JPH04221037A - 高温耐食材料及びその製造方法 - Google Patents
高温耐食材料及びその製造方法Info
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- JPH04221037A JPH04221037A JP41266790A JP41266790A JPH04221037A JP H04221037 A JPH04221037 A JP H04221037A JP 41266790 A JP41266790 A JP 41266790A JP 41266790 A JP41266790 A JP 41266790A JP H04221037 A JPH04221037 A JP H04221037A
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- Japan
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- powder
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- high temp
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高温耐食材料に関する。
更に詳しくは、五酸化バナジウムを含む塩類、硫黄化合
物に対して優れた耐高温腐食性、耐高温酸化性を有し、
かつ加工性が良好なクロム(Cr)基合金高温耐食材料
に関するものである。
物に対して優れた耐高温腐食性、耐高温酸化性を有し、
かつ加工性が良好なクロム(Cr)基合金高温耐食材料
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より耐酸化性の目的で用いられてい
る耐熱材料にはCr鋼、Cr−ニッケル(Ni)鋼、C
r−コバルト(Co)鋼等の鉄基合金があり、更に高温
度での耐熱性が要求される場合には高価なNiを多量に
含むNi基合金あるいはCo基合金が使用されてきた。 周知のごとく、これらの高温耐食材料はその表面に生成
される緻密な酸化被膜の保護作用によって基材の耐酸化
性を付与する事ができるものであり、この酸化被膜の性
状によって基材の耐食性は大きく影響される事が知られ
ている。
る耐熱材料にはCr鋼、Cr−ニッケル(Ni)鋼、C
r−コバルト(Co)鋼等の鉄基合金があり、更に高温
度での耐熱性が要求される場合には高価なNiを多量に
含むNi基合金あるいはCo基合金が使用されてきた。 周知のごとく、これらの高温耐食材料はその表面に生成
される緻密な酸化被膜の保護作用によって基材の耐酸化
性を付与する事ができるものであり、この酸化被膜の性
状によって基材の耐食性は大きく影響される事が知られ
ている。
【0003】そのため基材の酸化被膜が化学的、物理的
に攻撃されるような条件下でこれらの材料を使用すると
、当然酸化被膜の保護作用は著しく低下し、従って、基
材の耐食性は低下する。
に攻撃されるような条件下でこれらの材料を使用すると
、当然酸化被膜の保護作用は著しく低下し、従って、基
材の耐食性は低下する。
【0004】例えば、硫黄を含む重油燃焼ガスとこれら
合金を接触させると、高Ni鋼の耐酸化性はNiSの生
成によって低下する事が知られており、また内燃機関の
排気弁は雰囲気中のバナジン酸化物によって強い腐食を
受け、船舶用ガスタービンの羽根等が、雰囲気中の混在
NaClにより顕著な損傷を受けること等もその一例で
ある。
合金を接触させると、高Ni鋼の耐酸化性はNiSの生
成によって低下する事が知られており、また内燃機関の
排気弁は雰囲気中のバナジン酸化物によって強い腐食を
受け、船舶用ガスタービンの羽根等が、雰囲気中の混在
NaClにより顕著な損傷を受けること等もその一例で
ある。
【0005】同様な現象は加熱炉部品に使用される耐熱
材においても認められる。これは、加熱炉内で溶融しや
すい酸化物塩が存在し、これが耐熱鋼に接触する場合、
公知の耐熱鋼ではその溶損が激しく、実用使用限界温度
に制約を受けるため、汎用の耐熱材では使用が困難で、
きわめて高価な高温材料を使用せざるを得ない現状であ
る。上記の諸例に見られる高温酸化現象は、材料の表面
に生成される保護性酸化被膜がハロゲン、イオウ等によ
って破壊あるいは溶解を起こす事に基づくものである。 一方、耐熱材料として広く用いられている鉄基合金の高
温強度はNi基合金及びCo合金に較べて低く、従って
、耐高温酸化性と高温強度を同時に要求される場合は材
料選定に制約を受ける事になる。しかし、Ni合金等は
先に述べた耐硫化性に劣る等の問題があり、使用環境に
よってそれに適応する材料を適宜使い分けているのが現
状である。
材においても認められる。これは、加熱炉内で溶融しや
すい酸化物塩が存在し、これが耐熱鋼に接触する場合、
公知の耐熱鋼ではその溶損が激しく、実用使用限界温度
に制約を受けるため、汎用の耐熱材では使用が困難で、
きわめて高価な高温材料を使用せざるを得ない現状であ
る。上記の諸例に見られる高温酸化現象は、材料の表面
に生成される保護性酸化被膜がハロゲン、イオウ等によ
って破壊あるいは溶解を起こす事に基づくものである。 一方、耐熱材料として広く用いられている鉄基合金の高
温強度はNi基合金及びCo合金に較べて低く、従って
、耐高温酸化性と高温強度を同時に要求される場合は材
料選定に制約を受ける事になる。しかし、Ni合金等は
先に述べた耐硫化性に劣る等の問題があり、使用環境に
よってそれに適応する材料を適宜使い分けているのが現
状である。
【0006】更に、基材の加工性については、耐熱鋼は
溶接性が悪いという欠点を有しており、また、溶接部の
割れに起因する事故も多く、更に鉄基、Ni基合金等に
おいては応力腐食割れ、もしくは粒界腐食を併発しやす
いという欠点がある。
溶接性が悪いという欠点を有しており、また、溶接部の
割れに起因する事故も多く、更に鉄基、Ni基合金等に
おいては応力腐食割れ、もしくは粒界腐食を併発しやす
いという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高温耐食性及び高温強
度特性の両方が優れ、しかも加工性が良い金属材料は、
現在の所、存在していない。
度特性の両方が優れ、しかも加工性が良い金属材料は、
現在の所、存在していない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の課題
を解決するために鋭意検討した結果、本発明で得られる
Cr基合金は、優れた高温耐食性、高温強度特性を有し
、しかも加工性も良いことを見出し、本発明を完成する
に至った。このCr基合金は、従来の高温耐食材料、例
えば貴金属含有合金等と比較して、安価である。
を解決するために鋭意検討した結果、本発明で得られる
Cr基合金は、優れた高温耐食性、高温強度特性を有し
、しかも加工性も良いことを見出し、本発明を完成する
に至った。このCr基合金は、従来の高温耐食材料、例
えば貴金属含有合金等と比較して、安価である。
【0009】即ち本発明は、Crが50〜99重量%、
チタン(Ti)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)の
少なくとも1種類の元素が0.01〜5重量%及び残部
が実質的にニッケルからなる金属材料に関するものであ
る。
チタン(Ti)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)の
少なくとも1種類の元素が0.01〜5重量%及び残部
が実質的にニッケルからなる金属材料に関するものであ
る。
【0010】本発明はCr含有量が50重量%以上であ
ることが必須であり、より高い耐食性を持たせるために
はCr含有量を70重量%以上とすることが望ましい。 Cr含有量が50重量%より低い場合は、使用条件によ
っては耐食性に欠ける場合がある。また、Cr含有量が
必要以上に高くてもその量に相当する耐食性の効果の向
上はなく、経済性から考慮して、Cr含有量は99重量
%以下であることが望ましい。
ることが必須であり、より高い耐食性を持たせるために
はCr含有量を70重量%以上とすることが望ましい。 Cr含有量が50重量%より低い場合は、使用条件によ
っては耐食性に欠ける場合がある。また、Cr含有量が
必要以上に高くてもその量に相当する耐食性の効果の向
上はなく、経済性から考慮して、Cr含有量は99重量
%以下であることが望ましい。
【0011】一般に、高温耐食材料中に酸素、窒素、炭
素、シリカ、アルミニウムなどの不純物が多く混入して
いる場合、結晶粒界にCr窒化物やCr炭化物等が析出
し、これらが脆いため材料の加工性が悪くなり、また粒
界近傍のCr量の減少により耐食性が低下する恐れがあ
る。従って、可能な限り上記の不純物の混入を防ぎ、C
rよりも窒化物や炭化物等を生成する力の強いTi,N
b,Taの少なくとも1種類の元素を添加してCr窒化
物やCr炭化物等の粒界への析出を阻止する必要がある
。そのためには、原料の混合粉末又は合金粉末の純度は
高い方が望ましく、好ましくは純度99.9%以上の金
属Cr,Niを用い、Ti,Nb,Taの少なくとも1
種類の元素を0.01〜5重量%添加した混合粉末また
は合金粉末を原料とすることが望ましい。Ti,Nb,
Taの添加量は0.01重量%未満の場合には不純物を
固定する効果がなく、また、必要以上に多くてもその量
に相当する加工性、耐食性の効果の向上はないため、T
i,Nb,Taの添加量は0.01〜5重量%であるこ
とが望ましい。
素、シリカ、アルミニウムなどの不純物が多く混入して
いる場合、結晶粒界にCr窒化物やCr炭化物等が析出
し、これらが脆いため材料の加工性が悪くなり、また粒
界近傍のCr量の減少により耐食性が低下する恐れがあ
る。従って、可能な限り上記の不純物の混入を防ぎ、C
rよりも窒化物や炭化物等を生成する力の強いTi,N
b,Taの少なくとも1種類の元素を添加してCr窒化
物やCr炭化物等の粒界への析出を阻止する必要がある
。そのためには、原料の混合粉末又は合金粉末の純度は
高い方が望ましく、好ましくは純度99.9%以上の金
属Cr,Niを用い、Ti,Nb,Taの少なくとも1
種類の元素を0.01〜5重量%添加した混合粉末また
は合金粉末を原料とすることが望ましい。Ti,Nb,
Taの添加量は0.01重量%未満の場合には不純物を
固定する効果がなく、また、必要以上に多くてもその量
に相当する加工性、耐食性の効果の向上はないため、T
i,Nb,Taの添加量は0.01〜5重量%であるこ
とが望ましい。
【0012】本発明の高温耐食材料は通常の溶解法でも
製造できるが、不純物混入の抑制の為に、粉末成形法を
経由することが好ましい。その成形法を以下に例示する
。
製造できるが、不純物混入の抑制の為に、粉末成形法を
経由することが好ましい。その成形法を以下に例示する
。
【0013】出発原料として用いる金属粉末は、純度9
9%以上、望ましくは純度99.9%以上の金属Cr粉
末とNi粉末及びTi,Nb,Taの少なくとも1種類
の元素の混合粉末、又は、上記化学組成を有する合金粉
末である。この粉末は粒子サイズ100μm以下、好ま
しくは10〜80μmの高純度金属粉末を用いることが
望ましい。尚、本発明で用いる合金粉末は、通常の方法
、例えばCr、Ni等を溶解し急冷凝固する液体急冷法
で得た均一溶解凝固特性を持つCr−Ni系合金粉末で
ある。次に、密封容器に所定量で混合された金属Cr粉
末、Ni粉末及びTi,Nb,Ta、の少なくとも1種
類の粉末を封入し、真空排気を行なう。この容器は特に
その材質、形状とも制限を受けるものではないが、ステ
ンレス鋼または銅あるいはモリブデン製のものを用いる
のが好ましい。また、金属Crの脆性の原因となる吸着
ガスをフラッシングすることを目的として、まず密封容
器内をアルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスで置換した
後、10−4mmHg程度の減圧とし、更に350〜7
00℃の温度に加熱しながら排気し、最終的には10−
5mmHg以下の減圧とする事が望ましい。
9%以上、望ましくは純度99.9%以上の金属Cr粉
末とNi粉末及びTi,Nb,Taの少なくとも1種類
の元素の混合粉末、又は、上記化学組成を有する合金粉
末である。この粉末は粒子サイズ100μm以下、好ま
しくは10〜80μmの高純度金属粉末を用いることが
望ましい。尚、本発明で用いる合金粉末は、通常の方法
、例えばCr、Ni等を溶解し急冷凝固する液体急冷法
で得た均一溶解凝固特性を持つCr−Ni系合金粉末で
ある。次に、密封容器に所定量で混合された金属Cr粉
末、Ni粉末及びTi,Nb,Ta、の少なくとも1種
類の粉末を封入し、真空排気を行なう。この容器は特に
その材質、形状とも制限を受けるものではないが、ステ
ンレス鋼または銅あるいはモリブデン製のものを用いる
のが好ましい。また、金属Crの脆性の原因となる吸着
ガスをフラッシングすることを目的として、まず密封容
器内をアルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスで置換した
後、10−4mmHg程度の減圧とし、更に350〜7
00℃の温度に加熱しながら排気し、最終的には10−
5mmHg以下の減圧とする事が望ましい。
【0014】その後、上で得られた金属成形体は、その
用途に応じて、各種の加工を施して所望の形状とするこ
とが可能である。例えば、圧延材として使用する場合は
加熱圧延を行なう。この際の加熱圧延は例えば、汎用の
熱間ミゾ型ロールを用いた圧延法等により行なう事がで
きるが、得られた圧延材の割れを防止するためには二段
圧延を行なう事が望ましい。このとき、加熱温度は60
0〜1000℃であることが好ましく、この温度範囲で
は金属Cr中への窒素の固溶度は3〜17ppmと低下
する。また、この際の圧延率は50〜80%とすること
により、より緻密な組織を有する圧延材、即ち相対密度
の高い圧延材を得る事ができる。加熱圧延後の圧延材の
冷却は徐冷するのが好ましく、これを急冷した場合内部
のCr組織部分に不均一な熱応力が加わり、クラックが
発生する恐れがある。
用途に応じて、各種の加工を施して所望の形状とするこ
とが可能である。例えば、圧延材として使用する場合は
加熱圧延を行なう。この際の加熱圧延は例えば、汎用の
熱間ミゾ型ロールを用いた圧延法等により行なう事がで
きるが、得られた圧延材の割れを防止するためには二段
圧延を行なう事が望ましい。このとき、加熱温度は60
0〜1000℃であることが好ましく、この温度範囲で
は金属Cr中への窒素の固溶度は3〜17ppmと低下
する。また、この際の圧延率は50〜80%とすること
により、より緻密な組織を有する圧延材、即ち相対密度
の高い圧延材を得る事ができる。加熱圧延後の圧延材の
冷却は徐冷するのが好ましく、これを急冷した場合内部
のCr組織部分に不均一な熱応力が加わり、クラックが
発生する恐れがある。
【0015】更に、得られた圧延材を800〜1000
℃で通常1時間以上焼鈍することにより、本発明の高温
耐食材料の圧延材を得る事ができる。この焼鈍を行なう
ことにより圧延材の組織の均一化、軟化を図ることがで
き、このことは圧延材の耐食性にも寄与し、また引張り
強度を向上させる(例えば20kg/mm2以上:室温
)ことができる。
℃で通常1時間以上焼鈍することにより、本発明の高温
耐食材料の圧延材を得る事ができる。この焼鈍を行なう
ことにより圧延材の組織の均一化、軟化を図ることがで
き、このことは圧延材の耐食性にも寄与し、また引張り
強度を向上させる(例えば20kg/mm2以上:室温
)ことができる。
【0016】本発明の高温耐食材料は、従来のCr基合
金と比較して、高温強度が優れている。更に、Cr含有
量が70%を越えても圧延加工が可能となる。
金と比較して、高温強度が優れている。更に、Cr含有
量が70%を越えても圧延加工が可能となる。
【0017】以上のようにして得られた高温耐食材料の
圧延材は、そのまま圧延材、クラッド材として用いる事
ができる。更に、この圧延材を溶接等の二次加工をする
事により複雑な形状の材料を得る事ができる。
圧延材は、そのまま圧延材、クラッド材として用いる事
ができる。更に、この圧延材を溶接等の二次加工をする
事により複雑な形状の材料を得る事ができる。
【0018】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれにより制限を受けるものでは
ない。
説明するが、本発明はこれにより制限を受けるものでは
ない。
【0019】実施例1〜5および比較例1〜6表1に実
施例等で用いた材料の化学組成を示す。表に示す組成を
有する平均粒径50μmの金属Cr粉末、Ni粉末及び
Ti、Nb、Taのうち1種類の粉末の混合(実施例1
〜4)、Cr−Ni−Ti溶解合金を液体急冷法で得た
合金粉末(実施例5)を長さ125mm、直径33mm
のステンレス鋼の容器に封入した後、アルゴンガス中で
約15分間保持した。ついで、常温中で10−4mmH
gまで真空排気した後、容器を650℃まで加熱しなが
ら、真空度が10−5mmHgとなるまで排気した。更
に、ロール径200mmφ、ロール回転速度17rpm
の加熱圧延装置に前記の密封容器を挿入し、750℃に
加熱し、圧延率70%まで圧下し、徐冷し、圧延材とし
た。比較例1は本発明と同様の製造方法によって作られ
た試験片であるが、Cr含有量が異なるものである。ま
た比較例2は従来の溶解法で得たものである。この際の
溶解法は次の方法、即ち、所定の成分配合した金属原料
を高周波誘導加熱炉にてArガス中で溶解し鋳造、熱間
圧延したものを比較材とした。
施例等で用いた材料の化学組成を示す。表に示す組成を
有する平均粒径50μmの金属Cr粉末、Ni粉末及び
Ti、Nb、Taのうち1種類の粉末の混合(実施例1
〜4)、Cr−Ni−Ti溶解合金を液体急冷法で得た
合金粉末(実施例5)を長さ125mm、直径33mm
のステンレス鋼の容器に封入した後、アルゴンガス中で
約15分間保持した。ついで、常温中で10−4mmH
gまで真空排気した後、容器を650℃まで加熱しなが
ら、真空度が10−5mmHgとなるまで排気した。更
に、ロール径200mmφ、ロール回転速度17rpm
の加熱圧延装置に前記の密封容器を挿入し、750℃に
加熱し、圧延率70%まで圧下し、徐冷し、圧延材とし
た。比較例1は本発明と同様の製造方法によって作られ
た試験片であるが、Cr含有量が異なるものである。ま
た比較例2は従来の溶解法で得たものである。この際の
溶解法は次の方法、即ち、所定の成分配合した金属原料
を高周波誘導加熱炉にてArガス中で溶解し鋳造、熱間
圧延したものを比較材とした。
【0020】
【表1】
表2の比較例3は市販品のNi基合金(INCONEL
600)、同4〜6は市販品のFe基合金( 夫々IN
COLOY800、SUS310S、SUS304)で
あり、本発明との比較のために同様に試験した。
600)、同4〜6は市販品のFe基合金( 夫々IN
COLOY800、SUS310S、SUS304)で
あり、本発明との比較のために同様に試験した。
【0021】次に、上記の製造方法および化学組成から
なる各種材料を用いて本発明材料の高温腐食試験を行な
った。試験方法は次のとおりである。
なる各種材料を用いて本発明材料の高温腐食試験を行な
った。試験方法は次のとおりである。
【0022】各材料を10cm×10cmの大きさのテ
ストピースに加工し、これを第三表に示す高温腐食環境
に暴露し、表面スケールを除去し、各々の平均腐食速度
を求めた。それらの結果を表3に示す。また、実施例1
、5、比較例2で得た材料について次の試験方法で高温
強度を測定した。即ち、実施例、比較例で得た材料を引
張り試験用の形状に加工した後、真空引張り装置にて試
験片を300〜1000℃に加熱し、引張り試験を行な
った。その時の抗張力を高温強度として示した。その結
果を表4に示す。
ストピースに加工し、これを第三表に示す高温腐食環境
に暴露し、表面スケールを除去し、各々の平均腐食速度
を求めた。それらの結果を表3に示す。また、実施例1
、5、比較例2で得た材料について次の試験方法で高温
強度を測定した。即ち、実施例、比較例で得た材料を引
張り試験用の形状に加工した後、真空引張り装置にて試
験片を300〜1000℃に加熱し、引張り試験を行な
った。その時の抗張力を高温強度として示した。その結
果を表4に示す。
【0023】
【表2】
表3より本発明の高温耐食材料の耐食性は、Ni基合金
、Fe基合金と比較して優れた耐食性を有することがわ
かる。又高温強度で優れていることがわかる。
、Fe基合金と比較して優れた耐食性を有することがわ
かる。又高温強度で優れていることがわかる。
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【発明の効果】本発明の高温耐食材料は、従来までの材
料、特にCr基合金に比べると極めて耐食性あるいは加
工性に優れ複雑な形状への加工も容易であり、溶接によ
る割れ、材質劣化の問題もなく、新規の装置設計が可能
となる。更に、本発明の高温耐食材料は、従来品では不
可能であった薄板への加工が可能であり、圧接材、クラ
ッド材、ライニング材として用いることができるので、
材料としての価格の大幅な低減、またより高い加工性を
有した材料との組合せにより加工性と耐食性の双方につ
いて飛躍的な向上をはかることが可能である。更に高温
強度も優れている。
料、特にCr基合金に比べると極めて耐食性あるいは加
工性に優れ複雑な形状への加工も容易であり、溶接によ
る割れ、材質劣化の問題もなく、新規の装置設計が可能
となる。更に、本発明の高温耐食材料は、従来品では不
可能であった薄板への加工が可能であり、圧接材、クラ
ッド材、ライニング材として用いることができるので、
材料としての価格の大幅な低減、またより高い加工性を
有した材料との組合せにより加工性と耐食性の双方につ
いて飛躍的な向上をはかることが可能である。更に高温
強度も優れている。
Claims (3)
- 【請求項1】クロムが50〜99重量%、チタン、ニオ
ブ、タンタルの内の少なくとも1種類の元素が0.01
〜5重量%及び残部が実質的にニッケルからなる高温耐
食材料。 - 【請求項2】クロムが50〜99重量%、チタン、ニオ
ブ、タンタルの内の少なくとも1種類の元素が0.01
〜5重量%及び残部が実質的にニッケルからなる混合粉
末を使用することを特徴とする高温耐食材料の製造方法
。 - 【請求項3】クロムが50〜99重量%、チタン、ニオ
ブ、タンタルの内の少なくとも1種類の元素が0。01
〜5重量%及び残部が実質的にニッケルからなる合金粉
末を使用することを特徴とする高温耐食材料の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41266790A JPH04221037A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 高温耐食材料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41266790A JPH04221037A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 高温耐食材料及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04221037A true JPH04221037A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=18521468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41266790A Pending JPH04221037A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 高温耐食材料及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04221037A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5830292A (en) * | 1994-04-13 | 1998-11-03 | Schwarzkopf Technologies Corporation | Hard solder |
| EP2000550A1 (de) * | 2007-06-08 | 2008-12-10 | Wärtsilä Schweiz AG | Werkstoff auf Basis einer CrNi-Legierung, Halbzeug, Komponente für einen Verbrennungsmotor, sowie ein Verfahren zur Herstellung des Werkstoffs und des Halbzeugs |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP41266790A patent/JPH04221037A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5830292A (en) * | 1994-04-13 | 1998-11-03 | Schwarzkopf Technologies Corporation | Hard solder |
| EP2000550A1 (de) * | 2007-06-08 | 2008-12-10 | Wärtsilä Schweiz AG | Werkstoff auf Basis einer CrNi-Legierung, Halbzeug, Komponente für einen Verbrennungsmotor, sowie ein Verfahren zur Herstellung des Werkstoffs und des Halbzeugs |
| JP2008303461A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Waertsilae Schweiz Ag | Cr−Ni基合金材料、半製品、燃焼機関用構成部品と、Cr−Ni基合金材料および半製品の製造方法 |
| JP2014088624A (ja) * | 2007-06-08 | 2014-05-15 | Waertsilae Schweiz Ag | Cr−Ni基合金材料、半製品、燃焼機関用構成部品と、Cr−Ni基合金材料および半製品の製造方法 |
| KR101534536B1 (ko) * | 2007-06-08 | 2015-07-07 | 빈터투르 가스 앤 디젤 아게 | CrNi 합금을 기재로 하는 물질, 준완성품, 연소 엔진용컴포넌트, 및 상기 물질과 상기 준완성품의 제조 방법 |
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