JPH04216823A - ポリエーテル類の製造法 - Google Patents

ポリエーテル類の製造法

Info

Publication number
JPH04216823A
JPH04216823A JP41133890A JP41133890A JPH04216823A JP H04216823 A JPH04216823 A JP H04216823A JP 41133890 A JP41133890 A JP 41133890A JP 41133890 A JP41133890 A JP 41133890A JP H04216823 A JPH04216823 A JP H04216823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
initiator
catalyst
monoepoxide
polyether
molecular weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP41133890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3025312B2 (ja
Inventor
Yukio Matsumoto
幸夫 松本
Hiromitsu Takeyasu
弘光 武安
Shigeyuki Ozawa
小沢 茂幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2411338A priority Critical patent/JP3025312B2/ja
Publication of JPH04216823A publication Critical patent/JPH04216823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3025312B2 publication Critical patent/JP3025312B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyethers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はポリエーテル類の製造方
法であり、特に複合金属シアン化物錯体触媒を使用して
高分子量のポリエーテルポリオールの製造方法である。 【0002】 【従来の技術】イニシエーターにアルキレンオキサイド
などのモノエポキサイドを開環反応させて得られるポリ
エーテル類はポリウレタンなどの合成樹脂の原料、界面
活性剤、潤滑剤、その他の用途に広く用いられている。 イニシエーターはA−(H)n、(A;水酸基含有化合
物の水酸基の水素原子を除いた残基、n;1以上の整数
)で表わされる水酸基含有化合物である。イニシエータ
ーとしては、例えば1価アルコール、多価アルコール、
1価フェノール、多価フェノールなどがある。また、ヒ
ドロキシアルキルアミノ基を有する化合物(アルカノー
ルアミン類やアミン類−アルキレンオキサイド付加物な
ど)もイニシエーターとして用いられる。さらに上記イ
ニシエーターにモノエポキサイドを反応させて得られる
ポリエーテル類もまたイニシエーターとして用いられる
。 【0003】ポリエーテル類は上記イニシエーターにモ
ノエポキサイドを多数開環付加反応させて得られる下記
のような化合物である。 A−[−(−R−O−)m −H]n ただし、(−R−O−)はモノエポキサイドの開環反応
した単位、mは整数を表わす。 【0004】従来、ポリエーテル類を製造する方法とし
てアルカリ触媒存在下にモノエポキサイドを反応させる
方法が広く用いられている。アルカリ触媒としては水酸
化カリウムや水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属化合
物が使用されていた。しかしアルカリ触媒を使用して得
られるポリエーテル類では、次のような問題点があった
。すなわちモノエポキサイド、特にプロピレンオキサイ
ドの異性化により生成した不飽和モノオールが開始剤と
なり、これにモノエポキサイドが開環付加した不飽和ポ
リエーテルモノオール(以下、これも不飽和モノオール
という)が生成する。ポリエーテル類の分子量が高くな
るにつれて異性化の割合は増え、この傾向は、分子量6
500以上(3官能の場合)で顕著になるためモノエポ
キサイドにプロピレンオキサイドを用いた場合、分子量
6500以上のポリエーテル類の合成は事実上不可能で
あった。 【0005】一方、触媒として複合金属シアン化物錯体
を用いてポリエーテル類を製造することは知られている
(例えば、次の米国特許明細書参照、US 32784
57,US 3278458,US 3278459,
US 3427256,US 3427334,US 
3427335)。この触媒は上記不飽和モノオールの
生成が少なく、また極めて高分子量のポリエーテル類を
製造することも可能である。また、この触媒は高活性で
あり、同等活性のアルカリ触媒使用量に比較して触媒使
用量が少なくてすむ(通常モル比で1/30〜1/50
0 )という特徴も有している。 【0006】 【発明の解決しようとする課題】しかし上記複合金属シ
アン化物錯体触媒は以下のような問題点を有している。 即ち、イニシエーターにモノエポサイドを開環反応させ
る初期の段階において、イニシエーターに対する複合金
属シアン化物錯体触媒の濃度が低い場合、モノエポキサ
イドの反応性が低下する、最終的に得られるポリエーテ
ル類の分子量分布が広くなる、最終的に得られるポリエ
ーテル類の粘度が高くなる、等の問題を生じる。 【0007】この初期の反応における上記問題を解決す
るために触媒濃度を高めるとポリエーテル類製造後ポリ
エーテル類から触媒を除去する精製工程において十分に
触媒を除去することが困難となる。特に目的とするポリ
エーテル類が高分子量のものであるとその粘度が極めて
高いものとなるので、多量の触媒を除去することはます
ます困難となる。しかも反応の初期の段階以降はそれほ
ど高濃度の触媒を必要としないことより、経済性の面で
も好ましいとは言えない。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題点
を解決すべくなされた下記の発明を提供するものである
。 【0009】複合金属シアン化物錯体触媒の存在下少な
くとも1個の水酸基を有するイニシエーターにモノエポ
キサイドを開環付加反応させてポリエーテル類を製造す
る方法において、複合金属シアン化物錯体触媒の存在下
第1のイニシエーターにモノエポキサイドを開環付加反
応させてポリエーテル中間体を製造し、次いで第1のイ
ニシエーターと同一あるいは異なる第2のイニシエータ
ーと任意に複合金属シアン化物錯体触媒とを添加し、し
かもそのときのポリエーテル中間体と第2のイニシエー
ターの合計に対する複合金属シアン化物錯体触媒の濃度
を上記ポリエーテル中間体における複合金属シアン化物
錯体触媒の濃度よりも低いものとし、引き続きポリエー
テル中間体と第2のイニシエーターの混合物にモノエポ
キサイドを反応させることを特徴とするポリエーテル類
の製造法。 【0010】本発明における複金属シアン化物錯体は、
前記公知例に示されているように下記一般式(1) の
構造を有すると考えられる。M1a[M2x(CN)y
]b(H2O)c(R)d  …  (1)  【0011】ただし、M1は Zn(II)、Fe(I
I)、Fe(III)、Co(II)、Ni(II)、
Al(III)、Sr(II)、Mn(II)、Cr(
III)、Cu(II)、Sn(II)、Pb(II)
、Mo(IV)、Mo(VI)、W(IV)、W(VI
) などであり、M2はFe(II)、Fe(III)
、Co(II)、Co(III)、Cr(II)、Cr
(III)、Mn(II)、Mn(III)、Ni(I
I)、V(IV)、V(V) などであり、Rは有機配
位子であり、a,b,xおよびyは、金属の原子価と配
位数により変わる正の整数であり、cおよびdは金属の
配位数により変わる正の数である。 【0012】一般式(1) におけるM1はZn(II
)が好ましく、M2はFe(II)、Fe(III)、
Co(II)、Co(III) などが好ましい。有機
配位子としては、たとえばケトン、エーテル、アルデヒ
ド、エステル、アルコール、アミドなどがある。 【0013】上述のごとく一般式(1) で表わされる
複金属シアン化物錯体は、金属塩 M1Xa( M1、
 aは上述と同様、X はM1と塩を形成するアニオン
) とポリシアノメタレート(塩)Ze[ M2x(C
N)y]f(M2,x,yは上述と同様。Z は水素、
アルカリ金属、アルカリ土類金属など、e,fは Z,
M2の原子価と配位数により決まる正の整数)のそれぞ
れの水溶液または水と有機溶剤の混合溶媒の溶液を混ぜ
合わせ、得られた複金属シアン化物に有機配位子Rを接
触させた後、余分な溶媒および有機化合物Rを除去する
ことにより製造される。 【0014】ポリシアノメタレート(塩)Ze[ M2
x(CN)y]fは、Z には水素やアルカリ金属をは
じめとする種々の金属を使用しうるが、リチウム塩、ナ
トリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩が好ましい。特に好ましくは通常のアルカリ金属塩、
即ちナトリウム塩とカリウム塩である。 【0015】この複金属シアン化物触媒を用いると、不
飽和モノオールの含有量の少ない、あるいは不飽和モノ
オールの含有量が少なくかつ極めて高分子量の、ポリエ
ーテル類を合成することが可能である。 【0016】ポリエーテル類は通常モノエポキサイドと
イニシエーターとの混合物に触媒を存在させて反応させ
ることにより製造される。また、反応系にモノエポキサ
イドを徐々に加えながら反応を行うこともできる。反応
は常温下でも起きるが、必要により、反応系を加熱ある
いは冷却することもできる。複合金属シアン化物錯体触
媒の使用量は特に限定されるものではないが、最終的に
得られるポリエーテル類中の濃度で表わして20〜20
0ppmであるが好ましい。この触媒の最終濃度が低い
ほどその後ポリエーテル類から触媒を除去する精製が容
易となる。この触媒の最終濃度は、必ずしもイニシエー
ター中の触媒濃度を規定するものではない。なぜなら、
イニシエーター中の触媒濃度が一定であっても反応させ
るモノエポキサイドの量が多くなるほど触媒の最終濃度
は低くなるからである。 【0017】本発明ではモノエポキサイドの反応を少な
くとも2段に分けて行なう。前段では比較的高い触媒濃
度で反応を行ない、後段では比較的低い触媒濃度で反応
を行なう。そして、前段と後段の間で新たなイニシエー
ターが追加添加され、そのとき触媒が新たに追加添加さ
れてもよい。前段での触媒濃度が高いことより、モノエ
ポキサイドの高い反応性が発揮され、後段での触媒濃度
が低くてもモノエポキサイドの高い反応性が確保され、
しかも最終的に得られるポリエーテル類の分子量分布は
十分に狭くかつポリエーテル類の粘度が低いものとなる
。 【0018】本発明において、上記の効果が発揮される
理由は明確なものではないが、反応開始時点において反
応系内の微量の水分や塩基性不純物などの存在により触
媒が被毒され活性が低下するためであると予想される。 従って、反応の初期の触媒濃度を高くして初期の活性を
確保することにより、たとえ触媒の総使用が同一であっ
ても上記のような1段法とは異なる効果が発揮される。 なお、1段法の場合もモノエポキサイドの反応量に比例
して触媒濃度は低下するが、本発明は前段終了時におけ
る触媒濃度よりも低い触媒濃度で後段の反応を始めるこ
とに特徴がある。 【0019】本発明における前段の反応では、複合金属
シアン化物錯体触媒存在下第1のイニシエーターにモノ
エポキサイドを反応させてポリエーテル中間体を製造す
る。前段における触媒濃度は、第1のイニシエーターに
対して200ppmを越えることが好ましい。上限は8
00ppmが好ましい。前記のように触媒濃度が低過ぎ
ると活性が不十分となり、高過ぎると精製における触媒
除去が困難となる。好ましい触媒濃度は 300〜70
0ppmである。 【0020】ポリエーテル中間体を製造するための第1
のイニシエーターに対するモノエポキサイドの反応量は
、イニシエーターの水酸基1個当たりモノエポキサイド
1分子以上が好ましい。即ち、N個の水酸基を有するイ
ニシエーター1モル当たりNモル以上が好ましい。上限
は特に限定されるものではないが、本発明の目的や経済
性等の面から、ポリエーテル類の製造に用いる全モノエ
ポキサイドの10重量%以下が好ましい。通常、これに
より目的ポリエーテル類よりも低分子量のポリエーテル
中間体が得られる。 【0021】ポリエーテル中間体を製造した後、次に第
2のイニシエーターを加える。後段においては、ポリエ
ーテル中間体と第2のイニシエーターの混合物がイニシ
エーターとなる。この混合イニシエーターにおける触媒
濃度は、ポリエーテル中間体における触媒濃度よりも低
いものとする。通常第2のイニシエーターは多量に使用
されるので触媒を追加しないと混合イニシエーターにお
ける触媒濃度が低過ぎる結果となるおそれがある。従っ
て、通常は後段の反応を始める前に触媒を追加する。 【0022】後段の反応を始める際の混合イニシエータ
ーにおける触媒濃度は、50〜250ppmであること
が好ましい。加えて、この触媒濃度は、前段の終におけ
るポリエーテル中間体中の触媒濃度よりも両者の差で表
わして100ppm以上少ないことが好ましい。追加の
触媒は、第2のイニシエーターとは別に添加してもよく
、予め第2のイニシエーターに添加して使用してもよい
。なお、第2のイニシエーのイニシエーターに対する触
媒使用量は50〜250ppmが適当である。 【0023】第1のイニシエーターと第2のイニシエー
ターの使用割合は特に限定されるものではないが、本発
明の目的や経済性等の面から、使用する第1のイニシエ
ーターと第2のイニシエーターとの重量比(第1のイニ
シエーター/第2のイニシエーター)は、40/60〜
5/95であることが好ましい。特に、30/70〜1
0/90であることが好ましい。 【0024】後段の反応では、上記混合イニシエーター
に目的とする分子量のポリエーテル類が得られるまでモ
ノエポキサイドを反応させる。2つのイニシエーターの
水酸基数が同一でかつモノエポキサイドの反応量が十分
に多い場合、得られるポリエーテル類は分子量の面で実
質上単一と見なすことができるポリエーテル類が得られ
る。 【0025】目的の分子量を有するポリエーテル類が得
られた後、通常触媒を失活させポリエーテル類から触媒
残渣を除去する精製が行なわれる。ある場合には、他の
触媒を用いてモノエポキサイドを反応させてもよい。例
えば、複合金属シアン化物錯体触媒を用いて比較的高分
子量の水酸基末端ポリエーテルにエチレンオキサイドを
反応させることは困難であり、そのため触媒をアルカリ
金属触媒に変換した後エチレンオキサイドを反応させる
手段が知られている。従って、本発明により製造したポ
リエーテル類にこの手段を適用して、その後に精製を行
なってもよい。 【0026】本発明におけるイニシエーターは少なくと
も1個の水酸基を有する化合物である。水酸基の数に上
限はないが、好ましくは1〜8である。またその分子量
は、目的とするポリエーテル類よりも低分子量のもので
あり、好ましくは、目的とするポリエーテル類の分子量
の1/2以下、または水酸基当たりの分子量が1000
以下(勿論、目的とするポリエーテル類の分子量以下)
の化合物である。特に好ましくは、目的とするポリエー
テル類の分子量の1/2以下でかつ水酸基当たりの分子
量が 500以下の化合物である。 【0027】第1のイニシエーターと第2のイニシエー
ターは、同一の化合物であっても異なる化合物であって
もよい。通常は同一の化合物が使用される。しかし、水
酸基数が同一の異なる化合物も使用できる。なぜなら、
目的とするポリエーテル類の分子量が高くなるほど、水
酸基数が同一である限り低分子量のイニシエーターの残
基がポリエーテル類の性質に及ぼす影響は少ないからで
ある。この場合は特に、モノエポキサイドの付加量が異
なる以外は同一のイニシエーターの使用が好ましい。ま
たある場合には、水酸基数の異なるイニシエーターを使
用してもよい。その場合、ポリエーテル類として異なる
水酸基数を有するポリエーテルの混合物が得られる。 【0028】イニシエーターとしては特に2〜8個の水
酸基を有するポリヒドロキシ化合物が好ましい。ポリヒ
ドロキシ化合物としては、たとえばエチレングリコール
、プロピレングリコールなどの2価アルコール、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオールな
どの3価アルコール、ペンタエリスリトール、ジグリセ
リン、デキストロース、ソルビトール、シュークロース
などの4価以上のアルコール、およびこれらのアルコー
ルにアルキレンオキサイドなどのモノエポキサイドを反
応させて得られる目的物よりも低分子量のポリエーテル
類がある。 【0029】また、ビスフェノールA、レゾール、ノボ
ラックなどのフェノール性水酸基やメチロール基を有す
る化合物、エタノールアミン、ジエタノールアミンなど
の水酸基と他の活性水素を有する化合物、およびこれら
にアルキレンオキサイドなどのモノエポキサイドを反応
させて得られる目的物よりも低分子量のポリエーテル類
がある。さらに、窒素原子に結合した水素原子を少なく
とも2個有するモノアミンやポリアミンにアルキレンオ
キサイドなどのモノエポキサイドを反応させて得られる
目的物よりも低分子量のポリエーテル類がある。その他
、リン酸やその誘導体、その他のポリヒドロキシ化合物
も使用できる。これらポリヒドロキシ化合物は2種以上
を併用することもできる。 【0030】本発明は、また、1価のイニシエーターに
モノエポキサイドを開環反応せしめてポリエーテルモノ
オールを製造する方法にも適用できる。1価のイニシエ
ーターとしては、たとえばメタノール、エタノール、ブ
タノール、ヘキサノール、その他のモノオール、フェノ
ール、アルキル置換フェノールなどのフェノール誘導体
、およびこれらにアルキレンオキサイドなどのモノエポ
キサイドを反応させて得られる目的物よりも低分子量の
ポリエーテル類がある。さらに、窒素原子に結合した水
素原子を1個有するモノアミンやポリアミンにアルキレ
ンオキサイドなどのモノエポキサイドを反応させて得ら
れる目的物よりも低分子量のポリエーテル類がある。 【0031】これらイニシエーターとしては特に1〜多
価のアルコールあるいはフェノール類のアルキレンオキ
サイド付加物が好ましい。その水酸基当たりの分子量は
、1000以下、特に 500以下が好ましい。その下
限は、水酸基当たり1個のアルキレンオキサイドが付加
した場合の分子量である。 【0032】本発明におけるモノエポキサイドは、炭素
数3以上のモノエポキサイドであり、特に炭素数3以上
のアルキレンオキサイドが好ましい。さらに好ましくは
、プロピレンオキサイド、1,2 −ブチレンオキサイ
ド、2,3−ブチレンオキサイド、エピクロルヒドリン
などの炭素数3〜4のアルキレンオキサイドが好ましく
、最も好ましくはプロピレンオキサイドである。それら
単独あるいはそれらの2種以上またはそれらとスチレン
オキサイド、グリシジルエーテル、グリシジルエステル
などの他のモノエポキサイドを併用して使用することが
できる。場合によっては、炭素数2のモノエポキサイド
、即ちエチレンオキサイド、をこれらモノエポキサイド
と併用することもできる。2種以上のアルキレンオキサ
イドの使用あるいはアルキレンオキサイドと他のモノエ
ポキサイドの使用の場合は、それらを混合して付加しあ
るいは順次付加し、ランダム重合鎖やブロック重合鎖を
形成することができる。 【0033】得られるポリエーテル類の分子量は特に限
定されるものではない。しかし、常温で液状である製品
がその用途の面から好ましい。イニシエーター1モルに
対するモノエポキサイドの反応量は少なくとも約10モ
ルが好ましく、少なくとも約50モルがより好ましい。 さらに好ましくは、イニシエーターの水酸基当たり平均
少なくとも約10分子、特に少なくとも約30分子反応
させて得られるポリエーテル類が好ましい。また水酸基
価で表わせば、200 以下、特に100 以下が適当
である。たとえば、ポリウレタンの原料としては、水酸
基価で表して約5〜200、特に5〜60の液状ポリエ
ーテルポリオールが好ましい。他の用途、 例えば作動
油等の油の原料なども上記範囲のポリエーテルポリ(あ
るいはモノ)オールが好ましい。 【0034】本発明により得られるポリエーテルポリオ
ールは、それ単独であるいは他のポリオール類と併用し
て用いられるポリウレタン原料用のポリオールとして最
も有用である。また、本発明により得られるポリエーテ
ルポリ(あるいはモノ)オールは、ポリウレタン以外の
合成樹脂の原料や添加剤の用途にも用いられる。さらに
、潤滑油、絶縁油、作動油、その他の油として、あるい
はその原料として用いることができる。さらに、本発明
により得られたポリエーテル類はアルキルエーテル化物
やアシル化物などの他の化合物に変換して種々の用途に
使用しうる。 【0035】以下に本発明を実施例および比較例により
具体的に説明するが、本発明は、これら実施例にのみ限
定されるものではない。 【0036】 【実施例】[実施例1] 平均分子量1000のグリセリン−プロピレンオキサイ
ド付加物 120gに、亜鉛ヘキサシアノコバルテート
/グライム錯体触媒0.08gを添加し、 120℃に
おいてプロピレンオキサイド24gを反応させた。次い
でこれに上記と同じ平均分子量1000のグリセリン−
プロピレンオキサイド付加物 880gと亜鉛ヘキサシ
アノコバルテート/グライム錯体触媒0.13gを添加
混合し、 120℃においてプロピレンオキサイド19
76gを反応させて、水酸基価54.7のポリオキシプ
ロピレントリオールを得た。得られたポリオール中の触
媒濃度は 70ppmであり、その粘度は25℃におい
て620cp 、(重量平均分子量)/(数平均分子量
)の値は1.12であった。 【0037】[実施例2] 平均分子量1000のグリセリン−プロピレンオキサイ
ド付加物 250gに、亜鉛ヘキサシアノコバルテート
/グライム錯体触媒 0.165gを添加し、 120
℃においてプロピレンオキサイド50gを反応させた。 次いでこれに上記と同じ平均分子量1000のグリセリ
ン−プロピレンオキサイド付加物 750gと亜鉛ヘキ
サシアノコバルテート/グライム錯体触媒 0.045
gを添加混合し、 120℃においてプロピレンオキサ
イド1950gを反応させて、水酸基価54.4のポリ
オキシプロピレントリオールを得た。得られたポリオー
ル中の触媒濃度は 70ppmであり、その粘度は25
℃において630cp 、(重量平均分子量)/(数平
均分子量)の値は1.13であった。 【0038】[比較例1] 平均分子量1000のグリセリン−プロピレンオキサイ
ド付加物1000gに、亜鉛ヘキサシアノコバルテート
/グライム錯体触媒0.45gを添加し、 120℃に
おいてプロピレンオキサイド2000gを反応させて、
水酸基価54.8のポリオキシプロピレントリオールを
得た。得られたポリオール中の触媒濃度は150ppm
であり、その粘度は25℃において620cp 、(重
量平均分子量)/(数平均分子量)の値は1.14であ
った。 【0039】[比較例2] 平均分子量1000のグリセリン−プロピレンオキサイ
ド付加物1000gに、亜鉛ヘキサシアノコバルテート
/グライム錯体触媒0.21gを添加し、 120℃に
おいてプロピレンオキサイド2000gを反応させて、
水酸基価54.6のポリオキシプロピレントリオールを
得た。得られたポリオール中の触媒濃度は 70ppm
であり、その粘度は25℃において750cp 、(重
量平均分子量)/(数平均分子量)の値は1.29であ
った。 【0040】[比較例3] 平均分子量1000のグリセリン−プロピレンオキサイ
ド付加物1000gに、亜鉛ヘキサシアノコバルテート
/グライム錯体触媒0.15gを添加し、 120℃に
おいてプロピレンオキサイド1000gを反応させた。 次いでこれに上記と同じ亜鉛ヘキサシアノコバルテート
/グライム錯体触媒0.06gを添加混合し、 120
℃においてプロピレンオキサイド1000gを反応させ
て、水酸基価55.6のポリオキシプロピレントリオー
ルを得た。得られたポリオール中の触媒濃度は 70p
pmであり、その粘度は25℃において800cp 、
(重量平均分子量)/(数平均分子量)の値は1.36
であった。 【0041】 【発明の効果】本発明により、より少量の複合金属シア
ン化物錯体触媒を用いて、低粘度で分子量分布の狭いポ
リエーテル類が得られる。例えば、前記比較例1と実施
例を比較することより明らかなように、触媒使用量が1
/2以下となっても同等のポリエーテルが得られる。ま
た、他の比較例より明らかなように、触媒使用量が同じ
場合、単なる低濃度の触媒で反応を開始した場合や単に
反応途中で触媒を追加した場合は、高粘度で分子量分布
の広いポリエーテル類が生成し、触媒使用量が多い場合
と同等のポリエーテル類が得られない。触媒使用量が少
なくてすむことにより、ポリエーテル類から触媒成分を
除去する精製工程が容易となり、経済的にも有利である

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合金属シアン化物錯体触媒の存在下少な
    くとも1個の水酸基を有するイニシエーターにモノエポ
    キサイドを開環付加反応させてポリエーテル類を製造す
    る方法において、複合金属シアン化物錯体触媒の存在下
    第1のイニシエーターにモノエポキサイドを開環付加反
    応させてポリエーテル中間体を製造し、次いで第1のイ
    ニシエーターと同一あるいは異なる第2のイニシエータ
    ーと任意に複合金属シアン化物錯体触媒とを添加し、し
    かもそのときのポリエーテル中間体と第2のイニシエー
    ターの合計に対する複合金属シアン化物錯体触媒の濃度
    を上記ポリエーテル中間体における複合金属シアン化物
    錯体触媒の濃度よりも低いものとし、引き続きポリエー
    テル中間体と第2のイニシエーターの混合物にモノエポ
    キサイドを反応させることを特徴とするポリエーテル類
    の製造法。
  2. 【請求項2】使用する第1のイニシエーターと第2のイ
    ニシエーターとの重量比(第1のイニシエーター/第2
    のイニシエーター)が40/60より5/95である、
    請求項1の製造法。
  3. 【請求項3】複合金属シアン化物錯体触媒の使用量が最
    終的に得られるポリエーテル類中の濃度で表わして20
    〜200ppmである、請求項1の製造法。
  4. 【請求項4】第1のイニシエーターに複合金属シアン化
    物錯体触媒を 300〜800ppm添加し、第2のイ
    ニシエーターに複合金属シアン化物錯体触媒を250p
    pm以下添加してポリエーテル中間体に加える、請求項
    1の製造法。
  5. 【請求項5】第1のイニシエーターに、第1のイニシエ
    ーターの水酸基あたり平均1分子以上かつ全モノエポキ
    サイドに対して10重量%以下のモノエポキサイドを反
    応させてポリエーテル中間体を製造する、請求項1の製
    造法。
JP2411338A 1990-12-18 1990-12-18 ポリエーテル類の製造法 Expired - Lifetime JP3025312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2411338A JP3025312B2 (ja) 1990-12-18 1990-12-18 ポリエーテル類の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2411338A JP3025312B2 (ja) 1990-12-18 1990-12-18 ポリエーテル類の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04216823A true JPH04216823A (ja) 1992-08-06
JP3025312B2 JP3025312B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=18520356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2411338A Expired - Lifetime JP3025312B2 (ja) 1990-12-18 1990-12-18 ポリエーテル類の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3025312B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5767323A (en) * 1995-12-22 1998-06-16 Arco Chemical Technology, L.P. Process for preparing polyoxyalkylene polyether polyols having low levels of transition metals through double metal cyanide complex polyoxyalkylation
JP2001192448A (ja) * 2000-01-11 2001-07-17 Mitsui Chemicals Inc ポリオキシアルキレンポリオールの製造方法
JP2004051996A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Bayer Antwerpen Nv 活性化出発混合物およびその関連方法
WO2005073276A1 (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Kaneka Corporation 加水分解性珪素基含有オキシアルキレン重合体の製造方法およびその硬化性組成物
WO2005073275A1 (ja) 2004-01-30 2005-08-11 Kaneka Corporation オキシアルキレン重合体の製造方法
JP2008001903A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Bayer Material Science Llc フェノール縮合生成物からのポリオキシアルキレン含有ポリオールの製造方法
JP2011511129A (ja) * 2008-02-01 2011-04-07 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド 低ジオール含量の単官能アルコキシポリアルキレングリコールおよびその製造方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5767323A (en) * 1995-12-22 1998-06-16 Arco Chemical Technology, L.P. Process for preparing polyoxyalkylene polyether polyols having low levels of transition metals through double metal cyanide complex polyoxyalkylation
JP2001192448A (ja) * 2000-01-11 2001-07-17 Mitsui Chemicals Inc ポリオキシアルキレンポリオールの製造方法
JP2004051996A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Bayer Antwerpen Nv 活性化出発混合物およびその関連方法
JPWO2005073276A1 (ja) * 2004-01-30 2007-10-11 株式会社カネカ 加水分解性珪素基含有オキシアルキレン重合体の製造方法およびその硬化性組成物
WO2005073275A1 (ja) 2004-01-30 2005-08-11 Kaneka Corporation オキシアルキレン重合体の製造方法
JPWO2005073275A1 (ja) * 2004-01-30 2007-09-06 株式会社カネカ オキシアルキレン重合体の製造方法
WO2005073276A1 (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Kaneka Corporation 加水分解性珪素基含有オキシアルキレン重合体の製造方法およびその硬化性組成物
US7423111B2 (en) 2004-01-30 2008-09-09 Kaneka Corporation Reacting alkylene oxide with active hydrogen initiators to produce polyoxyalkylenes
JP4970792B2 (ja) * 2004-01-30 2012-07-11 株式会社カネカ オキシアルキレン重合体の製造方法
JP4970793B2 (ja) * 2004-01-30 2012-07-11 株式会社カネカ 加水分解性珪素基含有オキシアルキレン重合体の製造方法およびその硬化性組成物
JP2008001903A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Bayer Material Science Llc フェノール縮合生成物からのポリオキシアルキレン含有ポリオールの製造方法
KR101471661B1 (ko) * 2006-06-23 2014-12-10 바이엘 머티리얼싸이언스 엘엘씨 페놀 축합 생성물로부터 폴리옥시알킬렌 함유 폴리올을제조하는 방법
JP2011511129A (ja) * 2008-02-01 2011-04-07 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド 低ジオール含量の単官能アルコキシポリアルキレングリコールおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3025312B2 (ja) 2000-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2653236B2 (ja) ポリエーテル化合物の製造方法
JP5329217B2 (ja) 複金属シアン化物錯体(dmc)触媒の製造方法
EP0406440A1 (en) Production of polyether
US20050203274A1 (en) Dmc catalysts, polyether alcohols, and method for the production thereof
JP3025312B2 (ja) ポリエーテル類の製造法
JP2989625B2 (ja) ポリエーテル類の製造方法
JP3068890B2 (ja) ポリエーテル類の製造方法
JP2999789B2 (ja) ポリエーテル類の製造方法
JP2910778B2 (ja) ポリエーテル類の製造方法
JP2946580B2 (ja) ポリエーテル類の製造方法
JP2595766B2 (ja) ポリオキシアルキレンアルコールの製造方法
JPH05331278A (ja) 高分子量ポリエーテル類の製造方法
JP2999798B2 (ja) ポリエーテル類の製造方法
EP1751212A1 (en) Process for the preparation of polyether polyols
JPH04197407A (ja) ポリエーテル類の精製法
JPH04300920A (ja) ポリエーテル類の製造方法
JPH04214722A (ja) ポリエーテル類の製造方法
JP2960460B2 (ja) ポリエーテル類の製造方法
JPH0517569A (ja) ポリエーテル類の製造方法
JP3085740B2 (ja) ポリエーテル類の製造方法
JPH03281529A (ja) ポリエーテル化合物の製造方法
JPH06248069A (ja) ポリエーテルポリオールの製造方法
JP3226334B2 (ja) ポリエーテル類の製造方法
JP2870927B2 (ja) ポリオキシアルキレンアルコールの精製方法
JPH04314728A (ja) ポリエーテル類の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term