JPH0420639B2 - - Google Patents

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JPH0420639B2
JPH0420639B2 JP63314870A JP31487088A JPH0420639B2 JP H0420639 B2 JPH0420639 B2 JP H0420639B2 JP 63314870 A JP63314870 A JP 63314870A JP 31487088 A JP31487088 A JP 31487088A JP H0420639 B2 JPH0420639 B2 JP H0420639B2
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JP
Japan
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folding
plate
work cloth
cloth
edge
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JP63314870A
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JPH02161985A (ja
Inventor
Akira Takeuchi
Kazuya Kusumi
Yoshitake Ogawa
Yoshuki Ootsuka
Katsuhiko Futaki
Masao Myakoshi
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Priority to JP31487088A priority Critical patent/JPH02161985A/ja
Publication of JPH02161985A publication Critical patent/JPH02161985A/ja
Publication of JPH0420639B2 publication Critical patent/JPH0420639B2/ja
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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は加工布の縁部を折曲する縁折曲装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置として、例えば特公昭63−
5115号公報に開示されたものが知られている。こ
の装置は案内部材と作動部材との協働による加工
布の縁折り込みと、送り足による加工布の送りと
を交互に繰り返して、加工布の縁部を順次折り込
みながらその送り目線に沿つて加工布を移送する
ようになつている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来例の装置では、送り足
が案内部材等よりも布送り出し側に設けられ、案
内部材及び作動部材により折り込まれた加工布を
作業面上にて送り足で押圧しながら所定の布送り
方向へ移送するように構成されている。このた
め、加工布の一側を折曲げ加工した後に加工布の
他側にも折曲げ加工しようとする際に、作業者は
加工布を装置に再セツトしなければならず作業性
が悪いという問題がある。。また、従来装置にお
いては、加工布の縁部を単に折曲げるだけであ
り、加工布の材質によつて加工布の折曲げ部が戻
つてしまう問題もある。これは、加工布の外周縁
部に沿つて曲線状に折曲げる際に顕著となる。
この発明は前述した問題点を解決するためにな
されたものであつて、その目的は、加工布の外周
縁部に沿つて順次折曲げる際の作業性がよく、た
とえ外周縁部に曲線状の折曲げを施す時であつて
も折曲げ部の戻りが発生しない加工布の縁折曲げ
装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためにこの発明において
は、布保持手段に保持された加工布の外周縁部の
一部の折曲げを行う折曲げヘツドと、その加工布
の外周縁部の一部の折曲げの後、前記折曲げヘツ
ドを加工布の外周縁部に沿つて次の折曲げ位置ま
で相対移動させる折曲げヘツド送り手段とを備
え、折曲げヘツドによる加工布の折曲げと前記折
曲げヘツドの移動とを繰り返すように構成された
加工布の縁折曲装置であつて、前記折曲げヘツド
には、切欠が形成されると共に、前記布保持手段
に保持された加工布の外周縁部がその切欠を覆つ
て載置される布支持板と、前記切欠に隣接した位
置において前記加工布を押圧し得る作用部を有す
る折ガイドと、前記布支持板の切欠に没入する退
避位置と、前記加工布を押圧した折ガイドの作用
部の上面に重なる折込位置との間を移動可能に配
設され、前記加工布の外周縁部を前記折ガイドの
作用部の上方に折曲げる折板と、前記折ガイドよ
りも前記加工布の送り出し側に上下動可能に配設
され、前記折ガイドと折板とにより折曲げられた
加工布の折曲げ部を押圧して超音波振動を付与し
て加工布の折曲げ部をアイロンがけする超音波振
動子と、前記折ガイドの作用部の上面に重なる押
圧位置と、前記作用部から離間する離間位置との
間を移動可能に設けられた補助押え板と、前記折
板を前記退避位置から折込位置に移動させて加工
布の外周縁部の一部を前記折ガイドの上面に折曲
げると共に、前記超音波振動子によるアイロンが
けの終了後であつて前記折曲げヘツド送り手段に
よる折曲げヘツドの移動に先立ち折板を折込位置
から退避位置に復帰移動させる折板駆動手段と、
その折板駆動手段により折板が折込位置から退避
位置に移動される時に前記補助押え板を前記押圧
位置に移動させ、前記折板が退避位置から折込位
置に移動される前に前記補助押え板を前記離間位
置に移動させる補助押え板駆動手段とを備えてい
る。
[作用] 前記した構成の本発明においては、布保持手段
に保持された加工布の外周縁部は折曲ヘツドの布
支持板上にその切欠を覆うように載置される。折
板駆動手段は折板を退避位置から折込位置に移動
させ、前記切欠を覆つた加工布の外周縁部の一部
を折ガイドの上面に折曲げる。この折曲けが行わ
れると超音波振動子は直前に折曲げられた加工布
の折曲げ部分を押圧してアイロンがげを行い、そ
の後に折板駆動手段は折板を折込位置から退避位
置に移動させ、その移動が行われると折曲げヘツ
ド送り手段は折曲げヘツドを加工布の外周縁部に
沿つて次の折曲げ位置に移動させ、再び折曲げ作
業が行われる。この折曲げ作業の間において、補
助押え板駆動手段は折板が折込位置から退避位置
に移動される時に前記補助押え板を前記押圧位置
に移動させ、前記折板が退避位置から折込位置に
移動される前に前記補助押え板を前記離間位置に
移動させる。つまり、折曲げヘツドが移動される
時、即ち折板が退避位置に移動配置されていると
きに補助押え板は前記折ガイドの上面に折曲げら
れた加工布の折曲げ部を押圧して折曲げ部の折り
の戻りを防止しており、折曲げヘツドの移動によ
り折りが保持された加工布の折曲げ部分が前記超
音波振動子による押圧領域に移送される。
[実施例] 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に
基いて詳細に説明する。
第1図はこの縁折曲装置の概略構成を示す図で
ある。基台1上には、Y方向に沿つて平行に延び
る一対の案内レール2上にて搬送盤3が往復動可
能に支持されている。又、基台1上には、両案内
レール2と平行に延びる雄ねじロツド4が回転可
能に配設され、同ロツド4の一部が搬送盤3の下
側に設けた図示しない雌ねじ部に螺合されてい
る。又、雄ねじロツド4の一端は、基台1に取付
けられたY方向搬送用モータ5に駆動連結されて
いる。そして、Y方向搬送用モータ5の駆動に基
き雄ねじロツド4が正逆回転されることにより、
搬送盤3が案内レール2上をY方向へ往復動され
る。
前記搬送盤3上には、案内レール2に直交して
延びる、即ちY方向に直交するX方向へ延びる一
対の案内ロツド6を貫通して搬送ブロツク7が往
復動可能に支持されている。両案内ロツド6の間
には同ロツド6と平行に延びる雄ねじロツド8が
回転可能に配設され、同ロツド8が搬送ブロツク
7に螺合されている。又、雄ねじロツド8の一端
は搬送盤3に取付けられたX方向搬送用モータ9
に駆動連結されている。そして、X方向搬送用モ
ータ9の駆動に基き雄ねじロツド8が正逆回転さ
れることにより、搬送ブロツク7が案内ロツド6
上をX方向へ往復動される。
前記搬送ブロツク7上にはθ方向回転用モータ
10が固定されている。このθ方向回転用モータ
10上には、加工布Wの縁部Waの所定領域を折
曲するために作動される縁折曲機構等を備えた機
枠31よりなる縁折曲ヘツド11が基盤12を介
して固定されている。
θ方向回転用モータ10は減速機構を持たない
周知の高性能DDモータよりなり、前記基盤12
がθ方向へ回転可能な出力部に固定されている。
そして、θ方向回転用モータ10が駆動されるこ
とにより、基盤12と共に縁折曲ヘツド11がθ
方向へ回動される。
上記のように搬送盤3、Y方向搬送用モータ
5、搬送ブロツク7、X方向搬送用モータ9、基
盤12及びθ方向回転用モータ10等により折曲
げヘツド送り手段が構成され、搬送盤3又は搬送
ブロツク7の移動、基盤12の回動に基き、縁折
曲ヘツド11がY方向又はX方向へ移動されると
共にθ方向へ回動される。
一方、前記基台1の近傍には、加工布Wを保持
するための布保持手段としての布クランプ13が
配設されている。この布クランプ13は下板13
aと上板13bとにより構成され、移動可能な支
持フレーム14に取付けられている。即ち、下板
13aは支持フレーム14に対して水平に支持固
定されている。又。上板13bはその基端軸支部
13cにて下板13aに対して上方へ回動可能に
取着されていると共に図示しない付勢部材により
下板13aに圧着されている。
そして、布クランプ13に加工布Wを保持する
には、上板13bを上方に回動させ、両板13
a,13b間に加工布Wを挟持させる。又、保持
された加工布Wの縁部Waの所定領域を折曲加工
するには、第2図に示すように布クランプ13を
縁折曲ヘツド11に対向するように支持フレーム
14を移動させて、加工布Wの縁部Waを縁折曲
ヘツド11内にセツトする。このセツト状態で
は、布クランプ13を同位置にて固定させて、縁
折曲ヘツド11のみを加工布Wの縁部Waに沿つ
て移動させるようにする。
次に、縁折曲ヘツド11に組付けられた縁折曲
機構について説明する。
第3〜7図は縁折曲機構の構成及びその一連の
動作を示す図である。縁折曲機構は機枠31に組
付けられ、布クランプ13に保持された加工布W
の縁部Waを受承するために固定された板状のア
ンビル(布支持板)21を備え、その上面が加工
布Wを支持する基準支持面Sとなつている。又、
アンビル21の一側縁21aには切欠凹部21b
が形成されている。
アンビル21の上方には、薄板よりなる断面略
L字状の折ガイド22が上下動可能に配設されて
いる。この折ガイド22は図示しない折ガイド用
駆動カムに駆動連結され、同駆動カムの作動に基
いて上下動される。又、この折ガイド22の先端
は、アンビル21との間で加工布Wを保持する作
用部23となつており、その先端縁23aが加工
布Wの縁部Waの折り込み時に折り目を形成する
ガイドとして作用する。前記作用部23に形成さ
れた透孔23bには、アンビル21の上方に配設
された供給ノズル24から導出される糸状接着剤
Jが貫通され、その先端部が作用部23の側方へ
突出されている。
又、前記折ガイド22には作用部23の一部か
ら 上方へ連続する切欠部22aが形成され、こ
の切欠部22aに対応して断面略L状の押え部材
25が上下動可能に配設されている。この押え部
材25は図示しない押え部材用駆動カムに駆動連
結され、同駆動カムの作動に基いて上下動され
る。そして、この押え部材25の先端部が切欠部
22aを介して加工布Wの一部を補助的に押圧す
ることにより、加工布Wの移動が規制される。
更に、アンビル21の切欠凹部21bに対応し
て、へら状の折板26が移動可能に配設されてい
る。この折板26は図示しない折板用駆動カムに
駆動連結され、同駆動カムの作動に基いて予め定
められた経路に従つて移動される。即ち、折板2
6はその先端部が第3図、第7図の実線で示すア
ンビル21の下方の退避位置から、アンビル21
の切欠凹部21bを介して上方へ移動して第4,
5図、第7図の2点鎖線で示す折ガイド22の作
用部23の上面に重なる作用(折込)位置へ移動
され、その後上記と略逆の経路をたどつて第6
図、第7図の実線で示すの退避位置へ復帰配置さ
れる。
そして、アンビル21、折ガイド22及び折板
26等により、布クランプ13にて保持された加
工布Wの縁部Waの所定領域を折曲するための折
曲手段が構成され、アンビル21と折ガイド22
及び押え部材25との間で押圧保持された加工布
Wの縁部Waが、折板26の退避位置から使用位
置への一連の動きによつて折り込まれる。
又、アンビル21の上方には、超音波接着装置
を構成する超音波振動子本体28の出力ホーン2
9が上下動可能に配設されている。即ち、超音波
振動子本体28はその出力ホーン29が第3,
4,6,7図に示すようにアンビル21から離間
する退避位置と、第5図に示すように折ガイド2
2及び折板26の側方において加工布Wを介して
アンビル21に近接する作用位置との間で上下動
可能に支持されている。
この実施例における超音波接着装置は、高周波
発振器27(第18図参照)と、その振動を超音
波振動に変換する共振型振動子29a(第18図
参照)と、その超音波振動を増幅しながら伝達す
る出力ホーン29とを備えた超音波振動子本体2
8と、出力ホーン29に対向配置されたアンビル
21と、その本体28をアンビル21に向けて移
動させる加圧装置とにより構成されている。高周
波発振器27及び共振型振動子29aは本体28
内に内蔵され、その本体28から出力ホーン29
が下方に突出されている。そして、その出力ホー
ン29が退避位置から作用位置へ移動された際に
加工布Wに当接され、その当接状態において高周
波発振器27が作動されることにより、当接部分
の布及び布間にある糸状接着剤Jを発熱させ、融
点が低い前記糸状接着剤Jの溶融接着が行われる
と共に、アイロン効果により加工布Wに折り目が
形成される。
更に、アンビル21の上方には、冷却のための
空気吹出用の吹出ノズル30の先端が下方へ向け
て配設されている。この吹出ノズル30は前記出
力ホーン29の加熱により溶融された糸状接着剤
Jを早期に冷却するために設けられ、図示しない
エアコンプレツサから導出される空気が空気吹出
制御用電磁弁78(第18図参照)を介して吹き
出される。
又、アンビル21の上方には、吹出ノズル30
からの空気吹出しに同期して、折曲された縁部
Waを補助的に押圧保持するための補助押え板と
しての保持板16が上下動可能に配設されてい
る。
第8図に示すように、保持板16は、機枠31
に取付けられたブラケツト17にて支軸18aを
中心に回転可能に支持された作動片18の先端に
取着されている。この作動片18の中間部には、
ブラケツト17に取着された保持板用アクチユエ
ータ19の出力軸19aが接続されている。そし
て、保持板用アクチユエータ19の作動に基きそ
の出力軸19aが上動されることにより、作動片
18が上方へ回動されて保持板16がアンビル2
1から離間する退避(離間)位置に配置される。
又、出力軸19aが下動されることにより、作動
片18が下方へ回動されて保持板16がアンビル
21に近接して加工布Wを押圧保持する作用(押
圧)位置に配置される。この作用位置では、保持
板16とアンビル21の基準支持面Sとの間にあ
る程度の隙間が形成される。
次に、前記糸状接着剤Jを送り出すための接着
剤供給機構について説明する。
第9図は接着剤供給機構の構成を示す図であ
る。縁折曲ヘツド11の機枠31の一部には、支
軸31aを介して作動部材32の基端部が回動可
能に支持されている。この作動部材32には接着
剤供給器33が取付けられ、同供給器33の下側
には前記供給ノズル24が取着されている。又、
機枠31の上部には所定量の糸状接着剤Jを巻回
したボビン34が回転可能に支持されている。そ
して、そのボビン34に巻回された糸状接着剤J
の一端部が接着剤供給器33を貫通して供給ノズ
ル24の先端から導出されている。
又、作動部材32を回動させるために、機枠3
1には回転可能な作動部材用駆動カム40が設け
られ、同カム40に係合して作動されるカム従節
41が支軸42を介して回動可能に取付けられて
いる。このカム従節41のアーム部41aの先端
は前記作動部材32に連結されている。そして、
作動部材用駆動カム40が回転されることによ
り、カム従節41が作動されてそのアーム部41
aにより作動部材32が上下方向へ往復動され、
接着剤供給器33に取着された供給ノズル24が
アンビル21の一側縁21aに沿つて往復動され
る。この動作は糸状接着剤Jの引つ張り切断のた
めに行われるものであり、供給ノズル24の移動
により、供給ノズル24から導出され、布に溶融
接着された糸状接着剤Jの先端部に所定の張力が
付与されてその切断が行われる。
又、第10図に示すように、接着剤供給器33
は内部に中空部33aを備え、同中空部33aに
は筒状のピストン35が摺動可能に組付けられて
いる。このピストン35と中空部33aの小径部
33bとの間には、圧縮ばね36が介装されてい
る。又、ピストン35の先端には、糸状接着剤J
を把持するための周知のコレツトチヤツク37が
取着され、同チヤツク37の先端部には、環状の
スリーブ38が嵌着されている。このスリーブ3
8は前記小径部33bの下端面と、小径部33b
の下方に形成された段差部33cとの間で移動規
制される。
そして、中空部33a内に導入された糸状接着
剤Jはピストン35及びコレツトチヤツク37を
貫通すると共に供給ノズル24を介して外部へ導
出されている。又、接着剤供給器33の基端側に
は、ピストン35を押圧移動するために圧縮空気
を導入する空気穴33dが形成されている。そし
て、この空気穴33dには第9図に示すように空
気コネクタ39が接続され、図示しないエアコン
プレツサから接着剤供給制御用電磁弁79(第1
8図参照)を介して圧縮空気が供給される。
従つて、中空部33a内に圧縮空気が導入され
ることにより、第10図に2点鎖線で示すように
圧縮ばね36のばね力に抗してピストン35が下
方へ押圧され、これに伴つてコレツトチヤツク3
7が糸状接着剤Jを把持したまま下方へ押圧され
る。このとき、スリーブ38は段差部33cにて
移動規制され、コレツトチヤツク37の移動のみ
が更に許容されてその先端部が開き、コレツトチ
ヤツク37による糸状接着剤Jの把持が一時的に
解除される。その後、圧縮空気の導入が止められ
て中空部33a内の圧縮空気が排出されることに
より、ピストン35、コレツトチヤツク37及び
スリーブ38が第10図に実線で示す位置に復帰
し、糸状接着剤Jが再びコレツトチヤツク37に
より把持される。このサイクルを繰り返すことに
より、糸状接着剤Jが所定量ずつ供給される。
次に、超音波振動子本体28の上下動機構及び
その作用位置調節機構について説明する。
第11図はこの上下動機構及び作用位置調節機
構の構成を示す図である。機枠31には前記超音
波振動子本体28を上下動可能に支持する平面〓
形状のガイド部材46が取付けられている。又、
このガイド部材46の下方には対をなす2組のガ
イドローラ47が所定間隔をもつて配設されてい
る。そして、超音波振動子本体28の側面に取着
された一対のガイド板48が前記ガイドローラ4
7に係合して、同本体28の上下動が円滑に案内
される。
又、超音波振動子本体28を上下動させるため
に、機枠31には本体用駆動カム49が回転可能
に取付けられ、同カム49に係合して作動される
アーム状のカム従節50が設けられている。即
ち、本体用駆動カム49の側面にはカム溝49a
が形成され、カム従節50の中央に突設されたガ
イドピン50aがそのカム溝49aにて摺動可能
に組付けられている。又、カム従節50の先端に
は二股状の係合凹部50bが形成され、その係合
凹部50bが超音波振動子本体28の側面に突設
された係合ピン28aに対してダイス51を介し
て回動可能に連結されている。
更に、第11,12図に示すように、カム従節
50の基端には側方へ突出すると共にカム従節5
0の回動中心をなす中心ピン50cが設けられて
いる。この中心ピン50cには、上下方向に貫通
する雌ねじ穴52aを有する調節用ダイス52が
回動可能に取着されている。又、機枠31にはブ
ラケツト53を介し、サーボモータよりなる調節
用アクチユエータ54が取付けられ、その雄ねじ
付き出力軸54aが前記調節用ダイス52の雌ね
じ穴52aに螺合されている。そして、本体用駆
動カム49が回動されることより、カム従節50
が中心ピン50cを中心にして回動され、その先
端側の係合凹部50bと超音波振動子本体28の
係合ピン28aとの係合に基き同本体28が上下
動される。これによつて、超音波振動子本体28
の出力ホーン29が加工布Wに当接する作用位置
と同加工布Wから離間する退避位置との間で往復
動される。
又、調節用アクチユエータ54を作動させるこ
とにより、その雄ねじ付き出力軸54aと雌ねじ
穴52aとの螺合に基いて調節用ダイス52が出
力軸54aに沿つて上下動され、調節用ダイス5
2の上下位置が変更される。そして、この調節ダ
イス52の上下位置の変更に基き、カム従節50
の中心ピン50cの位置、即ちカム従節50の回
動中心の位置が変更され、カム従節50の回動に
より上下動されるときの出力ホーン29の作用位
置が上下に変更される。つまり、この実施例で
は、超音波振動子本体28が上下動されるときの
出力ホーン29の上下移動量が常に一定となり、
調節用アクチユエータ54の作動に基き出力ホー
ン29の作用位置、即ち第11図に示すようにア
ンビル21の基準支持面Sと出力ホーン29の下
端面との間隔Gのみが調節される。この結果、加
工布Wの布厚に合わせて、加工布Wに対する出力
ホーン29の当接圧力を調節することができ、超
音波振動による布自体の発熱状態を適宜に変更設
定することができる。
次に、曲線形状の縁部Waを折曲する際に生じ
る折襞を処理するための曲線折補助機構について
説明する。
第13図は曲線折補助機構の構成を示す図であ
る。アンビル21の近傍において、機枠31に設
けられたブラケツト56には、支軸57を介して
枠部材58が上下方向へ回動可能に支持されてい
る。この枠部材58には、位置調節用アクチユエ
ータ59が取付けられ、その出力軸59aの先端
には耳掻き状の先端部を有する襞ガイド60が取
着されている。そして、位置調節用アクチユエー
タ59の出力軸59aの伸縮に基き、襞ガイド6
0の先端部の張り出し位置が調節される。
又、枠部材58の上方には、上下動可能な位置
調節リンク61の下端にて支軸62を介して作動
部材63が上下方向へ回動可能に支持されてい
る。この作動部材63の先端側下面には、下方へ
延出して耳掻き状の先端部を有する襞押え64が
取着されている。前記作動部材63には下方へ延
びる連結アーム65が支軸66を介して回動可能
に連結されて、同アーム65の下端は枠部材58
の側面にて支軸67を介して回動可能に連結され
ている。更に、支軸66はカム従節69に連結さ
れており、カム従節69の上端は図示しない襞押
え用駆動カムに駆動連結されている。
そして、上記のように各支軸57,62,6
6,67にて互いに連結された各部材58,6
3,65により一連のリンク機構が構成され、各
部材58,63,65が連関して作動される。即
ち、前記襞押え用駆動カムの作動に基いてカム従
節69が上下動されることにより、作動部材63
が支軸62を中心に回動され、これに伴つて襞押
え64が第13図に実線で示すアンビル21から
離間する退避位置と、同図に2点鎖線で示すアン
ビル21に近接する作用位置との間で切換配置さ
れる。このとき、連結アーム65を介して枠部材
58が回動され、これに伴つて襞ガイド60が第
13図に実線で示すアンビル21から離間する退
避位置と、同図に2点鎖線で示すアンビル21に
近接する作用位置との間で切換配置される。つま
り、襞押え64及び襞ガイド60は、第14〜1
7図に示すように曲線状の加工布Wを折曲する際
に生じる折襞Wbを処理すべく、第14,16図
に示すように加工布Wの上方の退避位置と、第1
5,17図に示すように加工布Wを押圧する作用
位置との間で略同期して切換配置される。
尚、この実施例では、曲線形状の縁部Waを折
曲するときのみに襞押え64を作用させ、直線形
状の縁部Waを折曲するときには襞押え64を加
工布Wに接触させないために、位置調節リンク6
1が上動可能に配設されている。そして、それを
上動させるために駆動される位置調節用アクチユ
エータ68(第18図参照)が設けられている。
又、この襞押え64の位置調節の際には、襞ガイ
ド60の位置調節用アクチユエータ59が作動さ
れて、即ち出力軸59aが収縮されて襞ガイド6
0を加工布Wに接触させないようになつている。
次に、この実施例の縁折曲装置の電気的構成を
第18図のブロツク図に従つて説明する。
制御手段としてのマイクロコンピユータ71は
中央処理装置(以下「CPU」という)72と、
各種形状の加工布の縁折曲用制御プログラムを記
憶した読み出し専用メモリ(ROM)73と、演
算処理結果等を一時的に記憶する読み出し及び書
き替え可能メモリ(RAM)74とからなり、
CPU72はROM73に記憶されたプログラムデ
ータに基いて作動する。
CPU72は入出力インターフエース75を介
して、前記各モータ5,9,10、調節用アクチ
ユエータ54、保持板用アクチユエータ19、高
周波発振器27及び各位置調節用アクチユエータ
59,68に制御信号を出力する。
又、CPU72は前記各種駆動カムを駆動させ
るために、縁折曲ヘツド11に設けられたカム駆
動用モータ77に入出力インターフエース75を
介して制御信号を出力する。この実施例におい
て、前記各種駆動カム、即ち折ガイド用駆動カ
ム、押え部材用駆動カム、折板用駆動カム、襞押
え用駆動カム、作動部材用駆動カム40及び本体
用駆動カム49は、前記カム駆動用モータ77に
より作動される図示しないカム軸の回転に基いて
それぞれ駆動される。
更に、CPU72は前記供給ノズル24からの
空気吹出しを制御するために、前記エアコンプレ
ツサからの圧縮空気を制御する空気吹出制御用電
磁弁78に入出力インターフエース75を介して
制御信号を出力する。同様に、CPU72は前記
接着剤供給器33からの糸状接着剤Jの導出を制
御するために、前記エアコンプレツサからの圧縮
空気を制御する接着剤供給制御用電磁弁79に入
出力インターフエース75を介して制御信号を出
力する。
又、CPU72は前記カム軸の回転角度を検出
するために、そのカム軸に設置された周知の基準
パルスセンサ80から入出力インターフエース7
5を介して基準パルス信号を入力する。そして、
CPU72はその基準パルス信号に基いて保持板
用アクチユエータ19、高周波発振器27、空気
吹出制御用電磁弁78及び接着剤供給制御用電磁
弁79の作動タイミングを制御する。
更に、CPU72は操作キー76からの操作信
号を入出力インターフエース75を介して入力す
る。この操作キー76は縁折曲装置を起動・停止
させるために操作されるものである。そして、
CPU72は操作キー76からの起動信号の入力
に基き、ROM73に予め記憶された縁折曲用制
御プログラムを読み出し、そのプログラムデータ
に基いて前記各種部材5,9,10,19,2
7,54,59,68,77,78,79のそれ
ぞれへ制御信号を出力する。そして、CPU72
は折ガイド22及び折板26等による折曲作業
と、縁折曲ヘツド11と移動とが交互に行われる
ように、折ガイド22及び折板26等の作動に調
時して、Y方向搬送用モータ5、X方向搬送用モ
ータ9及びθ方向回転用モータ10等を制御す
る。
次に、上記のように構成された縁折曲装置の作
用について、第20図に示すようなポケツト用加
工布Wの縁折り込みのため一連の折曲作業を例に
あげて説明する。尚、このポケツト用加工布Wの
縁折り込みのために、ROM73には1パターン
分の制御プログラムが予め記憶されている。
今、布クランプ13に保持された加工布Wが縁
折曲ヘツド11にセツトされ、縁折曲装置を起動
するために操作キー76が操作されると、CPU
72はカム駆動用モータ77を駆動させると共
に、基準パルスセンサ80から基準パルス信号を
入力し、カム軸の1回転に同期して第19図に示
すようなタイミングで各部材11,16,22〜
25,29,60,64等を作動させるために、
駆動用の各部材5,9,10,19,27,5
4,59,68,77,78,79等を制御す
る。
まず、第20図に示すように加工布Wの縁部
Waの直線部分Aの折り込みについて、第3〜6
図及び第19図のタイミングチヤートに従つて説
明する。
第3図は加工布Wをセツトした初期状態を示す
図であり、第19図のカム角度0°に対応してい
る。この状態では、押え部材25、折ガイド2
2、出力ホーン29、保持板16、襞押え64及
び襞ガイド60がそれぞれアンビル21から上方
へ離間する退避位置に配置されている。又、折板
26はアンビル21の下方へ離間する退避位置を
配置され、供給ノズル24の先端は折ガイド22
に近接する位置に配置されている。更に、高周波
発振器27による調音波振動、吹出ノズル30か
らの空気吹出し、Y方向搬送用モータ5、X方向
搬送用モータ9及びθ方向回転用モータ10等に
よる縁折曲ヘツド11の送り(ヘツド送り)はそ
れぞれ停止状態となつている。
この状態から前記カム軸が回転してカム角度が
約40°になると、第4図に示すように押え部材2
5及び折ガイド22が下動されて加工布Wを押圧
保持する作用位置に配置される。又、折板26は
アンビル21の切欠凹部21bを介して上方及び
横方向へ移動され、折ガイド22の作用部23の
上面に略重なる作用位置に配置される。このと
き、加工布Wの縁部Waが折板26により下方か
ら押上られ、作用部23の先端縁23aにガイド
されながら折り込みが行われ、作用部23が糸状
接着剤Jと共に折り込まれた縁部Waの布間に挟
まれる。又、出力ホーン29は折り込まれた縁部
Waに当接するために下動し始める。
尚、このとき襞押え64及び襞ガイド60はそ
れぞれ下動し始めるが、直線部分Aの折り込みで
あるため、各位置調節用アクチユエータ59,6
8の作動によつて前記各部材64,60が加工布
Wに接触しない位置に退避させられて空動作状態
となる。この状態は以下に続く直線部分Aの折り
込みの期間中継続される。
続いて、前記カム角度が略60°〜80°において、
CPU72は高周波発振器27を作動させて超音
波振動が開始されると共に、第5図に示すように
出力ホーン29の下端が既に折り込まれた縁部
Waに当接する作用位置まで下動される。
そして、カム角度が60°〜185°において、前記
超音波振動が継続され、出力ホール29と既に折
り込まれた縁部Waとの当接によりその当接部分
の布及び糸状接着剤Jが発熱して糸状接着剤Jの
溶融が行われて折り込み部分の接着を行うことが
できる共に、アイロン効果により折り込み部分に
折り目を形成することができる。
又、カム角度が185°になると、直前に溶融され
て折り込み部分に広がつた糸状接着剤Jを冷却す
るために、CPU72は空気吹出制御用電磁弁7
8を開放制御して吹出ノズル30からの空気吹出
しを開始する。これによつて、折り込み部分の接
着を早く確実に行うことができる。更に、これと
前後して供給ノズル24が折ガイド22等から離
間する方向へ移動され始め、出力ホーン29によ
り加熱溶融された糸状接着剤Jの先端部分が引つ
張られて切断されはじめる。
そして、カル角度が185°〜260°において、各部
材16,22〜26,29等の移動が開始され
る。即ち、折板26は作用部23に重なる作用位
置から横方向へ移動され、これと前後してCPU
72は保持板用アクチユエータ19を作動させ
て、保持板16を退避位置から作用位置に配置さ
せる。この結果、折り込まれた縁部Waの保持が
折板26に代わつて保持板16により行われる。
即ち、折り込まれた縁部Waの戻りが保持板16
により既制される。又、保持板16により折り込
み部分の保持が略完了すると、押え部材25が上
動されて加工布Wの押圧が解除されると共に、更
に折ガイド22が上動されて加工布Wの保持が解
除される。更に、出力ホーン29が上動されて加
工布Wから離れ始める。
この結果、縁折曲ヘツド11の送りが可能な状
態となる。即ち、今回折り込まれた縁部Waが保
持板16のみにより保持された状態となり、加工
布Wとアンビル21との間に適度な隙間が形成さ
れ、加工布Wと各部材16,21〜23,25等
との間の相対移動が許容される状態となる。
そして、カム角度が260°前後になると、第6図
に示すように、更に折板26がアンビル21の切
欠凹部21bを介して下方の退避位置へ移動され
始め、各部材16,22〜26,29等を縁部
Waに沿つて移動させるために縁折曲ヘツド11
の送りが開始される。
その後、カム角度が260°〜360°において、各部
材16,22〜26,29等の初期状態への復帰
が完了されると共に、縁折曲ヘツド11の送りが
完了される。
即ち、折板26、出力ホーン29及び保持板1
6の作用位置から退避位置への復帰が完了し、供
給ノズル24が折ガイド22等へ近接する初期状
態への復帰が完了する。又、CPU72は縁折曲
ヘツド11を直線状の縁部Waに沿つて移動させ
るためにY方向搬送用モータ5、X方向搬送用モ
ータ9及びθ方向回転用モータ10を駆動制御す
る。これによつて、縁折曲ヘツド11が移動され
て各部材16,22〜26,29等が縁部Waに
沿つて移動され、各部材16,22〜26,29
等が次の折り込み領域に対応する位置へ所定量移
動される。更に、この縁折曲ヘツド11の移動に
同期して糸状接着剤Jの供給を行うために、
CPU72は接着剤供給制御用電磁弁79を開放
制御して接着剤供給器33に圧縮空気を導入させ
る。これによつて、次に使用される新たな糸状接
着剤Jが折ガイド22の側方へ導出することがで
きる。
以上のように、直線部分Aの折り込みのための
今回の一連の折曲作業を完了して、次回の折曲作
業へ移行する。
一方、前記ポケツト用加工布Wの縁部Waの曲
線部分Bの折り込みに際しては、前記各部材1
6,22〜26,29等の動作に加えて、折襞
Wbを処理するために襞ガイド60及び襞押え6
4が作動される。そのために、CPU72はこの
曲線部分Bの折り込みに際して、各位置調節用ア
クチユエータ59,68を作動させ、襞ガイド及
び襞押え64を前記空動作状態から加工布Wに接
触可能な位置まで移動させる。
従つて、第19図に示すようにカム角度が0°に
対応する初期状態からカム角度が略25°になると、
襞押え64及び襞ガイド60が下動され始める。
そして、カム角度が40°になると、第14,1
6図に示すように押え部材25及び折ガイド22
が加工布Wの折襞Wbに近接する位置に配置され
る。又、折板26は作用部23の上面に略重なる
作用位置に配置され、これによつて加工布Wの縁
部Waの折り込みが行われ、折り込まれた縁部
Waの一部には折襞Wbが生じることになる。
その後、カム角度が60°になると、襞押え64
及び襞ガイド60が更に下動され、襞ガイド60
により折襞Wbの手前基部が押圧され、これと前
後して襞押え64により折襞Wbの頭部が押圧さ
れる。
そして、前記カム角度が80°になると、第15,
17図に示すように襞押え64及び襞ガイド60
により前記縁折り込みで生じた折襞Wbが押圧さ
れて偏平状態となる。この結果、折襞Wbを確実
に処理して折り込み状態の見栄えを良くすること
ができる。
この状態では高周波発振器27による超音波振
動が既に開始されており、出力ホーン29の下端
が既に折り込まれた縁部Waに当接する作用位置
まで下動されている。そして、前記カム角度が
60°〜185°において超音波振動が継続され、出力
ホーン29の当接部分が加熱されて糸状接着剤J
の溶融が行われ、折り込み部分の接着を行うこと
ができると共に、アイロン効果により加工布Wに
折り目を形成することができる。このとき、前記
偏平状態となつた折襞Wbにも折り目を形成する
ことができる。
その後、カム角度が185°になると、吹出ノズル
30からの空気吹出しが開始され、直前に溶融さ
れた糸状接着剤Jの冷却が行われて折り込まれた
縁部Waの早期接着を行うことができる。又、こ
れと前後して供給ノズル24の移動により、糸状
接着剤Jの切断が開始される。
そして、カム角度が200°になると、襞押え64
及び襞ガイド60が作用位置から離間するために
上動され始め、更にカム角度が略240°ににると、
前記両部材64,60が退避位置へ復帰配置され
る。
これと前後して、カム角度が185°〜320°におい
て、押え部材25、折ガイド22、折板26及び
出力ホーン29が作用位置から退避位置へ完全に
復帰され、折板26に代わつて縁部Waの折り込
み部分を押圧保持するために、保持板16が作用
位置へ移動される。又、供給ノズル24の往復動
により糸状接着剤Jの切断が行われる。更に、次
の折り込み領域に対応する位置まで各部材16,
22〜26,29,60,64等を所定量移動さ
せるために、縁折曲ヘツド11の送りが行われ、
これと同期し次の接着に使用される新たな糸状接
着剤Jの導出が行われる。前記縁折曲ヘツド11
はY方向搬送用モータ5及びX方向搬送用モータ
9の作動に基いて曲線形状の縁部Waに沿つて
XY方向へ送られる。又、このXY方向への送り
に伴い、θ方向回転用モータ10がθ方向へ所定
量回転され、アンビル21の一側縁21aが縁部
Waの曲線形状に対する接線と略平行をなすよう
に縁折曲ヘツド11が回動される。
そして、前記カム角度が360°になると、保持板
16が初期状態へ復帰され、吹出ノズル30から
の空気吹出し、縁折曲ヘツド11の送り、接着剤
供給器33からの糸状接着剤Jの導出が停止され
る。
以上のように、曲選部分Bの折り込みのための
今回の一連の折曲作業を完了して、次回の折曲作
業へ移動する。
上記のようにこの実施例では、加工布Wの縁部
Waを所望の形状に折曲加工するために、縁折曲
ヘツド11が布クランプ13に対して相対移動可
能に設けられ、これによつて折曲用の各部材1
6,22〜26,29,60,64等が加工布W
の縁部Waに沿つて相対移動可能に設けられてい
る。しかも、前記折曲用の各部材16,22〜2
6,29,60,64等による折曲作業と、それ
らの移動とが交互に行われるように調時される。
この結果、加工布Wの巾が大きくて折り込み長
さが大きい場合や、加工布Wが柔軟な場合、或い
は曲線部分Bの縁部Waを折り込む場合等にも、
加工布Wの縁部Waに無理な引つ張りを生じさせ
ることなく且つねじれを生じさせることなく円滑
な折り込みを行うことができる。このため、折り
込みの自動化を図る装置として所望の折形状を容
易に得ることができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構
成の一部を適宜に変更して次のように実施するこ
ともできる。
(1) 前記実施例では、押え部材25、吹出ノズル
30を設けたが、これらを省略してもよい。
(2) 前記実施例では、折ガイド用駆動カム、押え
部材用駆動カム、折板用駆動カム、襞押え用駆
動カム、作動部材用駆動カム40及び本体用駆
動カム49等の各種駆動カムにより各部材22
〜26,29,60,64等を作動させるよう
に構成したが、これらの部材22〜26,2
9,60,64等のそれぞれを専用のアクチユ
エータで作動させるように構成してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明は、折曲げヘツド
に布支持板と折ガイドと折板と超音波振動子と補
助押え板と折板駆動手段と補助押え板駆動手段と
を設けると共に、その折曲げヘツドを布保持手段
に保持された加工布の外周縁部に沿つて移動さ
せ、縁部の折曲げと折曲ヘツドの移動とを繰り返
すように構成し、折曲げヘツドの移動のために折
板が退避位置に移動する時は補助押え板を押圧位
置に移動させ折板を退避位置から折込位置へ移動
させる時は補助押え板を離間位置に移動させるよ
うに構成されているので、加工布の外周縁部に沿
つて自動的に折曲げ作業を順次行うことができて
作業性がよく、しかも折曲げヘツドを移動させて
曲線状の折曲げを施す時であつても折曲げ部の戻
りが発生しないのでどの様な折曲げ形状であつて
も対応が可能である利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した一実施例を示す
縁折曲装置の概略構成を示す斜視図、第2図は加
工布をセツトした状態を示す部分破断平面図、第
3図〜第6図は縁折曲機構の構成及びその一連の
動作を示す部分破断斜視図、第7図は同じく縁折
曲機構の構成を示す部分破断側面図、第8図は保
持板を上下動させるための構成を示す部分破断斜
視図、第9図は接着剤供給機構の構成を示す部分
破断斜視図、第10図は接着剤供給器の部分破断
正面図、第11図は超音波振動子本体の上下動機
構及びその作用位置調節機構を示す部分破断側面
図、第12図は作用位置調節機構の主要部を示す
部分破断斜視図、第13図は曲線折補助機構の構
成を示す部分破断斜視図、第14,15図は曲線
折補助機構の作用を説明する部分破断斜視図、第
16,17図は同じく曲線折補助機構の作用を説
明する部分破断正面図、第18図は縁折曲装置の
電気的構成を示すブロツク図、第19図は縁折曲
装置の各部材の一連の動作を示すタイミングチヤ
ート、第20図はポケツト用加工布の縁折曲を説
明する平面図である。 3……搬送盤、5……Y方向搬送用モータ、7
……搬送ブロツク、9……X方向搬送用モータ、
10……θ方向回転用モータ、12……基盤
(3,5,7,9,10,12等により折曲げヘ
ツド送り手段が構成されている)、13……布保
持手段としての布クランプ、21……アンビル、
22……折ガイド、26……折板、71……制御
手段としてのマイクロコンピユータ、W……加工
布、Wa……縁部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 布保持手段に保持された加工布の外周縁部の
    一部の折曲げを行う折曲げヘツドと、 その加工布の外周縁部の一部の折曲げの後、前
    記折曲げヘツドを加工布の外周縁部に沿つて次の
    折曲げ位置まで相対移動させる折曲げヘツド送り
    手段と を備え、折曲げヘツドによる加工布の折曲げと前
    記折曲げヘツドの移動とを繰り返すように構成さ
    れた加工布の縁折曲装置であつて、 前記折曲げヘツドには、 切欠が形成されると共に、前記布保持手段に保
    持された加工布の外周縁部がその切欠を覆つて載
    置される布支持板と、 前記切欠に隣接した位置において前記加工布を
    押圧し得る作用部を有する折ガイドと、 前記布支持板の切欠に没入する退避位置と、前
    記加工布を押圧した折ガイドの作用部の上面に重
    なる折込位置との間を移動可能に配設され、前記
    加工布の外周縁部を前記折ガイドの作用部の上方
    に折曲げる折板と、 前記折ガイドよりも前記加工布の送り出し側に
    上下動可能に配設され、前記折ガイドと折板とに
    より折曲げられた加工布の折曲げ部を押圧して超
    音波振動を付与して加工布の折曲げ部をアイロン
    がけする超音波振動子と、 前記折ガイドの作用部の上面に重なる押圧位置
    と、前記作用部から離間する離間位置との間を移
    動可能に設けられた補助押え板と、 前記折板を前記退避位置から折込位置に移動さ
    せて加工布の外周縁部の一部を前記折ガイドの上
    面に折曲げると共に、前記超音波振動子によるア
    イロンがけの終了後であつて前記折曲げヘツド送
    り手段による折曲げヘツドの移動に先立ち折板を
    折込位置から退避位置に復帰移動させる折板駆動
    手段と、 その折板駆動手段により折板が折込位置から退
    避位置に移動される時に前記補助押え板を前記押
    圧位置に移動させ、前記折板が退避位置から折込
    位置に移動される前に前記補助押え板を前記離間
    位置に移動させる補助押え板駆動手段と を備えたことを特徴とする加工布の縁折曲装置。
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