JPH04211388A - グルコース、フルクトース及びスクロース含量の少ないイヌロオリゴ糖生成物の製造方法 - Google Patents

グルコース、フルクトース及びスクロース含量の少ないイヌロオリゴ糖生成物の製造方法

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JPH04211388A
JPH04211388A JP3029479A JP2947991A JPH04211388A JP H04211388 A JPH04211388 A JP H04211388A JP 3029479 A JP3029479 A JP 3029479A JP 2947991 A JP2947991 A JP 2947991A JP H04211388 A JPH04211388 A JP H04211388A
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JP
Japan
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fructose
sucrose
glucose
inulin
inulinase
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Pending
Application number
JP3029479A
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English (en)
Inventor
Fritz Heinz
フリツツ・ハインツ
Manfred Vogel
マンフレート・フオーゲル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suedzucker AG
Original Assignee
Suedzucker AG
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Publication date
Application filed by Suedzucker AG filed Critical Suedzucker AG
Publication of JPH04211388A publication Critical patent/JPH04211388A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/14Preparation of compounds containing saccharide radicals produced by the action of a carbohydrase (EC 3.2.x), e.g. by alpha-amylase, e.g. by cellulase, hemicellulase

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の技術分野】本発明はイヌリン含有植物材料を
原料とするグルコース、フルクトース及びスクロース含
量の少ないイヌロオリゴ糖生成物の製造方法に関する。
【0002】
【本発明の技術的背景及び従来の技術】イヌリンは多糖
類であり、フラクタン群に属する。それは広範囲の種類
の植物内に存在するが、主としてキク科の植物中に貯蔵
多糖類として存在している。キクイモ及びダリアの球根
及びチコリの根の中にイヌリンが高含量で見出されてい
る。
【0003】イヌリンの鎖長は植物の成長相及び植物の
起源の両者に依存する。イヌリンはフルクトフラノース
分子のβ−2−1−結合鎖の還元末端における末端基と
してα−D−グルコースを有しているので、ヘテロフル
クタンである。
【0004】イヌリンは冷水に不溶性であるが、砂糖大
根からのスクロースの抽出と類似の方法で、予め細断し
た植物材料から熱時抽出することができる。
【0005】更にイヌリンに対する多数の用途が知られ
ている。R.H.F.ベック(Beck)及びW.プラ
ズニク(Praznik)(Staerke 38、1
1、391−394、1986)は、イヌリンはそれ自
体として直接利用されること以外に、D−フルクトース
又はイヌリノ−オリゴ糖類の製造の出発原料として役立
つことを開示している。更に加水分解後は、発酵用の良
好な炭素源でもある。
【0006】文献[J.P.ジロー(Guiraud)
及びP.ガルジー(Galzy)、Industrie
s Alimentaires et Agricol
es 98、45、1981]により、イヌリンは比較
的温和な条件で酸を添加することにより、例えばpH1
−2、80−100℃において1−2時間で部分的に加
水分解されることが知られている。しかし、フルクトー
スの分解のために、望ましくない副産物が生成する。
【0007】特開昭61−40754号公報において、
主としてイヌロビオース及びイヌロトリオースのような
短鎖オリゴ糖を含むイヌリノオリゴ糖混合物が、蓚酸の
添加によりイヌリンから得られている。しかし鎖長の長
いオリゴ糖は少量しか存在しない。
【0008】イヌリンの酵素分解も記載されている。イ
ヌリナーゼとして知られている酵素は微生物起源であり
、好適にはクルイヴェロミセス(Kluyveromy
ces)及びカンジダ(Candida)株のような酵
母から生産される。かびからのイヌリナーゼも既知であ
る。主な種類はアスペルギルス(Aspergillu
s)属、フザリウム(Fusarium)属及びペニシ
リウム(Penicillium)属である。
【0009】総ての場合イヌリナーゼはエキソ−及びエ
ンド−イヌリナーゼから成り、後者はイヌリンから対応
するオリゴ糖を形成する好適なものである[L.ジッタ
ン(Zittan)、Staerke 33、11、3
73−377、1981]。
【0010】S.ピーダセン(Pedersen)及び
B.E.ノーマン(Norman)(Lecture:
Chemical Aspects of Food 
Enzymes、Symposium、リーディング(
Reading)、英国、1986年、9月17−18
日)はアスペルギルス・フィクム(ficum)から単
離されたエンド−イヌリナーゼの効果を報告している。 pH4.5で6時間に亙り60℃でイヌリンを20重量
%用いてイヌリンの部分的加水分解が起こった。
【0011】EP−A0293935は、チコリを細断
して180℃で乾燥した後に直接飼料補充材として、又
は水及びエンド−イヌリナーゼを添加後、更に処理し、
最終的に乾燥して飼料に添加される、飼料補充材の製造
を記載している。最初の乾燥工程の結果としてイヌリン
の加水分解が既に起こっていることは特に重要である。   更に、スクロース溶液がフルクトシルトランスフェ
ラーゼの存在で反応すれば、フルクト−オリゴ糖混合物
が得られることが知られている(ドイツ特許DE−PS
第3112842号)。スクロースのフルクトース分子
は受容体分子に転移される。例えば26%の1−ケスト
ーズ、26%のニストース、5%のフルクトシル−ニス
トース及び32%の単糖類、主としてグルコース及び1
1%のスクロースを含む生成物溶液が得られる。ネオシ
ュガー(Neosugar)Gと呼ばれるこの生成物溶
液はグルコース及びスクロースの割合を減少させるため
に一般には更に精製段階に暴露される。これは工程の経
費を増大し、使用されたスクロースに関して生成物の収
量が少ないことを意味する。
【0012】
【本発明の総括的説明】驚くべきことに今回、イヌリン
含有植物材料を徹底的にスラリーとした後、制御された
条件下でエンド−イヌリナーゼと直接接触させると、グ
ルコース、フルクトース及びスクロースを僅かしか含ん
でいないイヌロオリゴ糖混合物が得られることが見出さ
れた。
【0013】本発明によりなされるべき段階は、特許請
求の範囲に記載されている。更に、以下に詳細に説明す
る。
【0014】予め小片に細断されたイヌリン含有植物材
料は1ないし2重量部の水を添加後、連続工程で細胞状
に摩砕され、およそ数秒間90ないし98℃に加熱し、
こうしてスラリーとされる。第一にイヌリン含有植物材
料中に見いだされるインベルターゼ及びフェノールオキ
シダーゼのような酵素を不活性化し、第二に低温殺菌(
pasteurization)を行うために、20な
いし60分間温度を90ないし98℃に保持する。
【0015】スラリーを50ないし60℃、特に56℃
に冷却した後、撹拌しながら33%H2SO4を添加す
ることによりpH値を5.0ないし5.6に調節する。 他の文献に比較して比較的高いこのpH値は、本発明に
より高比率のイヌロオリゴ糖をもたらし、単糖類の比率
を小さくする。イヌリン各1gについて1.8ないし2
.4酵素単位のエンド−イヌリナーゼが添加される。
【0016】スラリーをを連続的に撹拌しつつ、好適に
は56℃で13ないし18時間エンド−イヌリナーゼを
反応させる。例えば石灰乳状の水酸化カルシウム、Ca
(OH)2の添加により、pH値を5.3ないし5.4
に保持する。
【0017】pH値を高めることにより酵素反応を停止
する。これは例えば迅速に撹拌しながらpH値が10.
7ないし11.0に達するまで、更に多量の石灰乳を添
加することにより行われる。pH値の増大によりエンド
−イヌリナーゼの不可逆的な不活性化が得られ、及びス
ラリーの可溶性高分子成分の凝集が達成されるので、次
の濾過を困難なく行うことができる。
【0018】スラリーを30分間放置した後、50−6
0℃の温度でフィルター・チェンバー・プレス(fil
ter chamber press)を用いて濾過が
行われる。高収量のイヌロオリゴ糖を得るために、フィ
ルターケークを水で洗浄する。得られるイヌロオリゴ糖
含有溶液中に炭酸を導入することにより中和を行う。
【0019】このようにして得られた溶液は炭水化物を
基準として82ないし86%のイヌロオリゴ糖を含有す
る。
【0020】必要に応じ濃縮後この溶液を15−20%
の乾燥物含量とし、脱塩し、弱酸性陽イオン交換樹脂及
び次いで中程度の塩基性陰イオン交換樹脂により事実上
脱色する。最終的な脱色は粒状活性炭で処理することに
よって達成される。次いで溶液を滅菌濾過し、更に75
%の乾燥物含量まで濃縮し、この状態でシロップとして
貯蔵する。別法として、例えば噴霧乾燥又はフォーム・
マット(foam−mat)乾燥によりイヌロオリゴ糖
を固体状に転換することも可能である。
【0021】本発明は更にクロマトグラフィーを用いる
イヌロオリゴ糖の精製に関する。この目的のためには、
乾燥物含量40ないし60%とした濾過されたシロップ
が60ないし70℃でCa−形陽イオン交換体により画
分として分離される。分離はグルコース及びフルクトー
スの転化糖からの分離について既知の条件と事実上同じ
条件下で行われる。クロマトグラフィー分離により、高
分子量画分及び又灰分及び着色成分、並びに遊離のグル
コース及びフルクトースが、対象とするイヌロオリゴ糖
から分離される。
【0022】適当な陽イオン交換樹脂はバイエル(Ba
yer)のレワチット(Lewatit)(登録商標)
TSW40又はローム&ハース(Rohm & Haa
s)のドゥオライト(Duolite)(登録商標)C
204Fのような3%ないし6%のジビニルベンゼンで
架橋されたポリスチレンスルホン酸の基本骨格を有する
、Ca−形の樹脂である。
【0023】イヌロオリゴ糖含有画分を一緒にし、引き
続き乾燥物を15ないし20%とし、濾過し、及び既述
のように完全に脱塩し、陽イオン及び陰イオン交換樹脂
で脱色する。
【0024】最初に溶液をH+形の弱酸性陽イオン交換
樹脂を充たしたカラムに通し、次いでOH−形の弱又は
中程度の塩基性陰イオン交換樹脂を通すことが有利であ
ることが認められた。これらの段階は室温で行わうこと
が好適である。
【0025】イヌロオリゴ糖を含む無色の流出物を一緒
にし、乾燥物15−30%まで濃縮し、滅菌濾過し、更
に乾燥物75%まで濃縮し、この状態でシロップとして
貯蔵される。別法として、例えば噴霧乾燥又はフォーム
・マット乾燥によりイヌロオリゴ糖を固体状に転換する
ことも可能である。
【0026】このようにして得られる生成物は乾燥物質
を基準として、92ないし94%の易溶性のイヌロオリ
ゴ糖を含んでいる。好適な重合度は3ないし7の間にあ
る。生成物中には1%のグルコース、0.5%のフルク
トース及び5ないし6%のスクロースが存在する。イヌ
リンの構造のために、同じ鎖長を有するが、組成の異な
るオリゴ糖が得られる。こうして一方ではフルクトース
のみを含むホモポリマー鎖が存在する。還元末端が存在
する。他方では、フルクトース以外に全体の分子の非還
元末端にスクロースを有するヘテロポリマー鎖が存在す
る。
【0027】驚くべきことには、本発明により酵母から
単離されたα−グルコシダーゼがイヌリン含有溶液に添
加されれば、スクロースを含まない溶液が得られること
が又見出された。このようにしてスクロースの分解から
生成する炭水化物であるグルコース及びフルクトースが
分離され、最後にグルコース及びフルクトースの合計含
量が乾燥物を基準として2%以下である最終生成物が得
られるから、Ca−形陽イオン交換樹脂を用いるクロマ
トグラフによる分離の前に、この酵素処理を行うことが
有利である。
【0028】α−グルコシダーゼは、溶解状態で又は固
定化触媒として使用することができる。
【0029】イヌロオリゴ糖のヘテロポリマー画分は、
構造及び組成に関しては前述のネオシュガーと同一であ
るから、単胃性(monogastric)の動物及び
人間に対するカロリー減少のような、当業者により既述
された性質と同じ性質がこのイヌロオリゴ糖画分に適用
される。
【0030】単胃性動物の小腸におけるイヌロオリゴ糖
の高分子画分の利用可能性に関する情報を得るために、
豚の小腸の粘膜から分離された複合酵素を用いて分解実
験が行われた。単離されたサッカラーゼ/イソマルター
ゼ複合体又は単離されたグルコアミラーゼ/マルターゼ
複合体では分解は検出できなかった。これらの結果はカ
ロリー−減少バラスト(ballast)材料としての
用途を指向している。
【0031】本発明による方法の他の態様は、本方法で
は植物材料が直接エンド−イヌリナーゼと反応し、事前
のイヌリンの抽出が不要であるので、イヌロオリゴ糖が
高収量であることである。こうしてイヌリンを植物材料
から抽出する時に普通生じる10ないし20%の損失は
起こらない。
【0032】 エンド−イヌリナーゼの単離   使用されるエンド−イヌリナーゼの単離は先行する
脱塩段階後に、CMセファロース(Sepharose
)CL6Bを用いてイヌリナーゼSP230[ノボ(N
ovo)]をクロマトグラフィーにかけることによって
行われる。イヌリナーゼのエンド形は交換体に結合せず
、前流出(fore−running)でカラムから溶
離される。
【0033】
【本発明の好適な具体化の詳細な説明】本発明は下記の
実施例により更に詳細に説明される。
【0034】
【実施例1】60kgの予め細断されたチコリ根に12
0lの水を添加後、連続工程でサプラトン(Supra
ton)機を用いてスラリーとし、スラリーを95℃に
加熱し、この温度に30分間保持する。スラリーを56
℃に冷却後、33%H2SO4を用いてpH値をpH5
.4に調節する。イヌリン1g当たり2酵素単位のエン
ド−イヌリナーゼを添加後、調製物を撹拌しながら15
時間56℃に保持する。100g/lのCaO−含量を
有する石灰乳を添加することによりpH値を5.4に保
持する。
【0035】撹拌しながらCa(OH)2を添加するこ
とによりpH値を10.7に高めて、酵素反応を停止さ
せる。調製物を30分間このpH値に保持し、次いでフ
ィルター・チェンバー・プレスにより固形物を分離する
。固形物を更に50lの水で洗浄する。濾液を一緒にし
炭酸中を通して中和する。次いで乾燥物質含量20%ま
で濃縮する。
【0036】溶液の脱塩及び脱色はH+形の弱酸性陽イ
オン交換樹脂(レワチット(登録商標)CNP80、バ
イエル社製のような)、及びOH−形の中塩基性陰イオ
ン交換樹脂(レワチット(登録商標)MP64、バイエ
ル社製のような)を用いて行われる。この目的のために
夫々の交換樹脂を適当なカラム中に充填する。生成物溶
液が最初に陽イオン交換樹脂を通り、次いで陰イオン交
換樹脂を通るように、カラムを順番に配置する。この段
階は室温で行われる。
【0037】最終精製は5lの粒状活性炭を充填したカ
ラム中で行われる。
【0038】イヌロオリゴ糖流出物を乾燥物質含量20
%まで濃縮し、滅菌濾過し、及び噴霧乾燥する。
【0039】ゲルクロマトグラフ分離後、生成物は下記
の組成を有する:                          
                   面積%   
         単糖類             
               5.7       
     二糖類                 
         10.3            
三糖類                      
    20.3            四糖類  
                        2
0.3            五糖類       
                   16.8  
          六糖類            
              12.6       
     七糖類                 
           7.5          >
七糖類                      
      6.5                
                         
             100.0グルコース、フ
ルクトース及びスクロースの割合は夫々3.4%、2.
3%及び6.5%の量である。
【0040】
【実施例2】127kgの予め細断されたチコリ(イヌ
リン含量14.5%)を細断し、実施例1のように19
0lの水を添加後、スラリーを形成して低温殺菌する。 温度を56℃に、pHを5.4に調節後、イヌリン1g
当たり2.2酵素単位のエンド−イヌリナーゼを添加す
る。それ以下の工程段階及び濾液溶液の製造を含む工程
は、実施例1の通りである。
【0041】濾液を乾燥物質含量43%まで濃縮する。 濾過したシロップを小分けし、低架橋Ca−形陽イオン
交換樹脂(例えばレワチット(登録商標)MDS136
8型、バイエル社製)を充填した500の分離設備中で
、二本のクロマトグラフィー実験で1時間当たり水10
0lの流速を用い60℃においてクロマトグラフにかけ
る。
【0042】二本のクロマトグラフィー実験のイヌロオ
リゴ糖画分を一緒にし、乾燥物質含量20%まで濃縮す
る。これに続いて脱塩し、実施例1に記載されたような
交換樹脂で脱色を行う。
【0043】イヌロオリゴ糖含有流出物を乾燥物質含量
20%まで濃縮し、滅菌濾過し、及び噴霧乾燥する。1
4.6kgの生成物が得られる。
【0044】ゲルクロマトグラフィー分離後、生成物は
下記の組成を有する:                          
                 面積%     
       単糖類               
         1.5            二
糖類                       
 8.6            三糖類      
                14.7     
       四糖類               
       19.5            五糖
類                      21
.2            六糖類        
              17.7       
     七糖類                 
       9.8          >七糖類 
                       7.
0                        
                         
 100.0グルコース、フルクトース及びスクロース
の割合は夫々乾燥物質を基準として0.9%、0.6%
及び5.4%の量である。
【0045】
【実施例3】イヌロオリゴ糖の組成に及ぼすpH値の影
響が検討された。
【0046】乾燥した及び新鮮なチコリ及び新鮮なキク
イモの球根を出発材料として用いた。10lの反応容器
(バイオスタットS)に入れた550gの乾燥チコリに
6lの水を添加した。新鮮な植物材料が用いられる時に
は、夫々2,2kgの洗浄されたチコリ又はキクイモの
繊維を4.4lの水でピューレ(puree)状にした
。各植物材料に対し二つの平行した調製が行われた:1
.5.4にpH調整したもの 2.pH調整をしないもの。
【0047】各場合共初期pH値はエンド−イヌリナー
ゼ(イヌリン1g当たり5酵素単位)を添加する前に、
撹拌しながら希薄H2SO4で5.4に調節した。pH
値は0.1N NaOHを添加して一定に保持した。酵
素が添加された後、調製物は各々撹拌しながら56℃に
16時間保持された。調製物を95℃に15分間加熱す
ることにより酵素反応を停止する。
【0048】ゲルクロマトグラフィーを用いてイヌロオ
リゴ糖の組成を測定する。結果は表1に示されている。
【0049】
【実施例4】 イヌロオリゴ糖含有溶液中のスクロースの開裂この目的
のためには、実施例2に記載されたように、エンド−イ
ヌリナーゼでの酵素処理及び引き続く濾過により得られ
る10mlの溶液が使用される。濾液は7.8%の乾燥
物含量を有し、その内66%がスクロースであり、34
%がイヌロビオースである12.5%の二糖類を含んで
いる。0.1N NaOHで溶液をpH7に調節し、3
7℃に加熱する。次いで0.3mlのα−グルコシダー
ゼ[ベーリンジャー(Boehringer)、マンハ
イム(Mannheim)]を添加する。8時間後に9
5℃に15分間加熱することにより酵素反応を停止する
【0050】結果:スクロースはもはや存在しない。
【0051】ゲルクロマトグラフィー分離(図1)は二
糖類の比率の減少及び単糖類の増大を示している。イヌ
ロオリゴ糖の比率は不変である。
【0052】
【実施例5】4%イヌリン溶液で酵素活性を測定する。 この目的のためにイヌリンをpH5.0の0.1M 酢
酸ナトリウム緩衝液中に溶解する。反応自体は50℃で
行われ、正確に10分間後に停止される。これはジニト
ロサリチル酸溶液を添加することによって行われる。結
果は溶液を加熱後、引き続きブランクの読みに対しλ=
546mmの吸光係数を測定することによって得られる
。 1酵素単位は設定条件下で1分間当たり1μモルの還元
糖を形成する酵素の量である。
【0053】
【表1】             チコリ(乾燥)     チ
コリ(新鮮)   キクイモ(新鮮)        
               pH        
      pH               pH
                  変動     
一定      変動     一定      変動
     一定       初期pH値    5.
4    5.4     5.4    5.4  
   5.4    5.4   最終pH値    
4.5    5.4     4.7    5.3
     4.8    5.4          
                         
       面積  %             
               単糖類       
 5.4    1.7   17.0  13.3 
  24.8    8.5      二糖類   
   11.7  15.0     6.5    
8.5   17.3  23.2    三糖類  
    20.9  19.2   20.8  21
.0   18.3  21.0    四糖類   
   18.3  15.6   19.5  19.
7   16.3  17.0    五糖類    
  14.0  13.8   14.7  14.6
   12.4  13.4    六糖類     
 11.2  11.0   12.0  12.6 
    8.4    9.3    七糖類    
    6.9    8.2     5.2   
 5.9     2.5    3.2  >七糖類
      11.6  15.5     4.3 
   4.4       −     3.8  本
発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
【0054】1.イヌリン含有植物材料を細断し低温殺
菌した直後に、エンド−イヌリナーゼを用いる酵素処理
に付し、その際a)  グルコース、フルクトース及び
スクロースの生成が最少となるように条件を選択し、そ
してb)  不純物としてなお存在するグルコース及び
フルクトースはクロマトグラフ的に除去することを特徴
とするグルコース、フルクトース及びスクロース含量の
低いイヌロオリゴ糖生成物の製造方法。
【0055】2.スクロースを特に工程b)を行う前に
α−グルコシダーゼを添加することによって除去する上
記1に記載の方法。
【0056】3.pH値をエンド−イヌリナーゼを用い
る酵素処理の間に一定に保持し、そのpHが5.0ない
し5.6の間、好ましくは5.3ないし5.4の間にあ
る上記1に記載の方法。
【0057】4.イヌリン1g当たり1.8ないし2.
4酵素単位のエンド−イヌリナーゼを使用する上記1に
記載の方法。
【0058】5.エンド−イヌリナーゼを用いる酵素処
理の間に、温度を50ないし60℃、好適には56℃と
する上記1に記載の方法。
【0059】6.エンド−イヌリナーゼの不可逆的な不
活性化をCa(OH)2を用いてpH値を10.7ない
し11.0に上げることにより行う上記1に記載の方法
【0060】7.得られる水相を乾燥物質含量が40−
60%となるまで蒸発し、そしてイヌロオリゴ糖含有画
分から不純物として存在するグルコース及びフルクトー
ス及び又高分子量画分を除去するために、特に架橋度の
低いCa形の強酸性陽イオン交換樹脂により分離する上
記1に記載の方法。
【0061】8.特に架橋度の低いCa形の強酸性陽イ
オン交換樹脂を用いるクロマトグラフ的分離の前に、溶
液を濾過し濾液をα−グルコシダーゼで処理する上記7
に記載の方法。
【0062】9.α−グルコシダーゼ処理が6.5−7
.2のpH範囲で33−50℃の温度において酵素溶液
又は固定化されたα−グルコシダーゼを用いて行われる
上記8に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に従ってイヌリン含有植物材料を
インド−イヌリナーゼにより酵素処理しそして引き続き
濾過することにより得られる生成物を、更にα−グルコ
シダーゼにより処理する前後のゲルクロマトグラフィー
図を示し、α−グルコシダーゼ処理によりイヌロオリゴ
糖部分は不変であるが二糖類が顕著に減少し、単糖類が
増加していることが明らかに示されている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  イヌリン含有植物材料を細断し低温殺
    菌した直後に、エンド−イヌリナーゼを用いる酵素処理
    に付し、その際a)  グルコース、フルクトース及び
    スクロースの生成が最少となるように条件を選択し、そ
    してb)  不純物としてなお存在するグルコース及び
    フルクトースはクロマトグラフ的に除去することを特徴
    とするグルコース、フルクトース及びスクロース含量の
    低いイヌロオリゴ糖生成物の製造方法。
JP3029479A 1990-02-02 1991-01-30 グルコース、フルクトース及びスクロース含量の少ないイヌロオリゴ糖生成物の製造方法 Pending JPH04211388A (ja)

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