JPH0415531Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0415531Y2 JPH0415531Y2 JP1984042776U JP4277684U JPH0415531Y2 JP H0415531 Y2 JPH0415531 Y2 JP H0415531Y2 JP 1984042776 U JP1984042776 U JP 1984042776U JP 4277684 U JP4277684 U JP 4277684U JP H0415531 Y2 JPH0415531 Y2 JP H0415531Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross member
- frame
- engine
- vehicle
- clamp fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案は、エンジン等の振動源から発生する振
動を緩衝する緩衝装置に係り、特に車体フレーム
に設けて、エンジン等から発生する振動を制振さ
せる車両の減衰装置に関する。
動を緩衝する緩衝装置に係り、特に車体フレーム
に設けて、エンジン等から発生する振動を制振さ
せる車両の減衰装置に関する。
[考案の技術的背景とその問題点]
一般に、車両の走行中またはエンジンを空回転
させると、車室には、比較的低周波数(30〜200
Hz)のこもり音が発生する。このこもり音は、エ
ンジン回転数に比例したエンジンの振動と、これ
に連結される動力伝達系および吸・排気系の振動
等が、サイドメンバ及びクロスメンバから構成さ
れるフレーム、あるいはボデイに伝搬してこれを
共振させ、さらに車室には、こもり音として伝搬
することになる。従来、車室に発生するこのよう
なこもり音は問題点として指摘され、その騒音対
策としては車体フレームの剛性を向上させる方法
が提案されている。しかしこの方法では、既存の
車体フレームより構成部材が増加し不経済であ
る。また、この問題を解消するために、既存フレ
ームの適宜位置に質量体を設け、この質量体によ
り車体フレームに発生する振動を制振させようと
したものである。
させると、車室には、比較的低周波数(30〜200
Hz)のこもり音が発生する。このこもり音は、エ
ンジン回転数に比例したエンジンの振動と、これ
に連結される動力伝達系および吸・排気系の振動
等が、サイドメンバ及びクロスメンバから構成さ
れるフレーム、あるいはボデイに伝搬してこれを
共振させ、さらに車室には、こもり音として伝搬
することになる。従来、車室に発生するこのよう
なこもり音は問題点として指摘され、その騒音対
策としては車体フレームの剛性を向上させる方法
が提案されている。しかしこの方法では、既存の
車体フレームより構成部材が増加し不経済であ
る。また、この問題を解消するために、既存フレ
ームの適宜位置に質量体を設け、この質量体によ
り車体フレームに発生する振動を制振させようと
したものである。
ところが、上記質量体は車体フレームを構成す
るクロスメンバに剛体として設けられており、質
量体のみの振動は許されなかつたため、車体フレ
ームに発生する振動の方向によつては、制振効果
を十分発揮できず不具合を生じていた。
るクロスメンバに剛体として設けられており、質
量体のみの振動は許されなかつたため、車体フレ
ームに発生する振動の方向によつては、制振効果
を十分発揮できず不具合を生じていた。
[考案の目的]
本考案は、上記種々の問題点に鑑みて創案され
たものであり、その目的は、エンジンからフレー
ムに伝搬される振動を制振させ、もつて車室に伝
搬されるこもり音を可及的に抑制する車両の減衰
装置を提供することにある。
たものであり、その目的は、エンジンからフレー
ムに伝搬される振動を制振させ、もつて車室に伝
搬されるこもり音を可及的に抑制する車両の減衰
装置を提供することにある。
[考案の概要]
エンジンを支持するためのパイプ製クロスメン
バに水抜穴が設けられている車両において、上記
クロスメンバにこれを囲繞するように取付けられ
るクランプ金具と、このクランプ金具の内面に一
体に形成され上記水抜穴に対して係脱自在に嵌合
する突起体と、上記クランプ金具の外面より径方
向外方へ延出させて設けられた弾性体と、該弾性
体の先端に一体的に設けられた質量体とを備えた
ものである。
バに水抜穴が設けられている車両において、上記
クロスメンバにこれを囲繞するように取付けられ
るクランプ金具と、このクランプ金具の内面に一
体に形成され上記水抜穴に対して係脱自在に嵌合
する突起体と、上記クランプ金具の外面より径方
向外方へ延出させて設けられた弾性体と、該弾性
体の先端に一体的に設けられた質量体とを備えた
ものである。
このようにパイプ製クロスメンバの水抜穴に突
起体を係合させるようにすると、クランプ金具の
取付けが簡単になり、かつ取付け後におけるクラ
ンプ金具の回転が防止されるようになる。このた
め、弾性体はあらゆる方向に振動して振動エネル
ギを消費し、車体フレーム及びボデイに伝播され
る振動を制振し、車室のこもり音を減少させる。
起体を係合させるようにすると、クランプ金具の
取付けが簡単になり、かつ取付け後におけるクラ
ンプ金具の回転が防止されるようになる。このた
め、弾性体はあらゆる方向に振動して振動エネル
ギを消費し、車体フレーム及びボデイに伝播され
る振動を制振し、車室のこもり音を減少させる。
[考案の実施例]
本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
述する。
第1図、第2図は、本考案の車両の減衰装置の
位置を示す概略図である。
位置を示す概略図である。
第1図に示されるように、車体フレーム1は、
所定間隔を有して平行に配設された断面コ字形の
サイドメンバ2,2相互に、クロスメンバ3,4
と適宜数の連結部材6,7とを掛け渡して構成さ
れている。
所定間隔を有して平行に配設された断面コ字形の
サイドメンバ2,2相互に、クロスメンバ3,4
と適宜数の連結部材6,7とを掛け渡して構成さ
れている。
この車体フレーム1の前側には、エンジン5が
配置され、このエンジン5の後部は、フレーム1
のサイドメンバ2,2間に掛け渡された後部のク
ロスメンバ4に懸架されると共に、その前部は、
同じくサイドメンバ2,2間に掛け渡された前部
のクロスメンバ3に懸架されている。これら前後
のクロスメンバ3,4は、そのクロスメンバ3,
4を介してエンジン5をフレーム1に支承すると
共に、その振動を減衰するように構成されてい
る。
配置され、このエンジン5の後部は、フレーム1
のサイドメンバ2,2間に掛け渡された後部のク
ロスメンバ4に懸架されると共に、その前部は、
同じくサイドメンバ2,2間に掛け渡された前部
のクロスメンバ3に懸架されている。これら前後
のクロスメンバ3,4は、そのクロスメンバ3,
4を介してエンジン5をフレーム1に支承すると
共に、その振動を減衰するように構成されてい
る。
また、第1図乃至第3図において前部のクロス
メンバ3は、円筒断面を有する円管部3aと、そ
の両端部に設けられサイドメンバ2,2に取り付
けられる基部3bから構成され、その円管部3a
の水抜穴21が設けられている。
メンバ3は、円筒断面を有する円管部3aと、そ
の両端部に設けられサイドメンバ2,2に取り付
けられる基部3bから構成され、その円管部3a
の水抜穴21が設けられている。
次に減衰装置11の構成を述べる。
減衰装置11は、第3図乃至第4図に示されて
いるように、上記クロスメンバ3にこれを囲繞す
るように取付けられるクランプ金具12と、この
クランプ金具12の内面に一体に形成され上記水
抜穴21に対して係脱自在に嵌合する突起体22
と、上記クランプ金具12の外面より径方向外方
へ延出させて設けられた弾性体13と、この弾性
体13の先端に一体的に設けられた質量体14と
から構成されている。
いるように、上記クロスメンバ3にこれを囲繞す
るように取付けられるクランプ金具12と、この
クランプ金具12の内面に一体に形成され上記水
抜穴21に対して係脱自在に嵌合する突起体22
と、上記クランプ金具12の外面より径方向外方
へ延出させて設けられた弾性体13と、この弾性
体13の先端に一体的に設けられた質量体14と
から構成されている。
クランプ金具12の上フレーム15は鋼板等か
ら形成され、その形状は反円弧形状に形成され
て、両端部がさらに屈曲されており、一方端には
切り欠き穴16が、他方端には係止穴17が設け
られている。一方下フレーム18は、上フレーム
15と同様に反円弧形状に形成されると共に、そ
の両端部が屈曲されており、一方端には、上記上
フレーム15に形成された切り欠き穴16に係合
する係止部19が形成され、他方端には、上記上
フレーム15に形成された係止穴17と係合する
係止穴20が設けられている。さらに、下フレー
ム18には、その内面のほぼ中央の位置に半径方
向内方へ突出させて上記水抜き穴21と係合する
外径の突起体22が設けられている。
ら形成され、その形状は反円弧形状に形成され
て、両端部がさらに屈曲されており、一方端には
切り欠き穴16が、他方端には係止穴17が設け
られている。一方下フレーム18は、上フレーム
15と同様に反円弧形状に形成されると共に、そ
の両端部が屈曲されており、一方端には、上記上
フレーム15に形成された切り欠き穴16に係合
する係止部19が形成され、他方端には、上記上
フレーム15に形成された係止穴17と係合する
係止穴20が設けられている。さらに、下フレー
ム18には、その内面のほぼ中央の位置に半径方
向内方へ突出させて上記水抜き穴21と係合する
外径の突起体22が設けられている。
一方、上フレーム15の反円弧形状の外周面の
適宜位置には、同一形状に形成された2つの弾性
体13,13が互いに所定間隔を隔てられて設け
られ、これにより径方向外方に延びている。これ
ら2つの弾性体13,13の他端部25,26に
は、板状の質量体14が掛け渡され一体的に形成
されている。
適宜位置には、同一形状に形成された2つの弾性
体13,13が互いに所定間隔を隔てられて設け
られ、これにより径方向外方に延びている。これ
ら2つの弾性体13,13の他端部25,26に
は、板状の質量体14が掛け渡され一体的に形成
されている。
減衰装置11は、上記の如く構成され、上フレ
ーム15と下フレーム18が、前部のクロスメン
バ3を囲繞するように設けられ、下フレーム18
に形成した突起体22とクロスメンバ3の水抜穴
21と係合させ、さらに上フレーム18に形成さ
れた係止部19とを係合さらたのち上フレーム1
5、下フレーム18に設けられた係止穴17,2
0をボルト27、平座金28、ナツト29によつ
て前部のクロスメンバ3に、固定されている。
ーム15と下フレーム18が、前部のクロスメン
バ3を囲繞するように設けられ、下フレーム18
に形成した突起体22とクロスメンバ3の水抜穴
21と係合させ、さらに上フレーム18に形成さ
れた係止部19とを係合さらたのち上フレーム1
5、下フレーム18に設けられた係止穴17,2
0をボルト27、平座金28、ナツト29によつ
て前部のクロスメンバ3に、固定されている。
以下、本考案の作用を具体的に述べる。
第2図乃至第3図において、エンジン5から発
生する振動はクロスメンバ3,4、車体フレーム
1を介してボデイ各部に伝搬される。この振動が
クロスメンバ3に伝搬されると、これに取り付け
られた減衰装置11はこの振動を制振する方向に
振動する。すなわち、減衰装置11の上フレーム
15上に形成された弾性体13および質量体14
は、クロスメンバ3から伝えられるエンジンの振
動を受けると、この振動に対して逆位相に振動す
る。その結果、エンジン5からクロスメンバ3に
伝達される振動は制振されフレーム1を介して車
室に伝搬されるこもり音は軽減される。
生する振動はクロスメンバ3,4、車体フレーム
1を介してボデイ各部に伝搬される。この振動が
クロスメンバ3に伝搬されると、これに取り付け
られた減衰装置11はこの振動を制振する方向に
振動する。すなわち、減衰装置11の上フレーム
15上に形成された弾性体13および質量体14
は、クロスメンバ3から伝えられるエンジンの振
動を受けると、この振動に対して逆位相に振動す
る。その結果、エンジン5からクロスメンバ3に
伝達される振動は制振されフレーム1を介して車
室に伝搬されるこもり音は軽減される。
また、この減衰装置11の弾性体13は一端固
定状態の片持ち振動系なのでエンジン5の振動方
向の変化に追従して振動し、取り付けられたクロ
スメンバ3に対してその制振機能を発揮すること
になる。
定状態の片持ち振動系なのでエンジン5の振動方
向の変化に追従して振動し、取り付けられたクロ
スメンバ3に対してその制振機能を発揮すること
になる。
第5図は、本考案と質量体を剛体としてクロス
メンバに設けられた従来例との比較を示す図であ
り、エンジン回転数(rpm)をパラメータとして
こもり音(dB)の変化を測定したもので、図に
おいて点数ar,aLは従来例のこもり音の変化を示
し、実線br,bLは本考案のこもり音の変化を示し
ている。また、図の上方側のar,brは運転席右側
のこもり音を測定したもので、従来例と比較して
約10dBこもり音が軽減されている。
メンバに設けられた従来例との比較を示す図であ
り、エンジン回転数(rpm)をパラメータとして
こもり音(dB)の変化を測定したもので、図に
おいて点数ar,aLは従来例のこもり音の変化を示
し、実線br,bLは本考案のこもり音の変化を示し
ている。また、図の上方側のar,brは運転席右側
のこもり音を測定したもので、従来例と比較して
約10dBこもり音が軽減されている。
図の下方側のaL,bLは、助手席左側のこもり音
を測定したもので、従来例と比較して約15dB改
善されている。
を測定したもので、従来例と比較して約15dB改
善されている。
[考案の効果]
以上、本考案によれば次の如き優れた効果を発
揮する。
揮する。
減衰装置をパイプ製クロスメンバに簡単に取付
ることができ、かつ取付け後におけるクランプ金
具の回転を防止できるようにしたので、車体フレ
ーム及びボデイに伝播される振動を減少でき、車
室のこもり音を減少できる。
ることができ、かつ取付け後におけるクランプ金
具の回転を防止できるようにしたので、車体フレ
ーム及びボデイに伝播される振動を減少でき、車
室のこもり音を減少できる。
第1図は本考案である減衰装置の取付位置を示
す車体の概略平面図、第2図は第1図の概略側面
図、第3図は車体フレームのクロスメンバに取り
付けられた本考案の減衰装置を示す図、第4図は
本考案である減衰装置を示す図、第5図は本考案
と従来例のエンジン回転数に応じて、車室に伝搬
されるこもり音の変化を測定した図である。 図中1はフレーム、2はサイドメンバ、3,4
はクロスメンバ、11は減衰装置、12はクラン
プ金具、13は弾性体、14は質量体である。
す車体の概略平面図、第2図は第1図の概略側面
図、第3図は車体フレームのクロスメンバに取り
付けられた本考案の減衰装置を示す図、第4図は
本考案である減衰装置を示す図、第5図は本考案
と従来例のエンジン回転数に応じて、車室に伝搬
されるこもり音の変化を測定した図である。 図中1はフレーム、2はサイドメンバ、3,4
はクロスメンバ、11は減衰装置、12はクラン
プ金具、13は弾性体、14は質量体である。
Claims (1)
- エンジンを支持するためのパイプ製クロスメン
バに水抜穴が設けられている車両において、上記
クロスメンバにこれを囲繞するように取付けられ
るクランプ金具と、該クランプ金具の内面に一体
に形成され上記水抜穴に対して係脱自在に嵌合す
る突起体と、上記クランプ金具の外面より径方向
外方へ延出させて設けられた弾性体と、該弾性体
の先端に一体的に設けられた質量体とを備えたこ
とを特徴とする車両の減衰装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4277684U JPS60155677U (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 車両の減衰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4277684U JPS60155677U (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 車両の減衰装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60155677U JPS60155677U (ja) | 1985-10-17 |
| JPH0415531Y2 true JPH0415531Y2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=30553838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4277684U Granted JPS60155677U (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 車両の減衰装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60155677U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5838053U (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-12 | 本田技研工業株式会社 | エンジン支持ビ−ム構造体の吸振装置 |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP4277684U patent/JPS60155677U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60155677U (ja) | 1985-10-17 |
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