JPH041767B2 - - Google Patents

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JPH041767B2
JPH041767B2 JP59058324A JP5832484A JPH041767B2 JP H041767 B2 JPH041767 B2 JP H041767B2 JP 59058324 A JP59058324 A JP 59058324A JP 5832484 A JP5832484 A JP 5832484A JP H041767 B2 JPH041767 B2 JP H041767B2
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JP
Japan
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polycarbonate
hydroxyphenyl
bis
kneader
methylene chloride
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JP59058324A
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Osamu Oohara
Akyoshi Manabe
Koji Hashimoto
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Teijin Ltd
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Teijin Chemicals Ltd
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリカーボネート粒状体の製造方法に
関し、詳しくは塩化メチレン溶液の濃縮によつて
はゲル化しない単独重合型或は共重合型ポリカー
ボネートの塩化メチレン溶液から嵩密度の大き
い、粒子径の揃つたポリカーボネート粒状体を効
率よく製造する方法に係わる。
[従来技術] ポリカーボネートを有機溶媒と水の存在下で製
造する方法は種々知られているが、いずれの方法
においても反応終了時にはポリカーボネートは有
機溶媒に溶けた溶液として得られる。ポリカーボ
ネートは押出成形、射出成形、回転成形等の成形
に用いるためにも、またキヤステイングフイルム
として用いるにも、その運搬、貯蔵面から粒状物
が好ましいので、上記溶液から固形物として回収
する必要がある。この回収法として多数の提案が
ある。
それらの提案の第1の方法はポリカーボネート
の有機溶媒溶液にアルコール類やケトン類のよう
な非溶媒を混合して、ポリカーボネートを沈澱回
収する、所謂非溶剤沈澱法である(特公昭36−
22447、同36−22448、同37−7000、同38−16347
号公報参照)。
第2の方法はポリカーボネート溶液を熱水中或
いは水蒸気流中或いは熱風中に噴出させて固形ポ
リカーボネートを得る、所謂噴霧法である(特公
昭36−11231、同40−3533、同40−9843号公報参
照)。
第3の方法はポリカーボネート溶液を濃縮し、
ゲル化させ粉砕する、所謂ゲル化法である(特公
昭36−21033、同44−11031、同45−9875号公報参
照)。
これらの方法のうち、第1と第2の方法では得
られる固形物は嵩密度が低いため、取扱い上に難
点があり、さらに、第1の方法では2種以上の溶
媒を回収する不利がある。従つて、得られる固形
物の嵩密度が大きく、操作も簡単な第3のゲル化
法が優れている。しかしながら、本発明で対象と
するポリカーボネートはゲル化しないために第3
の方法では粒状体は得られない。
このようなゲル化しない共重合型ポリカーボネ
ートの粒状化方法として、ポリカーボネート溶液
に脂肪族炭化水素、脂肪族アルコール及び脂肪族
ケトンの中から選ばれた少くとも1種の沈澱剤を
加え、特定の剪断力のもとに混合する方法が特開
昭51−123265号公報に開示されている。しかし、
この方法も2種の溶媒を使用するために、各々の
溶剤を分離回収しなければならず工業上有利な方
法ではない。
[発明の目的] 塩化メチレン溶液の濃縮によつてはゲル化しな
い単独重合型或は共重合型のポリカーボネートの
塩化メチレン溶液から、嵩密度の高い、粒度の揃
つた粒状体を、効率よく製造する方法を提供する
ことにある。
[発明の構成] 本発明は塩化メチレン溶液の濃縮によつてはゲ
ル化しないポリカーボネートの塩化メチレン溶液
を、塩化メチレンの沸点以上の温度に維持した熱
水を貯留した粉砕機構を有する混練機に供給し、
これを混練してポリカーボネートが黐(もち)状
になつた時点で粉砕機構が駆動できる程度にまで
熱水を除去し、続いて混練機内を塩化メチレンの
沸点以上の温度に維持して混練することにより脱
溶媒、粉砕を同時に行うことを特徴とするポリカ
ーボネート粒状体の製造方法である。
本発明で対象とするポリカーボネートは、一般
には酸受容体、水、有機溶媒および分子量調整剤
の存在下、2価フエノールとホスゲン等のカーボ
ネート前駆体との反応によつて製造される。ここ
で単独重合型ポリカーボネートの原料である2価
フエノールとしては、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフエニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒド
ロキシフエニル)ブタン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフエニル)シクロヘキサン、2,2−ビ
ス(3−メチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン、2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)プロパン、1,1−ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)
メタン、1−フエニル−1,1−ビス(4−ヒド
ロキシフエニル)エタンなどが用いられる。ま
た、共重合型ポリカーボネートの原料である2価
フエノールとしては、上記の2価フエノール以外
にも2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プ
ロパン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルフ
イツド、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホ
ン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホキシ
ド、ビス(4−ヒドロキシフエニル)エーテル、
ビス(4−ヒドロキシフエニル)の如き化合物ま
たはビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
エニル)プロパンの如きハロゲン化ビスフエノー
ル類が用いられる。
本発明においてはかかる非晶性ポリカーボネー
トを塩化メチレン溶液として処理する。この溶液
の濃度は特に制限されるものではないが、好まし
い濃度としては3〜30重量%である。また、本発
明においては、かかるポリカーボネートの塩化メ
チレン溶液を熱水の入つた粉砕機構を有する混練
機中に供給し、脱溶媒を行なうので混練機中の熱
水の温度は塩化メチレンの沸点より高い温度、好
ましくは10〜30°程度高い温度とする。
本発明に用いる粉砕機構を有する混練機の一例
を図面に示す。第1図は双腕形ニーダの簡略化し
た断面図であり、第2図はそのシグマ型翼の簡略
化した側面図である。このニーダは平行に設置し
たシグマ型翼1とこれを収納するジヤケツト付の
バレル2から成り、翼の回転により混練を行な
う。更に、このニーダには、第1図に示す如く、
バレルの長手方向に突条3を設けるとともにシグ
マ型翼1の周縁には鋸歯状突起4を設けてある。
鋸歯状突起4は第3図に示す如き形状であり、バ
レル2内面に形成した突条3の形状は第4図に示
す如き断面を有するものである。バレル2内面に
形成する凹凸としては第1図、第4図に示した突
条3に変えて、第5図に示す如く、多数の突起3
aを突設せしめてもよい。このような粉砕用の突
条、突起としては、そのピツチが3〜20m/m程
度が良く、また翼とバレルのクリアランスは1〜
50m/mが好ましい。
かかるニーダを用いる本発明について具体的に
説明する。
まず、ニーダのバレル内に塩化メチレンの沸点
より高い温度の熱水を注入しこれをジヤケツトで
加熱し所定の温度に維持しつつポリカーボネート
の塩化メチレン溶液を少量ずつ投入しつつ撹拌す
る。これによりカーボネート溶液と熱水との接触
は十分に行なわれ、溶液の投入と同時に塩化メチ
レンの急速な沸騰蒸発が起こり、気泡や水滴を多
量に包含したペースト状ないし黐(もち)状物に
なる。ポリカーボネート溶液の投入および塩化メ
チレンの蒸発につれて、内容物は徐々に粘性を失
い、高い稠度の黐状物になる。この時点で粉砕機
構が駆動できる程度にまで熱水の大部分を排出
し、混練機内の温度を塩化メチレンの沸点以上に
維持しながら脱溶媒を続ける。この間にニーダの
翼とバレルの内面の間で黐状物は切断作用などに
よつて粉砕されて粒度の揃つた粒状体になる。
[実施例] 以下に実施例を掲げて本発明を更に具体的に説
明する。
実施例 1 第3図における歯の高さh1が10m/m、歯と歯
の間隔p1が20m/m、歯先のR1が5m/mの鋸
歯状歯を設けたシグマ型翼とバレル内側に第4図
の高さh2が20m/m、間隔p2が20m/m、R2
5m/mの歯を設けたバレルをクリアランス3
m/mに取付けた翼長1500m/m、翼径600m/
mのジヤケツト付双腕形ニーダに熱水を入れた。
この中に、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)エタンとホスゲンの反応から得たηsp0.43(0.7
g/100ml塩化メチレン、20℃)のポリカーボネ
ートの10重量%塩化メチレン溶液を徐々に滴下し
た。ニーダは60r.p.m.で撹拌しながら、溶液を滴
下し、もち状物を得た。この間ジヤケツトから加
熱し、水温を約50℃に保つた。溶液を滴下し終え
ると、熱水を排出し、ニーダ内部の雰囲気温度を
約50℃に維持しながらかき混ぜ、脱溶媒と粉砕を
行なつた。
得られたポリカーボネート粒状体の粒径は1〜
5m/mであり、120℃で12時間乾燥後に測定し
た嵩密度は0.33g/cm3であつた。
実施例 2 実施例1と同じシグマ型翼とバレル内側に第5
図の高さh3が20m/m、間隔p3が20m/m、R3
が5m/mの歯を設けたバレルをクリアランス3
m/mで取付けた実施例1と同様のジヤケツト付
双腕形ニーダに50℃の熱水を入れた。この中に、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)シクロ
ヘキサンとホスゲンの反応により得たηsp(0.7
g/100ml)塩化メチレン溶液にて20℃で測定)
が0.41のポリカーボネートの10重量%塩化メチレ
ン溶液を徐々に滴下した。ニーダは60r.p.m.で撹
拌しながら、溶液を滴下し、もち状物を得た。こ
の間ジヤケツトから加熱し、水温を約50℃に保つ
た。溶液を滴下し終えると、熱水を排水し、ニー
ダ内部の雰囲気温度を約50℃に維持しながらかき
混ぜ、脱溶媒と粉砕を行なつた。
得られたポリカーボネート粒状体の粒径は0.5
〜3m/mであり、120℃で12時間乾燥後に測定
した嵩密度は0.36g/cm3であつた。
実施例 3 60℃の熱水の入つた実施例2に用いたと同じニ
ーダ中に、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)プロパン50重量%と、2,2−ビス(3,5
−ジメチル−4−ヒドロキシフエニル)プロパン
50重量%からなる2価フエノールとホスゲンとの
反応より得たηsp(0.7g/100ml塩化メチレン溶液
にて20℃で測定)が0.47の共重合型ポリカーボネ
ートの10重量%塩化メチレン溶液を徐々に滴下し
た。ニーダは60r.p.m.で撹拌しながら、溶液を滴
下し、もち状物を得た。この間ジヤケツトから加
熱し、水温を約50℃に保つた。溶液を滴下し終え
ると、熱水を排出し、ニーダ、内部の雰囲気温度
を約50℃に維持しながらかきまぜ脱溶媒と粉砕と
行なつた。
得られた共重合型ポリカーボネート粒状体の粒
径は0.7〜5m/mであり、120℃で12時間乾燥後
に測定した嵩密度は0.34g/cm3であつた。
比較例 1 翼にも、バレルにも歯のない以外は実施例1に
用いたと同様のジヤケツト付双腕形ニーダに50℃
の熱水を入れた。この中に実施例1に用いたと同
じポリカーボネート溶液を滴下し、もち状物を得
た。熱水排出後、雰囲気温度を約50℃に保ちなが
ら、撹拌を続けたところ、もち状物が大きな固い
塊となつて負荷が大きくなり撹拌不能となつた。
[発明の効果] 本発明の製造法で得られた非晶性ポリカーボネ
ート粒状体は粒度の揃つた嵩密度の高い粒状体で
あるので、そのままで押出成形、回転成形等の成
形に好適に用いられるし、輸送する際は嵩低く梱
包できる。また、粒状体は多孔質なので、溶媒に
溶け易くキヤステイングフイルム用に適してい
る。しかも、整備的には翼やバレルに溝又は突起
状の歯のついた粉砕機構を有する混練機一つで、
溶液から粒状体が得られ、その動力も粉砕機構を
有しない混練機にて助溶剤して得られる固い塊状
物を粉砕するような強力なものは不要であつて、
工業上極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる混練機の一例の簡略化
した断面図、第2図はその撹拌翼の簡略化した側
面図、第3図は撹拌翼に形成した鋸歯状歯の部分
側面図、第4図はバレルに形成した突条の部分側
面図、第5図はバレルに形成する突起の部分側面
図。 1は撹拌翼、2はバレル、3は撹拌翼周縁に形
成した鋸歯状歯、4はバレルに形成した突条。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩化メチレン溶液の濃縮によつてはゲル化し
    ないポリカーボネートの塩化メチレン溶液を、塩
    化メチレンの沸点以上の温度に維持した熱水を貯
    留した粉砕機構を有する混練機に供給し、これを
    混練してポリカーボネートが黐(もち)状になつ
    た時点で粉砕機構が駆動できる程度にまで熱水を
    除去し、続いて混練機内を塩化メチレンの沸点以
    上の温度に維持して混練することにより脱溶媒、
    粉砕を同時に行うことを特徴とするポリカーボネ
    ート粒状体の製造方法。 2 前記混練機として翼および/またはバレルに
    溝又は突起状の歯を設けたニーダを用いる特許請
    求の範囲第1項記載のポリカーボネート粒状体の
    製造方法。 3 前記ポリカーボネートが1,1−ビス(4−
    ヒドロキシフエニル)エタン、1,1−ビス(4
    −ヒドロキシフエニル)シクロヘキサン、2,2
    −ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフエニル)
    プロパン、2,2−ビス(3,5−ジメチル−4
    −ヒドロキシフエニル)プロパン、1−フエニル
    −1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)エタ
    ンの単独重合体或いは2,2−ビス(4−ヒドロ
    キシフエニル)プロパンとの共重合型ポリカーボ
    ネートである特許請求の範囲第1項若しくは第2
    項記載のポリカーボネート粒状体の製造方法。
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