JPH0422151B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422151B2 JPH0422151B2 JP60108771A JP10877185A JPH0422151B2 JP H0422151 B2 JPH0422151 B2 JP H0422151B2 JP 60108771 A JP60108771 A JP 60108771A JP 10877185 A JP10877185 A JP 10877185A JP H0422151 B2 JPH0422151 B2 JP H0422151B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- boiling point
- point solvent
- transparent recording
- transparent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M1/00—Inking and printing with a printer's forme
- B41M1/26—Printing on other surfaces than ordinary paper
- B41M1/30—Printing on other surfaces than ordinary paper on organic plastics, horn or similar materials
Landscapes
- Duplication Or Marking (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔目次〕
●〔概要〕
●〔産業上の利用分野〕
●〔従来の技術〕
●〔発明が解決しようとする問題点〕
●〔問題点を解決するための手段および作用〕
●〔発明の実施例〕
●〔発明の効果〕
〔概要〕
本発明は、高沸点溶剤と当該高沸点溶剤に溶解
し得る樹脂分および着色剤とを主成分とするイン
クを用い、このインク中の高沸点溶剤で溶解ない
しは膨潤する表面層をもつた透明記録材に対して
押圧によりインクを転写して文字・図形などを印
字することにより、透明記録材におけるインクの
定着が早く、かつ指などで擦つてもインク落ちが
ない透明記録原図の作成方法を提供する。
し得る樹脂分および着色剤とを主成分とするイン
クを用い、このインク中の高沸点溶剤で溶解ない
しは膨潤する表面層をもつた透明記録材に対して
押圧によりインクを転写して文字・図形などを印
字することにより、透明記録材におけるインクの
定着が早く、かつ指などで擦つてもインク落ちが
ない透明記録原図の作成方法を提供する。
本発明は、インクリボンから押圧によつて転写
させることにより、第2原図・オーバーヘツドプ
ロジエクター用原図等の透明記録原図を作成する
方法に関するものである。
させることにより、第2原図・オーバーヘツドプ
ロジエクター用原図等の透明記録原図を作成する
方法に関するものである。
透明記録原図の作成方法としては従来透明な
紙或いはフイルムに手書きにて書き込む。カラ
ーフイルム等を使つた透明粘着テープを貼り付け
る。電子コピー方式による複写。閃光(フラ
ツシユ)方式やサーマルヘツド方式による熱転写
(例えば特開昭58−148793号、特開昭51−56234号
に記載されるような方法)インクジエツト方式
によるプリント(例えば特開昭57−14091号)
カーボンリボン等を使つたインパクト方式による
転写印字(例えば特開昭58−112735号)銀塩写
真やジアゾ発色方式による等いろいろな方式がと
られている。
紙或いはフイルムに手書きにて書き込む。カラ
ーフイルム等を使つた透明粘着テープを貼り付け
る。電子コピー方式による複写。閃光(フラ
ツシユ)方式やサーマルヘツド方式による熱転写
(例えば特開昭58−148793号、特開昭51−56234号
に記載されるような方法)インクジエツト方式
によるプリント(例えば特開昭57−14091号)
カーボンリボン等を使つたインパクト方式による
転写印字(例えば特開昭58−112735号)銀塩写
真やジアゾ発色方式による等いろいろな方式がと
られている。
オーバーヘツドプロジエクター用等の透明原図
は、その用途から多数の色を用いた色分けの必要
性が急速に高まつている。しかし、手書きによる
方法や、カラーフイルム等の透明粘着テープを透
明フイルム基材に貼り付ける方法等は、非常に手
間がかかるうえ、精密な図面等を作成するには熟
練と高度な技術を必要とする。
は、その用途から多数の色を用いた色分けの必要
性が急速に高まつている。しかし、手書きによる
方法や、カラーフイルム等の透明粘着テープを透
明フイルム基材に貼り付ける方法等は、非常に手
間がかかるうえ、精密な図面等を作成するには熟
練と高度な技術を必要とする。
電子コピー方式は、単色の場合には非常に手軽
で簡単に透明原図を得られるが、フイルム上に載
るトナーが不透明な為に汚い感じがするうえに、
多色の原図を得る為には普及度の低いカラーコピ
ー機を使用しなければならないだけでなく、原稿
自体を予め着色しておく必要もある。
で簡単に透明原図を得られるが、フイルム上に載
るトナーが不透明な為に汚い感じがするうえに、
多色の原図を得る為には普及度の低いカラーコピ
ー機を使用しなければならないだけでなく、原稿
自体を予め着色しておく必要もある。
熱転写方式や銀塩写真は、ランニングコストが
高いという欠点がある。
高いという欠点がある。
又インパクト方式を用いたプリンターでは不乾
性油や、不揮発性油を用いたインクを使用してい
るために、オーバーヘツドプロジエクター用原図
等の透明原図を作成するときに一般的に用いられ
ているポリエステルフイルムや延伸ポリプロピレ
ンフイルム、アセテートフイルム等に印字した場
合には、紙の上に印字する場合と違つてフイルム
表面にインク吸収性がない為に、インクが落ちて
消えてしまい全く実用にはならなかつた。
性油や、不揮発性油を用いたインクを使用してい
るために、オーバーヘツドプロジエクター用原図
等の透明原図を作成するときに一般的に用いられ
ているポリエステルフイルムや延伸ポリプロピレ
ンフイルム、アセテートフイルム等に印字した場
合には、紙の上に印字する場合と違つてフイルム
表面にインク吸収性がない為に、インクが落ちて
消えてしまい全く実用にはならなかつた。
しかしながら、押圧によるインクの転写例え
ば、インパクト方式による印字の場合、同一リボ
ンによる多数印字が可能であり、ランニングコス
トが非常に安価であるという経済的メリツトが大
きい。
ば、インパクト方式による印字の場合、同一リボ
ンによる多数印字が可能であり、ランニングコス
トが非常に安価であるという経済的メリツトが大
きい。
本発明は、インクリボンの押圧によつてインク
が転写されることによつて透明記録材上に形成さ
れた画像が素早く定着し、指等で擦つてもインク
落ちがしない原図を作成する方法を提供するもの
である。
が転写されることによつて透明記録材上に形成さ
れた画像が素早く定着し、指等で擦つてもインク
落ちがしない原図を作成する方法を提供するもの
である。
本発明では、20℃における蒸気圧が1mmHg以
下の高沸点溶剤と、該高沸点溶剤に可溶な樹脂分
2〜20重量%および、45重量%以下の着色剤とを
主成分とするインクを基材に付着させてなるイン
クリボンをを用いての押圧(例えばワイヤードツ
ト或いは活字タイプを用いたインパクト方式)に
より、表面がインク組成中の高沸点溶剤を溶解な
いし膨潤し得る透明記録材にインクを転写するこ
とにより、形成された文字、図形が素早く定着し
て、擦つてもインク落ちがしない透明記録原図を
作成することを可能にしたものである。本発明で
いう高沸点溶剤とは20℃における蒸気圧が1mm
Hg以下のものであるが、中でも一般式 HO(−CnH2o+10−)mH(式中mは2〜7、nは2
〜3の整数)で表わされる高沸点溶剤が最も良好
な結果を与える。印字された文字、図形が透明記
録材上で素早く乾燥し、擦つてもインク落ちのし
ない良好な定着性を発現する本発明の原理は次の
とおりである。すなわち、インクの組成中の高沸
点溶剤で溶解ないし膨潤する表面をもつた透明記
録材面に印字した場合、そこに付着したインクの
組成中の高沸点溶剤が透明記録材表面層を溶解ま
たは膨潤して、当該表面層内に浸透し印字された
インク組成の高沸点溶剤の混合比が減少してその
印字部分でのインクの急激な粘度上昇が起り、そ
の結果として文字、図形等の良好な定着性を発現
するのである。そしてインクの他の必須成分であ
る樹脂分がこの印字部分でのインクの急激な粘度
上昇を助長し印字の一層素早い乾燥を実現するの
である。
下の高沸点溶剤と、該高沸点溶剤に可溶な樹脂分
2〜20重量%および、45重量%以下の着色剤とを
主成分とするインクを基材に付着させてなるイン
クリボンをを用いての押圧(例えばワイヤードツ
ト或いは活字タイプを用いたインパクト方式)に
より、表面がインク組成中の高沸点溶剤を溶解な
いし膨潤し得る透明記録材にインクを転写するこ
とにより、形成された文字、図形が素早く定着し
て、擦つてもインク落ちがしない透明記録原図を
作成することを可能にしたものである。本発明で
いう高沸点溶剤とは20℃における蒸気圧が1mm
Hg以下のものであるが、中でも一般式 HO(−CnH2o+10−)mH(式中mは2〜7、nは2
〜3の整数)で表わされる高沸点溶剤が最も良好
な結果を与える。印字された文字、図形が透明記
録材上で素早く乾燥し、擦つてもインク落ちのし
ない良好な定着性を発現する本発明の原理は次の
とおりである。すなわち、インクの組成中の高沸
点溶剤で溶解ないし膨潤する表面をもつた透明記
録材面に印字した場合、そこに付着したインクの
組成中の高沸点溶剤が透明記録材表面層を溶解ま
たは膨潤して、当該表面層内に浸透し印字された
インク組成の高沸点溶剤の混合比が減少してその
印字部分でのインクの急激な粘度上昇が起り、そ
の結果として文字、図形等の良好な定着性を発現
するのである。そしてインクの他の必須成分であ
る樹脂分がこの印字部分でのインクの急激な粘度
上昇を助長し印字の一層素早い乾燥を実現するの
である。
すなわち、本発明者達は先に高沸点溶剤を含有
するが樹脂分は含有しないインクを用いて、本発
明と同等の透明記録材に印字するならば、充分に
実用性のある、透明記録原図を作成することがで
きるという方法につき特許出願(特開昭59−
266380号)したが、本発明は印字に用いるインク
リボンを構成するインクの組成において、高沸点
溶剤に溶解し得る樹脂分を必須成分として加えた
ことによつて先の発明を改良したものである。
するが樹脂分は含有しないインクを用いて、本発
明と同等の透明記録材に印字するならば、充分に
実用性のある、透明記録原図を作成することがで
きるという方法につき特許出願(特開昭59−
266380号)したが、本発明は印字に用いるインク
リボンを構成するインクの組成において、高沸点
溶剤に溶解し得る樹脂分を必須成分として加えた
ことによつて先の発明を改良したものである。
本発明においてインクの必須成分である樹脂分
は、今一つの必須成分である高沸点溶剤に溶解し
得るものに限られると同時に、インク組成中での
混合量の上下限界値が重要である。
は、今一つの必須成分である高沸点溶剤に溶解し
得るものに限られると同時に、インク組成中での
混合量の上下限界値が重要である。
すなわち、インク組成中において2〜20重量%
の範囲になければならない。高沸点溶剤単独配合
のインクを用いての、本発明で特定する透明記録
材面への印字の乾燥速度は1分程度であつて、こ
れでも充分実用に供し得るものであるが、高沸点
溶剤の他に、本発明でいう樹脂分を2重量%以上
配合した場合には、同透明記録材への印字は、そ
の乾燥速度が助長され5秒ないし10秒以内で乾燥
するのである。
の範囲になければならない。高沸点溶剤単独配合
のインクを用いての、本発明で特定する透明記録
材面への印字の乾燥速度は1分程度であつて、こ
れでも充分実用に供し得るものであるが、高沸点
溶剤の他に、本発明でいう樹脂分を2重量%以上
配合した場合には、同透明記録材への印字は、そ
の乾燥速度が助長され5秒ないし10秒以内で乾燥
するのである。
この樹脂分が2重量%に満たない場合には先に
述べた印字部分でのインクの粘度上昇の助長効果
が発揮されず印字の乾燥を早める結果には至らな
い。一方20重量%より多い場合には、この樹脂分
が配合されたインク粘度が高くなり、該インクを
基材に付着してなるインクリボンに粘着性が出
て、印字時におけるインクリボンの送行不良を生
ずると共に長期の保存中インクリボンのインクが
徐々に乾燥して、印字濃度が低下し、インクリボ
ンとして実用に耐えられないのである。
述べた印字部分でのインクの粘度上昇の助長効果
が発揮されず印字の乾燥を早める結果には至らな
い。一方20重量%より多い場合には、この樹脂分
が配合されたインク粘度が高くなり、該インクを
基材に付着してなるインクリボンに粘着性が出
て、印字時におけるインクリボンの送行不良を生
ずると共に長期の保存中インクリボンのインクが
徐々に乾燥して、印字濃度が低下し、インクリボ
ンとして実用に耐えられないのである。
とろろで、本発明でいう高沸点溶剤は20℃にお
ける蒸気圧が1mmHg以下であつて、好ましくは
一般式HO(−CnH2o+10−)mH(式中nは2〜7、
mは2〜3の整数)のものであるが、これは常温
での気化性が非常に低い溶剤につき種々実験した
結果、インク組成物として好ましい溶剤の物性と
して見出したものである。
ける蒸気圧が1mmHg以下であつて、好ましくは
一般式HO(−CnH2o+10−)mH(式中nは2〜7、
mは2〜3の整数)のものであるが、これは常温
での気化性が非常に低い溶剤につき種々実験した
結果、インク組成物として好ましい溶剤の物性と
して見出したものである。
なお高沸点溶剤のインク組成における配合量は
インク調整において先に述べた樹脂分の配合量と
後に述べる着色剤の配合量が決定される結果で必
然的に決るものである。
インク調整において先に述べた樹脂分の配合量と
後に述べる着色剤の配合量が決定される結果で必
然的に決るものである。
しかし、高沸点溶剤は50重量%以上、着色剤は
45重量%以下であることが望ましい。その理由は
この範囲を超えるとインクの粘度が高くなり、か
つ乾燥しやすくなつて、実用上好ましくないから
である。
45重量%以下であることが望ましい。その理由は
この範囲を超えるとインクの粘度が高くなり、か
つ乾燥しやすくなつて、実用上好ましくないから
である。
この様な高沸点溶剤としては、トリエチルベン
ゼン、ジテルペン、芳香族石油ナフサノ等の芳香
族系炭化水素、n−オクチルアルコール、n−デ
シルアルコール、ボリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール等のアルコール類、エチレ
ングリコールモノフエニルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノプチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルヘキシルエーテル類、酢酸ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、酢酸ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル等のエステル系溶
剤等があげられる。
ゼン、ジテルペン、芳香族石油ナフサノ等の芳香
族系炭化水素、n−オクチルアルコール、n−デ
シルアルコール、ボリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール等のアルコール類、エチレ
ングリコールモノフエニルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノプチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルヘキシルエーテル類、酢酸ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、酢酸ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル等のエステル系溶
剤等があげられる。
樹脂分としては、上記述べた高沸点溶剤に可溶
なもので、常温において固体性を示すものであれ
ば、一般にインク、ラツカー、油性塗料等に用い
られている天然樹脂や合成樹脂等が使用できる
が、一般式HO(−CnH2n+10−)mH(式中nは2〜
7、mは2〜3の整数)で表わされるグリコール
系溶剤が使用される場合には、シユラツク等の天
然樹脂や、酢酸セルロース、ニトロセルロース、
ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミドのよ
うな前記の高沸点溶剤に膨潤又は溶解する樹脂
や、- COO-NH4+、-COO-M+、NH4・Hcl、−OHの
ような極性基を部分的に導入することにより、前
記高沸点溶剤に膨潤又は溶解せしめるように変性
した高分子誘導体、又は上述の高沸点溶剤に膨潤
又は溶解する樹脂を構成する単量体を少なくとも
一成分としてなる共重合樹脂およびその誘導体な
どが使用できる。
なもので、常温において固体性を示すものであれ
ば、一般にインク、ラツカー、油性塗料等に用い
られている天然樹脂や合成樹脂等が使用できる
が、一般式HO(−CnH2n+10−)mH(式中nは2〜
7、mは2〜3の整数)で表わされるグリコール
系溶剤が使用される場合には、シユラツク等の天
然樹脂や、酢酸セルロース、ニトロセルロース、
ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミドのよ
うな前記の高沸点溶剤に膨潤又は溶解する樹脂
や、- COO-NH4+、-COO-M+、NH4・Hcl、−OHの
ような極性基を部分的に導入することにより、前
記高沸点溶剤に膨潤又は溶解せしめるように変性
した高分子誘導体、又は上述の高沸点溶剤に膨潤
又は溶解する樹脂を構成する単量体を少なくとも
一成分としてなる共重合樹脂およびその誘導体な
どが使用できる。
次に本発明におけるインク組成分の一つとして
の着色剤は顔料、染料あるいは両者の混合であつ
てもかまわないが、顔料のみを着色剤として用い
る場合には、その配合量として先に説明した必須
組成分の一つである樹脂分1に対して5以下とす
ることが好ましい。すなわち5以上であれば、そ
のインクによる印字部分の乾燥後において顔料分
の割合が多く、その印字の定着性がわるくなるの
である。一方、染料を用いる場合には印字部分の
ベタツキを発現しない染料の選定あるいは染料と
顔料との混合使用を考慮する必要がある。
の着色剤は顔料、染料あるいは両者の混合であつ
てもかまわないが、顔料のみを着色剤として用い
る場合には、その配合量として先に説明した必須
組成分の一つである樹脂分1に対して5以下とす
ることが好ましい。すなわち5以上であれば、そ
のインクによる印字部分の乾燥後において顔料分
の割合が多く、その印字の定着性がわるくなるの
である。一方、染料を用いる場合には印字部分の
ベタツキを発現しない染料の選定あるいは染料と
顔料との混合使用を考慮する必要がある。
本発明に使用する透明記録材は、透明紙や透明
フイルム等の透明度の高いシートを用いるが、少
なくともその片面が本発明に使用する高沸点溶剤
に溶解若しくは膨潤する表面層であることが必要
である。透明度の高いシートそのものの材質が本
発明に使用する高沸点溶剤に溶解若しくは膨潤す
る素材であれば、特に新たに表面層を設ける必要
は無いが、透明度の高いシートそのものの材質が
本発明に使用する高沸点溶剤に溶解若しくは膨潤
する素材で無い場合には、少なくとも片面(勿論
両面であつても可)に本発明に使用する高沸点溶
剤に溶解若しくは膨潤する表面層をコーテイン
グ・ラミネート等の適当な手段によつて設けるこ
とが必要である。
フイルム等の透明度の高いシートを用いるが、少
なくともその片面が本発明に使用する高沸点溶剤
に溶解若しくは膨潤する表面層であることが必要
である。透明度の高いシートそのものの材質が本
発明に使用する高沸点溶剤に溶解若しくは膨潤す
る素材であれば、特に新たに表面層を設ける必要
は無いが、透明度の高いシートそのものの材質が
本発明に使用する高沸点溶剤に溶解若しくは膨潤
する素材で無い場合には、少なくとも片面(勿論
両面であつても可)に本発明に使用する高沸点溶
剤に溶解若しくは膨潤する表面層をコーテイン
グ・ラミネート等の適当な手段によつて設けるこ
とが必要である。
このような表面層は、インクに用いる高沸点溶
剤に溶解若しくは膨潤する天然樹脂や合成樹脂を
主体とする組成物のシートへの塗布によつて一般
には形成される。
剤に溶解若しくは膨潤する天然樹脂や合成樹脂を
主体とする組成物のシートへの塗布によつて一般
には形成される。
この塗布層は高沸点溶剤に対する溶解性若しく
は膨潤性を有する反面、場合によつては表面に多
少のベタツキが生ずることがあるが、上記塗布用
組成物への無機および/または有機の微粉末の如
きフイラーを添加することは、このベタツキを防
止する上で好ましい。このフイラーとしては、例
えばシリカ、水酸化アルミニウム、炭酸マグネシ
ウム、澱粉、スチレンパウダー、メチルメタアク
リレート等が上げられる。これらフイラーの添加
に際しては塗布層の透明度を損なわないことが必
要なことは云うまでもない。
は膨潤性を有する反面、場合によつては表面に多
少のベタツキが生ずることがあるが、上記塗布用
組成物への無機および/または有機の微粉末の如
きフイラーを添加することは、このベタツキを防
止する上で好ましい。このフイラーとしては、例
えばシリカ、水酸化アルミニウム、炭酸マグネシ
ウム、澱粉、スチレンパウダー、メチルメタアク
リレート等が上げられる。これらフイラーの添加
に際しては塗布層の透明度を損なわないことが必
要なことは云うまでもない。
また必要ならば、シートへの塗布層の接着性や
塗布層表面の耐摩耗性、耐傷性の改良のために適
当な樹脂類を加えたり、さらに要すれば可塑剤、
着色剤、酸化防止剤等を加えても良い。
塗布層表面の耐摩耗性、耐傷性の改良のために適
当な樹脂類を加えたり、さらに要すれば可塑剤、
着色剤、酸化防止剤等を加えても良い。
また透明記録材が複層構造をなす場合には、表
面層とシートとの接着性を向上するために層間に
アンカー層を設けても良い。高沸点溶剤に溶解若
しくは膨潤する天然樹脂や合成樹脂としては、先
にインク組成中の樹脂分として例示したと同等の
ものが使用可能である。
面層とシートとの接着性を向上するために層間に
アンカー層を設けても良い。高沸点溶剤に溶解若
しくは膨潤する天然樹脂や合成樹脂としては、先
にインク組成中の樹脂分として例示したと同等の
ものが使用可能である。
本発明にいう透明記録材は、すでに述べた如く
透明度の高いシートをベースとして形成されるも
のであるが、この透明度の高いシートとしては合
成樹脂フイルムが主に使用され、可視光部の光線
透過率が80%以上、好ましくは90%以上のものが
良い。具体的には、ポリエステルフイルム、ポリ
プロピレンフイルム、ポリ塩化ビニルフイルム、
アセテートフイルム、ポリカーボネートフイル
ム、ナイロンフイルム等が適している。
透明度の高いシートをベースとして形成されるも
のであるが、この透明度の高いシートとしては合
成樹脂フイルムが主に使用され、可視光部の光線
透過率が80%以上、好ましくは90%以上のものが
良い。具体的には、ポリエステルフイルム、ポリ
プロピレンフイルム、ポリ塩化ビニルフイルム、
アセテートフイルム、ポリカーボネートフイル
ム、ナイロンフイルム等が適している。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1
インクリボン用インク組成物として、
ニトロセルロース樹脂(旭化成工業(株)製HIG1/8
硝化綿、IPA 30%湿潤) 10部 赤色顔料 20部 ジエチレンブリコールモノブチルエーテル 70部 分散剤 0.2部 を混合し、三本ロールミルを用いて分散させた赤
色インクを用いて、インク付着量15g/m2とした
インクリボンを作成した。
硝化綿、IPA 30%湿潤) 10部 赤色顔料 20部 ジエチレンブリコールモノブチルエーテル 70部 分散剤 0.2部 を混合し、三本ロールミルを用いて分散させた赤
色インクを用いて、インク付着量15g/m2とした
インクリボンを作成した。
次に、
SL−1(旭化成工業(株)製ニトロセルロース
樹脂、IPA 30%湿潤) 4.3部
NL−FMメジウム(諸星インキ(株)製ポリアミ
ド−セルロース系樹脂、固形分25%) 8部
酢酸ブチル 18部
イソブタノール 9部
からなる有機溶剤系塗料を調整し、ワイヤーバー
を用いて厚さ100μの二軸延伸ポリエステルフイ
ルムの片面に塗布、乾燥することにより塗膜厚さ
3μの透明記録材を作成した。この透明記録材上
に、先に調整済みのインクリボンを用いてワイヤ
ードツトプリンターにて印字したところ、印字後
約5秒で完全に定着し、指などで擦つてもインク
落ちのない印字を有する透明記録原図を得た。
を用いて厚さ100μの二軸延伸ポリエステルフイ
ルムの片面に塗布、乾燥することにより塗膜厚さ
3μの透明記録材を作成した。この透明記録材上
に、先に調整済みのインクリボンを用いてワイヤ
ードツトプリンターにて印字したところ、印字後
約5秒で完全に定着し、指などで擦つてもインク
落ちのない印字を有する透明記録原図を得た。
このようにして得た本透明記録原図をオーバー
ヘツドプロジエクターにかけて投影したところ、
鮮明な赤色画像の投影像が得られた。
ヘツドプロジエクターにかけて投影したところ、
鮮明な赤色画像の投影像が得られた。
比較の為インク組成物中にニトロセルロース樹
脂の混合量を10部から、2部(湿潤のIPA 30%
を考慮すると、樹脂分はインク組成中に1.4%と
なる)に減じたインクを用いて、インクリボンを
同様に作成し、本実施例の透明記録材に印字した
ところ、印字後1分では、指で擦つてもインク落
ちが認められ、5分後には、ほぼインク落ちのな
い印字が得られた。
脂の混合量を10部から、2部(湿潤のIPA 30%
を考慮すると、樹脂分はインク組成中に1.4%と
なる)に減じたインクを用いて、インクリボンを
同様に作成し、本実施例の透明記録材に印字した
ところ、印字後1分では、指で擦つてもインク落
ちが認められ、5分後には、ほぼインク落ちのな
い印字が得られた。
実施例 2
インク組成物として、
ポリスチレン樹脂 10部
塩素化パラフイン 5部
青色顔料 15部
ハイゾールSAS−296(日本石油(株)製高沸点芳
香族炭化水素系溶剤) 70部
を用いて実施例1と同様にしてインクリボンを作
成した。
成した。
次に、
ポリスチレン樹脂 70部
塩素化パラフイン(70%塩素化) 2部
トルエン 80部
キシレン 13部
からなる有機溶剤系塗料を接着性改良の為に予め
下引き処理を施した厚さ100μに二軸延伸ポリエ
ステル樹脂フイルムの片面にワイヤーバーを用い
て塗布、乾燥させ、4μ厚の塗膜を有する透明記
録材を作成した。
下引き処理を施した厚さ100μに二軸延伸ポリエ
ステル樹脂フイルムの片面にワイヤーバーを用い
て塗布、乾燥させ、4μ厚の塗膜を有する透明記
録材を作成した。
本透明記録材に上記インクリボンを用いてワイ
ヤードツトプリンターにて印字したところ、印字
後約10秒で完全に定着し、指などで擦つてもイン
ク落ちのない透明記録原図を得た。本透明記録原
図をオーバーヘツドプロジエクターにかけて投影
したところ、鮮明な青色画像の投影像が得られ
た。
ヤードツトプリンターにて印字したところ、印字
後約10秒で完全に定着し、指などで擦つてもイン
ク落ちのない透明記録原図を得た。本透明記録原
図をオーバーヘツドプロジエクターにかけて投影
したところ、鮮明な青色画像の投影像が得られ
た。
比較の為、未処理の100μの二軸延伸ポリエス
テムフイルムに本発明に用いるインクリボンを用
いて同様の印字を施したところ、1時間後でも指
などで印字画を擦ると、いずれも簡単にインクが
落ちてしまい、全く実用にはならなかつた。
テムフイルムに本発明に用いるインクリボンを用
いて同様の印字を施したところ、1時間後でも指
などで印字画を擦ると、いずれも簡単にインクが
落ちてしまい、全く実用にはならなかつた。
本発明による透明記録原図の作成方法は、従来
から使用されるタイプライター、電子計算機用プ
リンター等のインパクト方式による印字方法にそ
のまま適用できるものであり、実施例に示した如
く、透明な記録材にあたかも紙に印字するのと同
様な印字をすることを可能にしたものである。
から使用されるタイプライター、電子計算機用プ
リンター等のインパクト方式による印字方法にそ
のまま適用できるものであり、実施例に示した如
く、透明な記録材にあたかも紙に印字するのと同
様な印字をすることを可能にしたものである。
又本発明になるインクリボンを複色リボンとし
て多色用の印字機を使用すれば、多色のカラー透
明記録原図をも簡単に得ることを可能としたもの
である。
て多色用の印字機を使用すれば、多色のカラー透
明記録原図をも簡単に得ることを可能としたもの
である。
本発明で用いるインクリボンがそのまま普通の
紙に対しても使用出来ることは、もちろんであ
る。
紙に対しても使用出来ることは、もちろんであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 20℃における蒸気圧が1mmHg以下の高沸点
溶剤と、該高沸点溶剤に可溶な樹脂分2〜20重量
%と、45重量%以下の着色剤とを主成分とするイ
ンクを基材に付着させてなるインクリボンを使用
し、少くとも表面がインク組成中の高沸点溶剤で
溶解ないしは膨潤する透明記録材に押圧によつて
インクを転写させて文字、図形等を形成すること
を特徴とする透明記録原図の作成方法。 2 一般式HO(−CnH2o+10−)mH(式中mは2〜
7、nは2〜3の整数)の高沸点溶剤を用いるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の透明
記録原図の作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60108771A JPS61266290A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 透明記録原図の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60108771A JPS61266290A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 透明記録原図の作成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61266290A JPS61266290A (ja) | 1986-11-25 |
| JPH0422151B2 true JPH0422151B2 (ja) | 1992-04-15 |
Family
ID=14493071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60108771A Granted JPS61266290A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 透明記録原図の作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61266290A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS541207A (en) * | 1977-06-06 | 1979-01-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Slurry tank |
| US4481252A (en) * | 1981-12-10 | 1984-11-06 | Ciba-Geigy Ag | Sheet material |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP60108771A patent/JPS61266290A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61266290A (ja) | 1986-11-25 |
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