JPH0421562B2 - - Google Patents
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- JPH0421562B2 JPH0421562B2 JP58193981A JP19398183A JPH0421562B2 JP H0421562 B2 JPH0421562 B2 JP H0421562B2 JP 58193981 A JP58193981 A JP 58193981A JP 19398183 A JP19398183 A JP 19398183A JP H0421562 B2 JPH0421562 B2 JP H0421562B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aerated concrete
- cement
- mortar
- concrete
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
本発明は、特定の超速硬性セメント及び細骨材
を含む気泡コンクリート(セメントペースト、セ
メントモルタル及びセメントコンクリートを包含
する)の硬化時におけるモルタルの沈下を防止す
る工法に関する。 従来より、気泡コンクリートの製造において
は、セメント発泡剤を使用する方法のほか、界面
活性剤系、蛋白質系等の起泡剤を泡立てて気泡を
作り、これをセメントペースト、セメントモルタ
ル或いはセメントコンクリートに混合するプレフ
オーム法、起泡剤が配合されたセメントモルタル
などを撹拌して内部に気泡を発生させるプレミツ
クス法等が採用されている。このような気泡コン
クリートを現場において注型、硬化する場合、注
型してから硬化するまでの間に気泡コンクリート
の体積が減少するいわゆるモルタル沈下現象が生
じ、コンリートの強度損失等の原因となる。ま
た、工場における気泡コンクリートパネル等の製
造時においても同様のモルタル沈下現象が生じ
る。このようなモルタル沈下現象は、コンリート
の混練温度や、セメント減水剤、起泡剤の種類な
どが原因となつて発生すると考えられ、特に夏場
においては気泡の安定性がなくなり、モルタル沈
下現象が著しく生じる。 本発明者らは、上記事情に鑑み、気泡コンクリ
ートの硬化時におけるモルタル沈下現象を防止
し、気泡コンクリートを強度損失させることなく
安定に硬化させることについて種々研究を行なつ
ているうち、普通ポルトランドセメンと、カルシ
ウムサルホアルミネート(11CaO・7Al2O3・
CaF2)を速硬成分に持つポルトランド系の超速
硬性セメント(以下、ジエツトセメントというこ
とがある)と、細骨材としてα−石英、珪酸バリ
ウム(BaO・SiO2・H2O)、ハロイサイト及び/
又はバリウムハロイサイト(BaO・Al2O3・
3SiO2・nH2O、但しn=2〜10)とを含有する
高強度セメント組成物と起泡剤とを主成分とする
気泡コンクリートに対して0.001〜10重量%の強
磁性体粉粒物を混合すると共に、この気泡コンク
リートを水平面に置かれた型枠内に注型した後、
その上から磁場を作用させた状態においてこれを
硬化させた場合、意外にも上記モルタル沈下現象
が発生せず、上記目的が効果的に達成されること
を知見し、本発明をなすに至つたものである。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 本発明に係る気泡コンクリートのモルタル沈下
防止工法は、気泡コンクリートの硬化時における
モルタルの沈下を防止する工法において、普通ポ
ルトランドセメン50〜80重量部とカルシウムサル
ホアルミネート(11CaO・7Al2O3・CaF2)を速
硬成分に持つポルトランド系の超速硬性セメント
50〜20重量部との混合セメント100重量部に対し
て細骨材としてα−石英、珪酸バリウム
(BaO・SiO2・H2O)、ハロイサイト及び/又は
バリウムハロイサイト(BaO・Al2O3・3SiO2・
nH2O、但しn=2〜10)を5〜30重量部配合し
た高強度セメント組成物と起泡剤とを主成分とす
る気泡コンクリートに対して0.001〜10重量%の
強磁性体粉粒物を混合すると共に、この気泡コン
クリートを水平面に置かれた型枠内に注型した
後、その上から磁場を作用させた状態においてこ
れは硬化させるようにしたものである。 この場合、本発明において用いる気泡コンクリ
ートは、上記高強度セメント組成物に対して蛋白
質類、界面活性剤系等の通常の起泡剤(例えばパ
フーオム、エマールD3D(花王石鹸社製)、グル
フオーム(サンオリエント社製)等)などを配合
してプレフオーム法又はプレミツクス法により調
製される。即ち、上記高強度セメント組成物を用
いた気泡コンクリートは、成型時に900Kg/cm2以
上という高い圧縮強度を示すため、これを用いる
ことにより強度の極めて高い気泡コンクリート成
型品が得られるものである。ここで、上記高強度
セメント組成物において、珪酸バリウムはα−石
英と水酸化バリウムとを水熱反応させることによ
り得られ、また、バリウムハロイサイトはハロイ
サイトと水酸化バリウムとを水熱反応させること
により得られる。なお、本発明においては、気泡
コンクリートに対してセメント減水剤(例えばマ
イテイ150(花王石鹸社製))、発泡補助剤(例えば
メチルセルローズ、ハイメトローズ(信越化学社
製))や、更にグラウト剤、防錆剤、着色剤、防
水剤、有機高分子材料等の成分を適宜配合して差
支えない。 また、本発明において、上記強磁性体粉粒物と
しては、鉄粉、フエライト粉末等が例示できる。
なお、強磁性体粉粒物としては粒径0.2〜50μ程度
のものを用いることが好ましい。また、強磁性体
粉粒物は、上述したように気泡コンクリートの
0.001〜10重量%配合することが必要であるが、
0.01〜1重量%とすることがより好ましい。この
場合、セメントペーストに対しては0.03%以上の
配合量とし、セメントモルタル、セメントコンク
リートに対しては同量のセメントペーストに対す
る配合量を適宜増量した配合量とすることが特に
好ましい。なお、本発明の強磁性体粉粒物として
好適に使用し得る微粒鉄粉(三井金属社製)の性
状を第1表に示す。
を含む気泡コンクリート(セメントペースト、セ
メントモルタル及びセメントコンクリートを包含
する)の硬化時におけるモルタルの沈下を防止す
る工法に関する。 従来より、気泡コンクリートの製造において
は、セメント発泡剤を使用する方法のほか、界面
活性剤系、蛋白質系等の起泡剤を泡立てて気泡を
作り、これをセメントペースト、セメントモルタ
ル或いはセメントコンクリートに混合するプレフ
オーム法、起泡剤が配合されたセメントモルタル
などを撹拌して内部に気泡を発生させるプレミツ
クス法等が採用されている。このような気泡コン
クリートを現場において注型、硬化する場合、注
型してから硬化するまでの間に気泡コンクリート
の体積が減少するいわゆるモルタル沈下現象が生
じ、コンリートの強度損失等の原因となる。ま
た、工場における気泡コンクリートパネル等の製
造時においても同様のモルタル沈下現象が生じ
る。このようなモルタル沈下現象は、コンリート
の混練温度や、セメント減水剤、起泡剤の種類な
どが原因となつて発生すると考えられ、特に夏場
においては気泡の安定性がなくなり、モルタル沈
下現象が著しく生じる。 本発明者らは、上記事情に鑑み、気泡コンクリ
ートの硬化時におけるモルタル沈下現象を防止
し、気泡コンクリートを強度損失させることなく
安定に硬化させることについて種々研究を行なつ
ているうち、普通ポルトランドセメンと、カルシ
ウムサルホアルミネート(11CaO・7Al2O3・
CaF2)を速硬成分に持つポルトランド系の超速
硬性セメント(以下、ジエツトセメントというこ
とがある)と、細骨材としてα−石英、珪酸バリ
ウム(BaO・SiO2・H2O)、ハロイサイト及び/
又はバリウムハロイサイト(BaO・Al2O3・
3SiO2・nH2O、但しn=2〜10)とを含有する
高強度セメント組成物と起泡剤とを主成分とする
気泡コンクリートに対して0.001〜10重量%の強
磁性体粉粒物を混合すると共に、この気泡コンク
リートを水平面に置かれた型枠内に注型した後、
その上から磁場を作用させた状態においてこれを
硬化させた場合、意外にも上記モルタル沈下現象
が発生せず、上記目的が効果的に達成されること
を知見し、本発明をなすに至つたものである。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 本発明に係る気泡コンクリートのモルタル沈下
防止工法は、気泡コンクリートの硬化時における
モルタルの沈下を防止する工法において、普通ポ
ルトランドセメン50〜80重量部とカルシウムサル
ホアルミネート(11CaO・7Al2O3・CaF2)を速
硬成分に持つポルトランド系の超速硬性セメント
50〜20重量部との混合セメント100重量部に対し
て細骨材としてα−石英、珪酸バリウム
(BaO・SiO2・H2O)、ハロイサイト及び/又は
バリウムハロイサイト(BaO・Al2O3・3SiO2・
nH2O、但しn=2〜10)を5〜30重量部配合し
た高強度セメント組成物と起泡剤とを主成分とす
る気泡コンクリートに対して0.001〜10重量%の
強磁性体粉粒物を混合すると共に、この気泡コン
クリートを水平面に置かれた型枠内に注型した
後、その上から磁場を作用させた状態においてこ
れは硬化させるようにしたものである。 この場合、本発明において用いる気泡コンクリ
ートは、上記高強度セメント組成物に対して蛋白
質類、界面活性剤系等の通常の起泡剤(例えばパ
フーオム、エマールD3D(花王石鹸社製)、グル
フオーム(サンオリエント社製)等)などを配合
してプレフオーム法又はプレミツクス法により調
製される。即ち、上記高強度セメント組成物を用
いた気泡コンクリートは、成型時に900Kg/cm2以
上という高い圧縮強度を示すため、これを用いる
ことにより強度の極めて高い気泡コンクリート成
型品が得られるものである。ここで、上記高強度
セメント組成物において、珪酸バリウムはα−石
英と水酸化バリウムとを水熱反応させることによ
り得られ、また、バリウムハロイサイトはハロイ
サイトと水酸化バリウムとを水熱反応させること
により得られる。なお、本発明においては、気泡
コンクリートに対してセメント減水剤(例えばマ
イテイ150(花王石鹸社製))、発泡補助剤(例えば
メチルセルローズ、ハイメトローズ(信越化学社
製))や、更にグラウト剤、防錆剤、着色剤、防
水剤、有機高分子材料等の成分を適宜配合して差
支えない。 また、本発明において、上記強磁性体粉粒物と
しては、鉄粉、フエライト粉末等が例示できる。
なお、強磁性体粉粒物としては粒径0.2〜50μ程度
のものを用いることが好ましい。また、強磁性体
粉粒物は、上述したように気泡コンクリートの
0.001〜10重量%配合することが必要であるが、
0.01〜1重量%とすることがより好ましい。この
場合、セメントペーストに対しては0.03%以上の
配合量とし、セメントモルタル、セメントコンク
リートに対しては同量のセメントペーストに対す
る配合量を適宜増量した配合量とすることが特に
好ましい。なお、本発明の強磁性体粉粒物として
好適に使用し得る微粒鉄粉(三井金属社製)の性
状を第1表に示す。
【表】
本発明においては、上記気泡コンクリートに上
記強磁性体粉粒物を混合するものであるが、その
混合方法に特に制限はなく、均一に混合される方
法であればいずれの方法も採用し得るが、例えば
強磁性体粒粉物を予め混合したセメント組成物を
用いて気泡コンクリートを調製する方法や、セメ
ント混練の際に強磁性体粉粒物を混合する方法が
採用し得る。また、後述する実施例に示すよう
に、α−石英又はハロイサイトと水酸化バリウム
とフエライト粉末とを水中で煮沸還流反応させて
フエライト混入珪酸バリウム又はフエライト混入
バリウムハロサイトを製造し、これを細骨材とし
て気泡コンクリートを調製するといつた方法によ
り、強磁性体粉粒物を気泡コンクリートに混合し
てもよい。 本発明においては、上記の強磁性体粒粉物を混
合した気泡コンクリートを注型した後、この気泡
コンクリートに磁場を作用させた状態においてこ
れを硬化させるものである。この場合、磁場の強
さは通常0.01エールステツド程度の微弱磁場でも
差支えない。なお、磁場をかける方法には特に制
限はなく、例えば1cm2当り5〜10Kg程度の引張強
度を示す一般のマグネツトチヤツキを使用する方
法などが好適に採用し得る。 上述したように、本発明に係る気泡コンクリー
トのモルタル沈下防止工法は、気泡コンクリート
の硬化時におけるモルタルの沈下を防止する工法
において、上記高強度セメント組成物と起泡剤と
を主成分とする気泡コンクリートに対して0.001
〜10重量%の強磁性体粉粒物を混合すると共に、
この気泡コンクリートを水平面に置かれた型枠内
に注型した後、その上から磁場を作用させた状態
においてこれを硬化させるようにしたことによ
り、簡単かつ確実にモルタルの沈下現象を防止し
得るものである。本発明の有用性は、施工現場の
みならず、気泡コンクリートパネルの工場生産に
おいても発揮されるもので、例えば硬化前にパネ
ルを移動する場合などにおいても、磁場をかけた
まま移動すればモルタルの沈下を防止し得る。ま
た、一般に発泡コンクリートの軽量化や骨材の添
加と共にモルタル沈下現象が生じ易くなるが、本
発明はこのような場合にも極めて有用である。し
かも、本発明によつて気泡コンクリートを硬化し
た場合、コンクリート強度が高くなる傾向があ
り、この点でも本発明は有用なものである。 次に実施例を示し、本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 α−SiO2(珪砂輸入品)125g、水酸化バリウ
ム・8水塩5g及びフエライト粉末 (BaFe12O19、平均粒径0.5μ)2gを1の三
径コルベンにとり、この中に水300mlを注入する。
次に、上記混合物をN2ガス流入下において常圧
下で加熱し、約60分間煮沸還流反応させる。その
後、反応液を自然放冷にて85℃に冷却してから反
応沈澱物を減圧下にヌツチエで濾取し、得られた
反応沈澱物を湯水で充分洗浄してから再度濾過す
る。このようにして得られた反応沈澱物を95℃に
設定した電気乾燥機て乾燥し、124gの淡褐色粉
末状のフエライト混入α−SiO2バリウム反応物
を得た。 次に普通ポルトランドセメント300g、ジエツ
トセメント150g及び上記フエライト混入α−
SiO2バリウム反応物100gを均一に混合した後、
これを減水剤(マイテイ150、花王石鹸社製)8
gを水160mlに溶かしておいた液に投入し、よく
混練してペーストとする。このペーストの中に、
特殊蛋白36g及びエマールD3D4.0gを水1000ml
に溶かした水溶液を泡立機で発泡させた泡剤(泡
密度48g/)を添加して混練し、気泡コンクリ
ートスラリー(嵩比重0.45)を得た。 上記気泡コンクリートスラリーを型に注型した
後、型の半分にマグネツトチヤツキにより磁場を
かけ、この状態でこれを40℃乾燥雰囲気中におい
て30分間加温して取り出し、養生して気泡コンク
リートを得た。この気泡コンクリートは、磁場を
かけた部分は表面が水平で、モルタル沈下現象が
全く生じていなかつたのに対し、磁場をかけなか
つた部分は表面がへこみ、モルタル沈下現象が生
じていた。 実施例 2 ハロイサイト125g、水酸化バリウム・8水塩
36g及びフエライト粉末2gを1の三径コルベ
ンにとり、この中に水300mlを注入する。次に、
上記混合物をN2ガス流入下において常圧下で加
熱し、15分間煮沸還流反応させる。その後、実施
例1と同様に処理して淡褐色の粉末134.5gを得
た。 次に、普通ポルトランドセメント300g、ジエ
ツトセメント150g及び上記淡褐色粉末100gを用
い、実施例1と同様の方法により気泡コンクリー
トスラリー(嵩比重0.55)を得た。 上記気泡コンクリートスラリーを実施例1と同
様に処理して気泡コンクリートを得たところ、こ
の気泡コンクリートも実施例1と同様の状態であ
り、磁場をかけた部分にはモルタル沈下現象が生
じていなかつた。 実施例 3 内容量1のオートクレーブにα−SiO2(珪砂
輸入品)250gとフエライト粉末4gとを予め均
一に混合したもの、水酸化バリウム・8水塩60g
及びフエライト粉末4gをとり、この中に水550
mlを入れて160°、6気圧において1時間反応さ
せ、放冷後反応液を取り出し、これを湯浴にて約
80℃に加温して反応沈澱物を減圧濾取する。得ら
れた反応沈澱物を80℃の湯水で充分洗浄してから
再度減圧濾取し、これを95℃に設定した電気乾燥
機で乾燥し、淡褐色粉末277gを得た。なお、こ
の淡褐色粉末をX線回折法により分析した結果を
第2表に示す。
記強磁性体粉粒物を混合するものであるが、その
混合方法に特に制限はなく、均一に混合される方
法であればいずれの方法も採用し得るが、例えば
強磁性体粒粉物を予め混合したセメント組成物を
用いて気泡コンクリートを調製する方法や、セメ
ント混練の際に強磁性体粉粒物を混合する方法が
採用し得る。また、後述する実施例に示すよう
に、α−石英又はハロイサイトと水酸化バリウム
とフエライト粉末とを水中で煮沸還流反応させて
フエライト混入珪酸バリウム又はフエライト混入
バリウムハロサイトを製造し、これを細骨材とし
て気泡コンクリートを調製するといつた方法によ
り、強磁性体粉粒物を気泡コンクリートに混合し
てもよい。 本発明においては、上記の強磁性体粒粉物を混
合した気泡コンクリートを注型した後、この気泡
コンクリートに磁場を作用させた状態においてこ
れを硬化させるものである。この場合、磁場の強
さは通常0.01エールステツド程度の微弱磁場でも
差支えない。なお、磁場をかける方法には特に制
限はなく、例えば1cm2当り5〜10Kg程度の引張強
度を示す一般のマグネツトチヤツキを使用する方
法などが好適に採用し得る。 上述したように、本発明に係る気泡コンクリー
トのモルタル沈下防止工法は、気泡コンクリート
の硬化時におけるモルタルの沈下を防止する工法
において、上記高強度セメント組成物と起泡剤と
を主成分とする気泡コンクリートに対して0.001
〜10重量%の強磁性体粉粒物を混合すると共に、
この気泡コンクリートを水平面に置かれた型枠内
に注型した後、その上から磁場を作用させた状態
においてこれを硬化させるようにしたことによ
り、簡単かつ確実にモルタルの沈下現象を防止し
得るものである。本発明の有用性は、施工現場の
みならず、気泡コンクリートパネルの工場生産に
おいても発揮されるもので、例えば硬化前にパネ
ルを移動する場合などにおいても、磁場をかけた
まま移動すればモルタルの沈下を防止し得る。ま
た、一般に発泡コンクリートの軽量化や骨材の添
加と共にモルタル沈下現象が生じ易くなるが、本
発明はこのような場合にも極めて有用である。し
かも、本発明によつて気泡コンクリートを硬化し
た場合、コンクリート強度が高くなる傾向があ
り、この点でも本発明は有用なものである。 次に実施例を示し、本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 α−SiO2(珪砂輸入品)125g、水酸化バリウ
ム・8水塩5g及びフエライト粉末 (BaFe12O19、平均粒径0.5μ)2gを1の三
径コルベンにとり、この中に水300mlを注入する。
次に、上記混合物をN2ガス流入下において常圧
下で加熱し、約60分間煮沸還流反応させる。その
後、反応液を自然放冷にて85℃に冷却してから反
応沈澱物を減圧下にヌツチエで濾取し、得られた
反応沈澱物を湯水で充分洗浄してから再度濾過す
る。このようにして得られた反応沈澱物を95℃に
設定した電気乾燥機て乾燥し、124gの淡褐色粉
末状のフエライト混入α−SiO2バリウム反応物
を得た。 次に普通ポルトランドセメント300g、ジエツ
トセメント150g及び上記フエライト混入α−
SiO2バリウム反応物100gを均一に混合した後、
これを減水剤(マイテイ150、花王石鹸社製)8
gを水160mlに溶かしておいた液に投入し、よく
混練してペーストとする。このペーストの中に、
特殊蛋白36g及びエマールD3D4.0gを水1000ml
に溶かした水溶液を泡立機で発泡させた泡剤(泡
密度48g/)を添加して混練し、気泡コンクリ
ートスラリー(嵩比重0.45)を得た。 上記気泡コンクリートスラリーを型に注型した
後、型の半分にマグネツトチヤツキにより磁場を
かけ、この状態でこれを40℃乾燥雰囲気中におい
て30分間加温して取り出し、養生して気泡コンク
リートを得た。この気泡コンクリートは、磁場を
かけた部分は表面が水平で、モルタル沈下現象が
全く生じていなかつたのに対し、磁場をかけなか
つた部分は表面がへこみ、モルタル沈下現象が生
じていた。 実施例 2 ハロイサイト125g、水酸化バリウム・8水塩
36g及びフエライト粉末2gを1の三径コルベ
ンにとり、この中に水300mlを注入する。次に、
上記混合物をN2ガス流入下において常圧下で加
熱し、15分間煮沸還流反応させる。その後、実施
例1と同様に処理して淡褐色の粉末134.5gを得
た。 次に、普通ポルトランドセメント300g、ジエ
ツトセメント150g及び上記淡褐色粉末100gを用
い、実施例1と同様の方法により気泡コンクリー
トスラリー(嵩比重0.55)を得た。 上記気泡コンクリートスラリーを実施例1と同
様に処理して気泡コンクリートを得たところ、こ
の気泡コンクリートも実施例1と同様の状態であ
り、磁場をかけた部分にはモルタル沈下現象が生
じていなかつた。 実施例 3 内容量1のオートクレーブにα−SiO2(珪砂
輸入品)250gとフエライト粉末4gとを予め均
一に混合したもの、水酸化バリウム・8水塩60g
及びフエライト粉末4gをとり、この中に水550
mlを入れて160°、6気圧において1時間反応さ
せ、放冷後反応液を取り出し、これを湯浴にて約
80℃に加温して反応沈澱物を減圧濾取する。得ら
れた反応沈澱物を80℃の湯水で充分洗浄してから
再度減圧濾取し、これを95℃に設定した電気乾燥
機で乾燥し、淡褐色粉末277gを得た。なお、こ
の淡褐色粉末をX線回折法により分析した結果を
第2表に示す。
【表】
【表】
次に、普通ポルトランドセメント300g、ジエ
ツトセメント150g及び上記淡褐色粉末100gを用
い、実施例1と同様の方法により気泡コンクリー
トスラリー(嵩比重0.6)を得た。 上記気泡コンクリートスラリーを実施例1と同
様に処理して気泡コンクリートを得たところ、こ
の気泡コンクリートも実施例1と同様の状態あ
り、磁場をかけた部分にはモルタル沈下現象が生
じていなかつた。 実施例 4 普通ポルトランドセメント910g、ジエツトセ
メント490g及び微粉末珪砂100gを均一に混合し
た後、これを減水剤(マイテイ150)23gを水500
mlに溶かしておいた液に投入し、よく混練してペ
ーストとする。このペーストに微粉末鉄粉WSタ
イプ(三井金属社製、粒径0.2〜0.3μ、
75.5EMu/g、12.8ジグマー、120HEC)10gを
加えて混練した後、更に実施例1と同様の泡剤を
添加して混練し、気泡コンクリートスラリー(嵩
比重0.5)を得た。 上記気泡コンクリートスラリーを実施例1と同
様に処理して気泡コンクリートを得たところ、こ
の気泡コンクリートも実施例1と同様の状態であ
り、磁場をかけた部分にはモルタル沈下現象が生
じていなかつた。
ツトセメント150g及び上記淡褐色粉末100gを用
い、実施例1と同様の方法により気泡コンクリー
トスラリー(嵩比重0.6)を得た。 上記気泡コンクリートスラリーを実施例1と同
様に処理して気泡コンクリートを得たところ、こ
の気泡コンクリートも実施例1と同様の状態あ
り、磁場をかけた部分にはモルタル沈下現象が生
じていなかつた。 実施例 4 普通ポルトランドセメント910g、ジエツトセ
メント490g及び微粉末珪砂100gを均一に混合し
た後、これを減水剤(マイテイ150)23gを水500
mlに溶かしておいた液に投入し、よく混練してペ
ーストとする。このペーストに微粉末鉄粉WSタ
イプ(三井金属社製、粒径0.2〜0.3μ、
75.5EMu/g、12.8ジグマー、120HEC)10gを
加えて混練した後、更に実施例1と同様の泡剤を
添加して混練し、気泡コンクリートスラリー(嵩
比重0.5)を得た。 上記気泡コンクリートスラリーを実施例1と同
様に処理して気泡コンクリートを得たところ、こ
の気泡コンクリートも実施例1と同様の状態であ
り、磁場をかけた部分にはモルタル沈下現象が生
じていなかつた。
Claims (1)
- 1 気泡コンクリートの硬化時におけるモルタル
の沈下を防止する工法において、普通ポルトラン
ドセメン50〜80重量部とカルシウムサルホアルミ
ネート(11CaO・7Al2O3・CaF2)を速硬成分に
持つポルトランド系の超速硬性セメント50〜20重
量部との混合セメント100重量部に対して細骨材
としてα−石英、珪酸バリウム(BaO・SiO2・
H2O)、ハロイサイト及び/又はバリウムハロイ
サイト(BaO・Al2O3・3SiO2・nH2O、但しn=
2〜10)を5〜30重量部配合した高強度セメント
組成物と起泡剤とを主成分とする気泡コンクリー
トに対して0.001〜10重量%の強磁性体粉粒物を
混合すると共に、この気泡コンクリートを水平面
に置かれた型枠内に注型した後、その上から磁場
を作用させた状態においてこれを硬化させるよう
にしたことを特徴とする気泡コンクリートのモル
タル沈下防止工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19398183A JPS6085904A (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 気泡コンクリ−トのモルタル沈下防止工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19398183A JPS6085904A (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 気泡コンクリ−トのモルタル沈下防止工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6085904A JPS6085904A (ja) | 1985-05-15 |
| JPH0421562B2 true JPH0421562B2 (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=16316987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19398183A Granted JPS6085904A (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 気泡コンクリ−トのモルタル沈下防止工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6085904A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102206093B (zh) * | 2011-03-28 | 2013-01-02 | 遵义建泰轻质节能材料有限公司 | 一种泡沫混凝土及其生产工艺 |
| CN103396025B (zh) * | 2013-08-01 | 2016-01-20 | 北京金科复合材料有限责任公司 | 一种金属防锈不发火防静电耐磨抗冲击地面材料及其制备 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5423690A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-22 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Suspension polymerization of vinyl chloride |
-
1983
- 1983-10-17 JP JP19398183A patent/JPS6085904A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6085904A (ja) | 1985-05-15 |
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