JPH04187225A - 多孔質膜及びその製法 - Google Patents

多孔質膜及びその製法

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JPH04187225A
JPH04187225A JP31310490A JP31310490A JPH04187225A JP H04187225 A JPH04187225 A JP H04187225A JP 31310490 A JP31310490 A JP 31310490A JP 31310490 A JP31310490 A JP 31310490A JP H04187225 A JPH04187225 A JP H04187225A
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JP
Japan
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porous membrane
meth
polyolefin
porous
hydrophilic
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Pending
Application number
JP31310490A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Aoki
青木 邦廣
Shiruyoshi Matsumoto
松本 鶴義
Hiroshi Takahashi
洋 高橋
Koji Takehata
竹端 幸治
Kazuaki Hayashida
和明 林田
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は医療用、工業用の濾過、分離等に適した親水性
多孔質膜及びその製法に関する。
(従来の技術−) 多孔質膜は医療用においては血漿分離、輸液濾過、血漿
蛋白の分離、無菌水の製造等に、工業用においてはIC
の洗浄水、食品加工用水のンや弗素化ポリオレフィンの
みからなり素材が本質的に疎水性であるため、そのまま
では水溶液等の水系液体の濾過は困難である。そこでこ
のような多孔質膜は、通常アルコールや界面活性剤等の
親水化剤で処理された後、水系液体の濾過に使用されて
いる。
又、疎水性膜を親水化する方法としてアクリル酸、メタ
クリル酸、酢酸ビニル等の親水性有機炭化水素単量体で
疎水性膜を被覆し、約1〜10メガラドの電離放射線を
照射することによシ化学的に固定する方法が特開昭56
−38333号公報に開示されている。
又、2種の異なるポリマーをブレンドして溶融紡糸した
後、延伸処理して異種ポリマーの界面を開裂させて微孔
性多孔質中空繊維を形成し、構成ポリマー中に存在する
側鎖基の加水分解、スルホン化等の後処理によって、細
孔の表面が親水化された親水性多孔質中空繊維を製造す
る方法が特開昭55−157208号公報に開示されて
いる。
(発明が解決しようとする課題) アルコールや界面活性剤による親水化処理は一時的な親
水化であって、しかも、親水化処理剤を多孔質膜に付着
させたままで濾過等に使用するとアルコールや界面活性
剤が精製水に移行してこれを汚染するので、濾過前にこ
れらの親水化剤を充分洗浄除去する必要がある。又、こ
のような状態で乾燥すると膜表面は疎水性に戻るので一
旦親水化処理した後は親水化剤を水で置換しておき、多
孔質膜の細孔表面は常に水に接触させて卦かねばならな
いという問題を有1−ている。
又、特開昭56−383!I3号公報に記載された方法
では親水性を発現する基が多孔質膜に化学的に固定され
ているため恒久的々親水化が達成されるが、電離放射線
を照射する必要があることから大掛かりな設備を必要と
し、工程の安定性も充分とは言い難く、膜素材を傷めた
りする虞もあり、処理工程の操作・管理が難しいという
問題がある。
又、特開昭55−157208号公報に記載された異種
ポリマーのブレンド物を溶融紡糸、延伸して多孔質化し
た繊維は概して空孔率が小さいものである。又、親水化
のために加水分解やスルホン化等の後処理が必要であり
、工程が煩雑になるという問題をも有している。
本発明者らはこのような状況に鑑み水系液体処理に適し
た恒久親水性を有し、しかも工業的に有利な方法で製造
可能なポリオレフィン系多孔質膜につき鋭意検討した結
果、本発明に到達した。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨は、下記の(I)式 %式%) で示される長鎖アルキルモノ(メタ)アクリレート単位
Aと、ヒドロキシエチル(メタ)アクIJレート、(メ
タ)アクリロイル−2,3−ジヒドロキシプロピル、(
メタ)アクリロイルオキシエチルコハク酸、(メ−61
,)アクリロイルオキシエチルフタル酸及びN−ビニル
ピロリドンから選ばれる少なくとも一種の親水性モノマ
ー単位Bとを主成分とする親水性共重合体Xとポリオレ
フィンYとからなる多孔質膜にあり、更に前記親水性共
重合体XとポリオレフィンYとのブレンド物を溶融賦型
1.た後、該溶融賦型物を真空中もL〈は不活性ガス媒
体中でポリオレフ、インYの融点以下の温度で熱処理し
、次いで延伸処理して多孔質化する多孔質膜の製法にあ
る。
本発明の多孔質膜の一構成成分であるポリオレフィンと
してはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ3−メチル
ブテン−1、ポリ4−メチルペンテン−1あるいはこれ
らの共重合体を挙げることができる。
本発明の多孔質膜を構成する親水性共重合体X中の長鎖
アルキルモノ(メタ)アクリレート単位Aはポリオレフ
ィンYとの相溶性を親水性共重合体Xに付与するもので
あり、親水性共重合体XとポリオレフィンYとを混合し
て溶融賦型する際に、均質な溶融賦型物が得られる、と
ξからポリオレフィンの特性を損うことなく、親水性を
付与することが可能となる。
長鎖アルキルモノ(メタ)アクリレート屋位Aにおいて
側鎖のR2は炭素数8以上のアルキル基であるが、R2
がこの範囲であると共重合体XとポリオレフィンYの5
olubility ParameterValuθ(
以下r s、 p、値」という)が互に近い値を示し両
者の相溶性が優れている。たとえば、R2=18、即ち
炭素数18のアルキル基を優するステアリルメタクリレ
ートからなる重合体の尚、R2は炭素数12以上のアル
キル基であることがより好ましい。
親水性共重合体Xを構成する親水性モノマー単位Bとし
ては前記の化ツマ−が用いられるが、これ等以外のもの
として、例えば 0H2=cHcoo(OH,an、 o )nH。
OH3 0H2=0000(OH2CH20’1nHS OH,
=OHOONH,,0H12=00ONH#、cI(2
=caaoN(OH,)、、倉2 OH3 0H2=ccom(0H3)2、 OH,、、OH,1 c、H,=OHNH00III3、 0n2=OHNO
H。
↓   1.CH3□ 1、    0         ・ 0H,=OHNOOH,、aH2=OE5CONEOH
20H。
OH3 OH2=OH8O3H,0H2=OH8O3Na。
OH3 0H1=、OHO,Hl、503pa、、OH,H=(
I3,H2sO3Na。
OH3”         OH O■          ・ CH3 aH,=aucoocu、cH2N(OH3)2、OH
0H,=C!0OOOH2CH2N(OH3)2、ca
2=aacoocH2ca2Nra、■、、)2、OH
3 0H2=OCoo CH20H2N(02Hs  )2
、cI(2=(’!HOONHOH,m(aH3)2、
aH,、=cHcoNHca、)r(c、、a、、)2
H3 C迅=(!0ONHOH20H,aH2N(aH3)2
、OH2=cHaoNmaH,aH20H2N(OH3
’)2、OH3 0H2=OHOON HCCH2CH2N (OH3’
)2、(3H3 ■ OH3 OH2−OHOH,=CH 0H2=OHOONHOH(OH3)2、等を挙げるこ
とができる。
この親水性共重合体Xにおいて、A、B両成分の組成比
は特に限定されないが、以下に示す理由からA成分の割
合は90〜10重量係であることが好ましい。即ち、A
成分の含有量が10憾未満では多孔質膜が充分な親水性
を示さず、一方90重量係を超える場合は多孔質の一成
分であるポリオレフィンとの相溶性が不足する為に均質
な溶融賦型物が得られ難いのである。
親水性共重合体Xの分子量は特に限定されないが、多孔
質膜からの溶出成分が少なく、恒久的な親水性を発揮す
るためには概して高分子量が望ましい。
親水性共重合体Xは基本的にはAとBの二成分からなる
が、多孔質膜の親水性等を阻害しない範囲であればこの
成分以外の他の成分が含壕れていてもよく、たとえばエ
チレン性不飽和カルボン酸等のエチレン性不飽和単量体
単位をAとBの二成分の合計100重量部に対して1〜
10重量憾程度含む共重合体であってもよい。
本発明の多孔質膜において親水性共重合体中とポリオレ
フィンYの含有割合は特に限定されず、親水性共重合体
中のA成分とB成分の含有量等に応じて又とYの割合を
定めることができる。一般に、親水性共重合体X中の親
水性成分Aの含有量が多い場合は多孔質膜中におけるX
の含有量が少量でも多孔質膜は充分な親水性を示すが、
A成分の含有量が少ない場合は多孔質膜が充分な親水性
を示すためには多孔質膜中のXの含有量を多量にするこ
とが必要となる。
又、多孔質膜が溶融賦型、延伸法による多孔質膜である
場合は、原料ポリマー中にA成分含有量の多い親水性共
重合体Xを多量にブレンドすると溶融賦型物中のラメラ
結晶の成長が阻害されること、文通に、A成分含有量の
少ない親水性共重合体Xであれば原料ポリマー中のXの
ブレンド量を多ぐしても溶融賦型物中のラメラ結晶の成
長が阻害され難い点を考慮してX、!:Yのブレンド量
を定めることができる。
又、この方法で得られる多孔質膜の場合は、多孔質膜中
のポリオレフィンYの含有量は95〜50重量憾程度で
あることが好ましい。ポリオレフィンの含有量がこの範
囲未満であると溶融賦型物においてラメラ結晶を充分に
成長させるととが困難となり、優れた多孔質構造の膜が
得られ難い傾向がある。
尚、溶融成形性を考慮すると親水性共重合体Xの溶融流
動性が、ポリオレフィンYの溶融流動性よりも良好であ
ることが好ましい。すなわち、同一条件下で測定した親
水性共重合体XのM工(メルトインデックス)値Mxと
ポリオレフィンYのMI値員が Mx、?ム の関係を満たすことが望ましい。
本発明の多孔質膜の空孔率、細孔径や膜厚等は特に限定
されないが、空孔率は40〜804程度であればよい。
又、膜の形態が中空糸状である場合、内径は50〜20
00μm程度であればよい。
又、多孔質構造としては細孔が三次元的に相互に連通し
た構造であればよく、溶融賦形とそれに続く延伸によっ
て多孔質化した構造のものや被抽出物を含むブレンドポ
リマーを溶融賦型し次いで抽出処理する方法によって得
られる構造のもの等を挙げることができる。しかしなが
ら、これらの中で′も多孔質膜の機械的強度や膜の目詰
まシによる圧損上昇の遅延等を考慮すると、ラメラとこ
のラメラ間をつなぐ多数の長手方向に配列したフィブリ
ルとで囲まれた空間が連通した構造を有する多孔質膜で
あることが好ましい。
次に本発明の多孔質膜の製法について説明する。
本発明の多孔質膜は湿式製膜法、溶融賦型と抽出を組合
わせた製膜法を始めとして種々の方法によって製造可能
であるが、工業的規模で安価に製造できる点等を考慮す
ると溶融賦型と延伸多孔質化を組み合わせたいわゆる延
伸法によって製造することが好ましい。
以下に延伸法による製膜法を説明する。
まず、上述のポリオレフィンと親水性共重合体Xは充分
均一にブレンドされるが、ブレンド法としては、上記ポ
リマーをV型ブレンダーのようなブレンダーでブレンド
する方法や、溶融押出し機中で溶融ブレンドし次いでベ
レット化する方法等が挙げられる。
次にこのブレンドポリマーは通常のフィルムもしくは中
空繊維用の溶融押出し機を用いて溶融成型される。中空
繊維用紡糸ノズルとしては二重管型や馬蹄形を用いるこ
とができ、前者の場合は偏肉の少ない賦型物が得られる
。又、フィルム押出し機としてはTダイ型、二重管型ダ
イスのいずれをも用いることができる。二重管型ダイス
を用いると筒状のフィルムが得られ、この場合は引き続
いて行なわれる延伸処理を筒状のままで行なうことがで
きる。又、フィルム成型に際して内部エア吹込み量を調
節することにより目的に応じた肉厚及び幅のフィルム成
型ができる。
本発明の多孔質膜を得るための未延伸溶融賦型物を安定
に得るのに適した押出し温度は使用゛ するポリマーの
種類、メルトインデックス、採用する吐出量、冷却条件
、巻取り速度等の条件との兼ね合いで、目的とする賦型
物の肉厚、幅を安定に確保しうる範囲で適宜設定すれば
よく、通常はポリオレフィンの融点c以下、Tmという
)より20℃以上高′(、かつ該融点より100℃高い
温度を越えない温度範囲で成型される。この温度範囲の
下限より低い温度で成型すると得られる未延伸溶融賦型
物は高度に配向しているが、・後の工程である延伸工程
で延伸多孔質化を図る時に最大延伸量が低くなり、充分
高い空孔率が得難くなるので好ましくないO逆に上言己
濡度範囲の上限を越える温度で成型した場合も高い空孔
率のものが得難いので好ましくない。
中空繊維状物の場合は、溶融紡糸で得られる未延伸中空
糸の高配向高結晶化を達成するために、紡糸ドラフトを
10〜10000とすることが好ましく、1000〜1
000口とすることがより好ましい。紡糸ドラフトが1
0未満ではラメラ結晶構造の形成が不充分となり、従っ
てその後の延伸工程を経ても良好な多孔質構造の形成が
行なわれ難くなる。溶融紡糸で得られる未延伸中空糸と
しては内径50〜2000μ八膜厚10〜200μmで
あることが好ましいが、必要に応じてこの範囲外の寸法
のものにしても良い。
又、管状又は平板状の成形物の場合は、1〜5000の
ドラフトで引き取るのが好ましく、10〜2000のド
ラフトであることがより好ましい。引き取られるフィル
ムがダイスを出て最初に接触するローラーに安定に引き
取られるようにダイス直後で急速に冷却することが好ま
しく、エアナイフあるいはその他の冷却装置を用いるこ
とが好ましい。
このようにして得られた未延伸成形物はその結晶化度を
高めるためにTm以下の温度で定長下あるいは弛緩状態
で1時間以上アニール処理される。この処理時間は長時
間であればある程好ましいが、経済性を考慮すると48
時間以内程度とされ、3〜48時間程度であることがよ
り好ましい。
尚、このような長時間アニール処理を空気中で行なうと
その間に親水性共重合体Xが変質するため、本発明では
不活性ガス中もしくは真空中でアニール処理する方法が
採用される。
アニール処理物は、延伸によって多孔質化されるが、通
常は冷延伸と熱延伸を組み合わせた延伸法が採用される
。即ち、捷ずおよそ(Tm−220℃)〜(Tm−80
°C)より好咬しくけ(Tm−160°C)〜(Tm−
90℃)の範囲の温度で冷延伸し、次いでおよそ(Tm
−60℃)〜(Tm−5℃)の範囲の温度で熱延伸され
る。
これらの冷延伸と熱延伸は2段以上の多段延伸であって
もよい。
これらの延伸工程においては、まず冷延伸工程によって
高配向結晶性未延伸成型物の結晶界面が剥離され、引き
続く熱延伸工程での熱可塑化延伸によってミクロボイド
積層構造が発達するものであり、最初の冷延伸において
如何に均一にミクロクラッキングを発生せしめることが
で□きるかが多孔質構造の均質性、製造工程の安定性を
確保するうえで大きな技術的ポイントとなる。又、熱延
伸温度が上記上限値より高いと延伸成型物は透明化し、
目的とする多孔質構造が得られなくなる。熱延伸温度が
上記下限値より低い場合は、温度が低ければ低いほど空
孔率が低下するので好ましくない。
冷延伸及び熱延伸の延伸量は目的とする多孔質膜の空孔
率等の品質性能に応じて適宜設定すればよいが、冷延伸
における延伸量は5〜100係であることが好捷しく、
冷延伸と熱延伸とを合わせた総延伸量が150〜700
係になるように熱延伸量を設定するのが好ましい。総延
伸量が700係を超えると、延伸時に賦型物の切断が多
発するので好ましくない。こうして得られたポリオレフ
ィン多孔質膜は熱延伸によりほぼ形態の安定性が確保さ
れているが、必要に応じて(Tm−60℃)〜(Tm−
5℃)の温度で緊張下あるいは制限緩和状態で熱セット
してもよい。この冷延伸、及び熱延伸の温度、倍率など
を変更することにより種々の孔径、空孔率の多孔質膜を
得ることができる。
(実施例) 以下に実施例を用いて本発明を更に説明するが、実施例
において、ブレンドポリマーのM高結晶化度Xc=(全
回折強度の積分値−非晶部分の回折強度の積分値)/全
回折強度の積分値又、結晶配列度は広角X線回折装置を
用いて(I10)面の回折強度の繊維軸方向又はフィル
ムMD方向への分布の半価幅を求め、下記の式により求
めた。
結晶配列度=(H(I1o)/(I80−H(I1o)
)×100(係) 但し、H(I1o):(I10)面の半価幅実施例1 塊状重合法によりステアIJルメククリレートと2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレートとの共重合体を得た。こ
の共重合体中の2−ヒドロキシエチルメタクリレートの
含有量は60重量憾であった。
この共重合体と密度0.96897cm”、MI値5.
59/10分間の高密度ポリエチレン(三井石油化学工
業■製ハイゼツクス2208.7)とを15=85(重
量部)の割合でブレンドして溶融押出機内で溶融混練し
てペレイット化し更に乾燥した。
次いでこのベレットを吐出口径が28■、円管スリット
幅が55箇の二重管構造の中空繊維製造用ノズルを用い
、中空糸の中空部に自給式で空気を導入しつつ、紡糸温
度170℃、紡糸ドラフト34 D [+、紡糸速度2
00 m / minで紡糸し、ボビンに巻取った。
得られた未延伸糸を窒素雰囲気下で120℃で定長下で
24時間熱処理した。この未延伸糸の結晶化度は624
、結晶配列度は724であった。この未延伸糸を25℃
で804冷延伸し、次いで115℃に加熱した長さ2m
の加熱函中で総延伸量が4004になる迄熱延伸した。
更に、115℃に加熱した長さ2mの加熱函中で総延伸
量が3004になるよう緩和熱セットし多孔質中空糸膜
を得た。
このようにして得られた中空糸膜には繊維軸方向に配向
した)オプリルとこのフィブリルをつなぐ結晶ラメラの
部分とが形成するスリット状の多孔質構造が観察され、
その外表面から内表面の全体に亘ってほぼ均一にこの多
孔質構造が存在した。又、このフィブリル間に形成され
たスリット状の孔の長さは約1.1μmであり孔の幅は
約0.08μmであった。
又、この中空糸膜の内径は258μm、膜厚は54 B
rn、、空孔率は601、透水圧(中空糸の内側中空部
から水を供給した時に中空糸の表面から水が均一に流出
する水田)は0.5 kg/cm”であり、良好な親水
性を示した。
実施例2 実施例1と同様の方法で得られたステアリルメタクリレ
ートと2−ヒドロキシエチルメタクリレートとの共重合
体を、密度0.83397cm”のポリ4−メチルペン
テン−1(三井石油化学■製、TPX  MXDO7、
MI値26t/1゜分)とを15:85(重量比)の割
合でブレンドして溶融押出機内で溶融混練してペレット
化し更に乾燥した。次いでこのベレットを実施例1と同
様の中空繊維製造用ノズルに供給して、紡糸温度260
℃、紡糸ドラフト1000’、紡糸速度60 m l 
minで紡糸し、ボビンに巻取った。
得られた未延伸糸を窒素雰囲気下で220 ’Cで定長
下で24時間熱処理した。この未延伸糸の結晶化度は2
8係、結晶配列度は90弧であつた。この未延伸糸を2
5℃で60憾冷延伸し、次、いて140℃に加熱した長
さ2mの加熱函中で総延伸量が4004になる迄熱延伸
した。更に、160℃に加熱した畏さ2mの加熱函中で
総延伸量が5004になるよう緩和熱セットし多孔質中
空糸膜を得た。
・このようにして得られた中空糸膜は実施例1と同様の
多孔質構造を有しておシ、このフィブリル間に形成され
、スリット状の孔の長さは約1.0μmであり、孔の幅
は約107μmであった。又、この中空糸の空孔率は5
2憾、透水圧はo、 s kg、/ls2であった。
実施例3 塊状重合法によねステアリルメタクリレートとN−ビニ
ルピロリドンとの共重合体を得た。
この共重合体中のステアリルメタクリレートの含有量は
45重量壬であり、190℃、2.16時荷重における
MI値は20 pilo・分間であ、 リ、また水の接
触角は78°であった。
この親水性共重合体と実施例1と同様の高密度ポリエチ
レンとを15=85(重量比)の割合でブレンドして溶
融押出機内で溶融混練してペレット化し更に乾燥した。
次いでこのベレットを用いて実施例1と全く同一の条件
で紡糸、熱処理、延伸、熱セットし多孔質中空糸膜を得
た。未延伸糸の結晶化度は5B憾、結晶配列度は68弧
であった。多孔質中空糸膜は実施例1と同様の多孔質構
造を有しておシ、フィブリル間に形成されたスリット状
の孔の長さは約1.1μmであり孔の幅は約Oo8μm
であった。
又、この中空糸膜の内径は2.62μm膜厚は55 p
q、空孔率は584、透水圧はQ、 3 kg/cm2
であり、良好な親水性を示した。
実施例4〜6 実施例3で用いた共重合体Xに代えて第1表に示す組成
の共重合体Xを用い、更にX/Yのブレンド比を第1表
の値とする以外は実施例3と同様の方法で中空糸膜を製
造した。この中空糸膜は第1表の透水圧を示した。
比較例1 実施例6で用いた親水性共重合体に代えてOH3 OH,=OOOOOH20HC!H20Hのみからなる
重合体をOH “用いる以外は実施例6と同様にして中空糸膜を製造し
て中空糸膜の透水圧を測定したところ、その値は4.5
 kg/1M12であった。
実施例7 実施例3と同様の方法で得られたステアリルメタクリレ
ートとN−ビニルピロリドンとからなる親水性共重合体
と、実施例2と同様のポリ4−メチルペンテン−1とを
15:85の割合でブレンドし、実施例2と全く同一の
条件で、紡糸、熱処理、延伸、熱セットし、多孔質中空
糸膜を得た。
この中空糸膜は実施例1と同様の多孔質構造を有してお
り、フィブリル間に形成されたスリット状の孔の長さは
約1.1μ慴であり孔の幅は約107μmであった。
又、この中空糸膜の内径は258μm、膜厚は54μへ
空孔率は58憾、透水圧けa 4 kg/cm”であシ
、良好な親水性を示した。
(発明の効果) 本発明の多孔質膜は恒久的な親水性が付与された多孔質
膜であり、医療用、食品工業用、飲料水用を始めとして
種々の分野における分離膜として使用できる。又、膜の
一方の表面から他方の表面にかけて全体にわたってラメ
ラと該ラメラ間をつなぐ多数のフィブリルとで囲まれて
なる空間が連通した多孔質構造を有する多孔質膜の場合
は、全体として長平方向への配向が高いために膜の機械
的強度が優れており、かつ、三次元的に連通した網目状
細孔構造を有するため使用時における膜の目詰まりが遅
延するという効果がある。
本発明の製法によれば簡単な方法でポリオレフィン多孔
質膜に親水性を付与することができ、又、溶剤や添加剤
等を使用することなく親水性多孔質膜を得ることができ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記の( I )式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) (但し、R_1;水素又はメチル基 R_2;炭素数8以上のアルキル基) で示される長鎖アルキルモノ(メタ)アクリレート単位
    Aと、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、(メタ
    )アクリロイル−2,3−ジヒドロキシプロピル、(メ
    タ)アクリロイルオキシエチルコハク酸、(メタ)アク
    リロイルオキシエチルフタル酸及びN−ビニルピロリド
    ンから選ばれる少なくとも一種の親水性モノマー単位B
    とを主成分とする親水性共重合体XとポリオレフィンY
    とからなる多孔質膜。 2)親水性共重合体XとポリオレフィンYとの重量組成
    比X/Yが、5/95〜50/50の範囲である請求項
    1記載の多孔質膜。 3)親水性共重合体X中のA/Bの重量組成比が、90
    /10〜10/90の範囲である請求項1又は2記載の
    多孔質膜。 4)細孔構造がラメラと該ラメラ間をつなぐ多数の長手
    方向に配列したフィプリルとで囲まれた空間が連絡した
    構造である請求項1〜3記載の多孔質膜。 5)ポリオレフィンYがポリエチレン、ポリプロピレン
    及び4−メチルペンテン−1から選ばれることを特徴と
    する請求項1〜4記載の多孔質膜。 6)親水性共重合体XとポリオレフィンYとのブレンド
    物を溶融賦型した後、該溶融賦型物を真空中もしくは不
    活性ガス媒体中でポリオレフィンYの融点以上の温度で
    熱処理し、次いで延伸処理して多孔質化する請求項1記
    載の多孔質膜の製法。
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