JPH0417906Y2 - - Google Patents
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- JPH0417906Y2 JPH0417906Y2 JP12933987U JP12933987U JPH0417906Y2 JP H0417906 Y2 JPH0417906 Y2 JP H0417906Y2 JP 12933987 U JP12933987 U JP 12933987U JP 12933987 U JP12933987 U JP 12933987U JP H0417906 Y2 JPH0417906 Y2 JP H0417906Y2
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Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本考案は、水素、窒素、アルゴン、酸素等の無
機系凝縮性ガスまたは天然ガス、エチレン等の有
機系凝縮性ガスが液化された所謂液化ガスを貯蔵
するための容器に関するものである。 [従来の技術] 窒素、アルゴン等のガスを液化ガスとして貯蔵
し、必要に応じてこれを気化させてガス状で取出
すことのできる液化ガス容器が広く使用されてい
る。液化ガス容器の構造としては種々のものが実
用化され、液化ガスの損失を可能な限り減少せし
めるべく工夫がなされている。たとえば定置式の
標準的な液体ガス容器(コールド・エバポレータ
ー)の構造を概略的に第5図に示す。低温液化ガ
スが貯蔵される液化ガス内容器2は外容器1との
間を真空断熱によつて絶縁され、外部からの熱の
侵入をできるだけ防止するように構成されてい
る。この低温液化ガスを所望の圧力でガスとして
用いる場合には、次のような手順が採られる。す
なわち、圧力調整弁v1を所要圧力に調整し、加圧
コイル出口弁5と加圧コイル入口弁4を開く。容
器2内の液化ガスは、該液ヘツドによつて加圧コ
イル入口弁4を経て加圧コイル(PBC)に至る。
液化ガスは、加圧コイルにおいて大気、温水等を
熱源として加熱され、ガス化して圧力調整弁v1、
加圧コイル出口弁5を通つて液化ガス容器2のガ
ス相Gに至る。加圧コイルでガス化されたガスが
内容器2に送られるにつれてガス相Gの圧力は上
昇するが、圧力調整弁v1の設定圧力に達すると圧
力調整弁v1は自動的に閉止し、加圧コイルPBC
からのガスの供給は断たれる。ガス取出弁7を開
き、対で液取出弁6を開くと、液相Lの液化ガス
はガス相Gの圧力によつて押し上げられパイプ8
の下端より液取出弁6を通り、蒸発器Eに至り、
該蒸発器Eで大気、温水等を熱源として加熱さ
れ、ガス状態でガス取出弁7を通り、使用側に送
られる。ガスの使用につれて内容器2の液相Lの
液面は低下し、ガス相Gの容積は増加しガス相G
の圧力は低下する。該圧力が低下すると圧力調整
弁v1が自動的に開き液化ガスが加圧コイルPBC
でガス化され、内容器2内のガス相Gの圧力を設
定圧力まで復帰させる。以上の如くガス取出弁7
を開くことにより所要圧力で自由にガスを使用す
ることができる。 また長期間コールドエバポレーターを使用しな
い場合には、内容器2が真空断熱されているとは
いえ配管等を通じて侵入する熱で内容器2内の圧
力が高まる。該圧力の上昇を無駄なく下げる手段
としてエコノマイザーv2等が設けられている。エ
コノマイザーv2の設定圧力は、圧力調整弁v1の設
定圧力(通常8Kg/cm2)より1Kg/cm2だけ高く設
定されるのが一般的である。従つて圧力調整弁v1
の設定圧力に達するまでは、該調整弁v1は開いて
おり、該設定圧力に達すると閉じ、該設定圧力よ
り約1Kg/cm2高まると閉じていたエコノマイザー
v2が開く。一方エコノマイザーv2に連通している
管9に連結されている取出弁7を開くと、ガス相
Gのガスは管9を通つて蒸発器Eに至り加温され
て使用側に供せられる。このようにガス相Gのガ
スが使用されるのでガス相Gの圧力は低下しエコ
ノマイザーv2の前記設定圧力に至り、エコノマイ
ザーv2は閉じ、液化ガスは管8の下端より蒸発器
Eへ送液される正常な状態となる。換言すればエ
コノマイザーv2は容器2内の内圧が上昇した場合
にあつても、外部に無駄なガスを放出することな
く、使用側に供して異常状態を正常状態に戻すべ
く経済性を考慮して巧妙に工夫がなされたもので
ある。 さらに液化ガスが使用され残液量が少なくなる
と、大型の定置式液化ガス貯槽またはタンクロー
リーから配管13、バルブ12を経て、液化ガス
容器2の底部から液化ガスが内容器2内へ移送・
充填される。このとき、前記内容器2内の液面の
上昇に伴うガス相Gの圧力上昇を回避すべく、移
送・充填される液化ガスの一部は、配管13から
バルブ11を経て内容器2内に供給され、該容器
2内の頂部に設けられた液化ガス散布管10より
シヤワー式に散布される。この散布によりガス相
Gは冷却されて、ガス相G内の圧力の上昇が抑え
られ、バルブ5、バルブ3および配管14を経て
前記圧力上昇回避のために外部へ放出されるガス
量が少なくなるように抑制される。 一方、上記定置式のものではなく、比較的小型
の可搬式液化ガス容器の場合は、断熱材等の関係
で、内容器と外容器とを上端部分に設けた上部サ
ポートで連結し、この上部サポート内に挿通した
パイプで液化ガスの注入と取出しを行なうような
構造となつており、定置式の容器のような液化ガ
ス散布管10は設けられていなかつた。 [考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の可搬式の液化ガス容
器は、液化ガス注入時に容器内の圧力が上昇しや
すく、これを避けるためにガスを放出しなければ
ならないので、充填ガスが多いという問題点があ
つた。 [問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、本考案は次のよ
うな構成を採用した。 すなわち、本考案にかかる液化ガス容器は、外
容器の内部に内容器を収納保持してなる二重構造
の液化ガス容器において、内容器の上部と外容器
の上部とを筒状の上部サポートで連結し、内容器
の上部に液化ガスを散布するシヤワー用の散布管
を該上部サポートの内部を通して内容器内に挿入
するとともに、内容器内のガスを外部に放出する
ためのガス放出口を前記上部サポート管の上方位
置に設け、かつ液化ガスを内容器内に注入する注
入口を内容器の下部に設けたことを特徴としてい
る。 [作用] 筒状のサポートの内部を通して内容器内に挿入
して設けられた散布管は、該散布管に送り込まれ
た液化ガスをシヤワー状に散布し、液化ガス容器
内ガス相の温度を低下させ、液化ガス移送充填時
の容器内圧力の上昇を抑制する。また筒状のサポ
ート管の上方位置に設けられたガス放出口は、前
記容器内に設けられた散布管からの液化ガスのシ
ヤワー状散布により生ずる液化ガスミストを同伴
することなく前記容器内ガス相のガスの一部を放
出して前記移送充填時の容器内圧力上昇を防止す
る。 [実施例] 以下、図面にあらわされた実施例について説明
する。第1図は本考案の液化ガス容器を示す概略
図、第2図aおよびbは内容器及び外容器の上部
近傍を示す概略図であつて、bはシヤワー用の散
布管と内容器内のガスを外部に放出するための放
出口の位置関係を示す詳細図である。第3図は本
考案の液化ガス容器の全体像を示す概略図であ
り、第4図はその平面図を示す。 第1図において21は内容器(内槽)、22は
外容器(外槽)、23は上部サポート、32は下
部サポートを示す。外容器22は内容器21を内
蔵し、該内容器21は上部サポート23および下
部サポート32で保持されている。内容器21と
外容器22との間には真空断熱空間Qが形成され
ており、内容器21の外面には断熱材(図示省
略)が被覆されている。上部サポート23はステ
ンレス鋼製の筒状短管からなり、外容器に一体的
に設けられているステンレス鋼製のヘツド部材2
および内容器頂部に熔接構造で固着されている。
前記上部サポート23の下端部は内容器21の内
部に開放されており、該サポート23の上端は、
前記ヘツド部材24に設けられたガス放出口26
に連通している。前記ヘツド部材24には、散布
管27に接続されるべく液化ガス導入用液流路3
1が設けられている。散布管27の下端部は両側
から押しつぶされた絞り部28となつており、該
絞り部にはスリツト状の通孔28aが形成されて
いる。散布管27の下端部は両側から押しつぶす
だけで絞り部を形成することができるので製造が
容易である。この絞り部28の通孔28aは散布
孔29の一つとして作用するとともに、異物の取
出し口として利用することもできる。散布管27
の内容器への挿入部には複数のシヤワー用散布孔
29、……が管壁に穿設されている。散布孔29
から散布される液が内容器内の液面に達する前に
該容器21の壁面、フロート42、充填管48等
に達することは、気−液接触を効果的に行わせる
観点からも好ましくないので、これら散布孔をフ
ロート42、充填管48を避けた位置でしかも水
平よりたとえばα=30度以下の角度で下向きに穿
設するのが好ましい。場合によつてはこのような
角度を設けず水平としてもよい。このように適当
な角度αをもたせて下向きに前記散布孔を設ける
ことは、後述のガス放出口26からの放出ガスに
同伴される液化ガスミストをより減少せしめ得る
のでより好適である。この場合、散布管27の下
端部の直線状の絞り部28を位置決め用の目印と
し、散布管の側面部に設けられた散布孔29がフ
ロート42、充填管48等を向かないように散布
管27を固着すればよい。 また前記散布管27の内容器21内挿入部が余
りに長くなると、液充填後、該挿入部下端が液面
に接するようになり、ガス相の冷却がうまく行な
われなくなるほか、前記散布管27を経てもたら
される熱伝導によつて熱損失を惹起するので好ま
しくない。前記挿入部の長さは40〜80mmに選定さ
れるのがより好ましく、実際上はたとえば75mm程
度の挿入部とされる。上部筒状のサポート23は
80〜90mmの範囲の長さに選定されて設けられるの
が通常であり、該筒状サポートの長さとの関連に
おいて、該筒状サポート23の上部に設けられた
ガス放出用流路30を経て、前記散布管27から
液化ガスが散布されるとき生ずる液化ガスのミス
トが放出ガスに同伴される現象は著しく減少す
る。 なお、第1図に示される下部サポート32は、
内容器21の保持および横ゆれ防止等の目的から
設けられるものであり、内容器の下部中央部外面
に熔接構造で設けられた短円筒状台座34と外容
器22内部の下部中央部に熔接構造で設けられた
円筒状台座35とに支持部材33が嵌合して設け
られている。支持部材33は、熱伝導によりもた
らされる外部からの熱の流入を抑制するために例
えばガラス繊維強化プラスチツク(FRP)のよ
うな熱伝導の小さい材料で構成されることがより
好ましい。 第3図および第4図に本考案にかかる液化ガス
容器の全体の概略および平面図を示した。第3図
において、22は外容器、21は内容器であり、
該内容器の液量が検知されるべくフロート42を
そなえた液面計43が設けられている。45,4
6は保圧弁と保圧調整弁であり、前述の第5図に
示した圧力調整弁v1に相当する。コイル状配管4
7は第5図における加圧コイルPBCを含む配管
に相当する。48は液化ガス充填口50、バルブ
51を経て内容器21の底部にまで挿入された充
填管であり、その下端は液化ガス注入口48aと
なつている。液化ガス注入口48aが底部に設け
られているので、該注入口から液化ガスが内容器
21内に充填される場合液化ガスの液面が上昇
し、該上昇に伴つて内容器内ガス相の圧力が増加
する。この圧力増加を抑制するため、前記シヤワ
ー用散布が行なわれるよう弁52が介装された散
布配管56が充填口50に接続されており、液化
ガスの一部を散布管27から内容器21内へ散布
することができるようになつている。この配管5
6を通して内容器21内のガスを取り出すことも
できる。また、内容器21内のガス相のガスの一
部を放出して圧力上昇を防止することができるよ
うに放出弁54を備えた放出配管57が設けられ
ている。53はエコノマイザーであり、58は内
槽安全弁、59は圧力計、60は破壊式安全弁、
44は外槽安全弁である。 内容器21に液化ガスを充填するに当つては、
定置式大型の液化ガス貯槽から送液ポンプを用い
て移送・充填を行う方式か、又は前記定置式大型
の液化ガス貯槽内の圧力と前記液化ガス容器21
内の圧力との圧力差により前記移送充填を行う方
式(流し込み方式)が採られる。 本考案の液化ガス容器と従来用いられている前
述の従来型容器について、液化ガス充填ロスを調
べた結果を第1表および第2表に示す。
機系凝縮性ガスまたは天然ガス、エチレン等の有
機系凝縮性ガスが液化された所謂液化ガスを貯蔵
するための容器に関するものである。 [従来の技術] 窒素、アルゴン等のガスを液化ガスとして貯蔵
し、必要に応じてこれを気化させてガス状で取出
すことのできる液化ガス容器が広く使用されてい
る。液化ガス容器の構造としては種々のものが実
用化され、液化ガスの損失を可能な限り減少せし
めるべく工夫がなされている。たとえば定置式の
標準的な液体ガス容器(コールド・エバポレータ
ー)の構造を概略的に第5図に示す。低温液化ガ
スが貯蔵される液化ガス内容器2は外容器1との
間を真空断熱によつて絶縁され、外部からの熱の
侵入をできるだけ防止するように構成されてい
る。この低温液化ガスを所望の圧力でガスとして
用いる場合には、次のような手順が採られる。す
なわち、圧力調整弁v1を所要圧力に調整し、加圧
コイル出口弁5と加圧コイル入口弁4を開く。容
器2内の液化ガスは、該液ヘツドによつて加圧コ
イル入口弁4を経て加圧コイル(PBC)に至る。
液化ガスは、加圧コイルにおいて大気、温水等を
熱源として加熱され、ガス化して圧力調整弁v1、
加圧コイル出口弁5を通つて液化ガス容器2のガ
ス相Gに至る。加圧コイルでガス化されたガスが
内容器2に送られるにつれてガス相Gの圧力は上
昇するが、圧力調整弁v1の設定圧力に達すると圧
力調整弁v1は自動的に閉止し、加圧コイルPBC
からのガスの供給は断たれる。ガス取出弁7を開
き、対で液取出弁6を開くと、液相Lの液化ガス
はガス相Gの圧力によつて押し上げられパイプ8
の下端より液取出弁6を通り、蒸発器Eに至り、
該蒸発器Eで大気、温水等を熱源として加熱さ
れ、ガス状態でガス取出弁7を通り、使用側に送
られる。ガスの使用につれて内容器2の液相Lの
液面は低下し、ガス相Gの容積は増加しガス相G
の圧力は低下する。該圧力が低下すると圧力調整
弁v1が自動的に開き液化ガスが加圧コイルPBC
でガス化され、内容器2内のガス相Gの圧力を設
定圧力まで復帰させる。以上の如くガス取出弁7
を開くことにより所要圧力で自由にガスを使用す
ることができる。 また長期間コールドエバポレーターを使用しな
い場合には、内容器2が真空断熱されているとは
いえ配管等を通じて侵入する熱で内容器2内の圧
力が高まる。該圧力の上昇を無駄なく下げる手段
としてエコノマイザーv2等が設けられている。エ
コノマイザーv2の設定圧力は、圧力調整弁v1の設
定圧力(通常8Kg/cm2)より1Kg/cm2だけ高く設
定されるのが一般的である。従つて圧力調整弁v1
の設定圧力に達するまでは、該調整弁v1は開いて
おり、該設定圧力に達すると閉じ、該設定圧力よ
り約1Kg/cm2高まると閉じていたエコノマイザー
v2が開く。一方エコノマイザーv2に連通している
管9に連結されている取出弁7を開くと、ガス相
Gのガスは管9を通つて蒸発器Eに至り加温され
て使用側に供せられる。このようにガス相Gのガ
スが使用されるのでガス相Gの圧力は低下しエコ
ノマイザーv2の前記設定圧力に至り、エコノマイ
ザーv2は閉じ、液化ガスは管8の下端より蒸発器
Eへ送液される正常な状態となる。換言すればエ
コノマイザーv2は容器2内の内圧が上昇した場合
にあつても、外部に無駄なガスを放出することな
く、使用側に供して異常状態を正常状態に戻すべ
く経済性を考慮して巧妙に工夫がなされたもので
ある。 さらに液化ガスが使用され残液量が少なくなる
と、大型の定置式液化ガス貯槽またはタンクロー
リーから配管13、バルブ12を経て、液化ガス
容器2の底部から液化ガスが内容器2内へ移送・
充填される。このとき、前記内容器2内の液面の
上昇に伴うガス相Gの圧力上昇を回避すべく、移
送・充填される液化ガスの一部は、配管13から
バルブ11を経て内容器2内に供給され、該容器
2内の頂部に設けられた液化ガス散布管10より
シヤワー式に散布される。この散布によりガス相
Gは冷却されて、ガス相G内の圧力の上昇が抑え
られ、バルブ5、バルブ3および配管14を経て
前記圧力上昇回避のために外部へ放出されるガス
量が少なくなるように抑制される。 一方、上記定置式のものではなく、比較的小型
の可搬式液化ガス容器の場合は、断熱材等の関係
で、内容器と外容器とを上端部分に設けた上部サ
ポートで連結し、この上部サポート内に挿通した
パイプで液化ガスの注入と取出しを行なうような
構造となつており、定置式の容器のような液化ガ
ス散布管10は設けられていなかつた。 [考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の可搬式の液化ガス容
器は、液化ガス注入時に容器内の圧力が上昇しや
すく、これを避けるためにガスを放出しなければ
ならないので、充填ガスが多いという問題点があ
つた。 [問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、本考案は次のよ
うな構成を採用した。 すなわち、本考案にかかる液化ガス容器は、外
容器の内部に内容器を収納保持してなる二重構造
の液化ガス容器において、内容器の上部と外容器
の上部とを筒状の上部サポートで連結し、内容器
の上部に液化ガスを散布するシヤワー用の散布管
を該上部サポートの内部を通して内容器内に挿入
するとともに、内容器内のガスを外部に放出する
ためのガス放出口を前記上部サポート管の上方位
置に設け、かつ液化ガスを内容器内に注入する注
入口を内容器の下部に設けたことを特徴としてい
る。 [作用] 筒状のサポートの内部を通して内容器内に挿入
して設けられた散布管は、該散布管に送り込まれ
た液化ガスをシヤワー状に散布し、液化ガス容器
内ガス相の温度を低下させ、液化ガス移送充填時
の容器内圧力の上昇を抑制する。また筒状のサポ
ート管の上方位置に設けられたガス放出口は、前
記容器内に設けられた散布管からの液化ガスのシ
ヤワー状散布により生ずる液化ガスミストを同伴
することなく前記容器内ガス相のガスの一部を放
出して前記移送充填時の容器内圧力上昇を防止す
る。 [実施例] 以下、図面にあらわされた実施例について説明
する。第1図は本考案の液化ガス容器を示す概略
図、第2図aおよびbは内容器及び外容器の上部
近傍を示す概略図であつて、bはシヤワー用の散
布管と内容器内のガスを外部に放出するための放
出口の位置関係を示す詳細図である。第3図は本
考案の液化ガス容器の全体像を示す概略図であ
り、第4図はその平面図を示す。 第1図において21は内容器(内槽)、22は
外容器(外槽)、23は上部サポート、32は下
部サポートを示す。外容器22は内容器21を内
蔵し、該内容器21は上部サポート23および下
部サポート32で保持されている。内容器21と
外容器22との間には真空断熱空間Qが形成され
ており、内容器21の外面には断熱材(図示省
略)が被覆されている。上部サポート23はステ
ンレス鋼製の筒状短管からなり、外容器に一体的
に設けられているステンレス鋼製のヘツド部材2
および内容器頂部に熔接構造で固着されている。
前記上部サポート23の下端部は内容器21の内
部に開放されており、該サポート23の上端は、
前記ヘツド部材24に設けられたガス放出口26
に連通している。前記ヘツド部材24には、散布
管27に接続されるべく液化ガス導入用液流路3
1が設けられている。散布管27の下端部は両側
から押しつぶされた絞り部28となつており、該
絞り部にはスリツト状の通孔28aが形成されて
いる。散布管27の下端部は両側から押しつぶす
だけで絞り部を形成することができるので製造が
容易である。この絞り部28の通孔28aは散布
孔29の一つとして作用するとともに、異物の取
出し口として利用することもできる。散布管27
の内容器への挿入部には複数のシヤワー用散布孔
29、……が管壁に穿設されている。散布孔29
から散布される液が内容器内の液面に達する前に
該容器21の壁面、フロート42、充填管48等
に達することは、気−液接触を効果的に行わせる
観点からも好ましくないので、これら散布孔をフ
ロート42、充填管48を避けた位置でしかも水
平よりたとえばα=30度以下の角度で下向きに穿
設するのが好ましい。場合によつてはこのような
角度を設けず水平としてもよい。このように適当
な角度αをもたせて下向きに前記散布孔を設ける
ことは、後述のガス放出口26からの放出ガスに
同伴される液化ガスミストをより減少せしめ得る
のでより好適である。この場合、散布管27の下
端部の直線状の絞り部28を位置決め用の目印と
し、散布管の側面部に設けられた散布孔29がフ
ロート42、充填管48等を向かないように散布
管27を固着すればよい。 また前記散布管27の内容器21内挿入部が余
りに長くなると、液充填後、該挿入部下端が液面
に接するようになり、ガス相の冷却がうまく行な
われなくなるほか、前記散布管27を経てもたら
される熱伝導によつて熱損失を惹起するので好ま
しくない。前記挿入部の長さは40〜80mmに選定さ
れるのがより好ましく、実際上はたとえば75mm程
度の挿入部とされる。上部筒状のサポート23は
80〜90mmの範囲の長さに選定されて設けられるの
が通常であり、該筒状サポートの長さとの関連に
おいて、該筒状サポート23の上部に設けられた
ガス放出用流路30を経て、前記散布管27から
液化ガスが散布されるとき生ずる液化ガスのミス
トが放出ガスに同伴される現象は著しく減少す
る。 なお、第1図に示される下部サポート32は、
内容器21の保持および横ゆれ防止等の目的から
設けられるものであり、内容器の下部中央部外面
に熔接構造で設けられた短円筒状台座34と外容
器22内部の下部中央部に熔接構造で設けられた
円筒状台座35とに支持部材33が嵌合して設け
られている。支持部材33は、熱伝導によりもた
らされる外部からの熱の流入を抑制するために例
えばガラス繊維強化プラスチツク(FRP)のよ
うな熱伝導の小さい材料で構成されることがより
好ましい。 第3図および第4図に本考案にかかる液化ガス
容器の全体の概略および平面図を示した。第3図
において、22は外容器、21は内容器であり、
該内容器の液量が検知されるべくフロート42を
そなえた液面計43が設けられている。45,4
6は保圧弁と保圧調整弁であり、前述の第5図に
示した圧力調整弁v1に相当する。コイル状配管4
7は第5図における加圧コイルPBCを含む配管
に相当する。48は液化ガス充填口50、バルブ
51を経て内容器21の底部にまで挿入された充
填管であり、その下端は液化ガス注入口48aと
なつている。液化ガス注入口48aが底部に設け
られているので、該注入口から液化ガスが内容器
21内に充填される場合液化ガスの液面が上昇
し、該上昇に伴つて内容器内ガス相の圧力が増加
する。この圧力増加を抑制するため、前記シヤワ
ー用散布が行なわれるよう弁52が介装された散
布配管56が充填口50に接続されており、液化
ガスの一部を散布管27から内容器21内へ散布
することができるようになつている。この配管5
6を通して内容器21内のガスを取り出すことも
できる。また、内容器21内のガス相のガスの一
部を放出して圧力上昇を防止することができるよ
うに放出弁54を備えた放出配管57が設けられ
ている。53はエコノマイザーであり、58は内
槽安全弁、59は圧力計、60は破壊式安全弁、
44は外槽安全弁である。 内容器21に液化ガスを充填するに当つては、
定置式大型の液化ガス貯槽から送液ポンプを用い
て移送・充填を行う方式か、又は前記定置式大型
の液化ガス貯槽内の圧力と前記液化ガス容器21
内の圧力との圧力差により前記移送充填を行う方
式(流し込み方式)が採られる。 本考案の液化ガス容器と従来用いられている前
述の従来型容器について、液化ガス充填ロスを調
べた結果を第1表および第2表に示す。
【表】
【表】
充填方式としてはポンプ使用による定置式大型
の液化ガス貯槽からの移送充填の場合、および前
記流し込み方式による該移送充填の場合の2通り
について調べた。また、液化ガス容器を冷却した
前後に前記移送充填を行なつた場合と、容器から
液化ガスを全量取り出して2日間放置した後前記
移送充填を行なつた場合と、前記放置を4日間と
し、その後前記移送充填を行なつた場合の3通り
についてそれぞれ測定を行なつた。 何れの場合においても本考案に液化ガス容器に
おける液化ガス充填ロスは、従来型容器における
該ロスに比し、顕著に減少していることが認めら
れる。 [考案の効果] 上記の如く本考案の液化ガス容器は、該容器へ
液化ガスが移送充填される場合、該液化ガスの損
失が著しく減少した経済性の高いものとなつてい
る。
の液化ガス貯槽からの移送充填の場合、および前
記流し込み方式による該移送充填の場合の2通り
について調べた。また、液化ガス容器を冷却した
前後に前記移送充填を行なつた場合と、容器から
液化ガスを全量取り出して2日間放置した後前記
移送充填を行なつた場合と、前記放置を4日間と
し、その後前記移送充填を行なつた場合の3通り
についてそれぞれ測定を行なつた。 何れの場合においても本考案に液化ガス容器に
おける液化ガス充填ロスは、従来型容器における
該ロスに比し、顕著に減少していることが認めら
れる。 [考案の効果] 上記の如く本考案の液化ガス容器は、該容器へ
液化ガスが移送充填される場合、該液化ガスの損
失が著しく減少した経済性の高いものとなつてい
る。
第1図は本考案の液化ガス容器を示す概略図、
第2図aおよびbは、内容器上部および外容器上
部近傍を示す概略図、第2図c,dは散布管の側
面図および下面図である。第3図は本考案の液化
ガス容器の全体像を示す概略図であり、第4図は
その平面図である。第5図は従来のコールドエバ
ポレーターを示す概略図である。 21……内容器、22……外容器、23……上
部サポート、24……ヘツド部材、26……ガス
放出口、27……散布管、30……ガス放出用流
路、32……下部サポート、48……充填管。
第2図aおよびbは、内容器上部および外容器上
部近傍を示す概略図、第2図c,dは散布管の側
面図および下面図である。第3図は本考案の液化
ガス容器の全体像を示す概略図であり、第4図は
その平面図である。第5図は従来のコールドエバ
ポレーターを示す概略図である。 21……内容器、22……外容器、23……上
部サポート、24……ヘツド部材、26……ガス
放出口、27……散布管、30……ガス放出用流
路、32……下部サポート、48……充填管。
Claims (1)
- 外容器の内部に真空断熱された内容器を収納保
持してなる二重構造の液化ガス容器において、内
容器の上部と、外容器の上部とを筒状の上部サポ
ートで連結し、内容器の上部に液化ガスを散布す
るシヤワー用の散布管を該上部サポートの内部を
通して内容器内に挿入するとともに、内容器内の
ガスを外部に放出するためのガス放出口を前記上
部サポート管の上方位置に設け、かつ液化ガスを
内容器内に注入する注入口を内容器の下部に設け
たことを特徴とする液化ガス容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12933987U JPH0417906Y2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12933987U JPH0417906Y2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6433000U JPS6433000U (ja) | 1989-03-01 |
| JPH0417906Y2 true JPH0417906Y2 (ja) | 1992-04-21 |
Family
ID=31383526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12933987U Expired JPH0417906Y2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0417906Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014074452A (ja) * | 2012-10-04 | 2014-04-24 | Air Water Plant & Engineering Inc | 低温用真空断熱容器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11186421B2 (en) * | 2019-09-25 | 2021-11-30 | Custom Biogenic Systems, Inc. | Storage tank device configured to prevent ice formation |
-
1987
- 1987-08-25 JP JP12933987U patent/JPH0417906Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014074452A (ja) * | 2012-10-04 | 2014-04-24 | Air Water Plant & Engineering Inc | 低温用真空断熱容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6433000U (ja) | 1989-03-01 |
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