JPH0421637Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0421637Y2
JPH0421637Y2 JP1986115061U JP11506186U JPH0421637Y2 JP H0421637 Y2 JPH0421637 Y2 JP H0421637Y2 JP 1986115061 U JP1986115061 U JP 1986115061U JP 11506186 U JP11506186 U JP 11506186U JP H0421637 Y2 JPH0421637 Y2 JP H0421637Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
cavity
gas
casting
molten metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986115061U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6325246U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986115061U priority Critical patent/JPH0421637Y2/ja
Publication of JPS6325246U publication Critical patent/JPS6325246U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0421637Y2 publication Critical patent/JPH0421637Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鋳造用金型構造に関し、詳しくはガス
抜きベント構造に関するものである。
〔従来の技術〕
現在、アルミホイール等の構造は、主に、低圧
鋳造法により行われている。低圧鋳造法は、密閉
した容器内の溶湯面に比較的小さい圧力をガスに
よつて加え、溶湯中に挿入した唯一の容器外への
開放口であるストークを通して溶湯を押し上げ、
ストーク上端に密着して設置された鋳型に注湯す
る鋳造法であり、溶湯の酸化が少なく、ノロや空
気の巻き込みも少ないなどの特徴を有する。しか
し、一般に、金型温度を非常に高く(例えば上
型、下型ともに450〜500℃程度)して鋳造するた
め、鋳造サイクルタイムが長い、すなわち生産性
が低い、ピンホール不良が多いといつた問題があ
る。そこで、これらの問題を解決すべく金型温度
を下げると、溶湯充てん時に溶湯の冷却が促進さ
れ、湯まわり不良を発生する。湯まわり不良やピ
ンホール不良をなくし、鋳造サイクルタイムを短
縮するためには充てん速度を大きくすることが必
要である。鋳造時の溶湯の充てん過程において、
特に、充てん速度が大きい場合、キヤビテイ内の
ガスを効率よく、確実に抜くことが重要で、金型
には、各部位、例えば金型の見切り面や入子の合
わせ面にスリツトベントを設けたり、直金型の型
面に直接Vベントを設けたり、又は局部的にガス
のたまりやすい部分に交換可能な焼結ベントや角
ベント等を設けている。更に、スリツトベント等
に真空ポンプを接続して強制的に排気することも
行われ、また、スリツトベント等にオリフイス部
を有する流路を接続し、該流路に圧縮空気を流す
ことによりキヤビテイ内のガス抜きを行うことが
実開昭57−146956号に提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、アルミホイールを第5図に示す
ような、溶湯7の入つた保持炉9と、該保持炉9
を密閉するふた11と、保持炉9内加圧ガスを導
入する導入管12と、下端が溶湯7中にあり、ふ
た11を貫いて突出しているストーク6と、スト
ーク6の上端に密着して設けられた下型5と、二
つに分割する横型1と、上型4と、押し出しピン
10とで概略構成された低圧鋳造装置を用いて、
溶湯の充てん速度を大きくして鋳造すると、第6
図に示すように横型の型面の上端部に面する、ア
ルミホイール13の外周縁部14にガス欠陥が発
生する。これは、鋳造時の充てん過程において、
キヤビテイ8内のガスが上型4と横型1との見切
り面に形成されたスリツトベントからたとえ強制
的に排気しても十分に抜けずに残つてしまうため
である。そこで上記したようにVベントを横型の
型面の上端部に設けてガスを抜くことが考えられ
るが、横型の抜き方向に対して一部Vベントが直
角方向になるため、Vベントを設けることは採用
できない。また、横型に焼結ベントを設置して横
型の裏面へガスを抜くことを試みたが、鋳造条件
によつては焼結ベントの中に溶湯が入り込んでし
まい、ベントの効果が低下した。そこで、塗型剤
を横型に厚くぬり、その塗型層を利用してガス抜
きすることを試みたが、塗型層がはがれたり、塗
型層が不均一で通気性にばらつきがあるという不
具合が生じた。
本考案は、上記問題点を解決するためのもの
で、ガス欠陥の発生を防止した鋳造用金型構造を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の鋳造用金型構造は、キヤビテイの先端
部に面する金型部分に多数の入子を配置し、入子
と入子の間に金型のベントを連通するすき間を形
成した鋳造用金型構造において、 入子は型面と型面を挟んでくさび状に向い合う
二側面とを有するブロツク状であり且つ二側面の
うちの一側面の型面側の端部に段差を設けてキヤ
ビテイと通ずる溝状のすき間が形成されてなり、 入子をキヤビテイの先端部を取り巻くように円
周方向に多数配置することにより多数のすき間を
円周方向に放射状に配置してなることを特徴とす
るものである。
〔作用〕
鋳造時の溶湯の充てん過程において、ガスが残
り、鋳造品にガス欠陥が生じやすいキヤビテイの
先端部に面する金型部分に多数の所定形状の入子
を配置し、入子と入子の間にすき間を形成したた
め、キヤビテイの先端部全体に多数のスリツトベ
ントが円周方向に放射状に形成されることとな
り、そのすき間が金型のベントと連通しているた
め、キヤビテイの先端部全体からガス抜きするこ
とができ、しかも溶湯がすき間に入り込まない。
〔実施例〕
本考案を一実施例により図面を参照して説明す
る。
本実施例は、本考案を自動車のアルミニウムホ
イールに適用したものである。
本実施例の鋳型は、第1図及び第3図に示すよ
うに、二分割タイプの横型1と上型4と下型5と
で構成し、鋳造時の溶湯の充てん過程において、
キヤビテイ内のガスが残り、鋳造品にガス欠陥を
生じやすい部位である、円筒上のキヤビテイ8の
上端の外周縁部に面する、横型1の部分に、第2
図Cに示すような、一方の側面の型面側に0.1mm
低くなつた段差部2bを形成した入子を第2図a
に示すように円周方向に1列に並べ、ホルダー3
でボルト3aを用いて横型1に固定した。そのた
め、入子2は、それぞれ、段差部2aを有する側
面と、平面である方の側面とが合わさるので、第
2図bに示すように、入子と入子の間に0.1mmの
すき間2aが形成され、該すき間2aは上部で第
1図に示すように、上型4と横型1(及びホルダ
ー3及び入子2)との見切り面に形成されたスリ
ツトベント4aと連通した。横型1は二分割され
た型からなり、一方の横型1に45個の入子が並
び、その結果、円筒状のキヤビテイ8の先端の外
周縁部に面する横型1の部分全周に90個所のすき
間2aが形成された。入子2は側面がくさび状に
4°の角度で向い合つており、横型1の内周に並べ
られているため、アーチ状になり、がたついたり
せず、すき間2aは常に0.1mmの間隙が保持され
る。
次に、アルミニウムホイールの鋳造を説明す
る。
第3図に示すように、溶湯7を入れた保持炉9
の溶湯7の上部に導入管12からガスを導入する
と、溶湯7中に挿し込まれたストーク6を除いて
ふた11によつて該保持炉9が密閉されているた
め、溶湯7がストーク6を押し上げられ、横型1
と上型4と下型5とにより形成されたキヤビテイ
8内に充てんされた。このとき、キヤビテイ内の
空気は、第1図に示すように、キヤビテイ8の上
端の外周縁部に面した横型1の部分に配置された
90個の入子2の段差部によつて形成された90個の
すき間2aから上型4と横型1との間のスリツト
ベント4aを通して排気された。次いでキヤビテ
イ8内の溶湯が凝固した後、ガスの導入による溶
湯8面の加圧を止め、保持炉9内のガスを排気し
た。次に、横型1を開き、上型4を上昇させた。
凝固した溶湯が上型4にはりついて上型4ととも
に上昇し、これを押し出しピン装置10により離
型させてホイールを得た。
比較例として、キヤビテイの上端の外周縁部に
面する横型の部分に入子を有しないこと以外実施
例と同様の従来の鋳型を用いて、実施例と同様に
してホイールを鋳造した。
実施例及び比較例のホイールの外周縁部の表面
状態をそれぞれ表わす図を示す第4図a及び第4
図bからわかるように、比較例のホイールの外周
縁部にガス欠陥Aが生じたが、実施例のホイール
の外周縁部にはガス欠陥は生じず、きれいな表面
を有していた。本実施例では、入子と入子の間の
すき間2aを0.1mmとしたため、十分にガス抜き
することができ、しかもアルミニウム溶湯は該す
き間2aに入り込むことがなかつた。このすき間
は0.2mmとすると、溶湯がすき間に入り込むため、
0.1mm程度とすることが好ましい。
なお、本考案は低圧鋳造法のほか、ダイカス
ト、吸引鋳造法等他の鋳造法にも適用することが
できる。
〔考案の効果〕
本考案は、上記したように、ガス欠陥の発生し
やすい部位に多数の入子式スリツトベントを設け
たので、ガス欠陥のない高品質の鋳造品を製造す
ることができ、ガス欠陥の発生しやすい円筒状の
鋳造品であつても、本考案を適用することにより
製造が可能となり、溶湯の充てん速度を大きくす
ることができるため、鋳造サイクルタイムを短縮
し、ピンホールを低減することができ、不良品が
できないことからコストを低減することができる
など多くの利点を併有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の鋳型の要部断面
図、第2図aは本考案の一実施例の入子とホルダ
ーの部分上面図、第2図bは第2図aの入子とホ
ルダーの要部拡大図、第2図cは第2図aの入子
の斜視図、第3図は本考案の一実施例の低温鋳造
装置の断面図、第4図aは本考案の一実施例によ
り鋳造したホイールの外周縁部の表面状態を示す
図、第4図bは比較例により鋳造したホイールの
外周縁部の表面状態を示す図、第5図は従来の低
圧鋳造装置の断面図、第6図は従来の低圧鋳造装
置により鋳造したホイールの断面を表わす。 図中、1……横型、2……入子、2a……すき
間、3……ホルダー、4……上型、4a……スリ
ツトベント、5……下型、8……キヤビテイ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビテイの先端部に面する金型部分に多数の
    入子を配置し、入子と入子の間に金型のベントを
    連通するすき間を形成した鋳造用金型構造におい
    て、 入子は型面と型面を挟んでくさび状に向い合う
    二側面とを有するブロツク状であり且つ二側面の
    うちの一側面の型面側の端部に段差を設けてキヤ
    ビテイと通ずる溝状のすき間が形成されてなり、 入子をキヤビテイの先端部を取り巻くように円
    周方向に多数配置することにより多数のすき間を
    円周方向に放射状に配置してなることを特徴とす
    る鋳造用金型構造。
JP1986115061U 1986-07-26 1986-07-26 Expired JPH0421637Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986115061U JPH0421637Y2 (ja) 1986-07-26 1986-07-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986115061U JPH0421637Y2 (ja) 1986-07-26 1986-07-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6325246U JPS6325246U (ja) 1988-02-19
JPH0421637Y2 true JPH0421637Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=30998369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986115061U Expired JPH0421637Y2 (ja) 1986-07-26 1986-07-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0421637Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7135505B2 (ja) * 2018-07-03 2022-09-13 日産自動車株式会社 鋳造用金型装置および低圧鋳造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735035B2 (ja) * 1986-06-18 1995-04-19 株式会社石川製作所 サイの目豆腐の製造方法とその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6325246U (ja) 1988-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02220733A (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法
CN109759563A (zh) 一种高压喷雾冷却铸造成型工艺
JPH0421637Y2 (ja)
WO1997009140A1 (fr) Procede et appareil d'amenee de metal en fusion dans un moule de coulee
JPS60170567A (ja) アルミホイールの水ミスト冷却鋳造法
JPS6310056A (ja) タイヤ成形加硫用金型の低圧鋳造用鋳型
CN210435341U (zh) 铝合金辅压铸造模具
JP2968671B2 (ja) 鋳造方法および装置
JPH0360845A (ja) 精密鋳造用鋳型の製造方法
JP2535223B2 (ja) 異形フランジを有する部品の成形方法
JPS6049066B2 (ja) 中子成形用型の排気構造
JPS61219458A (ja) ダイカスト装置
JP2813134B2 (ja) 複数個取り高圧鋳造用金型
JPH0367787B2 (ja)
JP3141615B2 (ja) 差圧鋳造装置
JPS5970453A (ja) アルミニウム鋳込回転子製造方法
CN215392421U (zh) 一种离合器压盘加工用高精度浇注装置
JPS5890365A (ja) アルミニウム合金の金型鋳造法
JPH0515561B2 (ja)
JP2004058107A (ja) 車両用ホイール向け鋳造用金型
JPH0241753A (ja) 加圧鋳造装置
JP2575334Y2 (ja) 鋳造用金型
JPS63309351A (ja) フルモ−ルド鋳造方法
JPH07144267A (ja) アルミニウム基複合材の鋳ぐるみ方法
JPH0515413Y2 (ja)