JPH041677Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041677Y2 JPH041677Y2 JP1985150773U JP15077385U JPH041677Y2 JP H041677 Y2 JPH041677 Y2 JP H041677Y2 JP 1985150773 U JP1985150773 U JP 1985150773U JP 15077385 U JP15077385 U JP 15077385U JP H041677 Y2 JPH041677 Y2 JP H041677Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- electrode
- lower electrode
- melt
- inclined inner
- Prior art date
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- Expired
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- Resistance Heating (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野〕
本考案は、溶融対象物に直接通電して抵抗発熱
させることによつて溶融を行なうとともに、電極
の部分に溶融体の流下ノズルを有する溶融路に関
するものである。
させることによつて溶融を行なうとともに、電極
の部分に溶融体の流下ノズルを有する溶融路に関
するものである。
第2図は、溶融炉の従来例を示すもので、槽1
の側壁部2に内向状態の対向電極3,4を一対設
け、外部の単相交流電源10によつて、対向電極
3,4の間の溶融対象物G、例えば一部溶融状態
のけい酸ガラスに直接通電し、溶融対象物G自身
の抵抗発熱によつて全部を溶融状態にするもので
ある。この例の場合、発熱効率が高くかつ溶融炉
を小型化できる等の長所を有するものである。
の側壁部2に内向状態の対向電極3,4を一対設
け、外部の単相交流電源10によつて、対向電極
3,4の間の溶融対象物G、例えば一部溶融状態
のけい酸ガラスに直接通電し、溶融対象物G自身
の抵抗発熱によつて全部を溶融状態にするもので
ある。この例の場合、発熱効率が高くかつ溶融炉
を小型化できる等の長所を有するものである。
しかしながら、第2図例では、対向電極3,4
の間の抵抗値の小さくなる部分に電流が集中して
流れる現象が生じるとともに、けい酸ガラス等で
あると、固化状態のときに電気絶縁体となるため
に、溶融状態となつている特定の部分が、第2図
鎖線で示すように発熱部Aとなる。したがつて、
該発熱部Aから離間している部分、例えば、槽1
の底部付近では熱伝達が悪くなり、均一な溶融を
行なうことができなくなるため、発熱部Aの範囲
外、例えば槽1の底壁部に、流下ノズル11を配
設すると、溶融体の流動性が損なわれて、槽の外
へ溶融体を取り出すことが困難になるという問題
点があつた。
の間の抵抗値の小さくなる部分に電流が集中して
流れる現象が生じるとともに、けい酸ガラス等で
あると、固化状態のときに電気絶縁体となるため
に、溶融状態となつている特定の部分が、第2図
鎖線で示すように発熱部Aとなる。したがつて、
該発熱部Aから離間している部分、例えば、槽1
の底部付近では熱伝達が悪くなり、均一な溶融を
行なうことができなくなるため、発熱部Aの範囲
外、例えば槽1の底壁部に、流下ノズル11を配
設すると、溶融体の流動性が損なわれて、槽の外
へ溶融体を取り出すことが困難になるという問題
点があつた。
「本考案の目的」
本考案は、このような問題点を有効に解決する
とともに、 槽内において頻繁な対流を生じさせて溶融物
の均質化を図ること、 溶融物の温度差を少なくすること、 発熱源の近傍から溶融体を取り出すことによ
り、溶融体の流動性を向上させること、 等を目的としているものである。
とともに、 槽内において頻繁な対流を生じさせて溶融物
の均質化を図ること、 溶融物の温度差を少なくすること、 発熱源の近傍から溶融体を取り出すことによ
り、溶融体の流動性を向上させること、 等を目的としているものである。
「目的の達成手段」
このような各目的を達成するために、本考案
は、槽の側壁部に内向状態の対向電極を一対設
け、該対向電極の下方位置に、側壁部の下方を狭
めた状態の傾斜内面を形成し、該傾斜内面の底部
に下部電極を配設し、かつ、下部電極の一部に溶
融体を流下させる流下ノズルを設けてなり、対向
電極及び下部電極の相互間の通電によつて溶融体
を抵抗発熱させるようにしているものである。
は、槽の側壁部に内向状態の対向電極を一対設
け、該対向電極の下方位置に、側壁部の下方を狭
めた状態の傾斜内面を形成し、該傾斜内面の底部
に下部電極を配設し、かつ、下部電極の一部に溶
融体を流下させる流下ノズルを設けてなり、対向
電極及び下部電極の相互間の通電によつて溶融体
を抵抗発熱させるようにしているものである。
「実施例」
以下、本考案の溶融炉の一実施例を第1図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
溶融炉の槽1の両側壁部2には、けい酸ガラス
等の溶融対象物Gに通電を行なう対向電極3,4
が従来例と同様に設けられるが、該対向電極3,
4の下方位置における側壁部2が断面V字状に狭
められて、傾斜内面5とされているとともに、該
傾斜内面5の底部、つまり槽1の底壁部に、対向
電極3,4との間に電位差を付与する下部電極6
が配設され、さらに、該下部電極6の一部に流下
ノズル7が一体的に設けられるとともに、該流下
ノズル7の穴8は槽1の内外を貫通して形成され
た構造となつている。そして、これら各電極3,
4,6に、三相交流電源9が接続されて通電され
るものである。
等の溶融対象物Gに通電を行なう対向電極3,4
が従来例と同様に設けられるが、該対向電極3,
4の下方位置における側壁部2が断面V字状に狭
められて、傾斜内面5とされているとともに、該
傾斜内面5の底部、つまり槽1の底壁部に、対向
電極3,4との間に電位差を付与する下部電極6
が配設され、さらに、該下部電極6の一部に流下
ノズル7が一体的に設けられるとともに、該流下
ノズル7の穴8は槽1の内外を貫通して形成され
た構造となつている。そして、これら各電極3,
4,6に、三相交流電源9が接続されて通電され
るものである。
このように構成されている溶融炉において、運
転状態において、三相交流電源9による通電を実
施すると、第1図に鎖線で示すように、対向電極
3,4の間の発熱部Aに、対向電極3,4と下部
電極6との間に生じる2箇所の発熱部B,Cが付
加されるため、3箇所から上昇流が生じる。ま
た、対向電極3,4と下部電極6との間の発熱部
B,Cの付近には、傾斜内面5が形成されている
ため、いわゆるデツドスペースが解消された状態
となつている。このため、第1図からも明らかな
ように、槽1のほぼ全域で発熱を生じさせて、各
発熱部A,B,Cによる対流に基づき、槽内部の
攪拌作用が頻繁になり、溶融状態となつた溶融対
象物の均質化が図られることになる。
転状態において、三相交流電源9による通電を実
施すると、第1図に鎖線で示すように、対向電極
3,4の間の発熱部Aに、対向電極3,4と下部
電極6との間に生じる2箇所の発熱部B,Cが付
加されるため、3箇所から上昇流が生じる。ま
た、対向電極3,4と下部電極6との間の発熱部
B,Cの付近には、傾斜内面5が形成されている
ため、いわゆるデツドスペースが解消された状態
となつている。このため、第1図からも明らかな
ように、槽1のほぼ全域で発熱を生じさせて、各
発熱部A,B,Cによる対流に基づき、槽内部の
攪拌作用が頻繁になり、溶融状態となつた溶融対
象物の均質化が図られることになる。
一方、下部電極6の部分は、逆三角形状をなす
発熱部A,B,Cの下部頂点に位置して、溶融対
象物Gの溶融が頻繁に行なわれ、この近傍の溶融
体の流動性は、溶融炉の運転中において常時高く
なつており、流下ノズル7の穴8に溶融対象物G
が固着したようなときでも、運転の開始により速
やかに溶融される等の理由により、溶融体の層1
の外への取り出し時の制限を非常に少なくするこ
とができるものである。さらに、流下ノズル7
は、下部電極6が槽1の壁を貫通するように埋設
されているために、兼用した状態で配設すること
ができる。
発熱部A,B,Cの下部頂点に位置して、溶融対
象物Gの溶融が頻繁に行なわれ、この近傍の溶融
体の流動性は、溶融炉の運転中において常時高く
なつており、流下ノズル7の穴8に溶融対象物G
が固着したようなときでも、運転の開始により速
やかに溶融される等の理由により、溶融体の層1
の外への取り出し時の制限を非常に少なくするこ
とができるものである。さらに、流下ノズル7
は、下部電極6が槽1の壁を貫通するように埋設
されているために、兼用した状態で配設すること
ができる。
なお、第1図に示した一実施例では、三相交流
電源9を使用して抵抗発熱を行なつているが、電
位差を付与し得るものであれば、位相のずれある
いは周波数の異なるもの等とすることができ、ま
た、傾斜内面は、対向電極の下部に両勾配あるい
は片勾配をつけたもの、テーパ状傾斜内面とした
もの等としてもよい。
電源9を使用して抵抗発熱を行なつているが、電
位差を付与し得るものであれば、位相のずれある
いは周波数の異なるもの等とすることができ、ま
た、傾斜内面は、対向電極の下部に両勾配あるい
は片勾配をつけたもの、テーパ状傾斜内面とした
もの等としてもよい。
「考案の効果」
以上説明したように、本考案の溶融炉によれ
ば、次のような優れた効果を奏することができ
る。
ば、次のような優れた効果を奏することができ
る。
(a) 対向電極の下方位置に、下方を狭めた状態の
傾斜内面を形成し、その底部に下部電極を配設
して、3個の相互間の通電によつて、逆三角形
状の発熱部が形成され、これが槽の内部形状に
類似することに基づいて、槽内全域で溶融物を
対流させて、溶融物の均質化を図ることができ
るとともに、温度差の発生を低減することがで
きる。
傾斜内面を形成し、その底部に下部電極を配設
して、3個の相互間の通電によつて、逆三角形
状の発熱部が形成され、これが槽の内部形状に
類似することに基づいて、槽内全域で溶融物を
対流させて、溶融物の均質化を図ることができ
るとともに、温度差の発生を低減することがで
きる。
(b) 逆三角形状の発熱部の発熱部の下部頂点に位
置する部分に流下ノズルを設けて、溶融体を取
り出すものであるから、溶融体を高い流動性を
利用して槽の外へ取り出すことができ、取り出
し時の制限が少なくなる。
置する部分に流下ノズルを設けて、溶融体を取
り出すものであるから、溶融体を高い流動性を
利用して槽の外へ取り出すことができ、取り出
し時の制限が少なくなる。
(c) 下部電極と流下ノズルとを兼用させることに
より、構造を単純化するとともに、熱伝達を向
上させることができる。
より、構造を単純化するとともに、熱伝達を向
上させることができる。
第1図は本考案の溶融炉の一実施例を示す正断
面図、第2図は溶融炉の従来例を示す正断面図で
ある。 G……溶融対象物、1……槽、2……側壁部、
3……対向電極、4……対向電極、5……傾斜内
面、6……下部電極、7……流下ノズル、8……
穴、9……三相交流電源。
面図、第2図は溶融炉の従来例を示す正断面図で
ある。 G……溶融対象物、1……槽、2……側壁部、
3……対向電極、4……対向電極、5……傾斜内
面、6……下部電極、7……流下ノズル、8……
穴、9……三相交流電源。
Claims (1)
- 槽1の側壁部2に内向状態の対向電極3,4を
一対設け、該対向電極の下方位置に、側壁部の下
方を狭めた状態の傾斜内面5を形成し、該傾斜内
面の底部に下部電極6を配設し、かつ、下部電極
の一部に溶融体を流下させる流下ノズル7を設け
てなり、対向電極及び下部電極の相互間の通電に
よつて溶融体を抵抗発熱させることを特徴とする
溶融炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985150773U JPH041677Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985150773U JPH041677Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6258887U JPS6258887U (ja) | 1987-04-11 |
| JPH041677Y2 true JPH041677Y2 (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=31067218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985150773U Expired JPH041677Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH041677Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2426328A1 (de) * | 1974-05-29 | 1975-12-11 | Sorg Nikolaus Ingbuero | Wannenofen zum kontinuierlichen schmelzen von mineralstoffen |
| JPS5946893B2 (ja) * | 1980-10-24 | 1984-11-15 | 動力炉・核燃料開発事業団 | ガラス化溶融炉の起動方法 |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP1985150773U patent/JPH041677Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6258887U (ja) | 1987-04-11 |
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