JPH0416327B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416327B2 JPH0416327B2 JP58012429A JP1242983A JPH0416327B2 JP H0416327 B2 JPH0416327 B2 JP H0416327B2 JP 58012429 A JP58012429 A JP 58012429A JP 1242983 A JP1242983 A JP 1242983A JP H0416327 B2 JPH0416327 B2 JP H0416327B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape memory
- memory alloy
- shape
- synthetic resin
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
この発明は、成形品に関し、特にたとえばイン
サート成形の成形品に関する。
サート成形の成形品に関する。
従来技術の説明
従来、合成樹脂をインサート成形する場合は、
インサート部品として金属を用いるのが一般的で
ある。このインサート部品は、ねじ取付孔や圧入
用の孔として用いられることが多く、主として機
械強度の局所補強に供せられる。その他導電性を
利用した端子として用いられることもまれにある
が、インサート部品はあまり機能的に用いられる
ことはない。
インサート部品として金属を用いるのが一般的で
ある。このインサート部品は、ねじ取付孔や圧入
用の孔として用いられることが多く、主として機
械強度の局所補強に供せられる。その他導電性を
利用した端子として用いられることもまれにある
が、インサート部品はあまり機能的に用いられる
ことはない。
ところで、第1図に示すように、インサート部
品1は、合成樹脂2との界面の接合強度を持たせ
るために通常はその表面にローレツト加工(溝切
り加工)を施してある。このようなローレツト加
工は煩雑な工程を必要とするため、インサート部
品が高価になるという欠点があつた。
品1は、合成樹脂2との界面の接合強度を持たせ
るために通常はその表面にローレツト加工(溝切
り加工)を施してある。このようなローレツト加
工は煩雑な工程を必要とするため、インサート部
品が高価になるという欠点があつた。
また、一方では材料技術が進んで合成樹脂自体
の強度が随分大きくなつたので、樹脂成形品が成
形品自体のばね性、強さを利用したスナツプ機構
部品にも利用される。しかしながら、成形品自体
の形状が複雑になるため、テーパ、成形材料の流
動性の配慮、ピン配置など金型設計が複雑になつ
たり、成形材料の高い成形性を要求するなどコス
トアツプの要因となる欠点があつた。
の強度が随分大きくなつたので、樹脂成形品が成
形品自体のばね性、強さを利用したスナツプ機構
部品にも利用される。しかしながら、成形品自体
の形状が複雑になるため、テーパ、成形材料の流
動性の配慮、ピン配置など金型設計が複雑になつ
たり、成形材料の高い成形性を要求するなどコス
トアツプの要因となる欠点があつた。
発明の目的
この発明は、インサート部品に従来全くなかつ
たような機能を持たせることができ、それよつて
上述のような種々の欠点を解消し得る成形品を提
供することを目的とする。
たような機能を持たせることができ、それよつて
上述のような種々の欠点を解消し得る成形品を提
供することを目的とする。
発明の構成と効果
この発明は、要約すれば、合成樹脂のインサー
ト成形品のインサート部品に形状記憶合金を用
い、その形状記憶効果を種々の面で利用するよう
にしたものである。
ト成形品のインサート部品に形状記憶合金を用
い、その形状記憶効果を種々の面で利用するよう
にしたものである。
この発明によれば、インサート部品に全く新た
な機能をもたせることができる。そして、その新
たな機能を利用して、成形工程の簡素化などを図
ることできる。
な機能をもたせることができる。そして、その新
たな機能を利用して、成形工程の簡素化などを図
ることできる。
以下、図面の示す実施例とともにこの発明をよ
り具体的に説明する。
り具体的に説明する。
実施例の説明
第2A図および第2B図はこの発明に用いられ
るインサート部品の一例を示す図である。第2A
図に示すように、ねじ孔22などが形成されたイ
ンサート部品本体21の外周を覆うようにして、
形状記憶合金片1がCリング状に締付けてある。
この形状記憶合金片23は、予め形状記憶処理に
よつて第2B図に示すような形状が記憶される。
るインサート部品の一例を示す図である。第2A
図に示すように、ねじ孔22などが形成されたイ
ンサート部品本体21の外周を覆うようにして、
形状記憶合金片1がCリング状に締付けてある。
この形状記憶合金片23は、予め形状記憶処理に
よつて第2B図に示すような形状が記憶される。
上述のようなインサート部品を金型中インサー
トすると、熱硬化性の樹脂成形では金型から熱を
得て、あるいは熱可塑性の樹脂成形では流入して
きた樹脂の温度によつて、形状記憶合金片1が第
2A図に示す形状から第2B図に示すような形状
に変形し、そのまま金型中で樹脂24と一体化し
て成型される。
トすると、熱硬化性の樹脂成形では金型から熱を
得て、あるいは熱可塑性の樹脂成形では流入して
きた樹脂の温度によつて、形状記憶合金片1が第
2A図に示す形状から第2B図に示すような形状
に変形し、そのまま金型中で樹脂24と一体化し
て成型される。
上述の実施例によれば、従来のインサート部品
(第1図参照)に比べて、ローレツト加工などを
する必要がなく、インサート部品を安価に作成で
きる。また、合成樹脂の中に埋没する部分の形状
を大きく変形できるので、樹脂中での機械的結合
度が大きい。そして、インサートするときには、
平易な形状にしておけるので、従来通りに取扱え
るなどの特徴がある。
(第1図参照)に比べて、ローレツト加工などを
する必要がなく、インサート部品を安価に作成で
きる。また、合成樹脂の中に埋没する部分の形状
を大きく変形できるので、樹脂中での機械的結合
度が大きい。そして、インサートするときには、
平易な形状にしておけるので、従来通りに取扱え
るなどの特徴がある。
第3A図ないし第3D図は、この発明の他の実
施例の成形工程を示す図である。この第3図の実
施例では、インサート部品31すべてを形状記憶
合金で形成し、成形後インサート部品31の熱変
形を利用して成形品を金型から離脱させようとす
るものである。
施例の成形工程を示す図である。この第3図の実
施例では、インサート部品31すべてを形状記憶
合金で形成し、成形後インサート部品31の熱変
形を利用して成形品を金型から離脱させようとす
るものである。
第3A図において、インサート部品31を金型
のインサート孔34に挿入する。このインサート
部品31は、予め形状記憶処理によつてたとえば
第3B図および第3D図に示すような形状が記憶
させてあり、処理後第3A図の形状に再加工して
ある。熱硬化樹脂の例で説明すると、金型へ挿入
後金型の熱でインサート部品31が変形し第3B
図のような形状となる。したがつて、金型とイン
サート部品31との間に間隔dのギヤツプができ
る。ここで、金型が締まると、第3C図に示すよ
うに金型の締付け圧で形状記憶合金31が塑性変
形し、上述のギヤツプもなくなる。この状態で成
形材料が注入され硬化する。金型が開いて圧力が
解放されると、インサート部品31はまだ加熱さ
れているので、瞬時に変形して第3D図のように
成形品36を離型させる。変形のストロークが大
きいと完全にノツクアウトできる。形状記憶合金
の瞬発的な変形力は離型には十分な効果があり、
抜き勾配の小さいとき、材料の離型性が良くない
ときに有効で、金型コストや成形工程の時間短縮
を図ることができる。
のインサート孔34に挿入する。このインサート
部品31は、予め形状記憶処理によつてたとえば
第3B図および第3D図に示すような形状が記憶
させてあり、処理後第3A図の形状に再加工して
ある。熱硬化樹脂の例で説明すると、金型へ挿入
後金型の熱でインサート部品31が変形し第3B
図のような形状となる。したがつて、金型とイン
サート部品31との間に間隔dのギヤツプができ
る。ここで、金型が締まると、第3C図に示すよ
うに金型の締付け圧で形状記憶合金31が塑性変
形し、上述のギヤツプもなくなる。この状態で成
形材料が注入され硬化する。金型が開いて圧力が
解放されると、インサート部品31はまだ加熱さ
れているので、瞬時に変形して第3D図のように
成形品36を離型させる。変形のストロークが大
きいと完全にノツクアウトできる。形状記憶合金
の瞬発的な変形力は離型には十分な効果があり、
抜き勾配の小さいとき、材料の離型性が良くない
ときに有効で、金型コストや成形工程の時間短縮
を図ることができる。
なお、熱可塑性樹脂の場合には、成形開始時金
型温度が50〜60℃と低いので、インサート部品3
1は第3A図の形状から第3B図の形状に変形せ
ず直接第3C図の形状に移る。そして、金型圧力
が解放されると、樹脂の余熱で第3D図の状態に
変形する。
型温度が50〜60℃と低いので、インサート部品3
1は第3A図の形状から第3B図の形状に変形せ
ず直接第3C図の形状に移る。そして、金型圧力
が解放されると、樹脂の余熱で第3D図の状態に
変形する。
第4A図ないし第4E図はこの発明のさらに他
の実施例を説明するための図である。この第4A
図ないし第4E図で示す実施例は、形状記憶合金
の形状記憶効果を、成形品が製品として用いられ
る段階で利用するものである。
の実施例を説明するための図である。この第4A
図ないし第4E図で示す実施例は、形状記憶合金
の形状記憶効果を、成形品が製品として用いられ
る段階で利用するものである。
図において、成形品は容器47の蓋46として
用いられる。そして、最終的には第4C図あるい
は第4E図に示すように、蓋46は容器47に嵌
合される。
用いられる。そして、最終的には第4C図あるい
は第4E図に示すように、蓋46は容器47に嵌
合される。
まず、形状記憶合金で構成されたインサート部
品41は、蓋46の蓋止め部46aと一体的に成
形される。そして、インサート部品41は第4A
図の実線で示すような状態が予め記憶処理によつ
て記憶される。熱硬化性樹脂の成形の場合、成形
直後は樹脂の温度が高いため、インサート部品4
1は第4A図の実線で示すように曲がつた状態と
なつており、それに伴つて蓋止め部46aも曲が
つた状態となつているる。この状態のままでは容
器47に蓋46を嵌めることができないので、イ
ンサート部品41および蓋止め部46aは第4A
図の点線で示すように直線状に再変形される。そ
して、第4B図に示すように蓋46が容器47に
嵌められる。続いて、たとえば80℃ぐらいの加熱
処理が施され、それによつてインサート部品41
は予め記憶処理された形状に変形する。このと
き、蓋止め部46もインサート部品41の変形と
ともに変形し、第4C図に示すごとくになる。し
たがつて、蓋46が容器47に嵌合する。
品41は、蓋46の蓋止め部46aと一体的に成
形される。そして、インサート部品41は第4A
図の実線で示すような状態が予め記憶処理によつ
て記憶される。熱硬化性樹脂の成形の場合、成形
直後は樹脂の温度が高いため、インサート部品4
1は第4A図の実線で示すように曲がつた状態と
なつており、それに伴つて蓋止め部46aも曲が
つた状態となつているる。この状態のままでは容
器47に蓋46を嵌めることができないので、イ
ンサート部品41および蓋止め部46aは第4A
図の点線で示すように直線状に再変形される。そ
して、第4B図に示すように蓋46が容器47に
嵌められる。続いて、たとえば80℃ぐらいの加熱
処理が施され、それによつてインサート部品41
は予め記憶処理された形状に変形する。このと
き、蓋止め部46もインサート部品41の変形と
ともに変形し、第4C図に示すごとくになる。し
たがつて、蓋46が容器47に嵌合する。
なお、熱可塑性樹脂を成形する場合は、成形直
後樹脂の温度が低いので、インサート部品41お
よび蓋止め部46aをまつすぐ延びた状態で取出
すこともできる。そのため、インサート部品41
および蓋止め部46aを再変形することなくその
まま蓋46を容器47に嵌めることができる。そ
の後、加熱処理を行なえば第4E図に示すように
蓋46と容器47との嵌合が行なえる。
後樹脂の温度が低いので、インサート部品41お
よび蓋止め部46aをまつすぐ延びた状態で取出
すこともできる。そのため、インサート部品41
および蓋止め部46aを再変形することなくその
まま蓋46を容器47に嵌めることができる。そ
の後、加熱処理を行なえば第4E図に示すように
蓋46と容器47との嵌合が行なえる。
形状記憶合金の形状記憶特性を利用して、第5
B図に示すように容器の密栓をすることもでき
る。この例では、形状記憶合金で構成されたイン
サート部品51が第5C図の実線で示すように記
憶処理され、処理後第5C図の点線で示すように
再変形される。そして、第5A図に示すように容
器に蓋が被せられ、加熱処理をすると、第5B図
に示すように蓋の周辺部が容器の外周部を締付
け、容器を密閉することになる。
B図に示すように容器の密栓をすることもでき
る。この例では、形状記憶合金で構成されたイン
サート部品51が第5C図の実線で示すように記
憶処理され、処理後第5C図の点線で示すように
再変形される。そして、第5A図に示すように容
器に蓋が被せられ、加熱処理をすると、第5B図
に示すように蓋の周辺部が容器の外周部を締付
け、容器を密閉することになる。
なお、容器57に貫通孔57aおよび57bを
形成しておき、第5A図に示す状態で減圧器中に
置き空気を排気した後赤外線ランプ等で加熱すれ
ば、ハーメチツクな構造を提供することができ
る。
形成しておき、第5A図に示す状態で減圧器中に
置き空気を排気した後赤外線ランプ等で加熱すれ
ば、ハーメチツクな構造を提供することができ
る。
第1図は従来のインサート部品を示す図であ
る。第2A図および第2B図はこの発明に用いら
れるインサート部品の一例を示す図である。第3
A図ないし第3D図はこの発明の他の実施例の成
形工程を示す図である。第4A図ないし第4E図
はこの発明にさらに他の実施例の使用態様を説明
するための図である。第5A図および第5B図は
この発明のさらに他の実施例の使用態様を説明す
るための図である。第5C図は第5A図および第
5B図に用いられるインサート部品の形状変化を
説明するための図である。 図において、21aは形状記憶合金、21,4
1および51は形状記憶合金で構成されたインサ
ート部品を示す。
る。第2A図および第2B図はこの発明に用いら
れるインサート部品の一例を示す図である。第3
A図ないし第3D図はこの発明の他の実施例の成
形工程を示す図である。第4A図ないし第4E図
はこの発明にさらに他の実施例の使用態様を説明
するための図である。第5A図および第5B図は
この発明のさらに他の実施例の使用態様を説明す
るための図である。第5C図は第5A図および第
5B図に用いられるインサート部品の形状変化を
説明するための図である。 図において、21aは形状記憶合金、21,4
1および51は形状記憶合金で構成されたインサ
ート部品を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 予め所望の形状が記憶処理された形状記憶合
金、および 前記形状記憶合金と一体的に成形された合成樹
脂を備え、 前記形状記憶合金の形状記憶特性を利用するよ
うにした成形品。 2 前記形状記憶合金は前記合成樹脂を成形中に
加熱されて前記記憶処理された形状に変形し、そ
れによつて該形状記憶合金と前記合成樹脂との機
械的結合強度を増大させたことを特徴とする、特
許請求の範囲第1項記載の成形品。 3 前記形状記憶合金の少なくとも一部が外部へ
露出するように前記合成樹脂が金型中で成形さ
れ、 前記形状記憶合金が外部へ露出する部分は、前
記成形の際に加熱されて前記記憶処理された形状
に変形し、それによつて前記金型と前記合成樹脂
との間に弾発力を生じさせるようにした、特許請
求の範囲第1項記載の成形品。 4 前記形状記憶合金は、前記記憶処理された形
状に変形されることによつて成形後の前記合成樹
脂の所定の部分を変形させることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項記載の成形品。 5 前記形状記憶合金は前記合成樹脂を或るもの
に嵌合させるようにその所定の部分を変形させる
ことを特徴とする、特許請求の範囲第4項記載の
成形品。 6 前記成形品は容器の蓋として用いられ、前記
形状記憶合金は前記蓋の周辺部を変形することに
より、前記容器に対する前記蓋の密閉性を高める
ことを特徴とする、特許請求の範囲第4項記載の
成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58012429A JPS59136217A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58012429A JPS59136217A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 成形品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59136217A JPS59136217A (ja) | 1984-08-04 |
| JPH0416327B2 true JPH0416327B2 (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=11805041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58012429A Granted JPS59136217A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59136217A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5741358B2 (ja) * | 2011-10-04 | 2015-07-01 | トヨタ自動車株式会社 | 樹脂成形部品及び製造方法 |
| CN111844655B (zh) * | 2020-07-18 | 2021-12-03 | 宁波博纳机械有限公司 | 一种塑料产品加工用注塑机 |
-
1983
- 1983-01-26 JP JP58012429A patent/JPS59136217A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59136217A (ja) | 1984-08-04 |
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