JPH04178334A - 大理石骨病治療剤 - Google Patents

大理石骨病治療剤

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JPH04178334A
JPH04178334A JP2304538A JP30453890A JPH04178334A JP H04178334 A JPH04178334 A JP H04178334A JP 2304538 A JP2304538 A JP 2304538A JP 30453890 A JP30453890 A JP 30453890A JP H04178334 A JPH04178334 A JP H04178334A
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JP
Japan
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csf
stimulating factor
therapeutic agent
macrophage colony
human monocyte
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JP2304538A
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Inventor
Hiroaki Kodama
博明 小玉
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Morinaga Milk Industry Co Ltd
Original Assignee
Morinaga Milk Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子
(以下M−C8Fと記載する)を有効成分として含有す
る大理石骨病治療剤に関し、詳しくはヒト単球−マクロ
ファージコロニー刺激因子が破骨細胞に作用して、破骨
細胞の増殖を刺激することにより大理石骨病の治療に著
効を有する薬剤に関するものである。
[従来技術] コロニー刺激因子(以下C3Fと略記する)は、哺乳動
物の造血組織、例えば骨髄等に存在する造血幹細胞の分
化・増殖を刺激する造血因子であり、多くのC3Fは糖
蛋白質からなっている。従来、単球−マクロファージ系
幹細胞に作用する因子(M−C8F又はC3F−1) 
、顆粒球−単球系幹細胞に作用する因子(GM−CS 
F) 、顆粒球系幹細胞に作用する因子(G−CSF)
、及び顆粒球、単球、赤血球、巨核球に共通な多能性幹
細胞に作用する因子[Multi−CSF又はインター
ロイキン−3(IL−3)]の4種の因子が知られてい
る。
その中で単球−マクロファージ系幹細胞に作用する因子
の一つM−CSFは、本願出願人等によりヒト尿から最
初に単離され(特許第1.304.140号。この発明
においてM−C3Fに副作用がなく、長期間連続投与で
きることが証明されている)、その後本願出願人等によ
り癌免疫補助剤(特開平1−193227号公報)、血
小板減少症治療剤(特開平1−2(17244号公報)
、造血器疾患治療剤(特願平1−2213224号)、
抗悪性腫瘍剤(特開平2−2254111号公報)、悪
性腫瘍治療剤(特願平1−856512号)、高脂血症
治療剤(特願平1−117373号)、骨髄異形成症候
群治療剤(特願平1−150087号)等の用途が出願
されている。
骨代謝は、骨形成と骨吸収の2つのプロセスからなって
いる。即ち、破骨細胞によって古い骨が吸収され、一方
では遺骨細胞により新しい骨が形成されている(これは
骨組織のりモデリングと呼ばれている)。
骨代謝異常は、骨組織に存在する細胞数及びその活動性
の異常によって惹起される。骨には骨芽細胞、骨細胞及
び遺骨細胞の3種の細胞があり、間葉細胞から前骨芽細
胞→骨芽細胞→骨細胞、及び間葉細胞から前破骨細胞→
破骨細胞のように分化、発生する。
大理石前肩は、骨折しやすいこと、造血障害及び脳神経
症状を1徴とする遺伝性疾患であり、骨代謝の異常によ
り長幹骨に好発する骨梁増大及び軟骨の石灰化を伴う先
天的骨形成過剰であり、骨髄腔減少による貧血及び破骨
細胞の減少が認められる。
従来、この疾患に対する治療は対症療法が主流であり、
感染症には抗生物質の投与、貧血には輸血とコルチゾン
の投与、神経圧迫には外科的除圧手術等が採用されてい
る。一方、破骨細胞の増加又はその作用亢進の可能性が
ある薬剤として、副甲状腺ホルモン、成長ホルモン、甲
状腺ホルモン等が知られているが、これらの薬剤は副作
用があるので、長期間連続して患者に投与できない。
M−C3Fが前記のように骨髄幹細胞に作用して単球及
びマクロファージへの分化・誘導促進効果を有すること
は従来から知られているが、M−C3Fが破骨細胞増殖
効果を有することは文献未記載であり、従来知られてい
ない。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような天理石骨病治療の現状に鑑み、副作用がな
く、長期間連続して患者に投与し得る薬剤の開発が待望
されていた。
本発明者等は、M −CS Fの用途開発について鋭意
研究を行っていたか、M−C3Fに破骨細胞を増加させ
る作用かあることを見出だし、本発明を完成した。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子を有効成分
として含宵することを特徴とする大理石前肩治療剤; ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子が破骨細胞
に作用して、破骨細胞の増殖を刺激する大理石前肩治療
剤; ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子が、ヒト尿
、ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子産生細胞
の培養液、又はヒト単球−マクロファージコロニー刺激
因子を発現し得る遺伝子組換え細胞の培養液から得られ
る大理石前肩治療剤;ヒト単球−マクロファージコロニ
ー刺激因子が次の理化学的性質を有することを特徴とす
る大理石前肩治療剤、に関する。
a)分子量 同一のサブユニットからなるホモ2量体であって、ドデ
シル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動法
で測定した分子量が701000〜90.000ダルト
ンであり、還元剤で解離させて生物活性を消失させたサ
ブユニットについてドデシル硫酸ナトリウムポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動法で測定した分子量が35100
0〜45,000ダルトンであることb)サブユニット
のアミノ酸配列 ホモ2量体を構成するサブユニット蛋白質は、次ぎに示
す214個のアミノ酸からなるヒト尿由来、又はアミノ
酸223個からなる遺伝子組換えヒト単球マクロファー
ジコロニー刺激因子であること Glo7Glu−Val−3++−Glu−T7+−C
ys−3++−Hi+−Mel−11e−G17−5e
r−Gly−His−Leu−Gl++−5er−Le
u−Gln−Aip−Leu−11e−^sp−3et
−Gln−Met−Glu−Tbr−3e+−Cyl−
Gln−Ile−Tbr−Phe−Glu−Phe−V
al−^+p−Gln−Glu−Gln−Leu−L7
s−Aip−Pro−Va 1−Cyl−Ty+−Le
u−L7+−Ly+−Ala−Phe−Leu−Leu
−Va 1−Gln−Aip−11e−Me t−G 
l u−As p−Tbr−Me I−A r g−P
b t−A rg−人+p−Asn−Th+−P+o−
^5n−Ala711e−Ala−11e−11al−
Gln−Leu−Gln−Glu−Leu−3++−L
eu−^B−Leu−Ly+−3++−C7+−Phe
−Thr−L7+−Aip−Ty+−Glu−Glu−
Hi +−A+p−L7s−Ala−Cy+4al−A
ip−Tbr−Pbe−Ty「−Glu−Tbr−P+
o−Leu−Jn−Lev−Leu−Gl u−Lys
−Va 1−LH−^+n−YakPhe−A+n−G
lo−Tbr−Lys−人+n−Leu−Leu−As
p−LH−^5p−T+p−A+n−11e−Phe−
Se+−L7s−Asn−Cyl−A+n−Ain−3
e+−Phe−Ala−Glu−C7+−Se+−3e
t−Gln−Aip−Val−Val−Tbr−Lys
−Pro−Aip−Cys−Ain−C7+−Leo−
T7+−Pro−Lys−Ala−11e−Pro−S
e+−3et−Aip−Pro−Ala−Se+−Va
l−3++−Pro−His−Gln−Pro−Leu
−Ala−Pro−3et−Met−Ala−Pro−
Va 1−Ala−Gly−Leu−Tbr−T+p−
Glu−人+p−3++−Glu−Gly−Th+−G
lu−Gly−5et−3e+−Leu−Leu−Pr
o−Gly−Glu−Gln−Pro−Leu−His
−Tbr−Val−Asp−Pro− 又は Glu−Glu4al−5et−Glu−Ty+−C7
s−5e+−1(is−Mef−11e−Gly−3e
+−G17−His−Leu−Gln−Se+−Leu
−Gln−AB−Leu−Ile−^+p−3e+−G
ln−Mel−Glu−Tbr−3et−Cys−Gl
n−11e−Tbr−Phe−Glu−Phe−Val
−Aip−Gln−Glu−Gln−Leu−Lys−
Aip−Pro−Va 1−Cys−T7+−Leu−
Lys−L7i−Ala−Ph+−L+u−Leu4a
l−Gln−Asp−11t−MeiGlu−Aip−
Tbr−Met−^+g−Phe−A+g−Asp−A
+n−Tbr−Pro−Ain−Ala−lle−Al
a−11e4al−Gln−Leu−Gln−Glu−
Leu−3e+−Leu−Arg−L+u−LH−3e
+−Cys−Ph+−Tbr−Lys−Asp−Ty+
−Glu−Glu−His−Aip−Lys−Ala−
Cys−Val−A;g−Tbr−Phe−Ty+−G
lu−Tbr−Pro−Leu−Gln−Leo−Le
、u−Glu−LH4al−Lys−Asn4al−P
he−Ain−Glu−Tbr−L7+−Asn−Le
u−Leu−Asp−Lys−Aip−T+p−Asn
−11e−Phe−3e+−L7i−Ain−Cys−
Ain−Asn−3et−Phe−Ala−Glo−C
H−3er−3et−Gln−Aip−Va14al−
Tbr−L7+−Pro−Aip−Cys−^+n−C
ys−Leu−Ty+−P+o−Lys−Ala−11
e−Pro−3etづ[「−Alll−PIO−Ala
−Se+−Val−Se+−?o−)1i+−Gln−
Pro−Leu−Ala−Pro−Ser−Mef−A
la−Pro−Val−^1a−Gly−Leu−Th
+−T+p−Glu−Aip−3e+−Glu−Gly
−Tbr−Glu−Gly−3et−5et−Leu−
Leu−Pta−Gll−Gla−Gln−Pta−L
eu−His−Thr−Val−Aip−Pro−Gl
y−3e+−Ala−Lys−Gln−Arg−Pro
−Pro−Arg− 本発明のM−CS F (Wong、 G、G、  e
t al;5cience、235巻、1504ページ
、1987年)は、公知のC8F −1(Kawasa
ki、  E、S、、  et  al、5cienc
e  %  230巻、291ページ、1985年)と
同様糖鎖を含む2本のポリペプチドがジスルフィド結合
し、生物学的に活性なホモ2量体から構成され、その分
子量は70.000〜90,000ダルトンであり、C
3F−1の分子量よりも大きい。更にM−CSFを構成
しているサブユニットのポリペプチドは、214又は2
23個のアミノ酸からなり、分子量は2L400ダルト
ンであり、C3F−1のそれの14.000〜17.0
00よりも大きい。又、サブユニットのアミノ酸配列を
C3F−1と比較すれば、N−末端の1番目から149
番目までのアミノ酸配列は、同一であるが、150番目
から214又は223番目までのアミノ酸配列は、C3
F−1のcDNAから推定されるものと異なり、C3F
−1遺伝子上にコードされていなかった。従って、M−
C3Fは、公知のC3F−1と別個な因子であることが
判明した。又、前記公知の糖蛋白質、GM −CS F
 (Wong、  G、Gel al、5cience
 、 228巻、810ページ、1985年)とは生物
学的活性及び理化学的性状が全(異なっている。
本発明のM−C3Fは、ヒト尿から化学的方法により単
離することもでき、又、M−C3F産生細胞の培養液あ
るいはM−C3Fを発現し得る遺伝子組換え細胞の培養
液から単離することもてきる。ヒト尿から化学的方法に
より単離する一例(柳井延也等:基礎と臨床、22巻、
2000ページ、1988年)を示せば次のとおりであ
る。
健康な人の尿をpH8,0〜9.0の範囲に調整し、尿
中の粘性物質を沈殿させて除去し、その上澄を分子量1
0.000〜50.000ダルトンを通過する限外濾過
膜を用いて濃縮及び脱塩する。少なくとも200倍以上
[蛋白質濃度として1%(重量/容量。以下特に断りの
ない限り同じ)以上]に濃縮し、のちpHを6,5〜7
5に調整し、60℃で10時間加熱しくウィルスを不活
化する)、生成した沈殿物を遠心して除去し、陰イオン
交換体(例えば、DEAE−セルロース等)に有効成分
を吸着させる。
次いで0.05〜0.1Mの緩衝液(p)16.5〜7
.5)で該イオン交換体を洗浄し、のち02〜0.4M
の緩衝液(p’H6,5〜75)で有効成分を溶出する
。該溶出液を必要に応じ限外濾過膜で濃縮し、1〜4M
の塩類(例えば、硫酸アンモニウム、食塩等)を含有す
る緩衝液(pH6,5〜7.5>で平衡化したゲル濾過
剤[例えば、セファクリールS−300(登録商標。フ
ァルマシア社製)等]でゲル濾過し、分子量範囲が70
,000〜150.000ダルトンの画分を回収する。
次いで該画分を上記1〜4Mの塩類含有緩衝液で平衡化
した疎水性親和体[例えば、フェニル・セファロース(
登録商標。ファルマシア社製)等]に吸着させ、05〜
1.0Mの塩類含有緩衝液(pH6,5〜7.5)で溶
出する。該溶出液を限外濾過膜で濃縮し、高速液体ゲル
濾過カラム[例えば、TSKG−3000SW  (東
洋曹達社製)等]でゲル濾過し、分子量範囲70,00
0〜150.000ダルトンの画分を回収する。該画分
を再度濃縮し、0.1%トリフルオロ酢酸溶液(pH1
〜2)で平衡化した高速液体クロマトグラフ用逆相カラ
ム[例えば、)Ii−Pore 214TP (登録商
標。バイダック社製)等コに吸着させ、0.1%トリフ
ルオロ酢酸溶液を含む溶剤(例えば、アセトニトリル、
イソプロパツール等)の直線濃度勾配溶出法により溶出
し、活性画分を回収し、凍結乾燥する。
この活性画分は比活性1×108単位/■・蛋白質以上
のM−C8Fを含有する純粋な物質であり、−例を示せ
ば次のような理化学的性質を有している。
a)等電点 ポリアクリルアミドゲル等電点電気泳動法及びシュクロ
ース密度勾配等電点電気泳動法で測定した等電点(pl
)は31〜37である。
b)糖鎖の構成単糖 加水分解したのち高速液体クロマトグラフィーで分析し
て同定された糖鎖の構成単糖は、マンノース、ガラクト
ース、N−アセチル力ラクトサミン及びN−アセチルノ
イラミン酸である。
C)円二色性スペクトル 円二色性分散針による遠紫外部CDスペクトルは、波長
208nm及び222nmにそれぞれ極小ピークがあり
、α−へリックス構造を含んでいる。
d)熱安定性 60±0.5℃で60分間加熱しても生物活性は失われ
ない。
e)赤外線吸収スペクトル 波数1680an−’、1200an−’、及びll3
0an−’に強度吸収、波数1540an−’、143
0cm−’、及び1070C!n−’に中度吸収を示す
M−C3Fを、M−C3Fを発現し得る遺伝子組換え細
胞の培養液から単離する方法(特願平l−117372
号)を例示すれば次のとおりである。
M−C3F遺伝子組換え細胞(CHO細胞)の培養液か
ら精製したM−C8Fをウサギに免疫して得た抗M−C
3F抗体を0.1Mリン酸緩衝液(pH7,0)中で透
析し、濃度を調整する。該抗体溶液を予め蒸留水及び0
,1Mリン酸緩衝液で洗浄したフオルミルーセルロファ
インに加え、室温で攪拌し、水素化シアノホウ素ナトリ
ウムを加え、更に攪拌し、フォルミルーセルロファイン
と抗M−C3F抗体を結合させ抗体結合支持体を調製す
る。次いで、0.2i1Jスー塩酸緩衝液で洗浄し、更
に水素化シアノホウ素ナトリウムを含むトリス緩衝液を
加え、室温で攪拌し、未反応基を不活化する。のち抗体
結合支持体を0.5M塩化ナトリウムを含有する0、0
2MIJン酸緩衝液で十分洗浄する。
M−C8Fを発現し得る遺伝子組換え細胞(CHO細胞
)の培養液を限外が過濃縮機で濃縮し、脱塩し、DEA
E−セルロースに吸着させ、非吸着の夾雑物質を除去し
、0.3M塩化すh IJウム水溶液で溶出し、該溶出
液に塩化ナトリウムを加えてその濃度を調整し、M−C
8Fを含有する溶液を調製する。上記抗体結合支持体に
このM−C3Fを含有する溶液を加え、106C以下で
攪拌し、バッチ式クロマトグラフィー処理を行う。ガラ
スフィルターで濾過し、抗体結合支持体を集め0.5M
塩化ナトリウムを含有する002Mリン酸緩衝液で該抗
体結合支持体を十分に洗浄し、0.2M酢酸緩衝液(p
H2,5)を加え、10°Cて攪拌し、M−CSFを溶
出する。溶出液のpHを70に調整し、限外濾過膜で濃
縮及び脱塩し、M−C3F分画を得る。この分画を逆相
カラムで0.1トリフルオロ酢酸を含むアセトニトリル
0〜100%(pH2,0)の直線濃度勾配による高速
液体クロマトグラフィーにかけ、M−C3Fを集め、凍
結乾燥し、M−CSFを得る。
以上のようにして得たM−C3Fに安定剤としてヒト血
清アルブミン及び糖類を含む緩衝液(pl(6,5〜7
5)を添加して溶解し、無菌濾過し、無菌的に凍結乾燥
し、大理石前症治療剤を製造する。
尚、ヒト血清アルブミン及び糖類の他、薬理学的に許容
される成分、更には従来から大理石前肩治療に使用され
ている薬剤と併用することもできる。
このようにして製造された大理石前症治療剤は、後記す
る実施例から明らかなように少なくとも30μg/m 
lの濃度でM−C8Fを含有している。
次に試験例を示して本発明を詳述する。
試験例1 この試験は、M−C3Fの効果及び有効投与量を調べる
ために行われた。
(1)試料の調製 実施例1と同一の方法により大理石前症治療剤を調製し
た。
(2)試験方法 大理石前肩の病態モデルマウスである生後11日齢の0
111011マウス(典型的な大理石病の病態を有し、
破骨細胞及び腹腔マクロファージの数が極端に不足して
いる)40頭を5群に分け、本発明の大理石前症治療剤
を1日当り0(対照群)、1μg(第1群)、2.5μ
g(第2群)、5μg(第3群)、及び75μg(第4
群)の量で2回、又は3回に分けて皮下投与法により1
4日間投与した。
マウス末梢血は、麻酔を施した後、眼窟から採取し、有
核細胞数はへモサイトメータにより計測した。
分化した各細胞数は、May−G+unwald/Gi
emsa染色により計測した。
脛骨及び大腿骨は4°Cて2時間、2%パラホルムアル
デヒド及び2%グルタルアルデヒドを含む0.1Mカコ
ジル酸緩衝液(pH7,4)で固定した。緩衝液を洗い
流した後、標本をエタノールで脱水し、J B−4培地
に包埋し、切片を調製した。、 厚さ4ミクロンの切片を、トリジンブルーで染色し、組
織の一般的状態及び1aNI212−usistint
acid phosphalase(以下TRACPと
記載する)活性を光学顕微鏡で観察した。
又、他の標本は5%EDT^(pi(7,21で脱カル
シウムし、のち1%オスミウム酸で固定し、Epon8
12で包埋し、極薄切片を染色し、電子顕微鏡で観察し
た。
(3)試験結果 この試験の結果は、表1及び第1図〜第3図に示すとお
りであった。第1図及び第3図は、それぞれ対照群及び
第3群マウス脛骨の光学顕微鏡写真であり、第3図は第
3群マウス脛骨の電子顕微鏡写真である。第2図におい
て矢印及び矢頭は、それぞれTl1ACP陽性破骨細胞
及びTRACP陽性単核細胞を示す。
(以下余白) 表1から明らかなように第3群及び第4群のマウスでは
、末梢血中の単球数が著しく増加したが、これらの群の
間には大差のない結果であった。
又、第1図の対照群マウスの脛骨における大理石前肩病
変部と比べて、第2図の第3群マウス脛骨の病変が著し
く改善されることが認められた。即ち、第1図において
は骨柱の増加、髄腔の減少及び破骨細胞のマーカーであ
るTRACP陽性細胞の存在が認められないのに対して
、第2図においては骨柱の大部分が髄腔で置換され、T
RACP陽性破骨細胞(矢印)が残余の骨柱表面に沿っ
て配され、TRACP陽性単核細胞(矢頭)が髄腔内に
認められた。
更に、第3図から明らかなように、第3群マウス脛骨に
おいては、よく発達した皺状の境界、透明な領域、及び
ライソゾーム構造等の典型的な破骨細胞の特徴を有する
巨大細胞の出現が認められた。第2群マウス脛骨の光学
顕微鏡観察、及び電子顕微鏡観察では、第3群のそれら
程顕著ではないが、対照群及び第1群のそれらよりも病
変が改善されているのが認められた。これらの結果から
、M−C3Fが破骨細胞の分化、増殖を促して骨吸収プ
ロセスを促進し、正常な骨代謝を回復させ、大理石前肩
の治療に有効であることを示している。
この効果は1日当り少なくとも25μgの投与量で認め
られるので、マウスの平均体重から換算すれば、ヒトの
場合1日当り少なくとも100 μg/kg体重に相当
するものと推定される。また、M−C3Fは、通常、静
脈内、動脈内、筋肉内、皮下、腹腔内等の投与ルートに
より投与される。
試験例2(毒性) 実施例2と同一の方法により調製されたM−C3Fを用
いて急性毒性をリチャード等の方法(J。
Pha+maco1.  Exp、 Them、 、9
0巻、99ページ、1949年)によりC3TBL系雄
性マウスで試験した。その結果を表2に示す。
表2 投与方法   LD、。r単位/ ki (g /kw
 )コ腹腔内投与     lXl0”  (4)静脈
内投与     5X10’  (2)皮下投与   
 lXl0” (4) 次に実施例を示して本発明を更に詳述するが、本発明は
以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1 純化した遺伝子組換えM−CSFをウサギに免疫して得
た抗M−C9F抗体を0.1Mリン酸緩衝液(pH7,
0)中で透析し、濃度を20mg/ml調整し、該抗体
溶液200m1予め蒸留水及びO,IMIJン酸緩衝液
で洗浄した100gのフォルミルーセルロファインに加
え、室温で2時間攪拌し、水素化シアノホウ素ナトリウ
ム700■を加え、更に16時間攪拌し、フォルミルー
セルロファインと抗M−C3F抗体を結合させ抗体結合
支持体を調製した。のち0.2Mトリス−塩酸緩衝液で
洗浄し、更に水素化シアノホウ素ナトリウム500■を
含むトリス緩衝液200m1を加え、室温で4時間攪拌
し、未反応基を不活化し、抗体結合支持体を0,5M塩
化ナトリウムを含有する0、 02Mリン酸緩衝液で十
分洗浄した。この抗体結合支持体は支持体1g当り32
.6■の抗M−C8F抗体を結合していた。
M−C8Fを発現し得る遺伝子組換え細胞(CHO細胞
)の培養液+OLを限外濾過濃縮機で濃縮及び脱塩し、
DEAE−セルロースに吸着させ、非吸着の夾雑物質を
除去し、0.3M塩化ナトリウム水溶液で溶出し、該溶
出液に塩化ナトリウムを加えて0.5Mの濃度に調整し
、M−C3Fを含有する溶液を調製した。このM−C3
Fの比活性は、3×106単位/■であった。
上記抗体結合支持体100gに対し、このM−C3Fを
含有する溶液(全量500m1)を加え、10℃以下で
一夜攪拌し、バッチ式クロマトグラフィー処理を行った
。攪拌後、ガラスフィルターでた過し、抗体結合支持体
を集め、 0.5M塩化ナトリウムを含有する112M
’Jン酸緩衝液で該抗体結合支持体を十分に洗浄した。
洗浄後0.2M酢酸緩衝液(pH2、5) 500 m
lを加え、I Q ’Cで1時間攪拌し、M−C8Fを
溶出した。溶出液のpi(を7,0に調整し、限外濾過
膜で濃縮及び脱塩し、M−C3F分画を得た。この分画
をHi−Pou+214TP (バイダック社、径2.
2X25の)の逆相カラムで01 トリフルオロ酢酸を
含むアセトニトリル0〜100%(pl(2,0)の直
線濃度勾配による高速液体クロマトグラフィーにかけ、
M−C3Fを集め、凍結乾燥し、M−C8F約20■を
得た。得られたM−CS Fの比活性は1.9×108
単位/■てあり、5DS−PAGE法による純度は98
%以上であった。
得られたM−C3Fにマンニトール5.5gを含む0、
15M塩化ナトリウム含有リン緩衝液(pH7,2)5
50mlを添加し、M−C3Fを溶解し、ニトロセルロ
ース系無菌濾過膜を装着した濾過除菌装置(ミリボア社
製)を用いて除菌し、予め180°Cて2時間乾熱滅菌
したガラス製バイアル瓶に1 mlずつ無菌的に充填し
、無菌的に凍結乾燥し、バイアル瓶を密封し、大理石前
肩治療剤500本を得た。
実施例2 健康なヒトの尿1[)OOA’をpH11,5に調整し
、沈殿物を濾別し、分画分子量50.ONダルトンの限
外濾過膜(アミコン社製。I(I[l X51])て濃
縮及び脱塩し、濃縮液のpHを70に調整し、密封容器
中で60’C510時間加熱殺菌し、のち遠心分離(5
,0O(l xgで30分間)して沈殿を除去した。次
いて11.l]2Mリン酸緩衝液(pH7,2)で平衡
化したDEAE−セルロースと混合し、これに吸着させ
、O,112M リン酸緩衝液(pH7,2)及びO,
[15M食塊添加G、 02Mリン酸緩衝液(pH7,
2)で順次洗浄し、のちQ、 25M食塩添加0.02
Mリン酸緩衝液(pH7,2)で溶出させ、該溶出液を
限外濾過膜(アミコン社製。HIOPIO)で濃縮した
。セファクリールS−300(登録商標。
ファルマシア社製)を充填し−たカラム(直径20an
長さ80 an )を用い、1M硫酸アンモニウム添加
緩衝液(pH7,2)で該濃縮液をゲル濾過し、分子量
範囲70.000〜150.000ダルトンの画分を上
記1M硫酸アンモニウム添加緩衝液(pH7,2)で平
衡化したフェニル・セファロース4B(登録商標。ファ
ルマシア社製)カラム(直径10an、長さ21Jan
 )に吸着させ、次いでQ、 !iM硫酸アンモニウム
添加緩衝液(pH7,2)で溶出させた。溶出液を限外
濾過膜(アミコン社製。HIQPIO)で濃縮し、TS
KG−30005W (東洋曹達社製)カラム(直径2
.5an、長さ60an)をもちいて高速液体クロマト
グラフィーにかけ、分子量範囲70.000〜150.
000ダルトンの画分を得た。この画分を再度限外濾過
膜(アミコン社製。HIOPIO)で濃縮し、Hi−P
ore 214TP  (登録商標。バイダック社製)
逆相カラム(直径2.5an。
長さ60の)で0.1%トリフルオロ酢酸を含むアセト
ニトリル1〜IO[IX CpH2,0)の直線濃度勾
配による高速液体クロマトグラフィーにかけ、M−C8
Fを溶出させ、溶出液を凍結乾燥し、M−C5F約4■
を得た。この方法を反復し、M−C8F約40■を得た
。以下、実施例1と同様にして、大理石前肩治療剤50
0本を得た。
実施例3 セファクリールS−300(登録商標。ファルマシア社
製)をTSKG−3000SW  (東洋曹達社製)に
、フェニル・セファロース4B(登録商標。ファルマシ
ア社製)をTSKフェニル−5PW  (東洋曹達社製
)に、それぞれ変更したこと、及び全て高速液体クロマ
トグラフィーにより精製したことを除き、実施例2と同
一の方法により大理石前肩治療剤500本を得た。
[発明の効果] 本発明によって奏せられる効果は次ぎのとおりである。
(1)本発明の大理石骨病治療剤により破骨細胞の増殖
が促進される。
(2)本発明の大理石骨病治療剤は、天理石骨病の根本
的治療剤として有効である。
(3)本発明の大理石骨病治療剤は、従来知られている
破骨細胞増殖剤に比へて副作用が少ない利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は生物の形態を示す写真であって、第1
図は、op10pマウス脛骨の顕微鏡写真であり、第2
図は、M−C3F投与後のoplop 7ウス脛骨の顕
微鏡写真であり、第3図は、M−C3F投与後の0p1
0pマウス脛骨組織の電子顕微鏡写真である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子を有
    効成分として含有することを特徴とする大理石骨病治療
    剤。
  2. (2)ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子が破
    骨細胞に作用して、破骨細胞の増殖を刺激する請求項(
    1)記載の大理石骨病治療剤。
  3. (3)ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子が、
    ヒト尿、ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子産
    生細胞の培養液、又はヒト単球−マクロファージコロニ
    ー刺激因子を発現し得る遺伝子組換え細胞の培養液から
    得られるものである請求項(1)又は請求項(2)記載
    の大理石骨病治療剤。
  4. (4)ヒト単球−マクロファージコロニー刺激因子が次
    の理化学的性質を有するものである請求項(1)乃至請
    求項(3)記載の大理石骨病治療剤。 a)分子量 同一のサブユニットからなるホモ2量体の糖蛋白質であ
    って、ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル
    電気泳動法で測定した分子量が70,000〜90,0
    00ダルトンであり、還元剤で解離させて生物活性を消
    失させたサブユニットについてドデシル硫酸ナトリウム
    ポリアクリルアミドゲル電気泳動法で測定した分子量が
    35,000〜45,000ダルトンであること b)サブユニットのアミノ酸配列ホモ2量体を構成する
    サブユニット蛋白質は、次ぎに示す214個のアミノ酸
    からなるヒト尿由来、又はアミノ酸223個からなる遺
    伝子組換えヒト単球マクロファージコロニー刺激因子で
    あること 【遺伝子配列があります】【遺伝子配列があります】
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