JPH04217626A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH04217626A
JPH04217626A JP41229890A JP41229890A JPH04217626A JP H04217626 A JPH04217626 A JP H04217626A JP 41229890 A JP41229890 A JP 41229890A JP 41229890 A JP41229890 A JP 41229890A JP H04217626 A JPH04217626 A JP H04217626A
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JP
Japan
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nordihydroguaiaretic acid
composition
collagenase
oral cavity
periodontal disease
Prior art date
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Pending
Application number
JP41229890A
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English (en)
Inventor
Shintaro Inoue
紳太郎 井上
Hideko Ota
太田 英子
Minoru Sasaki
稔 佐々木
Mikio Tonomura
幹雄 外村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯周病の予防および治
療に有用なノルジヒドログァヤレチック酸を含有する口
腔用組成物であり更に詳しくは、ヒト由来コラゲナーゼ
阻害活性および歯周病原因菌に対する抗菌活性を有する
口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】歯周病は、歯周組織における種々の病態
を含む炎症性疾患の総称であるが、一般に炎症が歯肉部
分に限定される歯肉炎と、歯槽骨に達して慢性化する歯
周炎とに大別される。歯周炎は歯槽膿漏とよばれていた
が、慢性化に伴い歯肉及び歯槽骨の破壊をきたし歯の脱
落にいたる。歯を失う原因の50%が歯周病であり、中
高年にかけては約80%の人が罹患している。
【0003】歯周病の原因として、歯周ポケットのプラ
ーク中の特定の細菌群、中でも黒色色素産生性のバクテ
ロイデス(Bacteroides)菌群病原説が有力
視されている(例えば、Journal of Cli
nical Periodontology、13巻、
912 頁、1986年参照)。その歯周組織破壊作用
としては、細菌由来の直接作用因子(酵素やエンドトキ
シン等)や間接作用因子(宿主の免疫応答を介するもの
)が関与していると考えられているが、何れにせよ結果
的に歯肉および歯槽骨のコラーゲンが分解・吸収される
点は共通である(American Journal 
of Pathology 、92巻、509 頁、1
978年参照)。
【0004】歯周病に関わるコラーゲン分解酵素(コラ
ゲナーゼ)としては、バクテロイデス由来のものと歯肉
の線維芽細胞由来のものが注目されている。前者は最近
部分精製された、金属とチオールを同時に要求する珍し
い酵素であるが、まだ不明な点が多い(Journal
 of Periodontal Research 
、23巻、258 頁、1988年参照)。一方、線維
芽細胞由来間質型コラゲナーゼ(以下断りの無い限りコ
ラゲナーゼと呼ぶ)は詳細に解明され、1次構造も明ら
かにされている(The Journal of Bi
ological Chemistry 、261 巻
、6600頁、1986年参照) 。
【0005】コラゲナーゼは、結合組織中の間質型コラ
ーゲン(I型、II型、およびIII型コラーゲン)を
分解する際の律速酵素であり、コラーゲンの代謝に重要
な役割を果たしている。炎症の存在する歯肉ではコラゲ
ナーゼ活性が上昇すること(Journal of P
eriodontal Research、16巻、4
17 頁、1981年参照)、またコラーゲンが歯肉炎
の初期の段階から減少していること(Archieve
s of Oral Biology、18巻、899
 頁、1973年参照) を考慮すると、歯肉のコラゲ
ナーゼが歯周病の進行に深く関わっていると考えられる
【0006】従来、歯周病の予防や治療には、スケーリ
ングやルートプレーニングによる歯周ポケット内のプラ
ークや歯石の除去、歯周ポケットの除去(歯肉切除)等
が用いられていた。
【0007】また、最近薬物療法として抗菌剤ミノサイ
クリンを配合した治療剤が開発された。ミノサイクリン
には、抗菌活性のみならずバクテロイデスおよび好中球
由来コラゲナーゼをイン・ビトロで阻害する活性を有す
ることが報告されている(Journal of th
e Japanese Association of
 Periodontology 、30巻、182 
頁、1988年参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記公知の方法は、医
師の指示に従った物理的、外科的、あるいは薬剤による
治療に基づくものである。しかし、歯周病は日常的で罹
患率の高い疾病であり、また、医師による治療に至るま
でに病状が悪化し易いことを考慮すると、ガム、飴、飲
料のような食品や、歯磨剤、洗口剤のような口腔用組成
物として、前記の病因を除去し歯周病の予防や治療に役
立つ安全性の高い物質を利用することが望まれる。
【0009】従って本発明の目的は、歯周病の予防・治
療効果が期待でき、しかも安全性の高い、口腔用組成物
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、歯周病の
上記病因のうち、歯肉や歯槽骨コラーゲンの分解・吸収
の制御に重要な役割を担うコラゲナーゼの活性を阻害す
ることが歯周病の予防や改善に有効である点に注目し、
広く植物由来素材の中からコラゲナーゼ阻害物質を求め
て研究を重ねた。
【0011】その結果、クレオソートブッシュなどの樹
脂成分であるノルジヒドログァヤレチック酸が強いコラ
ゲナーゼ阻害活性を有することを見出し、更に驚くべき
ことに、歯周病の発症と進行に深く関わっているとされ
ている、バクテロイデス  アクチノバシラス,および
フゾバクテリウム属の細菌(Journal of t
he JapaneseAssociation of
 Periodontology、29巻、463頁、
1987年参照)の増殖を抑制する活性のあることを見
出し、本発明を完成させるに至った。
【0012】ノルジヒドログァヤレチック酸はクレオソ
ートブッシュなどの他多くの植物の樹脂成分として存在
する公知の化合物である。抗酸化剤としてバター・油脂
類に限って使用することが認められているが、その他の
食品や歯磨類には使用されていない。
【0013】本発明で用いるノルジヒドログァヤレチッ
ク酸の製造方法は、特に限定されるものではなく、通常
用いられている方法でよい。
【0014】本発明の口腔用組成物には、その種類に応
じて通常使用される公知の成分を任意に配合することが
できる。
【0015】本発明の口腔用組成物は、液剤,固形剤,
半固形剤のいずれであってもよく、好ましい組成物とし
てチューインガム,飴類,飲料等の食品,あるいは、歯
磨剤,洗口剤,トローチ剤,塗布液剤等があげられる。
【0016】これらの口腔用組成物を製造するのに使用
される賦形剤または補助剤は、通常同目的に使用される
ものから剤形に応じて適宜選択すればよく、特に限定さ
れるものではないが、例えば乳糖,ステアリン酸マグネ
シウム,ソルビット,マンニット,カルボキシメチルセ
ルロース,ハイドロキシプロピルセルロース,ハイドロ
キシプロピルメチルセルロース,サッカリン,ラウリル
硫酸ナトリウム,ラウロイルサルコシンナトリウム,グ
リセリン,ポリエチレングリコール,ポリビニルアルコ
ール,カラギナン,アラビアゴム,エタノール,メント
ール,脂肪酸,クエン酸,無水ケイ酸,第二リン酸カル
シウム,ハイドロキシアパタイト、炭酸カルシウム,二
酸化チタン等が使用される。
【0017】上記の組成物に、通常食品に用いられる甘
味料,着色料,香料,保存料などを適宜使用することも
できるし、クロルヘキシジンなどの殺菌剤,アンピシリ
ンなどの抗生物質を配合し、歯周病の予防や改善効果を
高めることもできる。
【0018】この様にして製造される歯周病の予防およ
び治療に有用な口腔用組成物中に占めるノルジヒドログ
ァヤレチック酸の量は剤形により異なるが、通常0.0
005〜2.O重量%、好ましくは0.005〜1.0
重量%であることが望ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物は、ノルジヒドロ
グァヤレチック酸を配合している為に、歯周病における
歯肉および歯槽骨のコラーゲン吸収の原因であるコラゲ
ナーゼに対し優れた阻害活性を有するのみならず、歯周
病の発症と進行に深く関わっているとされている、バク
テロイデス  アクチノバシラス,およびフゾバクテリ
ウム属の細菌の増殖を抑制する為、歯周病の予防および
治療に有用で、且つ配合量の多少に関わらず使用上の安
全性も極めて高いものである。
【0020】
【実施例】
(試験例−1)ノルジヒドログァヤレチック酸のコラゲ
ナーゼ阻害作用
【0021】 1. 試験薬 ノルジヒドログァヤレチック酸(シグマ社製N−426
8)を用いた。
【0022】 2. コラゲナーゼ コラゲナーゼとしては、ヒト線維肉腫細胞由来の足場非
依存性細胞に、無血清無蛋白質培地中で産生させたヒト
プロコラゲナーゼを、CMセファロース(ファルマシア
社製)及び亜鉛キレーティングセファロース(ファルマ
シア社製)により精製して緩衝液に溶解し、これに活性
化剤としてトリプシン(シグマ社製,Type12)を
添加して、35℃にて5分間インキュベートした後、ダ
イズトリプシン  インヒビター(メルク社製)を添加
してトリプシンを失活させたものを用いた(特願平1−
238941号公報参照)。
【0023】 3. コラゲナーゼ阻害活性の測定 コラゲナーゼに対するノルジヒドログァヤレチック酸の
阻害活性の測定は、以下の通り行う。先ず、ノルジヒド
ログァヤレチック酸をジメチルスルホキシドにて溶解し
て8重量%溶液を得、ついで測定用緩衝液{0.2M食
塩,5mM塩化カルシウム,0.05容量%Brij−
35 (ICI社製ポリオキシエチレン(23)ラウリ
ルエーテル),および0.02容量%アジ化ナトリウム
を含有する50mMトリス塩酸緩衝液,pH7.5 }
にて200〜6600倍希釈する。
【0024】本希釈溶液と、既知量(0.7単位;なお
1単位は、35℃で1分間に1μgのI型コラーゲンを
分解する酵素量を示す)の上記標準コラゲナーゼ溶液と
を等量混合し、フルオレッセインイソチオシアネートで
標識されたI型コラーゲン(コスモバイオ社製)を基質
として、永井らの方法(Japanese Journ
al of Inflamation 、4巻、123
 頁、1984年参照)に準じコラゲナーゼ活性を測定
することにより、%阻害活性を求める。
【0025】 4. 試験結果 表1に結果を示す。ノルジヒドログァヤレチック酸に用
量依存的なコラゲナーゼ阻害活性がみられ、IC50値
は約8μg/ml(約26μM)であった。 表1 ───────────────────試薬終濃度 
     コラゲナーゼ阻害率(μg/ml)    
       (%)        ───────
────────────  100        
      91.430.0           
79.510.0           53.93.
0           32.4─────────
──────────
【0026】 (試験例−2)ノルジヒドログァヤレチック酸の抗菌活
【0027】 1. 試験薬 試験例−1と同じノルジヒドログァヤレチック酸を用い
た。
【0028】 2.抗菌活性試験方法 ジメチルスルホキシド(DMSO)で、2倍段階希釈に
よって0.63〜20mg/mlに調製したノルジヒド
ログァヤレチック酸を、変法GAM寒天培地(日水製薬
製)で10倍希釈し、0.063 〜2mgのノルジヒ
ドログァヤレチック酸含有培地を調製した。
【0029】これに、予めGAMブイヨン培地(日水製
薬製)にて37℃、24時間嫌気培養した被検菌を1白
金耳摂取し、37℃で5日間嫌気培養した後、菌の生育
の有無を肉眼で判定した。
【0030】完全に生育が阻止されている培地に含まれ
ている試料濃度の最低値を以て、最小生育阻止濃度とし
た(MIC,mg/ml)。
【0031】 3.被検菌 バクテロイデス・ジンジバリス(Bacteroide
s gingivalis ATCC33277) 、
バクテロイデス・インターメディウス(B.inter
medius ATCC15032)、バクテロイデス
・メラニノジェニカス(B.melaninogeni
cus ATCC25845)、フゾバクテリウム・ヌ
クレアタム(Fusobacterium nucle
atum ATCC10953) 、およびアクチノバ
シラス・アクチノマイセテムコミタンス(Actino
bacillus actinomycetemcom
itans  ATCC29522)の嫌気性菌株5種
を使用した。
【0032】 4. 結果 総ての菌株について、0.125mg/mlでは増殖が
認められたが、表2に示した様に、0.25mg/ml
でどの菌株も増殖は完全に抑制された。
【0033】コントロールである、DMSOのみを加え
た変法GAM寒天培地(試料濃度,0mg/ml)では
、どの菌株も増殖が抑制されなかった。
【0034】 表2 ──────────────────────菌株 
               最小生育阻止濃度# 
──────────────────────B. 
gingivalis               
 0.25B. intermedius      
         0.25B. melaninog
enicus           0.25F. n
ucleatum                 
0.25A. actinomycetemcomit
ans     0.25─────────────
─────────#;MIC,mg/ml
【0035】以下に本発明の口腔用組成物についての実
施例を挙げる。
【0036】実施例1(チューインガム)配合組成  
                  重量%────
────────────────チューインガムベー
ス        20.0粉糖          
              50.99ブドウ糖  
                  10.0水飴(
水分15%)          18.0ノルジヒド
ログァヤレチック酸  0.01香料        
                  1.0────
────────────────
【0037】40℃
に保温した全量のチューインガムベースおよび全量の水
飴を、ニーダーに投入して10分間混練し、粉糖の1/
3 量および全量のブドウ糖を投入して5分間、次いで
粉糖の1/3 量を投入して5分間混練した。次に、ノ
ルジヒドログァヤレチック酸と香料を残りの1/3 量
の粉糖に混合したものを投入し、5分間混練してガムミ
ックスを得た。
【0038】実施例2(ヌガー)
【0039】■を混合し泡立てる。■は130℃まで煮
詰める。■に■を少しづつ加え、更に泡立てる。これに
、■を加え混合しながら冷却盤上に広げ成型してヌガー
を得た。
【0040】実施例3(練歯磨) 配合組成                     
 重量%─────────────────────
─第2リン酸カルシウム          42グリ
セリン                    18
カラギナン                    
  0.9ラウリル硫酸ナトリウム         
 1.2サッカリン                
      1.0パラオキシ安息香酸ブチル    
    0.005クロルヘキシジンジグルコネート 
 0.1香料                   
         0.1ノルジヒドログァヤレチック
酸    0.1水                
              残量─────────
─────────────
【0041】常法に従って
製造する。即ち、水,グリセリン,カラギナン,サッカ
リン,パラオキシ安息香酸ブチル,クロルヘキシジンジ
グルコネート,香料,およびノルジヒドログァヤレチッ
ク酸の処方量を計量し、混合して粘結剤を膨潤させたの
ち、第2リン酸カルシウム,ラウリル硫酸ナトリウムを
加え、更によく混合,脱泡したのちチューブに充填して
練歯磨剤を得る。
【0042】 実施例4(練歯磨) ノルジヒドログァヤレチック酸の添加量が0.5重量%
である以外は実施例3と同様にして練歯磨剤を得る。
【0043】実施例5(トローチ剤) 配合組成                     
   重量%───────────────────
───ポリエチレングリコール6000      2
.0無水ケイ酸                  
    1.0ステアリン酸マグネシウム      
  0.6タルク                 
         0.3ハイドロキシプロピルセルロ
ース  0.7ノルジヒドログァヤレチック酸    
0.1マンニット                 
     残量──────────────────
────
【0044】常法に従い上記処方のトローチ剤
を製造する。
【0045】実施例6(洗口剤) 配合組成                    重
量%───────────────────エタノー
ル                  20.0サッ
カリンナトリウム          0.1香料  
                        1
.0ショ糖脂肪酸エステル          0.5
ノルジヒドログァヤレチック酸  0.2水     
                       残量
───────────────────常法に従い上
記処方の洗口剤を製造する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノルジヒドログァヤレチック酸を含有する
    ことを特徴とする口腔用組成物
JP41229890A 1990-12-19 1990-12-19 口腔用組成物 Pending JPH04217626A (ja)

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JP41229890A JPH04217626A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 口腔用組成物

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ID=18521153

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