JPH04169638A - コンクリート複合パネル - Google Patents

コンクリート複合パネル

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JPH04169638A
JPH04169638A JP29352590A JP29352590A JPH04169638A JP H04169638 A JPH04169638 A JP H04169638A JP 29352590 A JP29352590 A JP 29352590A JP 29352590 A JP29352590 A JP 29352590A JP H04169638 A JPH04169638 A JP H04169638A
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JP
Japan
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panel
fiber
reinforced concrete
concrete layer
weight
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JP29352590A
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English (en)
Inventor
Masaki Nakajima
正樹 中島
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、軽量骨材を含む軽量コンクリート、発泡コ
ンクリートからなる軽量コンクリート等の軽量コンクリ
ートを本体部とし、その表面に繊維強化コンクリート層
が設けられている軽量コンクリート複合パネルの提供に
関する。
[従来技術] 柔構造の鉄骨造の構築物に用いられる外壁あるいは間仕
切壁等の多くは現場施工工程の簡素化を計ると共に品質
の規格化を計る目的で一部現場では、プレキャストコン
クリート板が用いられている。
かメるプレキャストコンクリート板は、工場生産である
ことから品質の管理が確実であり、しかも現場施工に際
して養生待ち等が無く、さらに現場施工が容易である等
の利点を有している。
しかしながら、この種のプレキャストコンクリート板は
、通例板厚が150■以上であることから運搬並びに取
付は施工に多くの人手とクレーン等の重機とを必要とし
、しかも構造物自体の自重が重くなる等の不都合があっ
た。又、この種のプレキャストコンクリート板は、断熱
性、遮音性等の機能上の面でも充分に満足し得るもので
はなかった。更に、この種のプレキャストコンクリート
板は、現場での切断等の加工が施し難く、夫々の現場に
合った収ま七の良い寸法、形状からなるコンクリート板
を別設に成形用意する必要があつか\る点から軽量コン
クリート板等の耐火性、耐熱性に優れた無機質系の軽量
板が外壁材ないしは間仕切材等として用いられている。
この種の軽量板は、一般に電動鋸等での切断加工や釘打
ち等の現場処置に適し、しかも軽量で取扱い易いことか
ら特殊クレーン等の重機を用いずに組付は施工ができる
等の利点を有しており、又、断熱性が良く、結露を生し
ない等の利点と共に遮音性にも優れた外壁ないしは間仕
切壁を形成できる特長を有している。
しかしながら、この種の軽量板は、一般に発泡構造体な
いしは、パーライト、フヨーライト等の発泡軽量骨材を
有する構造体であることから、圧縮強度、曲げ強度等の
面で充分でなく、特に衝撃に弱く、破断ないしは内部の
欠落を生じ易い等の不都合があった。
又、この種の軽量板に大理石等の天然石ないしはタイル
等を貼り込んだ場合、これらの天然石あるいはタイル等
の充分な保持力が期待できず、貼り込んだ天然石等が軽
量板の内部と共に剥落する等の不都合があった。
更に、この種の軽量板では、その発泡構造ないしは発泡
軽量骨材の関係から表面が粗く、化粧鋼板等の接着ある
いは表面化粧塗料の吹きつけ等が難しく、耐水性の面で
も難があった。
かぎる点から発泡コンクリート板等の軽量材を芯材とし
、この芯材の表面に耐アルカリ性ガラス繊維を配合した
モルタルを吹きつけ、耐衝磐性の良い表面強化層を有す
るパネル材の提供が試みられている。
又、発泡コンクリート板等の比較的厚い板材の両面に、
耐アルカリ性ガラス繊維を配合したモルタル層を設け、
この耐アルカリ性ガラス繊維の補強コンクリート(以下
GRCと称す。)層で前記の板材を挾み込んだ、所謂G
RCのサンドイッチパネルの提供が試みられている。
更に、発泡コンクリート板等の比較的厚い板材に、GR
C板を接着することによって、表面の強化された軽量パ
ネル材の提供が試みられている。
[発明が解決しようとするi!題] しかしながら、この種の軽量パネル材では、このパネル
材を構成する発泡コンクリート等の軽量材と、この軽量
材からなる芯材又は板材の表面に積層形成されるGRC
層とが、著しく異なる収縮挙動を示すことから、軽量材
からなる芯材又は板材と、これに積層一体とされている
GRC層との間の接合面に経時的な面切れ現象を生ずる
不都合があった。
又、この種の軽量パネルに配筋をした場合、配筋形成後
のパネル材の収縮変化に伴って鉄筋周囲のコンクリート
層に微細なりランクを生じ易く、この発生クラックによ
ってパネルの脆弱化と共に鉄筋の防錆に難を生ずる不都
合があった。
特に、この種の軽量パネルへの配筋が通例厚さ方向の略
中程に内部筋が位置づけられるようにパネル設計がされ
ていることから芯材面に積層されるGRC層が芯材の片
面のみに設けられていたり、あるいは積層形成されるG
RC層の厚さが異なる場合、形成される軽量パネルが設
計通りの強度を有しない不都合を有していた。
更に、軽量材からなる芯材又は板材と、これに積層一体
とされているGRC層との間の接合面に面切れを生じた
場合、この面切れ縁から雨水等が浸潤し、又浸潤雨水が
氷結し、この面切れ縁からGRC層が剥離する等の不都
合があった。
又、形成されている発泡コンクリート板等の板材にGR
C板を接着してパネル材を得る方法では、発泡コンクリ
ート板等の板材とGRC板との間の一体性が充分でなく
、接着剤の経時的な劣化や、接着画素材の熱的変化に伴
う接合面のずれ等によりGRC板が剥離することがあり
、又、このGRC板に天然石材等の重量物を貼り込むこ
とができなかった。
本発明にか\るコンクリート複合パネルは、か\る従来
のコンクリートパネル材における不都合に鑑み、軽量コ
ンクリートからなるパネル本体部と、このパネル本体部
に積層一体とされている繊維強化コンクリート層との間
に乾燥収縮に伴う面切れが生ぜず、又、パネルに配筋し
た鉄筋と、この繊維強化コンクリート層との間の寸法安
定性を良くすると共に配筋位置のバランスを保つことで
、鉄筋周囲のコンクリートにクラックの生ずるのを防止
すると共に、バランスの良い強度を有するパネル材とし
、天然石材等の貼り込みをも可能としたコンクリート複
合パネルの提供を目的としてし)る。
[課題を解決するための手段] 本発明にかきるコンクリート複合パネルは、畝上の目的
を達成するものとして、請求項1の発明では、パネル本
体部1を軽量コンクリートとし、その少なくとも表側の
面を、乾燥収縮率が008%以下の繊維強化コンクリー
ト層2で覆い、しかも、この繊維強化コンクリート層2
がパネル本体部1と一体となるようにしてパネルを構成
している。
次いで請求項2の発明では、形成されるコンクリート複
合パネルが内部筋3を有する構成としている。
更に請求項3の発明では、形成されるコンクリート複合
パネルが 但しtl・・・表側の繊維強化コンクリート層の厚さ、 t2・・・裏側の繊維強化コンクリート層の厚さ、 であり、且つパネルの内部筋の配筋位置が但しD・・・
パネルの厚さ、 d・・・パネル表面から内部筋の中心までの距離、又は
パネルの表面か らパネルの厚さ方向の重心まで の距離、 にあるように構成している。
又、請求項4の発明では、形成されるコンクリート複合
パネルが、 裏側の位置から漸次表側に向けた位置に内部筋の配筋が
されていると共に、 筋がパネル表面から、このパネルの厚さのの配筋がパネ
ル表面から、このパネルの厚さ次いで又、請求項5の発
明では、形成されるコンクリート複合パネルが、このコ
ンクリート複合パネルの内部筋3の少なくとも4ケ所以
上を繊維強化コンクリート層2に支持されている構成ど
しである。
[作用] 本発明にか\るコンクリート複合パネルでは、軽量コン
クリートからなるパネル本体部1に対して積層一体とさ
れる18M強化コンクリート層2の乾燥収縮率が0.0
8%以下であることから、この繊維強化コンクリート層
2の経時的な乾燥収縮に伴うパネル本体部1との間の接
合面での面切れを生ずることがない。
又、パネルに配された内部筋3が、繊維強化コンクリー
ト層2で支持されている状態で、この繊維強化コンクリ
ート層2の乾燥収縮率が0゜08%以下であることから
、配されている内部筋3は、繊維強化コンクリート層2
によって引っ張られることがない。
更に、形成されるコンクリート複合パネルの条件を満た
した状態で内部筋3の配筋位置れるコンクリート複合パ
ネルにバランスの良い配筋状態をもたらすように機能す
る。
[実施例] 以下本発明にかよる典型的なコンクリート複合パネルの
実施例を第1図について説明する。
この実施例で用いられるパネル本体部1は、発泡コンク
リート又は発泡軽量骨材を用いたコンクリートとするの
が実施上好ましい、この発泡軽量骨材としてはパーライ
ト、フヨウライト等の無機質系発泡骨材が好ましい。
又、こ\で用いられるパネル本体部1は、このパネル本
体部1に積層形成されている繊維強化コンクリート層2
の形成と同一の形成工程で形成されているが、1a維強
化コンクリート層2との間の面切れを確実に防止するた
めに、この繊維強化コンクリート層2の形成とは別工程
でパネル本体部1となるコンクリート板を形成して用い
ても良い。
又、こSで用いられるパネル本体部1は、基本的には補
強wA維を配合しないで構成するが、このパネル本体部
1に特に強度の要請される場合、あるいはパネル本体部
1が特に薄い場合には、補強繊維をパネル本体部1を構
成するモルタルに混合して形成しても良い。
更に、このパネル本体部1に内部筋3を配して用いる場
合、第5図以降で示されるようにパネル本体部1内に組
込まれている内部筋3が、このパネル本体部1から繊維
強化コンクリート層2内部にまで位置づけられるように
するのが好ましい。このように、このパネル大体部1の
面に積層される繊維強化コンクリート層2によって内部
筋3が支承されることにより、パネル本体部1内に埋設
されている内部筋3が、繊維強化コンクリート層2によ
って“置市”に支承されること\なる。かSる内部筋3
の補強効果をより良くするために内部筋3の少なくとも
4ケ所以上が繊維強化コンクリート層2に支持されるよ
うにするのが好ましい。
このようにパネル本体部1に内部筋3を配する場合、こ
の内部筋3をベースにして、パネルを鉄筋等に組付ける
ためのインサート金具を取付けることができる。−船釣
にはボルト等の螺着される雌螺子管を、この内部筋3に
溶接し、この雌螺子管の管口がパネル本体部1の面から
突き出すようにしてパネル本体部1を構成すると共に、
このパネル本体部】から突き出している雌螺子管を繊維
強化コンクリート層2で更に固定し、この繊維強化コン
クリート層2の面に、この雌螺子管の管口が臨むように
する。このように構成されたパネルでは、鉄筋等に組付
けられたパネルのインサート部分が、内部筋と、繊維強
化コンクリート層2とによって補強されており、このイ
ンサート部分が破損することがない。
こSで用意されるパネル本体部lは、形成されるパネル
の用途、例えば外壁材、間仕切材、断熱材あるいは遮音
材等の夫々の用途に対し必要とされる断熱性、遮音性等
を有する厚幅とするのが好ましい。
次いで第3図で示されるコンクリート複合パネルは繊維
強化コンクリート層2の面に天然石材、タイル等の化粧
材4を目地材5を介して一体に止着して構成したもので
あり、この化粧材4の貼付は安定性の良いコンクリート
複合パネルとされている。
又、第4図で示されるコンクリート複合パネルでは、内
部筋3に補助筋3aを配し、前述の繊維強化コンクリー
ト層2による内部筋3の保持の典型的な実施態様を示し
ている。
更に、第5図で示されるコンクリート複合パネルでは、
パネル本体部1の全周面を繊維強化コンクリートN2で
覆った実施態様を示している。
又、第6図で示されるようにパネル相互の接合縁を互に
段違い状態とし、トライ又はウェットタイプのコーキン
グ材6を介して接合しパネル相互の接合強度を出すと共
に外壁材として用いた場合の雨仕舞が良好となるように
しても良い。
かくして用意された発泡コンクリート又は発泡軽量骨材
を骨材組成とする軽量コンクリート等のパネル本体部1
の面に積層一体とされる繊維強化コンクリート層2が、
繊維を配合され、しかも乾燥収縮率が008%以下のコ
ンクリート層となるように形成する。この繊維強化コン
クリート層2の乾燥収縮率は少ないほど構成されるパネ
ルに好影響をもたらすものであり、005%以下、特に
003%以下とするのが好ましい。
こSで用いられる乾燥収縮率は、以下の方法により測定
される乾燥収縮率とする。
測定に用いられる試験体: 16x4xt(JIL位CI1.t=1〜4)となるよ
うに型枠に打設し、必要に応じて蒸気養生を行ない、所
定時間経通後に脱型して試験体とする。
型枠面には標点間距離が約14cmとなるように鋼球を
埋め込んだ平チップからなるゲージプラグを接着剤で固
定用意する。
測定方法: 測定方法は、JIS^1129  rモルタル及びコン
クリートの長さ変化試験方法」のコンタクトゲージ方法
に準するものとする。
基長測定: 打設試験体を、脱型後、直ちに基長測定をする。
先ず、標準尺(標準ゲージ)を水平な台の上に置き、標
準尺のゲージプラグにコンタクトゲージの測点を押し当
て、ダイヤルゲージで計測をした後、コンタクトゲージ
の左右を逆にして同様の方法で計測し、その平均値XO
Iを求める。
次いで、試験体をゲージプラグの取りつけである面を上
にして水平な台の上に置き、試験体のゲージプラグにフ
ンタクトゲージを押し当て、前記と同様の方法による計
測を繰返して平均値XO2を求める。
収縮後の長さ測定: 試験体を、温度20±1℃、湿度60±5%(RH)の
条件で180日間保存した後、前記の基長測定と同一の
方法での測定を繰返し、その平均値X目、XI2を求め
る。
本発明における乾燥収縮率: 以上の条件で求めた各計測値を、基長し。
で除して長さ変化率としての乾燥収縮率とする。
このような測定方法で測定される繊維強化コンクリート
層2の乾燥収縮率を0.08%以下とするためには、こ
\で用いられるセメントを、5〜15重量%の硫酸根(
503)を含有すると共に(CaO+0.7SOs)/
 (SiOz”Al2O3”FezO3) の比が1.
5以下の水硬性セメントとする。
又、こきで用いられる硫酸根の含有比と、水硬度とを調
整することによって、繊維強化コンクリート層2の乾燥
収縮率を005%以下、さらには003%以下とするこ
とができる。
こ\で用いられる!a維は、耐候性を有すると共にセメ
ント等による化学変化を受は難く、しかもコンクリート
打設時の衝撃等に耐え得るものが好ましく、ZrO2含
有の耐アルカリ性ガラス繊維、アクリル繊維、鋼繊維、
カーボン繊維及びアラミド繊維、アクリル繊維、ビニロ
ン繊維、ポリプロピレン繊維その他の有機繊維を用いる
こメで用いられる繊維は、繊維長が3〜100mm 、
であるのが好ましく、10〜30ml11の繊維長のも
のがより好ましい。3mm未満のm維長の繊維での補強
効果は低く、100mm以上の繊維長の繊維では安定に
効率良くモルタル中に混入繊維を均一に分散することが
できないので実用に難がある。
尚、こSで用いられるIa維は、マット状のものであっ
ても良い。この繊維マットはモルタルの含浸が効果的に
なされ得る点から嵩密度が0.1g/cm3以下、好ま
しくは0.02〜D、DBg/cm3であることが好ま
しい。この嵩密度が0.1g/am3より大きい場合、
モルタルがマットに含浸され難く実用に適していない。
次いで繊維強化コンクリート層2に含まれる繊維は、こ
の繊維強化コンクリート層2を形成する砂、水、減水剤
等からなるモルタル100重量部に対し05〜6重量部
が混入されることが好ましい、この繊維の配合量を5重
量部以上とした場合、モルタルの流動性が阻害される等
の不都合を生ずることから成形が鯉しく、成形物からの
脱気に難があり、混合!amによフて繊維強化コンクリ
ート層2内に多くの巣を生ずることがあり、実用に適し
ていない。又、繊維の配合量が0.5重量部未満である
場合、補強効果に継があフて、形成したパネルに割れを
生ずることがあり、これ又実用に通していない。
更に、この18M強化コンクリート層2を構成する骨材
は珪砂、川砂さらには海砂でも良く、プレミックス法で
繊維強化コンクリート層2の打込みをなす場合は粒度に
格別の限定をする必要がない。この繊維強化コンクリー
ト層2をスプレー法で成形する場合には、4〜7号珪砂
、又はこれらの混合物、又は211i以上を篩分はカッ
トした川砂を用いる。又、好ましくは5〜6号珪砂又は
これらの混合物、1mo以上を篩分はカットした川砂を
用いる。更に好ましくは5号珪砂と6号珪砂との等重量
混合物を骨材として用いる。
尚、減水剤は、いずれのものでも良く、本実施例ではマ
イティ#150  (花王)を用いた。
次いで繊維強化コンクリート層2を構成するモルタルを
、 セメント   100重量部 砂    0〜150重量部 減水剤  0〜2Ii量部 水    23〜50重量部 繊維   上記モルタルに対し05〜6重量% の配合比とする。
この繊維強化コンクリート層2のモルタル構成として、
砂の配合量を減した場合は形成される繊維強化コンクリ
ート層2に大きい乾燥収縮がもたらされる傾向を示し、
又この砂の配合量を150重量部より多くした場合は繊
維の分散性を減し、繊維の補強効果が劣る傾向がある。
又、添加する水を23重量部より少なくした場合、モル
タルの流動性が悪くなり作業性が劣ると共に形成された
裏打層2に巣ができる傾向が認められる。これに反し、
添加する水を50ji量部より多くした場合、固形分の
沈降分離を生じ、乾燥収縮率が大きくなる傾向が詔めら
れる。
かSる点から本実施例では、以下の、より実用的な配合
比からなる繊維強化モルタルを用いて繊維強化コンクリ
ート層2の形成をするのが好ましい。
(1)セメント 100重量部 砂    60〜110重量部 減水剤  0,5〜1.2 @量部 木    30〜40重量部 耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し2〜6重量% この繊維の配合されたモルタルはスプレー法、プレミッ
クス法のいずれの方法にも用いることができる。
(2)セメント 100重量部 砂    70  重量部 減水剤  1 重量部 水    35  重量部 耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し5重量% この繊維の配合されたモルタルを用いてスプレー法で繊
維強化コンクリート層2を形成する。
(3)セメント 100重量部 砂    100重量部 減水剤    − 水    40  重量部 耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し31i量% この繊維の配合されたモルタルを用いてプレミックス法
で繊維強化コンクリート層2を形成する。
(4)セメント 100重量部 砂    50〜100重量部 減水剤  0.3〜1.51i量部 水    25〜45重量部 耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し2〜61i量% この繊維の配合されたモルタルはスプレー法、プレミッ
クス法のいずれの方法にも用いることができる。
以上の(1)〜(4)の配合比からなるモルタルを用い
た繊維強化コンクリート層2は、乾燥収縮率が、いずれ
も0.08%以下であり、その多くが0.05%以下、
特に前記(3)の配合比で構成された繊維強化コンクリ
ート層2の乾燥収縮率は0.03%以下であり、パネル
本体部1との間の接合面が安定に維持される特長を有し
ている。
尚、こSで用いたセメントは、いずれも前記の硫酸根(
503)を5〜15重量%含み、しかも(cao+o、
7so、)/(Sioz+^”20s”Fe2O,)の
比が1.5以下である水硬性セメントを用いている。又
、この水硬性セメントを用いて以下の配合比からなるモ
ルタルを用意して繊維強化コンクリート層2を形成した
ところ、いずれも実用に適しなかった。
(5)セメント 100重量部 砂    300重量部 減水剤    − 耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し5重量% (6)セメント 100重量部 砂    70  重量部 減水剤  1 重量部 水    35  重量部 耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し03重量% (7)セメント 100重量部 砂    70  重量部 減水剤  1 重量部 水    35  重量部 耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し10重量% (8)セメント 100重量部 砂    70  重量部 減水剤  iz重量 部    22  重量部 耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し51i量% (9)セメント ICoIIL量部 砂    70  重量部 減水剤  1 重量部 木    70 重量部 耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し5重量% 以上の(5)〜(9)の配合比からなる繊維強化コンク
リート層2は、強度が充分でなかったり、成形性が極端
に悪かったり、乾燥収縮率が大きすぎたりして、いずれ
も実用に適していない。この配合比(5)のモルタルは
、通常のモルタルに耐アルカリ性ガラス繊維をモルタル
比で5重量%添加したものであるが、前記(2)及び(
3)の配合比のモルタルで構成された繊維強化コンクリ
ート層2に比較して強度がはy半分であり、補強コンク
リート層としては不適当である。又、(6)の配合比の
モルタルで構成された繊維強化コンクリート層2は、繊
維による補強効果が微少であって、実用には難があり、
(7)の配合比のモルタルで構成されたwA維強化コン
クリート層2は、巣ないしは気泡が多く、補強効果に雌
を有している。更に、(8)の配合比のモルタルで構成
された繊維強化コンクリート層2は、モルタルの流動性
が悪く成形に難があり、(9)の配合比のモルタルで構
成された繊維強化コンクリート層2では、モルタルの固
形分の沈降分離が認められ、これまた成形に難があり、
実用に適していない。
かよる(1)〜(9)の各配合比のモルタルに対し、普
通ポルトランドセメントを用いて繊維強化コンクリート
層2を形成した場合、強度の経時的な劣化と、乾燥収縮
率が大きい点から、補強コンクリート層としては不向き
である0例えば、GRCとして一般的な配合比の、 普通ポルトランドセメント 100重量部砂     
       70重量部減水i14        
   1重量部水             35重量
部耐アルカリ性ガラス繊維 上記モルタルに対し5重量% からなるモルタルを用いて天然石材1の繊維強化コンク
リート層2としたところ、その乾燥収縮率が0.2%に
近い数値を示すと共に、ガラス繊維に経時的な劣化が認
められ、軽量コンクリート材の補強手段として実用に適
していない。
尚、以上の#am強化コンクリート層2を形成するモル
タルに対し、酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル、アクリ
ル酸エステル等の合成樹脂エマルジョンを、固形分でモ
ルタルに対し0〜1ofi量%添加する。又、スチレン
・ブタジェンゴムラテックスを、モルタルに対し、0〜
10重量%まで添加する。更に、ポリエチレンオキサイ
ド、メチルセルローズ等の水溶性樹脂をモルタルに対し
0〜2重量%まで添加することで形成される繊維強化コ
ンクリート層2とパネル本体部1との間の接合力を増し
、又は繊維強化コンクリート層2の機械的な強度を増し
、又は繊維強化コンクリート層2の乾燥収縮を抑制し、
又は繊維強化コンクリート層2の耐水性を増すことがで
き更に、粒径が10μm以下のシリカヒユームをモルタ
ルに対し0〜20重量%添加することによって繊維強化
コンクリート層2の機械的な強度を増すと共に乾燥収縮
を抑止する。
更に又、シラスバルーン、パーライト等の軽量骨材をモ
ルタルに対し0〜20重量%添加し、又は起泡剤をモル
タルに対し0〜5重量%添加することで、より軽量な繊
維強化コンクリート層2の形成をする。
このようにして形成された繊維強化コンクリート層2は
、パネル本体部1の片面のみを覆うように設ζすても良
く、所謂サンドイッチパネル構造としての両面に設けて
あっても良い。更に、パネル本体部1の全周面を覆うよ
うに繊維強化コンクリート層2を設けた所謂アンコ構造
のパネルとしても良い。
又、構成される繊維強化コンクリート層2の面に、板状
に切断した天然石材、タイル材、陶磁器材、ガラス材、
化粧鋼板等を貼り合せてパネルを構成しても良い。
先に説明した第3図で示される実施例は、パネルを構成
する繊維強化コンクリート層2の面に天然石であるみか
げ石を貼り込んだものであって、先ず、天然石材4の化
粧面でない側にi#紐を含んでいないモルタルを薄く吹
きつけた後、ガラス繊維とモルタルとを所定の厚さにな
るまで吹きつける。このモルタルの吹きつけ厚さは天然
石材の形状、寸法、重量等により異なるが一般的には2
0mm前後とし、脱泡ローラによる締め固めを行ないな
がら形成するのが良い。
又、打設されたモルタル層に対してはプレキャストコン
クリートと同様に振動を付与し、繊維間にモルタルが完
全に含まれるようになすと共にモルタル層内に残留する
気泡の除去をするのが好ましい。か\る振動法で繊維強
化コンクリート層2を形成する場合、前記の補強用の繊
維を短繊維とすることなく嵩密度が0.1g/ct13
以下の[1マツトとしても良い。こ\で用いられる繊維
マットは、30cm角のマットを6枚重ねた際の厚さと
重量とで求められる嵩密度において0.02〜0.08
g/cm’がより好ましい。
次いで、この天然石材4の面に打設された繊維強化コン
クリート層2の面にパネル本体部1となる軽量コンクリ
ートを打設する。
このようにして形成されたパネル本体部1の上面に、前
記と同様の方法で繊維強化コンクリート層2を更に打設
した後、室内養生、水中養生、スチーム養生等の養生方
法を用いてパネルの養生を行なう。このパネルの養生と
しては20〜60℃の温度で2時間以上スチーム養生を
施すのがより好ましい。
このようにして得られたパネルの繊維強化コンクリート
層では、前記の測定方法で測定される乾燥収縮率が0.
08%以下に納まっており、特に、硫酸根(SOS)が
5〜15重量%含まれ、しかも(cao+o、7so、
)/(sio、+^120s+Fe2O、)の比が1.
5以下である水硬性セメントを用いた実施例のパネルで
は、そのwAM強化コンクリート層の乾燥収縮率がO,
OS%以下であり、更にオートクレーブ養生を施すこと
によって、繊維強化コンクリート層の乾燥収縮率が0.
02〜0.03%のパネルを得ることがで包る。
この結果、形成されたパネル材では、繊維強化コンクリ
ート層2とパネル本体部1との間及び、繊維強化コンク
リート層2と天然石材4との間の夫々の接合面に面切れ
を生ずることがない。
又、この繊維強化コンクリート層2の乾燥収縮に伴うパ
ネルの反り出しがなく、貼り込まれた天然石材の反り出
しを生ずることもなく、寸法安定性の良いパネルとする
ことができた。
次いで本発明にかさるコンクリート複合パネルにおける
内部筋3の配筋位置について説明する。
このコンクリート複合パネルに配される内部筋3は、パ
ネル本体部1と繊維強化コンクリート層2との間におけ
る強度上での差が顕著に存在することから、バランスの
良い荷重強度等を有するコンクリート複合パネルを得る
点において重要である。
多くの実施製品の取扱い性、機械的強度等の検討におい
て、表側に積層される繊維強化コンクリート層2の厚さ
1.と、裏側に積層される繊維強化コンクリート層2の
厚さt2とが、 の関係、即ち、表側の厚さt、に対し裏側の繊維強化コ
ンクリート層2の厚さt2が2倍以内であり、しかも表
側の繊維強化コンクリート層2が少なくとも存在するこ
とが実用上必要である。
かSるコンクリート複合パネルにおける内部筋3を、 d  h 2.4≦−+−≦3.6 D  t。
の範囲内に設けるようにするのが良い。
こメて、Dはパネルの厚さを、dは配筋が一層の場合に
はパネル表面から内部筋の中心までの距離、又、配筋が
2層以上の場合には該断面における重心からパネル表面
までの距離を示している。
この内部筋3の配設位置を、より具体的に説明すれば、
−に比例して、形成されるコン1゜ クリート複合パネルの裏側位置から漸次表側に向けた位
置に内部筋3が配筋されており、見の比が0の際に、内
部筋3を、このコンク1゜ リート複合パネルのパネル表面から、このパネルの厚さ
の一一層に位置づけられるようにしであり、又、旦の比
が2のときに、内部筋3が、パネル表面から、このパネ
ルの厚さの−一層に位置づけられるようにしてあす、こ
の間で、旦に比例して配筋位置が決定1゜ されるようにしである。
この配筋例として次の厚さ100のコンクリート複合パ
ネルを得た。
(1) tI−20 t2’!=5 d;80 D富100 (21t+寓20 t、=10 D±100 (3) t、=20 d;55 D = 100 こSで得られた上記(11〜(3)のコンクリート複合
パネルは、パネルにかSる風の正圧、負圧に対する強度
、パネルとしての強度バランスとも充分に実用に適する
ものであった。
更に、配筋例として次の厚さ100のコンクリート複合
パネルを得た。
(41t、=20 t2=5 d=50 D=100 (5) t、=20 t2=IO d=40 D=100 こ\て得られた上記(4)、(5)のコンクリート複合
パネルは、負圧に対する強度、パネルとしてのバランス
が悪く、実用に通していなかった。特に(4)のコンク
リート複合パネルは、負圧に対しての強度が弱く、(5
ン のコンクリート複合パネルはパネル強度のバランス
が極端に悪く実用に通していなかった。
C発明の効果] 本発明にかさるコンクリート複合パネルは、軽量で、断
熱、遮音効果に優れていると共に、密な表面をもつコン
クリート複合パネルの提供に関し、特にパネル本体部を
構成する軽量コンクリート材と、このパネル本体部上を
覆う繊維強化コンクリート層間とに、この繊維強化コン
クリート層の打設、養生に際しての乾燥収縮に伴う面切
れを生ずることのないパネルの提供を可能としている。
又、形成されたパネルにおける繊維強化コンクリート層
の乾燥収縮に伴うパネル自体の反り出し、ないしは破断
がなく、又、パネル本体部上を覆う繊維強化コンクリー
ト層にクランク等を生ずることがない。
更に、形成されるパネルに内部筋を配した場合でも、こ
のパネルを構成する繊維強化コンクリート層の乾燥収縮
に伴う内部節部分への影響はなく、パネル内に配された
内部筋の周囲にヒビ、クランク等を生ずることがなく、
配された内部筋はコンクリート内に安定に埋設されてい
る。
次いで、このパネル内に組込まれる内部筋の配筋位置を
特定することによって風によフてパネルに生ずる正圧、
負圧に対する実用的に充分な強度と、強度バランスの良
いコンクリート複合パネルとされる利点を有している。
又、パネル内に配した内部筋を、このパネルを形成する
繊維強化コンクリート層で保持することによって、配さ
れた内部筋は、この繊維強化コンクリート層で置市に支
承されること工なり、顕著な補強効果を生ずる。又、こ
のパネルに配されている内部筋を、パネル本体部の両面
で、この繊維強化コンクリート層で保持するようにする
ことで、内部筋がこの繊維強化コンクリート層間を橋渡
し状に連結すること\なり、さらに顕著な補強効果を生
ずる。
次いで、形成されるパネルの繊維強化コンクリート層は
、パネル本体部の軽量コンクリートに比較して表面が密
であることから塗料等による表面化粧が可能であると共
に、天然石材、タイル等の貼り込みが可能とされ、しか
も、これらの貼り込まれた天然石材等との接合面に面切
わを生ずることがなく、安定に天然石材等の貼り込みが
可能とされる。
更に、形成されるパネルのパネル本体部の全周面に繊維
強化コンクリート層を設けた場合でも、この繊維強化コ
ンクリート層の乾燥収縮が少なく、パネル本体部の全面
を覆う繊維強化コンクリート層が破断したり、ひび割れ
たりすることがない。
又、パネルを構成するパネル本体部と繊維強化コンクリ
ート層との間、内部筋とパネルを構成するコンクリート
との間、パネル表面に貼り込まれた化粧材と繊維強化コ
ンクリート層との間に面切れを生じないことから、これ
らの面切れ縁からの雨水の浸潤、あるいは浸潤雨水の結
氷等の不都合を生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の典型的なコンクリート複合パネルの要
部断面図、第2図〜第6図は他の実施例にか\るコンク
リート複合パネルの要部断面図である。 1・・・パネル本体部、2・・・繊維強化コンクリート
層、3・・・内部筋、4・・・天然石材、5・・・目地
材、6・・・コーキング材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軽量コンクリートからなるパネル本体部の少なくと
    も表側の面が、該面に積層、一体とされている繊維強化
    コンクリート層で覆われているコンクリート複合パネル
    であって、該繊維強化コンクリート層の乾燥収縮率が0
    .08%以下であることを特徴とするコンクリート複合
    パネル。 2、コンクリート複合パネルが内部筋を有していること
    を特徴とする請求項1記載のコンクリート複合パネル。 3、コンクリート複合パネルが 0≦t_2/t_1≦2 但しt_1・・・表側の繊維強化コンクリート層の厚さ
    、 t_2・・・裏側の繊維強化コンクリート層の厚さ、 であり、且つパネルの内部筋の配筋位置が 2.4≦(4d)/D+t_2/t_1≦3.6但しD
    ・・・パネルの厚さ、 d・・・パネル表面から内部筋の中心までの距離、又は
    パネルの表面からパネルの厚さ方向の重心までの距離、 にあることを特徴とする請求項2記載のコンクリート複
    合パネル。 4、t_2/t_1に比例して、コンクリート複合パネ
    ルの裏側の位置から漸次表側に向けた位置に内部筋の配
    筋がされていると共に、 前記t_2/t_1の比が0のときにおける内部筋の配
    筋がパネル表面から、このパネルの厚さの 6/(10)〜9/(10)間にあり、 且つ前記t_2/t_1の比が2のときにおける内部筋
    の配筋がパネル表面から、このパネルの厚さの1/(1
    0)〜4/(10)間にあることを特徴とする請求項3
    記載のコンクリート複合パネル。 5、コンクリート複合パネルの内部筋の少なくとも4ヶ
    所以上が繊維強化コンクリート層に支持されていること
    を特徴とする請求項2記載のコンクリート複合パネル。
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