JPH0420661B2 - - Google Patents

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JPH0420661B2
JPH0420661B2 JP58027376A JP2737683A JPH0420661B2 JP H0420661 B2 JPH0420661 B2 JP H0420661B2 JP 58027376 A JP58027376 A JP 58027376A JP 2737683 A JP2737683 A JP 2737683A JP H0420661 B2 JPH0420661 B2 JP H0420661B2
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JP
Japan
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air permeability
oxygen
packaging
oxygen absorber
holes
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JP58027376A
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JPS59154138A (ja
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Sadao Ootsuka
Takehiko Morya
Toshio Komatsu
Akira Kenta
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication of JPS59154138A publication Critical patent/JPS59154138A/ja
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食品等の品質保持に利用される脱酸素
剤包装体に関し、さらに詳しくは、穴をあけたプ
ラスチツクのフイルムまたは穴をあけた透明な紙
1とポリエチレンまたはポリエチレンより軟化点
が低いプラスチツクの不織布からなるシート2と
の貼りつけることなく重ね合わせからなるシート
3一対を、シート2と内側にして対向させこの間
に脱酸素剤を配し、周縁部をシールしてなること
を特徴とする脱酸素剤包装体に関する。 〔従来の技術とその問題点〕 最近、脱酸素剤が食品その他の物品の保存のた
めに多く使用される様になつてきており、特に使
用される用途が食品分野である場合は、脱酸素剤
包装体の条件として従来の乾燥剤包装体等での一
定以上の通気度を保持すればバラツキがあつても
問題ない場合と異なり、通気度の調節精度が高い
ことが非常に重要な要件となつてきた。 即ち、対象の食品が高水分で酸素により品質劣
化し易い場合には、脱酸素剤包装体の通気度を大
きく、且つ精度高く調節することにより、酸素吸
収速度を一定範囲に収めることが必要であり、も
し通気度のバラツキが大きく酸素吸収速度が小さ
いものが混在した場合、酸素吸収前に食品の品質
劣化が進んでしまうことから本来の品質保持の目
的が達成できない。 また、対象が乾燥食品の場合には、品質劣化は
遅くそれほど大きな酸素吸収速度は必要ないもの
の、酸素吸収のため予め水分を含んだ脱酸素剤の
場合、通気度が大きすぎると脱酸素剤包装体から
水分が乾燥食品に移行し品質劣化する場合があ
る。特に、脱酸素剤包装体と乾燥食品との接触部
分が局部的に水分含有率が上昇し、品質劣化する
場合が多い。一方、脱酸素剤の酸素吸収能力上
も、脱酸素剤包装体の通気度が大きすぎる場合、
酸素吸収に必要な水分が蒸発し、酸素吸収能力の
低下により食品包装内に酸素が残存して乾燥食品
の酸化等による品質劣化が進んでしまうことがあ
る。 即ち、乾燥食品を対象とした場合、脱酸素剤包
装体の通気度は、小さく且つ精度良く調節するこ
とにより、水分移行速度を適正にすると同時に、
乾燥下での脱酸素剤の酸素吸収能力を充分に発揮
できる様にする必要がある。 以上の様に、脱酸素剤包装体の通気度は、その
酸素吸収速度、食品との水分の授受、酸素吸収能
力を決定する重要なものであり、対象食品の特性
に応じ低通気度から高通気度まで、精度良く調節
することが望まれて来た。 その他、多種多様な食品等の特性に応じ上記通
気性の他に耐水性、耐破損性、安全衛生性、食品
の香り保持性、外観保持性等が重要な要件となつ
てきた。特に、従来の乾燥剤包装体等と異なり、
脱酸素剤の場合、内容物が包装体を通し錆、染み
として発現し易く、外観を損ない安全衛生上も好
ましくない為、外観保持性は重要な要件と言え
た。 従来、一般的に脱酸素剤の包材は紙と穴のあい
たポリエチレンフイルムを熱ラミネートしたもの
が用いられており、この場合の通気性はポリエチ
レンフイルムの開孔率(孔径、孔数)で調節され
ていた。 しかし、通気性の調節において、包装材料製造
時の熱接着の際に、通気孔が変形して通気性が不
安定になり、酸素吸収速度がばらつく等の欠点が
あつた。特に、低通気度において通気度バラツキ
が大きく乾燥下での酸素吸収能力および水分移行
速度のバラツキが問題であつた。また、高通気度
に調節するためポリエチレンフイルムの開孔率を
上げると、錆、染みの発生が多くなるとの欠点が
あつた。更に、この脱酸素剤を水分含有量の多い
食品に適用した場合、包装材料が耐水性に劣るた
め、湿つて脱酸素剤の包装袋が破損したり、ある
いは有孔ポリエチレンフイルムの孔を通して内容
物が染みだす場合があり食品の安全衛生上好まし
くない等の欠点があつた。 上記欠点を改良する包装材料として、特開昭53
−51096号公報には融点が異なる2枚のプラスチ
ツクフイルムに孔をあけ、これをそのまま重ね合
わせるか、または紙を挟んで積層接着した包装材
料が開示されている。この場合には、フイルムを
開孔後熱接着するので、接着時に穴が変形した
り、または閉鎖してしまつたりして均一な所望の
範囲の通気度を有する包材を安定して得ることは
難しいとの欠点があつた。更に、接着時の各フイ
ルムや紙の圧着状態によつて、通気度が変化する
等の欠点がある。 また、特開昭56−124441号公報には同様に表面
に孔をあけたプラスチツクフイルムを用いた包装
材料が開示されている。しかしながら、これらの
場合にも、接着剤を使つたりするために、孔が変
形したり、接着剤の影響および積層する際の圧着
状態により通気性が変化する等の欠点があつた。 また、上記表面に孔をあけたプラスチツクフイ
ルムを用いた包装材料においては、表裏の有孔部
の間に紙層があり且つ表裏の有孔部の位置がずれ
ていることから、酸素が包材を通過する際紙層の
断面を横方向に通して表裏の孔から通気する為、
通気度を一定以上大きくすることが出来なかつ
た。もし、大きくする為、表裏の有孔部開孔率を
大きくすると錆、染みが発生するとの欠点があつ
た。 更に、従来の包装材料の場合、錆、染みの発生
を防止しつつ(安全衛生性を確保しつつ)、通気
度を大きくすることが出来なかつた為、酸素吸収
量の小さな小型サイズは単位酸素吸収量当たりの
包材面積が大きく(=通気度が大きく)、酸素吸
収速度が大きくなり、一方、大型サイズは単位酸
素吸収量当たりの包材面積が小さく(=通気度が
小さく)、酸素吸収速度が小さくなつた。 即ち、脱酸素剤内容物量が2倍となつても脱酸
素剤包装体寸法(包材面積)は比例して大きくで
きず、単位酸素吸収量当たりの包材面積は小型サ
イズに比べ大型サイズは小さくなり、酸素吸収速
度もサイズ毎に変化せざるを得ないとの欠点があ
つた。 特に、大型サイズにおいては、通気度を一定以
上に調節することができず、酸素吸収速度を大き
く出来ないとの欠点があつた。 その他、従来の包装材料の場合、通気度のバラ
ツキが大きい為、必然的に包材通気度検査も頻度
高く必要で、且つ不良率も高いとの問題があつ
た。 また、従来の包装材料を用いた脱酸素剤、鮮度
保持剤を香りの保持が重要なチーズケーキ、とろ
ろ昆布、ピーナツツ等の食品へ適用した場合、香
りが変質したり、弱くなる等の問題が指摘されて
いた。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的とするところは、上記した従来の
包装材料の有する問題点を解消し、低通気度から
高通気度まで精度の高い調節が可能で、安定した
通気度を有し、しかも、多湿食品へ適用した場合
でも安全衛生上の問題がなく、強度が大きく、食
品の香り保持性に優れる脱酸素剤包装体を提供す
ることにある。 更には、各酸素吸収量サイズ毎の酸素吸収速度
を同一とすることを可能とした脱酸素剤包装体を
提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは前記従来技術の問題点に鑑み鋭意
研究と行つた結果、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は、穴をあけたプラスチツク
のフイルムまたは穴をあけた透明な紙1とポリエ
チレンまたはポリエチレンより軟化点が低いプラ
スチツクの不織布からなるシート2との貼りつけ
ることなく重ね合わせからなるシート3一対を、
シート2を内側にして対向させこの間に脱酸素剤
を配し周縁部をシートしてなることを特徴とする
脱酸素剤包装体を提供するものである。 本発明の脱酸素剤包装体は、穴をあけたプラス
チツクのフイルムまたは穴をあけた透明な紙1
(以下、外材ということがある)とポリエチレン
またはポリエチレンより軟化点が低いプラスチツ
クの不織布からなるシート2(以下、内材という
ことがある)と、脱酸素剤とから形成されたもの
である。そして、外材シート1と内材シート2と
の貼りつけることなく重ね合わせからなるシート
3一対を、内材シート2を内側にして両者を対面
させ、内材シート2で形成される空間の内部に脱
酸素剤を収納するごとく四方の周縁部をシールし
た構成となつている。 本発明において、外材1を構成する穴をあけた
プラスチツクのフイルムとしては、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリプロ
ピレン、ポリカーボネート、セロフアンまたはポ
リビニルアルコール等からなるフイルム、ポリ塩
化ビニリデンコート各種フイルム、さらには、ア
ルミ蒸着各種フイルム等の単層フイルムまたは、
これらのフイルムとポリエチレン、エチレン酢酸
ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、ポリブタジ
エンまたはポリ塩化ビニル等からなるプラスチツ
クフイルムを積層した複合フイルムが挙げられ、
適宜の大きさと数の穴をあけたものが用いられ
る。 本発明において、複合フイルムを使用する際に
は、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合
体、アイオノマー樹脂、ポリブタジエンまたはポ
リ塩化ビニル等からなるプラスチツクフイルム層
側を内材と向かい合う様配置して使用される。 透明な紙としては、例えばグラシン紙またはバ
ーチメント紙等の様な透明性を有する紙が用いら
れる。 なおこれらの紙とポリエチレン、エチレン酢酸
ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、ポリブタジ
エンまたはポリ塩化ビニル等からなるプラスチツ
クフイルムを積層した紙も本発明における透明な
紙1に含まれるものである。 これらの中で、強度または製造上の扱い易さ等
を考慮するとポリエチレンテレフタレートフイル
ムまたはポリアミドフイルムが好ましい。 外材を構成するフイルムの厚さとしては、製造
上の扱い易さ等から100μ以下が好ましく、10〜
60μが特に好ましい。外材のフイルムの通気性は
酸素透過度1000ml/m224hr atm以下が好ましく、
500ml/m224hr atm以下が特に好ましい。 また、上記外材に穴をあける場合の穴の数や大
きさは、所望する通気度により適宜選択すること
が可能である。 本発明において、プラスチツクフイルムまたは
紙に穴をあける際には、例えば円錐形、四角錘、
三角錘、先が尖つた円柱等の形をした針が使用さ
れる。また、穴の大きさは針の太さ、長さ、穴を
開ける際の圧力等により調節することが可能で、
針を加熱することにより形状のそろつた穴をあけ
る事も可能である。 但し、加熱した針でフイルムを溶融させつつ開
孔すると、穴径が大きくなり錆、染み等の発生が
目立つことから、針を加熱せず開孔することが好
ましい。また、開孔する場合の方向としては、包
装体表面へ突起しない様包装体を作成した際の外
側から針開孔することが好ましい。 本発明において、内材シート2で用いられる不
織布としては、湿式、乾式またはスパンボンド式
不織布等、いずれの不織布をも使用することが可
能であり、ポリエチレン、ポリエチレン酢酸ビニ
ル共重合体、およびポリプロピレン、ポリエステ
ル等を芯としポリエチレン、ポリエチレン酢酸ビ
ニル共重合体を鞘とした繊維等を用いて製造され
たものが含まれる。 本発明において、常圧で水を通さない通気性の
不織布を使用することにより、耐水性が向上し、
外材の開孔率を3%以上にすることにより水分依
存型として使用することが可能となる。 本発明の不織布としては、10g/m2〜100g/m2
m2のものが好ましく、厚さとしては20〜250μの
ものが使用可能であり、好ましくは30〜180μの
ものが包装適性、包材強度等を勘案して使用され
る。 また、上記紙または不織布に撥水性または撥油
性を与える為、紙または不織布に撥水剤または撥
油剤による加工をしたものを用いることが可能で
ある。 さらに、外材と内材シート間の接着強度を高め
る為、内材の不織布にアンカーコート剤または熱
シール剤を塗布することも適宜選択できる。 また、本発明の包装材料において、印刷を穴を
あけた外材フイルムの裏側に施すことができる。
さらに、非通気性の外材の裏側に文字印刷等の印
刷を施した上にベタ印刷を施すことが可能であ
る。 本発明に係る脱酸素剤包装体を製造するには、
一般的に、四方向シール方法がとられる。具体的
には、縦型または横型の四方シール自動充填包装
機が用いられる。 四方向シール方法においては、外材1と内材シ
ート2を、重合わせたシート3一対を、四方シー
ル型自動充填包装機へ導き、シート2を互いに内
側にし対向させ、周縁部のみを熱シールしつつ前
記一対のシートの間に適量の脱酸素剤が配される
ように脱酸素剤を充填して製造される。この際、
四方シール型自動充填包装機に設置された穿孔装
置によりプラスチツクのフイルムまたは透明な紙
1に所望の数と大きさの穴があけられ脱酸素剤包
装体の通気度が精度良く調節される。 本発明に係る脱酸素剤包装体を製造する際、外
材1の寸法を、内材シート2の寸法よりも1mm以
上、好ましくは2mm以上大きくすることにより、
充填包装時内材シート2が外材シート1からはみ
出すことがなく外観上好ましい。 更に、外材1の寸法を大きくすることにより、
外材同士で一部分熱シールすることが可能となり
包装体強度を大きくすることが可能である。 本発明において、脱酸素剤包装体の通気度を乾
燥食品に適した低通気度から高水分食品に適した
高通気度まで幅広く、且つ精度高く調節するため
には、外材1の通気度に比べ内材シート2の通気
度は1.2倍以上あることが必要で、1.5倍以上ある
ことが好ましい。もし、外材1の通気度に比べ内
材シート2の通気度が1.2倍以下の場合、内材シ
ート2の通気度バラツキが本来律速とすべき精度
の高い外材1の通気度に影響し、脱酸素材包装体
の通気度バラツキが大きくなつてしまう。 一般に、内材シート2の通気度は、通気度を透
湿度で表示した場合の20g/m2・24Hr・atm(25
℃下)以上が必要で、好ましくは50g/m2
24Hr・atm(25℃下)以上、100g/m2・24Hr・
atm(25℃下)以上が更に好ましい。 また、酸素吸収量サイズ毎の酸素吸収速度、性
能を同一とするために、内容物の脱酸素剤の充填
量、特性にも影響されるものの、酸素吸収量サイ
ズが2倍となれば開孔数を約2倍にすることによ
り可能となる。 本発明において脱酸素剤としては、亜硫酸塩、
亜硫酸水素塩、亜二チオン酸塩、ヒドロキノン、
カテコール、レゾルシン、ピロガロール、没食子
酸、ロンガリツト、アスコルビン酸および/また
はその塩、イソアスコルビン酸および/またはそ
の塩、ソルボース、グルコース、リグニン、ジブ
チルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニ
ソール、第一鉄塩、または、鉄粉等の金属粉を含
有する脱酸素剤、炭酸ガス発生型脱酸素剤または
炭酸ガス吸収型脱酸素剤等が用いられる。 本発明において、具体的には例えばPET/PE
フイルムに小孔をあけたもの1と不織布2とを貼
りつけることなく重合わせたシート3一対を用意
し、2を内側にして対向させ脱酸素剤をいれて四
方をシールしたもの、またはグラシン紙に小孔を
あけたもの1と不織布2を貼りつけることなく重
合わせたシート3一対を、2を内側に両者を対面
させ、その間に脱酸素剤をいれて四方をシールし
たもの、あるいは、パーチメント紙/EVAに小
孔をあけたもの1と不織布の片面にアイオノマー
ラテツクスを塗布したもの2を貼りつけることな
く重合わせたシート3一対を、2を内側に両者を
対面させ、その間に脱酸素剤をいれて四方をシー
ルした脱酸素剤包装体等を例示することが出来
る。 〔作用と効果〕 本発明の脱酸素剤包装体は、外材1と不織布か
らなる内材シート2の重ねあわせからなるシート
3を、2を内側にして両者を対面させ、四方の周
縁部をシールした構成となつているため、通気は
外材1の開孔部から外材1と内材シート2の空間
部、内材シート2を通して内容物の脱酸素剤に到
る。 この場合、内材シート2の通気度を外材1の通
気度に比べ1.2倍以上大きくしておくことにより、
内材シート2の通気度バラツキの影響を防止しつ
つ、熱接着、圧着等の工程を経ず精度高く調節開
孔された外材1の通気度を律速として脱酸素材包
装体の通気度を所望のレベルに精度高く調節する
ことが可能となる。 また、外材1と内材シート2の間に空間が有る
ため、外材1の精度の高い通気度をそのまま生か
すことが可能となり、従来困難であつた低通気度
(透湿度で10〜60g/m2・24Hr・atレベル)での
精度の高い通気度調節が可能となつた。 更に、本発明の脱酸素材包装体では、印刷は外
材1のフイルムの裏面に施されるので、インキが
食品と直接触れることがないので衛生上安全であ
る。また、文字印刷を施した上にベタ印刷を施し
た場合は、たとえ内材シート2の上に内容物の染
み出しがあつても、ベタ印刷すなわち隠蔽印刷が
あるので包装体の外観を損ねることはない。ま
た、外材1と内材シート2との間に空間が有る
為、更に隠蔽効果が大きく、錆、染みが対象食品
へ移行しにくく衛生上安全である。 また、上記錆、染みの隠蔽効果が大きいことお
よび脱酸素剤包装体製造時穿孔装置の針の太さ、
数を変更することにより自由に且つ精度高く所望
の通気度を与えることが出来ることにより、従来
困難であつた脱酸素剤包装体の高通気度化が可能
となり、その結果、酸素吸収量の大きな大型サイ
ズへ高い通気度を付与することが可能となり、酸
素吸収量サイズ毎の酸素吸収速度、能力をバラツ
キなく同一とすることが出来た。 更に、本発明の脱酸素剤包装体の場合、特に表
面にプラスチツクフイルムを使用した場合には、
プラスチツクフイルムの耐水性および二重袋構成
となつている為、高水分食品等へ適用した際にも
耐水性に優れ、湿潤時の耐破損性に優れる。 また、本発明の脱酸素剤包装体に使用する包材
は、従来の表面がプラスチツクフイルムからなる
包材に比べ各包材の加工工程は単純であり、包装
時に所望の通気度を付与することから、包材加工
上のミスも少なく安定的に製造することが出来
る。 更に、従来の包材は、広幅で製造され包材加工
時に所望の通気度に加工されていた。この際、巻
き取り時、包材保管時、取扱時の圧力、外力等に
よる通気度の変化が認められ、且つ包材構成上の
通気度バラツキが大きかつた為、所望の通気度が
付与されているかの充分な検査が必要とされ、そ
の不良率も高かつた。 一方、本願によれば、内材シート2の通気度は
シール性を阻害しない限り大きく設定することに
より、一定以上の通気度の付与を確認するのみで
良いことから通気度検査を大幅に簡略化すること
が可能とり、不良もなくすことが出来る。 更に、外材1への通気性付与は、充填包装時に
初めて開孔し所望の通気度を精度良く与えること
から、通気度検査を不要とすることが可能となつ
た。 また、充填包装時に自由に所望の通気度を各脱
酸素剤包装体毎に与えられることから、種々の通
気度の包材を準備、在庫する必要がなく脱酸素剤
の品種毎の包材在庫を大幅に減少させることが可
能である。 更に、本願の脱酸素剤包装体によれば、通気度
を低く、且つ精度高く調節することが可能な為、
食品の香りが脱酸素剤内部に到達しにくくするこ
とが可能で、香り保持性に優れるとの長所があ
る。特に、表面が香りを通しにくいプラスチツク
フイルムとした場合に香り保持効果が大きい。 また、従来の脱酸素剤包装体の場合、真空パツ
ク食品等へ適用した際、真空パツク時包装系内の
圧力が急激に低下するため脱酸素剤包装体内部の
空気が外気と同圧力となろうとして脱酸素剤包装
体が急激に膨張する。その際、脱酸素剤包装体の
シール部に大きな圧力がかかり、脱酸素剤包装体
が破損する場合があつた。特に、表面がプラスチ
ツクフイルムからなる紙との積層包材において
は、圧力が加わつた際の空気通過性に劣る為問題
があつた。また、紙/有孔PE構成包材において
は、通気度を大きくすると、錆、染みの発生が問
題となる為充分な加圧下での空気通過性を持たせ
ることができなかつた。 本願によれは、外材裏面への隠蔽印刷および外
材、内材シート間の空間による隠蔽効果の為、内
材シートの通気度を大きくしつつ、外材の通気は
外材1と内材シート2との間に空間が有る為、開
孔部直接に空気が通過することから、加圧下での
空気通過性が大きく、真空パツク時においても脱
酸素剤包装体と外気の圧力差はすぐに調節され、
シール部分への圧力はかかりにくく安全性が高い
脱酸素剤が可能となる。 また、従来、酸素吸収速度の大きい脱酸素剤に
おいては、必然的に発熱を伴う為、冷凍食品、冷
蔵食品等へ適用した際、その発熱のため脱酸素剤
と接触した食品の一部が熱で品質劣化する場合が
あつた。 本願においては、外材1と内材シート2との間
に空間が有る為、発熱時の脱酸素剤の熱が食品に
伝わりにくく、発熱の影響防止にも優れる。 〔実施例〕 次に、実施例により本発明をさらに詳しく説明
する。 実施例 1 次の各素材を準備した。 (1) ポリエチレンテレフタレートフイルム12μと
ポリエチレンフイルム25μをラミネートした積
層フイルムで幅60mmのロ−ル巻き2本 (2) ポリエチレン製不織布50g/m2で幅60mmのロ
ール巻き2本 (3) 鉄系脱酸素剤 四方シート自動充填包装機の両側に、各々(1)、
(2)のロール巻きフイルム及びシートを配備し、(1)
を径0.5mmの針を付けた針ロールに通して穴をあ
けつつ、(2)と重ね合わせながら、両側から、包装
機の熱ロールに導入した。 重ね合わせた状態では、(1)はPETが外側にな
り、(2)が内側になるよう両側フイルム及びシート
を導入し、(2)の内側に(3)を3gずつ充填し、次い
で、横シール部分の両サイドをカツトすると共
に、連絡したシール部の中央もカツトして、寸法
50mm×50mmの小袋を得た。 (1)にあける穴の数を調節し、種々の数を穿孔し
た小袋を得、各々空気500ml共存の密封下、25℃
で脱酸素時間の測定を行つたところ、第1表の結
果を得た。 (1)および(2)につき、各々、幅100mmのロール巻
きフイルムおよびシートを準備し、(1)を径0.5mm
の針をつけた針ロールに通して、穴をあけつつ(2)
を内側にして重合わせながら三方シール自動充填
包装機に導入し、(2)の内側に(3)を3gづつ充填し
つつ(1)の外側より、バーヒーターにてシールし、
連結したシール部分をカツトして寸法50×50mmの
小袋を得た。(1)にあける穴の数を調節し、種々の
数を穿孔した小袋を得、各々空気500ml共存の密
封下、25℃で脱酸素時間の測定を行つたところ、
第1表の様な結果が得られた。 【表】
【図面の簡単な説明】
図面において、第1図は自動充填包装機の態様
例である。また、第2図は本発明の脱酸素剤包装
体の包材構成の一態様の概念図を示し、第3図は
本発明の脱酸素剤包装体の一態様の断面斜視図を
示す。 図面において、1は未穿孔の外材、2は内材、
3は針ロール、4は熱ロール、5は脱酸素剤充填
シユート、6はカツター、7は脱酸素剤包装体、
11はポリエステルフイルム、または穴を開けた
透明な紙、12はポリエチレンまたはポリエチレ
ンより軟化点が低いプラスチツクフイルム、13
は不織布、18は脱酸素剤をそれぞれ表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 穴をあけたプラスチツクのフイルムまたは穴
    をあけた透明な紙1とポリエチレンまたはポリエ
    チレンより軟化点が低いプラスチツクの不織布か
    らなるシート2との貼りつけることなく重ね合わ
    せからなるシート3一対を、シート2を内側にし
    て対向させこの間に脱酸素剤を配し周縁部をシー
    ルしてなることを特徴とする脱酸素剤包装体。
JP2737683A 1983-02-21 1983-02-21 脱酸素剤包装体 Granted JPS59154138A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2737683A JPS59154138A (ja) 1983-02-21 1983-02-21 脱酸素剤包装体

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JP2737683A JPS59154138A (ja) 1983-02-21 1983-02-21 脱酸素剤包装体

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JPS5927382Y2 (ja) * 1980-07-14 1984-08-08 日東電工株式会社 通気性包装材

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