JPH04189632A - インシュレータセクションの構造 - Google Patents
インシュレータセクションの構造Info
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- JPH04189632A JPH04189632A JP32036190A JP32036190A JPH04189632A JP H04189632 A JPH04189632 A JP H04189632A JP 32036190 A JP32036190 A JP 32036190A JP 32036190 A JP32036190 A JP 32036190A JP H04189632 A JPH04189632 A JP H04189632A
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- trolley wire
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野コ
この発明は、列車のパンタグラフが摺動するトロリー線
のインシュレータセクションの構造に関するものである
。 [従来の技術] 従来のインシュレータセクションの構造としては、例え
ば第6図及び第7図に示すようなものが知られている。 この従来のインシュレータセクションの構造においては
、絶縁体7の両端部にトロリー線lを連結するための連
結金具5が取付ポル)10により固定され、この両連結
金具5,5間に絶縁体7が固着されて、両トロリー線1
.lが連結されている。また、各連結金具5,5には一
対のスライダ8.8が絶縁体7の第6図において前後に
互いに反対方向へ延びるようにそれぞれ取着されている
。 両スライダ8の下端縁には絶縁体7の下面及びトロリー
線1の下面と同一平面上に延びる摺動面17が設けられ
、パンタグラフ11がセクションインシュレータの下側
を滑らかに摺動通過可能とされている。 [発明が解決しようとする課題] ところが、この従来のインシュレータセクションの構造
においては、絶縁体7の下部外周縁が第6図に鎖線で示
すように、トロリー線1の下面に沿って摺動するもので
あるため、パンタグラフ11が通過する際に絶縁体7を
磨耗させて、例えば年に2回はど取り替えを必要とする
程度の耐久性しか持ち得ないという技術的課題があった
。 又、両連結金具5が絶縁体7の両端部に一体的に固定さ
れているため、張力を付して架設されているトロリー線
1に列車のパンタグラフ11がトロリー線1を持ち上げ
状態で、セクションインシュレータに高速で接近してき
た場合、トロリー線1の接続部が第6図に鎖線で示すよ
うに、屈折して損傷し易く、耐久性に欠けるという技術
的課題があった。 この発明は、上記のような従来の技術に存在する技術的
課題に着目してなされたものであって、その目的とする
ところは、耐久性の高いセクションインシュレータを提
供することにある。 [課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、連
設されるトロリー線の隣接する各端部に連結する連結金
具と、連結金具を連結する把持金具と、把持金具に両端
部を固定し、トロリー線の下面よりも上方位置とした下
面を有しかつ沿面絶縁距離を確保する長さを有する絶縁
体と、いずれか一方の連結金具から他側の連結金具方へ
延出し、下面をトロリー線の下面と同一平面とした摺動
面を有する一対のスライダとよりなるセクションインシ
ュレータをトロリー線間に連結したインシュレータセク
ションの構造としたものである。 請求項2の発明では、連設されるトロリー線の隣接する
各端部に連結する連結金具と、連結金具を上下方向に回
動可能に連結する把持金具と、把持金具に両端部を固定
しかつ沿面絶縁距離を確保する長さの絶縁体と、いずれ
か一方の連結金具から他側の連結金具方へ延出し、下面
をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を有する一
対のスライダとよりなるセクションインシュレータをト
ロリー線間に連結したインシュレータセクションの構造
としたものである。 [作 用] 請求項1の発明では、トロリー線の隣接する端部間は、
両連結金具と両把持金具と絶縁体とにより連結され、ま
た絶縁体により必要な沿面絶縁距離が確保されている。 また、いずれか一方の連結金具から他側の連結金具方へ
一対のスライダが延出し、かつスライダの下面がトロリ
ー線の下面と同一平面とした摺動面を有しているため、
両連結金具間を摺動するパンタグラフはこの摺動面に沿
って滑らかに摺動する。このため、トロリー線の下面よ
りも上方位置としている絶縁体の下面がスライダの摺動
面よりも上方位置に配置されているため、パンタグラフ
は絶縁体と接触することがない。 請求項2の発明では、トロリー線の各端部を連結する連
結金具と把持金具とを上下方向に回動可能に連結してい
るため、トロリー線を持ち上げた状態でパンタグラフが
高速で接近しても、連結金具と把持金具間で回動し、ト
ロリー線が連結金具との接続部で屈折することがない。 [実施例コ 以下、吊下線に吊下されたトロリー線1に具体化した一
実施例を、第1〜5図に基づいて説明する。 吊架線(図示せず。)に吊下されたトロリー線1の主系
統を絶縁区分するために、トロリー線1゜■の隣接する
各端部を連結するセクションインシュレータ2が連結さ
れている。また、前記吊架線に上端が固定された支持ワ
イヤ3,3の下端部に、吊下金具4,4が吊下されてい
る。この吊下金具4.4によりセクションインシュレー
タ2が吊下支持されている。 セクションインシュレータ2は、トロリー線1゜■の隣
接する端部を連結する一対の連結金具5゜5と、連結金
具5に連結された一対の把持金具6゜6と、この把持金
具6,6間に固着された絶縁体7.7と、連結金具5に
固着された一対のスライダ8,8とにより構成されてい
る。 この実施例におけるトロリー線lは第4図に示されるよ
うに、円形溝付の断面形状とされている。 このトロリー線lの端部を連結する連結金具5の一側に
は、下面が開口した取付溝9が形成されている。そして
トロリー線1は連結金具5の取付溝9に嵌挿され、複数
の取付ボルト10によって抜は止め固定されている。な
お、トロリー線1に沿って摺動されてくるパンタグラフ
11が連結金具5と摺動接触しないように、トロリー線
1は連結金具5よりもわずかに下方に突出して固定され
ている。連結金具5の他側では、トロリー線1の軸線と
同じ高さ位置に軸心を持つビン12により把持金具6が
回動可能に取着されている。 対向する一対の把持金具6,6は横り字状にそれぞれ形
成され、把持金具6,6間に絶縁体7を挟着固定してい
る。そして、この絶縁体7と両把持金具6,6により門
形とされている。 絶縁体7は、各トロリー線1,1間に加えられている張
力に耐え得る引張り強度を有するFRP製の棒状のコア
13とこのコア13を覆って円筒状に形成されたゴムカ
バ14とにより形成されている。またゴムカバ14の外
周面には複数のひだ14aが形成され、絶縁体7の外周
縁により沿面絶縁距離を確保している。 第1. 2図において左側の連結金具5には、−対のス
ライダ8,8が一対の取付ボルト15により両側面に取
着されている。スライダ8は、絶縁体7の両側において
右側の把持金具6付近までトロリー線1の軸線に沿って
延長され、下面側にパンタグラフ11が抵抗熱(摺動接
触するように、トロリー線1の下面と同一平面となる摺
動面17が形成されている。 スライダ8の外側面と取付ボルト15の頭部との間には
、一対の回り止め板18が挟着されている。この回り止
め板18の両端部には取付ボルト15の頭部に係合して
取付ボルト15の回動を防ぐ各一対の係合片19が折曲
げ形成されている。 なおまた、把持金具6はビン16.16により吊下金具
4の下端部に回動可能に支持され、図示しない吊下線に
吊下されている。 次に、前記のように構成されたインシュレータセクショ
ンの構造の作用を説明する。 第1図において左右のトロリー線1,1が、略−直線状
に張設されている。また、セクションインシュレータ2
は、横り字状とされた把持金具6゜6の下端側でビン1
2.12により連結されているため、絶縁体7は、トロ
リー線lの軸線よりも上方に支持され、また絶縁体7の
下面はスライダ8の摺動面17より上方に偏倚して配置
されている。 さて、パンタグラフ11が第1図において左側のトロリ
ー線l側からこのセクションインシュレータ2の連結部
に接近移動してくる際には、パンタグラフ11はトロリ
ー線1を下面側から持ち上げるようにして摺動移動して
くる。この際、連結金具5と把持金具6をビン12によ
り回動可能に連結しているので、トロリー線1が連結金
具5の先端部付近において屈折することなく、パンタグ
ラフ11は摺動移動する。 次に、パンタグラフ11はトロリー線1からスライダ8
の摺動面17に移行する。この際、第1゜2図に鎖線で
示すように、パンタグラフ11が前後一対のスライダ8
,8の摺動面17,17で摺動支持されるため、パンタ
グラフ11はスライダ8.8を前後方向に捻動すること
無((トロリー線1を捩じること無く)摺動し、右側の
トロリー線lへ移行する。 なおこの際、絶縁体7がトロリー線1の下面よりも上方
に偏倚して配置されているため、パンクグラフ11は絶
縁体7の下部外周縁に摺動接触することなく移動し、セ
クションインシュレータ2に接触すること無く移動する
。 この実施例においては、把持金具6とセクションインシ
ュレータ2をピン12により回動可能に連結しているの
で、パンタグラフ11が通過する際、把持金具6の先端
部付近においてトロリー線1に屈折が生じるおそれはな
く、トロリー線1が屈折部にて損傷するおそれを防止す
ることができる。 また、パンタグラフ11が絶縁体7の下部外周縁と摺動
接触しないので、絶縁体7が磨耗することがなく、セク
ションインシュレータ2の耐久性を向上させることがで
きる。 また、パンタグラフ11が絶縁体7の下部外周縁と摺動
接触しないように、絶縁体7の外周に複数のひだ14a
を設けることができる。従って、短い絶縁体7であって
も沿面絶縁距離を十分に確保することができ、セクショ
ンインシュレータ2全体の小型化及び軽量化を図ること
ができる。 なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はな(、例えば、絶縁体の形状や材質を変更する等、こ
の発明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意
に変更して具体化することも可能である。 [発明の効果] 以上の通り、この請求項1の発明では、連設されるトロ
リー線の隣接する各端部に連結する連結金具と、連結金
具を連結する把持金具と、把持金具に両端部を固定し、
トロリー線の下面よりも上方位置とした下面を有しかつ
沿面絶縁距離を確保する長さを有する絶縁体と、いずれ
か一方の連結金具から他側の連結金具方へ延出し、下面
をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を有する一
対のスライダとよりなるセクションインシュレータをト
ロリー線間に連結したインシュレータセクションの構造
としたため、パンタグラフは絶縁体と接触することがな
く耐久性に優れたインシュレータセクションの構造とす
ることができる。 又、請求項2記載の発明では、連設されるトロリー線の
隣接する各端部に連結する連結金具と、連結金具を上下
方向に回動可能に連結する把持金具と、把持金具に両端
部を固定しかっ沿面絶縁距離を確保する長さの絶縁体と
、いずれか一方の連結金具から他側の連結金具方へ延出
し、下面をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を
有する一対のスライダとよりなるセクションインシュレ
ータをトロリー線間に連結したインシュレータセクショ
ンの構造としたため、トロリー線と連結金具の下面をパ
ンタグラフが通過する際、連結金具の先端部付近におい
てトロリー線に屈折を生じることがないため、トロリー
線を損傷するおそれがなく、耐久性に優れたインシュレ
ータセクションの構造とすることができる。
のインシュレータセクションの構造に関するものである
。 [従来の技術] 従来のインシュレータセクションの構造としては、例え
ば第6図及び第7図に示すようなものが知られている。 この従来のインシュレータセクションの構造においては
、絶縁体7の両端部にトロリー線lを連結するための連
結金具5が取付ポル)10により固定され、この両連結
金具5,5間に絶縁体7が固着されて、両トロリー線1
.lが連結されている。また、各連結金具5,5には一
対のスライダ8.8が絶縁体7の第6図において前後に
互いに反対方向へ延びるようにそれぞれ取着されている
。 両スライダ8の下端縁には絶縁体7の下面及びトロリー
線1の下面と同一平面上に延びる摺動面17が設けられ
、パンタグラフ11がセクションインシュレータの下側
を滑らかに摺動通過可能とされている。 [発明が解決しようとする課題] ところが、この従来のインシュレータセクションの構造
においては、絶縁体7の下部外周縁が第6図に鎖線で示
すように、トロリー線1の下面に沿って摺動するもので
あるため、パンタグラフ11が通過する際に絶縁体7を
磨耗させて、例えば年に2回はど取り替えを必要とする
程度の耐久性しか持ち得ないという技術的課題があった
。 又、両連結金具5が絶縁体7の両端部に一体的に固定さ
れているため、張力を付して架設されているトロリー線
1に列車のパンタグラフ11がトロリー線1を持ち上げ
状態で、セクションインシュレータに高速で接近してき
た場合、トロリー線1の接続部が第6図に鎖線で示すよ
うに、屈折して損傷し易く、耐久性に欠けるという技術
的課題があった。 この発明は、上記のような従来の技術に存在する技術的
課題に着目してなされたものであって、その目的とする
ところは、耐久性の高いセクションインシュレータを提
供することにある。 [課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、連
設されるトロリー線の隣接する各端部に連結する連結金
具と、連結金具を連結する把持金具と、把持金具に両端
部を固定し、トロリー線の下面よりも上方位置とした下
面を有しかつ沿面絶縁距離を確保する長さを有する絶縁
体と、いずれか一方の連結金具から他側の連結金具方へ
延出し、下面をトロリー線の下面と同一平面とした摺動
面を有する一対のスライダとよりなるセクションインシ
ュレータをトロリー線間に連結したインシュレータセク
ションの構造としたものである。 請求項2の発明では、連設されるトロリー線の隣接する
各端部に連結する連結金具と、連結金具を上下方向に回
動可能に連結する把持金具と、把持金具に両端部を固定
しかつ沿面絶縁距離を確保する長さの絶縁体と、いずれ
か一方の連結金具から他側の連結金具方へ延出し、下面
をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を有する一
対のスライダとよりなるセクションインシュレータをト
ロリー線間に連結したインシュレータセクションの構造
としたものである。 [作 用] 請求項1の発明では、トロリー線の隣接する端部間は、
両連結金具と両把持金具と絶縁体とにより連結され、ま
た絶縁体により必要な沿面絶縁距離が確保されている。 また、いずれか一方の連結金具から他側の連結金具方へ
一対のスライダが延出し、かつスライダの下面がトロリ
ー線の下面と同一平面とした摺動面を有しているため、
両連結金具間を摺動するパンタグラフはこの摺動面に沿
って滑らかに摺動する。このため、トロリー線の下面よ
りも上方位置としている絶縁体の下面がスライダの摺動
面よりも上方位置に配置されているため、パンタグラフ
は絶縁体と接触することがない。 請求項2の発明では、トロリー線の各端部を連結する連
結金具と把持金具とを上下方向に回動可能に連結してい
るため、トロリー線を持ち上げた状態でパンタグラフが
高速で接近しても、連結金具と把持金具間で回動し、ト
ロリー線が連結金具との接続部で屈折することがない。 [実施例コ 以下、吊下線に吊下されたトロリー線1に具体化した一
実施例を、第1〜5図に基づいて説明する。 吊架線(図示せず。)に吊下されたトロリー線1の主系
統を絶縁区分するために、トロリー線1゜■の隣接する
各端部を連結するセクションインシュレータ2が連結さ
れている。また、前記吊架線に上端が固定された支持ワ
イヤ3,3の下端部に、吊下金具4,4が吊下されてい
る。この吊下金具4.4によりセクションインシュレー
タ2が吊下支持されている。 セクションインシュレータ2は、トロリー線1゜■の隣
接する端部を連結する一対の連結金具5゜5と、連結金
具5に連結された一対の把持金具6゜6と、この把持金
具6,6間に固着された絶縁体7.7と、連結金具5に
固着された一対のスライダ8,8とにより構成されてい
る。 この実施例におけるトロリー線lは第4図に示されるよ
うに、円形溝付の断面形状とされている。 このトロリー線lの端部を連結する連結金具5の一側に
は、下面が開口した取付溝9が形成されている。そして
トロリー線1は連結金具5の取付溝9に嵌挿され、複数
の取付ボルト10によって抜は止め固定されている。な
お、トロリー線1に沿って摺動されてくるパンタグラフ
11が連結金具5と摺動接触しないように、トロリー線
1は連結金具5よりもわずかに下方に突出して固定され
ている。連結金具5の他側では、トロリー線1の軸線と
同じ高さ位置に軸心を持つビン12により把持金具6が
回動可能に取着されている。 対向する一対の把持金具6,6は横り字状にそれぞれ形
成され、把持金具6,6間に絶縁体7を挟着固定してい
る。そして、この絶縁体7と両把持金具6,6により門
形とされている。 絶縁体7は、各トロリー線1,1間に加えられている張
力に耐え得る引張り強度を有するFRP製の棒状のコア
13とこのコア13を覆って円筒状に形成されたゴムカ
バ14とにより形成されている。またゴムカバ14の外
周面には複数のひだ14aが形成され、絶縁体7の外周
縁により沿面絶縁距離を確保している。 第1. 2図において左側の連結金具5には、−対のス
ライダ8,8が一対の取付ボルト15により両側面に取
着されている。スライダ8は、絶縁体7の両側において
右側の把持金具6付近までトロリー線1の軸線に沿って
延長され、下面側にパンタグラフ11が抵抗熱(摺動接
触するように、トロリー線1の下面と同一平面となる摺
動面17が形成されている。 スライダ8の外側面と取付ボルト15の頭部との間には
、一対の回り止め板18が挟着されている。この回り止
め板18の両端部には取付ボルト15の頭部に係合して
取付ボルト15の回動を防ぐ各一対の係合片19が折曲
げ形成されている。 なおまた、把持金具6はビン16.16により吊下金具
4の下端部に回動可能に支持され、図示しない吊下線に
吊下されている。 次に、前記のように構成されたインシュレータセクショ
ンの構造の作用を説明する。 第1図において左右のトロリー線1,1が、略−直線状
に張設されている。また、セクションインシュレータ2
は、横り字状とされた把持金具6゜6の下端側でビン1
2.12により連結されているため、絶縁体7は、トロ
リー線lの軸線よりも上方に支持され、また絶縁体7の
下面はスライダ8の摺動面17より上方に偏倚して配置
されている。 さて、パンタグラフ11が第1図において左側のトロリ
ー線l側からこのセクションインシュレータ2の連結部
に接近移動してくる際には、パンタグラフ11はトロリ
ー線1を下面側から持ち上げるようにして摺動移動して
くる。この際、連結金具5と把持金具6をビン12によ
り回動可能に連結しているので、トロリー線1が連結金
具5の先端部付近において屈折することなく、パンタグ
ラフ11は摺動移動する。 次に、パンタグラフ11はトロリー線1からスライダ8
の摺動面17に移行する。この際、第1゜2図に鎖線で
示すように、パンタグラフ11が前後一対のスライダ8
,8の摺動面17,17で摺動支持されるため、パンタ
グラフ11はスライダ8.8を前後方向に捻動すること
無((トロリー線1を捩じること無く)摺動し、右側の
トロリー線lへ移行する。 なおこの際、絶縁体7がトロリー線1の下面よりも上方
に偏倚して配置されているため、パンクグラフ11は絶
縁体7の下部外周縁に摺動接触することなく移動し、セ
クションインシュレータ2に接触すること無く移動する
。 この実施例においては、把持金具6とセクションインシ
ュレータ2をピン12により回動可能に連結しているの
で、パンタグラフ11が通過する際、把持金具6の先端
部付近においてトロリー線1に屈折が生じるおそれはな
く、トロリー線1が屈折部にて損傷するおそれを防止す
ることができる。 また、パンタグラフ11が絶縁体7の下部外周縁と摺動
接触しないので、絶縁体7が磨耗することがなく、セク
ションインシュレータ2の耐久性を向上させることがで
きる。 また、パンタグラフ11が絶縁体7の下部外周縁と摺動
接触しないように、絶縁体7の外周に複数のひだ14a
を設けることができる。従って、短い絶縁体7であって
も沿面絶縁距離を十分に確保することができ、セクショ
ンインシュレータ2全体の小型化及び軽量化を図ること
ができる。 なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はな(、例えば、絶縁体の形状や材質を変更する等、こ
の発明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意
に変更して具体化することも可能である。 [発明の効果] 以上の通り、この請求項1の発明では、連設されるトロ
リー線の隣接する各端部に連結する連結金具と、連結金
具を連結する把持金具と、把持金具に両端部を固定し、
トロリー線の下面よりも上方位置とした下面を有しかつ
沿面絶縁距離を確保する長さを有する絶縁体と、いずれ
か一方の連結金具から他側の連結金具方へ延出し、下面
をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を有する一
対のスライダとよりなるセクションインシュレータをト
ロリー線間に連結したインシュレータセクションの構造
としたため、パンタグラフは絶縁体と接触することがな
く耐久性に優れたインシュレータセクションの構造とす
ることができる。 又、請求項2記載の発明では、連設されるトロリー線の
隣接する各端部に連結する連結金具と、連結金具を上下
方向に回動可能に連結する把持金具と、把持金具に両端
部を固定しかっ沿面絶縁距離を確保する長さの絶縁体と
、いずれか一方の連結金具から他側の連結金具方へ延出
し、下面をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を
有する一対のスライダとよりなるセクションインシュレ
ータをトロリー線間に連結したインシュレータセクショ
ンの構造としたため、トロリー線と連結金具の下面をパ
ンタグラフが通過する際、連結金具の先端部付近におい
てトロリー線に屈折を生じることがないため、トロリー
線を損傷するおそれがなく、耐久性に優れたインシュレ
ータセクションの構造とすることができる。
第1〜5図はこの発明の一実施例を示し、第1図は一部
破断正面図、第2図は同底面図、第3図は第1図A−A
線拡大断面図、第4図は第1図B−B線拡大断面図、第
5図は第1図C−c線拡大断面図、第6図は従来のトロ
リー線の連結構造を示す正面図、第7図は同平面図であ
る。 1・・・トロリー線、2・・・セクションインシュレー
タ、5・・・連結金具、6・・・把持金具、7・・・絶
縁体、8・・・スライダ、17・・・摺動面。 特許出願人 東海旅客鉄道株式会社 日本碍子 株式会社 代理人 弁理士 恩1)博宣 (ほか1名) 第8図 第5図 j44図 自発手続補正書 平成 3年 1月 8日 特許庁長官 植 松 敏 殿 2、発明の名称 インシュレータセクションの構造 3、補正をする者 事件との関係: 特許出願人 名 称 東海旅客鉄道 株式会社 名 称 406 日本碍子 株式会社4、代理人 住所 〒500 岐阜市大宮町2丁目12番地の
I置 0582 (65) −1810(代表)ファ
ックス専用 0582 (66)−1339明細書全文
をyJI′w1の通り補正する。 明細書 ■8発明の名称 インシュレータセクションの構造 2、特許請求の範囲 1、連設されるトロリー線(1,1)の隣接する各端部
に連結する連結部材(5,5)と、該連結部材(5,5
)を連結する把持部材(6,6)と、該把持部材(6,
6)に両端部を固定し、トロリー線(1,1)の下面よ
りも上方位置とした下面を有しかつ沿面絶縁距離を確保
する長さを有する絶縁体(7)と、いずれか一方の連結
部材(5)から他側の連結部材(5)方へ延出し、下面
を、トロリー線(1,1)の下面と同一平面とした摺動
面(17)を有する一対のスライダ(8)とよりなるセ
クションインシュレータ(2)をトロリー線(1、1)
間に連結したインシュレータセクションの構造。 2、連設されるトロリー線(1,1)の隣接する各端部
に連結する連結部材(5,5)と、該連結部材(5,5
)を上下方向に回動可能に連結する把持部材(6,6)
と、該把持部材(6,6)に両端部を固定しかつ沿面絶
縁距離を確保する長さの絶縁体(7)と、いずれか一方
の連結部材(5)から他側の連結部材(5)方へ延出し
、下面をトロリー線(1,1)の下面と同一平面とした
摺動面(17)を有する一対のスライダ(8)とよりな
るセクションインシュレータ(2)をトロリー線(1,
1)間に連結したインシュレータセクションの構造。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] この発明は、列車のパンタグラフが摺動するトロリー線
のインシュレータセクションの構造に関するものである
。 [従来の技術] 従来のインシュレータセクションの構造としては、例え
ば第6図及び第7図に示すようなものが知られている。 この従来のインシュレータセクションの構造においては
、絶縁体7の両端部にトロリー線lを連結するための連
結部材5が取付ボルトloにより固定され、この両連結
部材5,5間に絶縁体7が固着されて、両トロリー線1
. lが連結されている。また、各連結部材5,5に
は一対のスライダ8.8が絶縁体7の第6図において前
後に互いに反対方向へ延びるようにそれぞれ取着されて
いる。 両スライダ8の下端縁には絶縁体7の下面及びトロリー
線lの下面と同一平面上に延びる摺動面17が設けられ
、パンタグラフ11がセクションインシュレータの下側
を滑らかに摺動通過可能とされている。 [発明が解決しようとする課題] ところが、この従来のインシュレータセクションの構造
においては、絶縁体7の下部外周縁が第6図に鎖線で示
すように、トロリー線lの下面に沿って摺動するもので
あるため、パンタグラフ11が通過する際に絶縁体7を
磨耗させて、例えば年に2回はど取り替えを必要とする
程度の耐久性しか持ち得ないという技術的課題があった
。 又、両連結部材5が絶縁体7の両端部に一体的に固定さ
れているため、張力を付して架設されているトロリー線
1に列車のパンタグラフ11がトロリー線1を持ち上げ
状態で、セクションインシュレータに高速で接近してき
た場合、トロリー線lの接続部が第6図に鎖線で示すよ
うに、屈折して損傷し易(、耐久性に欠けるという技術
的課題があった。 この発明は、上記のような従来の技術に存在する技術的
課題に着目してなされたものであって、その目的とする
ところは、耐久性の高いセクションインシュレータを提
供することにある。 [課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、連
設されるトロリー線の隣接する各端部に連結する連結部
材と、連結部材を連結する把持部材と、把持部材に両端
部を固定し、トロリー線の下面よりも上方位置とした下
面を有しかつ沿面絶縁距離を確保する長さを有する絶縁
体と、いずれか一方の連結部材から他側の連結部材方へ
延出し、下面をトロリー線の下面と同一平面とした摺動
面を有する一対のスライダとよりなるセクションインシ
ュレータをトロリー線間に連結したインシュレータセク
ションの構造としたものである。 請求項2の発明では、連設されるトロリー線の隣接する
各端部に連結する連結部材と、連結部材を上下方向に回
動可能に連結する把持部材と、把持部材に両端部を固定
しかつ沿面絶縁距離を確保する長さの絶縁体と、いずれ
か一方の連結部材から他側の連結部材方へ延出し、下面
をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を有する一
対のスライダとよりなるセクションインシュレータをト
ロリー線間に連結したインシュレータセクションの構造
としたものである。 [作 用] 請求項1の発明では、トロリー線の隣接する端部間は、
両連結部材と両把持部材と絶縁体とにより連結され、ま
た絶縁体により必要な沿面絶縁距離が確保されている。 また、いずれか一方の連結部材から他側の連結部材方へ
一対のスライダが延出し、かつスライダの下面がトロリ
ー線の下面と同一平面とした摺動面を有しているため、
両連結部材間を摺動するパンタグラフはこの摺動面に沿
って滑らかに摺動する。このため、トロリー線の下面よ
りも上方位置としている絶縁体の下面がスライダの摺動
面よりも上方位置に配置されているため、パンタグラフ
は絶縁体と接触することがない。 請求項2の発明では、トロリー線の各端部を連結する連
結部材と把持部材とを上下方向に回動可能に連結してい
るため、トロリー線を持ち上げた状態でパンタグラフが
高速で接近しても、連結部材と把持部材間で回動し、ト
ロリー線が連結部材との接続部で屈折することがない。 [実施例] 以下、吊下線に吊下されたトロリー線lに具体化した一
実施例を、第1〜5図に基づいて説明する。 吊架線(図示せず。)に吊下されたトロリー線1の電系
統を絶縁区分するために、トロリー線l。 1の隣接する各端部を連結するセクションインシュレー
タ2が連結されている。また、前記吊架線に上端が固定
された支持ワイヤ3,3の下端部に、吊下部材4,4が
吊下されている。この吊下部材4.4によりセクション
インシュレータ2が吊下支持されている。 セクションインシュレータ2は、トロリー線1゜1の隣
接する端部を連結する一対の連結部材5゜5と、連結部
材5に連結された一対の把持部材6゜6と、この把持部
材6,6間に固着された絶縁体7.7と、連結部材5に
固着された一対のスライダ8,8とにより構成されてい
る。 この実施例におけるトロリー線lは第4図に示されるよ
うに、円形溝付の断面形状とされている。 このトロリー線1の端部を連結する連結部材5は、金属
、カーボン繊維などの導電性材料からなり、連結部材5
の一側には、下面か開口した取付溝9が形成されている
。そしてトロリー線lは連結部材5の取付溝9に嵌挿さ
れ、複数の取付ボルト10によって抜は止め固定されて
いる。なお、トロリー線1に沿って摺動されてくるパン
タグラフ11が連結部材5と摺動接触しないように、ト
ロリー線1は連結部材5よりもわずかに下方に突出して
固定されている。連結部材5の他側では、トロリー線1
の軸線と同じ高さ位置に軸心を持つピン12により把持
部材6が回動可能に取着されている。 対向する一対の把持部材6,6は、金属、カーボン繊維
などの導電性材料からなり、横り字状にそれぞれ形成さ
れ、把持部材6,6間に絶縁体7を挟着固定している。 そして、この絶縁体7と両把持部材6,6により門形と
されている。 絶縁体7は、各トロリー線1. 1間に加えられている
張力に耐え得る引張り強度を有するFRP製の棒状のコ
ア13とこのコア13を覆って円筒状に形成されたゴム
カバ14とにより形成されている。またゴムカバ14の
外周面には複数のひだ14aが形成され、絶縁体7の外
周縁により沿面絶縁距離を確保している。 第1,2図において左側の連結部材5には、−対のスラ
イダ8,8が一対の取付ボルト15により両側面に取着
されている。スライダ8は、絶縁体7の両側において右
側の把持部材6付近までトロリー線1の軸線に沿って延
長され、下面側にパンタグラフ11が抵抗無く摺動接触
するように、トロリー線1の下面と同一平面となる摺動
面17が形成されている。 スライダ8の外側面と取付ボルト15の頭部との間には
、一対の回り止め板18か挟着されている。この回り止
め板18の両端部には取付ボルト15の頭部に係合して
取付ボルト15の回動を防ぐ各一対の係合片19が折曲
げ形成されている。 なおまた、把持部材6はピン16.16により吊下部材
4の下端部に回動可能に支持され、図示しない吊下線に
吊下されている。 次に、前記のように構成されたインシュレータセクショ
ンの構造の作用を説明する。 第1図において左右のトロリー線1,1が、略−直線状
に張設されている。また、セクションインシュレータ2
は、横り字状とされた把持部材6゜6の下端側でピン1
2.12により連結されているため、絶縁体7は、トロ
リー線lの軸線よりも上方に支持され、また絶縁体7の
下面はスライダ8の摺動面17より上方に偏倚して配置
されている。 さて、パンタグラフ11が第1図において左側のトロリ
ー線1側からこのセクションインシュレータ2の連結部
に接近移動してくる際には、パンタグラフ11はトロリ
ー線lを下面側から持ち上げるようにして摺動移動して
くる。この際、連結部材5と把持部材6をピン12によ
り回動可能に連結しているので、トロリー線1が連結部
材5の先端部付近において屈折することなく、パンタグ
ラフ11は摺動移動する。 次に、パンタグラフ11はトロリー線1からスライダ8
の摺動面17に移行する。この際、第1゜2図に鎖線で
示すように、パンタグラフ11が前後一対のスライダ8
,8の摺動面17,17で摺動支持されるため、パンタ
グラフ11はスライダ8.8を前後方向に捻動すること
無<(トロリー線1を捩じること無く)摺動し、右側の
トロリー線lへ移行する。 なおこの際、絶縁体7がトロリー線1の下面よりも上方
に偏倚して配置されているため、バンタク゛ラフ11は
絶縁体7の下部外周縁に摺動接触することなく移動し、
セクションインシュレータ2に接触すること無く移動す
る。 この実施例においては、把持部材6とセクションインシ
ュレータ2をピン12により回動可能に連結しているの
で、パンタグラフ11が通過する際、把持部材6の先端
部付近においてトロリー線1に屈折が生じるおそれはな
く、トロリー線1が屈折部にて損傷するおそれを防止す
ることができる。 また、パンタグラフ11が絶縁体7の下部外周縁と摺動
接触しないので、絶縁体7が磨耗することがなく、セク
ションインシュレータ2の耐久性を向上させることがで
きる。 また、パンタグラフ11が絶縁体7の下部外周縁と摺動
接触しないように、絶縁体7の外周に複数のひだ14a
を設けることができる。従って、短い絶縁体7であって
も沿面絶縁距離を十分に確保することができ、セクショ
ンインシュレータ2全体の小型化及び軽量化を図ること
ができる。 なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば、絶縁体の形状や材質を変更する等、こ
の発明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意
に変更して具体化することも可能である。 [発明の効果] 以上の通り、この請求項1の発明では、連設されるトロ
リー線の隣接する各端部に連結する連結部材と、連結部
材を連結する把持部材と、把持部材に両端部を固定し、
トロリー線の下面よりも上方位置とした下面を有しかつ
沿面絶縁距離を確保する長さを有する絶縁体と、いずれ
か一方の連結部材から他側の連結部材方へ延出し、下面
をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を有する一
対のスライダとよりなるセクションインシュレータをト
ロリー線間に連結したインシュレータセクションの構造
としたため、パンタグラフは絶縁体と接触することがな
く耐久性に優れたインシュレータセクションの構造とす
ることができる。 又、請求項2記載の発明では、連設されるトロリー線の
隣接する各端部に連結する連結部材と、連結部材を上下
方向に回動可能に連結する把持部材と、把持部材に両端
部を固定しかつ沿面絶縁距離を確保する長さの絶縁体と
、いずれか一方の連結部材から他側の連結部材方へ延出
し、下面をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を
有する一対のスライダとよりなるセクションインシュレ
ータをトロリー線間に連結したインシュレータセクショ
ンの構造としたため、トロリー線と連結部材の下面をパ
ンタグラフが通過する際、連結部材の先端部付近におい
てトロリー線に屈折を生じることがないため、トロリー
線を損傷するおそれがなく、耐久性に優れたインシュレ
ータセクションの構造とすることができる。
破断正面図、第2図は同底面図、第3図は第1図A−A
線拡大断面図、第4図は第1図B−B線拡大断面図、第
5図は第1図C−c線拡大断面図、第6図は従来のトロ
リー線の連結構造を示す正面図、第7図は同平面図であ
る。 1・・・トロリー線、2・・・セクションインシュレー
タ、5・・・連結金具、6・・・把持金具、7・・・絶
縁体、8・・・スライダ、17・・・摺動面。 特許出願人 東海旅客鉄道株式会社 日本碍子 株式会社 代理人 弁理士 恩1)博宣 (ほか1名) 第8図 第5図 j44図 自発手続補正書 平成 3年 1月 8日 特許庁長官 植 松 敏 殿 2、発明の名称 インシュレータセクションの構造 3、補正をする者 事件との関係: 特許出願人 名 称 東海旅客鉄道 株式会社 名 称 406 日本碍子 株式会社4、代理人 住所 〒500 岐阜市大宮町2丁目12番地の
I置 0582 (65) −1810(代表)ファ
ックス専用 0582 (66)−1339明細書全文
をyJI′w1の通り補正する。 明細書 ■8発明の名称 インシュレータセクションの構造 2、特許請求の範囲 1、連設されるトロリー線(1,1)の隣接する各端部
に連結する連結部材(5,5)と、該連結部材(5,5
)を連結する把持部材(6,6)と、該把持部材(6,
6)に両端部を固定し、トロリー線(1,1)の下面よ
りも上方位置とした下面を有しかつ沿面絶縁距離を確保
する長さを有する絶縁体(7)と、いずれか一方の連結
部材(5)から他側の連結部材(5)方へ延出し、下面
を、トロリー線(1,1)の下面と同一平面とした摺動
面(17)を有する一対のスライダ(8)とよりなるセ
クションインシュレータ(2)をトロリー線(1、1)
間に連結したインシュレータセクションの構造。 2、連設されるトロリー線(1,1)の隣接する各端部
に連結する連結部材(5,5)と、該連結部材(5,5
)を上下方向に回動可能に連結する把持部材(6,6)
と、該把持部材(6,6)に両端部を固定しかつ沿面絶
縁距離を確保する長さの絶縁体(7)と、いずれか一方
の連結部材(5)から他側の連結部材(5)方へ延出し
、下面をトロリー線(1,1)の下面と同一平面とした
摺動面(17)を有する一対のスライダ(8)とよりな
るセクションインシュレータ(2)をトロリー線(1,
1)間に連結したインシュレータセクションの構造。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] この発明は、列車のパンタグラフが摺動するトロリー線
のインシュレータセクションの構造に関するものである
。 [従来の技術] 従来のインシュレータセクションの構造としては、例え
ば第6図及び第7図に示すようなものが知られている。 この従来のインシュレータセクションの構造においては
、絶縁体7の両端部にトロリー線lを連結するための連
結部材5が取付ボルトloにより固定され、この両連結
部材5,5間に絶縁体7が固着されて、両トロリー線1
. lが連結されている。また、各連結部材5,5に
は一対のスライダ8.8が絶縁体7の第6図において前
後に互いに反対方向へ延びるようにそれぞれ取着されて
いる。 両スライダ8の下端縁には絶縁体7の下面及びトロリー
線lの下面と同一平面上に延びる摺動面17が設けられ
、パンタグラフ11がセクションインシュレータの下側
を滑らかに摺動通過可能とされている。 [発明が解決しようとする課題] ところが、この従来のインシュレータセクションの構造
においては、絶縁体7の下部外周縁が第6図に鎖線で示
すように、トロリー線lの下面に沿って摺動するもので
あるため、パンタグラフ11が通過する際に絶縁体7を
磨耗させて、例えば年に2回はど取り替えを必要とする
程度の耐久性しか持ち得ないという技術的課題があった
。 又、両連結部材5が絶縁体7の両端部に一体的に固定さ
れているため、張力を付して架設されているトロリー線
1に列車のパンタグラフ11がトロリー線1を持ち上げ
状態で、セクションインシュレータに高速で接近してき
た場合、トロリー線lの接続部が第6図に鎖線で示すよ
うに、屈折して損傷し易(、耐久性に欠けるという技術
的課題があった。 この発明は、上記のような従来の技術に存在する技術的
課題に着目してなされたものであって、その目的とする
ところは、耐久性の高いセクションインシュレータを提
供することにある。 [課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、連
設されるトロリー線の隣接する各端部に連結する連結部
材と、連結部材を連結する把持部材と、把持部材に両端
部を固定し、トロリー線の下面よりも上方位置とした下
面を有しかつ沿面絶縁距離を確保する長さを有する絶縁
体と、いずれか一方の連結部材から他側の連結部材方へ
延出し、下面をトロリー線の下面と同一平面とした摺動
面を有する一対のスライダとよりなるセクションインシ
ュレータをトロリー線間に連結したインシュレータセク
ションの構造としたものである。 請求項2の発明では、連設されるトロリー線の隣接する
各端部に連結する連結部材と、連結部材を上下方向に回
動可能に連結する把持部材と、把持部材に両端部を固定
しかつ沿面絶縁距離を確保する長さの絶縁体と、いずれ
か一方の連結部材から他側の連結部材方へ延出し、下面
をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を有する一
対のスライダとよりなるセクションインシュレータをト
ロリー線間に連結したインシュレータセクションの構造
としたものである。 [作 用] 請求項1の発明では、トロリー線の隣接する端部間は、
両連結部材と両把持部材と絶縁体とにより連結され、ま
た絶縁体により必要な沿面絶縁距離が確保されている。 また、いずれか一方の連結部材から他側の連結部材方へ
一対のスライダが延出し、かつスライダの下面がトロリ
ー線の下面と同一平面とした摺動面を有しているため、
両連結部材間を摺動するパンタグラフはこの摺動面に沿
って滑らかに摺動する。このため、トロリー線の下面よ
りも上方位置としている絶縁体の下面がスライダの摺動
面よりも上方位置に配置されているため、パンタグラフ
は絶縁体と接触することがない。 請求項2の発明では、トロリー線の各端部を連結する連
結部材と把持部材とを上下方向に回動可能に連結してい
るため、トロリー線を持ち上げた状態でパンタグラフが
高速で接近しても、連結部材と把持部材間で回動し、ト
ロリー線が連結部材との接続部で屈折することがない。 [実施例] 以下、吊下線に吊下されたトロリー線lに具体化した一
実施例を、第1〜5図に基づいて説明する。 吊架線(図示せず。)に吊下されたトロリー線1の電系
統を絶縁区分するために、トロリー線l。 1の隣接する各端部を連結するセクションインシュレー
タ2が連結されている。また、前記吊架線に上端が固定
された支持ワイヤ3,3の下端部に、吊下部材4,4が
吊下されている。この吊下部材4.4によりセクション
インシュレータ2が吊下支持されている。 セクションインシュレータ2は、トロリー線1゜1の隣
接する端部を連結する一対の連結部材5゜5と、連結部
材5に連結された一対の把持部材6゜6と、この把持部
材6,6間に固着された絶縁体7.7と、連結部材5に
固着された一対のスライダ8,8とにより構成されてい
る。 この実施例におけるトロリー線lは第4図に示されるよ
うに、円形溝付の断面形状とされている。 このトロリー線1の端部を連結する連結部材5は、金属
、カーボン繊維などの導電性材料からなり、連結部材5
の一側には、下面か開口した取付溝9が形成されている
。そしてトロリー線lは連結部材5の取付溝9に嵌挿さ
れ、複数の取付ボルト10によって抜は止め固定されて
いる。なお、トロリー線1に沿って摺動されてくるパン
タグラフ11が連結部材5と摺動接触しないように、ト
ロリー線1は連結部材5よりもわずかに下方に突出して
固定されている。連結部材5の他側では、トロリー線1
の軸線と同じ高さ位置に軸心を持つピン12により把持
部材6が回動可能に取着されている。 対向する一対の把持部材6,6は、金属、カーボン繊維
などの導電性材料からなり、横り字状にそれぞれ形成さ
れ、把持部材6,6間に絶縁体7を挟着固定している。 そして、この絶縁体7と両把持部材6,6により門形と
されている。 絶縁体7は、各トロリー線1. 1間に加えられている
張力に耐え得る引張り強度を有するFRP製の棒状のコ
ア13とこのコア13を覆って円筒状に形成されたゴム
カバ14とにより形成されている。またゴムカバ14の
外周面には複数のひだ14aが形成され、絶縁体7の外
周縁により沿面絶縁距離を確保している。 第1,2図において左側の連結部材5には、−対のスラ
イダ8,8が一対の取付ボルト15により両側面に取着
されている。スライダ8は、絶縁体7の両側において右
側の把持部材6付近までトロリー線1の軸線に沿って延
長され、下面側にパンタグラフ11が抵抗無く摺動接触
するように、トロリー線1の下面と同一平面となる摺動
面17が形成されている。 スライダ8の外側面と取付ボルト15の頭部との間には
、一対の回り止め板18か挟着されている。この回り止
め板18の両端部には取付ボルト15の頭部に係合して
取付ボルト15の回動を防ぐ各一対の係合片19が折曲
げ形成されている。 なおまた、把持部材6はピン16.16により吊下部材
4の下端部に回動可能に支持され、図示しない吊下線に
吊下されている。 次に、前記のように構成されたインシュレータセクショ
ンの構造の作用を説明する。 第1図において左右のトロリー線1,1が、略−直線状
に張設されている。また、セクションインシュレータ2
は、横り字状とされた把持部材6゜6の下端側でピン1
2.12により連結されているため、絶縁体7は、トロ
リー線lの軸線よりも上方に支持され、また絶縁体7の
下面はスライダ8の摺動面17より上方に偏倚して配置
されている。 さて、パンタグラフ11が第1図において左側のトロリ
ー線1側からこのセクションインシュレータ2の連結部
に接近移動してくる際には、パンタグラフ11はトロリ
ー線lを下面側から持ち上げるようにして摺動移動して
くる。この際、連結部材5と把持部材6をピン12によ
り回動可能に連結しているので、トロリー線1が連結部
材5の先端部付近において屈折することなく、パンタグ
ラフ11は摺動移動する。 次に、パンタグラフ11はトロリー線1からスライダ8
の摺動面17に移行する。この際、第1゜2図に鎖線で
示すように、パンタグラフ11が前後一対のスライダ8
,8の摺動面17,17で摺動支持されるため、パンタ
グラフ11はスライダ8.8を前後方向に捻動すること
無<(トロリー線1を捩じること無く)摺動し、右側の
トロリー線lへ移行する。 なおこの際、絶縁体7がトロリー線1の下面よりも上方
に偏倚して配置されているため、バンタク゛ラフ11は
絶縁体7の下部外周縁に摺動接触することなく移動し、
セクションインシュレータ2に接触すること無く移動す
る。 この実施例においては、把持部材6とセクションインシ
ュレータ2をピン12により回動可能に連結しているの
で、パンタグラフ11が通過する際、把持部材6の先端
部付近においてトロリー線1に屈折が生じるおそれはな
く、トロリー線1が屈折部にて損傷するおそれを防止す
ることができる。 また、パンタグラフ11が絶縁体7の下部外周縁と摺動
接触しないので、絶縁体7が磨耗することがなく、セク
ションインシュレータ2の耐久性を向上させることがで
きる。 また、パンタグラフ11が絶縁体7の下部外周縁と摺動
接触しないように、絶縁体7の外周に複数のひだ14a
を設けることができる。従って、短い絶縁体7であって
も沿面絶縁距離を十分に確保することができ、セクショ
ンインシュレータ2全体の小型化及び軽量化を図ること
ができる。 なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば、絶縁体の形状や材質を変更する等、こ
の発明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意
に変更して具体化することも可能である。 [発明の効果] 以上の通り、この請求項1の発明では、連設されるトロ
リー線の隣接する各端部に連結する連結部材と、連結部
材を連結する把持部材と、把持部材に両端部を固定し、
トロリー線の下面よりも上方位置とした下面を有しかつ
沿面絶縁距離を確保する長さを有する絶縁体と、いずれ
か一方の連結部材から他側の連結部材方へ延出し、下面
をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を有する一
対のスライダとよりなるセクションインシュレータをト
ロリー線間に連結したインシュレータセクションの構造
としたため、パンタグラフは絶縁体と接触することがな
く耐久性に優れたインシュレータセクションの構造とす
ることができる。 又、請求項2記載の発明では、連設されるトロリー線の
隣接する各端部に連結する連結部材と、連結部材を上下
方向に回動可能に連結する把持部材と、把持部材に両端
部を固定しかつ沿面絶縁距離を確保する長さの絶縁体と
、いずれか一方の連結部材から他側の連結部材方へ延出
し、下面をトロリー線の下面と同一平面とした摺動面を
有する一対のスライダとよりなるセクションインシュレ
ータをトロリー線間に連結したインシュレータセクショ
ンの構造としたため、トロリー線と連結部材の下面をパ
ンタグラフが通過する際、連結部材の先端部付近におい
てトロリー線に屈折を生じることがないため、トロリー
線を損傷するおそれがなく、耐久性に優れたインシュレ
ータセクションの構造とすることができる。
第1〜5図はこの発明の一実施例を示し、第1図は一部
破断正面図、第2図は同底面図、第3図は第1図A−A
線拡大断面図、第4図は第1図B−B線拡大断面図、第
5図は第1図C−C線拡大断面図、第6図は従来のトロ
リー線の連結構造を示す正面図、第7図は同平面図であ
る。 I・・・トロリー線、2・・・セクションインシュレー
タ、5・・・連結部材、6・・・把持部材、7・・・絶
縁体、8・・・スライダ、17・・・摺動面。 特許出願人 東海旅客鉄道株式会社 日本碍子 株式会社 代理人 弁理士 恩1)博宣 (ほか1名)
破断正面図、第2図は同底面図、第3図は第1図A−A
線拡大断面図、第4図は第1図B−B線拡大断面図、第
5図は第1図C−C線拡大断面図、第6図は従来のトロ
リー線の連結構造を示す正面図、第7図は同平面図であ
る。 I・・・トロリー線、2・・・セクションインシュレー
タ、5・・・連結部材、6・・・把持部材、7・・・絶
縁体、8・・・スライダ、17・・・摺動面。 特許出願人 東海旅客鉄道株式会社 日本碍子 株式会社 代理人 弁理士 恩1)博宣 (ほか1名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、連設されるトロリー線(1、1)の隣接する各端部
に連結する連結金具(5、5)と、該連結金具(5、5
)を連結する把持金具(6、6)と、該把持金具(6、
6)に両端部を固定し、トロリー線(1、1)の下面よ
りも上方位置とした下面を有しかつ沿面絶縁距離を確保
する長さを有する絶縁体(7)と、いずれか一方の連結
金具(5)から他側の連結金具(5)方へ延出し、下面
をトロリー線(1、1)の下面と同一平面とした摺動面
(17)を有する一対のスライダ(8)とよりなるセク
ションインシュレータ(2)をトロリー線(1、1)間
に連結したインシュレータセクションの構造。 2、連設されるトロリー線(1、1)の隣接する各端部
に連結する連結金具(5、5)と、該連結金具(5、5
)を上下方向に回動可能に連結する把持金具(6、6)
と、該把持金具(6、6)に両端部を固定しかつ沿面絶
縁距離を確保する長さの絶縁体(7)と、いずれか一方
の連結金具(5)から他側の連結金具(5)方へ延出し
、下面をトロリー線(1、1)の下面と同一平面とした
摺動面(17)を有する一対のスライダ(8)とよりな
るセクションインシュレータ(2)をトロリー線(1、
1)間に連結したインシュレータセクションの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32036190A JPH04189632A (ja) | 1990-11-23 | 1990-11-23 | インシュレータセクションの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32036190A JPH04189632A (ja) | 1990-11-23 | 1990-11-23 | インシュレータセクションの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04189632A true JPH04189632A (ja) | 1992-07-08 |
Family
ID=18120620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32036190A Pending JPH04189632A (ja) | 1990-11-23 | 1990-11-23 | インシュレータセクションの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04189632A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002240596A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-28 | East Japan Railway Co | セクションインシュレータ |
-
1990
- 1990-11-23 JP JP32036190A patent/JPH04189632A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002240596A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-28 | East Japan Railway Co | セクションインシュレータ |
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