JPH0419419Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419419Y2 JPH0419419Y2 JP1986169996U JP16999686U JPH0419419Y2 JP H0419419 Y2 JPH0419419 Y2 JP H0419419Y2 JP 1986169996 U JP1986169996 U JP 1986169996U JP 16999686 U JP16999686 U JP 16999686U JP H0419419 Y2 JPH0419419 Y2 JP H0419419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- water
- making
- making water
- conductive member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、製氷水が過冷却されることによ
り、循環経路中に往々にして発生する綿状乃至泥
状の氷を直ちに融解させて、白濁水のように品質
の劣る氷の生成を有効に防止すると共に、公称製
氷能力をフルに発揮し得るようになした水循環式
自動製氷機に関するものである。
り、循環経路中に往々にして発生する綿状乃至泥
状の氷を直ちに融解させて、白濁水のように品質
の劣る氷の生成を有効に防止すると共に、公称製
氷能力をフルに発揮し得るようになした水循環式
自動製氷機に関するものである。
従来技術
製氷部に製氷水を循環供給して製氷を行なう水
循環式の自動製氷機では、その製氷運転が進行す
るにつれて、製氷部に接触して冷却された未氷結
水が過冷却されるに至り、水循環経路に綿状乃至
泥状の氷(以下「不完全氷」ともいう)を発生
し、これがポンプを詰まらせて白濁氷を生成する
等の不都合が知られている。本考案はこの不完全
氷を融解させるために提案されたものであるの
で、その理解に資するために、先ず従来技術に係
る自動製氷機の概略構造および前記不完全氷が発
生する理由につき説明する。
循環式の自動製氷機では、その製氷運転が進行す
るにつれて、製氷部に接触して冷却された未氷結
水が過冷却されるに至り、水循環経路に綿状乃至
泥状の氷(以下「不完全氷」ともいう)を発生
し、これがポンプを詰まらせて白濁氷を生成する
等の不都合が知られている。本考案はこの不完全
氷を融解させるために提案されたものであるの
で、その理解に資するために、先ず従来技術に係
る自動製氷機の概略構造および前記不完全氷が発
生する理由につき説明する。
第7図は所謂オープンセル式の自動製氷機を示
すものであつて、製氷機本体10の内部上方に複
数の製氷室12が配置され、各製氷室12には下
方に開口する多数のセル14が画成されている。
この製氷室12の上面には、冷凍装置16に管路
を介して連通する蒸発器18が密着的に固着され
ている。前記複数の製氷室12は、連結部材20
を介して互いに連結され、全体として製氷皿22
を形成している。また第7図には、冷凍装置16
を構成する部材として、冷媒を高圧高温に圧縮す
る圧縮機17と、冷媒を冷して液化させる凝縮器
19および凝縮器19を空冷するためのフアン2
1が開示されている。
すものであつて、製氷機本体10の内部上方に複
数の製氷室12が配置され、各製氷室12には下
方に開口する多数のセル14が画成されている。
この製氷室12の上面には、冷凍装置16に管路
を介して連通する蒸発器18が密着的に固着され
ている。前記複数の製氷室12は、連結部材20
を介して互いに連結され、全体として製氷皿22
を形成している。また第7図には、冷凍装置16
を構成する部材として、冷媒を高圧高温に圧縮す
る圧縮機17と、冷媒を冷して液化させる凝縮器
19および凝縮器19を空冷するためのフアン2
1が開示されている。
この製氷皿22内には、外部水道系に接続して
製氷水を該製氷皿22に供給する給水管24が配
置されている。製氷皿22の下方には、各セル1
4で形成された角氷の落下を受け、該角氷を貯氷
庫28に回収する収納皿30が、所定角度で傾斜
配置され、更にその下方に製氷水タンク26が配
設されている。収納皿30には、各セル14への
製氷水の噴射供給を許容する散水孔32と、セル
14で氷結するに至らなかつた未氷結水を前記製
氷水タンク26へ回収する複数の戻り孔34とが
穿設されている。
製氷水を該製氷皿22に供給する給水管24が配
置されている。製氷皿22の下方には、各セル1
4で形成された角氷の落下を受け、該角氷を貯氷
庫28に回収する収納皿30が、所定角度で傾斜
配置され、更にその下方に製氷水タンク26が配
設されている。収納皿30には、各セル14への
製氷水の噴射供給を許容する散水孔32と、セル
14で氷結するに至らなかつた未氷結水を前記製
氷水タンク26へ回収する複数の戻り孔34とが
穿設されている。
前記製氷水タンク26の内部には、製氷水の循
環供給を行なうためのポンプ36が配設され、該
ポンプ36のポンプ室52はタンク26中に貯留
した製氷水に浸漬されている。そしてタンク26
中の製氷水は、このポンプ36およびホース38
を介して散水管40に圧送され、前記多数のセル
14の内面に均一に噴射供給される。
環供給を行なうためのポンプ36が配設され、該
ポンプ36のポンプ室52はタンク26中に貯留
した製氷水に浸漬されている。そしてタンク26
中の製氷水は、このポンプ36およびホース38
を介して散水管40に圧送され、前記多数のセル
14の内面に均一に噴射供給される。
各セル14は製氷運転時に前記蒸発器18によ
り氷点下に冷却されているので、前記散水管40
から噴射供給された製氷水は、各セル14の内面
で次第に氷結し始める。またセル内で氷結するに
至らなかつた水(以下「未氷結水」ともいう)
は、収納皿30に穿設した前記戻り孔34を介し
て製氷水タンク26に回収され、再び循環に供さ
れる。このためタンク26中の製氷水は、製氷運
転の進行に伴い次第に温度が低下して行く。前記
製氷運転が進行しセル14に角氷が生成される
と、温度センサにより製氷完了を検知して製氷運
転を停止し、前記蒸発器18にホツトガスを供給
してセル14に対する角氷の凍結面を融解し、角
氷を該セル14から落下させる。角氷は収納皿3
0上を滑落し、図示の氷落下口42を介して貯氷
庫28内に貯留される。
り氷点下に冷却されているので、前記散水管40
から噴射供給された製氷水は、各セル14の内面
で次第に氷結し始める。またセル内で氷結するに
至らなかつた水(以下「未氷結水」ともいう)
は、収納皿30に穿設した前記戻り孔34を介し
て製氷水タンク26に回収され、再び循環に供さ
れる。このためタンク26中の製氷水は、製氷運
転の進行に伴い次第に温度が低下して行く。前記
製氷運転が進行しセル14に角氷が生成される
と、温度センサにより製氷完了を検知して製氷運
転を停止し、前記蒸発器18にホツトガスを供給
してセル14に対する角氷の凍結面を融解し、角
氷を該セル14から落下させる。角氷は収納皿3
0上を滑落し、図示の氷落下口42を介して貯氷
庫28内に貯留される。
考案が解決しようとする問題点
前述したように、未氷結水はセル14等の製氷
部に接触して温度降下するので、製氷運転が進行
するに伴い、製氷水タンク26中の製氷水は充分
に冷却される。このため製氷部に接触して過冷却
された未氷結水が製氷水タンク26に帰還し、該
タンク中の前記の如く充分に冷却(0℃以下)さ
れた製氷水に合流すると、瞬時に微細な針状の氷
片が発生し、これが凝集して綿状乃至泥状の氷と
なつて水面に浮遊する現象がみられる。
部に接触して温度降下するので、製氷運転が進行
するに伴い、製氷水タンク26中の製氷水は充分
に冷却される。このため製氷部に接触して過冷却
された未氷結水が製氷水タンク26に帰還し、該
タンク中の前記の如く充分に冷却(0℃以下)さ
れた製氷水に合流すると、瞬時に微細な針状の氷
片が発生し、これが凝集して綿状乃至泥状の氷と
なつて水面に浮遊する現象がみられる。
このように不完全氷が発生すると、前記ポンプ
36におけるポンプ室52への円滑な製氷水の吸
い込みを阻害し、製氷水の噴射圧を脈動させるた
め、空気が混入した白濁氷や角の欠けた変形氷の
ように品質の劣る氷が生成される問題を生ずる。
36におけるポンプ室52への円滑な製氷水の吸
い込みを阻害し、製氷水の噴射圧を脈動させるた
め、空気が混入した白濁氷や角の欠けた変形氷の
ように品質の劣る氷が生成される問題を生ずる。
また不完全氷が発生すると、製氷工程の進行が
妨げられるが、数分経過後には不完全氷の凝集塊
はその外周部から僅かづつ融解し始める。その数
分間は、夏季には約3分前後、冬季にはその倍程
度である。そして不完全氷が発生して融けるまで
の数分間が製氷時間を延長させることにより、こ
れは日産製氷能力の低下となつて公称能力の実現
を阻止し、ユーザーからのクレームを招く原因に
もなつている。
妨げられるが、数分経過後には不完全氷の凝集塊
はその外周部から僅かづつ融解し始める。その数
分間は、夏季には約3分前後、冬季にはその倍程
度である。そして不完全氷が発生して融けるまで
の数分間が製氷時間を延長させることにより、こ
れは日産製氷能力の低下となつて公称能力の実現
を阻止し、ユーザーからのクレームを招く原因に
もなつている。
前述した不完全氷の発生を防止または事後的に
融解させるために、従来から種々の対象が講じら
れている。例えば特開昭55−53668号公報には、
製氷板を流下した後の不完全氷を含む未氷結水中
に、流下前の製氷水の一部を供給して、発生した
不完全氷を融解させる手段が開示されている。ま
た特開昭55−96881号公報には、不完全氷が発生
する直前に現われる製氷機構の状態変化(製氷水
量の低下や冷媒温度の変化)を検知手段により検
知し、当該検知手段からの出力信号によりポンプ
の運転を制御して、製氷水の循環量を所定時間減
少させることを内容とする技術が開示されてい
る。
融解させるために、従来から種々の対象が講じら
れている。例えば特開昭55−53668号公報には、
製氷板を流下した後の不完全氷を含む未氷結水中
に、流下前の製氷水の一部を供給して、発生した
不完全氷を融解させる手段が開示されている。ま
た特開昭55−96881号公報には、不完全氷が発生
する直前に現われる製氷機構の状態変化(製氷水
量の低下や冷媒温度の変化)を検知手段により検
知し、当該検知手段からの出力信号によりポンプ
の運転を制御して、製氷水の循環量を所定時間減
少させることを内容とする技術が開示されてい
る。
しかし前者は、製氷水を集水樋にバイパスさせ
るために、バイパス管および水圧調節バルブを製
氷水供給管から分岐導出する必要があつて構造が
複雑となり、コストも嵩むことになる。また後者
は、製氷機構における状態変化の検知およびポン
プ制御のために各種の素子や制御系を必要とし、
製造コストが上昇する等の難点が指摘される。
るために、バイパス管および水圧調節バルブを製
氷水供給管から分岐導出する必要があつて構造が
複雑となり、コストも嵩むことになる。また後者
は、製氷機構における状態変化の検知およびポン
プ制御のために各種の素子や制御系を必要とし、
製造コストが上昇する等の難点が指摘される。
考案の目的
この考案は、前述した従来技術に内在している
問題点に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであつて、簡単な構成でありながら、発
生した不完全氷を直ちに融解するようにして、白
濁氷の成長を有効に阻止すると共に、公称製氷能
力の低下を来すことのない水循環式自動製氷機を
提供することを目的とする。
問題点に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであつて、簡単な構成でありながら、発
生した不完全氷を直ちに融解するようにして、白
濁氷の成長を有効に阻止すると共に、公称製氷能
力の低下を来すことのない水循環式自動製氷機を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
前記問題点を克服し、所期の目的を達成するた
め本考案は、製氷水タンク中の製氷水を、モータ
で駆動されるポンプにより圧送して、冷凍装置に
より冷却される製氷部に供給し、未氷結水は製氷
水タンクに帰還させて再び製氷部に供給すること
により、該製氷部に氷を生成するよう構成した水
循環式自動製氷機において、熱良導性材料からな
る熱伝導部材の一端部を発熱源に接触するよう配
設すると共に、この熱伝導部材の他端部は、製氷
水タンク中で製氷水の循環供給がなされていない
時に該タンク中の製氷水に浸漬され、製氷水の循
環供給がなされて基準水位よりも低下した時に、
該タンク中の製氷水との浸漬が解除される寸法に
設定するよう構成したことを特徴とする。
め本考案は、製氷水タンク中の製氷水を、モータ
で駆動されるポンプにより圧送して、冷凍装置に
より冷却される製氷部に供給し、未氷結水は製氷
水タンクに帰還させて再び製氷部に供給すること
により、該製氷部に氷を生成するよう構成した水
循環式自動製氷機において、熱良導性材料からな
る熱伝導部材の一端部を発熱源に接触するよう配
設すると共に、この熱伝導部材の他端部は、製氷
水タンク中で製氷水の循環供給がなされていない
時に該タンク中の製氷水に浸漬され、製氷水の循
環供給がなされて基準水位よりも低下した時に、
該タンク中の製氷水との浸漬が解除される寸法に
設定するよう構成したことを特徴とする。
実施例
次に、本考案に係る水循環式自動製氷機につ
き、好適な実施例を複数例挙げて、添付図面を参
照しながら説明する。第1図は本考案の一実施例
を示すものであつて、製氷水供給用のポンプ36
は、モータ48と、該モータ48を支持する筒状
本体50と、この筒状本体50の下部に固設され
製氷水中に浸漬されるポンプ室52と、モータの
回転軸48aに取付けられポンプ室52内に回転
自在に収納したスクリユー54とから基本的に構
成されている。筒状本体50の周壁部には、ポン
プ室52に近接した水没位置に、製氷水を該筒状
本体50に流入させる水流入口50aが穿設され
ている。また筒状本体50の内部に流入した製氷
水を、ポンプ室52内に導入する吸水孔52a
が、ポンプ室52の頂部に穿設されている。更に
ポンプ室52の側壁に突設した吐出口52bに、
前記散水管40に連通するホース38の一端部が
接続されている。
き、好適な実施例を複数例挙げて、添付図面を参
照しながら説明する。第1図は本考案の一実施例
を示すものであつて、製氷水供給用のポンプ36
は、モータ48と、該モータ48を支持する筒状
本体50と、この筒状本体50の下部に固設され
製氷水中に浸漬されるポンプ室52と、モータの
回転軸48aに取付けられポンプ室52内に回転
自在に収納したスクリユー54とから基本的に構
成されている。筒状本体50の周壁部には、ポン
プ室52に近接した水没位置に、製氷水を該筒状
本体50に流入させる水流入口50aが穿設され
ている。また筒状本体50の内部に流入した製氷
水を、ポンプ室52内に導入する吸水孔52a
が、ポンプ室52の頂部に穿設されている。更に
ポンプ室52の側壁に突設した吐出口52bに、
前記散水管40に連通するホース38の一端部が
接続されている。
前記ポンプ36を駆動するモータ48には、例
えばアルミニウムの如く熱伝導率の良い金属を材
質とする熱伝導部材56が、その一端部において
固定され、該熱伝導部材56の垂直下方に延在す
る他端部は製氷水タンク26中に臨んでいる。す
なわち殊に第3図に示す如く、熱伝導部材56は
所要長さの金属板材からなり、その両端部が夫々
反対方向に指向するよう「〓」状に屈曲されてい
る。その一方に張出している上方の端部56aに
穿設した2つの通孔に、夫々ボルト60,60が
挿通され、これにより前記熱伝導部材56は、モ
ータ48の最も発熱し易い部位、例えば巻線部に
近接したコア62に固定される。
えばアルミニウムの如く熱伝導率の良い金属を材
質とする熱伝導部材56が、その一端部において
固定され、該熱伝導部材56の垂直下方に延在す
る他端部は製氷水タンク26中に臨んでいる。す
なわち殊に第3図に示す如く、熱伝導部材56は
所要長さの金属板材からなり、その両端部が夫々
反対方向に指向するよう「〓」状に屈曲されてい
る。その一方に張出している上方の端部56aに
穿設した2つの通孔に、夫々ボルト60,60が
挿通され、これにより前記熱伝導部材56は、モ
ータ48の最も発熱し易い部位、例えば巻線部に
近接したコア62に固定される。
そして熱伝導部材56の本体部は前記モータ4
8から下方に垂直に延在し、前記上方端部56a
と反対側に張出している下方の端部56bは、製
氷水タンク26中に臨んでいる。この場合におい
て前記の下方端部56bは、第1図に示す如く、
ポンプ36が運転されて製氷水を循環供給してい
る時の製氷水の水位l1よりは上方に位置してい
る。しかもこの下方端部56bは、製氷運転の進
行により不完全氷が発生し、これが水流入口50
aを閉塞して製氷水の水位を上昇させた時の水位
l2より下方に位置するよう、予め寸法設定され
る。すなわち、上方端部56aがモータ48の発
熱部に固定された熱伝導部材56の下方端部56
bは、製氷水の循環供給中は製氷水に浸漬される
ことがなく、不完全氷により水流入口50aが塞
がれて製氷水の水位が上昇した時にのみ、該製氷
水に浸漬されるようになつている。
8から下方に垂直に延在し、前記上方端部56a
と反対側に張出している下方の端部56bは、製
氷水タンク26中に臨んでいる。この場合におい
て前記の下方端部56bは、第1図に示す如く、
ポンプ36が運転されて製氷水を循環供給してい
る時の製氷水の水位l1よりは上方に位置してい
る。しかもこの下方端部56bは、製氷運転の進
行により不完全氷が発生し、これが水流入口50
aを閉塞して製氷水の水位を上昇させた時の水位
l2より下方に位置するよう、予め寸法設定され
る。すなわち、上方端部56aがモータ48の発
熱部に固定された熱伝導部材56の下方端部56
bは、製氷水の循環供給中は製氷水に浸漬される
ことがなく、不完全氷により水流入口50aが塞
がれて製氷水の水位が上昇した時にのみ、該製氷
水に浸漬されるようになつている。
次に第4図は、本考案に使用される熱伝導部材
56の別の実施例を示すものであつて、熱伝導部
材56の上端に突設した張出し部56aに、所要
形状の切欠64が設けられると共に、この切欠6
4に沿つて垂直に立上がるコ状壁部66が形成さ
れている。この場合は、コ状壁部66を前記モー
タ48の巻線部48b(最も発熱する部分でもあ
る)に強制的に嵌挿して、該巻線部48bを前記
コ状壁部66により包持するようにすれば、ボル
ト等の緊締手段を使用することなく、ワンタツチ
での取付けが達成される。
56の別の実施例を示すものであつて、熱伝導部
材56の上端に突設した張出し部56aに、所要
形状の切欠64が設けられると共に、この切欠6
4に沿つて垂直に立上がるコ状壁部66が形成さ
れている。この場合は、コ状壁部66を前記モー
タ48の巻線部48b(最も発熱する部分でもあ
る)に強制的に嵌挿して、該巻線部48bを前記
コ状壁部66により包持するようにすれば、ボル
ト等の緊締手段を使用することなく、ワンタツチ
での取付けが達成される。
更に第5図に示す別の実施例では、熱伝導部材
56の両端部に折曲形成した張出し部56a,5
6bを同一方向に突出させ、下方の張出し部56
bに前記筒状本体50の挿通を許容する通孔68
を穿設し、この通孔68に筒状本体50を嵌挿す
るよう構成してある。なお符号58は、ボルト挿
通用の通孔を示す。何れの実施例の場合も、熱伝
導部材56の前記下方の張出し部56bは、製氷
水の循環供給中は製氷水に浸漬されることがな
く、不完全氷により水流入口50aが塞がれて製
氷水の水位が上昇した時にのみ、該製氷水に浸漬
されるようになつている。
56の両端部に折曲形成した張出し部56a,5
6bを同一方向に突出させ、下方の張出し部56
bに前記筒状本体50の挿通を許容する通孔68
を穿設し、この通孔68に筒状本体50を嵌挿す
るよう構成してある。なお符号58は、ボルト挿
通用の通孔を示す。何れの実施例の場合も、熱伝
導部材56の前記下方の張出し部56bは、製氷
水の循環供給中は製氷水に浸漬されることがな
く、不完全氷により水流入口50aが塞がれて製
氷水の水位が上昇した時にのみ、該製氷水に浸漬
されるようになつている。
実施例の作用
次に、以上のように構成した実施例に係る水循
環式自動製氷機の作用につき説明する。製氷水タ
ンク26内に給水がなされると、製氷水はポンプ
36の筒状本体50に穿設した水流入口50aか
らポンプ室52内に流入する。製氷水タンク26
に前記水位l2まで製氷水が貯留されると、製氷運
転に入り、モータ48が駆動されてスクリユー5
4を回転させ、ポンプ室52内の製氷水を散水管
40を介してセル14内への噴射供給を行なう。
このポンプ36による製氷水の圧送が始まると、
水が循環用の管路系にも行き亘る結果として、第
1図に示すように、製氷水の水位はl1まで低下
し、このためモータ48に取付けた熱伝導部材5
6の下方端部56bは前記水面l1より上方に位置
することになる。従つてモータ48からの熱が、
熱伝導部材56を介して製氷水に伝達されること
はなく、製氷運転に悪影響を及ぼすことがない。
環式自動製氷機の作用につき説明する。製氷水タ
ンク26内に給水がなされると、製氷水はポンプ
36の筒状本体50に穿設した水流入口50aか
らポンプ室52内に流入する。製氷水タンク26
に前記水位l2まで製氷水が貯留されると、製氷運
転に入り、モータ48が駆動されてスクリユー5
4を回転させ、ポンプ室52内の製氷水を散水管
40を介してセル14内への噴射供給を行なう。
このポンプ36による製氷水の圧送が始まると、
水が循環用の管路系にも行き亘る結果として、第
1図に示すように、製氷水の水位はl1まで低下
し、このためモータ48に取付けた熱伝導部材5
6の下方端部56bは前記水面l1より上方に位置
することになる。従つてモータ48からの熱が、
熱伝導部材56を介して製氷水に伝達されること
はなく、製氷運転に悪影響を及ぼすことがない。
次にセル14に接触し、温度降下して製氷水タ
ンク26に帰還する未氷結水は、再びポンプ36
により圧送されて散水管40に供給され、セル1
4に噴射供給されるというサイクルを繰り返して
いる。これによりセル14から製氷水タンク26
に帰還する製氷水は徐々に温度降下し、0℃以下
になると該タンク26内でも前述した如く不完全
氷が発生する。この不完全氷は、ポンプ室52内
に吸入される際に水流入口50aを塞ぐことにな
り、このためポンプ室52への製氷水の吸い込み
が不調または完全停止されるに至る。製氷水の供
給が停止されると、循環用の管路系に行き亘つて
いた製氷水が製氷水タンク26に帰還し、該タン
ク26中の水位が、第1図に示すl2まで上昇す
る。これにより熱伝導部材56の下方端部56b
が製氷水に浸漬されることになり、モータ48の
駆動に伴なう発熱が、熱伝導部材56を介して製
氷水に伝達される。従つて水流入口50aを閉塞
していた不完全氷が融解され、当該水流入口50
aが再び開口し、製氷水の供給が中断されること
なく実施される。
ンク26に帰還する未氷結水は、再びポンプ36
により圧送されて散水管40に供給され、セル1
4に噴射供給されるというサイクルを繰り返して
いる。これによりセル14から製氷水タンク26
に帰還する製氷水は徐々に温度降下し、0℃以下
になると該タンク26内でも前述した如く不完全
氷が発生する。この不完全氷は、ポンプ室52内
に吸入される際に水流入口50aを塞ぐことにな
り、このためポンプ室52への製氷水の吸い込み
が不調または完全停止されるに至る。製氷水の供
給が停止されると、循環用の管路系に行き亘つて
いた製氷水が製氷水タンク26に帰還し、該タン
ク26中の水位が、第1図に示すl2まで上昇す
る。これにより熱伝導部材56の下方端部56b
が製氷水に浸漬されることになり、モータ48の
駆動に伴なう発熱が、熱伝導部材56を介して製
氷水に伝達される。従つて水流入口50aを閉塞
していた不完全氷が融解され、当該水流入口50
aが再び開口し、製氷水の供給が中断されること
なく実施される。
別実施例について
第6図は本考案の別の実施例を示すものであつ
て、発熱源を前記冷凍装置16の圧縮機17に求
めている。すなわち図示例では、圧縮機17およ
び凝縮器19等からなる前記冷凍装置16の独立
ユニツトが、製氷部12を備えた製氷ユニツトの
上に重ね置きされ、この圧縮機17に前記熱伝導
部材56の一端156aが適宜の手段により固定
されている。そして熱伝導部材56は下方に延在
し、前記製氷ユニツト中に垂下して、その下端部
56bを製氷水タンク26中に臨ませている。こ
の場合も、前記熱伝導部材56の寸法は、製氷水
タンク26中で製氷水の循環供給がなされていな
い時には、該タンク中の製氷水に浸漬され、製氷
水の循環供給がなされて基準水位よりも低下した
時には、該タンク中の製氷水に浸漬されなくなる
寸法に設定されている。
て、発熱源を前記冷凍装置16の圧縮機17に求
めている。すなわち図示例では、圧縮機17およ
び凝縮器19等からなる前記冷凍装置16の独立
ユニツトが、製氷部12を備えた製氷ユニツトの
上に重ね置きされ、この圧縮機17に前記熱伝導
部材56の一端156aが適宜の手段により固定
されている。そして熱伝導部材56は下方に延在
し、前記製氷ユニツト中に垂下して、その下端部
56bを製氷水タンク26中に臨ませている。こ
の場合も、前記熱伝導部材56の寸法は、製氷水
タンク26中で製氷水の循環供給がなされていな
い時には、該タンク中の製氷水に浸漬され、製氷
水の循環供給がなされて基準水位よりも低下した
時には、該タンク中の製氷水に浸漬されなくなる
寸法に設定されている。
なお冷凍装置16には、この圧縮機17以外の
発熱源として、凝縮器19を有している。従つて
前記熱伝導部材56を凝縮器19に直接取付け、
その下端部56bを製氷水タンク26中に臨ませ
たり、前記フアン21の回転により凝縮器19で
熱交換された温風を熱伝導部材56に接触させ、
この昇温された熱伝導部材56の下端部56bを
製氷水タンク26中に臨ませるようにしてもよ
い。
発熱源として、凝縮器19を有している。従つて
前記熱伝導部材56を凝縮器19に直接取付け、
その下端部56bを製氷水タンク26中に臨ませ
たり、前記フアン21の回転により凝縮器19で
熱交換された温風を熱伝導部材56に接触させ、
この昇温された熱伝導部材56の下端部56bを
製氷水タンク26中に臨ませるようにしてもよ
い。
考案の効果
以上説明したように、本考案に係る水循環式自
動製氷機によれば、例えばモータの如き発熱源に
熱伝導率の良い熱伝導部材を取付け、その下端部
を製氷水タンク中に所定の位置関係で臨ませるだ
けで、不完全氷を瞬時に融解させることができ、
白濁氷や角の欠けた氷等の如く品質の劣る氷の生
成が回避される。また熱伝導部材の下端部は、製
氷水の循環供給中は製氷水に浸漬されることがな
く、不完全氷が発生して製氷水タンク中の水位が
上昇したときにのみ製氷水に浸漬されるようにな
つているので、正常な製氷運転が行なわれている
際に製氷水に熱が伝達されることがなく、製氷運
転に悪影響(製氷に要する時間が長くなる)を及
ぼすことはない。
動製氷機によれば、例えばモータの如き発熱源に
熱伝導率の良い熱伝導部材を取付け、その下端部
を製氷水タンク中に所定の位置関係で臨ませるだ
けで、不完全氷を瞬時に融解させることができ、
白濁氷や角の欠けた氷等の如く品質の劣る氷の生
成が回避される。また熱伝導部材の下端部は、製
氷水の循環供給中は製氷水に浸漬されることがな
く、不完全氷が発生して製氷水タンク中の水位が
上昇したときにのみ製氷水に浸漬されるようにな
つているので、正常な製氷運転が行なわれている
際に製氷水に熱が伝達されることがなく、製氷運
転に悪影響(製氷に要する時間が長くなる)を及
ぼすことはない。
しかも特別の加熱手段を他に必要とせず、簡単
な構成で足りるので、製造コストも低廉になり、
また製氷機構における状態変化の検知およびポン
プ制御のための各種の素子や制御系を必要としな
いから極めて経済的である。加えて製氷運転中に
製氷水の循環が、長時間に亘つて遮断されること
がなくなり、製氷に要する時間が遅延されること
もなくなつて公称製氷能力をフルに発揮し得る。
更に熱伝導部材を前記モータや、圧縮機その他凝
縮器等の発熱源に取付けた場合は、当該熱伝導部
材が前記各種の発熱部材に対するラジエータとし
て機能するので、モータ等の冷却も図られ耐久寿
命を延ばし得る等の有益な効果を奏する。
な構成で足りるので、製造コストも低廉になり、
また製氷機構における状態変化の検知およびポン
プ制御のための各種の素子や制御系を必要としな
いから極めて経済的である。加えて製氷運転中に
製氷水の循環が、長時間に亘つて遮断されること
がなくなり、製氷に要する時間が遅延されること
もなくなつて公称製氷能力をフルに発揮し得る。
更に熱伝導部材を前記モータや、圧縮機その他凝
縮器等の発熱源に取付けた場合は、当該熱伝導部
材が前記各種の発熱部材に対するラジエータとし
て機能するので、モータ等の冷却も図られ耐久寿
命を延ばし得る等の有益な効果を奏する。
第1図は本考案に係る水循環式自動製氷機の好
適な実施例に係る装置の一部縦側面図、第2図は
第1図に示す要部の平面図、第3図は熱伝導部材
をモータに取付けた状態で示す斜視図、第4図お
よび第5図はモータに取付けられる熱伝導部材の
別実施例を示す斜視図、第6図は本考案に係る水
循環式自動製氷機の別実施例に係る装置の概略
図、第7図は従来技術に係る噴射式自動製氷機の
縦断面図である。 26……製氷水タンク、36……ポンプ、48
……モータ、50a……循環水流入口、56……
熱伝導部材、56a……上方端部、56b……下
方端部。
適な実施例に係る装置の一部縦側面図、第2図は
第1図に示す要部の平面図、第3図は熱伝導部材
をモータに取付けた状態で示す斜視図、第4図お
よび第5図はモータに取付けられる熱伝導部材の
別実施例を示す斜視図、第6図は本考案に係る水
循環式自動製氷機の別実施例に係る装置の概略
図、第7図は従来技術に係る噴射式自動製氷機の
縦断面図である。 26……製氷水タンク、36……ポンプ、48
……モータ、50a……循環水流入口、56……
熱伝導部材、56a……上方端部、56b……下
方端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 製氷水タンク26中の製氷水を、モータ48
で駆動されるポンプ36により圧送して、冷凍
装置16により冷却される製氷部12に供給
し、未氷結水は製氷水タンク26に帰還させて
再び製氷部12に供給することにより、該製氷
部12に氷を生成するよう構成した水循環式自
動製氷機において、 熱良導性材料からなる熱伝導部材56の一端
部56aを発熱源48,17,19に接触する
よう配設すると共に、この熱伝導部材56の他
端部56bは、製氷水タンク26中で製氷水の
循環供給がなされていない時に該タンク26中
の製氷水に浸漬され、製氷水の循環供給がなさ
れて基準水位よりも低下した時に、該タンク2
6中の製氷水との浸漬が解除される寸法に設定
するよう構成した ことを特徴とする水循環式自動製氷機。 (2) 前記発熱源はポンプ36を駆動するモータ4
8であつて、このモータ48に熱伝導部材56
の一端部56aが取付けられる実用新案登録請
求の範囲第1項記載の水循環式自動製氷機。 (3) 前記発熱源は冷凍装置16に設けた圧縮機1
7であつて、この圧縮機17に熱伝導部材56
の一端部56aが取付けられる実用新案登録請
求の範囲第1項記載の水循環式自動製氷機。 (4) 前記発熱源は冷凍装置16に設けた凝縮器1
9であつて、この凝縮器19に熱伝導部材56
の一端部56aが取付けられる実用新案登録請
求の範囲第1項記載の水循環式自動製氷機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986169996U JPH0419419Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986169996U JPH0419419Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6375763U JPS6375763U (ja) | 1988-05-20 |
| JPH0419419Y2 true JPH0419419Y2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=31104309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986169996U Expired JPH0419419Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0419419Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4823019B2 (ja) * | 2006-11-01 | 2011-11-24 | 株式会社東洋製作所 | 加湿パンの着霜防止方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4940839U (ja) * | 1972-07-13 | 1974-04-10 | ||
| JPS53135665U (ja) * | 1977-04-01 | 1978-10-26 |
-
1986
- 1986-11-05 JP JP1986169996U patent/JPH0419419Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6375763U (ja) | 1988-05-20 |
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