JPH04210576A - 血糖上昇抑制食品およびその製造方法 - Google Patents

血糖上昇抑制食品およびその製造方法

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JPH04210576A
JPH04210576A JP2412822A JP41282290A JPH04210576A JP H04210576 A JPH04210576 A JP H04210576A JP 2412822 A JP2412822 A JP 2412822A JP 41282290 A JP41282290 A JP 41282290A JP H04210576 A JPH04210576 A JP H04210576A
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JP
Japan
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water
blood sugar
food
soluble protein
fibroin
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JP2412822A
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English (en)
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Kiyoshi Hirabayashi
平林 潔
Shiro Watanabe
渡辺 史朗
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、血糖上昇抑制食品に関
する。さらに詳しくは、本発明は絹フィブロイン由来の
水溶性蛋白質を含有することを特徴とする食品およびそ
の製造方法に関する。 [0002] 【従来の技術】綱はフィブロインおよびセリシンを主成
分とする蛋白質で構成され、大昔から、繊維としては利
用されていたが、綱玉白質自体は通常の蛋白質とは異な
り、ペプシン、トリプシン等の消化酵素の影響を受けに
くいため、食品に利用される試みはなされていなかった
。そこで、本発明者は、綱フィブロインを中心とする綱
玉白質を食品に利用する技術として、プリン、ゼリー等
のゲル化食品に利用する技術(特開平1−256352
号公報)、あるいは二日酔い防止食品に利用する技術(
特開平1−256352号公報)を開示している。また
前述のごとくフィブロインは消化酵素の影響を受けにく
いため、加水分解によって消化・吸収性を向上させ、さ
らに特異なアミノ酸組成を利用してアルコール代謝促進
作用を発現させる技術についても開示している(特開平
2−177864号公報)。 [0003]Lかしながら、絹フィブロインをどの程度
含有せしめた食品に、生体内においてどのような作用が
あるかどうかは、はとんど不明である。とりわけ、最近
では、種々の蛋白質が、そのアミノ酸組成だけでは説明
できない生理作用を摂取された生体内において発現する
ことが知られるようになってきており、綱フィブロイン
を食品として利用した場合にも、そのアミノ酸組成によ
って類推される機能以外の作用が期待されるものである
。 [0004]
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、絹フィ
ブロインを含有する食品について、その生理作用を鋭意
検討した結果、絹フィブロイン由来の水溶性蛋白質が、
驚くべきことに顕著な血糖上昇抑制作用を発現すること
を知見し、本発明を完成させたものである。 [0005]
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、絹フィブロイン由来の水溶性蛋白質を含有すること
を特徴とする血糖上昇抑制食品が提供される。 [0006]前記水溶性蛋白質の平均分子量は、150
〜so、oooであることが好ましい。 [0007]前記水溶性蛋白質は、絹フィブロイン由来
蛋白質の加水分解物であることが好ましい。 [0008]また、本発明は、絹フィブロイン由来の蛋
白質を、遊離アミノ酸の生成量が1〜70%となるまで
加水分解し、得られた部分加水分解蛋白質を添加するこ
とを特徴とする血糖上昇抑制食品の製造方法を示すもの
である。 [00091以下、本発明の詳細な説明する。 [00101絹糸は、蚕の絹糸腺から分泌される繊維状
蛋白質であって、フィブロイン繊維がセリシンで固めら
れたものである。絹フィブロインは、絹糸から製錬によ
りセリシンを除去することにより得ることができる。綱
フィブロインはグリシン(G l y)とアラニン(A
 1a)を非常に多く含む蛋白質で、(Gly3A1a
zX2)n(Xはグリシン、アラニン以外のアミノ酸)
で表される組成だといわれている。その組成の一例を表
1に示す。 [00111
【表1] [001,2]この絹フィブロインから水溶性蛋白質を
得る工程について説明する。 [0013]まゆ玉、絹糸等からフィブロイン繊維を得
るには、公知の方法を用いればよく、例えば溶解、沈殿
、抽出、精製、培養等の処理を行うことにより得られる
。 [0014]フィブロイン繊維から水溶性蛋白質を得る
には、得られたフィブロイン繊維を塩酸、硫酸、リン酸
等から選ばれた鉱酸の濃厚液に加熱溶解し、部分加水分
解した後、中和、脱塩して綱フィブロイン由来の水溶性
蛋白質を含有する溶液を得ることができる。また、フィ
ブロイン繊維を、例えば、塩化カルシウム45%溶液、
あるいは塩化カルシウムとエタノールと水の重量比が1
:2:8である溶液に溶解させ、この溶解液を脱塩する
ことで綱フィブロイン由来の水溶性蛋白質を含有する溶
液を得ることもできる。この溶液を、例えば、パパイン
、サモアーゼ、エラスターゼ、バンクレアチン等から選
ばれた蛋白質分解酵素でさらに加水分解すれば、水に可
逆的に溶解する部分加水分解された水溶性蛋白質が得ら
れる。かかる水溶性蛋白質含有液を、噴霧乾燥、凍結乾
燥等の手法により乾燥して粉末化すれば、絹フィブロイ
ン由来の水溶性蛋白質粉末が得られる。 [0015]加水分解の程度は、部分加水分解された蛋
白質の平均分子量が150〜so、ooo、より好まし
くは200〜20.000の範囲となるようにすること
が好ましい。部分加水分解蛋白質の平均分子量が50゜
000以上の場合には、ゲル化能を有するため、加工が
困難であり、特に飲料タイプの食品に適用するには望ま
しくない。また平均分子量が150以下であると、苦味
や甘味等の呈味性が強くなり、食品へ利用するには好ま
しくなく、また血糖上昇効果が十分発言されなくなる。 また、加水分解後の遊離のアミノ酸の生成量は、原料で
あるフィブロイン繊維の1〜70玉量%であることが好
ましい。アミノ酸の生成量がフィブロイン繊維の70重
量%以−にであると、呈味性が強くなり、また血糖上昇
抑制効果も低下し、また1%以下であると、水溶性蛋白
質が十分低分子化されないので加工性が低下する。 [0016]なお、絹フィブロイン由来の水溶性蛋白質
溶液中の遊離アミノ酸の生成量は、水溶性蛋白質溶液を
塩基性炭酸鋼で処理し、アミノ酸およびペプチドを銅錯
体とし、これを陰イオン交換樹脂に吸着させ、0.05
N1ホウ酸緩衝液で溶出された遊離アミノ酸を自動アミ
ノ酸分析機で定量することにより行った。ただし、酸性
アミノ酸については、ホウ酸緩衝液により遊離してこな
いので、水溶性蛋白質溶液をそのままアミノ酸分析機に
かけて定量した。 [0017]本発明における食品とは、特に限定した形
態を示すものではなく、例えば、飲料、ゼリー、パン、
麺類、総菜、冷菓ならびに即席食品、缶詰、ピン詰等を
あげることができる。そして、一般の食品に利用されて
いる種々の添加剤(例えば、香料、着色料、乳化剤、膨
化剤、保存料、調味料等)を含んでいてもよい。 [001,8]当該食品中の、綱フィブロイン由来の水
溶性蛋白質の含有率としては、食品の性状、組成、用途
によっても好ましい範囲は異なるが、−船釣には、綱フ
ィブロイン由来の水溶性蛋白質を、1人1回あたり50
0mg〜5g程度経口摂取できる程度の含有率であれば
特に限定されるものではない。綱フィブロイン由来の水
溶性蛋白質の含有率が少ないと、十分な血糖上昇抑制効
果を発現するには、当該食品を多量に摂取しなければな
らず、好ましくない。なお、特に可消化糖質が主成分で
ある食品に適用する場合には、水溶性蛋白質の含有率は
当該糖質に対し5重量%以上とされることが好ましい。 [00191次に実施例を示して本発明をさらに詳細に
説明する。 [00201 【実施例] 実施例1.絹糸100gを2規定塩酸に溶解し、70℃
、1時間処理した後、 苛性ソーダにて中和し、透析してフィブロイン溶液を得
た。これを噴霧乾燥し、白色粉末72gを得た。このも
のの平均分子量は約1200、遊離アミノ酸生成量は5
.8重量%であり、水に溶けやすく、わずかに甘みを呈
し、飲みやすい性質を示した。 [00211 試験例1.ウィスター系雄性ラッ1−(5周齢)を用い
て、耐糖性を低下させる ためラードを添加した表2に示す飼料を与えて、2週間
飼育した後、各グループ間の平均体重が等しくなるよう
に群分を行った。なお基本飼料としては、無蛋白質無繊
維飼料(オリエンタル酵母工業社製)を用いた。各群の
平均体重はすべて175gとした。またラットは、測定
開始24時間前から絶食させておいた。 [0022] 【表2】 [0023]試料としては、9%(重量/容量)グルコ
ース溶液の群(試料1)、3%(N量/容量)のフィブ
ロイン構成アミノ酸にあわせたアミノ酸混合物を含む9
%(重量/容量)のグルコース溶液の群(試料2)、3
%(重量/容量)の実施例1で得た水溶性蛋白質粉末を
含む9%(重量/容量)のグルコース溶液の群(試料3
)を用い、これらの試料各5mlをゾンデで経口投与し
た。投与後、0分、30分、60分、90分経過後に、
尾静脈より採血し、血漿分離後、グルコーステストワコ
ー(和光紬薬社製)を用いて血糖値測定を行った。 その結果を図1に示す。 [0024]図1より、本発明に係る絹フィブロイン由
来の水溶性蛋白質を含有する試料投与群では、顕著な血
糖上昇抑制効果が認められた。 [0025]
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に係る絹
フィブロイン由来の水溶性蛋白質を含有する食品は、顕
著な血糖上昇抑制効果を有するので、高血糖、糖尿病、
肥満等の予防、治療等に有用である。
【手続補正書】
【提出日】平成3年4月23日
【手続補正1】
【補正対象項目名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】 【図面の簡単な説明】
図1は、グルコース溶液のみを投与したラットから経時
的に採取された血液中の血糖値変化、フィブロイン構成
アミノ酸にあわせたアミノ酸混合物を含むグルコース溶
液を投与したラットから経時的に採取された血液中の血
糖値変化、本発明の血糖上昇抑制食品を含むグルコース
溶液を投与したラットから経時的に採取された血液中の
血糖値変化を示す図である。 識別記号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絹フィブロイン由来の水溶性蛋白質を含有
    することを特徴とする血糖上昇抑制食品。
  2. 【請求項2】前記水溶性蛋白質の平均分子量は、150
    〜50,000である請求項1記載の血糖上昇抑制食品
  3. 【請求項3】前記水溶性蛋白質は、絹フィブロイン由来
    蛋白質の加水分解物である請求項2記載の血糖上昇抑制
    食品。
  4. 【請求項4】絹フィブロイン由来の蛋白質を、遊離アミ
    ノ酸の生成量が1〜70%となるまで加水分解し、得ら
    れた部分加水分解蛋白質を添加することを特徴とする血
    糖上昇抑制食品の製造方法。
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