JPH04173748A - 片末端にリン酸アミド基を有するポリオルガノシロキサンおよび経皮吸収促進剤 - Google Patents

片末端にリン酸アミド基を有するポリオルガノシロキサンおよび経皮吸収促進剤

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JPH04173748A
JPH04173748A JP29893990A JP29893990A JPH04173748A JP H04173748 A JPH04173748 A JP H04173748A JP 29893990 A JP29893990 A JP 29893990A JP 29893990 A JP29893990 A JP 29893990A JP H04173748 A JPH04173748 A JP H04173748A
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裕 長瀬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な片末端にリン酸アミド基を有するポリ
オルガノシロキサンおよびその薬物の皮膚を通しての透
過・吸収を促進する経皮吸収促進剤としての用途に関す
る。
〔従来技術〕
本発明の片末端にリン酸アミド基を有するポリオルガノ
シロキサンは新規な化合物であり、また片末端にリン酸
アミド基を存するポリオルガノシロキサンが経皮吸収促
進剤として有用であることは全く知られていなかった。
医薬をより効率よく目的部位に到達させ、副作用を抑え
る目的で、ドラッグデリバリ−システム(DDS)につ
いての研究が活発に行われている。
この中で、近年、皮膚を薬物の適用部位とする経皮吸収
システムが注目されている。このシステムの利点は、■
肝臓での初回通過効果を避は得る、■薬物の皮膚透過速
度がコントロールされ、持続的で一定な血中濃度を維持
できる。■投与が食物や嘔吐に影響されない。■投与の
調節が容易である、■目的部位の近傍に投与できる等の
点にある。
しかし、現状では■投与量が比較的少量の薬物に限られ
る、■使用できる薬物に制限がある、■角質層の劣化や
皮膚アレルギー反応を促進する可能性がある、■即効性
が望めない等の短所がある。
そこでこれらの点を改善するために、経皮吸収促進剤の
併用が検討されている。
これまでに、ジメチルスルホキット、1−ドデシル−2
−ピロリドン、1−ドデシルアザソクロヘプクンー2−
オン、尿素等の使用が提案されている(嘉悦勲監修、ド
ラソグデリバリーソステム213〜237頁、シーエム
シー)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこれらの促進剤は、その促進効果が必ずし
も満足すべきものではなく、また薬物の媒体の種類によ
って促進効果が激減する場合があり、より効果的な促進
剤が望まれていた。さらに、たとえ良好な促進効果が発
現した場合においても、従来の促進剤は皮膚に対する毒
性や刺激性がある点で、実際の使用に際しては問題を含
んでいた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、上記の問題点を解決するために鋭意研究
した結果、特定のポリオルガノシロキサンが極めて優れ
た経皮吸収促進作用を示すことを見出し、本発明を完成
するに至った。
すなわち、本発明は、−綴代 (式中、R1およびR2は同一または異なってもよく炭
素数1〜6のアルキル基またはフェニル基、R3−R7
は同一または異なってもよく炭素数1〜6のアルキル基
、pは2〜7の整数、nは1以上の整数である。ただし
、R3およびR4は繰り返し単位ごとに同一または任意
に異なってもよい。)で表わされる片末端にリン酸アミ
ド基を有するポリオルガノシロキサンおよびこの化合物
よりなる薬物の経皮吸収促進剤に関するものである。
本発明のポリオルガノシロキサンは、例えば、以下に示
す方法により製造することができる。すなわち、−綴代 (式中、R3〜R?は同一または異なってもよく炭素数
1〜6のアルキル基、pは2〜7の整数、nは1以上の
整数である。ただし、R3およびR4は繰り返し単位ご
とに同一または任意に異なってもよい。)で表わされる
片末端にアミノアルキル基を存するポリオルガノシロキ
サンと、−JG式(式中、R1およびR2は同一または
異なってもよ< 炭素B1〜6のアルキル基またはフェ
ニル基である。)で表わされるクロロリン酸ジエステル
とを混合しアミド化反応を行なうことにより前記−綴代
[1]で表わされる片末端にリン酸アミド基を有するポ
リオルガノシロキサンを製造できる。
このアミド化反応に際しては、溶媒を用いる方が好まし
く、溶媒としては、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、アセトン、メチ
ルエチルケトン、クロロホルム、塩化メチレン、III
、N−ジメチルホルムアミド(DMF) 、N−メチル
ピロリドン等を例示できる。
反応は0〜100℃、好ましくは20〜80℃の範囲で
円滑に進行する。また、この反応は、トリメチルアミン
トリエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、ピリジ
ン等の有機塩基を共存させて行なうことにより、さらに
円滑に進行する。
また、このアミド化反応の際に用いられる前記−C式[
I[[]で表わされるクロロリン酸ジエステルとしては
、クロロリン酸ジメチル、クロロリン酸ジエチル、クロ
ロリン酸ジプロピル、クロロリン酸ジイソプロピル、ク
ロロリン酸ジブチル、クロロリン酸ジイソブチル、クロ
ロリン酸ジ−t−ブチル、クロロリン酸ジペンチル、ク
ロロリン酸ジヘキシル、クロロリン酸メチルエチル、ク
ロロリン酸メチルプロピル、クロロリン酸メチルブチル
、クロロリン酸メチルヘキシル、クロロリン酸エチルヘ
キシル、クロロリン酸ジフェニル、クロロリン酸メチル
フェニル等を例示できる。これらの化合物の一部は市販
されており、また市販されていないものでもオキシ塩化
リンと対応するアルコール類との縮合反応により容易に
合成できる。
前記−綴代[+1]で表わされる片末端にアミノアルキ
ル基を有するポリオルガノシロキサンは、例えば、−綴
代 %式%] (式中、R5−R7は同一または異なってもよく炭素数
1〜6のアルキル基である。)で表わされるシラノール
化合物を強塩基と反応させシラル−トアニオンを形成さ
せた後、これを開始剤として、−綴代 (式中、R3およびR4は同一または異なってもよく炭
素数1〜6のアルキル基であり、qは3〜6の整数であ
る。)で表わされるシクロシロキサン化合物と反応させ
、−綴代 (式中、R3゛およびR4゛は同一または異なってもよ
く炭素数1〜6のアルキル基、pは2〜7の整数である
。ただし、ここで示したR3゛およびR4゜は前記−綴
代[V]中のR2およびR4と同一または異なってもよ
い。)で表わされるクロロシラン化合物を用いて反応を
停止させることにより、まず、−綴代 %式% (式中、R3−R7は同一または異なってもよく炭素数
1〜6のアルキル基、pは2〜7の整数、nは1以上の
整数である。ただし、R3およびR4は繰り返し単位ご
とに同一または任意に異なってもよい、)で表わされる
片末端にシアノアルキル基を有するポリオルガノシロキ
サンを合成し、次にこのポリオルガノシロキサンの片末
端のシアノアルキル基を通常の方法により還元すること
により製造できる。
上記の反応において用いる強塩基としては、メチルリチ
ウム、n−ブチルリチウム、5ec−ブチルリチウム、
t−ブチルリチウム、フェニルリチウム、リチウムジイ
ソプロピルアミド、ビストリメチルシリルリチウムアミ
ド等の有機リチウム化合物、水素化ナトリウム、水素化
カリウム等のアルカリ金属水素化物、ヨウ化メチルマグ
ネシウム、臭化エチルマグネシウム、臭化フェニルマグ
ネシウム等のグリニヤール化合物等を例示することがで
きる。これらの強塩基は通常原料の前記−綴代[■]で
表わされるシラノール化合物に対してほぼ1当量用いる
。反応温度は一70℃から室温までの比較的低温で行う
ことが副反応を抑える点で好ましい。また、本反応は、
有機溶媒中で行うのが好ましくここで用いる溶媒として
は、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン、n−ヘ
キサン、クロロホルム、四塩化炭素等が好適に用いられ
る。
さらに、この反応はアルゴンや窒素等の不活性ガス雰囲
気下で行うのが望ましい。
一方、上記の反応において前記−綴代[TV]で表わさ
れるシラノール化合物を用いずに、メチルリチウム、n
−ブチルリチウム、5ec−ブチルリチウム、t−ブチ
ルリチウム等のアルキルリチウム化合物を開始剤として
、同様に、前記−綴代[V]で表わされるシクロシロキ
サン化合物および前記−綴代[■]で表わされるクロロ
シラン化合物を反応させることにより、前記−綴代[■
]で表わされる片末端にシアノアルキル基を有するポリ
オルガノシロキサンをより簡便に合成することもできる
。なお、この場合、前記−綴代[■]中R5〜R’+で
表わされるアルキル基のうち、2個は前記−綴代[V]
中のR2およびR4と同一、1個はここで用いたアルキ
ルリチウム化合物のアルキル基と同一となる。
また、前記−綴代[IV]で表わされるシラノール化合
物としては、トリメチルシラノール、トリエチルシラノ
ール、トリプロピルシラノール、トリイソプロピルシラ
ノール、トリブチルシラノール、トリエチルシラノール
、トリへキシルシラノール、メチルジエチルシラノール
、ジメチルエチルシラノール、ジメチルエチルシラノー
ル、ジメチルイソプロピルシラノール、ジメチルブチル
シラノール、ジメチルイソブチルシラノール、ジメチル
−t−ブチルシラノール、ジメチルへキシルシラノール
等が挙げられる。
前記−綴代[V]で表わされるシクロシロキサン化合物
としては、 (上記式中、qは3〜6の整数)等を例示することがで
きる。また、これらのシクロシロキサン化合物の2種類
以上の混合物を用いてもよい。
停止剤として用いる前記−綴代[VT]で表わされるク
ロロシうン化合物としては、シアノメチルジメチルクロ
ロシラン、2−シアノエチルジメチルクロロシラン、3
−シアノプロピルジメチルクロロシラン、4−シアノブ
チルジメチルクロロシラン、5−シアノペンチルジメチ
ルクロロシラン、6−シアノヘキシルジメチルクロロシ
ラン、3−シアノプロピルジエチルクロロシラン、3−
シアノプロピルジエチルクロロシラン、3−シアノプロ
ピルメチルエチルクロロシラン、4−シラノール化へキ
シルクロロシラン、6−シアノヘキシルメチルエチルク
ロロシラン等を例示することができる。
前記−綴代[■]で表わされる片末端にシアノアルキル
基を有するポリオルガノシロキサンから前記−綴代[1
1]で表わされる片末端にアミノアルキル基を有するポ
リオルガノシロキサンへ導く還元反応は、ジボラン、水
素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化
アルミニウムリチウム、水素化アルミニウムナトリウム
、水素化ジアルコキシアルミニウムナトリウム、水素化
ジエチルアルミニウムナトリウム等通常用いられる還元
剤と反応させることにより容品に目的物を得ることがで
きる。いずれの反応も溶媒中で行なうことが望ましく、
溶媒としては反応に関与しないものであればいずれでも
よく、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメト
キシエタン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン等を例示
することができる。反応温麿は一60℃〜100℃、好
ましくは−IO℃〜80℃の範囲で行なうことができる
以上述べた方法により、前記−綴代[Irlで表わされ
る片末端にアミノアルキル基を有するポリオルガノシロ
キサンは、同一容器内で各々の反応試薬を連続的に加え
ることにより得られる前記−綴代[■]で表わされる片
末端にシアノアルキル基を有するポリオルガノシロキサ
ンを経由して簡便に合成することが可能である。さらに
、前記の反応で用いる前記−綴代[V]で表わされるシ
クロシロキサン化合物の量を調整することにより、前記
−綴代[■]で表わされる片末端にシアノアルキル基を
有するポリオルガノシロキサン、前記−C式[+1]で
表わされる片末端にアミノアルキル基を有するポリオル
ガノシロキサンおよび本発明の前記−綴代[■]で表わ
される片末端にリン酸アミド基を有するポリオルガノシ
ロキサンの重合度nをコントロールすることができる。
ただし、この場合、前記−綴代[■]、前記−綴代[1
1]および前記−綴代[+]で表わされるポリオルガノ
シロキサンは、それぞれ重合度nが異なるポリオルガノ
シロキサンの混合物となるので、実測される重合度は平
均値n(1以上の実数)として表わされる。また、nお
よび五が1である前記−綴代[■]、前記−綴代[11
]および前記−綴代[I]で表わされるオルガノシロキ
サンを特に合成する場合には、前述の前記−綴代[■コ
で表わされる片末端にシアノアルキル基を有するポリオ
ルガノシロキサンを合成する際の反応において、前記−
綴代[V]で表わされるシクロシロキサン化合物を用い
ずに前記−綴代[IV]で表わされるシラノール化合物
と前記−綴代[VI]で表わされるクロロシラン化合物
とを直接反応させることにより得ることができる。
本発明の前記−綴代[1]で表わされる片末端にリン酸
アミド基を有するポリオルガノシロキサンは極性基とし
てリン酸アミド基を、疎水性基としてポリオルガノシロ
キサン鎖を併せ持つ化合物であるので界面活性剤として
の性質を有している。
したがって、本発明の薬物の経皮吸収促進剤としての用
途の他にも、洗剤、殺菌剤、防腐剤、化粧品等への応用
も可能である。また、これを薬物の経皮吸収促進剤とし
て用いる場合、その平均重合度が促進効果に大きく影響
し、高い促進効果を発現させるためには用いる薬物によ
っても異なるが、上記の平均重合度Wが1〜100の範
囲にあることが好ましく、さらには1〜40の範囲にあ
ることがより好ましい。
本発明の前記−綴代[+]で表わされる片末端にリン酸
アミド基を存するポリオルガノシロキサンよりなる薬物
の経皮吸収促進剤は、投与すべき薬物と共に、水、アル
コール等の溶剤に熔解したチン1剤、あるいは軟膏、ク
リーム基剤中に混合させた軟膏、クリーム剤、さらには
ポリマーフィルム中あるいは粘着剤中に混入したテープ
製剤等の任意の形態で使用することができる。
本発明の経皮吸収促進剤の含有量は、その使用形態によ
り異なるが、一般に0.1重量%〜50重量%、好まし
くは1重量%〜20重量%であり、少ない場合には吸収
促進効果が小さくなり、多い場合には皮膚刺激性などの
副作用が著しくなると共にかえって薬物の放出が抑制さ
れる場合も生じる。
本発明において用いられる薬物は、人間用あるいは動物
用いずれの薬物であってもよく、例えば消炎鎮痛剤とし
ては、アセトアミノフェノン、アスピリン、サリチル酸
メチル、サリチル酸コリン、サリチル酸グリコール、l
−メントール、カンファー、メフェナム酸、フルフェナ
ム酸、インドメタシン、ジクロフェナック、アルクロフ
ェナック、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキ
セン、プラノプロフェン、フェノプロフェン、フェンプ
ロフェン、フルルビプロフェン、インドプロフェン、フ
ェンチアザンク、トルメチン、スブロフェン、ベンザダ
ック、ブフェキサマック、ピロキシカム、フェニルブタ
シン、オキシフェンブタシン、1クロフエゾン、ペンタ
ゾジン、メピリゾールなど;ステロイド系消炎剤として
は、ヒドロコーチシン、プレドニゾロン、デキサメサゾ
ン、トリアムシノロンアセトニド、フルオシノロンアセ
トニド、フルドロコーチシンアセテートなど;抗ヒスタ
ミン剤ないし抗アレルギー剤としてはクロルフェニラミ
ン、グリチルリチン酸、ジフェンヒドラミン、ペリアク
チンなど;局所麻酔剤としてはペンシカイン、プロ力イ
ン、ジブカイン、リドカインなど;抗菌剤等としては、
クロルテトラサイクリンなどのテトラサイクリン類、ア
ンピシリンなどのペニシリン類、セファロチンなどのセ
ファロスポリン類、カナマイシンなどのアミノグリコシ
ド類、エリスロマイシンなどのマクロライド類、クロラ
ムフェニコール、ヨード化合物、ニトロフラントイン、
ナイスクチン、アンピシリン、ファジオマイシン、スル
ホンアミド類、ピロールニドリン、クロトリマゾール、
ニトロフラゾンなど;抗高血圧剤としてはクロニジン、
α−メチルドーパ、しセルピン、シロシンゴピン、レシ
ナミン、シンナリジン、ヒドラジン、プラゾシンなど;
降圧利尿剤としてはテオフィリン、トリクロロメチアジ
ド、フロセミド、トリバミド、メチクロチアジド、ペン
フルシト、ハイドロサイアザイド、スピロノラクトン、
メトラゾンなど:強心剤としてはジギタリス、ユビデカ
レノン、ドパミンなど;冠血管拡張剤としてはニトログ
リセリン、イソソルビトール−シナイトレート、エリス
ト−ステトラナイトレート、ペンタエリトールテトラナ
イトレート、ジピリダモール、ジラゼプ、トラピジル、
トリメタジジンなど:血管収縮剤としてはジヒドロエル
ゴタミン、ジヒドロエルゴトキシンなど;β−プロンカ
ーないし抗不整脈治療剤としてはピンドール、プロプラ
ノロールなど;カルシウム拮抗剤としてはジルチアゼム
、ニフェジピン、ニカルジピン、ベラパミル、ベンジク
ラン、ジラゼプなど;抗てんかん剤としてはニトラゼパ
ム、メプロバメート、フェニトインなど;抗めまい剤と
してはインシュリン、ベタヒスチン、スコポラミンなど
;精神安定剤としてはジアゼパム、ロラゼバム、フルニ
トラゼバム、フルフェナジンなど;催眠鎮静剤としては
フェノバルビタール、アモバルビタール、シフロバルビ
タールなど;筋弛緩剤としてはトリペリシン、バタロフ
エン、タントロシンナトリウム、シクロベンザビリンな
ど;自律神経用剤としてはアトロビン、レボドパなど;
呼吸器官用剤としてはコデイン、エフェドリン、イソプ
ロテレノール、デキストロメトルファン、オレシプレナ
リン、イブラトロビウムブロミド、クロモグリク酸など
;ホルモン剤ないし抗ホルモン剤としてはコルチコトロ
ピン、オキシトシン、パップレシン、テストステロン、
プロゲステロン、エストラジオール、唾液腺ホルモン、
甲状腺ホルモン、副腎ホルモン、カリクレイン、インシ
ュリン、オキセンドロンなど;ビタミン剤としてはビタ
ミンA、B、C,D、E、におよびそれらの誘導体、カ
ルシェフェロール類、メコバラミンなど;抗腫瘍剤とし
ては5−フルオロウラシルおよびその誘導体、アドリア
マイシン、クレスチン、ピシバニール、アンシタビン、
シタラビンなど;酵素類としてはウロキナーゼなど;漢
方薬ないし生薬エキスとしては、甘草、アロエ、紫根な
ど;抗潰瘍剤としてはアラントイン、アルジオキサ、ア
ルクロキサなど:その他プロスタグランジン類、糖尿病
治療剤などを挙げることができる。これらの薬物は必要
に応じ、二種以上を併用することもできる。
本発明の経皮吸収促進剤を含有する薬物の製剤は、人体
の各部位の皮膚、粘膜(口腔、鼻腔、直腸、膣)に目的
に応じて必要量を塗布し通用する事ができる1例えば、
外傷、皮膚潰瘍、筋肉痛、関節炎等に対する局所的治療
のためであれば、直接患部ないしその付近に、また体内
の器官等に対する全身的治療のためであれば、薬物吸収
されやすい部位(例:角質の発達していない部位)に適
用するのが好ましい、なお、化粧用として使用する場合
は、上記製剤をそのままあるいは上記薬物から選択した
ものないし公知の化粧成分を配合したものを、皮膚の洗
浄、パンク、日焼けや肌荒れの対策、モイスチャーライ
ジングなどの目的で使用することができる。
以下、本発明を参考例、実施例および比較例によりさら
に詳細に説明する。ただし、本発明がこれらに限定され
るものではないことはもちろんである。なお、以下に示
す反応式中、D、はヘキサメチルシクロトリシロキサン
、n−BuLiはn−ブチルリチウムをそれぞれ表わす
参考例 1〜3 片末端にシアノプロピル基を有するポ
リオルガノシロキサンの合成 THE   THE CI+3 表1に記載の量のトリメチルシラノールをテトラヒドロ
フラン1001にそれぞれ熔解し、アルゴンガス雰囲気
下0℃にてn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1,5
sol/I)をトリメチルシラノールに対して等モル量
加え約1時間攪拌した。これらの溶液に表1に記載の量
のへキサメチルシクロトリシロキサン(D、)をテトラ
ヒドロフラン1801に溶解した溶液をそれぞれ加え、
さらに室温にて12時間攪拌した0次に、表1に記載の
量の3−シアノプロピルジメチルクロロシランを加えて
反応を停止させた。溶媒を留去した後生成した塩を濾別
し、減圧下120℃にて2時間加熱攪拌したところ少無
色透明な粘性のあるオイルが得られた。以下に示す’H
−NMRスペクトルおよびIRスペクトルの結果から、
これらの生成物はいずれも上記の構造で表わされる3−
シアノプロピル基を片末端に、一方の末端にトリメチル
シリル基を有するポリジメチルシロキサンであることが
わかった。なお、上記の構造において、ポリジメチルシ
ロキサン鎖の平均重合度Wは’H−NMRスペクトルに
おけるシリル基上のメチル基のプロトンビークと3−シ
アノプロピル基のプロトンビークとの積分比から各々求
めた。
それらの結果を表1に示す。
’H−NMRスペクトル、δ(CりCb、I)P@) 
;0.07(S、ケイ素上のメチル基のプロトンビーク
)。
0.70(m、  −CjjlCHzClhCN)。
1.71(ll+、 −CHtCHlCHえCN) 。
2.37 (t、 −CHzCIltCHlCN) 。
I Rスヘクトル(cm−’) ;  2980.22
50(シフ/基の特性吸収)+ 1450.1420.
1350.1260(Si−C結合の特性吸収)+ 1
100−1020(シロキサン結合の特性吸収)、 8
00.700゜ 参考例 4〜6 片末端にアミノブチル基を有するポリ
オルガノシロキサンの合成 ■ CH8 参考例1〜3で得られた片末端に3−シアノプロピル基
を有するポリジメチルシロキサンを表2に記載の量測り
とり、それぞれテトラヒドロフラン101に溶解し、こ
れらの溶液を表2に記載の量の水素化アルミニウムリチ
ウムを分散させたテトラヒドロフラン20−■に0℃に
てゆっくりと滴下しながら加え、滴下終了後この溶液を
さらに一晩還流した0反応終了後、溶液を10抛lの氷
水中に注ぎ込み、固体を濾別洗浄し得られた濾液を水洗
、エーテル抽出した後溶媒を留去した。さらに減圧下1
20℃にて2時間加熱攪拌したところ黄色の粘性のある
オイルが得られた。以下に示す’H−NMRスペクトル
および!菅スペクトルの結果から、これらの生成物はい
ずれも上記の構造て表わされる4−アミノブチル基を片
末端に、一方の末端にトリメチルシリル基を有するポリ
ジメチルシロキサンであることがわが、た、なお、上記
の構造において、ポリジメチルシロキサン鎖の平均重合
度πは’H−NMRスペクトルにおけるシリル基上のメ
チル基のプロトンピークと4−アミノブチル基のプロト
ンビークとの積分比から各々求めた。それらの結果を表
2に示す。
’ H−N M Rスペクトル、δ(CDC1alpP
II) ’0.05(S、ケイ素上のメチル基のプロト
ンビーク)。
0.40〜0.70(m、 −CLLCIItCHtC
llJ)It) 。
1.25(s、  −C)ltcJIzcH□CH!N
旦□)。
1.30〜1.65(m、  −CH,CHtCjil
CHJHz)。
2.37(m、 −CHオCH,CIl、CLINH寞
)!Rスペクトル(cm−’) : 3600〜310
0(アミノ基の特性吸収)+ 2980.2130.1
730.1600.1450゜1420、1260(S
t−C結合の特性吸収)、 1180〜950(シロキ
サン結合の特性吸収)+ 950〜720.700゜参
考例 74−アミノブチルペンタメチルジシロ   σ
キサンの合成                   
刀】 トリメチルシラノール5.50+*l (49,4mm
ol)をテトラヒドロフラン60−1に溶解し、この溶
液にアルゴンガス雰囲気下0℃にてトリエチルアミン4
.11   −s+I C29,7m5ol)および3
−シアノプロピルジメチルクロロシラン4.04■1 
(24.7msol)を加え、さらに室温にて一晩攪拌
した.溶媒を留去した後生成し   Gた塩を濾別し減
圧乾燥したところ無色透明液体    ノ4、2gが得
られた.以下に示す’H−NMRスペクトルお   】
よびIRスペクトルの結果から、この生成物は上記  
 ζ)構造で表わされる3−シアノプロピルペンタメチ
レジシロキサンであった。(収率78.9%)H−NM
Rスペクトル、δ(CDCIi,I’l”) :0、0
5(S.ケイ素上のメチル基のプロトンピーク。
15H) 、 0.76(m, −CH.CHzCHz
CN, 211) 。
1、68(Ill, −CIltCijl(JItCN
, 2H) 。
2、35(t, −CLCtlzCHjlCN, 21
1)。
[Rスペクトル(cm−’); 3000, 2250
(シアノ基の特性吸収)、 1730, 1430, 
1350. 1260(Si−C結合の特性吸収)、 
1180. 1140〜1000(シロキサン結合の特
性吸収)、 845, 810, 760, 700,
 630。
次に、ここで得られた3−シアノプロピルペンタlチル
ジシロキサン1.0g (4.6 mmol)を水素化
?ルミニウムリチウム0.26g (7.0 mmol
)を分散させたジエチルエーテル10mlに0℃にてゆ
っくりと滴下しながら加え、滴下終了後この溶液をさら
こ一晩還流した.反応終了後、溶液を100mlの氷忙
中に注ぎ込み、固体を濾別洗浄し得られたろ液茫水洗、
エーテル抽出した後溶媒を留去し、さらこ減圧乾燥した
ところ黄色液体が得られた.以下に示す’)I−NMI
?スペクトルおよびIRスペクトルの結果から、この生
成物は上記の構造で表わされる4−アミノブチルペンタ
メチルジシロキサンであった。
(収率61.5%) ’H−NMRスペクトル、δ(CDCIs、I)pH)
 ;0.05(S、ケイ素上のメチル基のプロトンピー
ク。
1511)、 0.50(m、−CiilCtlzCH
zCHJII□、2H)。
1.25(s、 −CIIzCIIzCIIzCIlt
Nijl、 21() 。
1.38(m、 −CI(zcj、CH,CIt、NH
,、4H)。
2.66(艶、 −CH2CIlICIltCH,N)
1.、2H)。
IRスペクトル(cm−’) ; 3600〜3100
(アミノ基の特性吸収)、 2960.2930.28
50.1720.1410゜1250(Si−C結合の
特性吸収)、 1060(シロキサン結合の特性吸収)
、 840.800.780.750.700゜680
、620゜ 実施例 1〜4 片末端にリン酸アミド基を有するポリ
オルガノシロキサンの合成 ■ Hs 参考例4〜6で得られた片末端に4−アミノブチル基を
有するポリジメチルシロキサンまたは参考例7で得られ
た4−アミノブチルペンタメチルジシロキサンを表3に
記載の量測りとり、ジエチルエーテル81にそれぞれ溶
解し、これらの溶液に表3に記載の量のクロロリン酸ジ
エチルおよびクロロリン酸ジエチルに対して1.2当量
のトリエチルアミンをそれぞれ加え、室温にて一晩攪拌
した。
反応終了後、生成塩を濾別し濾液を水洗、エーテル抽出
した後シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し
たところ、黄色固体がそれぞれ得られた。以下に示す’
H−11MRスペクトルおよびIRスペクトルの結果か
ら、これらの生成物はいずれも上記の構造で表わされる
片末端にジエチルリン酸アミド基を有するポリジメチル
シロキサンあるいはジシロキサンであることがわかった
。なお、上記の構造において、ポリジメチルシロキサン
鎖の平均重合度Tは’II−NMRスペクトルにおける
シリル基上のメチル基のプロトンピークと片末端ジエチ
ルリン酸アミド基のプロトンビークとの積分比から各々
求めた。それらの結果を表3に示す。
’H−NMRスペクトル、δ(CDCIs、ppm) 
 ;0.05(S、ケイ素上のメチル基のプロトンビー
ク)。
0.60(m、 −C,LLCHzCllzCIItN
H−)、 1.30(t。
−PO(OCLCL)z)、 1.45(m、 −CI
(zclcjj、C1hNl(−)。
2.50(m、  −CI−1zcHtcHtcH,N
旦−)、  2.90(g+。
−CHzCHzCLCH,NH−)、4.08(II、
 −PO(OCjjtCL)z)。
IRスペクトル(cm−’) ; 3600〜3100
(アミド基の特性吸収)、 3000.1740(アミ
ド基の特性吸収)+ 1450.1420.1260(
Si−C結合の特性吸収)。
1170〜950(シロキサン結合の特性吸収)、 9
20゜850、800.700.670゜ 実施例 5〜8 2−チャンバー拡散セル(有効断面積0.95c+m”
)にウサギ腹部剥離皮膚をはさみ、ドナ一部に抗炎症剤
インドメタシン(1wt、χ)、実施例1〜4で得られ
た片末端にジエチルリン酸アミド基を有するポリジメチ
ルシロキサンまたはジシロキサン(経皮吸収促進剤) 
(2wt、χ)および非イオン界面活性剤Tween2
0 (0,5wt、χ)を含む、エタノール50wt、
χ水溶液を2ml入れ、レセプタ一部にpH=7.4に
調整したリン酸緩衝液を2ml入れ、セル全体を37℃
の恒温槽に浸漬した0両チャンバーを攪拌下6時間後お
よび12時間後にレセプタ一部よりサンプリングし、高
速液体クロマトグラフィーにより透過したインドメタシ
ンの定量を行った。透過測定結果を表4に示す。また、
これらのポリジメチルシロキサンを加えない場合を表4
中比較例1として示す0表4から判るように、これらの
片末端にジエチルリン酸アミド基を存するポリジメチル
シロキサンおよびジシロキサンはいずれも優れた経皮吸
収促進効果を示すことが明らかとなった。
実施例 9.10 実施例1で得られた片末端にジエチルリン酸アミド基を
有するポリジメチルシロキサンC’i’i=4.3)を
経皮吸収促進剤として用い、実施例5〜8と同様に薬物
の皮膚透過実験を行なった。ただし、ドナ一部に基剤と
して用いたエタノール水溶液の濃度を70@t、%およ
び80wt、%に調整した以外は実施例5〜8とまった
く同様に行ない、6時間後および12時間後のインドメ
タシンの累積透過量を測定した。それぞれの透過測定結
果を表5に示す。
また、このポリジメチルシロキサンを加えない場合を表
5中比較例2および3として示した0表5から判るよう
に、本発明の片末端にジエチルリン酸アミド基を有する
ポリジメチルシロキサンはドナ一部の基剤組成を変えて
も優れた経皮吸収促進効果を示すことが明らかとなった
手続主甫正書(自発) 平成3年9月19日 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 トウキョウト チ ョ ダ フマル  ウチ  チ漣ウ
メ  パン  ボウ住 所 東京都千代田区丸の内−丁
目11番1号4、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 (1)本願明細書の第7頁の第3行の「アミントリエチ
ルアミン」を「アミン、トリエチルアミンJに訂正する
(2)同明細書25頁の表1の第1行「3〜クロロメチ
ルジメチルクロロシラン」をr3−シアノプロピルジメ
チルクロロシラン」に訂正する以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は同一または異なってもよ
    く炭素数1〜6のアルキル基またはフェニル基、R^3
    〜R^7は同一または異なってもよく炭素数1〜6のア
    ルキル基、pは2〜7の整数、nは1以上の整数である
    。ただし、R^3およびR^4は繰り返し単位ごとに同
    一または任意に異なってもよい。)で表わされる片末端
    にリン酸アミド基を有するポリオルガノシロキサン。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は同一または異なってもよ
    く炭素数1〜6のアルキル基またはフェニル基、R^3
    〜R^7は同一または異なってもよく炭素数1〜6のア
    ルキル基、pは2〜7の整数、nは1以上の整数である
    。ただし、R^3およびR^4は繰り返し単位ごとに同
    一または任意に異なってもよい。)で表わされる片末端
    にリン酸アミド基を有するポリオルガノシロキサンより
    なる薬物の経皮吸収促進剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994005720A1 (fr) * 1992-09-09 1994-03-17 Kao Corporation Organo(poly)siloxane modifie par un ester phosphorique et procede de production
CN107868254A (zh) * 2017-12-14 2018-04-03 成都硅宝科技股份有限公司 一种多功能塑料助剂及其制备方法
CN108997584A (zh) * 2018-08-31 2018-12-14 成都硅宝科技股份有限公司 一种含磷氮的有机硅阻燃剂及其制备方法

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CN108997584B (zh) * 2018-08-31 2020-10-09 成都硅宝科技股份有限公司 一种含磷氮的有机硅阻燃剂及其制备方法

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