JPH04209667A - ポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂組成物 - Google Patents

ポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂組成物

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JPH04209667A
JPH04209667A JP40022890A JP40022890A JPH04209667A JP H04209667 A JPH04209667 A JP H04209667A JP 40022890 A JP40022890 A JP 40022890A JP 40022890 A JP40022890 A JP 40022890A JP H04209667 A JPH04209667 A JP H04209667A
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electrodeposition coating
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resin composition
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JP40022890A
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Masahiko Ko
昌彦 廣
Shigeo Tachiki
立木 繁雄
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、プリント回路板の製造
等におけるレジストパターンの形成に用いられるポジ型
感光性アニオン電着塗料樹脂組成物に関する。 [0002] 【従来の技術】従来、基板表面にレジストパターンを形
成する方法としては、基板表面に感光層を形成し、つい
で活性光線を照射後、現像する方法がよく用いられてい
る。この工程における感光層の形成には種々の方法が採
用されている。例えばデイツプコート、ロールコート。 カーテンコート等の感光性樹脂組成物溶液(塗液)を用
いる方法、あるいは感光層を基材フィルム上にあらかじ
め形成したもの(以下、感光性フィルムと略す)を基板
表面にラミネーター等を用いて積層する方法などが知ら
れている。これらの方法のうち、感光性フィルムを用い
る方法は簡便に均一な厚みの感光層が形成できることか
ら、現在、特にプリント回路板製造の分野では主流の方
法として採用されている。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】最近、プリント回路板
の高密度、高精度化が進むに伴い、レジストパターンは
より高品質のものが必要となってきている。即ち、ピン
ホールがなく、下地の基板表面によく密着したレジスト
パターンであることが望まれている。かかる要求に対し
て、現在主流となっている感光性フィルムを積層する方
法では限界のあることが知られている。この方法では9
基板製造時の打痕、研磨の不均一性、基板内層のガラス
布の縮重表面への銅めっきのビット等の不均一等によっ
て生起する基板表面の凹凸への追従性が乏しく、十分な
密着性を得ることが困難である。この困難さは感光性フ
ィルムの積層を減圧下で行うこと(特公昭59−374
0号公報参照)によっである程度回避できるが、これに
は特殊で高価な装置が必要となる。 [0004]このようなことが理由となって、近年再び
デイツプコート、ロールコート、カーテンコート等の溶
液塗工の方法が見直されるようになってきた。しかし。 これらの塗工方法では、膜厚の制御が困難、膜厚の均一
性が不十分、ピンホールの発生等の問題がある。 [0005]そこで近年新たな方法として電着塗装によ
り感光膜を形成する方法が提案されている(特開昭62
−235496号公報参照)。この方法によると■レジ
ストの密着性が向上する。■基板表面の凹凸への追従性
が良好、■短時間で膜厚の均一な感光膜を形成できる。 ■塗液が水溶液のため9作業環境の汚染が防止でき7防
災上にも問題がない等の利点がある。 [0006]特にスルーホールを有するプリント回路板
の製造に有効と考えられるポジ型の感光性電着塗料につ
いては従来から幾つかの提案がなされている。それらの
大半はポリマー分子に1,2−ナフトキノンジアジド類
の感光基を導入したタイプ(例えば特開昭61−206
293号、特開昭63−221177号、特開昭644
672号公報)で、電着塗装の面から見れば電着液の管
理が容易であるなどの利点があるが、一方、ポジ型フォ
トレジストの面から見ると感光特性が十分でなく、レジ
スト膜の機械強度が低く、更に各種特性を微妙に調整す
ることが難しいなどの問題があった。 [0007]一方、ICやLSI等の半導体デバイスの
製造プロセスなどで用いられる溶液による塗布法でポジ
型フォトレジストを形成する場合には、用いるポジ型フ
ォトレジストの組成の大半はノボラック樹脂やビニルフ
ェノール樹脂等のアルカリか可溶性樹脂と、2個以上の
ヒドロキシ基を有するベンゾフェノンと1,2−ナフト
キノンジアジドスルホン酸とのエステル化合物に代表さ
れる感光剤とを混合したものである(例えば特開昭63
−305348号、特開昭63−279246号、特開
昭64−11259号、特開昭64−17049号公報
)。これらはポジ型フォトレジストとしての性能から見
ると感光性やレジスト膜の機械特性は良好であるが。 これらの樹脂にはアニオン電着塗料として必須のカルボ
キシル基を含有していないために当然のことながらその
まま電着塗料とすることはできない。 [0008]さらに7本発明の主要用途であるプリント
回路板の製造に用いられるフォトレジストの主成分であ
る樹脂は、従来からその物性や取り扱い易さから(メタ
)アクリル樹脂が一般的に用いられてきたが、前述した
感光剤として汎用されている2個以上のヒドロキシ基を
有するベンゾフェノンと1,2−ナフトキノンジアジド
スルホン酸とのエステル化合物は、 (メタ)アクリル
樹脂との相溶性が極めて悪いために、感光剤の主成分と
して(メタ)アクリル樹脂と組み合わせて用いることは
できない。 [0009]また。カルボキシル基を有するアクリル樹
脂と感光剤とを混合した塗液を塗布してポジ型フォトレ
ジストを形成する方法が提案されている(特公昭51−
14042号公報)。しかしこの出願の実施例で多用し
ているp−クミルフェノールのナフトキノンジアジドス
ルホン酸エステルは、前記のポリヒドロキシベンゾフェ
ノンと1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸とのエ
ステル化合物はどではないが、アクリル樹脂との相溶性
は十分とは言えず、また、その組成物の光感度も低い。 [00101加えて、この組成のレジストに適する露光
後の現像液として、アルカノールアミン水溶液あるいは
アミンとアルコールの両者を含有する溶液が適するとし
、アルカリ現像剤は不適としている。しかし、現在のプ
リント回路板の製法の主流である前述した感光性フィル
ムを用いたテンティング法での現像液には、大半がアル
カリを用いており、電着塗装でフォトレジストを形成す
る方法の場合でも、現像液は現行法を踏襲したアルカリ
を用いることが望ましいことは言うまでもない。その意
味からして、この組成は汎用性がないと言える。 [00111さらに、この組成物は樹脂中にカルボキシ
ル基を有するといってもそのまま電着塗料とすることば
できない。それは、電着塗料の場合には、電着後の膜の
ガラス転移点が低くなければ、換言すると最低造膜温度
(MFT)を低くしないと電着後に膜が形成されないと
いうことによる。したがってアクリル樹脂にもその点を
考慮したモノマー組成が当然必要となる。 [00121以上述べたように、現在までに提案されて
いる電着塗料で形成するポジ型フォトレジストの組成物
は感光特性やレジスト膜の機械特性が低く、さらに特性
を微妙に調整することが困難であるなどの問題があり。 また溶液を用いた塗布法で形成するポジ型フォトレジス
トは特性的には良好であるが7それらをそのまま電着塗
料化することはいろいろな点から不可能であった。 [0013]
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、鋭
意検討した結果7カルポキシル基含有樹脂として、現在
プリント回路板の製造に用いるフォトレジストの主成分
として一般に用いられている(メタ)アクリル樹脂を選
び、その(メタ)アクリル樹脂を優れた電着塗料とする
ためにホモポリマーのガラス転移点が0℃以下の重合性
モノマーを共重合させることを必須とし、さらにこのよ
うにして得た(メタ)アクリル樹脂との相溶性が従来に
なく良好な感光剤とを組み合わせることにより、目的と
する電着塗装で形成でき、優れた感光特性やレジスト膜
の機械特性を有するポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂
組成物を見い出すに至った。 [0014]すなわち7本発明は (a)  アクリル酸及び/又はメタクリル酸とホモポ
リマーのガラス転移点が0℃以下である重合性モノマー
とを必須成分として共重合した。酸価30〜250の(
メタ)アクリル樹脂を(a)及び(b)の総量100重
量部に対して30〜95重量部並びに(b)  下記一
般式(I)で表わされる化合物を
【化3】 (式中、 R1はアルキル基、 R2は水素、アルキル
基、アルコキシ基又はニトロ基、 R3は
【化4] を示し9mは0〜2の整数、nは1〜3の整数であり。 mとnの和は1〜3の整数となるように選ばれる)(a
)及び(b)の総量100重量部に対して5〜70重量
部含有してなるポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂組成
物に関する。 [00151本発明によれば、従来になく電着塗装に適
し、かつ優れた感光特性やレジストの機械特性を有する
ポジ型フォトレジストを提供でき、これにより既述した
電着塗装でフォトレジストを形成する多くの利点を十分
に発揮することができる。 [00161以下1本発明について詳述する。 (a)の成分である(メタ)アクリル樹脂は、まずカル
ボキシル基含有重合性モノマーとしてアクリル酸もしく
はメタクリル酸を用いることを必須としている。それら
は、得られた(メタ)アクリル樹脂の酸価が30〜25
0の範囲になるように使用される。酸価が30未満では
9本発明になるポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂組成
物に後述するように塩基を加えた後、水を加えて水分散
させる際の水分散性や水分散安定性が悪く9組成物が沈
降する。また酸価が250を越えると電着塗装後の塗膜
の外観が劣る。アクリル酸もしくはメタクリル酸はそれ
ぞれ単独で用いてもよく1両者を併用して用いてもよい
。 [0017] (a)の成分である(メタ)アクリル樹
脂のもう1つの必須成分としてホモポリマーのガラス転
移点が0℃以下の重合性モノマーが用いられる。ホモポ
リマーのガラス転移点が0℃以下である重合性モノマー
とは、そのモノマーを単独重合したポリマーのガラス転
移点が0℃以下であることを意味している。ガラス転移
点の測定は通常の熱分析法で行われるが、好ましくは示
差走査熱量測定法(DSC)で行われる。ここでいうホ
モポリマーのガラス転移点が0℃以下である重合性モノ
マーとしては、エチルアクリレート、イソプロピルアク
リレート、n−プロピルアクリレート、イソブチルアク
リレート、n−へキシルメタクリレート、n−オクチル
メタクリレート、n−デシルメタクリレートなどがあり
。 中でもn−ブチルアクリレート及び2−エチルヘキシル
アクリレートが好適である。これらの重合性モノマーは
1種類でも2種類以上併用してもよく、その使用量は(
a)の成分であるポリマーを形成する共重合モノマーの
総量100重量部に対し5〜75重量部とされることが
好ましく、20〜60重量部とされることがより好まし
い。使用量が5電量部未満では、ポリマーのガラス転移
点が高くなり、(b)の成分である感光剤と組み合わせ
た電着塗料を電着塗装した際に膜が形成できないおそれ
がある。また、75重量部を越えるとポリマーのガラス
転移点が低くなりすぎて電着塗装後の塗膜のべたつきが
大きくなりやすい。 (0018] (a)の成分である(メタ)アクリル樹
脂には、上記重合性モノマー以外に例えばメチルアクリ
レート7 メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート、シクロへキシルメタクリレ
ート。 メタクリル酸テトラヒドロフルフリル、  2,2.2
−トリフルオロエチルメタクリレート、ジアセトンアク
リルアミド、アクリロニトリル、スチレン、ビニルトル
エンなどの一船釣重合性モツマーを1種類以上併用して
共重合することができる。その使用量は(a)の成分で
ある樹脂を形成する共重合モノマーの総量100重量部
に対し91重量部以下で用いることができる。 [0019] (a)の成分である(メタ)アクリル樹
脂の合成は前記重合性モノマーを有機溶媒中でアゾビス
イソブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル
、過酸化ベンゾイル等の重合開始剤を用いて一般的な溶
液重合により得ることができる。この場合、用いる有機
溶媒は電着塗料に供することを考えて、ジオキサン、メ
トキシエタノール、エトキシエタノール、ジエチレング
リコール、メトキシプロパツール等の親水性の有機溶媒
を主に用いることが好ましい。もしトルエン、キシレン
、ベンゼン等の疎水性の有機溶媒を主に用いた場合には
、樹脂合成後、溶媒を留去して前記の親水性有機溶媒に
置き換える必要がある。樹脂の平均分子量(標準ポリス
チレン換算)は5,000〜150,000が好ましい
。5゜000未満ではレジストの機械的強度が弱<、1
50゜000を越えると電着塗装性が劣り、塗膜の外観
が劣る傾向がある。 [00201(a)の成分である(メタ)アクリル樹脂
の使用量は(a)及び(b)の総量100重量部に対し
て30〜95重量部とされる。50〜90重量部とされ
ることがより好ましい。使用量が30重量部未満では電
着浴での水分散性や水分散安定性が悪く、また95重量
部を越えると(b)の成分である感光材の割合が減って
光に対する感度が低下する。 [0021]次に(b)の成分である一般式(I)で表
わされる化合物について説明する。 【化5】 一般式(I)中のR1はアルキル基であるが、炭素数が
1〜6のアルキル基が好ましく、特に炭素数が1〜4の
アルキル基9例えば、メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル基などが好ましい。 [0022]またR2は水素、メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、1−
ブチル、n−ヘキシルなどのアルキル基、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、ブトキシ基などのアルコキシ基及
びニトロ基のうち、いずれか1つが選択される。 [0023]またR3は
【化6】 のいずれかである。 [002’4]そしてmはO〜2の整数、nは1〜3の
整数4mとnの和は1〜3の整数である。 (0025]一般式(I)の化合物の合成法は特に制限
はないが、好ましくは2゛−アルキル−2,3,4−ト
リヒドロキシへンゾフェノン、3°−アルキル−2,3
,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、2″−アルキル
−2,3ジヒドロキシベン゛ブフエノンなどのベンゾフ
ェノン骨格にヒドロキシ基及びアルキル基を有する誘導
体(−1,2−ベンゾキノンジアジド−4−スルホン酸
クロリドもしくは1,2−ナフトキノンジアジド−5−
スルホン酸クロリドもしくは1,2−ナフトキノンジア
ジド−4−スルホン酸クロリドを縮合反応させて得るこ
とができる。具体的な一例を挙げると、ベンゾフェノン
骨格にヒドロキシ基及びアルキル基を有する誘導体と、
1,2ベンゾキノンジアジド−4−スルホン酸クロリド
もしくは1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン
酸クロリドとの混合物に有機溶媒を加えて溶解し、撹拌
しながらこれにトリエチルアミン、ピリジン、炭酸ナト
リウム(−船釣には水溶液)などの塩基を滴下していき
5滴下後、混合物をさらに10分〜8時間撹拌して反応
させる。この間、温度は室温〜80℃、特に30〜50
℃の範囲に保持することが望ましい。 [0026]このようにして、ベンゾキノンジアジドス
ルホン酸クロリドもしくはナフトキノンジアジドスルホ
ン酸クロリドをヒドロキシ基に対して全部縮合してもよ
く、またヒドロキシ基の一部を残し、残りを縮合させて
もよい。さらには、前述の合成例からも分かるように。 1分子中の未反応のヒドロキシ基の量が異なる化合物の
混合物として得られる可能性もあるが、あえてそれらを
単離する必要はない。いずれにしても一般式(I)の化
合物で9mが0〜2の整数、nが1〜3の整数であり9
mとnの和が1〜3の整数となるように選ばれた化合物
であれば、単品でも混合物でも本発明の範囲に含まれる
。 [0027] (b)の成分である一般式(I)の化合
物の使用量は、(a)及び(b)の総量100重量部に
対して5〜70重量部とされ、10〜50重量部とされ
ることがより好ましい。使用量が5重量部未満では光に
対する感度が低下し、また70重量部を越えると電着浴
での水分散性や水分散安定性が悪くなる。 [00281本発明になるポジ型感光性アニオン電着塗
料樹脂組成物には前記の(a)及び(b)成分以外に9
通常のポジ型感光性樹脂組成物に用いられるキノンジア
ジド化合物を少量配合することができる。 [0029]このキノンジアジド化合物としては9例え
ば、2,3.4−トリヒドロキシベンゾフェノン−1,
2ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル。 2、3.4.4“−テトラヒドロキシベンゾフェノン−
1゜2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステ
ルなどのポリヒドロキシベンゾフェノンの1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホン酸エステル類などを挙
げることができる。これらキノンジアジド化合物の使用
量は、(a)及び(b)成分の総量100重量部に対し
て、10重量部以下とされることが好ましい。10重量
部を越えると(a)成分の(メタ)アクリル樹脂との相
溶性が低下し、水分散安定性が低下する。 [00301さらに本発明になるポジ型感光性アニオン
電着塗料樹脂組成物には増感剤も配合することができる
。 [00311この増感剤としては9例えば、ビロール。 イミダゾール、トリアゾール、インドール、ベシズイミ
ダゾール、オキサゾリドン、ピペリドン、ヒダントイン
、グリシン、バルビッール酸及びその誘導体などの活性
水素を有する含窒素化合物を挙げることができる。これ
らの増感剤の使用量は、(a)及び(b)成分の総量1
00重量部に対して、30重量部以下とされることが好
ましい。30重量部を越えると、現像時にレジストの溶
解性が上がり、残膜率が低下する傾向がある。 [00321本発明になるポジ型感光性アニオン電着塗
料樹脂組成物には、さらに染料7顔料、可塑剤、接着促
進剤、無機フィラーなども適宜、使用することができる
。 [00331以上述べた(a)及び(b)を主成分とす
る本発明になるポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂組成
物を電着塗料化するためには、まず(a)及び(b)成
分、さらに必要に応じて用いる前記の各種成分を親水性
有機溶媒に均一に溶解せしめることが望ましいが、必ず
しもこれにこだわる必要はない。ここでいう親水性有機
溶媒とは9例えばジオキサン、メトキシエタノール、エ
トキシエタノール、ジエチレングリコール、メトキシプ
ロパツールなどが挙げられる。これら溶媒は単独でも、
また2種類以上混合してもよく、その使用量は全固形分
100重量部に対して300fL量部以下の範囲が好ま
しい。次に、この溶液に塩基を加えて(a)の成分であ
る(メタ)アクリル樹脂中に含まれるカルボキシル基を
中和することにより9組成物の水溶化又は水分散化を容
易にする。 ここで用いる塩基としては、特に制限はないが9例えば
トリエチルアミン、モノエタノールアミン、ジェタノー
ルアミン、ジイソプロピルアミン、ジメチルアミノエタ
ノール、モルホリン、アンモニア、水酸化ナトリウム等
が挙げられ、これらは単独もしくは2種類以上混合して
用いることができる。これら塩基の使用量は(a)成分
である(メタ)アクリル樹脂中すカルボキシル基1当量
に対して0.4〜1.0当量が好ましい。0゜4当量未
満では電着塗装浴での水分散安定性が低下し、1,0当
量を越えると電着塗装後の塗膜(感光層)厚が薄くなり
、貯蔵安定性も低下する傾向があり好ましくない。 [00341次に水を加えてポジ型感光性アニオン電着
塗料樹脂組成物を水に溶解もしくは分散させて電着塗装
浴を作製する。電着塗装浴の固形分は通常5〜20重量
%、またpHは7.0〜9.0の範囲が好ましい。pH
が7.0未満では分散が悪化し電気泳動しにくくなるお
それがあり、pHが9.0を越えると一旦電着した膜が
再溶解し、結果として膜が形成されないことがある。p
Hを上記の好ましい範囲に合わせるために後から前記の
塩基を加えて調節してもよい。 [0035]また。ポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂
組成物の水分散性や分散安定性を高めるために、非イオ
ン、陽イオン、陰イオン等の界面活性剤を適宜加えるこ
ともできる。 [0036]さらに、電着塗装時の塗布量を多くするた
めにトルエン、キシレン、2−エチルヘキシルアルコー
ルる。 [0 0 3 7]このようにして得られた電着塗装浴
を用いて基板表面(この場合,基板表面は鉄,アルミニ
ウム。 銅,亜鉛,その他金属及び合金等の金属で覆われている
ことが必要)に電着塗装するには,基板を陽極として電
着塗装浴中に浸漬し,通常50〜400Vの直流電圧を
10秒〜5分間印加して行われる。このときの電着塗装
浴の温度を5〜30℃に管理することが望ましい。 [0038]@着塗装後,電着塗装浴から被塗物を引き
上げ水洗,水切りした後,熱風等で乾燥される。この際
,乾燥温度が高いとポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂
組成物中のキノンジアジド基が分解するおそれがあるの
で,通常110℃以下で乾燥することが好ましい。 [0 0 3 9]こうして得られた塗膜(感光層)の
厚みは2〜50μmが好ましい。膜厚が2μm未満では
耐現像液性が低く,また例えばプリント回路板の製造に
用いる場合には,レジストパターンを形成後エツチング
処理した際に,耐エツチング液性やエッチファクターが
劣る傾向があり,また膜厚が50μmを越えるとレジス
トパターンの解像度が低下することがある。 [0 0 4 01ついで該塗膜に活性光線を画像状に
照射し,露光部を光分解させたのち,現像により露光部
を除去してレジストパターンをを得ることができる。 [0 0 4 1]活性光線の光源としては,波長30
0〜450nmの光線を発するもの,例えば水銀蒸気ア
ーク。 カーボンアーク、キセノンアーク、メタルハライドアー
ク等が好ましく用いられる。 [0042]現像は通常,水酸化ナトリウム、炭酸ナト
ノウム7水酸化カリウムなどのアルカリ水を吹きつける
か,アルカリ水に浸漬するなどして行われる。 [0 0 4 31
【実施例]以下,実施例により本発明を説明する。 まず、実施例に用いた(a)成分及び(b)成分の合成
方法を示す。 (a)成分の(メタ)アクリル樹脂の合成(a−1) 撹拌機,還流冷却器,温度計,滴下ロート及び窒素ガス
導入管を備えたフラスコにジオキサン900gを加え。 撹拌しながら窒素ガスを吹きこみ,90℃の温度に加温
した。温度が90℃の一定になったところでアクリル酸
1 4 1 g,  メチルメタクリレート300g,
2−エチルヘキシルアクリレート559g及びアゾビス
イソブチロニトリル10gを混合した液を245時間か
けてフラスコ内に滴下し,その後3時間90℃で撹拌し
ながら保温した。3時間後にアゾビスイソブチロニトリ
ル3gをジオキサン100gに溶かした溶液を10分か
けてフラスコ内に滴下し,その後再び4時間90℃で撹
拌しながら保温した。このようにして得られた(a)成
分である樹脂の重量平均分子量は4 2, 0 0 0
,酸価は108であった。また樹脂溶液の固形分は50
.2重量%であった。 [00441  (a−2) (a−1)と同様の装置を備えたフラスコにジオキサン
1、130gを加え,撹拌しながら窒素ガスを吹き込み
90℃の温度に加温した。温度が90℃の一定になった
ところで,メタクリル酸108g, メチルメタクリレ
ート330g,n−ブチルアクリレート462g,2−
ヒドロキシエチルアクリレート100g及びアゾビスイ
ソブチロニトリル10gを混合した液を245時間かけ
てフラスコ内に滴下し,その後90℃で3時間撹拌しな
がら保温した。3時間後にアゾビスイソブチロニトリル
3gをジオキサン100gに溶かした溶液を10分かけ
てフラスコ内に滴下し,その後再び90℃で4時間撹拌
しながら保温した。このようにして得られた(a)成分
である樹脂の重量平均分子量は5 6, 0 0 0,
酸価は71、1であった。また樹脂溶液の固形分は44
.6重量%であった。 [0045] (b)成分の感光剤の合成(b−1) 2′−メチル−2.3.4−トリヒドロキシベンゾフェ
ノン2 3. 2 g (0. 1mol)および1,
2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド5
3.5g (0.2m。 l)をジオキサン500mlに溶かした溶液を撹拌しな
がら40℃に加温し,これにトリエチルアミン21gを
30分かけて滴下した。滴下後40℃でさらに3時間反
応させた後,反応物を0.INの塩酸水溶液に注入し,
得られた沈澱物を精製,濾過して2′−メチル−2.3
.4トリヒドロキシベンゾフエノンと1.2−ナフトキ
ノンジアジド−5−スルホン酸とのエステル化合物60
gを得た。 [00461  (b−2) 2′−メチル−2.3.4−トリヒドロキシベンゾフェ
ノン2 3. 2 g (0. 1mol)および1,
2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド8
0.4g (0.3m。 l)をジオキサン700mlに溶かした溶液を撹拌しな
がら40℃に加温し,これにトリエチルアミン21gを
30分かけて滴下した。滴下後40℃でさらに3時間反
応させた後,反応物を0.INの塩酸水溶液に注入し,
得られた沈澱物を精製、濾過して2゛−メチル−2,3
,4トリヒドロキシベンゾフエノンと1.2−ナフトキ
ノンジアジド−5−スルホン酸とのエステル化合物85
gを得た。 [0047] 【実施例11(a−1)の樹脂溶液80g (固形分4
0.2g)に(b−1)の感光材8g及びトリエチルア
ミン447gを溶解し9次いで水400gをゆっくり滴
下しながら水分散させ電着浴(pH7,5)を得た。 [0048] 【実施例2](a−1)の樹脂溶液80g (固形分4
0.2g)に(b−2)の感光材12g及びトリエチル
アミン3.3gを溶解し1次いで水400gをゆっくり
滴下しながら水分散させ電着浴(pH7,3)を得た。 [0049] 【実施例3](a−2)の樹脂溶液90g (固形分4
0.1g)に(b−1)の感光材Log及びトリエチル
アミン3.1gを溶解し9次いで水400gをゆっくり
滴下しながら水分散させ電着浴(pH7,9)を得た。 [00501 【実施例4](a−2)の樹脂溶液90g (固形分4
0.1g)に(b−2)の感光材5g及びトリエチルア
ミン2.6gを溶解し9次いで水400gをゆっくり滴
下しながら水分散させ電着浴(pH7,7)を得た。 [00511実施例1〜4で得た各電着浴にガラスエポ
キシ銅張積層板(日立化成工業(株)製MCL−E−6
1)を陽極として、ステンレス板(SUS304)  
(形状200mmX 75mmX 1mm)を陰極とし
て浸漬し、25℃の温度で150Vの直流電流を3分間
印加し上記鋼張積層板の表面に電着塗装膜(感光膜)を
形成した。この後、水洗、水切り後80℃で15分乾燥
した(乾燥後の各膜厚を表1に示す)。 [00521次いで、これらの塗膜にフォトマスクを介
して3kW超高圧水銀灯を画像状に露光した後71重量
%の炭酸ナトリウム水溶液で現像した。このときの高感
度を評価するために、ステップタブレット(光学密度0
゜005を1段目とし、1段ごとに光学密度が0.15
ずつ増加するフォトマスクを使用)3段を得るための露
光量を測定した(結果を表1に示す)。いずれの実施例
の場合も光感度であることが分かる。また、得られたレ
ジストパターンはいずれも50μmの高解像度であるこ
とを確認した。 [0053] 【表1】 [0054]
【発明の効果】本発明になるポジ型感光性アニオン電着
塗料樹脂組成物は、電着塗装でフォトレジストを形成す
る利点を十分に発揮できる電着塗料を提供するもので。 これにより機械強度が優れ、高感度で高解像度のレジス
トパターンを形成することができる。 [00551本発明になるポジ型感光性アニオン電着塗
料樹脂組成物を用いることにより、レジストをレリーフ
として使用したり、銅張積層板を基体としたエツチング
又はメツキ用のフォトレジストを形成することができる

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)アクリル酸及び/又はメタクリル
    酸とホモポリマーのガラス転移点が0℃以下である重合
    性モノマーとを必須成分として共重合した酸価30〜2
    50の(メタ)アクリル樹脂を(a)及び(b)の総量
    100重量部に対して30〜95重量部並びに(b)下
    記一般式( I )で表わされる化合物を 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中,R^1はアルキル基,R^2は水素,アルキル
    基,アルコキシ基又はニトロ基,R^3は 【化2】 ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ を示し,mは0〜2の整数,nは1〜3の整数であり,
    mとnの和は1〜3の整数となるように選ばれる)(a
    )及び(b)の総量100重量部に対して5〜70重量
    部含有してなるポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 ホモポリマーのガラス転移点が0℃以下
    である重合性モノマーがn−ブチルアクリレート及び/
    又は2−エチルヘキシルアクリレートである請求項1記
    載のポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 一般式( I )で表わされる化合物のR
    ^1が炭素数が1〜6のアルキル基である請求項1又は
    2記載のポジ型感光性アニオン電着塗料樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0909990A3 (en) * 1997-08-27 1999-12-15 E.I. Du Pont De Nemours And Company Photopolymerizable compositions having improved sidewall geometry and development latitude
US6180323B1 (en) 1997-08-27 2001-01-30 E. I. Du Pont De Nemours And Company Photopolymerizable compositions having improved sidewall geometry and development latitude

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