JPH04178404A - 水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂 - Google Patents
水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂Info
- Publication number
- JPH04178404A JPH04178404A JP30471490A JP30471490A JPH04178404A JP H04178404 A JPH04178404 A JP H04178404A JP 30471490 A JP30471490 A JP 30471490A JP 30471490 A JP30471490 A JP 30471490A JP H04178404 A JPH04178404 A JP H04178404A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- degree
- water
- mol
- polymerization
- acetoacetal resin
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂に関
する。
する。
(従来の技術)
従来、ポリビニルアルコールは、フィルムやセラミック
・バインダーとして広く用いられている。
・バインダーとして広く用いられている。
しかし、ポリビニルアルコールからなるフィルムは、比
較的硬いために、用途によっては、より柔軟なフィルム
が要望されている。また、セラミック・バインダーとし
ても、ポリビニルアルコールは、硬いために、ハンドリ
ング性に劣る憾みがある。
較的硬いために、用途によっては、より柔軟なフィルム
が要望されている。また、セラミック・バインダーとし
ても、ポリビニルアルコールは、硬いために、ハンドリ
ング性に劣る憾みがある。
完全ケン化ポリビニルアルコールといわれるケン化度9
8モル%以上のポリビニルアルコールについては、アセ
タール環におけるアルキル基の平均鎖長の炭素数が0.
34〜1.70であるように、平均重合度が比較的低い
ものをアセタール化することによって、冷水に速やかに
溶解するポリビニルアセトアセタール樹脂を得ることが
できることが知られている(特開昭62−156112
号)。
8モル%以上のポリビニルアルコールについては、アセ
タール環におけるアルキル基の平均鎖長の炭素数が0.
34〜1.70であるように、平均重合度が比較的低い
ものをアセタール化することによって、冷水に速やかに
溶解するポリビニルアセトアセタール樹脂を得ることが
できることが知られている(特開昭62−156112
号)。
しかし、ケン化度が98モル%以下であって、平均重合
度が500以下のポリビニルアルコールをアセトアルデ
ヒド及びブチルアルデヒドにて混合アセタール化して、
なおも水溶性を有するビニルアセタール樹脂は、従来、
知られていない。他方、重合度が500以上の完全ケン
化及び部分ケン化の高重合度ポリビニルアルコールにつ
いては、アセタール化によって水溶性としたポリビニル
アセタール樹脂は、従来、知られていない。
度が500以下のポリビニルアルコールをアセトアルデ
ヒド及びブチルアルデヒドにて混合アセタール化して、
なおも水溶性を有するビニルアセタール樹脂は、従来、
知られていない。他方、重合度が500以上の完全ケン
化及び部分ケン化の高重合度ポリビニルアルコールにつ
いては、アセタール化によって水溶性としたポリビニル
アセタール樹脂は、従来、知られていない。
(発明が解決しようとする課題)
本発明者らは、適度の柔軟性を有し、しかも、水溶性で
あるポリビニルアセトアセタール樹脂を得るべく鋭意研
究した結果、アセタール化度を所定の小さい範囲とする
ことによって、上記のような水溶性ポリビニルアセトア
セタール樹脂を得ることができることを見出して、本発
明に至った。
あるポリビニルアセトアセタール樹脂を得るべく鋭意研
究した結果、アセタール化度を所定の小さい範囲とする
ことによって、上記のような水溶性ポリビニルアセトア
セタール樹脂を得ることができることを見出して、本発
明に至った。
即ち、本発明は、水溶性ポリビニルアセトアセタール樹
脂を提供することを目的とする。
脂を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明による水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂は
、重合度300〜500、ケン化度75〜98モル%、
又は重合度500〜3500、ケン化度75〜99.8
モル%であるポリビニルアルコールが約10〜50モル
%の範囲でアセタール化されてなることを特徴とする。
、重合度300〜500、ケン化度75〜98モル%、
又は重合度500〜3500、ケン化度75〜99.8
モル%であるポリビニルアルコールが約10〜50モル
%の範囲でアセタール化されてなることを特徴とする。
上記重合度及びケン化度を有するポリビニルアルコール
は、それぞれ市販品として容易に入手することができる
。本発明による水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂
は、上記したようなポリビニルアルコールを約10〜5
0モル%の範囲でアセトアルデヒドによってアセタール
化することによって得ることができる。アセタール化度
が約10モル%よりも少ないときは、得られるポリビニ
ルアセトアセタール樹脂が可撓性に乏しい。一方、50
モル%を越えるときは、水不溶性となる。
は、それぞれ市販品として容易に入手することができる
。本発明による水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂
は、上記したようなポリビニルアルコールを約10〜5
0モル%の範囲でアセトアルデヒドによってアセタール
化することによって得ることができる。アセタール化度
が約10モル%よりも少ないときは、得られるポリビニ
ルアセトアセタール樹脂が可撓性に乏しい。一方、50
モル%を越えるときは、水不溶性となる。
本発明によれば、特に、平均重合度が1500〜350
0という比較的高いポリビニルアルコールであっても、
アセタール化度を10〜35モル%と低くすることによ
って、水溶性と柔軟性とを併せもつポリビニルアセトア
セタール樹脂を得ることができる。
0という比較的高いポリビニルアルコールであっても、
アセタール化度を10〜35モル%と低くすることによ
って、水溶性と柔軟性とを併せもつポリビニルアセトア
セタール樹脂を得ることができる。
より詳細には、本発明によるポリビニルアセトアセター
ル樹脂は、ポリビニルアルコールを水に溶解させ、例え
ば、塩酸のような酸触媒の存在下に、上記したアセター
ル化度を与えるように、所定量のアセトアルデヒドを反
応させた後、例えば、水酸化ナトリウムのようなアルカ
リで中和することによって得ることができる。
ル樹脂は、ポリビニルアルコールを水に溶解させ、例え
ば、塩酸のような酸触媒の存在下に、上記したアセター
ル化度を与えるように、所定量のアセトアルデヒドを反
応させた後、例えば、水酸化ナトリウムのようなアルカ
リで中和することによって得ることができる。
(発明の効果)
本発明のポリビニルアセトアセタール樹脂においては、
アセタール環の立体障害のために、ポリビニルアルコー
ルの硬さの主たる原因である結晶化や、或いは水酸基相
互の分子間水素結合の生成が阻害され、その結果として
、本発明のポリビニルアセトアセタール樹脂は、柔軟で
あり、しかも、水溶性である。
アセタール環の立体障害のために、ポリビニルアルコー
ルの硬さの主たる原因である結晶化や、或いは水酸基相
互の分子間水素結合の生成が阻害され、その結果として
、本発明のポリビニルアセトアセタール樹脂は、柔軟で
あり、しかも、水溶性である。
従って、このようなポリビニルアセトアセタール樹脂は
、例えば、前述したセラミック・バインダーとして好適
に用いることができるほか、更に、そのアセタール環の
有するアルキル基によって、有機顔料等の分散性にもす
ぐれるので、水性マーカーや水性インクジェット記録用
のインク及び水性インクジェット記録紙用コーティング
剤、親水性付与添加側等にも好適に用いることができる
。
、例えば、前述したセラミック・バインダーとして好適
に用いることができるほか、更に、そのアセタール環の
有するアルキル基によって、有機顔料等の分散性にもす
ぐれるので、水性マーカーや水性インクジェット記録用
のインク及び水性インクジェット記録紙用コーティング
剤、親水性付与添加側等にも好適に用いることができる
。
また、本発明に従って、特にアセタール化度を10〜3
5モル%と低く設定することによって、従来は、全く期
待できなかった重合度1500〜3500の高重合度ポ
リビニルアルコールから水溶性のポリビニルアセトアセ
タール樹脂を得ることができる。このような水溶性樹脂
は、前述したように、有機溶剤の使用による環境問題を
引き起こすことなく、種々の用途に好適に用いることが
できる。
5モル%と低く設定することによって、従来は、全く期
待できなかった重合度1500〜3500の高重合度ポ
リビニルアルコールから水溶性のポリビニルアセトアセ
タール樹脂を得ることができる。このような水溶性樹脂
は、前述したように、有機溶剤の使用による環境問題を
引き起こすことなく、種々の用途に好適に用いることが
できる。
(実施例)
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
れら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1
重合度300、ケン化度98モル%のポリビニルアルコ
ール200重量部を水1600重量部に加え、90℃で
約2時間攪拌して、溶解させた。
ール200重量部を水1600重量部に加え、90℃で
約2時間攪拌して、溶解させた。
この後、45℃に冷却し、これに35重量%濃度の塩酸
50重量部を加え、更に、35℃まで冷却した。
50重量部を加え、更に、35℃まで冷却した。
次いで、純度99%のアセトアルデヒド67重量部を3
0分間かけて滴下し、35°Cで3時間反応させたとこ
ろ、白濁した反応混合物を得た。
0分間かけて滴下し、35°Cで3時間反応させたとこ
ろ、白濁した反応混合物を得た。
この反応混合物を20°Cまで冷却し、攪拌下に10重
量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液192重量部を加え
て、透明な溶液を得た。
量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液192重量部を加え
て、透明な溶液を得た。
この溶液をポリエチレンフィルム上に流延し、乾燥させ
て、透明なフィルムを得た。このフィルムについて、J
IS K 6728による方法で測定したアセタール化
度は48モル%であった。
て、透明なフィルムを得た。このフィルムについて、J
IS K 6728による方法で測定したアセタール化
度は48モル%であった。
実施例2
重合度1700、ケン化度88モル%のポリビニルアル
コール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアル
デヒド17重量部を反応させた後、20°Cに冷却し、
水酸化ナトリウム水溶液で中和して、透明な溶液を得た
。アセタール化度は12モル%であった。
コール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアル
デヒド17重量部を反応させた後、20°Cに冷却し、
水酸化ナトリウム水溶液で中和して、透明な溶液を得た
。アセタール化度は12モル%であった。
実施例3
重合度3500、ケン化度88モル%のポリビニルアル
コール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアル
デヒド43重量部を反応させた後、20°Cに冷却し、
水酸化ナトリウム水溶液で中和して、透明な溶液を得た
。アセタール化度は31モル%であった。
コール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアル
デヒド43重量部を反応させた後、20°Cに冷却し、
水酸化ナトリウム水溶液で中和して、透明な溶液を得た
。アセタール化度は31モル%であった。
実施例4
重合度2000、ケン化度80モル%のポリビニルアル
コール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアル
デヒド17重量部を反応させた後、20°Cに冷却し、
水酸化ナトリウム水溶液で中和して、透明な溶液を得た
。アセタール化度は10モル%であった。
コール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアル
デヒド17重量部を反応させた後、20°Cに冷却し、
水酸化ナトリウム水溶液で中和して、透明な溶液を得た
。アセタール化度は10モル%であった。
比較例1
重合度500、ケン化度88モル%のポリビニルアルコ
ール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアルデ
ヒド95重量部を反応させたところ、白色沈殿が生成し
た。20°Cに冷却した後、水酸化ナトリウム水溶液で
中和したが、上記白色沈殿は溶解しなかった。アセター
ル化度は58モル%であった。
ール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアルデ
ヒド95重量部を反応させたところ、白色沈殿が生成し
た。20°Cに冷却した後、水酸化ナトリウム水溶液で
中和したが、上記白色沈殿は溶解しなかった。アセター
ル化度は58モル%であった。
比較例2
重合度1700、ケン化度98モル%のポリビニルアル
コール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアル
デヒド86重量部を反応させたところ、白色沈殿が生成
した。20°Cに冷却した後、水酸化ナトリウム水溶液
で中和したが、上記白色沈殿は溶解しなかった。アセタ
ール化度は54モル%であった。
コール200重量部に実施例1と同様にしてアセトアル
デヒド86重量部を反応させたところ、白色沈殿が生成
した。20°Cに冷却した後、水酸化ナトリウム水溶液
で中和したが、上記白色沈殿は溶解しなかった。アセタ
ール化度は54モル%であった。
特許出願人 積水化学工業株式会社
代表者 廣1) 馨
Claims (1)
- (1)重合度300〜500、ケン化度75〜98モル
%、又は重合度500〜3500、ケン化度75〜99
.8モル%であるポリビニルアルコールが約10〜50
モル%の範囲でアセタール化されてなることを特徴とす
る水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30471490A JPH04178404A (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30471490A JPH04178404A (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04178404A true JPH04178404A (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=17936330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30471490A Pending JPH04178404A (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 水溶性ポリビニルアセトアセタール樹脂 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04178404A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003028143A1 (fr) | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Resine d'acetal polyvinylique modifie |
| JP2015151498A (ja) * | 2014-02-17 | 2015-08-24 | 株式会社クラレ | インキ又は塗料用バインダー及びその用途 |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP30471490A patent/JPH04178404A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003028143A1 (fr) | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Resine d'acetal polyvinylique modifie |
| JP2015151498A (ja) * | 2014-02-17 | 2015-08-24 | 株式会社クラレ | インキ又は塗料用バインダー及びその用途 |
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