JPH04216406A - アクティブ式測距方法 - Google Patents

アクティブ式測距方法

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JPH04216406A
JPH04216406A JP41115590A JP41115590A JPH04216406A JP H04216406 A JPH04216406 A JP H04216406A JP 41115590 A JP41115590 A JP 41115590A JP 41115590 A JP41115590 A JP 41115590A JP H04216406 A JPH04216406 A JP H04216406A
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JP
Japan
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distance
gain
light
value
measurement data
Prior art date
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Pending
Application number
JP41115590A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekane Gotou
後藤 繁謙
Takaaki Kotani
高秋 小谷
Tatsuo Saito
斉藤 竜夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP41115590A priority Critical patent/JPH04216406A/ja
Publication of JPH04216406A publication Critical patent/JPH04216406A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮影画面内の複数個所に
測距光を投光し、これらの反射光を受光して測距を行う
マルチビームタイプのアクティブ式測距方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近のコンパクトカメラにはアクティブ
タイプの測距装置が利用されている。アクティブタイプ
の測距装置は、被写体に向けて近赤外光を投光し、被写
体からの反射光を半導体位置検出器(PSD:Posi
tion Sensitive Detector )
等の受光素子で受光する。受光素子上での前記反射光の
入射位置は被写体距離に応じて変化し、これに伴って受
光素子からの信号も変化するから、被写体距離を電気的
に測定することができる。このような測距装置では、測
距光を投光する投光部は、近赤外発光ダイオード等の光
源とこの光源からの測距光を被写体側に向けて効率良く
指向させるための投光レンズとから構成され、また受光
部は前記受光素子の他に、被写体からの反射光を効率良
く受光素子上に集光するための受光レンズとから構成さ
れている。
【0003】上述したアクティブ式測距装置の中には、
撮影画面内の中央部だけでなく、その周辺部も含めた複
数個所に測距光を投光し、これらの複数の測距点につい
て被写体距離を測定するマルチビームタイプのものがあ
る。これによれば、主要被写体が撮影画面の中央部から
ずれていた場合でもこれに測距光を投光して、その距離
信号を得ることが可能となる。こうして各測距点ごとに
距離信号を得た後には、主要被写体の位置する確率が最
も高い撮影画面中央部の距離信号が至近距離から4〜5
mの範囲のものであるか否かを確認し、これに該当して
いれば撮影画面中央部で得られた距離信号でピント合わ
せを行い、該当していない場合には撮影画面の周辺部の
中で最も近い被写体距離に対応する距離信号を優先させ
てピント合わせを行う等の適宜の処理を行うことによっ
て、簡便な操作で高い確率で主要被写体にピントの合っ
た写真を撮影することができるようになる。
【0004】上記のようなマルチビームタイプのアクテ
ィブ式測距装置を採用した場合、撮影画面内から複数の
距離信号が得られ、場合によっては撮影画面の周辺部か
ら得られた距離信号でピント合わせが行われることもあ
るため、各測距点からはできるだけ正確な距離信号を検
出しておく必要がある。このため、各測距点について測
距光を複数回投光して複数個の測定データを得、これら
の平均値から距離信号を算出する等の工夫が行われてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述のように
撮影画面内の複数の測距点について、それぞれ複数回測
距光を投光して複数個の測定データを得ることは、正確
な測距を行う上で有効である反面、測距に要する時間が
長くなるという欠点が生じてくる。一般にオートフォー
カスカメラでは、シャッタボタンの押圧操作によって測
距及び撮影が行われるため、上記のように測距に要する
時間が長いとユーザの意図したタイミングからずれて撮
影が行わる結果となる。
【0006】本発明は上記背景を考慮してなされたもの
で、複数の測距点についてそれぞれ測距光を複数回投光
して測距を行う構成を採用しながら、測距の精度を劣化
させることなく、測距に要する時間の短縮化を図ったマ
ルチビームタイプのアクティブ式測距方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、撮影画面内に設定した複数の測距点の中で
も、主要被写体の位置する確率が最も高い撮影画面中央
部の測距点については正確を期して所定回数の測距光投
光,測定データの読み込みを行う一方、撮影画面の周辺
部については測距光の投光回数及び測定データの読み込
み回数を前記所定回数よりも少なくして測距時間の短縮
を図ったものである。
【0008】
【実施例】本発明の測距装置の構成を概略的に示した図
1において、投光部2は光源部3と投光レンズ4とから
構成され、投光レンズ4の光軸4aは撮影レンズ5の光
軸5aとほぼ平行となっている。光源部3は、それぞれ
近赤外光を発する3個のLED(発光ダイオード)3a
,3b,3cからなる。これらのLED3a,3b,3
cは水平に配列され、中央のLED3aは光軸4a上に
、またLED3b,3cはその左右にそれぞれ位置して
おり、撮影画面内の3個所に向けて各々ビーム状の測距
光を順次に投光する。
【0009】受光部7は受光レンズ8とPSD9とから
構成され、受光レンズ8の光軸8aも撮影レンズ光軸5
aとほぼ平行になっている。PSD9は、入射光の光量
及び入射位置に応じた信号を各々の出力端子9a,9b
から出力する。図1から明らかなように、近距離被写体
が近いほど被写体からの反射光はPSD9の端子9b側
に入射することになるが、出力端子9a,9bからの出
力信号の比の和と差の比もとにして、入射光の光量に依
存せずに、その入射位置に対応した信号を得ることがで
きる。なお、PSD9は水平方向に関しては識別作用を
もっておらず、垂直方向での入射高さが同じであれば、
水平方向での入射位置が異なっても出力端子9a,9b
からの出力信号の比は等価なものとなる。
【0010】LED3a〜3cはオートフォーカスIC
12からの信号により、LEDドライバ11を介して発
光制御される。オートフォーカスIC12は、マイクロ
コンピュータ14からのコマンドにしたがって予め決め
られた測距シーケンスを実行し、LEDドライバ11を
作動させる他に、PSD9の出力端子9a,9bからの
それぞれの信号を増幅やサンプルホールド処理してマイ
クロコンピュータ14に出力する。マイクロコンピュー
タ14は、前述のようにして得られる第1,第2チャン
ネルの出力信号をもとに演算を行い、被写体距離と相関
をもった距離信号を算出する。そして、マイクロコンピ
ュータ14によって算出された距離信号に対応して撮影
レンズ5のセット位置が決定される。
【0011】マイクロコンピュータ14には汎用型のも
のが使用され、測光回路51で検出されA/Dコンバー
タ52でデジタル変換された測光データも入力される。 マイクロコンピュータ14は測光データに基づいて最適
露光条件を算出し、露出制御回路53を介してステッピ
ングモータ54を駆動し、最適露光条件が満足される絞
り値,シャッタ速度でプログラムシャッタ55を開閉さ
せる。また、撮影後にはフイルム移送回路56によりフ
イルム給送モータ57を駆動してフイルム1コマ送りを
行わせる。なお、プログラムシャッタ55が開閉される
前には、レンズ移動回路58により前記距離信号に対応
した回転角でステッピングモータ60が駆動され、撮影
レンズ5は合焦位置に繰り出し制御される。
【0012】オートフォーカスIC12,マイクロコン
ピュータ14は概略的に図2に示したように構成されて
いる。オートフォーカスIC12は1チップのICから
なり、ロジック回路15,ゲインコントローラ16の他
、PSD9の出力端子9a,9bから出力されてくる第
1,第2チャンネルの信号電流を電圧に変換するプリア
ンプ17a,17b、ゲインコントロールアンプ18a
,18b、サンプルホールド回路20a,20b、バッ
ファアンプ21a,21b等からなる。
【0013】ゲインコントロールアンプ18a,18b
は、被写体距離が遠距離の場合、PSD9に入射してく
る反射光の光量が低下して出力端子9a,9bからの信
号電流の絶対値が小さくなることを考慮して設けられた
もので、後述するゲインコントロール処理によって適切
な増幅率が与えられる。サンプルホールド回路20a,
20bは、ロジック回路15からのサンプリングパルス
を受けてゲインコントロールアンプ18a,18bで増
幅された信号をサンプルホールドし、これらの信号をバ
ッファアンプ21a,21bを介してマイクロコンピュ
ータ14に出力する。なお、前記ロジック回路15は基
本的にシリアルイン−パラレルアウトのシフトレジスタ
からなり、ゲインコントローラ16はそのシフトレジス
タの所定ビット位置に設定されたゲインコントロールデ
ータを読み出し、これに基づいてゲインコントロールア
ンプ18a,18bのゲインを可変する。
【0014】マイクロコンピュータ14は、CPU24
,シリアルポート25,A/Dコンバータ26の他、測
距シーケンス実行用のプログラムを格納したROM27
及び測距シーケンス実行に際して得られるデータや各種
フラグを一時的に格納するRAM28からなる。シリア
ルポート25は、CPU24からのコマンドをシリアル
データパルス(AFSD)に変換してロジック回路15
に供給するとともに、このシリアルデータの転送パルス
(AFSCK),シリアルデータのラッチやLED3a
〜3cの発光タイミングを決定する制御パルス(AFL
CK)を出力する。また、A/Dコンバータ26は、オ
ートフォーカスIC12から供給されてくるアナログ信
号を、その信号電圧レベルに対応して8ビットのデジタ
ル値(十進数で0〜255を表す)に変換する。
【0015】図3は、ロジック回路15に用いられてい
る8ビットのシリアルイン−パラレルアウトのシフトレ
ジスタ30を概念的に示している。D0〜D4の5ビッ
トにはゲインコントロールデータ(GAIN)が、D5
〜D6の2ビットにはLED発光データ(LED)が、
またD7の1ビットにはLEDの発光/リセットの切替
えデータ(SET)が設定されている。5ビットのゲイ
ンコントロールデータは、「0」レベルから「31」レ
ベルまでのゲインレベルを表すことができる。また、2
ビットのLED発光データは「0」,「1」,「2」,
「3」の4状態を表すことができ、「0」のときにはL
ED3a〜3cの全てをオフ、「1」のときにはLED
3aのみ点灯、「2」,「3」のときにはそれぞれLE
D3b,LED3cを点灯させることを表す。
【0016】図4は基本的な測距シーケンスの手順を示
すフローチャートで、オートフォーカスIC12のアン
プ系のオフセット値を検出する処理、LED3a〜3c
を順番に点灯して得られる出力信号をゲインコントロー
ルアンプを通して得、その信号レベルに応じてゲインコ
ントロールアンプのゲインを最適値に決めるゲイン決定
処理、こうして決められたゲインのもとで改めて測定デ
ータを取り込み、その測定データに基づいて測距演算を
行う処理が順次に実行される。
【0017】以下、上記構成による作用について説明す
る。シャッタボタンの半押し信号によって測距シーケン
スが実行を開始すると、まず図5に示したオフセット値
の検出処理が実行される。オフセット値検出処理が行わ
れるときには、シフトレジスタ30の「D0〜D7」の
各ビット位置に「01000000」(2進数)が設定
される。これにより、「GAIN=8」,「LED=0
」,「SET=0」の各コマンドデータが設定される。 このコマンドデータの設定は図6のタイミングチャート
に示したP1の時点、すなわち転送パルスAFSCKが
8個のパルスを送出し、制御パルスAFLCKがローレ
ベルになったときにラッチされる。なお、シリアルデー
タパルスの転送は、転送パルスAFSCKの立ち上がり
によってシフトレジスタ30に順次に転送される。 さらに上記コマンドデータの転送後にはCPU24内の
所定レジスタに「COUNT=8」がセットされる。
【0018】シフトレジスタ30にセットされたコマン
ドデータの内、「GAIN=8」のデータはゲインコン
トローラ16を介してゲインコントロールアンプ18a
,18bに供給され、ゲインコントロールアンプ18a
,18bのゲインは各々「8」に設定される。なお、「
GAIN=31」が最大増幅率、「GAIN=0」が最
小増幅率に対応している。
【0019】シリアルデータの転送後、第1,第2チャ
ンネルからの出力信号をサンプルホールドし、これをA
/D変換したデジタル値AFD1,AFD2が8ビット
の2進データとしてマイクロコンピュータ14に読み込
まれる。この読み込み処理の手順は、図7のフローチャ
ートに示したように、まず制御パルスAFLCKがΔT
1の期間中ローレベルにされる。この期間中にシリアル
データパルスAFSDが変化すると、そのタイミングで
LED3a〜3c、サンプルホールド回路20a,20
b等の制御が行われる。まず、AFSDがローレベルに
なったP2の時点はLED3a〜3cの点灯タイミング
に利用される。ただし、オフセット値検出処理時におい
ては、「LED=0」のコマンドになっているため、い
ずれのLED3a〜3cも点灯されない。
【0020】P2の時点からΔT2経過するとAFSD
がハイレベルになり、このタイミングでサンプルホール
ド回路20a,20bがゲインコントロールアンプ18
a,18bそれぞれからの出力信号をホールドする。な
お、これらの出力信号はゲインコントロールアンプ18
a,18bによりそれぞれ初期設定の「GAIN8」で
増幅された値となっている。さらにΔT3経過後、AF
SDはローレベルとなりLED3a〜3cの発光停止信
号として用いられ、ΔT4後にはハイレベルに復帰する
。AFLCKは、ΔT1のローレベル期間経過後に再び
ハイレベルになり、このハイレベル期間ΔT5が経過し
て1サイクルの完了となる。
【0021】AFSDがローレベルとなったP3の時点
からΔT6時間経過すると、サンプルホールド回路20
a,20bにホールドされていた出力信号はバッファア
ンプ21a,21bを介してA/Dコンバータ26で8
ビットのデジタル値に変換され、これらが第1,第2チ
ャンネルの測定データAFD1,AFD2としてCPU
24によって読み込まれ、RAM28内の所定アドレス
位置に格納される。
【0022】上記測定データAFD1,AFD2の取り
込み処理は8回繰り返される。そして、これらの8個の
測定データはチャンネルごとに平均され、これらの平均
値がオフセット値OF1,OF2として決定される。こ
のオフセット値検出処理は、LED3a〜3cを消灯さ
せたままで実行されることから、これらの平均値はPS
D9に入射している周囲光によるノイズや、プリアンプ
17a,17b以降のアンプ,信号処理系によって生じ
るノイズ等による値を意味している。
【0023】オフセット値検出の後は、図8及び図9の
フローチャートに示したゲイン決定処理が行われる。ゲ
イン決定処理が開始されるときには、RAM28内に設
定された「GSNGフラグ」が初期状態にリセットされ
、「GCOUNT」が初期値「0」にセットされる。 しかる後にシリアルポート25からロジック回路15に
新たなコマンドを表すシリアルデータが転送され、シフ
トレジスタ30の各ビット位置には「01000011
」の2進データがセットされる。これにより、ゲインコ
ントロールアンプ18a,18bのゲインが初期値「8
」にセットされ、また「LED=1」,「SET=1」
の各コマンドの設定が行われ、LED3aのみが点灯可
能状態となる。
【0024】図8に示したように、「LED=1」のコ
マンド設定でゲイン決定処理が行われる場合には設定可
能なゲインの最大値「GMAX」が「31」となり、「
LED=2」あるいは「LED=3」の場合には「GM
AX=28」になる。すなわち、図13に例示した撮影
画面40の中央部に設定した測距点P1について、LE
D3aの点灯により測距するときのゲインの最大値に対
し、撮影画面40の周辺部に設定した測距点P2,P3
を測距するときのゲインの最大値は低く抑えられる。 その理由は、周辺部の測距点P2,P3からの反射光は
、もともと受光レンズ8に対しては斜入光となって光量
が低下しやすく、これを補償するためにゲインを高くし
過ぎると、ノイズも増幅されてしまって測定データにバ
ラツキが生じやすくなるからである。したがって、上記
のように撮影画面周辺部の測距点P2,P3を測距する
ときのゲインの最大値を低くしてやることによって、撮
影画面の中央部を測距したときと撮影画面の周辺部を測
距したときとで、得られる測定データに対するノイズの
影響をほぼ同程度にとどめることができ、測距条件を均
等に維持することができる。
【0025】上記コマンド設定の後、オフセット値検出
処理と同様に測定データAFD1,AFD2の読み込み
処理が実行されるが、この場合にはLED3aが図6の
タイムチャートから明らかなように、「ΔT2+ΔT3
」の期間点灯される。したがって、図1の状態ではLE
D3aからの測距光が主要被写体S1に照射され、その
反射光が受光レンズ8を通ってPSD9に入射する。 そして、このときにPSD9の両端子9a,9bから出
力される信号は、PSD9に入射した光の強度及び入射
位置の情報を含んでいる。また、各々のLED3a〜3
cの点灯周期は1msecに決められている。
【0026】これらの信号が各々デジタル変換された後
、測定データAFD1,AFD2として取り込まれると
、そのいずれかが16進数で「F0」(十進数では「2
40」)に達しているか否かが判断される。そして、そ
のいずれかが「F0」以上である場合には、レベルが高
すぎてほぼオーバーフロー(飽和)状態であると判定さ
れる。このように一方の測定データが飽和状態に達して
いることは、PSD9への入射光光量が極めて大きく、
測定データとしては信頼性に欠けることを意味している
と同時に、画面中央の被写体がかなり接近した位置にあ
り、「GAIN=8」の最小ゲインでも反射光が強過ぎ
る場合である。したがって、このときのゲインの値が初
期値(最小値)「8」であることが確認されると、「A
FRESULT←127」(「AFRESULT」につ
いては後述する)の処理を行い、撮影レンズ5を撮影可
能な至近距離に移動させるための距離信号を得、LED
3aによる測距はこの時点で終了する。
【0027】また、オーバーフロー状態になったことが
検知され、このときのゲインの値が「9」以上であった
場合には、直前にオーバーフローしていないことを確認
の後に、GSNGフラグをセットした後、2msecの
時間遅延の後に同じゲインの値のままで再度測定データ
AFD1,AFD2の読み込みが実行される。そして、
同様にオーバーフローが認められると、その時点のゲイ
ンの値から「1」を減算してゲインの値を決定し、ゲイ
ン決定処理を中止してそのまま測距シーケンスに移行す
る。これにより、オーバーフローの繰り返しに伴ってゲ
イン決定処理が長時間化することを防ぐことができる。
【0028】同じゲインのままで再度測定データAFD
1,AFD2を取り込む際には、上述のように2mse
cの時間遅延が実行される。例えば蛍光灯による断続的
な点灯のタイミングが測定データAFD1,AFD2の
読み込みタイミングと一致してしまうと、ゲインコント
ロールアンプ18a,18bの出力にオーバーフローが
生じ、その後2msec程度の間はゲインコントロール
アンプ18a,18bのゲインが不安定な状態となる。 したがって、少なくともその間は測定データAFD1,
AFD2の読み込みを待った方が正確な測定データを得
る上で有利であるため、上記のように2msecの遅延
処理を行うようにしている。もちろん、上記遅延時間と
しては、ゲインコントロールアンプ18a,18bの対
ノイズ特性に応じて、1〜5msec程度の範囲で適宜
設定すればよい。
【0029】なお、上記ゲインの最小値を「8」以下に
設定することも可能で、この値はカメラの仕様,LED
の光量に応じて適宜決めることができる。なお、測定デ
ータADF1,AFD2の一方にオーバーフローが認め
られ、ゲインの値が「8」でない状態はゲイン決定処理
の最初には生じることはなく、後述する繰り返しルーチ
ンの中で発生する。
【0030】ゲインが初期値「8」の状態で測定データ
AFD1,AFD2にオーバーフローが認められない場
合には、これらの測定データに基づき、図10に示した
加算測定データAFADD,減算測定データAFDIF
の算出処理が行われる。この処理では、ノイズ成分除去
のために測定データAFD1,AFD2に対してオフセ
ット値OF1,OF2の減算が行われる。こうして算出
された加算測定データAFADDについて、その値が十
進数の「136」以上であるか否かが判断される。この
値が「136」以上であるときには、加算測定データA
FD1,AFD2の値が以後の測距演算の実行に適切な
レベルにあると判定される。そして、ゲインコントロー
ルアンプ18a,18bのゲインはそのときの「GAI
N」の値(初期値「8」)として決定され、引続きLE
D3aによる測距処理が実行されることになる。なお、
オフセット値の減算処理の結果が負の値になったときや
、減算測定データAFDIFの値が負の値になったとき
には、これらの値を「0」にして以後の演算を簡略化す
ることができる。
【0031】一方、加算測定データAFADDの値が「
136」未満である場合には、以後の測距演算を行うこ
とを考慮したときに加算測距データAFADDのレベル
が低すぎること、すなわち初期ゲイン「8」では測定デ
ータAFD1,AFD2のレベルが低いことを意味して
いる。そして、このときには測定データAFD1,AF
D2の絶対値を大きくすべく、「GAIN」の値に「N
」を加算する。こうして加算される「N」の値は、その
時点での加算測定データAFADDの大きさに応じて次
の表のように設定されている。
【0032】
【表1】
【0033】「GAIN」の値を変更する過程ではコマ
ンドが設定し直されるが、シフトレジスタ30の「D0
」〜「D4」のビット位置のデータだけが変化し、他の
ビット位置のデータはそのままとなっている。そして、
ゲインコントローラ16は新たな「GAIN」の値にし
たがってゲインコントロールアンプ18a,18bのゲ
インを調節し、またゲイン決定処理の度数を表す「GC
OUNT」を「1」アップして同様の処理を繰り返す。 この繰り返し処理時に「GAIN>8」でオーバーフロ
ーすることがあるが、「GSNGフラグ」がセット状態
にあると「GAIN←GAIN−1」によってゲインを
決定して測距処理が実行される。
【0034】上記によれば、ゲインコントロールアンプ
18a,18bが初期ゲイン「8」の状態で測定データ
AFD1,AFD2にオーバーフローが生じると、即座
に距離信号が至近距離に対応した値に決定され、またオ
ーバーフローが生じなくとも、加算測定データAFAD
Dが適切なレベルであるときには、ゲインコントロール
アンプ18a,18bのゲインを初期ゲイン「8」にし
て測距処理が実行される。このように、「GCOUNT
」の値が「1」までの間、すなわちゲインコントロール
18a,18bのゲインが小さい状態のときにはノイズ
の影響も少ないから、早めにゲインを決定して測距処理
を行うのが有利である。
【0035】ゲイン決定の繰り返しルーチンを行う間に
「GCOUNT≧2」になり、ゲインの値が高く設定さ
れる場合には、図9に示したように、「GCOUNT=
6」に達するまで測定データAFD1,AFD2の検出
が行われ、これらの測定データは「SUM1」,「SU
M2」として順次に積算されてゆく。そして、「GCO
UNT=6」に達すると、積算された「SUM1」,「
SUM2」から各々のチャンネルの測定データAFD1
,AFD2の最大値を減算してから平均値が算出され、
それぞれ「AFD1」,「AFD2」として置き換えら
れる。
【0036】こうして得られた測定データAFD1,A
FD2については、図10に示したように、オフセット
補正処理の後、加算測定データAFADD,減算測定デ
ータAFDIFが算出される。そして、「AFADD≧
136」が満足される場合には測距処理に移行する。 「AFADD≧136」が満足されず、しかもゲインコ
ントロールアンプ18a,18bのゲインが最大値「3
1」(但しLED3aの点灯処理時)を越えたときには
、PSD9に反射光が殆ど入射しないような遠距離に被
写体が位置していることを意味しているから、撮影レン
ズ5を無限遠にセットするための距離信号「AFRES
ULT=0」を得、この時点でLED3aによる測距が
終了する。
【0037】なお、LED3b,3cを点灯させながら
のゲイン決定処理時には、「GMAX」の値が「28」
と低く設定される。したがって、所定レベル以上の加算
測定データAFADDが得られない場合には、図13に
示した周辺部の測距点P2,P3に対しては、中央部の
測距点P1よりも早めに「AFRESULT=0」とし
て距離信号を決定することができる。したがって本発明
のように、ゲイン決定処理の後に測距演算用の測定デー
タを複数回取り込むにあたり、撮影画面周辺部の測距点
P2,P3からの測定データの読み込み回数が、中央部
の測距点P1よりも少なく設定されている場合(詳しく
は後述する)、周辺部からの測定データにはバラツキが
出やすいこと、さらには画面周辺からの反射光は受光レ
ンズ8に斜入光として入射して周辺光量の低下によるバ
ラツキが出やすいこと等から、上記のようにLED3b
,3cに対するゲイン決定時には、「GMAX」を低く
設定し、「GAIN>GMAX」により早めに距離信号
を決めるのが測距時間の短縮だけでなく、誤測距を防ぐ
うえでも有効である。
【0038】ゲインコントロールアンプ18a,18b
のゲインを高く設定するときには、測定データAFD1
,AFD2を複数個取り込み、これらの平均値を考慮し
てゲインを決めることによって、ノイズの影響をほとん
ど受けずにゲイン設定を行うことができる。測定データ
AFD1,AFD2の積算値SUM1,SUM2から平
均値を算出する際には、AFD1,AFD2の中の最大
値を減算してある。したがって、蛍光灯の照明下で測定
データAFD1,AFD2の取り込みが行われ、周期的
なノイズ成分が測定データAFD1,AFD2に重畳さ
れたとしても、このような異常データについては平均値
算出時に取り除くことができ、適切なゲイン設定を行う
上で非常に有効である。
【0039】以上の処理によって「GAIN」の値が決
定されると、ゲインコントロールアンプ18a,18b
のゲインがその値に設定された状態で引続きLED3a
による測距処理が実行される。図11及び図12はこの
測距処理手順を表すものである。LED3aによる測距
処理に際しては、LED3aを1msecの時間間隔で
64回点灯させ、その都度、AFD1,AFD2を読み
込むことによって行われる。そして毎回のAFD1,A
FD2の読み込み時には、そのいずれかがオーバーフロ
ーしているか、もしくはその値が「15」未満で測定デ
ータの絶対値として不充分なものであるかが判定され、
該当するときには不適切測距であることを表す「OVC
OUNT」を「1」ずつカウントアップしてゆく。
【0040】図11に示したように、「LED=1」す
なわちLED3aによる測距時には、64回の投光及び
測定データAFD1,AFD2の読み込みが行われ、そ
の繰り返し回数は「LED=2,3」、すなわちLED
3b,3cによる繰り返し回数32回の倍に決められて
いる。これにより撮影画面40の周辺部の測距点P2,
P3に対し、主要被写体が位置する確率の高い撮影画面
中央の測距点P1では倍の測定データを取り込むことが
でき、精度を安定に維持する上で有利であるとともに、
比較的重要度が低い画面周辺部での測距時間を短縮する
ことができる。また「OVCOUNT」の上限を表す「
OVMAX」も、LED3aによる測距時には「16」
,LED3b,3cによる測距時には「8」に決められ
る。
【0041】LED3aによる測距中に、「OVCOU
NT」が「16」未満である場合には、確認のためにゲ
インの値をそのままに維持し、2msecの遅延時間の
後、再度測定データAFD1,AFD2が読み込まれる
。これにより、測定データAFD1,AFD2の読み込
みが蛍光灯の点灯タイミングと合致して測定データにオ
ーバーフローが生じても、次の読み込みで正しい測定デ
ータを得ることができる。「OVCOUNT」が「OV
MAX=16」に達したときには、ゲイン決定処理で決
めたゲインの値が不適切と判定し、「OVFLAG」を
「1」にセットした上で「GAIN」を「1」低く再設
定して最初から測距処理をやり直す。また、測距処理が
何度も繰り返されることを防止するために、一旦「OV
FLAG」が「1」にセットされた後に、再び「OVC
OUNT」が「16」に達したときには、そのときの「
GAIN」の値に対応して「AFRESULT」の値を
「M」として決定する。この決定時には、次のテーブル
が参照される。
【0042】
【表2】
【0043】上記のように、「OVERCOUNT」の
値が「16」未満である場合には、引続きそのままのゲ
インで測距が継続されることになる。しかし、後段での
処理において、測定データAFD1,AFD2の中の最
大値,最小値の除去及び複数の測定データの平均化が行
われるから、測定データ中に2個程度のオーバーフロー
による異常データがあっても、測距演算においてはその
影響はほとんど現れることはない。
【0044】このようにして64回の測定データAFD
1,AFD2の取り込みを行う過程で、その中の最小値
と最大値とを識別した上で、AFD1,ADF2は各々
「SUM1」,「SUM2」として合計されてゆく。そ
して、これらの合計値「SUM1」,「SUM2」から
、AFD1,AFD2の各々の最大値,最小値を減算し
た後、平均値の算出が行われる。なお、平均値の信頼性
を高めるために前記最大値,最小値を減算したが、これ
らの減算を省略するようにしてもよい。
【0045】チャンネルごとに得られた平均値は新たに
平均後の測定データAFD1,AFD2として更新され
、図10の処理にしたがって、オフセット値の補正の後
、加算測定データAFADD,減算測定データAFDI
Fに変換される。そして、これらの比の値に「128」
を乗じて距離信号「AFRESULT」を算出し、LE
D3aを用いた測距処理が終了する。
【0046】引続き、LED3bを点灯させながらのゲ
イン決定処理−測距処理、LED3cを点灯させながら
のゲイン決定処理−測距処理が繰り返され、各々LED
3b,3cごとの距離信号「AFRESULT」の値が
求められる。LED3b,3cを点灯して行われる測定
データAFD1,AFD2の読み込み回数は32回であ
るため、LED3aの点灯時よりも短時間で測定データ
の読み込みが完了する。こうして読み込まれた32個の
測定データAFD1,AFD2は、図12に示した処理
により、やはり最大値,最小値の減算の後に平均され、
図10に示した処理により加算測定データAFADD,
減算測定データAFDIFが求められる。そしてこれら
の値から、LED3b,LED3cごとの距離信号「A
FRESULT」が算出される。
【0047】距離信号「AFRESULT」の値は、L
ED3a〜3cでの測距ごとに得られた被写体距離に対
応した値となっている。LED3aによる距離信号を「
AFRESULTa」,LED3bによる距離信号を「
AFRESULTb」,LED3bによる距離信号を「
AFRESULTc」とすると、図1あるいは図13に
示した被写体配置では、「AFRESULTa」が主要
被写体S1までの距離、「AFRESULTb」が背景
被写体S2までの距離に対応した値を示し、さらに「A
FRESULTc」は測距光が反射されてきていないこ
とから「0」(図8参照)となっている。このような場
合マイクロコンピュータ14は、ROM27に格納して
あるプログラムに従い、「AFRESULTa」が至近
距離から5mまでの被写体距離に対応した値であるかを
確認し、これに該当する場合には「AFRESULTa
」を最適距離信号として決定し、また該当しない場合に
は「AFRESULTa」,「AFRESULTb」,
「AFRESULTc」の中で最も近い被写体距離に対
応した距離信号を最適距離信号として決定し、測距シー
ケンスが完了する。
【0048】こうして最適距離信号が決定された後は、
レンズ移動回路58を介してステッピングモータ60が
駆動され、撮影レンズ5は前記距離信号に対応した合焦
位置に移動される。なお、「AFRESULTa」,「
AFRESULTb」,「AFRESULTc」の中か
ら最適距離信号を決定するためのアルゴリズムとしては
、他に種々のものを選ぶことが可能である。
【0049】以上、3個のLED3a,3b,3cを用
い、撮影画面内の3個所を順次に測距してゆく実施例に
ついて説明したが、本発明は撮影画面の中央部に投光す
る1個のLEDに加え、撮影画面の周辺部に投光するL
EDを3個以上にしたものにも同様に適用することがで
きる。また、LEDもしくは投光レンズを可動とし、そ
のいずれかを動かしながら、1個のLEDからの測距光
を複数の測距点に対して投光するものにも本発明を用い
ることが可能である。さらに本発明を実施する上では、
オフセット値検出処理を省略したり、測距処理手順を部
分的に変更することも可能で、受光素子としても例えば
CCDイメージセンサ等、PSD以外のものを利用した
り、マイクロコンピュータ以外のロジック回路により各
種の制御を行わせてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明測距方法に
よれば、撮影画面内の複数個所に設定した測距点に対し
、複数回ずつ測定データを読み込んで正確な測定データ
の読み込みを行いながら、撮影画面の中央部に設定した
測距点に対しては周辺部の測距点よりも多くの測定デー
タを読み取るため、主要被写体の存在確率が高い測距点
に関して正確な測距ができると同時に、比較的重要度が
低い画面周辺部に関しては短時間で測距を終えることに
なる。これにより、測距精度の向上と測距時間の短縮と
いう相反した要求に対し、実際上は問題のない解決を与
えることができ、カメラに好適な測距方法を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明測距方法に用いられる測距装置の概略構
成図である。
【図2】オートフォーカスICの構成を示すブロック図
である。
【図3】ロジック回路に用いられているシフトレジスタ
の概念図である。
【図4】全体的な測距シーケンスを表すフローチャート
である。
【図5】オフセット値検出の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】測定データの読み込みタイミングを説明するタ
イムチャートである。
【図7】測定データの読み込み手順を示すフローチャー
トである。
【図8】ゲイン決定の処理手順の一部を示すフローチャ
ートである。
【図9】ゲイン決定の処理手順の一部を示すフローチャ
ートである。
【図10】加算測定データ及び減算測定データの算出処
理手順を示すフローチャートである。
【図11】測距処理手順の一部を示すフローチャートで
ある。
【図12】測距処理手順の一部を示すフローチャートで
ある。
【図13】撮影画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
2  投光部 7  受光部 9  PSD 12  オートフォーカスIC 14  マイクロコンピュータ 15  ロジック回路 16  ゲインコントローラ 18,18b  ゲインコントロールアンプ20a,2
0b  サンプルホールド回路26  A/Dコンバー
タ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  撮影画面の中央部及び周辺部に設定し
    た各々の測距点に複数回ずつ測距光を投光し、これらの
    反射光を受光レンズを通して受光素子で受けて測距点ご
    とに被写体距離に対応した距離信号を得るようにしたア
    クティブ式測距方法において、撮影画面の中央部に設定
    した測距点に測距光を投光する回数を、他の測距点に測
    距光を投光する回数よりも多くしたことを特徴とするア
    クティブ式測距方法。
JP41115590A 1990-10-20 1990-12-17 アクティブ式測距方法 Pending JPH04216406A (ja)

Priority Applications (2)

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JP41115590A JPH04216406A (ja) 1990-12-17 1990-12-17 アクティブ式測距方法
US08/157,436 US5386263A (en) 1990-10-20 1993-11-26 Method and apparatus for rangefinding

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41115590A JPH04216406A (ja) 1990-12-17 1990-12-17 アクティブ式測距方法

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