JPH04211666A - 4−フェニルフタラジン誘導体 - Google Patents

4−フェニルフタラジン誘導体

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JPH04211666A
JPH04211666A JP6294091A JP6294091A JPH04211666A JP H04211666 A JPH04211666 A JP H04211666A JP 6294091 A JP6294091 A JP 6294091A JP 6294091 A JP6294091 A JP 6294091A JP H04211666 A JPH04211666 A JP H04211666A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
compound
alkyl group
hydrogen atom
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Application number
JP6294091A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Morinaka
盛中 泰洋
Norimichi Iwase
岩瀬 徳道
Yoshikuni Tamao
玉尾 嘉邦
Toshimoto Kanayama
金山 敏司
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は血小板凝集抑制作用を有
することにより、脳血栓、脳塞栓等の脳血管障害、心筋
梗塞等の虚血性心疾患および末梢循環障害などの循環障
害に対する予防治療薬として有用なアミノフタラジン誘
導体、更に詳しくは1−α−置換ベンジルアミノ−4−
フェニルフタラジン誘導体、または薬学上許容されるそ
の酸付加塩に関する。
【0002】
【従来の技術】心筋梗塞、狭心症等の虚血性心疾患、脳
血栓、脳塞栓症等の脳血管障害、末梢循環障害などの循
環障害は、多くの場合血管内に血栓が形成され、血管が
閉塞されることにより引き起こされる。これは、血栓形
成の初期段階で起こる血小板凝集が重要な要因となって
いる。
【0003】従来、このような血小板凝集を抑制する作
用を有する化合物として、各種の4−フェニルフタラジ
ン誘導体が知られている。例えば特開昭56−5365
9号公報、同56−53660号公報および同57−4
897号公報には1−アニリノ−4−フェニルフタラジ
ン誘導体が、また特開昭60−218377号公報およ
び同60−243074号公報には下記の2化合物が開
示されており、in vitroで強力な血小板凝集抑
制作用を有することが開示されている。
【化2】
【化3】
【0004】しかし、これらの化合物は経口投与ではほ
とんど作用を示さなかったり、実際のvivoの系にお
ける血小板凝集抑制作用は十分とは言えないものであっ
た。 一方、英国特許第1303016号、ジャーナル・オブ
・メディシナル・ケミストリー(J.Med.Chem
.), 12, 555(1969)等に下記(IV)
式で表わされる1−アミノ−4−フェニルフタラジン誘
導体が開示されている。
【化4】 しかし、具体的に開示された同化合物は構造が限られて
おり、その薬理作用については抗炎症作用や抗リウマチ
作用が記載されているのみである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、4−フェ
ニルフタラジン誘導体の中で、vivoの系においても
優れた血小板凝集抑制作用を有し、更に心筋梗塞巣縮少
等の障害部位における障害性変化を直接抑制する作用を
も有する化合物について探索を行った結果、4−フェニ
ルフタラジン骨格の1位に特定のα−置換ベンジルアミ
ノ基を有する化合物がかかる要件を満足することを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち本発明の要旨は、下記式(I):
【化
5】 [式中、R1は炭素数1〜5のアルキル基または炭素数
1〜5のヒドロキシアルキル基を表わし、R2は水素原
子または炭素数1〜5のアルキル基を表わすか、R1お
よびR2が互いに連結して酸素原子を有していてもよい
炭素数2〜6のアルキレン基を形成する。R3およびR
4はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数
1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基
を表わすか、隣接するR3またはR4同志で−O−(C
H2)p−O− (pは1〜3の整数を表わす)を形成
し、R5は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4のア
ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、トリフルオロ
メチル基またはヒドロキシル基を表わすか、隣接するR
5同志で−O−(CH2)p−O−を形成する。lおよ
びmはそれぞれ独立して1または2を表わし、nは1〜
3の整数を表わす。]で示される4−フェニルフタラジ
ン誘導体、その光学対掌体または薬学上許容されるその
酸付加塩に存する。
【0007】以下本発明を詳細に説明するに、本発明化
合物は前記一般式(I)にて表わされる。式中、Rはメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、
n−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、te
rt−ブチル基、n−ペンチル基、ネオペンチル基、1
−エチルプロピル基等の炭素数1〜5のアルキル基また
はヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、1−
ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、1−
メチル−2−ヒドロキシエチル基、4−ヒドロキシブチ
ル基、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル基、2
−メチル−3−ヒドロキシプロピル基、5−ヒドロキシ
ペンチル基、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピ
ル基等の炭素数1〜5のヒドロキシアルキル基を表わし
、R2は水素原子またはメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基
、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチ
ル基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基等の炭素
数1〜5のアルキル基を表わすか、R1およびR2が互
いに連結してエチレン基、トリメチレン基、テトラメチ
レン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、−CH
2OCH2−、−CH2CH2OCH2CH2−等の酸
素原子を有していてもよい炭素数2〜6のアルキレン基
を形成する。R3およびR4はそれぞれ独立して水素原
子; フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原
子; メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロ
ピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基等の炭素数
1〜4のアルキル基;またはメトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基
、i−ブトキシ基等の炭素数1〜4のアルコキシ基を表
わし、R5は水素原子; フッ素原子、塩素原子、臭素
原子等のハロゲン原子; メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、tert−
ブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基; メトキシ基
、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、
n−ブトキシ基、i−ブトキシ基等の炭素数1〜4のア
ルコキシ基; トリフルオロメチル基またはヒドロキシ
ル基を表わす。また、R3、R4もしくはR5は、隣接
するR3、R4もしくはR5同志でメチレンジオキシ基
、エチレンジオキシ基またはトリメチレンジオキシ基を
形成してもよい。lおよびmはそれぞれ独立して1ある
いは2を表わし、nは1〜3の整数を表わす。
【0008】本発明においては、1)R1は炭素数1〜
5のアルキル基または炭素数1〜3のヒドロキシアルキ
ル基を表わし、R2は水素原子または炭素数1〜5のア
ルキル基を表わすか、R1およびR2が互いに連結して
炭素数4〜6のアルキレン基を形成する化合物、2)R
3およびR4はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原
子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のア
ルコキシ基を表わす化合物、および/または3)R5は
水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、
炭素数1〜4のアルコキシ基またはトリフルオロメチル
基を表わすか、隣接するR5同志で−O−(CH2)p
−O−を形成する化合物が好ましい。
【0009】さらに本発明においては、4)R1は炭素
数1〜5のアルキル基を表わし、R2は水素原子または
炭素数1〜5のアルキル基を表わすか、R1およびR2
が互いに連結して炭素数4〜6のアルキレン基を形成す
る化合物、5)R3およびR4はそれぞれ独立して水素
原子、フッ素原子、塩素原子、炭素数1〜3のアルキル
基または炭素数1〜3のアルコキシ基を表わす化合物、
および/または6)R5は水素原子、ハロゲン原子、炭
素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキ
シ基を表わす化合物が好ましい。特に好ましくは、l、
mおよびnが1である化合物である。
【0010】以下の表−I(表1〜表9)に、本発明化
合物の具体例を示すが、これらは個々の異性体のみなら
ず、それらの混合物をも包含するものである。 表−I
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】 注)構造式に付した位置番号は、置換基の位置を示すた
めに便宜上つけたものであり、化合物の正式な位置番号
とは必ずしも一致しない。
【0011】次に本発明化合物の製造法について説明す
る。本発明化合物は合目的な任意の方法で製造すること
ができ、例えば以下の合成法が挙げられる。
【化6】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、l、m、nは
前記と同意義である)
【0012】この製造法は、溶媒の存在下あるいは無溶
媒で、塩基触媒の存在下あるいは触媒非存在下、出発物
質(V)を化合物(VI)と反応させることからなる。 出発物質(V)は薬学雑誌、86 576(1966)
に記載されている方法に従って合成することができる。
【0013】反応温度は通常0〜250℃、好ましくは
20〜200℃であり、反応時間は10分〜24時間で
ある。溶媒を使用する場合はテトラヒドロフラン、ジオ
キサン等のエーテル類、クロロホルム、メチレンクロリ
ド等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、クロルベンゼン等の芳香族炭化水素類、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピ
ロリドン等のアミド類、またはジメチルスルホキシド等
を化合物(V)に対し重量比で0.1〜100使用する
。触媒を使用する場合は、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピリ
ジン等の有機塩基、あるいは、NaHCO3、Na2C
O3、K2CO3、NaOH、KOH等の無機塩基を化
合物(V)に対し、モル比で通常0.5〜5、好ましく
は1〜3使用する。化合物(VI)の使用量は、化合物
(V)に対し、モル比で通常0.5〜30、好ましくは
1〜10である。
【0014】反応終了後、必要であれば溶媒を留去し、
大過剰の水にあけるか、またはそのままジクロルメタン
等の溶媒に溶解した後、アルカリ水溶液で中和し、再結
晶またはクロマトグラフィー等通常の方法で精製する。
【0015】前記式(I)で表わされる化合物の塩類と
しては、生理学的に許容される塩類が好ましく、例えば
塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、リン
酸塩等の無機酸の塩、またはメタンスルホン酸塩、p−
トルエンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、カンフ
ァースルホン酸塩、酢酸塩、安息香酸塩、リンゴ酸塩、
乳酸塩、グリコール酸塩、グルクロン酸塩、マレイン酸
塩、フマル酸塩、シュウ酸塩、アスコルビン酸塩、クエ
ン酸塩、サリチル酸塩、ニコチン酸塩、酒石酸塩等の有
機酸の塩が挙げられる。式(I)の化合物およびその塩
は水和物または溶媒和物の形で存在することもあるので
これらの水和物、溶媒和物も本発明の化合物に含まれる
。
【0016】本発明の化合物を循環改善剤として臨床に
応用するに際し、経口的に用いる場合は、成人に対し1
回1〜100mgを1日1〜3回投与するのが好ましく
、静脈注射の場合は、成人に対し1回0.01〜10m
gを1日2〜5回投与するのが好ましく、また、直腸内
投与の場合は、1回1〜100mgを1日1〜3回投与
するのが好ましい。また、以上の投与量は、年齢、病態
、症状により適宜増減することが更に好ましい。
【0017】製剤化に際しては、化合物(I)あるいは
その薬学的に許容される塩の1種または2種以上を、通
常用いられる製薬用担体、賦形剤その他の添加物と混合
する。担体は固体でも液体でもよく、固体担体の例とし
ては乳糖、白陶土(カオリン)、ショ糖、結晶セルロー
ス、コーンスターチ、タルク、寒天、ペクチン、アカシ
ア、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、レシチ
ン、塩化ナトリウムなどが挙げられる。
【0018】液状の担体の例としては、シロップ、グリ
セリン、落花生油、ポリビニルピロリドン、オリーブ油
、エタノール、ベンジルアルコール、プロピレングリコ
ール、水などが挙げられる。
【0019】医薬製剤は、種々の剤形をとることができ
、固体担体を用いる場合は、錠剤、散剤、顆粒剤、硬ゼ
ラチンカプセル剤、坐剤またはトローチ剤とすることが
できる。固体担体の量は広範に変えることができるが、
好ましくは約1mg〜約1gとする。
【0020】液状の担体を用いる場合は、シロップ、乳
液、軟ゼラチンカプセル、更にアンプル入りのような滅
菌注射液または水性もしくは非水性の懸濁液とすること
ができる。
【0021】以下、実施例により本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。
【0022】
【実施例】実施例1   D−1−α−メチルベンジルアミノ−4−フェニル
フタラジン(表−Iの化合物No.1のD体)の合成N
−メチルピロリドン5mlに1−クロロ−4−フェニル
フタラジン(化合物V)5.0g、D−α−メチルベン
ジルアミン5.0gを添加した後、混合物を130〜1
40℃にて3時間加熱撹拌した。反応終了後冷却し、5
%NaOH水溶液20mlを添加後、クロロホルムにて
抽出した。有機層をMgSO4にて乾燥後濃縮し、シリ
カゲルカラムクロマトにて精製し(溶離液:酢酸エチル
−n−ヘキサン−クロロホルム)、酢酸エチル−n−ヘ
キサンより再結晶し、無色結晶としてD−1−α−メチ
ルベンジルアミノ−4−フェニルフタラジン3.31g
を得た。融点184〜185.5℃。
【0023】実施例2〜38   下記表−II(表10〜表11)に示す化合物を実
施例1と同様にして合成した。
【0024】実施例39   1−α,α−ジメチルベンジルアミノ−4−フェニ
ルフタラジン(表−Iの化合物No.119)の合成N
−メチルピロリドン4mlに1−クロロ−4−フェニル
フタラジン1.5g、α,α−ジメチルベンジルアミン
2.1gを添加した後、混合物を160℃にて6時間加
熱撹拌した。反応終了後冷却し、5%NaOH水溶液2
0mlを添加後、クロロホルムにて抽出した。有機層を
MgSO4にて乾燥後濃縮し、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製し、クロロホルム−エーテルより
再結晶し、無色結晶として1−α,α−ジメチルベンジ
ルアミノ−4−フェニルフタラジン0.79gを得た。 融点234−235℃。
【0025】実施例40〜42   下記表−IIに示す化合物を実施例39と同様の方
法で合成した。 表−II
【表10】
【表11】
【0026】試験例1  in  vitro  血小
板凝集抑制作用 ラット動脈血を遠心分離して血小板多血漿(Plate
let richplasma)を得、その250μl
に薬物溶液5μlを加えて2分間インキュベートした後
、血小板凝集誘発剤としてコラーゲン(Hormon−
Chemie社)3μgを加え、血小板凝集の変化を2
チャンネル血小板凝集計(Sienco社DP247E
型)で10分間観察記録した。 血小板凝集抑制率は次式にて算出した。 抑制率=(Tc−Ts)/Tc×100Tc: 溶剤だ
けを添加した時の凝集度Ts: 薬物溶液を添加した時
の凝集度化合物の各モル濃度における抑制率を表−II
I(表12〜表15)に示す。
【0027】 試験例2  ex vivo 血小板凝集抑制作用(経
口)体重約250gの雄性ウィスター(Wistar)
−ST系ラットを1群8匹用いた。1%トラガカント水
溶液にてそれぞれの化合物を懸濁した溶液4ml/kg
を経口投与し、1時間後に総頸動脈よりカニューレを用
いて採血した。血液を3.8%クエン酸ナトリウム(1
/10容)の入ったプラスチック試験管に採取し、転倒
撹拌後、200×gで15分間遠心分離し、上清を血小
板多血漿(PRP)とし、残渣を、更に2000×gで
15分間遠心分離して上清を乏血小板血漿(PPP)と
し、血小板凝集能の測定に用いた。血小板凝集能の測定
には、2チャンネル血小板凝集計(Sienco社DP
247E型)を用いて、2ペン式記録計上に記録した。 凝集誘発剤としては、7〜10μg/mlの濃度のコラ
ーゲン(Hormon−Chemie社)を用いた。 血小板凝集の抑制率は次式によって算出した。 抑制率=(A−B)/A×100(%)A: 1%トラ
ガカント溶液単独投与群(対照群)の凝集率B: 化合
物含有トラガカント溶液投与群の凝集率その結果を表−
IIIに示す。
【0028】表−III
【表12】
【表13】
【表14】
【表15】
【0029】試験例3  ラット左冠動脈結紮誘発心筋
梗塞に対する作用 体重200〜250gのSD系雄性ラットを1群8匹用
いた。エーテル軽麻酔下に背位固定しSelyeらの方
法に従い、胸骨左線に沿って約1.5cmの縦切開を加
え開胸し心膜を破り心臓を露出させ左主冠動脈を起始部
から1〜2mmのところで黒ブレードシルク縫合糸(浜
医科工業、4−O)にて結紮した後、心臓をもとの位置
に戻し速やかに閉胸した。両側胸部を圧迫し、胸腔内の
空気を排出し、呼吸運動を再開後、心電計(日本光電・
ECG−6601)にてII誘導のST上昇を確認した
。結紮24時間後に腹部大静脈から採血後、脱血致死さ
せ心臓を取り出し中央部の横断輪状切片(約2mm)を
0.09Mリン酸緩衝液(pH8.6)にて溶解した1
%TTC(tryphenyl tetrazoliu
m chloride 和光純薬)20ml中に遮光下
37℃で20分間インキュベートした。その後、実体顕
微鏡下にて切片を写真に撮りカラースライドを作成した
。壁面にスライドを映写し、切断面および梗塞部(TT
C、非染色部)、非梗塞部(TTC染色部)をトレース
し、全断面積中の梗塞部面積を算出した。薬物は冠動脈
結紮60分前に1%トラガカント水溶液に懸濁して経口
投与した。 心筋梗塞の抑制率は次式によって算出した。 抑制率=(A−B)/A×100(%)A: 1%トラ
ガカント溶液単独投与群(対照群)の梗塞率B: 薬物
含有トラガカント溶液投与群の梗塞率その結果を表−I
V(表16)に示す。 表−IV
【表16】
【0030】
【発明の効果】本発明化合物はin vitroだけで
なく、経口投与でも強力に血小板凝集を抑制する作用を
有するので、各種循環障害の予防治療薬として有用であ
る。また、虚血性心疾患に関しては、血小板凝集抑制作
用に基づかず、直接、心筋梗塞巣を縮少する作用を併せ
有することから、特に有用性が高いと考えられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下記式(I): 【化1】 [式中、R1は炭素数1〜5のアルキル基または炭素数
    1〜5のヒドロキシアルキル基を表わし、R2は水素原
    子または炭素数1〜5のアルキル基を表わすか、R1お
    よびR2が互いに連結して酸素原子を有していてもよい
    炭素数2〜6のアルキレン基を形成する。R3およびR
    4はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数
    1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基
    を表わすか、隣接するR3またはR4同志で−O−(C
    H2)p−O− (pは1〜3の整数を表わす)を形成
    し、R5は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4のア
    ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、トリフルオロ
    メチル基またはヒドロキシル基を表わすか、隣接するR
    5同志で−O−(CH2)p−O−を形成する。lおよ
    びmはそれぞれ独立して1または2を表わし、nは1〜
    3の整数を表わす。]で示される4−フェニルフタラジ
    ン誘導体、その光学対掌体または薬学上許容されるその
    酸付加塩。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0682947A1 (en) 1994-05-19 1995-11-22 Mitsubishi Chemical Corporation Medicament for therapeutic and prophylactic treatment of diseases caused by smooth muscle cell hyperplasia
WO2004089412A1 (ja) * 2003-04-08 2004-10-21 Mitsubishi Pharma Corporation 特異的nad(p)hオキシダーゼ抑制剤
JP2007536276A (ja) * 2004-05-08 2007-12-13 ニューロジェン・コーポレーション 3−アリール−5,6−ジ置換ピリダジン類

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