変換し得る
。
このP−イソブチルスチレンは5遷移金属錯体力ルホニ
ル化触媒の存在下に、−酸化炭素および水もしくはアル
コールにより容易にヒドロカルホキシル化あるいはヒド
ロエステル化され、医薬品として有用なα−(4−イン
ブチルフェニル)プロピオン酸あるいはそのエステルか
得られる。
ル化触媒の存在下に、−酸化炭素および水もしくはアル
コールにより容易にヒドロカルホキシル化あるいはヒド
ロエステル化され、医薬品として有用なα−(4−イン
ブチルフェニル)プロピオン酸あるいはそのエステルか
得られる。
α−(4−インブチルフェニル)エタノールを一酸化炭
素と水もしくはアルコールと直接反応させてα−(4−
インブチルフェニル)プロピオン酸あるいはそのエステ
ルを得ることもできる。
素と水もしくはアルコールと直接反応させてα−(4−
インブチルフェニル)プロピオン酸あるいはそのエステ
ルを得ることもできる。
ヒドロエステル化物は、酸またはアルカリによって加水
分解することにより、消炎効果の優れたα−(4−イソ
ブチルフェニル)プロピオン酸を得ることができる。
分解することにより、消炎効果の優れたα−(4−イソ
ブチルフェニル)プロピオン酸を得ることができる。
[実施例]
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明は、こ九らの実施例のみに限定されるものではな
い。
本発明は、こ九らの実施例のみに限定されるものではな
い。
〈実施例1〉
α−(4−インブチルフェニル)エチルハイドロバーオ
キサイト(式1)の合成および構造決定 本実施例1は、以下の実験1および参考のための実験2
および実験3よりなるものである。
キサイト(式1)の合成および構造決定 本実施例1は、以下の実験1および参考のための実験2
および実験3よりなるものである。
−実験1−
p−イソブチルエチルペンセンの分子状酸素酸化による
α−(4−イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオ
キサイド(式1)の合成 還流冷却器、空気吹き込み管および攪拌機を付けた50
0m1三ロフラスコに、P−イソブチルエチルヘンセン
(純度98%)130gと、反応開始剤として2,2゛
−アゾビスイソブチロニトリル3.37gを入れ、空気
を150 ml/minでバブリングしながら激しく攪
拌した。反応圧力は大気圧に、および反応温度は130
℃に保ち、4時間反応させた。反応終了後冷却して反応
液(以下この反応液を「反応液A」と呼ぶ)を得た。分
析によると、P−イソブチルエチルベンセンの転化率は
19%であった。
α−(4−イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオ
キサイド(式1)の合成 還流冷却器、空気吹き込み管および攪拌機を付けた50
0m1三ロフラスコに、P−イソブチルエチルヘンセン
(純度98%)130gと、反応開始剤として2,2゛
−アゾビスイソブチロニトリル3.37gを入れ、空気
を150 ml/minでバブリングしながら激しく攪
拌した。反応圧力は大気圧に、および反応温度は130
℃に保ち、4時間反応させた。反応終了後冷却して反応
液(以下この反応液を「反応液A」と呼ぶ)を得た。分
析によると、P−イソブチルエチルベンセンの転化率は
19%であった。
反応液Aのパーオキサイドをヨウ素滴定法により滴定し
たところ、パーオキサイド濃度は17.0重量%てあっ
た。反応液Aの13c NMR(溶媒CDCl3、T
MS 1%入り、プロトン完全デカップリンタ、以下同
様)スペクトルを第2図に示す。
たところ、パーオキサイド濃度は17.0重量%てあっ
た。反応液Aの13c NMR(溶媒CDCl3、T
MS 1%入り、プロトン完全デカップリンタ、以下同
様)スペクトルを第2図に示す。
生成したハイドロパーオキサイドの構造を決定するため
に続いて以下の実験を行なフた。
に続いて以下の実験を行なフた。
トリフェニルホスフィン2.53gをジエチルエーテル
20m1に溶解した溶液を0℃に冷却した。
20m1に溶解した溶液を0℃に冷却した。
攪拌下に、この溶液に反応液A10gを滴下した。
反応終了後ジエチルエーテルを蒸発により除去し、残油
を減圧蒸留してトリフェニルホスフィンとトリフェニル
ホスフィンオキサイドを除き、反応液(以下この反応液
を「反応液B」と呼ぶ)を得た。
を減圧蒸留してトリフェニルホスフィンとトリフェニル
ホスフィンオキサイドを除き、反応液(以下この反応液
を「反応液B」と呼ぶ)を得た。
反応液Bの残留パーオキサイド濃度は0.1重量%であ
った。反応液Bの13C−N M Rスペクトルを第3
図に示す。また、反応液Bをガスクロマトク′ラフイー
で分析した結果を第1表に示す。
った。反応液Bの13C−N M Rスペクトルを第3
図に示す。また、反応液Bをガスクロマトク′ラフイー
で分析した結果を第1表に示す。
第 1 表
表中の生成物の構造はGC−MASS、GC−TRおよ
び標品と重ねてGC分析することによって確認した。第
1図は酸化原料のP−イソブチルエチルベンゼン(純度
98%、アゾビスイソブチロニトリル3%入り)の13
C−N M Rスペクトルである。
び標品と重ねてGC分析することによって確認した。第
1図は酸化原料のP−イソブチルエチルベンゼン(純度
98%、アゾビスイソブチロニトリル3%入り)の13
C−N M Rスペクトルである。
酸素酸化反応による生成パーオキサイドの構造は、13
C−N M Rスペクトル、生成パーオキサイドとトリ
フェニルホスフィンとの反応によって得た反応iBのG
C分析結果および次に示す実験2および3の結果をも併
せて、以下の式1および式6て示されるパーオキサイド
であると決定した。
C−N M Rスペクトル、生成パーオキサイドとトリ
フェニルホスフィンとの反応によって得た反応iBのG
C分析結果および次に示す実験2および3の結果をも併
せて、以下の式1および式6て示されるパーオキサイド
であると決定した。
すなわち、本実験1の酸化により下記の2稀のパーオキ
サイドが存在することが確認できた。勿論(式1)のパ
ーオキサイドが本発明のパーオキサイドである。
サイドが存在することが確認できた。勿論(式1)のパ
ーオキサイドが本発明のパーオキサイドである。
以下に、P−イソブチルヘンセンの分子状酸素酸化によ
る生成パーオキサイドの構造が式1および式6であると
いう結論に至った根拠について実験2および実験3の結
果をましえてさらに説明する。なお、実験2はエチルベ
ンゼン、また実験3はインブチルベンセンをそれぞれ原
料とする酸化である。
る生成パーオキサイドの構造が式1および式6であると
いう結論に至った根拠について実験2および実験3の結
果をましえてさらに説明する。なお、実験2はエチルベ
ンゼン、また実験3はインブチルベンセンをそれぞれ原
料とする酸化である。
〜実験2−
エチルベンゼンの分子状酸素酸化によるα−フェニルエ
チルハイドロパーオキサイトの合成、続くトリフェニル
ホスフィンとの反応によるα−フェニルエタノールの合
成 エチルヘンセンの分子状酸素による酸化、続く低級オレ
フィンとの酸化還元反応によるα−フェニルエタノール
およびオキシランの製造は、特公昭44−15771号
公報、特公昭44−23691号公報および特公昭44
−28691号公報に開示されているようによく知られ
ている。また、α−フェニルエタノールがエチルベンゼ
ンの酸化生成物であるα−フェニルエチルハイドロパー
オキシドを経由して生成していることもよく知られてい
る。本発明者らは、エチルベンゼンの分子状酸素による
酸化、続く還元反応をあらためて検討し、13C−N
M Rによってα−フェニルエチルハイドロパーオキサ
イドを初めて定量的に確認した。
チルハイドロパーオキサイトの合成、続くトリフェニル
ホスフィンとの反応によるα−フェニルエタノールの合
成 エチルヘンセンの分子状酸素による酸化、続く低級オレ
フィンとの酸化還元反応によるα−フェニルエタノール
およびオキシランの製造は、特公昭44−15771号
公報、特公昭44−23691号公報および特公昭44
−28691号公報に開示されているようによく知られ
ている。また、α−フェニルエタノールがエチルベンゼ
ンの酸化生成物であるα−フェニルエチルハイドロパー
オキシドを経由して生成していることもよく知られてい
る。本発明者らは、エチルベンゼンの分子状酸素による
酸化、続く還元反応をあらためて検討し、13C−N
M Rによってα−フェニルエチルハイドロパーオキサ
イドを初めて定量的に確認した。
すなわち、まずエチルベンゼンの分子状酸素による酸化
反応を以下のように行なった。
反応を以下のように行なった。
還流冷却器、空気吹き込み管および攪拌機を付けた50
0m1三ロフラスコに、エチルベンゼン(純度99%)
130gと反応開始剤として2,2−アゾヒスイソブチ
ロニトリル5.15gを入わ、空気を150m1/mi
nでバブリングしながら激しく攪拌した。反応圧力は大
気圧、および反応温度は130℃に保ち、6時間反応さ
せた。反応終了後冷却して反応液(以下この反応液を「
反応液C」と呼ぶ)を得た。反応液Cのパーオキサイド
濃度はヨウ素滴定法によると15.0重量%であった。
0m1三ロフラスコに、エチルベンゼン(純度99%)
130gと反応開始剤として2,2−アゾヒスイソブチ
ロニトリル5.15gを入わ、空気を150m1/mi
nでバブリングしながら激しく攪拌した。反応圧力は大
気圧、および反応温度は130℃に保ち、6時間反応さ
せた。反応終了後冷却して反応液(以下この反応液を「
反応液C」と呼ぶ)を得た。反応液Cのパーオキサイド
濃度はヨウ素滴定法によると15.0重量%であった。
得られた反応液Cの13C−N M Rスペクトルを第
5図に示す。
5図に示す。
続いて反応液Cとトリフェニルホスフィンとの反応を行
なった。トリフェニルホスフィン2.60gをジエチル
エーテル20m1に溶解した溶液を0℃に冷却した。攪
拌下に、この溶液に反応液010gを滴下した。反応終
了後ジエチルエーテルを蒸発により除き、残油を減圧蒸
留してトリフェニルホスフィンとトリフェニルホスフィ
ンオキサイトを除き、反応液(以下この反応液を「反応
液D」と呼ぶ)を得た。
なった。トリフェニルホスフィン2.60gをジエチル
エーテル20m1に溶解した溶液を0℃に冷却した。攪
拌下に、この溶液に反応液010gを滴下した。反応終
了後ジエチルエーテルを蒸発により除き、残油を減圧蒸
留してトリフェニルホスフィンとトリフェニルホスフィ
ンオキサイトを除き、反応液(以下この反応液を「反応
液D」と呼ぶ)を得た。
反応液りの残留パーオキサイド濃度はヨウ素滴定法によ
ると0.05重量%であった。この反応液りの13C−
N M Rスペクトルを第6図に示す。
ると0.05重量%であった。この反応液りの13C−
N M Rスペクトルを第6図に示す。
また、反応液りをガスクロマトグラフィーで分析した結
果を第2表に示す。
果を第2表に示す。
第2表
表中のトリフェニルホスフィンとの反応後の生成物の構
造はGC−MASS、 GC−IRおよび 標品と重ねてGC分析することによって確認した。
造はGC−MASS、 GC−IRおよび 標品と重ねてGC分析することによって確認した。
第4図は酸化原料のエチルヘンセン(純度99%、アゾ
ビスイソブチロニトリル3%入り)の13(−NMRス
ペクトルである。
ビスイソブチロニトリル3%入り)の13(−NMRス
ペクトルである。
第2表に示したように、エチルベンゼンの分子状酸素に
よる酸化、続くトリフェニルホスフィンによる還元反応
の生成物は確かにα−フェニルエタノールであった。
よる酸化、続くトリフェニルホスフィンによる還元反応
の生成物は確かにα−フェニルエタノールであった。
標品α−フェニルエタノールの13C−N M Rスペ
クトルと比べることによって、第6図の13c−NMR
スペクトルの670.5 ppmに、生成α−フェニル
エタノール(式7)の0位の炭素(水酸基の根元の炭素
)のシグナルが確認できた。
クトルと比べることによって、第6図の13c−NMR
スペクトルの670.5 ppmに、生成α−フェニル
エタノール(式7)の0位の炭素(水酸基の根元の炭素
)のシグナルが確認できた。
(式))
エチルベンゼンの分子状酸素による酸化によりα−フェ
ニルエタノールを得る方法は、α−フェニルエチルハイ
ドロバーオキサイト(弐8)を経由する方法であるから
、第5図の”C−N M Rスペクトルにα〜フェニル
エチルハイドロパーオキサイド(式8)の0位の炭素(
ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)の化学シフトが確
認されるはすである。
ニルエタノールを得る方法は、α−フェニルエチルハイ
ドロバーオキサイト(弐8)を経由する方法であるから
、第5図の”C−N M Rスペクトルにα〜フェニル
エチルハイドロパーオキサイド(式8)の0位の炭素(
ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)の化学シフトが確
認されるはすである。
(式8)
3C−N M Rにおいては化学シフト−に対する置換
基による加成則がなり立つといわれている(W、 He
mp、”NMRIN CHEMISTRY”、A Mu
ltinuclearIntroduction、 C
hapter 5、Macmillan Publis
hers(1986) )。同じ文献によればイソブタ
ン(式9)の0位の炭素の”C−N M R化学シフト
は62599mであり、一方、tert−ブチルハイド
ロバーオキサイト(式10)の0位の炭素の13c −
N M R化学シフトは680.3 ppmである(A
nal、 Chew、、53.888 (+!181)
)。
基による加成則がなり立つといわれている(W、 He
mp、”NMRIN CHEMISTRY”、A Mu
ltinuclearIntroduction、 C
hapter 5、Macmillan Publis
hers(1986) )。同じ文献によればイソブタ
ン(式9)の0位の炭素の”C−N M R化学シフト
は62599mであり、一方、tert−ブチルハイド
ロバーオキサイト(式10)の0位の炭素の13c −
N M R化学シフトは680.3 ppmである(A
nal、 Chew、、53.888 (+!181)
)。
つまり0位の炭素の化学シフト位置は酸化されてハイド
ロパーオキシ基が付くと約655ppm高周波数側にシ
フトする。
ロパーオキシ基が付くと約655ppm高周波数側にシ
フトする。
よって同様にあるアルキル炭素数13C−N M R化
学シフトは、酸化されてハイドロパーオキシ基が付くと
、酸化される前に比べて55ppm程度高周波数側にシ
フトすると考えられる。
学シフトは、酸化されてハイドロパーオキシ基が付くと
、酸化される前に比べて55ppm程度高周波数側にシ
フトすると考えられる。
エチルベンゼン(式11)の0位の炭素(フェニル基置
換炭素)の化学シフトがδ28.5 ppmであるので
、α−フェニルエチルハイドロパーオキサイド(式8)
の0位の炭素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)の
化学シフトは683.5 ppm程度であろうと考えら
れる。
換炭素)の化学シフトがδ28.5 ppmであるので
、α−フェニルエチルハイドロパーオキサイド(式8)
の0位の炭素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)の
化学シフトは683.5 ppm程度であろうと考えら
れる。
(式11) (弐8)そこ
で第5図の13C−N M Rスペクトルを見るとδ8
3.8 ppmにシグナルがある。このシグナルは第4
図の原料エチルベンゼンの13C−N M Rスペクト
ルにはないので酸化生成物のシグナルであることは確か
である。また、このシグナルは第6図のI3C−N M
Rスペクトルにはないのでトリフェニルホスフィンに
よる還元反応の結果消失する官能基が付いている炭素の
シグナルである。
で第5図の13C−N M Rスペクトルを見るとδ8
3.8 ppmにシグナルがある。このシグナルは第4
図の原料エチルベンゼンの13C−N M Rスペクト
ルにはないので酸化生成物のシグナルであることは確か
である。また、このシグナルは第6図のI3C−N M
Rスペクトルにはないのでトリフェニルホスフィンに
よる還元反応の結果消失する官能基が付いている炭素の
シグナルである。
酸化反応の副生成物として若干のα−フェニルエタノー
ルおよびアセトフェノンが生成することがある。しかし
、第5図のδ83.8 ppmのシグナルはα−フェニ
ルエタノールあるいはアセトフェノンに白来するシグナ
ルではない。すなわちα−フェニルエチルハイドロパー
オキサイド(式8)の0位の炭素くハイドロパーオキシ
基の根元の炭素)のシグナルである。また、このシグナ
ルの強度が、第6図のδ7o、 s ppmのα−フェ
ニルエタノールく式7)の0位の炭素(水酸基の根元の
炭素)のシグナル強度とほぼ一致していることもそわを
裏付けている。
ルおよびアセトフェノンが生成することがある。しかし
、第5図のδ83.8 ppmのシグナルはα−フェニ
ルエタノールあるいはアセトフェノンに白来するシグナ
ルではない。すなわちα−フェニルエチルハイドロパー
オキサイド(式8)の0位の炭素くハイドロパーオキシ
基の根元の炭素)のシグナルである。また、このシグナ
ルの強度が、第6図のδ7o、 s ppmのα−フェ
ニルエタノールく式7)の0位の炭素(水酸基の根元の
炭素)のシグナル強度とほぼ一致していることもそわを
裏付けている。
一実験3−
イソブチルヘンセンの分子状酸素酸化とそれに続くトリ
フェニルホスフィンによる還元反応 還流冷却器、空気吹き込み管および攪拌機を付けた50
0m1三ロフラスコに、イソブチルヘンセン(純度98
%)130gと、反応開始剤として2.2′−アゾビス
イソブチロニトリル4.07gを人わ、空気を150
ml/minでパブリンク′しながら激しく攪拌した。
フェニルホスフィンによる還元反応 還流冷却器、空気吹き込み管および攪拌機を付けた50
0m1三ロフラスコに、イソブチルヘンセン(純度98
%)130gと、反応開始剤として2.2′−アゾビス
イソブチロニトリル4.07gを人わ、空気を150
ml/minでパブリンク′しながら激しく攪拌した。
反応圧力は大気圧、および反応温度は130℃に保ち、
12時間反応させた。
12時間反応させた。
反応終了後冷却して反応液く以下この反応液を「反応液
E」と呼ぶ)を得た。反応液Eのパーオキサイド濃度は
1044重量%であった。反応液EのI3C−N M
Rスペクトルを第8図に示す。
E」と呼ぶ)を得た。反応液Eのパーオキサイド濃度は
1044重量%であった。反応液EのI3C−N M
Rスペクトルを第8図に示す。
続いて反応液Eとトリフェニルホスフィンとの反応を行
なった。トリフェニルホスフィン2.17gをジエチル
エーテル20m1に溶解した溶液を0℃に冷却した。攪
拌下に、この溶液に反応液E10gを滴下した。反応終
了後ジエチルエーテルを蒸発により除き、残油を減圧蒸
留してトリフェニルホスフィンとトリフェニルホスフィ
ンオキサイトを除き反応液(以下この反応液を「反応液
F」と呼ぶ)を得た。反応液Fの残留パーオキサイド濃
度は0,04重量%であった。反応液FのI3c −N
MRスペクトルを第9図に示す。反応fiFをカスクロ
マトグラフィーで分析した結果を第3表に示す。
なった。トリフェニルホスフィン2.17gをジエチル
エーテル20m1に溶解した溶液を0℃に冷却した。攪
拌下に、この溶液に反応液E10gを滴下した。反応終
了後ジエチルエーテルを蒸発により除き、残油を減圧蒸
留してトリフェニルホスフィンとトリフェニルホスフィ
ンオキサイトを除き反応液(以下この反応液を「反応液
F」と呼ぶ)を得た。反応液Fの残留パーオキサイド濃
度は0,04重量%であった。反応液FのI3c −N
MRスペクトルを第9図に示す。反応fiFをカスクロ
マトグラフィーで分析した結果を第3表に示す。
第3表
表中の生成物の構造はGC−MASS、GC−IRおよ
び標品と重ねてGC分析することによって確認した。第
7図は酸化原料のイソブチルベンゼン(純度98%、ア
ゾビスイソブチロニトリル3%入り)の13C−N M
Rスペクトルである。
び標品と重ねてGC分析することによって確認した。第
7図は酸化原料のイソブチルベンゼン(純度98%、ア
ゾビスイソブチロニトリル3%入り)の13C−N M
Rスペクトルである。
イソブチルヘンセンには酸素酸化され得る炭素は2つあ
り、式12の■および■の炭素である。
り、式12の■および■の炭素である。
GC分析表3からα−フェニルイソブチルアルコール(
式13)か主生成物であり、β−フェニル−1−メチル
プロピルアルコール(式14)は殆と生成しないこと、
およびジオールは生成しないことか分かる。
式13)か主生成物であり、β−フェニル−1−メチル
プロピルアルコール(式14)は殆と生成しないこと、
およびジオールは生成しないことか分かる。
第9図の13C−N M Rスペクトルと、標品の+3
c −N M Rスペクトルとを比べることにより、δ
80.0 ppmに生成α−フェニルイソブチルアルコ
ール(式13)の■位の炭素(水酸基の根元の炭素)の
シグナルか確認できたか、β−フェニル−1−メチルプ
ロピルアルコール(式14)の0位の炭素(水酸基の根
元の炭素)のシグナルδ71. Oppmは確認できな
かった。
c −N M Rスペクトルとを比べることにより、δ
80.0 ppmに生成α−フェニルイソブチルアルコ
ール(式13)の■位の炭素(水酸基の根元の炭素)の
シグナルか確認できたか、β−フェニル−1−メチルプ
ロピルアルコール(式14)の0位の炭素(水酸基の根
元の炭素)のシグナルδ71. Oppmは確認できな
かった。
よって、酸化反応において■および■かともに酸化を受
けたシバイトロバ−オキサイトは生成しないこと、■位
か酸化されたハイドロパーオキサイドが主酸化生成物で
あり、0位か酸化されたノ\イトロバーオキサイドは殆
ど生成しないことは明らかである。
けたシバイトロバ−オキサイトは生成しないこと、■位
か酸化されたハイドロパーオキサイドが主酸化生成物で
あり、0位か酸化されたノ\イトロバーオキサイドは殆
ど生成しないことは明らかである。
第8図の”C−N M Rスペクトルにα−フェニルイ
ンブチルハイドロパーオキサイド(式15)の■位の炭
素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)の化学シフト
か確認されるはずである。
ンブチルハイドロパーオキサイド(式15)の■位の炭
素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)の化学シフト
か確認されるはずである。
イソブチルベンゼン(式16)の■位の炭素の化学シフ
トがδ45.1 ppmであり、先にも述べたように1
3C−N M Rの化学シフト位置に対する置換基によ
る加成則より、ハイドロパーオキシ基の根元の炭素の化
学シフトは55ppm程度高周波数側にシフトし、イソ
ブチルベンゼン(式16)の■位の炭素が酸化された場
合6100 ppm程に■位の炭素のシグナルか現れる
と考えられる。
トがδ45.1 ppmであり、先にも述べたように1
3C−N M Rの化学シフト位置に対する置換基によ
る加成則より、ハイドロパーオキシ基の根元の炭素の化
学シフトは55ppm程度高周波数側にシフトし、イソ
ブチルベンゼン(式16)の■位の炭素が酸化された場
合6100 ppm程に■位の炭素のシグナルか現れる
と考えられる。
(式16)
(式15)
そこで、第8図の13C−N M Rスペクトルのδ1
00 ppm付近を見ると、δ93.6 ppmに第7
図にないシグナル、すなわち酸化生成物のシグナルがあ
る。また、このシグナルは第9図の13(ニーNMRス
ペクトルにはないので、トリフェニルホスフィンにより
還元されて消失する官能基かついている炭素のシグナル
である。インブチルベンセンの酸化反応の副生成物とし
て式13、式14のごときアルコール、あるいは式17
のごときケトンが考えられるが、693.6 ppmの
シグナルはいずれに由来するものでもない。
00 ppm付近を見ると、δ93.6 ppmに第7
図にないシグナル、すなわち酸化生成物のシグナルがあ
る。また、このシグナルは第9図の13(ニーNMRス
ペクトルにはないので、トリフェニルホスフィンにより
還元されて消失する官能基かついている炭素のシグナル
である。インブチルベンセンの酸化反応の副生成物とし
て式13、式14のごときアルコール、あるいは式17
のごときケトンが考えられるが、693.6 ppmの
シグナルはいずれに由来するものでもない。
すなわちδ93.6 ppmのシグナルはハイドロパー
オキシ基の根元の炭素のシグナルである。13C−NM
Rにおける加成則の誤差は数ppm (W、にemp、
”NMRIN CHEMISTRY”、A Multi
nuclear Introcluc−tion、Ch
apter 5、Macmillan Publish
ers(1986))であるから、(1,OO−93,
6) ppm =6.4ppmの誤差は許容差であり、
よってδ93.6 ppmのシグナルはα−フェニルイ
ソブチルハイドロパーオキサイド(式15)の■位の炭
素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)のシグナルで
あると決定した。さらに、このシグナルの強度が第9図
の680、0 ppmのα−フェニルイソブチルアルコ
ール(式13)の■位の炭素(水酸基の根元の炭素)の
シグナル強度とほぼ一致していることも、このシグナル
がα−フェニルイソブチルハイドロバーオキサイト(式
15)の■位の炭素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭
素)のシグナルであることを裏付けている。
オキシ基の根元の炭素のシグナルである。13C−NM
Rにおける加成則の誤差は数ppm (W、にemp、
”NMRIN CHEMISTRY”、A Multi
nuclear Introcluc−tion、Ch
apter 5、Macmillan Publish
ers(1986))であるから、(1,OO−93,
6) ppm =6.4ppmの誤差は許容差であり、
よってδ93.6 ppmのシグナルはα−フェニルイ
ソブチルハイドロパーオキサイド(式15)の■位の炭
素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)のシグナルで
あると決定した。さらに、このシグナルの強度が第9図
の680、0 ppmのα−フェニルイソブチルアルコ
ール(式13)の■位の炭素(水酸基の根元の炭素)の
シグナル強度とほぼ一致していることも、このシグナル
がα−フェニルイソブチルハイドロバーオキサイト(式
15)の■位の炭素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭
素)のシグナルであることを裏付けている。
以上のことから次のことが明らかになった。
α−フェニルエチルハイドロパーオキサイト(弐8)の
0位の炭素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)の化
学シフト位置:δ83.8 ppm(弐8) α−フェニルイソブチルハイドロバーオキサイト(式1
5)の0位の炭素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素
)の化学シフト位置:δ93.6 ppm更に、実験1
.2および3よりp−イソブチルエチルベンゼンの分子
状酸素酸化により生成したパーオキサイドの構造決定に
至った根拠を述べる。
0位の炭素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素)の化
学シフト位置:δ83.8 ppm(弐8) α−フェニルイソブチルハイドロバーオキサイト(式1
5)の0位の炭素(ハイドロパーオキシ基の根元の炭素
)の化学シフト位置:δ93.6 ppm更に、実験1
.2および3よりp−イソブチルエチルベンゼンの分子
状酸素酸化により生成したパーオキサイドの構造決定に
至った根拠を述べる。
P−イソブチルエチルベンゼンには酸素酸化されつる炭
素は3つあり、式18の■、■および■である。
素は3つあり、式18の■、■および■である。
(式18)
第1表の反応液BのGC分析によると、ジオールおよび
トリオールの生成はないので、先の反応条件におけるp
−イソブチルエチルヘンセンの分子状酸素酸化によりシ
バイトロバ−オキサイト、トリハイドロバーオキサイト
は生成しないことか明らかとなフた。更に第1表のGC
分析によると0位に水酸基がついたアルコールも生成し
なし\ので、先の反応条件におけるP−イソブチルエチ
ルベンゼンの分子状酸素酸化では0位か酸化されたモノ
ハイドロバーオキサイトは生成しなし1ことも明らかと
なった。従フて、p−イソブチルエチルベンゼンの分子
状酸素酸化において生成するAイトロバ−オキサイドは
式19あるいは式20であると考えられる。
トリオールの生成はないので、先の反応条件におけるp
−イソブチルエチルヘンセンの分子状酸素酸化によりシ
バイトロバ−オキサイト、トリハイドロバーオキサイト
は生成しないことか明らかとなフた。更に第1表のGC
分析によると0位に水酸基がついたアルコールも生成し
なし\ので、先の反応条件におけるP−イソブチルエチ
ルベンゼンの分子状酸素酸化では0位か酸化されたモノ
ハイドロバーオキサイトは生成しなし1ことも明らかと
なった。従フて、p−イソブチルエチルベンゼンの分子
状酸素酸化において生成するAイトロバ−オキサイドは
式19あるいは式20であると考えられる。
0位が酸化されたハイドロパーオキサイド(式19)が
生成していれば、酸化後の130− N M Rスペク
トルには、エチルベンゼンの酸イヒの場合と同様ニ68
3.8ppmニハイドロノ<−オキシ基置力へ換された
■位炭素のシグナルがある筈であり、0位が酸化された
ハイドロパーオキサイド(式20)が生成していれば、
酸化後の13c −N M Rスペクトルには、イソブ
チルベンゼンの酸化の場合と同様にδ93.6 ppm
にハイドロパーオキシ基か置換された0位炭素のシグナ
ルがあるはずである。
生成していれば、酸化後の130− N M Rスペク
トルには、エチルベンゼンの酸イヒの場合と同様ニ68
3.8ppmニハイドロノ<−オキシ基置力へ換された
■位炭素のシグナルがある筈であり、0位が酸化された
ハイドロパーオキサイド(式20)が生成していれば、
酸化後の13c −N M Rスペクトルには、イソブ
チルベンゼンの酸化の場合と同様にδ93.6 ppm
にハイドロパーオキシ基か置換された0位炭素のシグナ
ルがあるはずである。
そごて第2図の13c −N M Rスペクトルを見る
と予想通り683.8 ppmとδ93.6 ppmに
シグナルかある。これらのシグナルは第1図の”C−N
MRスペクトルにはないので酸化生成物のシグナルで
あることは明らかである。また、これらのシグナルは第
3図の13C−N M Rスペクトルにないので、トリ
フェニルホスフィンによる還元反応で消失する官能基が
ついている炭素のシグナル、すなわちハイドロパーオキ
シ基の根元の炭素のシグナルであるといえる。更に、第
2図のδ83.8 ppmのシグナルの強度か、第3図
のδ70.5 ppmの生成α−フェニルエタノールの
水酸基の根元炭Nのシグナル強度とほぼ一致しているこ
と(第6図参照)、第2図の693.6 ppmのシグ
ナルの強度か第3図のδ80.0 ppmの生成α−フ
ェニルイソブチルアルコールの水酸基の根元の炭素のシ
グナル強度とほぼ一致していること(第9図参照)もそ
れを裏付けている。
と予想通り683.8 ppmとδ93.6 ppmに
シグナルかある。これらのシグナルは第1図の”C−N
MRスペクトルにはないので酸化生成物のシグナルで
あることは明らかである。また、これらのシグナルは第
3図の13C−N M Rスペクトルにないので、トリ
フェニルホスフィンによる還元反応で消失する官能基が
ついている炭素のシグナル、すなわちハイドロパーオキ
シ基の根元の炭素のシグナルであるといえる。更に、第
2図のδ83.8 ppmのシグナルの強度か、第3図
のδ70.5 ppmの生成α−フェニルエタノールの
水酸基の根元炭Nのシグナル強度とほぼ一致しているこ
と(第6図参照)、第2図の693.6 ppmのシグ
ナルの強度か第3図のδ80.0 ppmの生成α−フ
ェニルイソブチルアルコールの水酸基の根元の炭素のシ
グナル強度とほぼ一致していること(第9図参照)もそ
れを裏付けている。
以上詳述したように、p−インブチルベンセンの液相酸
素酸化によって生成するハイドロパ−オキサイドの構造
を確認し、α−(4−インブチルフェニル)エチルハイ
ドロバーオキサイト(式1)およびα−(4−エチルフ
ェニル)イソブチルノ\イトロバーオキサイド(式6)
の存在を明ら力)にした。
素酸化によって生成するハイドロパ−オキサイドの構造
を確認し、α−(4−インブチルフェニル)エチルハイ
ドロバーオキサイト(式1)およびα−(4−エチルフ
ェニル)イソブチルノ\イトロバーオキサイド(式6)
の存在を明ら力)にした。
〈参考例J〉
α−(4−イソブチルフェニル)エタノール(式4)の
合成 実験例1の反応液A30g、二硫化モリブデン20mg
を200m1オートクレーブに入れ、攪拌しながら常温
でプロピレンにより約7 kg/cm2まで加圧した。
合成 実験例1の反応液A30g、二硫化モリブデン20mg
を200m1オートクレーブに入れ、攪拌しながら常温
でプロピレンにより約7 kg/cm2まで加圧した。
激しく攪拌しながら、反応温度110℃で5時間反応さ
せた。
せた。
反応終了後冷却し、続いて蒸留により原料、軽質分を除
き、α−(4−インブチルフェニル)エタノール5.0
gとα−(4−エチルフェニル)イソブチルアルコール
04gを含む留分(以下この留分を「留分A」と呼ぶ)
7.0gを得た。
き、α−(4−インブチルフェニル)エタノール5.0
gとα−(4−エチルフェニル)イソブチルアルコール
04gを含む留分(以下この留分を「留分A」と呼ぶ)
7.0gを得た。
生成したα−(4−インブチルフェニル)エタノールの
GC−I Rスペクトルは標品と同一てあった。
GC−I Rスペクトルは標品と同一てあった。
〈参考例2〉
p−イソブチルスチレン(式5)の合成理論段数5段の
蒸留管とリービッヒ冷却器を付けた100m1の三ロフ
ラスコにシリコーン油50m1および硫酸水素カリウム
3.8gを入れて150〜160℃に加熱し、真空ポン
プにより系内を5mm Hg以下の圧力に維持しながら
、参考例1の方法に従って得られた留分A30g (7
バツチ分)を徐々に滴下した。リービッヒ冷却器からの
留出物34.1gのスペクトル等を標品のものと比べ、
P−イソブチルスチレン31.83とP−(2−メチル
−1−プロペニル)エチルベンゼン2,3gの混合物で
あることを確認した。
蒸留管とリービッヒ冷却器を付けた100m1の三ロフ
ラスコにシリコーン油50m1および硫酸水素カリウム
3.8gを入れて150〜160℃に加熱し、真空ポン
プにより系内を5mm Hg以下の圧力に維持しながら
、参考例1の方法に従って得られた留分A30g (7
バツチ分)を徐々に滴下した。リービッヒ冷却器からの
留出物34.1gのスペクトル等を標品のものと比べ、
P−イソブチルスチレン31.83とP−(2−メチル
−1−プロペニル)エチルベンゼン2,3gの混合物で
あることを確認した。
く参考例3〉
α−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸(式2、
R=H)の合成 参考例2で得た留出物34.1g、ビストリフェニルホ
スフィンパラジウム5.4g、10%塩酸水溶液80g
、溶媒としてトルエン80m1を500m1オートクレ
ーブに入れ、攪拌しながら常温で一酸化炭素により10
0 kg/cm2まで加圧した後、120℃に達するま
で加圧しながら昇圧し、300 kg/cm2まて加圧
した。反応により一酸化炭素の吸収かなくなった後、更
に24時間反応を維続した。反応終了後冷却して反応液
を回収し、分液ロートで油層を分離し、油層を8%水酸
化ナトリウムて抽出した。抽出水溶液を分液後の水層と
合わせ、塩酸を添加してpH2とした。次いでクロロホ
ルムで抽出し、その抽出液から溶媒を留去してα−く4
−インブチルフェニル)プロピオン酸の淡黄色粗結晶3
7.1gを得た。融点、スペクトル等は標品と同一であ
った。P−インブチルスチレンの転化率は100%、α
−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸の選択率9
0.5%であった。
R=H)の合成 参考例2で得た留出物34.1g、ビストリフェニルホ
スフィンパラジウム5.4g、10%塩酸水溶液80g
、溶媒としてトルエン80m1を500m1オートクレ
ーブに入れ、攪拌しながら常温で一酸化炭素により10
0 kg/cm2まで加圧した後、120℃に達するま
で加圧しながら昇圧し、300 kg/cm2まて加圧
した。反応により一酸化炭素の吸収かなくなった後、更
に24時間反応を維続した。反応終了後冷却して反応液
を回収し、分液ロートで油層を分離し、油層を8%水酸
化ナトリウムて抽出した。抽出水溶液を分液後の水層と
合わせ、塩酸を添加してpH2とした。次いでクロロホ
ルムで抽出し、その抽出液から溶媒を留去してα−く4
−インブチルフェニル)プロピオン酸の淡黄色粗結晶3
7.1gを得た。融点、スペクトル等は標品と同一であ
った。P−インブチルスチレンの転化率は100%、α
−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸の選択率9
0.5%であった。
粗α−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸の結晶
37.1gをノルマルヘキサン溶媒て再結晶させ、白色
の精製α−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸結
晶30.7gを得た。このものの融点およびスペクトル
は標品と同一てあった。
37.1gをノルマルヘキサン溶媒て再結晶させ、白色
の精製α−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸結
晶30.7gを得た。このものの融点およびスペクトル
は標品と同一てあった。
く参考例4〉
α−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸メチル(
式2、R=CH3)の合成 参考例2で得た留出物34.1g、メタノール13.4
g、溶媒としてトルエン90m1、触媒としてジクロロ
パラジウム0.72g、更に配位子のトリフェニルホス
フィン2.13gを500m1のオートクレーブに入れ
、攪拌しながら90℃に昇温した後、−酸化炭素で70
kg/cm2の圧力に保ち、8時間反応させた。
式2、R=CH3)の合成 参考例2で得た留出物34.1g、メタノール13.4
g、溶媒としてトルエン90m1、触媒としてジクロロ
パラジウム0.72g、更に配位子のトリフェニルホス
フィン2.13gを500m1のオートクレーブに入れ
、攪拌しながら90℃に昇温した後、−酸化炭素で70
kg/cm2の圧力に保ち、8時間反応させた。
反応終了後冷却して反応液を回収し、触媒を濾別し、溶
媒を留去して残油42.Ogをガスクロマトグラフィー
で分析したところ、α−(4−イソブチルフェニル)プ
ロピオン酸メチル91.8%、その他8.2%であった
。
媒を留去して残油42.Ogをガスクロマトグラフィー
で分析したところ、α−(4−イソブチルフェニル)プ
ロピオン酸メチル91.8%、その他8.2%であった
。
く参考例5〉
α−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸メチルの
加水分解によるα−(4−イソブチルフェニル)プロピ
オン酸(式2、R=H)の製造 参考例4の残油42.Ogと10%水酸化ナトリウム水
溶液2001とを攪拌しながら還流させ、約3時間加水
分解を行なった。冷却後反応液から水層を分離し、これ
に塩酸を添加してpH2とした0次いでクロロホルムで
抽出し、その抽出液から溶媒を留去して淡黄色の粗α−
(4−インブチルフェニル)プロピオン酸の結晶35.
6gを得た。
加水分解によるα−(4−イソブチルフェニル)プロピ
オン酸(式2、R=H)の製造 参考例4の残油42.Ogと10%水酸化ナトリウム水
溶液2001とを攪拌しながら還流させ、約3時間加水
分解を行なった。冷却後反応液から水層を分離し、これ
に塩酸を添加してpH2とした0次いでクロロホルムで
抽出し、その抽出液から溶媒を留去して淡黄色の粗α−
(4−インブチルフェニル)プロピオン酸の結晶35.
6gを得た。
粗α−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸の結晶
35.6gをノルマルヘキサン溶媒で再結晶させ、白色
の精製α−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸の
結晶28.9gを得た。このものの融点およびスペクト
ルは標品と同一てあフた。
35.6gをノルマルヘキサン溶媒で再結晶させ、白色
の精製α−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸の
結晶28.9gを得た。このものの融点およびスペクト
ルは標品と同一てあフた。
く参考例6〉
ハステロイ族のオートクレーブに、上て得られたα−(
4−イソブチルフェニル)エタノールを含む留分A24
.9g、溶媒メチルエチルケトン45m1および10%
塩酸40m1を仕込み、触媒として塩化ロジウム0.0
04g、ヨウ素0.04gおよびトリフェニルホスフィ
ン(P(Ph)、) 0.10 gを入れ、−酸化炭素
68kgを張り込み、反応温度130℃でガス吸収がな
くなるまで、80分間維持した。冷却後分析した結果、
α−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸を収率8
7,8%で得た。
4−イソブチルフェニル)エタノールを含む留分A24
.9g、溶媒メチルエチルケトン45m1および10%
塩酸40m1を仕込み、触媒として塩化ロジウム0.0
04g、ヨウ素0.04gおよびトリフェニルホスフィ
ン(P(Ph)、) 0.10 gを入れ、−酸化炭素
68kgを張り込み、反応温度130℃でガス吸収がな
くなるまで、80分間維持した。冷却後分析した結果、
α−(4−インブチルフェニル)プロピオン酸を収率8
7,8%で得た。
第1図から第9図はそれぞれ13C−NMR(溶媒CD
Cl3、TMS ljk入り、プロトン完全デカップリ
ング)のスペクトルチャートである。 特許出願人 日本石油化学株式会社
Cl3、TMS ljk入り、プロトン完全デカップリ
ング)のスペクトルチャートである。 特許出願人 日本石油化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)下記構造式で表わされるα−(4−イソブチルフ
ェニル)エチルハイドロパーオキサイド。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (2)p−イソブチルエチルベンゼンを反応温度0〜3
00℃および反応圧力1〜200kg/cm^2で分子
状酸素と選択的に反応させることを特徴とするα−(4
−イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイド
の製造方法。 (3)p−イソブチルエチルベンゼンの転化率をC%、
反応温度をT℃とすると、 2.7×10≦C(T+273)≦3.7×10^4で
ある条件下に酸化させる請求項2に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27363790A JP2891533B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | α―(4―イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイドおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27363790A JP2891533B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | α―(4―イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイドおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04149172A true JPH04149172A (ja) | 1992-05-22 |
| JP2891533B2 JP2891533B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=17530471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27363790A Expired - Lifetime JP2891533B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | α―(4―イソブチルフェニル)エチルハイドロパーオキサイドおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2891533B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115286501A (zh) * | 2022-08-10 | 2022-11-04 | 浙江新和成股份有限公司 | 一种布洛芬结晶母液的综合利用方法 |
-
1990
- 1990-10-12 JP JP27363790A patent/JP2891533B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115286501A (zh) * | 2022-08-10 | 2022-11-04 | 浙江新和成股份有限公司 | 一种布洛芬结晶母液的综合利用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2891533B2 (ja) | 1999-05-17 |
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