JPH0417784A - 往復動式圧縮機のスライダー - Google Patents
往復動式圧縮機のスライダーInfo
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- JPH0417784A JPH0417784A JP11820590A JP11820590A JPH0417784A JP H0417784 A JPH0417784 A JP H0417784A JP 11820590 A JP11820590 A JP 11820590A JP 11820590 A JP11820590 A JP 11820590A JP H0417784 A JPH0417784 A JP H0417784A
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Landscapes
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は冷蔵庫や冷凍ショーケース等に使用される往復
動式圧縮機のスライダーに関する。
動式圧縮機のスライダーに関する。
(ロ)従来の技術
従来、この種の往復動式圧縮機は特公昭62−3031
1号公報等に記載されているように、密閉容器内に電動
機部と圧縮機部を収納し、これら両棲部を回転軸にて連
結すると共に、前記圧縮機部のシリンダの開口をバルブ
プレート及びシリンダヘッドで閉塞して構成される。こ
こで、密閉容器は通常4〜5 k g / c m 2
の内圧が加わる圧力容器であるため、一般的に鋼板の深
絞り加工にて成形された一対のカップ状容器の溶接によ
り形成されている。また、シリンダ内を往復動するピス
トンには円筒状のクロススライドか−・体形成されてお
り、このクロススライド内には、回転軸のクランクビン
に挿入される円柱状の孔を有しクランクビンの偏心回転
に伴って該クロススライド内を往復動するスライダーが
組み込まれている。このスライダーは、約1.2mm/
secの高い摺動速度と150℃程度の高温条件下に置
かれるため通常、鋳鉄にて形成されている。
1号公報等に記載されているように、密閉容器内に電動
機部と圧縮機部を収納し、これら両棲部を回転軸にて連
結すると共に、前記圧縮機部のシリンダの開口をバルブ
プレート及びシリンダヘッドで閉塞して構成される。こ
こで、密閉容器は通常4〜5 k g / c m 2
の内圧が加わる圧力容器であるため、一般的に鋼板の深
絞り加工にて成形された一対のカップ状容器の溶接によ
り形成されている。また、シリンダ内を往復動するピス
トンには円筒状のクロススライドか−・体形成されてお
り、このクロススライド内には、回転軸のクランクビン
に挿入される円柱状の孔を有しクランクビンの偏心回転
に伴って該クロススライド内を往復動するスライダーが
組み込まれている。このスライダーは、約1.2mm/
secの高い摺動速度と150℃程度の高温条件下に置
かれるため通常、鋳鉄にて形成されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら上記の構成によると、スライダーは鋳鉄の
鋳造により形成されているため、質量が比較的重く、往
復質量の増加により圧縮機の振動が増加するという問題
があり、また、スライダーとクロススライドとの間で十
分な給油量を得られない場合には摩擦係数の大幅な増加
により摺動抵抗が大きくなり、入力が増加して成績係数
を悪化させるという問題があった。更に、スライダーと
クロススライドの双方が金属製であって両者間に摺動隙
間があることに起因して、スライダーの上死点及び下死
点でアタック音等の高周波騒音が発生し騒音が大きいと
いう問題があった。
鋳造により形成されているため、質量が比較的重く、往
復質量の増加により圧縮機の振動が増加するという問題
があり、また、スライダーとクロススライドとの間で十
分な給油量を得られない場合には摩擦係数の大幅な増加
により摺動抵抗が大きくなり、入力が増加して成績係数
を悪化させるという問題があった。更に、スライダーと
クロススライドの双方が金属製であって両者間に摺動隙
間があることに起因して、スライダーの上死点及び下死
点でアタック音等の高周波騒音が発生し騒音が大きいと
いう問題があった。
本発明は斯る点に鑑みなされたものであり、スライダー
の質量を減少して振動を低減すると共に該スライダーの
摺動部における摺動抵抗を低減して成績係数を向上し、
更に、スライダーの往復(゛。
の質量を減少して振動を低減すると共に該スライダーの
摺動部における摺動抵抗を低減して成績係数を向上し、
更に、スライダーの往復(゛。
に伴うアタック音を防止して高周波騒音を低減できる往
復動式圧縮機のスライダーを提供することを基本的な目
的とし、この目的を達成するためにスライダーをエンジ
ニアリングプラスチックで射出形成した場合に、射出方
向に起因する線膨張係数の異方性が問題とならず、スラ
イダーの外周及び孔の内周の双方の寸法精度が高く、高
性能なスライダーを提供することを具体的な目的とする
。
復動式圧縮機のスライダーを提供することを基本的な目
的とし、この目的を達成するためにスライダーをエンジ
ニアリングプラスチックで射出形成した場合に、射出方
向に起因する線膨張係数の異方性が問題とならず、スラ
イダーの外周及び孔の内周の双方の寸法精度が高く、高
性能なスライダーを提供することを具体的な目的とする
。
(ニ)課組を解決するための手段
本発明は、シリンダ内を往復動するピストンとこのピス
トンに一体的に形成された円筒状のクロススライドと、
回転軸のクランクピンに挿入される円柱状の孔を有しク
ランクピンの偏心回転に伴って前記クロススライド内を
往復動するスライダーを備えたものにおいて、前記スラ
イダーを、耐冷媒性、耐油性、耐熱性を有するエンジニ
アリングプラスチックの射出成形により、その射出方向
が略スライダーの軸線方向で、且つ、スライダの軸線方
向における前記孔の内径aがこれと直交位置にある鎖孔
の内径すより大きくなるよう成形したものである。
トンに一体的に形成された円筒状のクロススライドと、
回転軸のクランクピンに挿入される円柱状の孔を有しク
ランクピンの偏心回転に伴って前記クロススライド内を
往復動するスライダーを備えたものにおいて、前記スラ
イダーを、耐冷媒性、耐油性、耐熱性を有するエンジニ
アリングプラスチックの射出成形により、その射出方向
が略スライダーの軸線方向で、且つ、スライダの軸線方
向における前記孔の内径aがこれと直交位置にある鎖孔
の内径すより大きくなるよう成形したものである。
(ホ)作用
本発明の往復動式圧縮機のスライダーは上記の構成によ
り、スライダーの質量を減少することができ、スライダ
ーの往復動に係わる往復質量を削減して振動を低減でき
る。また、スライダーはエンジニアリングプラスチック
製であって自己潤滑性に富むため摺動部の給油量が不十
分な場合でもスライダーとクロススライドの間の摺動部
における摺動抵抗を低減することができ、電動機部の入
力を低減して圧縮機の成績係数を向上できる。更に、ス
ライダーがエンジニアリングプラスチック製であるため
該スライダーの往復動に伴う上死点及び下死点における
クロススライドとのアタック音を防止することができ、
高周波騒音を低減できる。また、スライダーは、エンジ
ニアリングプラスチックの射出成形により、該スライダ
ーの軸線方向における孔の内径aがこれと直交位置にあ
る孔の内径すより大きくなるよう成形されているので、
射出方向をスライダーの端面側からとした場合に、線膨
張係数の大きい側である射出方向と直交する方向の孔の
内径を予め小さくしておくことができ、圧縮機の運転に
伴う温度上昇時に孔が真円となるよう熱膨張させること
ができる。これにより、合成樹脂の特性である射出方向
に起因して生ずる線膨張係数の異方性が間組とならず、
外周面と孔の内周面の双方の寸法精度が良好で、高性能
なスライダーが得られる。
り、スライダーの質量を減少することができ、スライダ
ーの往復動に係わる往復質量を削減して振動を低減でき
る。また、スライダーはエンジニアリングプラスチック
製であって自己潤滑性に富むため摺動部の給油量が不十
分な場合でもスライダーとクロススライドの間の摺動部
における摺動抵抗を低減することができ、電動機部の入
力を低減して圧縮機の成績係数を向上できる。更に、ス
ライダーがエンジニアリングプラスチック製であるため
該スライダーの往復動に伴う上死点及び下死点における
クロススライドとのアタック音を防止することができ、
高周波騒音を低減できる。また、スライダーは、エンジ
ニアリングプラスチックの射出成形により、該スライダ
ーの軸線方向における孔の内径aがこれと直交位置にあ
る孔の内径すより大きくなるよう成形されているので、
射出方向をスライダーの端面側からとした場合に、線膨
張係数の大きい側である射出方向と直交する方向の孔の
内径を予め小さくしておくことができ、圧縮機の運転に
伴う温度上昇時に孔が真円となるよう熱膨張させること
ができる。これにより、合成樹脂の特性である射出方向
に起因して生ずる線膨張係数の異方性が間組とならず、
外周面と孔の内周面の双方の寸法精度が良好で、高性能
なスライダーが得られる。
(へ)実施例
以下、本発明の実施例を図面に基すいて説明する。
1は密閉容器2内に電動機部3と圧縮機部4とからなる
圧縮機本体5を収納すると共に前記両棲部3,4を回転
軸6にて連結してなる密閉型の往復動式圧縮機である。
圧縮機本体5を収納すると共に前記両棲部3,4を回転
軸6にて連結してなる密閉型の往復動式圧縮機である。
前記電動機部3はステータ7とロータ8とから構成され
る。前記圧縮機部4は、前記ステータ7の上面に固着さ
れ、シリンダ9aを一体形成したモーターケース9と、
前記シノンダ9a内を往復摺動するスコッチョーク式の
ピストン1oと、このピストンと回転軸6のクランクピ
ン11を連結すると共に縦方向に開口12を有する円筒
状のクロススライド13と、前記シノンダ9aの開口端
面を閉塞するバルブプレート14及びシリンダヘノド1
5とから構成される装前記モーターケース9は、上記シ
リンダ9aの他に回転軸6の軸受16を鋳物にて一体的
に形成している。17は前記回転軸5に一体的に形成さ
れたバランサーである。
る。前記圧縮機部4は、前記ステータ7の上面に固着さ
れ、シリンダ9aを一体形成したモーターケース9と、
前記シノンダ9a内を往復摺動するスコッチョーク式の
ピストン1oと、このピストンと回転軸6のクランクピ
ン11を連結すると共に縦方向に開口12を有する円筒
状のクロススライド13と、前記シノンダ9aの開口端
面を閉塞するバルブプレート14及びシリンダヘノド1
5とから構成される装前記モーターケース9は、上記シ
リンダ9aの他に回転軸6の軸受16を鋳物にて一体的
に形成している。17は前記回転軸5に一体的に形成さ
れたバランサーである。
而して、18は、第2図及び第3図に示すようにその軸
線と直交する方向に前記クランクピン11用入用の孔1
9を、この孔を挟んで外周面の2ケ所に油溜用の環状溝
20を有し、円柱状に形成されたエンジニアリングプラ
スチック製のスライダーである。このスライダー18は
、前記クロススライド13内に挿入されると共に、孔1
9にクランクピン11を挿入することにより組み付けら
れ、クランクピン11の偏心回転に伴ってクロススライ
ド13内を往復動する。この結果、ピストン10はシリ
ンダ9a内を往復動している。ここで、エンジニアリン
グプラスチックとは、引張強度5 k g / m m
”以上、長期耐熱温度100℃以上の合成樹脂である
が、本発明にあっては、特に線膨張係数が鋳鉄のそれ(
1,I X 10−5/”C)に近く、耐冷媒性、耐油
性、耐熱性に優れた熱硬化性のエンジニアリングプラス
チック、例えば、強化エポキシ樹脂等で形成するのが好
ましい。尚強化樹脂とは、ガラス繊維や炭素繊維等のフ
ィラーが入った樹脂である。
線と直交する方向に前記クランクピン11用入用の孔1
9を、この孔を挟んで外周面の2ケ所に油溜用の環状溝
20を有し、円柱状に形成されたエンジニアリングプラ
スチック製のスライダーである。このスライダー18は
、前記クロススライド13内に挿入されると共に、孔1
9にクランクピン11を挿入することにより組み付けら
れ、クランクピン11の偏心回転に伴ってクロススライ
ド13内を往復動する。この結果、ピストン10はシリ
ンダ9a内を往復動している。ここで、エンジニアリン
グプラスチックとは、引張強度5 k g / m m
”以上、長期耐熱温度100℃以上の合成樹脂である
が、本発明にあっては、特に線膨張係数が鋳鉄のそれ(
1,I X 10−5/”C)に近く、耐冷媒性、耐油
性、耐熱性に優れた熱硬化性のエンジニアリングプラス
チック、例えば、強化エポキシ樹脂等で形成するのが好
ましい。尚強化樹脂とは、ガラス繊維や炭素繊維等のフ
ィラーが入った樹脂である。
ここで、スライダー18は以下の方法で製造されている
。まず、第5図及び第6図に示すように樹脂の注入口2
】を有する下金型Aと、止金型Bと、クランクピン11
用の孔19成形用の摺動金型Cとをセットする。このと
き、金型Cは、前記スライダー18の軸線方向における
孔19の内径aがこれと直交位置にある孔の内径すより
大きくなるような断面楕円形状の円柱体に形成されてい
る。射出樹脂に例えばガラス繊維入りの強化エポキシ樹
脂を使用する場合は、軸線方向の内径aがこれと直交方
向の内径すより3 X ] 0−’/”C程度大きくな
るような楕円形状に形成する。次に、前記下金型Aの注
入口21からエンジニアリングプラスチックを射出する
。最後に、上記金型A、 BCを外すことにより、スラ
イダー18を取り出す。ここで、前記金型A、Hの分割
面Sは該スライダー18の軸線と前記孔19の軸線との
双方を含む面となるよう設定されている。
。まず、第5図及び第6図に示すように樹脂の注入口2
】を有する下金型Aと、止金型Bと、クランクピン11
用の孔19成形用の摺動金型Cとをセットする。このと
き、金型Cは、前記スライダー18の軸線方向における
孔19の内径aがこれと直交位置にある孔の内径すより
大きくなるような断面楕円形状の円柱体に形成されてい
る。射出樹脂に例えばガラス繊維入りの強化エポキシ樹
脂を使用する場合は、軸線方向の内径aがこれと直交方
向の内径すより3 X ] 0−’/”C程度大きくな
るような楕円形状に形成する。次に、前記下金型Aの注
入口21からエンジニアリングプラスチックを射出する
。最後に、上記金型A、 BCを外すことにより、スラ
イダー18を取り出す。ここで、前記金型A、Hの分割
面Sは該スライダー18の軸線と前記孔19の軸線との
双方を含む面となるよう設定されている。
このように構成された往復動式圧縮機のスライダー製造
方法において、スライダー18は、エンジニアリングプ
ラスチックにて形成されているため、スライダー18の
質量を減少させることができ、スライダー18の往復動
に係わる往復質量を削減して圧縮機の運転振動を低減で
きる。また、スライダー18はエンジニアリングプラス
チック製であって自己潤滑性に富むため摺動部の給油量
が不十分な場合でもスライダー18とクロススライド1
3の間の摺動部における摺動抵抗を低減することができ
、電動機部3の入力を低減して圧縮機1の成績係数を向
上できる。更に、スライダー】8がエンジニアリングプ
ラスチック製であるため該スライダーの往復動に伴う上
死点及び下死点におけるクロススライド13とのアタッ
ク音を防止することができ、高周波騒音を低減できる。
方法において、スライダー18は、エンジニアリングプ
ラスチックにて形成されているため、スライダー18の
質量を減少させることができ、スライダー18の往復動
に係わる往復質量を削減して圧縮機の運転振動を低減で
きる。また、スライダー18はエンジニアリングプラス
チック製であって自己潤滑性に富むため摺動部の給油量
が不十分な場合でもスライダー18とクロススライド1
3の間の摺動部における摺動抵抗を低減することができ
、電動機部3の入力を低減して圧縮機1の成績係数を向
上できる。更に、スライダー】8がエンジニアリングプ
ラスチック製であるため該スライダーの往復動に伴う上
死点及び下死点におけるクロススライド13とのアタッ
ク音を防止することができ、高周波騒音を低減できる。
また、スライダー】8は、エンジニアリングプラスチッ
クの射出成形により、前記スライダー18の軸線方向に
おける孔19の内径aがこれと直交位置にある孔19の
内径すより大きくなるよう成形されるため、本実施例の
如く射出方向をスライダー18の一端面側からとした場
合に、線膨張係数の大きい側である射出方向と直交する
方向の孔19の内径1〕を予め小さくしておくことがで
き、圧縮機の運転に伴う温度上昇時に孔19が真円とな
るよう熱膨張させることができる。これにより、合成樹
脂の特性である射出方向に起因して生ずる線膨張係数の
異方性が問題とならず、外周面と孔19の内周面の双方
の寸法精度が良好で、高性能なスライダー18を製作で
きる。即ち、エンジニアリングプラスチック等の合成樹
脂(特に、糸状繊維を含んだ強化樹脂)でスライダー1
8を射出成形する場合、例えば、第5図及び第6図に示
すように、スライダー19の端面の一方である注入口2
1だけがら樹脂を射出すると、その射出方向とこれと直
交する方向との間で成形後の製品に線膨張係数の違いが
生ずることが解明された。
クの射出成形により、前記スライダー18の軸線方向に
おける孔19の内径aがこれと直交位置にある孔19の
内径すより大きくなるよう成形されるため、本実施例の
如く射出方向をスライダー18の一端面側からとした場
合に、線膨張係数の大きい側である射出方向と直交する
方向の孔19の内径1〕を予め小さくしておくことがで
き、圧縮機の運転に伴う温度上昇時に孔19が真円とな
るよう熱膨張させることができる。これにより、合成樹
脂の特性である射出方向に起因して生ずる線膨張係数の
異方性が問題とならず、外周面と孔19の内周面の双方
の寸法精度が良好で、高性能なスライダー18を製作で
きる。即ち、エンジニアリングプラスチック等の合成樹
脂(特に、糸状繊維を含んだ強化樹脂)でスライダー1
8を射出成形する場合、例えば、第5図及び第6図に示
すように、スライダー19の端面の一方である注入口2
1だけがら樹脂を射出すると、その射出方向とこれと直
交する方向との間で成形後の製品に線膨張係数の違いが
生ずることが解明された。
射出方向に直交する方向の線膨張係数が、射出方向のそ
れより2〜4 x 10−5/”C程度大きいのである
。この原因の一つは、糸状の繊維で強化したものは、射
出成形時において、射出方向に糸状繊維が横たわるため
、射出方向の線膨張係数は繊維の影響で小さくなるが、
これと直交方向は繊維の影響−があまりなく、樹脂の性
質がそのまま現れやすいので線膨張係数が大きくなるた
めであることが解明された。一方、スライダー18の摺
動面はクロススライド13と接する外周面と、クランク
ピン11に挿入される孔19の内周面の2ケ所であって
、これら外周面と内周面の双方の軸線は直交関係にある
。この結果、スライダー18における外周面と孔19の
内周面とで線膨張係数の差が生じ、一方の線膨張係数を
考慮しても他方の面で狂いができ、結局、スライダー1
8は線膨張係数の大きい合成樹脂では製作できない。こ
のことはクランクピン11やクロススライド13が鋳物
等の金属にて形成されていることにも起因する。
れより2〜4 x 10−5/”C程度大きいのである
。この原因の一つは、糸状の繊維で強化したものは、射
出成形時において、射出方向に糸状繊維が横たわるため
、射出方向の線膨張係数は繊維の影響で小さくなるが、
これと直交方向は繊維の影響−があまりなく、樹脂の性
質がそのまま現れやすいので線膨張係数が大きくなるた
めであることが解明された。一方、スライダー18の摺
動面はクロススライド13と接する外周面と、クランク
ピン11に挿入される孔19の内周面の2ケ所であって
、これら外周面と内周面の双方の軸線は直交関係にある
。この結果、スライダー18における外周面と孔19の
内周面とで線膨張係数の差が生じ、一方の線膨張係数を
考慮しても他方の面で狂いができ、結局、スライダー1
8は線膨張係数の大きい合成樹脂では製作できない。こ
のことはクランクピン11やクロススライド13が鋳物
等の金属にて形成されていることにも起因する。
このようなことから、本発明ではスライダー18の孔1
9を予め射出方向に細長い断面楕円形に成形しておくこ
とにより、実運転で孔19の断面が真円になるように成
し、スライダー18の外周面ど孔19の内周面の双方で
精度を向上させたものである。
9を予め射出方向に細長い断面楕円形に成形しておくこ
とにより、実運転で孔19の断面が真円になるように成
し、スライダー18の外周面ど孔19の内周面の双方で
精度を向上させたものである。
(ト)発明の効果
以上のように本発明によれば、スライダーの質量を減少
して振動を低減すると共に該スライダーの摺動部におけ
る摺動抵抗を低減して成績係数を向上し、更に、スライ
ダーの往復動に伴うアタック音を防止して高周波騒音を
低減できる。また、スライダーをエンジニアリングプラ
スチ・ンクで射出形成しても、射出方向に起因する線膨
張係数の異方性が問題とならないので、スライダーの外
周及び孔の内周の双方の寸法精度を向上でき、高性能な
スライダーを提供できる。
して振動を低減すると共に該スライダーの摺動部におけ
る摺動抵抗を低減して成績係数を向上し、更に、スライ
ダーの往復動に伴うアタック音を防止して高周波騒音を
低減できる。また、スライダーをエンジニアリングプラ
スチ・ンクで射出形成しても、射出方向に起因する線膨
張係数の異方性が問題とならないので、スライダーの外
周及び孔の内周の双方の寸法精度を向上でき、高性能な
スライダーを提供できる。
第1図は本発明の実施例である往復動式圧縮機のピスト
ン装置を示す平面図、第2図はスライダーの平面図、第
3図は第2図中L−Lラインでの断面図、第4図は往復
動式圧縮機の縦断面図、第5図は金型の断面図、第6図
は第5図中M−Mセクションでの断面図である。 6・・・回転軸、9a・・・シリンダ、10・・ピスト
ン11・・・クランクピン、13・・クロススライド、
18・・・スライダー 19・・・孔、21・・注入口
。 第1図
ン装置を示す平面図、第2図はスライダーの平面図、第
3図は第2図中L−Lラインでの断面図、第4図は往復
動式圧縮機の縦断面図、第5図は金型の断面図、第6図
は第5図中M−Mセクションでの断面図である。 6・・・回転軸、9a・・・シリンダ、10・・ピスト
ン11・・・クランクピン、13・・クロススライド、
18・・・スライダー 19・・・孔、21・・注入口
。 第1図
Claims (1)
- (1)シリンダ内を往復動するピストンと、このピスト
ンに一体的に形成された円筒状のクロススライドと、回
転軸のクランクピンに挿入される円柱状の孔を有しクラ
ンクピンの偏心回転に伴って前記クロススライド内を往
復動するスライダーを備えたものにおいて、前記スライ
ダーを、耐冷媒性、耐油性、耐熱性を有するエンジニア
リングプラスチックの射出成形により、その射出方向が
略スライダーの軸線方向で、且つ、スライダーの軸線方
向における前記孔の内径aがこれと直交位置にある該孔
の内径bより大きくなるよう成形したことを特徴とする
往復動式圧縮機のスライダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11820590A JPH0417784A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 往復動式圧縮機のスライダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11820590A JPH0417784A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 往復動式圧縮機のスライダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0417784A true JPH0417784A (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=14730800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11820590A Pending JPH0417784A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 往復動式圧縮機のスライダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0417784A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006144627A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジンのデコンプ装置および自動二輪車 |
| JP2021173282A (ja) * | 2020-04-23 | 2021-11-01 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 圧縮装置とそのような装置を備えた充填ステーション |
| DE112022000240T5 (de) | 2021-01-15 | 2023-09-28 | Anritsu Corporation | Röntgenprüfungseinrichtung |
-
1990
- 1990-05-07 JP JP11820590A patent/JPH0417784A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006144627A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジンのデコンプ装置および自動二輪車 |
| JP2021173282A (ja) * | 2020-04-23 | 2021-11-01 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 圧縮装置とそのような装置を備えた充填ステーション |
| DE112022000240T5 (de) | 2021-01-15 | 2023-09-28 | Anritsu Corporation | Röntgenprüfungseinrichtung |
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