JPH0419243Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419243Y2 JPH0419243Y2 JP1985041888U JP4188885U JPH0419243Y2 JP H0419243 Y2 JPH0419243 Y2 JP H0419243Y2 JP 1985041888 U JP1985041888 U JP 1985041888U JP 4188885 U JP4188885 U JP 4188885U JP H0419243 Y2 JPH0419243 Y2 JP H0419243Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- piston
- pressure
- regulating valve
- axial direction
- Prior art date
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- Expired
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、トラクタ等の車両の発進時間調整装
置に関する。
置に関する。
(従来の技術)
車両、例えばトラクタにおいては、他様化する
各種の作業に対応できるように、走行系中に前後
進切換装置を設けると共に、これを油圧クラツチ
を利用した油圧式とし、前後進切換弁の切換によ
つて制御するようにしたものがある。油圧式はメ
インクラツチの切換が不用であり、操作を簡単に
行える利点がある。
各種の作業に対応できるように、走行系中に前後
進切換装置を設けると共に、これを油圧クラツチ
を利用した油圧式とし、前後進切換弁の切換によ
つて制御するようにしたものがある。油圧式はメ
インクラツチの切換が不用であり、操作を簡単に
行える利点がある。
ところで、上記のものでは、前後進切換装置の
油圧制御系に圧力調整弁を備え、前進側又は後進
側の各油圧クラツチ接続時に圧力調整弁のピスト
ンをバネに抗して軸心方向に関する所定位置まで
摺動させることにより、油圧油圧力を所定圧力ま
で漸次上昇させるようにして、各油圧クラツチ接
続時の衝撃をなくし、トラクタの発進を円滑にす
るようにしている。
油圧制御系に圧力調整弁を備え、前進側又は後進
側の各油圧クラツチ接続時に圧力調整弁のピスト
ンをバネに抗して軸心方向に関する所定位置まで
摺動させることにより、油圧油圧力を所定圧力ま
で漸次上昇させるようにして、各油圧クラツチ接
続時の衝撃をなくし、トラクタの発進を円滑にす
るようにしている。
而して、上記のものにおいては、第7図及び第
8図に示すように、圧力調整弁に油圧油を供給す
る油路70,71途中に、オリフイス弁72を介
装している。
8図に示すように、圧力調整弁に油圧油を供給す
る油路70,71途中に、オリフイス弁72を介
装している。
そして、オリフイス弁72の弁本体73に、孔
径の異なるオリフイス孔74,75を周方向に複
数個形成し、弁本体73を回動させて、オリフイ
ス孔74,75の1個を油路71に連通させ、圧
力調整弁への油圧油流量を調整することにより、
トラクタの発進時間を調整するようにしている。
径の異なるオリフイス孔74,75を周方向に複
数個形成し、弁本体73を回動させて、オリフイ
ス孔74,75の1個を油路71に連通させ、圧
力調整弁への油圧油流量を調整することにより、
トラクタの発進時間を調整するようにしている。
然し乍ら、上記従来においては、発進時間の調
整を段階的にしか行えず、無段階で調整できるよ
うにすることが要望されている。
整を段階的にしか行えず、無段階で調整できるよ
うにすることが要望されている。
又、上記従来においては、加工費が高価なオリ
フイス孔を、調整する段階数分だけ形成する必要
があり、これがコストアツプを招来していた。
フイス孔を、調整する段階数分だけ形成する必要
があり、これがコストアツプを招来していた。
そこで、前記問題点を解決するものとして、例
えば、実公昭59−501号公報や特開昭58−203233
号公報に開示のものがある。
えば、実公昭59−501号公報や特開昭58−203233
号公報に開示のものがある。
この従来のものは、圧力調整弁のピストンへ供
給される油圧力を無段階に調整して、発進時間を
調整するものであつた。
給される油圧力を無段階に調整して、発進時間を
調整するものであつた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、前記実公昭59−501号公報や特開昭58
−203233号公報に記載のものは、圧力調整弁のピ
ストンへ供給される油圧力を無段階に調整できる
が、ピストン自体の移動量を調整することはでき
ない。
−203233号公報に記載のものは、圧力調整弁のピ
ストンへ供給される油圧力を無段階に調整できる
が、ピストン自体の移動量を調整することはでき
ない。
即ち、通常ピストンには遊びがあり、遊び範囲
は、フイーリングタイムといわれており、このフ
イーリングタイムを越えて始めて油圧力が上昇す
るのであるが、前記従来のものは、このフイーリ
ングタイムの調整は困難であり、それ以後の油圧
力の上昇時間の調整のみ可能なものであつた。
は、フイーリングタイムといわれており、このフ
イーリングタイムを越えて始めて油圧力が上昇す
るのであるが、前記従来のものは、このフイーリ
ングタイムの調整は困難であり、それ以後の油圧
力の上昇時間の調整のみ可能なものであつた。
従つて、本考案は、フイーリングタイムの調整
を可能にした車両の発進時間調整装置を提供する
ことを目的とする。
を可能にした車両の発進時間調整装置を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案の特徴とす
る処は、走行系油圧クラツチ11,12の油圧制
御系に圧力調整弁33を備え、油圧クラツチ1
1,12の接続時に、圧力調整弁33のピストン
52をバネ53,54に抗して軸心方向に摺動さ
せることにより、油圧クラツチ11,12に供給
する油圧油圧力を所定圧力まで漸次上昇させるも
のにおいて、圧力調整弁33に、軸心方向に移動
自在とされ且つ該移動によりピストン52をその
油圧油圧力を受ける端面を介して押動させること
でバネ53と協働してピストン52の軸心方向に
関する摺動開始位置を設定する調整軸56を備え
た点にある。
る処は、走行系油圧クラツチ11,12の油圧制
御系に圧力調整弁33を備え、油圧クラツチ1
1,12の接続時に、圧力調整弁33のピストン
52をバネ53,54に抗して軸心方向に摺動さ
せることにより、油圧クラツチ11,12に供給
する油圧油圧力を所定圧力まで漸次上昇させるも
のにおいて、圧力調整弁33に、軸心方向に移動
自在とされ且つ該移動によりピストン52をその
油圧油圧力を受ける端面を介して押動させること
でバネ53と協働してピストン52の軸心方向に
関する摺動開始位置を設定する調整軸56を備え
た点にある。
(作用)
本考案によれば、油圧クラツチ11,12の接
続時には、圧力調整弁33のピストン52が油圧
油圧力によりバネ53,54に抗して軸心方向に
摺動せしめられることで、油圧クラツチ11,1
2に供給される油圧油圧力は所定圧力まで漸次上
昇せしめられて、油圧クラツチ11,12接続時
の衝撃がなくされ、車両は円滑に発進する。
続時には、圧力調整弁33のピストン52が油圧
油圧力によりバネ53,54に抗して軸心方向に
摺動せしめられることで、油圧クラツチ11,1
2に供給される油圧油圧力は所定圧力まで漸次上
昇せしめられて、油圧クラツチ11,12接続時
の衝撃がなくされ、車両は円滑に発進する。
そして、調整軸56の軸心方向の移動操作によ
り、バネ53との協働作用によつて、ピストン5
2の軸心方向に関する摺動開始位置が調整され、
フイーリングタイムが調整され、車両の発進時間
が無段階で調整される。
り、バネ53との協働作用によつて、ピストン5
2の軸心方向に関する摺動開始位置が調整され、
フイーリングタイムが調整され、車両の発進時間
が無段階で調整される。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第6図の
図面に基き説明すれば、第1図の下側部分はトラ
クタの走行系伝動装置の一部を示すもので、1は
推進軸で、主クラツチを介して、エンジンと連動
連結されている。
図面に基き説明すれば、第1図の下側部分はトラ
クタの走行系伝動装置の一部を示すもので、1は
推進軸で、主クラツチを介して、エンジンと連動
連結されている。
2は走行伝動軸で、推進軸1の下方に、平行に
配置され、走行変速装置と連動連結されている。
配置され、走行変速装置と連動連結されている。
推進軸1上には前後一対の伝動ギヤ3,4が固
設され、走行伝動軸2上には、これに対応して前
後一対の伝動ギヤ5,6がニードル軸受7,8を
介して遊転自在に備えられ、伝動ギヤ3,5は遊
転ギヤ9を介して連動連結され、伝動ギヤ4,6
は直接連動連結されている。
設され、走行伝動軸2上には、これに対応して前
後一対の伝動ギヤ5,6がニードル軸受7,8を
介して遊転自在に備えられ、伝動ギヤ3,5は遊
転ギヤ9を介して連動連結され、伝動ギヤ4,6
は直接連動連結されている。
10は油圧クラツチ式前後進切換装置で、走行
伝動軸2の両伝動ギヤ5,6間に介装されてお
り、切換装置10の前部側にあつて伝動ギヤ5と
走行伝動軸2とを連結する後進クラツチ11と、
切換装置10の後部側にあつて伝動ギヤ6と走行
伝動軸2とを連結する前進クラツチ12とから成
る。これらクラツチ11,12は、湿式油圧多板
式クラツチとされ、共通の原動盤13内に組込ま
れ、原動盤13は走行伝動軸2にスプライン結合
されている。
伝動軸2の両伝動ギヤ5,6間に介装されてお
り、切換装置10の前部側にあつて伝動ギヤ5と
走行伝動軸2とを連結する後進クラツチ11と、
切換装置10の後部側にあつて伝動ギヤ6と走行
伝動軸2とを連結する前進クラツチ12とから成
る。これらクラツチ11,12は、湿式油圧多板
式クラツチとされ、共通の原動盤13内に組込ま
れ、原動盤13は走行伝動軸2にスプライン結合
されている。
そして、各クラツチ11,12は、原動盤13
の前後に形成された環状のシリンダ室14,15
と、該シリンダ室14,15に前後方向に摺動自
在に内嵌されたピストン16,17と、原動盤1
3の前後両端に内嵌された受板18,19及び止
め輪20,21と、伝動ギヤ5,6から原動盤1
3の前後部内に同心状に突設された円筒状従動体
22,23と、原動盤13の前後各外周部と各従
動体22,23間で軸心方向に交互に並設された
原動盤側クラツチ板24,25及び従動体側クラ
ツチ板26,27と、ピストン16,17を動力
伝達遮断方向に付勢する復帰用弾機28,29等
から成る。
の前後に形成された環状のシリンダ室14,15
と、該シリンダ室14,15に前後方向に摺動自
在に内嵌されたピストン16,17と、原動盤1
3の前後両端に内嵌された受板18,19及び止
め輪20,21と、伝動ギヤ5,6から原動盤1
3の前後部内に同心状に突設された円筒状従動体
22,23と、原動盤13の前後各外周部と各従
動体22,23間で軸心方向に交互に並設された
原動盤側クラツチ板24,25及び従動体側クラ
ツチ板26,27と、ピストン16,17を動力
伝達遮断方向に付勢する復帰用弾機28,29等
から成る。
30は油圧制御弁装置で、トラクタ車体の適所
に備えられて、前後進切換装置10を制御するも
ので、第1図の上側部分、第2図乃至第5図にも
示すように、ハウジング31と、切換弁32と、
圧力調整弁33と、オリフイス弁34と、逆止弁
35と、リリーフ弁36等から構成されている。
に備えられて、前後進切換装置10を制御するも
ので、第1図の上側部分、第2図乃至第5図にも
示すように、ハウジング31と、切換弁32と、
圧力調整弁33と、オリフイス弁34と、逆止弁
35と、リリーフ弁36等から構成されている。
ハウジング31は、本体37と、本体37の長
手方向即ち、左右方向両端部に固設された一対の
カバー38,39とから成り、本体37には貫通
孔40が左右方向に貫通形成されている。
手方向即ち、左右方向両端部に固設された一対の
カバー38,39とから成り、本体37には貫通
孔40が左右方向に貫通形成されている。
切換弁32は、油圧ポンプからの油圧油を各ク
ラツチ11,12に選択的に供給するもので、ス
プール41を有する。
ラツチ11,12に選択的に供給するもので、ス
プール41を有する。
スプール41は貫通孔40の右端部側に回動自
在に挿入され、ポンプポート42、タンクポート
43等に対して、前・後進クラツチポート44,
45、圧力調整弁ポート46等を断接する。
在に挿入され、ポンプポート42、タンクポート
43等に対して、前・後進クラツチポート44,
45、圧力調整弁ポート46等を断接する。
スプール41右端部はハウジング31外部に突
出しており、該右端部には作動レバー47が固設
され、作動レバー47がリンク機構を介して前後
進切換レバーに連結されている。
出しており、該右端部には作動レバー47が固設
され、作動レバー47がリンク機構を介して前後
進切換レバーに連結されている。
切換レバーは、位置決め機構により、中立、前
進、後進の各位置に位置決めかのうである。
進、後進の各位置に位置決めかのうである。
前・後進各クラツチポート44,45は、走行
伝動軸2に形成された油路48,49等を介し
て、前・後進各クラツチ11,12のシリンダ室
15,14に接続されている。
伝動軸2に形成された油路48,49等を介し
て、前・後進各クラツチ11,12のシリンダ室
15,14に接続されている。
圧力調整弁33は、各クラツチ11,12の接
続時に油圧油圧力を所定圧力まで漸次上昇させる
もので、貫通孔40の軸心方向中途部に軸心方向
に摺動自在に備えられた弁体51と、貫通孔40
の左端部側に軸心方向に摺動自在に備えられたピ
ストン52と、弁体51とピストン52との間に
介在され且つ内外同心状とされた大小2個のバネ
53,54と、弁体51とピストン52との軸心
方向の間隔を規制するロツド55と、調整軸56
等を備えている。
続時に油圧油圧力を所定圧力まで漸次上昇させる
もので、貫通孔40の軸心方向中途部に軸心方向
に摺動自在に備えられた弁体51と、貫通孔40
の左端部側に軸心方向に摺動自在に備えられたピ
ストン52と、弁体51とピストン52との間に
介在され且つ内外同心状とされた大小2個のバネ
53,54と、弁体51とピストン52との軸心
方向の間隔を規制するロツド55と、調整軸56
等を備えている。
弁体51は、ポンプポート42に対して、潤滑
油供給ポート57及びタンクポート58を断接自
在に接続する。潤滑油供給ポート57は、走行伝
動軸2に形成された油路59等を介して、各クラ
ツチ11,12を潤滑する。
油供給ポート57及びタンクポート58を断接自
在に接続する。潤滑油供給ポート57は、走行伝
動軸2に形成された油路59等を介して、各クラ
ツチ11,12を潤滑する。
貫通孔40の左側部内周面には、ピストン52
の右側への移動を規制する段部60が形成されて
いる。
の右側への移動を規制する段部60が形成されて
いる。
又、2個のバネ53,54の内、外側のバネ5
3が内側のバネ54より長くされている。
3が内側のバネ54より長くされている。
調整軸56の軸心はピストン52の軸心と同一
とされ、左側カバー38に軸心方向に進退自在に
螺挿されて、その右端部がピストン52の左端面
と接当しており、調整軸56の軸心方向の移動操
作とバネ53とにより、ピストン52の軸心方向
に関する摺動開始位置が設定される。調整軸56
左端部には、ドライバー又はコイン等を係合可能
な係合溝61が形成されている。
とされ、左側カバー38に軸心方向に進退自在に
螺挿されて、その右端部がピストン52の左端面
と接当しており、調整軸56の軸心方向の移動操
作とバネ53とにより、ピストン52の軸心方向
に関する摺動開始位置が設定される。調整軸56
左端部には、ドライバー又はコイン等を係合可能
な係合溝61が形成されている。
ところで、圧力調整弁ポート46と、圧力調整
弁33のピストン52の背後とは、ハウジング3
1及び左側カバー38に形成された油路62,6
3により連通せしめられている。
弁33のピストン52の背後とは、ハウジング3
1及び左側カバー38に形成された油路62,6
3により連通せしめられている。
オリフイス弁34は上記油路62,63間に介
装されるもので、左側カバー38に固定された軸
体64と、軸体64右端部に固設された円板状の
弁体65とから成り、弁体65に、上記油路6
2,63を連通させるオリフイス孔66が貫通形
成されている。
装されるもので、左側カバー38に固定された軸
体64と、軸体64右端部に固設された円板状の
弁体65とから成り、弁体65に、上記油路6
2,63を連通させるオリフイス孔66が貫通形
成されている。
逆止弁35は、上記油路62,63間に介装さ
れるもので、油路63から油路62への油圧油の
流れのみ許容する。
れるもので、油路63から油路62への油圧油の
流れのみ許容する。
リリーフ弁36は貫通孔40の軸心方向中途部
と連通せしめられている。
と連通せしめられている。
上記のように構成した実施例によれば、第3図
に示すように、切換弁32が中立状態の時には、
タンクポート43、前・後進クラツチポート4
4,45、圧力調整弁ポート46はスプール41
により閉じられている。
に示すように、切換弁32が中立状態の時には、
タンクポート43、前・後進クラツチポート4
4,45、圧力調整弁ポート46はスプール41
により閉じられている。
そして、ポンプポート42からの油圧油圧力に
より、弁体51がバネ53に抗して左側方へ移動
せしめられて、潤滑油供給ポート57及びタンク
ポート58が解放せしめられている。
より、弁体51がバネ53に抗して左側方へ移動
せしめられて、潤滑油供給ポート57及びタンク
ポート58が解放せしめられている。
潤滑油供給ポート57からの油圧油は油路59
等を介して各クラツチ11,12を潤滑する。
等を介して各クラツチ11,12を潤滑する。
今、切換弁32を第1図に示すように前進側に
切換えたとすると、ポンプポート42からの油圧
油は上記のようにして潤滑油供給ポート57及び
タンクポート58に流れると共に、前進クラツチ
ポート44及び圧力調整弁ポート46にも流れ
る。又、後進クラツチポート45はタンクポート
43に連通せしめられる。
切換えたとすると、ポンプポート42からの油圧
油は上記のようにして潤滑油供給ポート57及び
タンクポート58に流れると共に、前進クラツチ
ポート44及び圧力調整弁ポート46にも流れ
る。又、後進クラツチポート45はタンクポート
43に連通せしめられる。
これにより、前進クラツチポート44からは油
路48を介して前進クラツチ12のシリンダ室1
5に油圧油が供給されて、そのピストン17をク
ラツチ板25,27側へ押圧すると共に、後進ク
ラツチ11のピストン16は復帰用弾機28によ
りクラツチ板24,26から後退せしめられて、
シリンダ室14の油圧油は油路49、後進クラツ
チポート45、タンクポート43等を介してドレ
ンされる。
路48を介して前進クラツチ12のシリンダ室1
5に油圧油が供給されて、そのピストン17をク
ラツチ板25,27側へ押圧すると共に、後進ク
ラツチ11のピストン16は復帰用弾機28によ
りクラツチ板24,26から後退せしめられて、
シリンダ室14の油圧油は油路49、後進クラツ
チポート45、タンクポート43等を介してドレ
ンされる。
又、圧力調整弁ポート46からの油圧油は、油
路62、オリフイス弁34のオリフイス孔66、
油路63を介して、圧力調整弁33のピストン5
2背後へ供給される。
路62、オリフイス弁34のオリフイス孔66、
油路63を介して、圧力調整弁33のピストン5
2背後へ供給される。
これにより、ピストン52は段部60に当るま
で右側へ摺動する。この間、まず、第4図に示す
ように、ピストン52はバネ53を圧縮し、而る
後、第5図に示すように、両バネ53,54を圧
縮して、弁体51を漸次右側方へ摺動させて、潤
滑油供給ポート57及びタンクポート58を漸次
絞つていくのである。
で右側へ摺動する。この間、まず、第4図に示す
ように、ピストン52はバネ53を圧縮し、而る
後、第5図に示すように、両バネ53,54を圧
縮して、弁体51を漸次右側方へ摺動させて、潤
滑油供給ポート57及びタンクポート58を漸次
絞つていくのである。
これによつて、前進クラツチ12に供給される
油圧油の圧力は漸次上昇せしめられて、前進クラ
ツチ12接続時の衝撃はなく、トラクタは円滑に
発進する。
油圧油の圧力は漸次上昇せしめられて、前進クラ
ツチ12接続時の衝撃はなく、トラクタは円滑に
発進する。
上記の場合における前進クラツチ12へ供給さ
れる油圧油圧力と時間との関係を示したのが第6
図である。
れる油圧油圧力と時間との関係を示したのが第6
図である。
即ち、第6図において、切換レバーをまず操作
すると、切換レバーとスプール41間の遊びによ
り、一定の遊び時間経過後、油圧油圧力が上昇し
始める。
すると、切換レバーとスプール41間の遊びによ
り、一定の遊び時間経過後、油圧油圧力が上昇し
始める。
然し乍ら、圧力調整弁33のピストン52が軸
心方向所定位置まで摺動して、外側のバネ53を
圧縮し、弁体51により、潤滑油供給ポート57
及びタンクポート58をかなり絞るまで、即ち、
フイリングタイムが経過するまでは、油圧油圧力
はあまり上昇しない。
心方向所定位置まで摺動して、外側のバネ53を
圧縮し、弁体51により、潤滑油供給ポート57
及びタンクポート58をかなり絞るまで、即ち、
フイリングタイムが経過するまでは、油圧油圧力
はあまり上昇しない。
そして、フイリングタイムが経過すると、ピス
トン52は外側のバネ53を圧縮して、弁体51
が潤滑油供給ポート57及びタンクポート58を
かなり絞つていき、時間t1の間、油圧油圧力は比
較的緩かに上昇する。
トン52は外側のバネ53を圧縮して、弁体51
が潤滑油供給ポート57及びタンクポート58を
かなり絞つていき、時間t1の間、油圧油圧力は比
較的緩かに上昇する。
次に、上記時間t1経過後に、ピストン52は段
部60に当るまで摺動して、時間t2の間、外側の
バネ53のみならず、内側のバネ54も圧縮し
て、弁体51が潤滑油供給ポート57及びタンク
ポート58を更に絞つていくのであり、油圧油圧
力は、上記時間t1の間の圧力上昇の場合よりも、
大きな勾配で所定圧力で上昇する。
部60に当るまで摺動して、時間t2の間、外側の
バネ53のみならず、内側のバネ54も圧縮し
て、弁体51が潤滑油供給ポート57及びタンク
ポート58を更に絞つていくのであり、油圧油圧
力は、上記時間t1の間の圧力上昇の場合よりも、
大きな勾配で所定圧力で上昇する。
そして、時間t1とt2とを合計した時間がモジユ
レーテイングタイムとされている。
レーテイングタイムとされている。
又、上記時間t1が経過する途中でトラクタが発
進するのであり、切換レバーを操作してからトラ
クタが発進するまでの時間が発進時間である。
進するのであり、切換レバーを操作してからトラ
クタが発進するまでの時間が発進時間である。
ところで、圧力調整弁33において、調整軸5
6を軸心方向に移動させれば、調整軸56と外側
のバネ53とにより、ピストン52の軸心方向に
関する摺動開始位置を無段階で容易に調整できる
が、この調整により、上記フイリングタイムを調
整でき、発進時間を無段階で容易に調整できる。
6を軸心方向に移動させれば、調整軸56と外側
のバネ53とにより、ピストン52の軸心方向に
関する摺動開始位置を無段階で容易に調整できる
が、この調整により、上記フイリングタイムを調
整でき、発進時間を無段階で容易に調整できる。
(考案の効果)
以上詳述したように、本考案は、圧力調整弁
に、軸心方向に移動自在とされ且つ該移動により
ピストンをその油圧油圧力を受ける端面を介して
押動させることでバネと協働してピストンの軸心
方向に関する摺動開始位置を設定する調整軸を備
えたので、フイーリングタイムを調整することが
でき、発進時間を無段階に調整することができる
ものである。本考案は、上記利点を有し、実益大
である。
に、軸心方向に移動自在とされ且つ該移動により
ピストンをその油圧油圧力を受ける端面を介して
押動させることでバネと協働してピストンの軸心
方向に関する摺動開始位置を設定する調整軸を備
えたので、フイーリングタイムを調整することが
でき、発進時間を無段階に調整することができる
ものである。本考案は、上記利点を有し、実益大
である。
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、
第1図は前後進切換装置と油圧制御弁装置の説明
図、第2図は油圧制御弁装置の断面図、第3図乃
至第5図の各図は油圧制御弁装置の作動状態を説
明するための説明図、第6図は油圧油圧力と時間
との関係を示すグラフ、第7図及び第8図は従来
一例を示し、第7図は要部の断面図、第8図は第
7図のA−A線矢視断面図である。 10……前後進切換装置、11,12……後
進・前進クラツチ、30……油圧制御弁装置、3
2……切換弁、33……圧力調整弁、51……弁
体、52……ピストン、53,54……バネ、5
6……調整軸。
第1図は前後進切換装置と油圧制御弁装置の説明
図、第2図は油圧制御弁装置の断面図、第3図乃
至第5図の各図は油圧制御弁装置の作動状態を説
明するための説明図、第6図は油圧油圧力と時間
との関係を示すグラフ、第7図及び第8図は従来
一例を示し、第7図は要部の断面図、第8図は第
7図のA−A線矢視断面図である。 10……前後進切換装置、11,12……後
進・前進クラツチ、30……油圧制御弁装置、3
2……切換弁、33……圧力調整弁、51……弁
体、52……ピストン、53,54……バネ、5
6……調整軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 走行系油圧クラツチ11,12の油圧制御系に
圧力調整弁33を備え、油圧クラツチ11,12
の接続時に、圧力調整弁33のピストン52をバ
ネ53,54に抗して軸心方向に摺動させること
により、油圧クラツチ11,12に供給する油圧
力を所定圧力まで漸次上昇させるものにおいて、 圧力調整弁33に、軸心方向に移動自在とされ
且つ該移動によりピストン52をその油圧力を受
ける端面を介して押動させることでバネ53と協
働してピストン52の軸心方向に関する摺動開始
位置を設定する調整軸56を備えたことを特徴と
する車両の発進時間調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985041888U JPH0419243Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985041888U JPH0419243Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61157728U JPS61157728U (ja) | 1986-09-30 |
| JPH0419243Y2 true JPH0419243Y2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=30552128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985041888U Expired JPH0419243Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0419243Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58203233A (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-26 | Iseki & Co Ltd | Ptoクラツチの作動油圧制御装置 |
| JPS59501U (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-05 | 三菱重工業株式会社 | セラミツク製タ−ビンロ−タ |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP1985041888U patent/JPH0419243Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61157728U (ja) | 1986-09-30 |
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