JPH0416063B2 - - Google Patents

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JPH0416063B2
JPH0416063B2 JP27928685A JP27928685A JPH0416063B2 JP H0416063 B2 JPH0416063 B2 JP H0416063B2 JP 27928685 A JP27928685 A JP 27928685A JP 27928685 A JP27928685 A JP 27928685A JP H0416063 B2 JPH0416063 B2 JP H0416063B2
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JP
Japan
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fibers
denier
laminate
fabric
tension
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JP27928685A
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JPS62140842A (ja
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Shigeru Takahashi
Fumiki Takabayashi
Kunio Tanaka
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本発明はヨツトセール、ウインドサーフイン用
セール等に用いられるセール用積層体の製造方法
に関する。 <従来技術> 最近ヨツトやウインドサーフインなどのセール
クロス用として布帛とフイルムとの積層体が使用
されている。かかる積層体に関する技術として時
開昭58−222847号公報に示された「ポリエステル
2軸延伸フイルムの少なくとも片面に可塑性ポリ
エステルエーテル共重合体を介して布帛を積層し
たセールクロス」がある。又他の技術として「ポ
リエステルフイラメント糸を経、緯方向に用いた
平織物とポリエステル2軸延伸フイルムとをポリ
ウレタンを主体とした接着剤で接着した積層体か
ら成り積層体の伸度が5cm幅当り引張力が18Kgの
条件下で3%以下、剥離強度が3cm幅当り2Kg以
上であることを特徴とするセールクロス」(実開
昭59−187436号)を我々は提供している。また
「2軸延伸ポリエステルフイルムと編目状布帛と
を貼り合せて構成されるセールクロスにおいて、
編目状布帛の一部または全部に実質的に無撚のポ
リエステル繊維の原着マルチフイラメント糸を使
用することを特徴とするセールクロス」(実開昭
60−125115号)が開示されている。 しかし上述の技術は基布として用いる繊維が熱
可塑性繊維(例えばポリエステル繊維)100%で
あり基布の染色加工条件及び処理工程は通常公知
の方法で処理すれば目的とする特性を有するセー
ル用積層体が得られる。 <発明の目的> 本発明はかかる従来のセール用積層体では発生
しなかつた欠点、すなわち高強力高弾性率繊維と
ポリエステル繊維の染色加工工程(例えば精練、
染色、仕上加工など)での湿熱、乾熱処理中に発
現する収縮差によつて生ずる低収縮繊維のたるみ
を修正する製造方法に関するものであり本発明の
製造方法によつて従来より低伸度性を有し形態安
定性、耐久性の高いセール用積層体を提供するこ
とができる。 <発明の構成> すなわち本発明は特許請求の範囲に記載したセ
ール用積層体の製造方法であるが、ここで高強力
高弾性率繊維(以下高モジユラス繊維と云う。)
とは耐熱性が210℃以上の芳香族ポリアミド繊維、
炭素繊維、ガラス繊維、高強力ポリエチレン繊
維、高強力ポリビニルアルコール繊維、高強力ポ
リアクリロニトリル繊維、ポリイミド繊維などで
ある。芳香族ポリアミド繊維としてはポリ−p−
フエニレンテレフタルアミド繊維、3−4′ジアミ
ノジフエニルエーテルを共重合したポリ−p−フ
エニレンテレフタルアミド繊維などがある。炭素
繊維としてはアクリル繊維を焼結して得られるア
クリル系炭素繊維、ピツチを焼結して得られるピ
ツチ系炭素繊維などがある。 ここで云う耐熱性とはその繊維のもつ基本的物
性の劣化又は繊維が溶融する温度を云う、例えば
3−4′ジアミノジフエニルエーテルを共重合した
ポリ−p−フエニレンテレフタルアミド繊維(帝
人(株)製)の場合は約500℃である。 当該繊維を布帛へ配列せしめる方法は目的とす
る低伸度性の方向(例えば経方向など)や布帛の
形態によつて異なるが例えば経方向の低伸度性を
目的とする織物においては高モジユラス繊維を3
cm巾当り1本〜9本の割合で間隔をあけて規制正
しく配列させたあと整経し経糸とし通常の方法で
製織する。 高モジユラス繊維を含んだポリエステル繊維基
布の染色仕上加工工程は通常公知の方法例えば精
練工程、プレセツト工程、染色工程、仕上処理工
程の順で処理される。これらの処理工程において
通常処理する条件(特に処理温度)は精練工程が
60〜100℃の水中処理又はスチーム処理、プレセ
ツト工程が160℃〜200℃の乾熱処理、染色工程が
120℃〜135℃の水中処理又は180℃〜210℃の乾熱
処理(いわゆるサーモゾル染色)、仕上処理工程
が150℃〜200℃である。 上述した工程で処理した場合、高モジユラス繊
維とポリエテル繊維との収縮差は135℃の湿熱処
理で2.5%〜20.5%、210℃の乾熱処理で2.5%〜
16.5%程度である。従つて、これらの条件下で布
帛を処理したときポリエステル繊維の収縮が大き
いため高モジユラス繊維にたるみが生ずる。また
製編織する際に付加される張力によつても、繊維
の伸長弾性特性の差によるたるみが発生する。た
るみを含む基布とフイルムとを積層体にすると例
えば60ポンド、100ポンドの荷重を積層体に与え
た場合、高モジユラス繊維のたるみに基く伸度が
付加されるので高モジユラス繊維の特徴である低
伸度性を得ることが困難となる。 従つて低伸度性の積層体を得るには、特定の処
理条件を設定する必要がある。 熱処理の温度はポリエステル繊維の融点より50
℃〜110℃低いことが必要である。温度が融点よ
り110℃以上低い場合は張力を与えながら処理を
してもポリエステル繊維の寸法安定性が保ち得ず
張力を解除したあと又もとの長さに戻り熱処理の
効果が得られない。一方融点より50℃以上高い場
合はポリエステル繊維の強力が低下すること、黄
変が生じ高品価値が低下すること、染色物の堅牢
度が著しく低下することなどの欠点が生じ適当で
ない。 熱処理の時間は通常ポリエステル繊維布帛を熱
処理する条件でよく15秒〜5分間の範囲が用いら
れる。 熱処理を施す際デニール当り0.3g以上の張力
を経、緯方向に与え染色加工処理工程において生
じたポリエステル繊維と高モジユラス繊維との収
縮差による繊維のたるみを矯正する。張力が0.3
g/デニール未満の場合は高モジユラス繊維のた
るみを矯正することが困難である。熱処理を実施
する機械は経、緯方向に張力を加えられかつ連続
的に処理することが可能であるテンターを使用す
る。この場合緯方向に均一にまた効果的に張力を
与えながら処理を施す為にはクリツプ式テンター
又はクリツプ式ピンテンターを用いることが望ま
しい。 基布に張力を与えながら熱処理を施す工程はフ
イルムに接合させる直前に工程として実施するの
が望ましい。当該処理を施したあと該基布に例え
ば前述の条件にて染色処理を施すとポリエステル
繊維と高モジユラス繊維の収縮差が再び発現され
低収縮繊維である高モジユラス繊維にたるみが生
じ熱処理の効果が減少する。 熱処理を施したのち貼り合せ処理を施すまでに
布帛を放置するときは高モジユラス繊維が再度た
るみを生じない様に布帛に張力を付加した状態を
維持する必要がある(バツチアツプ)。 <発明の効果> 以上詳述した方法により得られた積層体は以下
の効果を有する。 (1) 目的とする方向(経、緯、バイヤス方向)の
伸度が極めて低く、かつ経時的伸度変性も極め
て低いのでセールクロスの形態安定耐久性が高
くヨツトやウインドサーフイン用に使用した場
合安定した高速走行性を示す。 (2) 強度が向上したことにより長期使用にも耐え
る(耐久性向上)。 <実施例> 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例で用いた評価は以下の測定方法に従つ
た。 測定方法 (1) 強伸度 引張試験機(東洋ゴールドウイン(株)製)を用
い巾5cm長さ30cmの試料を下記に示した条件で
破断するまで引張りそのときの強度、伸度を測
定した。 測定は経、緯、バイヤス各々3点について測
定した。 測定条件 (1) 試片つかみ間隔:200mm (2) 引張りスピード;200mm/分 (3) チヤートスピード;200mm/分 (2) 定荷重時の伸度 引張試験機(東洋ゴールドウイン(株)製)を用
い巾5cm、長さ30cmの試料を下記に示した条件
で所定の荷重(例えば40ポンド(LB)、60ポン
ド(LB)、100ポンド(LB)など)で引張りそ
のときの伸びを測定した。測定は経、緯、バイ
ヤス方向各々3点づつについて測定しその平均
値を示した。 測定条件 (1) 試片のつかみ間隔:200mm (2) 引張りスピード;200mm/分 (3) チヤートスピード;500mm/分 (3) 耐久性テスト 三菱電気製作所(株)製家庭用洗濯機“千曲”、
型式CW−900A型にて浴比1:100(被測定資料
500gに対し水の量50)とし90分間“強”の
条件で洗濯した。 実施例 1 単糸繊度2.1デニール、全繊維75デニールのポ
リエチレンテレフタレート繊維を用い経、緯方向
にそれぞれ110本/インチ、96本/インチの密度
の平織物を製織する際、経方向に1本/cm間隔に
単糸繊度1.5デニール、全繊度1000デニールの芳
香族ポリアミド繊維(3,4−ジアミノジフエニ
ルエーテルを共重合したポリパラフエニレンテレ
フタルアミド繊維(帝人(株)製))を挿入した布帛
を用い通常の方法にて精練をして製糸用油剤、サ
イジング糊剤を除去したのち、120℃で1分間乾
燥した。次いで布帛の経方向に0.5g/デニール、
緯方向に0.4g/デニールの張力を与え190℃で1
分間の緊張熱処理を平野金属(株)製クリツプ付ピン
テンターで実施し経方向0.05g/デニールの張力
で巻き取り処理布帛とした。 一方厚さ50μのポリエチレンテレフタレート2
軸延伸フイルムにポリウレタン系接着剤(ニツポ
ラン5032日本ポリウレタン(株)製)をコンマドクタ
ー方式を用いて厚さ30μの層になる様に塗布した
のち120℃で1分間乾燥した。ついで乾燥後の塗
布フイルムの塗布面が布帛と接合する様に貼り合
せながら表面温度120℃、圧力3.0Kg/cm2、ニツプ
ローラースピード15m/分の条件で熱圧処理を施
して本発明の積層体を得た。 得られた積層体は第1表あるいは第2表に示し
た特性をもつていた。 実施例 2 単糸繊度3デニール、全繊度150デニールのポ
リエチレンテレフタレート繊維を用い経、緯方向
にそれぞれ55本/インチ、50本/インチの密度の
平織物を製織する際に経、緯方向に1本/2cmの
間隔に単糸繊度1.5デニール、全繊度1000デニー
ルの芳香族ポリアミド繊維(実施例1と同様)を
挿入した布帛を通常の方法に精練、乾燥を実施し
た。 次いで180℃の温度で30秒間の条件でプレセツ
ト処理をした。次に下記に示した染料溶液を用い
て130℃の温度で45分間の染色を行い青色の布帛
を得た。 染料溶液 PALANIL BLUE R(BASF(株)製)
1.0%(owf) DISPER VG (明成化学(株)製) 1.0g/ CH3COOH PH4に調整 浴比1:30 染色された布帛は温度120℃、時間1分間の条
件で乾燥した。 次いで経、緯方向のそれぞれの糸条を緊張状態
すなわち低収縮糸のたるみを矯正する為に経方向
に0.8g/デニール、緯方向に0.6g/デニールの
張力を与えながら温度180℃、時間1分間の熱処
理を平野金属(株)製クリツプ付ピンテンターで実施
し経方向に0.05g/デニールの張力で巻きとつ
た。 次いで実施例1と同様の条件でポリエチレンテ
レフタレート2軸延伸フイルムと貼り合せ本発明
の積層体を得た。 得られた積層体は第1表あるいは第2表に示し
た特性をもつていた。 実施例 3 単糸繊度5デニール、全繊度125デニールのポ
リエチレンレフタレート繊維を用い経、緯方向に
それぞれ64本/インチ、50本/インチの密度の平
織物を製織する際、経方向に2本/3cm間隔に単
糸繊度1.5デニール、全繊度1000デニールの芳香
族ポリアミド繊維(実施例1で使用したもの)を
挿入し経糸方向に0.3g/デニールの張力をかけ
て布帛を得た。 該布帛を処理温度180℃、処理時間30秒、経方
向の張力0.3g/デニール、緯方向の張力0.2g/
デニールの条件で平野金属(株)製クリツプ付ピンテ
ンターで熱処理を施し経方向に0.05g/デニール
の張力で巻き取り処理布とした。 次いで実施例1と同様の条件でポリエチレンテ
レフタレート2軸延伸フイルムと貼り合せ本発明
の積層体を得た。 得られた積層体は第1表、あるいは第2表に示
した特性をもつていた。 比較例 1 実施例1で使用した布帛を通常の方法にて精
練、乾燥したあと処理温度140℃、時間1分間、
張力として経方向0.2g/デニール、緯方向0.1
g/デニールを与え、実施例1と同様の機械で熱
処理を施した以外は実施例1と同様の方法にて積
層体を得た。 比較例 2 実施例2における染色後の緊張熱処理条件を温
度220℃、時間30秒とした場合、布帛が破れ積層
体の作成が不可能であつた。 比較例 3 実施例2における染色後の緊張熱処理条件を温
度180℃、時間1分間、張力として経方向0.2g/
デニール、緯方向0.1g/デニールを与えた以外
は実施例2と同様の条件にて積層体を得た。 比較例 4 実施例3において熱処理を省略した以外はすべ
て同じ条件にて積層体を得た。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基布にポリエステル2軸延伸フイルムを積層
    してなるセール用積層体の製造方法において、ポ
    リエステル繊維から成る基布の少なくとも一方向
    に高強力高弾性率繊維を3cm巾当り1〜9本の密
    度で配列せしめた布帛を配列方向に対しデニール
    当り0.3g以上の張力下でポリエステル繊維の融
    点より50℃〜110℃低い温度で乾燥処理すること
    を特徴とするセール用積層体の製造方法。 2 高強力高弾性率繊維の引張強力が10g/デニ
    ール以上、弾性率が20g/デニール以上であり耐
    熱性が210℃以上である特許請求の範囲第1項に
    記載のセール用積層体の製造方法。 3 乾熱処理を施す工程が基布とポリエステル2
    軸延伸フイルムとを貼合せる工程前であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に
    記載のセール用積層体の製造方法。
JP27928685A 1985-11-13 1985-12-13 セ−ル用積層体の製造方法 Granted JPS62140842A (ja)

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