JPH042131Y2 - - Google Patents
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- JPH042131Y2 JPH042131Y2 JP1985120009U JP12000985U JPH042131Y2 JP H042131 Y2 JPH042131 Y2 JP H042131Y2 JP 1985120009 U JP1985120009 U JP 1985120009U JP 12000985 U JP12000985 U JP 12000985U JP H042131 Y2 JPH042131 Y2 JP H042131Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- rod
- clutch body
- clutch
- cylinder
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本案は鉄道車輌、特に電気機関車、電車用に好
適な台車ブレーキにおける制輪子隙間自動調整器
(以下調整器という)に関する。
適な台車ブレーキにおける制輪子隙間自動調整器
(以下調整器という)に関する。
車輌におけるブレーキ装置には種々の形式のも
のが用いられているが、代表的な台車ブレーキ装
置として第4図に示すようにブレーキシリンダ装
置1に生じさせたストロークを一方のブレーキて
こ2Aに伝え、その変位で一方の制輪子3Aを車輪
4の一側面に圧接させるとともに、ブレーキ棒5
を介して他方のブレーキてこ2Bを変位させ、制
輪子3Bに、車輪4の他側面に圧接させるに必要
な制動ストロークを伝達する形式のものがある。
そして、制輪子3A,3Bが摩耗した場合には、制
動ストロークを一定に保たせるため、両ブレーキ
てこ2A,2Bに連繋させたブレーキ棒5の長さを
短縮させて制輪子3A,3Bと車輪4との間の隙間
(制輪子隙間)の調整を行うようになつている。
かつては、この制輪子隙間の調整操作は専ら手作
業で行われていたが、その手数を省くため、制輪
子の摩耗の程度に応じてブレーキ棒5の長さを自
動的に短縮させて常にブレーキストロークを一定
に保たせる調整器が開発された。第4図は気動車
用台車ブレーキ装置の一例である。ブレーキ棒に
は調整気が組み付けられている。
のが用いられているが、代表的な台車ブレーキ装
置として第4図に示すようにブレーキシリンダ装
置1に生じさせたストロークを一方のブレーキて
こ2Aに伝え、その変位で一方の制輪子3Aを車輪
4の一側面に圧接させるとともに、ブレーキ棒5
を介して他方のブレーキてこ2Bを変位させ、制
輪子3Bに、車輪4の他側面に圧接させるに必要
な制動ストロークを伝達する形式のものがある。
そして、制輪子3A,3Bが摩耗した場合には、制
動ストロークを一定に保たせるため、両ブレーキ
てこ2A,2Bに連繋させたブレーキ棒5の長さを
短縮させて制輪子3A,3Bと車輪4との間の隙間
(制輪子隙間)の調整を行うようになつている。
かつては、この制輪子隙間の調整操作は専ら手作
業で行われていたが、その手数を省くため、制輪
子の摩耗の程度に応じてブレーキ棒5の長さを自
動的に短縮させて常にブレーキストロークを一定
に保たせる調整器が開発された。第4図は気動車
用台車ブレーキ装置の一例である。ブレーキ棒に
は調整気が組み付けられている。
この調整気はブレーキ棒に螺合させたねじ筒
と、ブレーキストロークが一定以上に増大したと
き該ねじ筒を一方向に回転させて制輪子隙間の自
動調整を行う調整作用機構と、ねじ筒に摩擦拘束
力を与える摩擦機構と、ねじ筒内にねじ込まれて
短縮したブレーキ棒の長さを復元操作機構とから
なつており、調整器をブレーキ棒に付加すること
による大型化はさけられないため、従来は第4図
に示すように調整器を備えたブレーキ棒5は車輪
の内側、すなわち、台車の下面のブレーキばり6
A,6B間に設置していた。
と、ブレーキストロークが一定以上に増大したと
き該ねじ筒を一方向に回転させて制輪子隙間の自
動調整を行う調整作用機構と、ねじ筒に摩擦拘束
力を与える摩擦機構と、ねじ筒内にねじ込まれて
短縮したブレーキ棒の長さを復元操作機構とから
なつており、調整器をブレーキ棒に付加すること
による大型化はさけられないため、従来は第4図
に示すように調整器を備えたブレーキ棒5は車輪
の内側、すなわち、台車の下面のブレーキばり6
A,6B間に設置していた。
ところで、客車や貨車のように台車の下面の空
間に余裕がある車輌では調整器を組み付けること
には格別問題が生じないが、台車の下面に艤装部
品が多い電気機関車のような車輌ではスペースが
ないため、ブレーキ棒自体を第4図のように台車
の下面のブレーキばり間に設置することはできな
い。そこで、このような車輌ではブレーキ棒を車
輪の外側に配して一対のブレーキてこ間を連結し
ていたのであるが、このブレーキ棒に調整器を組
み込むことは車輌限界の制約から従来は困難であ
ると考えられていた。
間に余裕がある車輌では調整器を組み付けること
には格別問題が生じないが、台車の下面に艤装部
品が多い電気機関車のような車輌ではスペースが
ないため、ブレーキ棒自体を第4図のように台車
の下面のブレーキばり間に設置することはできな
い。そこで、このような車輌ではブレーキ棒を車
輪の外側に配して一対のブレーキてこ間を連結し
ていたのであるが、このブレーキ棒に調整器を組
み込むことは車輌限界の制約から従来は困難であ
ると考えられていた。
このような理由から電気機関車は、他の車輌と
比較してブレーキ扱いの頻度が高く、調整器設置
の必要性が高いにもかかわらず、依然としてブレ
ーキ棒の調整は手動操作によつて行われていた。
比較してブレーキ扱いの頻度が高く、調整器設置
の必要性が高いにもかかわらず、依然としてブレ
ーキ棒の調整は手動操作によつて行われていた。
しかし、最近に至り、電気機関車についての列
車運用条件変更にともない、調整器の必要性が大
きくクローズアツプされるようになつてきた。
車運用条件変更にともない、調整器の必要性が大
きくクローズアツプされるようになつてきた。
本案の目的は電気機関車のブレーキ機構に好適
な制輪子隙間自動調整器、特に従来の手動調整に
よるブレーキ棒の取付構造部分を何等改変するこ
となく設置できる制輪子隙間自動調整器を提供す
ることにある。
な制輪子隙間自動調整器、特に従来の手動調整に
よるブレーキ棒の取付構造部分を何等改変するこ
となく設置できる制輪子隙間自動調整器を提供す
ることにある。
上記目的を達成するため、従来による制輪子隙
間自動調整器においては、鉄道車輌のブレーキ装
置に備えた一方のブレーキてこに結ぶピン孔を有
する外筒に一端が保持され、他端周面に、他方の
ブレーキてこに連繋させるねじ筒を螺合させたブ
レーキ棒を有する制輪子隙間自動調整器であつ
て、 該ブレーキ棒の周上には、各々筒状体の端面に
一方向回転クラツチを構成する鋸歯状歯を備えた
主動クラツチ体および従動クラツチ体が外装され
ており、 クラツチ体は、ブレーキ棒の周上に形成された
ねじの自立条件が成立しない荒いリードの螺旋突
条に結合され、ブレーキ棒上に介装された戻しば
ねで主動クラツチ体側に向けて両クラツチ体の鋸
歯状歯を突き合せる方向に付勢されており、 主動クラツチ体の外周に付されたねじの自立条
件が成立しない荒いリードのねじには、送りねじ
筒が螺合され、 該送りねじ筒は、ブレーキてこに連動して角変
位をする制輪子吊りに連結され、 さらに外筒とブレーキ棒との間には、回転に対
する摩擦拘束力をブレーキ棒に与える摩擦機構が
装備されたものである。
間自動調整器においては、鉄道車輌のブレーキ装
置に備えた一方のブレーキてこに結ぶピン孔を有
する外筒に一端が保持され、他端周面に、他方の
ブレーキてこに連繋させるねじ筒を螺合させたブ
レーキ棒を有する制輪子隙間自動調整器であつ
て、 該ブレーキ棒の周上には、各々筒状体の端面に
一方向回転クラツチを構成する鋸歯状歯を備えた
主動クラツチ体および従動クラツチ体が外装され
ており、 クラツチ体は、ブレーキ棒の周上に形成された
ねじの自立条件が成立しない荒いリードの螺旋突
条に結合され、ブレーキ棒上に介装された戻しば
ねで主動クラツチ体側に向けて両クラツチ体の鋸
歯状歯を突き合せる方向に付勢されており、 主動クラツチ体の外周に付されたねじの自立条
件が成立しない荒いリードのねじには、送りねじ
筒が螺合され、 該送りねじ筒は、ブレーキてこに連動して角変
位をする制輪子吊りに連結され、 さらに外筒とブレーキ棒との間には、回転に対
する摩擦拘束力をブレーキ棒に与える摩擦機構が
装備されたものである。
以下に本案の実施例を図によつて説明する。
第1図イ〜ハ、第2図イ,ロにおいて、本案の
調整器を適用するブレーキ棒11は一端にピン孔
を有する外筒12を備え、他端のねじ部13にね
じ筒14を螺合させている点は従来の手動調整に
よるブレーキ棒と同じである。ただし、従来のブ
レーキ棒では外筒はブレーキ棒と一体に構成され
ていたのに対し、本案では後述するようにブレー
キ棒11が外筒12に回転可能に支持されている
点が異なる。ブレーキ棒11は従来同様に車輪1
5の外側位置で一対のブレーキてこ16A、16B
間に連結される。すなわち車輪15をはさんでそ
の一方に配されたブレーキてこ16Aに車輪15
の外側位置で外筒12がピン止めされ、他方のブ
レーキてこ16Bに支持された詰金17にねじ筒
14を回転可能に嵌合保持させたものである。こ
のねじ筒14は端部に復元操作用角頭部18を有
し、常時は詰金17に枢支された二叉部19を係
止させて回り止めが施されている。
調整器を適用するブレーキ棒11は一端にピン孔
を有する外筒12を備え、他端のねじ部13にね
じ筒14を螺合させている点は従来の手動調整に
よるブレーキ棒と同じである。ただし、従来のブ
レーキ棒では外筒はブレーキ棒と一体に構成され
ていたのに対し、本案では後述するようにブレー
キ棒11が外筒12に回転可能に支持されている
点が異なる。ブレーキ棒11は従来同様に車輪1
5の外側位置で一対のブレーキてこ16A、16B
間に連結される。すなわち車輪15をはさんでそ
の一方に配されたブレーキてこ16Aに車輪15
の外側位置で外筒12がピン止めされ、他方のブ
レーキてこ16Bに支持された詰金17にねじ筒
14を回転可能に嵌合保持させたものである。こ
のねじ筒14は端部に復元操作用角頭部18を有
し、常時は詰金17に枢支された二叉部19を係
止させて回り止めが施されている。
ブレーキ棒11がブレーキ作用時にブレーキ引
棒としで作用する点も従来と全く同じである。す
なわち、ブレーキシリンダ装置20に発生させた
ブレーキストロークは一連のリンク機構21を経
て一方のブレーキてこ16Aに伝えられ、その回
動変位にしたがつて制輪子22Aが車輪15を圧
接するとともにブレーキ棒11を引き、他方のブ
レーキてこ16Bを同方向に引き寄せて該ブレー
キてこ16Bに支持された制輪子22Bを車輪15
の周面に圧接させるものである。
棒としで作用する点も従来と全く同じである。す
なわち、ブレーキシリンダ装置20に発生させた
ブレーキストロークは一連のリンク機構21を経
て一方のブレーキてこ16Aに伝えられ、その回
動変位にしたがつて制輪子22Aが車輪15を圧
接するとともにブレーキ棒11を引き、他方のブ
レーキてこ16Bを同方向に引き寄せて該ブレー
キてこ16Bに支持された制輪子22Bを車輪15
の周面に圧接させるものである。
第2図イ,ロにおいて、本案の調整器は上記ブ
レーキ棒11に調整作用機構Aと、その駆動機構
Bと、摩擦機構Cとを組み込んだものである。な
お、復元操作機構も調整器の要部をなす重要な機
構の一つであるが、本案では前述のように従来の
手動操作によるブレーキ棒の調整並びに復元操作
用の角頭部18をそのまま利用しており、調整作
用機構Aとは機構的に全く無関係となつている。
レーキ棒11に調整作用機構Aと、その駆動機構
Bと、摩擦機構Cとを組み込んだものである。な
お、復元操作機構も調整器の要部をなす重要な機
構の一つであるが、本案では前述のように従来の
手動操作によるブレーキ棒の調整並びに復元操作
用の角頭部18をそのまま利用しており、調整作
用機構Aとは機構的に全く無関係となつている。
(1) 調整作用機構A
調整作用機構Aは制輪子の摩耗によつてブレー
キストロークが一定範囲を超えた場合に、ブレー
キ棒11を一方向に回転させてねじ筒14にねじ
込み、ブレーキてこ16A,16Bのピン間距離を
短縮してストロークの変動分を補償する機構であ
る。第3図において、調整作用機構Aはブレーキ
棒11の周上に回転可能に装着した主動クラツチ
体23と、ブレーキ棒11の周上に、軸方向を摺
動可能に装着した従動クラツチ体24とからなつ
ている。両クラツチ体23,24は筒状体で対向
端面に一方向回転クラツチを構成する鋸歯状歯2
3A,24Aを各々有している。従動クラツチ体2
4はブレーキ棒11の周上に形成されたねじの自
立条件が成立しない荒いリードの螺旋突条25に
結合させ、戻しばね26の押圧力を作用させて主
動クラツチ体23側に付勢する。なお、両クラツ
チ体23,24の鋸歯状歯23A,24Aは常時は
歯の山と山とが突き合わされた状態に保たれてお
り、主動クラツチ体23の回転角が鋸歯状歯の一
ピツチの範囲内ではブレーキの緊締、緩解時に主
動クラツチ体23が正逆転しても歯間を滑るのみ
で従動クラツチ体24には回転力は伝えられず、
回転角が鋸歯状歯の一ピツチを超えたときに、主
動クラツチ体23の歯が従動クラツチ体24の次
の歯の谷へ落ち込んで次のブレーキ緊締時に一体
回転し、この回転力がブレーキ棒11に伝達され
る。
キストロークが一定範囲を超えた場合に、ブレー
キ棒11を一方向に回転させてねじ筒14にねじ
込み、ブレーキてこ16A,16Bのピン間距離を
短縮してストロークの変動分を補償する機構であ
る。第3図において、調整作用機構Aはブレーキ
棒11の周上に回転可能に装着した主動クラツチ
体23と、ブレーキ棒11の周上に、軸方向を摺
動可能に装着した従動クラツチ体24とからなつ
ている。両クラツチ体23,24は筒状体で対向
端面に一方向回転クラツチを構成する鋸歯状歯2
3A,24Aを各々有している。従動クラツチ体2
4はブレーキ棒11の周上に形成されたねじの自
立条件が成立しない荒いリードの螺旋突条25に
結合させ、戻しばね26の押圧力を作用させて主
動クラツチ体23側に付勢する。なお、両クラツ
チ体23,24の鋸歯状歯23A,24Aは常時は
歯の山と山とが突き合わされた状態に保たれてお
り、主動クラツチ体23の回転角が鋸歯状歯の一
ピツチの範囲内ではブレーキの緊締、緩解時に主
動クラツチ体23が正逆転しても歯間を滑るのみ
で従動クラツチ体24には回転力は伝えられず、
回転角が鋸歯状歯の一ピツチを超えたときに、主
動クラツチ体23の歯が従動クラツチ体24の次
の歯の谷へ落ち込んで次のブレーキ緊締時に一体
回転し、この回転力がブレーキ棒11に伝達され
る。
なお、ブレーキ緊締時には、効果的なブレーキ
力を求める電気機関車に必要な次の作用を行う。
力を求める電気機関車に必要な次の作用を行う。
すなわち、ブレーキ棒11の周上に形成された
ねじの自立条件が成立しない荒いリードの螺旋突
条25に螺合する従動クラツチ体24の鋸歯状歯
24Aは、ブレーキ緊締時に主動クラツチ体23
の鋸歯状歯23Aに圧接すると、回転力を螺旋突
条25で受け、これをブレーキ棒11に伝えるも
のの全ブレーキ力が加わつた状態においては、こ
れを回転させる以前に従動クラツチ体24は、こ
れを結合した螺旋突条25のねじの自立条件が成
立しないため、戻しばね26を圧縮する方向へ変
位し、結果として両クラツチ体23,24の鋸歯
状歯23A,24Aの接触が解かれることとなり、
従動クラツチ体24は戻しばね26を押し縮めな
がら螺旋突条25に沿つて後退して歯の噛み合い
が外される。これによつて、調整作用機構Aがブ
レーキシリンダ装置20から切り離され、ブレー
キ力の損失が軽減される。
ねじの自立条件が成立しない荒いリードの螺旋突
条25に螺合する従動クラツチ体24の鋸歯状歯
24Aは、ブレーキ緊締時に主動クラツチ体23
の鋸歯状歯23Aに圧接すると、回転力を螺旋突
条25で受け、これをブレーキ棒11に伝えるも
のの全ブレーキ力が加わつた状態においては、こ
れを回転させる以前に従動クラツチ体24は、こ
れを結合した螺旋突条25のねじの自立条件が成
立しないため、戻しばね26を圧縮する方向へ変
位し、結果として両クラツチ体23,24の鋸歯
状歯23A,24Aの接触が解かれることとなり、
従動クラツチ体24は戻しばね26を押し縮めな
がら螺旋突条25に沿つて後退して歯の噛み合い
が外される。これによつて、調整作用機構Aがブ
レーキシリンダ装置20から切り離され、ブレー
キ力の損失が軽減される。
調整作用機構Aは以下にのべる駆動機構Bによ
つて駆動される。
つて駆動される。
(2) 駆動機構B
駆動機構Bはブレーキストロークの大きさに比
例した回転変位を主動クラツチ体23に伝達する
機構である。主動クラツチ体23の筒状部外周面
にねじの自立条件が成立しない荒いリードのねじ
27を付し、このねじ27に沿つて送りねじ筒2
8を螺合させ、該送りねじ筒28に突設した連結
板29を第1図イのように制輪子吊り30の延長
端にピン結合することによつて構成したものであ
る。制輪子吊り30はブレーキの緊締・緩解時に
ブレーキシリンダ装置20の駆動力を受けてブレ
ーキてこ16Aとともに角運動し、その変位に連
動して送りねじ筒28が主動クラツチ体23の周
上を軸方向に進退動し、リードの荒いねじ27を
通じてブレーキストロークに比例した回転角変位
を主動クラツチ体23に伝えるようになつてい
る。
例した回転変位を主動クラツチ体23に伝達する
機構である。主動クラツチ体23の筒状部外周面
にねじの自立条件が成立しない荒いリードのねじ
27を付し、このねじ27に沿つて送りねじ筒2
8を螺合させ、該送りねじ筒28に突設した連結
板29を第1図イのように制輪子吊り30の延長
端にピン結合することによつて構成したものであ
る。制輪子吊り30はブレーキの緊締・緩解時に
ブレーキシリンダ装置20の駆動力を受けてブレ
ーキてこ16Aとともに角運動し、その変位に連
動して送りねじ筒28が主動クラツチ体23の周
上を軸方向に進退動し、リードの荒いねじ27を
通じてブレーキストロークに比例した回転角変位
を主動クラツチ体23に伝えるようになつてい
る。
(3) 摩擦機構C
摩擦機構Cはブレーキ棒11に摩擦拘束力を与
え、車輌走行中の振動などで勝手に回り出すのを
防止する機構である。第3図に示すブレーキ棒1
1の先端のスプライン31に結合した摩擦クラツ
チ板32Aと、第2図イ,ロに示すように外筒1
2の内面に同様にスプライン結合した摩擦クラツ
チ板32Bとを軸方向に少なくとも一組以上交互
に重ね合わせ、この組み合わせをクラツチばね3
3で付勢して相互に圧接したものである。制輪子
隙間の調整が実施されるときにはブレーキ棒11
は摩擦クラツチ板32A,32Bの接触面間に生ず
る摩擦拘束力をしのいで回転する。
え、車輌走行中の振動などで勝手に回り出すのを
防止する機構である。第3図に示すブレーキ棒1
1の先端のスプライン31に結合した摩擦クラツ
チ板32Aと、第2図イ,ロに示すように外筒1
2の内面に同様にスプライン結合した摩擦クラツ
チ板32Bとを軸方向に少なくとも一組以上交互
に重ね合わせ、この組み合わせをクラツチばね3
3で付勢して相互に圧接したものである。制輪子
隙間の調整が実施されるときにはブレーキ棒11
は摩擦クラツチ板32A,32Bの接触面間に生ず
る摩擦拘束力をしのいで回転する。
実施例において、ブレーキの作動により制輪子
が摩耗すると、その摩耗の程度に応じ、ブレーキ
の緊締、緩解動作に関連して調整作用機構Aの一
方向回転送りによりブレーキ棒11が自動的に回
転し、ねじ筒14内にねじこまれて両ブレーキて
こ16A,16Bのピン間距離を次第に短縮させつ
つブレーキストロークの変動を補償する。制輪子
が摩耗限度に達し、これを新品の制輪子と交換す
るときには、第1図イにおいて、二叉部19をね
じ筒14の角頭部18から外し、該角頭部18に
スパナを嵌め合わせ、その回転操作によりねじ筒
14を回転し、ブレーキ棒11を繰り出してブレ
ーキてこ16A,16Bのピン間距離を増大させ、
制輪子22A,22Bを車輪から十分に引き離した
状態でその交換を行えるので従来の取扱いと何等
変るところはない。
が摩耗すると、その摩耗の程度に応じ、ブレーキ
の緊締、緩解動作に関連して調整作用機構Aの一
方向回転送りによりブレーキ棒11が自動的に回
転し、ねじ筒14内にねじこまれて両ブレーキて
こ16A,16Bのピン間距離を次第に短縮させつ
つブレーキストロークの変動を補償する。制輪子
が摩耗限度に達し、これを新品の制輪子と交換す
るときには、第1図イにおいて、二叉部19をね
じ筒14の角頭部18から外し、該角頭部18に
スパナを嵌め合わせ、その回転操作によりねじ筒
14を回転し、ブレーキ棒11を繰り出してブレ
ーキてこ16A,16Bのピン間距離を増大させ、
制輪子22A,22Bを車輪から十分に引き離した
状態でその交換を行えるので従来の取扱いと何等
変るところはない。
以上のように本案によれば、ブレーキ棒の周上
に調整作用機構、駆動機構および摩擦機構を組み
付け、復元操作機構は従来の手動調整によるブレ
ーキ棒に備えたねじ筒の角頭部を用いて調整器を
構成したため、調整器の組み付けにより外径がや
や増大するのみで車輌限界の範囲内に十分収ま
り、そのまま従来のブレーキ棒に代えて一対のブ
レーキてこ間に設置できる。なお、既存のブレー
キ装置への設置に際しては制輪子吊りを交換する
のみでよく、制輪子吊りの前後方向の角運動を送
りねじ筒の直線運動に代え、さらにブレーキ棒と
同心状に設置した主動クラツチ体の回転運動に変
換して調整作用機構の駆動力を生じさせることが
できる。また、効率のよいブレーキ力を求める電
気機関車のブレーキにあつて、全ブレーキ時に駆
動機構と調整作用機構とは縁が切れるため、本案
を用いてもブレーキ力の損失はなく、力の伝達が
可能である。また、従来の手動調整によるブレー
キ棒の形態を有効に利用してブレーキ棒を回転駆
動させながら制輪子隙間の調整を行うため、調整
作用機構と復元操作機構とは機構的に無関係とな
り、復元操作の際には従来の扱いと同様に角頭部
を回転して容易に制輪子の交換を行うことができ
る。
に調整作用機構、駆動機構および摩擦機構を組み
付け、復元操作機構は従来の手動調整によるブレ
ーキ棒に備えたねじ筒の角頭部を用いて調整器を
構成したため、調整器の組み付けにより外径がや
や増大するのみで車輌限界の範囲内に十分収ま
り、そのまま従来のブレーキ棒に代えて一対のブ
レーキてこ間に設置できる。なお、既存のブレー
キ装置への設置に際しては制輪子吊りを交換する
のみでよく、制輪子吊りの前後方向の角運動を送
りねじ筒の直線運動に代え、さらにブレーキ棒と
同心状に設置した主動クラツチ体の回転運動に変
換して調整作用機構の駆動力を生じさせることが
できる。また、効率のよいブレーキ力を求める電
気機関車のブレーキにあつて、全ブレーキ時に駆
動機構と調整作用機構とは縁が切れるため、本案
を用いてもブレーキ力の損失はなく、力の伝達が
可能である。また、従来の手動調整によるブレー
キ棒の形態を有効に利用してブレーキ棒を回転駆
動させながら制輪子隙間の調整を行うため、調整
作用機構と復元操作機構とは機構的に無関係とな
り、復元操作の際には従来の扱いと同様に角頭部
を回転して容易に制輪子の交換を行うことができ
る。
以上のように本案によるときには車輌のブレー
キ機構の構造に大幅な変更を加えることなく調整
器を設置でき、特に電気機関車のブレーキ機構に
適用して制輪子隙間調整の自動化を図ることがで
きる効果は大きい。
キ機構の構造に大幅な変更を加えることなく調整
器を設置でき、特に電気機関車のブレーキ機構に
適用して制輪子隙間調整の自動化を図ることがで
きる効果は大きい。
第1図イは本案調整器を装備した台車ブレーキ
装置の要部側面図、ロは同平面図、ハは同正面
図、第2図は本案調整器の一実施例を示すもの
で、イは一部断面平面図、ロは同一部断面側面
図、第3図は本案調整器の分解斜視図、第4図は
従来の調整器を備えた台車ブレーキ装置の一例を
示す要部の斜視図である。 11……ブレーキ棒、12……外筒、14……
ねじ筒、16A,16B……ブレーキてこ、23…
…主動クラツチ体、24……従動クラツチ体、2
3A,24A……鋸歯状歯、27……荒いリードの
ねじ、28……送りねじ筒、30……制輪子吊
り、31……スプライン、32A,32B……摩擦
クラツチ板、33……クラツチばね、A……調整
作用機構、B……駆動機構、C……摩擦機構。
装置の要部側面図、ロは同平面図、ハは同正面
図、第2図は本案調整器の一実施例を示すもの
で、イは一部断面平面図、ロは同一部断面側面
図、第3図は本案調整器の分解斜視図、第4図は
従来の調整器を備えた台車ブレーキ装置の一例を
示す要部の斜視図である。 11……ブレーキ棒、12……外筒、14……
ねじ筒、16A,16B……ブレーキてこ、23…
…主動クラツチ体、24……従動クラツチ体、2
3A,24A……鋸歯状歯、27……荒いリードの
ねじ、28……送りねじ筒、30……制輪子吊
り、31……スプライン、32A,32B……摩擦
クラツチ板、33……クラツチばね、A……調整
作用機構、B……駆動機構、C……摩擦機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 鉄道車輌のブレーキ装置に備えた一方のブレー
キてこに結ぶピン孔を有する外筒に一端が保持さ
れ、他端周面に、他方のブレーキてこに連繋させ
るねじ筒を螺合させたブレーキ棒を有する制輪子
隙間自動調整器であつて、 該ブレーキ棒の周上には、各々筒状体の端面に
一方向回転クラツチを構成する鋸歯状歯を備えた
主動クラツチ体および従動クラツチ体が外装され
ており、 従動クラツチ体は、ブレーキ棒の周上に形成さ
れたねじの自立条件が成立しない荒いリードの螺
旋突条に結合され、ブレーキ棒上に介装された戻
しばねで主動クラツチ体側に向けて両クラツチ体
の鋸歯状歯を突き合せる方向に付勢されており、 主動クラツチ体の外周に付されたねじの自立条
件が成立しない荒いリードのねじには、送りねじ
筒が螺合され、 該送りねじ筒は、ブレーキてこに連動して角変
位をする制輪子吊りに連結され、 さらに外筒とブレーキ棒との間には、回転に対
する摩擦拘束力をブレーキ棒に与える摩擦機構が
装備されたものであることを特徴とする制輪子隙
間自動調整器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985120009U JPH042131Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985120009U JPH042131Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6227871U JPS6227871U (ja) | 1987-02-20 |
| JPH042131Y2 true JPH042131Y2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=31007923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985120009U Expired JPH042131Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042131Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS589811U (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-22 | マツダ株式会社 | 自動車のウエザ−ストリツプの構造 |
-
1985
- 1985-08-05 JP JP1985120009U patent/JPH042131Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6227871U (ja) | 1987-02-20 |
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