JPH0416474B2 - - Google Patents

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JPH0416474B2
JPH0416474B2 JP1112746A JP11274689A JPH0416474B2 JP H0416474 B2 JPH0416474 B2 JP H0416474B2 JP 1112746 A JP1112746 A JP 1112746A JP 11274689 A JP11274689 A JP 11274689A JP H0416474 B2 JPH0416474 B2 JP H0416474B2
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acid
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fluorotetrahydroquinaldine
mixture
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Maachin Riaa Chaarusu
Gusutafu Hetsudobaagu Kaaku
Reimondo Jakobuson Joeru
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Riker Laboratories Inc
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D215/16Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D215/20Oxygen atoms
    • C07D215/22Oxygen atoms attached in position 2 or 4
    • C07D215/233Oxygen atoms attached in position 2 or 4 only one oxygen atom which is attached in position 4
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D215/16Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D215/18Halogen atoms or nitro radicals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D455/00Heterocyclic compounds containing quinolizine ring systems, e.g. emetine alkaloids, protoberberine; Alkylenedioxy derivatives of dibenzo [a, g] quinolizines, e.g. berberine
    • C07D455/03Heterocyclic compounds containing quinolizine ring systems, e.g. emetine alkaloids, protoberberine; Alkylenedioxy derivatives of dibenzo [a, g] quinolizines, e.g. berberine containing quinolizine ring systems directly condensed with at least one six-membered carbocyclic ring, e.g. protoberberine; Alkylenedioxy derivatives of dibenzo [a, g] quinolizines, e.g. berberine
    • C07D455/04Heterocyclic compounds containing quinolizine ring systems, e.g. emetine alkaloids, protoberberine; Alkylenedioxy derivatives of dibenzo [a, g] quinolizines, e.g. berberine containing quinolizine ring systems directly condensed with at least one six-membered carbocyclic ring, e.g. protoberberine; Alkylenedioxy derivatives of dibenzo [a, g] quinolizines, e.g. berberine containing a quinolizine ring system condensed with only one six-membered carbocyclic ring, e.g. julolidine

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は6,7−ジヒドロ−9−フルオロ−5
−メチル−1−オキソ−1H、5H−ベンゾ〔ij〕
キノリジン−2−カルボン酸(フルメキン)を製
造するための改良方法に係る。
該フルメキンは公知の抗微生物化合物であり、
米国特許第3896131号(実施例3)に記載され、
かつクレームされている。この特許に記載されて
いる方法に対する出発物質は6−フルオロ−2−
メチル−テトラヒドロキノリン(6−フルオロテ
トラヒドロキナルジン)である。6−フルオロテ
トラヒドロキナルジンは最初にミレク(Mirek)
(Chem.Abs.、625252、1965)により記載された
化合物6−フルオロキナルジンから、通常の化学
的もしくは接触的還元処理により調製される。6
−フルオロキナルジンを調製するためのミレク法
は、4−フルオロアニリンの濃厚酸、塩化亜鉛お
よびパラアルデヒドによる処理を含んでいる。こ
の混合物を周囲温度にて2時間放置し、次いで煮
沸し、アルカリ性にし、水蒸気蒸留する。留出物
をベンゼンで抽出し、乾燥し、かつ溶媒を除去す
る。残留物を真空蒸留し、濃厚塩酸水溶液中に溶
解する。この溶液を塩酸中で塩化亜鉛により処理
して、冷却する。沈殿を冷塩酸で洗浄し、濃厚水
酸化ナトリウムで溶解し、水蒸気蒸留して6−フ
ルオロキナルジンを得る。ミレク法における6−
フルオロキナルジンの収率はわずかに36.9%であ
ることが報告されている。フルメキンを製造する
ために6−フルオロキナルジンを還元して6−フ
ルオロテトラヒドロキナルジンとした場合には、
全体としての収率の更なる低下さえももたらされ
る。
本発明の方法は、従来技術の方法を著しく改良
したものである。本法は70〜80%の範囲の極めて
高い6−フルオロテトラヒドロキナルジンの収率
が与える。更に、本方法は反応試薬数の節減およ
び作業工程の数並びに困難さの低減を含む種々の
実際上の利点を与えてくれる。
本発明は、式(): を有する化合物、6,7−ジヒドロ−9−フルオ
ロ−5−メチル−1−オキソ−1H、5H−ベンゾ
〔ij〕キノリジン−2−カルボン酸(フルメキン)
の製造方法を提供することであり、該方法は (1) クロトンアルデヒドまたは反応の酸性条件下
でクロトンアルデヒドを生成する、アセトアル
デヒド、アセタールもしくはパラアルデヒドな
どのクロトンアルデヒドの先駆体と4−フルオ
ロアニリンとを、必要によりアルコール性溶液
中で、塩酸などの希薄水性酸の存在下で、約50
〜60℃の範囲内の温度にて反応させて、化合
物: ただし、Rは水素または1、2または3個の
炭素原子を有するアルキル基である、 を、例えば酸付加塩として製造し、 (2) 工程(1)の生成物を加熱して、酸塩としての6
−フルオロキナルジンと6−フルオロテトラヒ
ドロキナルジンとの混合物を得、 (3) 該酸塩を弱酸の存在下で塩基と処理し、次い
で該混合物を還元して6−フルオロテトラヒド
ロキナルジンを、必要に応じて精製して、酸塩
として得、 (4) ジエチルエステルなどのジアルキルアルコキ
シメチレンマロネート(アルキルは1〜3個の
炭素原子を有するものを意味する)と縮合し
て、化合物: を調製し、 (5) ポリ燐酸の存在下で加熱することにより環化
し、次いでケン化してフルメキンを得ることか
らなる。
本発明で生ずる上記式()の中間体におい
て、Rが水素またはメチル基であり、特に塩酸塩
としての化合物が好ましい。
本発明の本質は前記工程の始めの2工程にあ
り、これらの工程が全体に亘る収率の著しい増大
に応答し得る工程である。本発明の方法の好まし
い実施態様の第1工程においては、わずかに、例
えば5モル%過剰のクロトンアルデヒドの水性ア
ルコール溶液(好ましくは水性メタノール溶液)
を、4−フルオロアニリンと基薄塩酸との混合物
に添加する。パラアルデヒドを使用することが可
能であるが、生成物の収率並びに純度両者におい
て劣る。反応の酸性条件下でクロトンアルデヒド
の先駆体となる、アセトアルデヒド、アセタール
などの他の反応試薬も使用することができる。純
クロトンアルデヒドもしくはクロトンアルデヒド
の水性溶液(例えば85%)を使用し得るが、水性
アルコール溶液が反応の均一性を維持し、かつ収
率を増す上で好ましい。メタノール対85%クロト
ンアルデヒド溶液の割合は約1ml/gである。ア
ルデヒドの添加速度は収率にある影響を与えるよ
うに思われる。ゆつくりとした添加速度により生
成物のより良い収率が達成される。添加速度は、
クロトンアルデヒド溶液を使用して幾分容易に制
御される。40モル規模の実施において、望ましく
は添加は、約50〜60℃、好ましくは約55℃の温度
にて約8時間に亘り行われる。慎重に温度制御す
ることが重要であり、これはこの温度範囲からの
著しいずれが収率の低下をきたすからである。
希塩酸、例えば2〜6N、好ましくは約4N、は
最高の収率を与える。使用する塩酸の量は4−フ
ルオロアニリン1モル当たり約0.5である。他
の、硫酸もしくは燐酸などの強酸も使用すること
ができる。
反応の第2工程においては、第1工程からの混
合物を必要に応じて濾過してあらゆる固体混入物
を除去し、次いで加熱還流して前記式()の化
合物を6−フルオロキナルジンと6−フルオロテ
トラヒドロキナルジンとの混合物に転化する。現
時点において該加熱工程を実施する好ましい方法
は、瀘液を還流トルエンに徐々に添加し、水を反
応混合物から共沸させることを含む。このように
して、生成物は塩酸塩固体として得られ、これは
例えば濾過により容易に集めることができ、次い
で風乾される。約90〜120℃の範囲の沸点を有す
る、水−酢酸などの他の共沸混合物を使用するこ
とも可能であるが、固体生成物が形成されるとい
う理由からトルエンが好ましい。
また、第1工程の反応混合物は還流条件下で加
熱することができ、もしくはトルエンを添加し、
次いで還流することもできる。有機相を除去した
後生成混合物を、塩基性化し、抽出(例えばトル
エンで)し、乾燥し、かつ酸を添加(例えばガス
状HClを吹き込むことにより)することによつて
塩として沈殿させることにより単離する。必要に
応じて、抽出し乾燥した後、真空下で溶媒(例え
ばトルエン)を除去し、第2の溶媒(例えばアセ
トン)を添加し、酸を添加することにより析出す
る塩としての生成物を集める。
還元のための第3工程においては、乾燥固体を
イソプロパノール(約1ml/g)と酢酸(約1.0
ml/g)などの弱酸との温溶液に溶解させ、酢酸
アンモニウムまたはトリエチルアミンなどの、わ
ずかにモル過剰の塩基で処理する。
混合物を冷却し、固体残留物(塩化アンモニウ
ムまたはトリエチルアミン塩酸塩)を、例えば濾
過により除去する。この瀘液に炭素を担持した5
%プラチナなどのプラチナベースの還元用触媒
を、約10〜20g/モル添加し、この混合物を約
2.109〜4.921Kg/cm2(約30〜70psi)の圧力下で、
15℃またはそれ以下の温度にて水素化する。反応
の進み具合はクロマトグラフイーによる解析で容
易に監視することができる。反応完了後、触媒並
びに他の残留固体を濾過により除去する。溶媒を
蒸発により除去し、残留物をイソプロパノールな
どの適当な溶媒中に溶解する。この溶液を塩化水
素などの無水酸で処理して、酸塩として6−フル
オロテトラヒドロキナルジンを析出させる。全体
としての収率は典型的にはこの第1生成物につい
て70〜85%である。更なる生成物がイソプロパノ
ール溶液の濃縮によつて得られ、収率を5〜10%
増大する。
更に、還元し、濾過しかつ蒸発した後、生成物
を、例えば水中に懸濁させ、かつ水性アンモニア
などの弱酸基により中和することにより、遊離塩
基として単離する。抽出(例えば、トルエンで)
し、次いで乾燥し、蒸発することによつて6−フ
ルオロテトラヒドロキナルジンを得る。必要なら
ば、この生成物を真空蒸留することにより更に精
製する。
第4の工程において、6−フルオロテトラヒド
ロキナルジンと、ジエチルエステルなどのエトキ
シメチレンマロネートのジアルキルジエステルと
の縮合を、該反応試薬を溶媒なしに100〜200℃に
て約1〜5時間もしくは反応が完了するまで作用
させることにより行う。中間体はオイル状物であ
り、単離もしくは精製する必要はない。
第5工程を実施するために、ポリ燐酸を第4工
程からのオイルに添加し、この溶液(必要に応じ
てトルエンで希釈する)を100〜140℃にて加熱し
てフルメキンのエステルに結晶化させる。このエ
ステルを、水を添加し、酸性条件下で加熱還流す
ることにより遊離塩基に加水分解する。フルメキ
ンの単離並びに精製は、例えば濾過により固体生
成物を分離し、次いで水酸化ナトリウム溶液中に
溶解させ、更に塩酸で析出させることにより完了
することができる。この遊離塩基は、必要に応じ
て、N,N−ジメチルホルムアミドから再結晶さ
れる。
本発明は、以下の非限定的実施例により更に説
明する。
実施例 1 容量10ガロンのガラス−ライニングしたプフオ
ドラー(Pfaudler)反応器に4N塩酸20、次い
で4−フルオロアニリン(4444.8g、40モル)を
加えた。この混合物を55℃に加熱し、メタノール
(3)中のクロトンアルデヒド(85%水性溶液
3463.3g、42モル)を8時間かけて添加した。こ
の添加終了後、該混合物を20℃に冷却し、一夜撹
拌した(この混合物において、単離した場合の6
−フルオロ−4−ヒドロキシテトラヒドロキシナ
ルジンのm.p.は128〜130℃であつた)。該水性溶
液を10ミクロンストリングフイルターを通して加
圧濾過し、該フイルターを水2で洗浄した。溶
液の全体積は約31であつた。この反応器を水と
アセトンで洗浄し、窒素で乾燥した。トルエン
(20)を反応器に添加し、還流(111℃)した。
上記水性溶液を徐々に該還流トルエンに添加し、
共沸により得られる水を集めた。全添加時間は
5.7時間であつた。ポツト温度を85℃に減じ、共
沸の始めの6.7時間、この温度に維持した。この
時間の後、混合物を20℃に冷却し、一夜撹拌し
た。次の朝、反応容器中に固体沈殿がみられた。
共沸を続けた。4.5時間後、ポツト温度を87℃か
ら100℃まで徐々に上げた。更に0.5時間後、ポツ
ト温度を111℃の一定に保つたが、観測し得る程
の共沸混合物の形成はなかつた。更に0.5時間の
後、反応混合物を25℃に冷却した。
この固体を濾過により集め、トルエン(約11
)で洗浄した。この固体をブフナーロート上で
22時間吸引乾燥し、次いで更に42時間風乾し、わ
ずかに褐色の固体7535g(93.5%)を得た。この
固体を、乾燥した10ガロン反応器に導入し、更に
イソプロパノール(8)と酢酸(6)とを装
入した。この混合物を撹拌し、かつ70℃に加熱
し、次いで酢酸アンモニウム(3084g、40モル)
を添加した。該混合物を70〜75℃にて15分間撹拌
し、0.5時間20℃に冷却し、濾過した。反応器お
よび濾過ケーキをイソプロパノール(4)で洗
浄した。得られた白色固体を風乾して塩化アンモ
ニウム(添加した酢酸アンモニウム基準で1904.7
g、89%を回収)を得た。溶液を、次いで清浄な
乾燥した10ガロン反応器内で、炭素上に担持させ
た5%プラチナ(640g、50%w/w)を使用し
て水素化した。温度は15℃に保持し、水素は、水
素の取り込みが終了するまで(約20時間)3.515
Kg/cm2(50psi)にて適用した。
反応混合物を濾過(3ミクロンストリングフイ
ルター)し、イソプロパノール(約4)で洗浄
した。この溶液を清浄化した10ガロン反応器に再
び導入し、真空〔70℃、69.85cm(27.5インチ)
真空〕下で溶媒を除去した。得られた暗色のオイ
ルをイソプロパノール(8)中に再溶解し、溶
媒を真空下で除去して、残留酢酸を除去した。残
留物を20℃に冷却し、イソプロパノール(10)
中に溶解し、一夜撹拌した。この濾過した溶液
を、次に徐々にイソプロパノール(16)中の塩
化水素ガス(1.75Kg、48モル)の溶液に(2 1/2
時間かけて)添加した。得られたスラリーを12℃
に冷却し、濾過し、かつ冷イソプロパノールで2
度(夫々4と2)洗浄した。オフホワイト固
体を65℃にて24時間、真空下〔68.58cm(27イン
チ)〕で乾燥して、6−フルオロテトラヒドロキ
ナルジン塩酸塩(5857.5g、72.7%)を得た。m.
p.は225〜226℃であつた。
母液を真空下で濃縮し、2gの温イソプロパノ
ール中に再溶解し、一夜冷却し、混合物を濾過し
た。得られた暗色固体を1の温イソプロパノー
ルと共に撹拌し、冷却し、濾過し、イソプロパノ
ールで洗浄した。得られたオフホワイト固体を乾
燥して、6−フルオロテトラヒドロキナルジン塩
酸塩(254.0g、3.2%)を得た。
得られた母液を真空内で濃縮して1380gの暗色
オイルを得た。分析により、このものが約14%、
即ち193gの生成物であることがわかつた。これ
は更に2.5%の生成物を与えた。
実施例 2 メタノール中のクロトンアルデヒド(93%、
79.13g、1.05モル)を4N塩酸(500ml)中の4−
フルオロアニリン(111.2g、1モル)の溶液に、
55℃±5にて、3 1/2時間かけて添加した。この
添加の完了後、トルエン(400ml)を加え、混合
物を4時間還流下に加熱した。この混合物を冷却
して、有機相を除去した。水性層を50%水酸化ナ
トリウム溶液(100ml)でPH11の塩基性とし、遊
離した塩基を2度トルエンで抽出(夫々、400ml
と200ml)した。併合したトルエン抽出液を水
(300ml)で水洗し、トルエン溶液を共沸蒸留によ
り乾燥した。トルエンを蒸留により除去し、アセ
トン(300ml)を添加し、この溶液を20℃以下に
冷却した。この溶液を塩化水素(36g)で処理
し、温度を該溶液が酸性となるまで35℃以下に保
つた。懸濁液を0℃にて2時間冷却した後、生成
物を集め、アセトン(200ml)で洗浄し、真空下
35℃で乾燥して、わずかに褐色の固体を得た。塩
酸塩の混合物を収率82%で単離した。
該塩酸塩混合物を、酢酸(50ml)とイソプロパ
ノール(100ml)との中に懸濁し、酢酸アンモニ
ウムと共に60℃にて10分間加熱した。析出した塩
化アンモニウムを濾過により除去し、イソプロパ
ノール(25ml)で洗浄した。瀘液を、炭素上に担
持した5%パラジウム(50%水分、2g)の存在
下で、初期圧4.218Kg/cm2(60psi)の下で水素化
した。
反応は8〜12時間で完結した。触媒を除去し、
瀘液中のイソプロパノールを蒸発により除去し
た。
水(200ml)を冷却しながら添加し、該溶液を
アンモニウア溶液(50ml)でPH9の塩基性にし
た。冷却した溶液をトルエンで2度(夫々200ml
と100ml)抽出し、併合した有機層を水(300ml)
で水洗した。最後に、該トルエン溶液を共沸蒸留
により乾燥し、トルエンを減圧下で蒸発すること
により除去して、暗褐色のオイルを得たが、これ
は静置した際に結晶化した。収率は6−フルオロ
テトラヒドロキナルジンについて約93%であつ
た。全体としての収率は76%であつた。またm.p.
は35〜40℃であつた。
実施例 3 6−フルオロテトラヒドロキナルジン(12.05
Kg、10%のトルエンを含有する)とジエチルエト
キシメチレンマロネート(16.2Kg)とを、225
プフオドラー反応器に充填し、真空下に4時間
125℃にて加熱した。エタノール(3.1Kg)を回収
した。生成物を冷却し、トルエン(35)と、テ
トラ燐酸(35Kg)とで希釈し、2時間還流のため
に再度加熱し、80℃に冷し、水(128)で希釈
し、6時間還流して加水分解を完了した。粗製フ
ルメキンを集め、遊離酸を水で洗浄して酸フリー
状態にし、次いでメタノールで洗浄した。湿潤ケ
ーキを水酸化ナトリウム溶液(2.94Kg/59)中
に溶解し、90℃に加熱したカートリツジ式フイル
ターで加熱濾過し、塩酸(6.64)で酸性にし
た。生成物を集め、水洗して酸フリー状態にし、
メタノールで洗浄し、真空炉内で乾燥した。フル
メキンの収量は15.4Kg(90.8%)であつた。乾燥
固体をN,N−ジメチルホルムアミド(70)中
に125℃にて溶解し、撹拌しつつ100℃にまで冷
し、次いで冷水で7℃に冷した。生成物を集め、
メタノールで洗浄し、前述のように乾燥した。再
結晶後のフルメキンの収率は、全体として、14.4
Kg(82.3%)であつた。このものはm.p.253〜255
℃であつた。
実施例 4 606Kgのジエチルエトキシメチレンマロネート
と400Kgの6−フルオロテトラヒドロキナルジン
との混合物を撹拌し、約125℃にて5時間加熱し
た。この混合物を約95℃に冷却し、蒸発させた。
この撹拌した反応混合物に450のトルエンを、
次いで908Kgのポリ燐酸を、反応温度が90〜100℃
に保たれるような速度で添加した。この混合物
を、次に14時間加熱還流した。
この混合物に、5時間かけて950の水を添加
した。13時間110〜115℃にて、トルエン−水共沸
混合物としてトルエンを除去しつつ、加熱してエ
ステルをケン化した。固体生成物としてのフルメ
キンを濾過により分離し、温水で3回水洗し、次
いでN,N−ジメチルホルムアミドで洗浄した。
N,N−ジメチルホルムアミドから再結晶して白
色固体としてのフルメキンを得た。
更に、水洗したフルメキンを水酸化アンモニウ
ムで処理して溶解し、脱色し、濾過し、次いで濃
厚塩酸で沈殿させた。再結晶により白色固体とし
てのフルメキンを得た。m.p.253〜255℃。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) クロトンアルデヒド、酸性条件下でクロ
    トンアルデヒドを発生するクロトンアルデヒド
    の先駆物質、およびクロトンアルデヒドまたは
    該クロトンアルデヒド用先駆物質のアルコール
    性溶液からなる群から選ばれる反応試薬と、4
    −フルオロアニリンとを、希薄酸水性溶液の存
    在下にて約50〜60℃で反応させて、式: ただし、Rは水素または1、2もしくは3個
    の炭素原子を有するアルキル基である、 を有する化合物を得、 (b) 工程(a)の生成物を加熱して、6−フルオロキ
    ナルジンと6−フルオロテトラヒドロキナルジ
    ンとの混合物を酸塩として得、 (c) 該酸塩を弱酸の存在下にて塩基で処理し、次
    いで該混合物を還元して、6−フルオロテトラ
    ヒドロキナルジンを得、 (d) 該6−フルオロテトラヒドロキナルジンとジ
    アルキルアルコキシメチレンマロネートとを縮
    合して、式: を有する化合物を得、 (e) 工程(d)の生成物をポリ燐酸の存在下にて加熱
    することにより環化し、次いでケン化してフル
    メキンを得る、 ことを含む、フルメキンの製造方法。 2 上記工程(a)の反応試薬がクロトンアルデヒド
    のアルコール性溶液である、特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 3 該工程(a)の反応試薬がクロトンアルデヒドの
    メタノール性溶液であり、得られる化合物が式: を有する化合物である、特許請求の範囲第2項記
    載の方法。 4 上記工程(a)の希薄酸水性溶液が塩酸である、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 上記工程(d)のジアルキルアルコキシメチレン
    マロネートがジエチルエトキシメチレンマロネー
    トである、特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 (a) クロトンアルデヒド、酸性条件下でクロ
    トンアルデヒドを発生するクロトンアルデヒド
    の先駆物質およびクロトンアルデヒドもしくは
    クロトンアルデヒドの先駆物質のアルコール性
    溶液から選ばれる反応試薬と4−フルオロアニ
    リンとを、希薄酸水性溶液の存在下にて約50〜
    60℃で反応させて、式: ただし、Rは水素または1、2もしくは3個
    の炭素原子を有するアルキル基である、 を有する化合物を得、 (b) 加熱し、かつ水と二成分共沸混合物を形成
    し、かつ90〜120℃の範囲の沸点を有する還流
    溶媒に上記生成物を徐々に添加することによつ
    て該生成物から水を除去して、6−フルオロキ
    ナルジンと6−フルオロテトラヒドロキナルジ
    ンとの混合物を酸塩として得、 (c) 該酸塩を弱酸の存在下にて塩基で処理し、次
    いで該混合物を還元することにより6−フルオ
    ロテトラヒドロキナルジンを得、 (d) 該6−フルオロテトラヒドロキナルジンをジ
    アルキルアルコキシメチレンマロネートと縮合
    して、式: を有する化合物を得、 ことを含む、フルメキンの製造方法。 7 上記工程(d)の溶媒がトルエンである、特許請
    求の範囲第6項記載の方法。
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