JPH0734449Y2 - 感熱発色ラベル - Google Patents
感熱発色ラベルInfo
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- JPH0734449Y2 JPH0734449Y2 JP408293U JP408293U JPH0734449Y2 JP H0734449 Y2 JPH0734449 Y2 JP H0734449Y2 JP 408293 U JP408293 U JP 408293U JP 408293 U JP408293 U JP 408293U JP H0734449 Y2 JPH0734449 Y2 JP H0734449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- label
- thermosensitive coloring
- resin
- ultraviolet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は感熱発色ラベルに関
し、特に加熱することによって発色する感熱発色ラベル
に関する。
し、特に加熱することによって発色する感熱発色ラベル
に関する。
【0002】
【従来の技術】第4図は従来の感熱発色ラベルの一例を
示す断面図である。この感熱発色ラベル1は、シート状
のラベル基材2を含み、このラベル基材2の表面には、
加熱することによって発色する感熱発色層3が形成され
ている。そして、この感熱発色ラベル1は、たとえば、
生鮮食品などの商品の包装材などの表面に貼着されて使
用されることがある。この場合、感熱発色ラベル1が貼
着された商品の価格などによっては、その表面に光沢を
有する感熱発色ラベルが、要求される場合がある。たと
えば、感熱発色ラベルを貼着するための商品が高価なも
のであって、それにあわせて、感熱発色ラベルの表面に
光沢を持たせたい場合などがある。
示す断面図である。この感熱発色ラベル1は、シート状
のラベル基材2を含み、このラベル基材2の表面には、
加熱することによって発色する感熱発色層3が形成され
ている。そして、この感熱発色ラベル1は、たとえば、
生鮮食品などの商品の包装材などの表面に貼着されて使
用されることがある。この場合、感熱発色ラベル1が貼
着された商品の価格などによっては、その表面に光沢を
有する感熱発色ラベルが、要求される場合がある。たと
えば、感熱発色ラベルを貼着するための商品が高価なも
のであって、それにあわせて、感熱発色ラベルの表面に
光沢を持たせたい場合などがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の感熱
発色ラベルでは、その表面に感熱発色層が露出されてい
るため、その表面が、マット調であって光沢を有しな
い。そこで、感熱発色ラベルの表面に光沢を持たせるた
めに、感熱発色ラベルの感熱発色層の表面に、紫外線硬
化型樹脂を平坦に塗布し、その紫外線硬化型樹脂に紫外
線を照射して、その樹脂を硬化することによって、光沢
層を形成することが考えられる。
発色ラベルでは、その表面に感熱発色層が露出されてい
るため、その表面が、マット調であって光沢を有しな
い。そこで、感熱発色ラベルの表面に光沢を持たせるた
めに、感熱発色ラベルの感熱発色層の表面に、紫外線硬
化型樹脂を平坦に塗布し、その紫外線硬化型樹脂に紫外
線を照射して、その樹脂を硬化することによって、光沢
層を形成することが考えられる。
【0004】しかしながら、このように、感熱発色層の
表面に光沢層を形成すれば、その表面が光沢を有するよ
うになるが、光沢層の材料となる紫外線硬化型樹脂が帯
電されやすいため、帯電された光沢層の静電気力によっ
て、感熱発色ラベル(光沢層)の表面に、たとえば紙
粉,塵,埃などが吸着されてしまう。そのため、このよ
うな感熱発色ラベルの感熱発色層を発色する際には、感
熱発色ラベルの表面に吸着された紙粉などが、たとえば
サーマルプリンタのサーマルヘッドに付着して、感熱発
色ラベルの感熱発色層に正確な表示を発色することがで
きなくなる場合がある。
表面に光沢層を形成すれば、その表面が光沢を有するよ
うになるが、光沢層の材料となる紫外線硬化型樹脂が帯
電されやすいため、帯電された光沢層の静電気力によっ
て、感熱発色ラベル(光沢層)の表面に、たとえば紙
粉,塵,埃などが吸着されてしまう。そのため、このよ
うな感熱発色ラベルの感熱発色層を発色する際には、感
熱発色ラベルの表面に吸着された紙粉などが、たとえば
サーマルプリンタのサーマルヘッドに付着して、感熱発
色ラベルの感熱発色層に正確な表示を発色することがで
きなくなる場合がある。
【0005】それゆえに、この考案の主たる目的は、そ
の表面に光沢を有し、しかも、その表面にたとえば紙粉
などが吸着されにくい、感熱発色ラベルを提供すること
である。
の表面に光沢を有し、しかも、その表面にたとえば紙粉
などが吸着されにくい、感熱発色ラベルを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、ラベル基材
と、このラベル基材の表面に形成され加熱することによ
って発色する感熱発色層と、この感熱発色層の表面に形
成され紫外線硬化型樹脂を主体とする光沢層とを含み、
この光沢層に、帯電防止能を有する紫外線架橋型樹脂が
主体たる紫外線硬化型樹脂と比してより少なく配合され
た、感熱発色ラベルである。
と、このラベル基材の表面に形成され加熱することによ
って発色する感熱発色層と、この感熱発色層の表面に形
成され紫外線硬化型樹脂を主体とする光沢層とを含み、
この光沢層に、帯電防止能を有する紫外線架橋型樹脂が
主体たる紫外線硬化型樹脂と比してより少なく配合され
た、感熱発色ラベルである。
【0007】
【作用】光沢層はその表面に光沢を有する。帯電防止能
を有する紫外線架橋型樹脂によって、光沢層が帯電防止
される。
を有する紫外線架橋型樹脂によって、光沢層が帯電防止
される。
【0008】
【考案の効果】この考案によれば、光沢層が光沢を有す
るため、その表面に光沢を有する感熱発色ラベルが得ら
れる。しかも、光沢層が帯電防止されているので、その
表面にたとえば紙粉などが吸着されにくい感熱発色ラベ
ルが得られる。
るため、その表面に光沢を有する感熱発色ラベルが得ら
れる。しかも、光沢層が帯電防止されているので、その
表面にたとえば紙粉などが吸着されにくい感熱発色ラベ
ルが得られる。
【0009】この考案の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】第1図ないし第3図は、それぞれ、この考案
の一実施例としてのラベル連続体を示し、第1図はその
斜視図であり、第2図はその断面図であり、第3図はそ
の要部平面図である。
の一実施例としてのラベル連続体を示し、第1図はその
斜視図であり、第2図はその断面図であり、第3図はそ
の要部平面図である。
【0011】この実施例のラベル連続体は、多数のラベ
ル10,10,・・を含み、これらのラベル10,1
0,・・は、たとえば粘着剤からなる粘着剤層12によ
って、剥離台紙14の表面にその長手方向に間隔を隔て
て仮着される。すなわち、剥離台紙14は、たとえば帯
状のシート基材を含み、このシート基材の表面には、た
とえばシリコンなどの剥離剤を塗布することによって、
剥離剤層が形成されている。そして、剥離台紙14の剥
離剤層の表面に、粘着剤層12によって、ラベル10が
仮着されているのである。
ル10,10,・・を含み、これらのラベル10,1
0,・・は、たとえば粘着剤からなる粘着剤層12によ
って、剥離台紙14の表面にその長手方向に間隔を隔て
て仮着される。すなわち、剥離台紙14は、たとえば帯
状のシート基材を含み、このシート基材の表面には、た
とえばシリコンなどの剥離剤を塗布することによって、
剥離剤層が形成されている。そして、剥離台紙14の剥
離剤層の表面に、粘着剤層12によって、ラベル10が
仮着されているのである。
【0012】ラベル10は、第2図に示すように、シー
ト状のラベル基材16を含む。このラベル基材16は、
たとえば上質紙などの紙材で形成される。ラベル基材1
6の表面には、上下方向の中央部分および左下部分に、
印刷層18が形成される。この印刷層18は、たとえ
ば、グラビア印刷装置等の印刷装置を用いて、所定のイ
ンクで、店名,小売業者等の住所,文字,模様,データ
等に基づいた固定的な情報を印刷することによって形成
される。なお、この印刷層18は形成されなくてもよ
い。
ト状のラベル基材16を含む。このラベル基材16は、
たとえば上質紙などの紙材で形成される。ラベル基材1
6の表面には、上下方向の中央部分および左下部分に、
印刷層18が形成される。この印刷層18は、たとえ
ば、グラビア印刷装置等の印刷装置を用いて、所定のイ
ンクで、店名,小売業者等の住所,文字,模様,データ
等に基づいた固定的な情報を印刷することによって形成
される。なお、この印刷層18は形成されなくてもよ
い。
【0013】さらに、ラベル基材16の表面には、その
上中央部分および右下部分に、感熱発色層20が形成さ
れる。この感熱発色層20は、後述する感熱発色剤を、
たとえばグラビア印刷装置等の印刷装置を用いて、印刷
塗布することによって形成される。なお、ラベル基材1
6の表面において、印刷層18および感熱発色層20が
形成されていない部分は、空白部分22とされる。
上中央部分および右下部分に、感熱発色層20が形成さ
れる。この感熱発色層20は、後述する感熱発色剤を、
たとえばグラビア印刷装置等の印刷装置を用いて、印刷
塗布することによって形成される。なお、ラベル基材1
6の表面において、印刷層18および感熱発色層20が
形成されていない部分は、空白部分22とされる。
【0014】また、感熱発色層20の表面には、バリア
層24が形成される。このバリア層24は、水溶性高分
子を主体とする水溶性樹脂等を感熱発色層20の表面に
塗布することによって形成される。
層24が形成される。このバリア層24は、水溶性高分
子を主体とする水溶性樹脂等を感熱発色層20の表面に
塗布することによって形成される。
【0015】このバリア層24は、たとえば後述する光
沢層26の材料となる紫外線硬化型樹脂等に、感熱発色
層20を減色させたり発色させたりする溶剤,可塑剤等
が含まれている場合に、その溶剤,可塑剤等が、感熱発
色層20に染み込むことを防止するためのものである。
そのため、バリア層24は、感熱発色層20を阻害する
溶剤型のもので形成されず、水溶性高分子を主体とする
水溶性樹脂で形成される。
沢層26の材料となる紫外線硬化型樹脂等に、感熱発色
層20を減色させたり発色させたりする溶剤,可塑剤等
が含まれている場合に、その溶剤,可塑剤等が、感熱発
色層20に染み込むことを防止するためのものである。
そのため、バリア層24は、感熱発色層20を阻害する
溶剤型のもので形成されず、水溶性高分子を主体とする
水溶性樹脂で形成される。
【0016】このバリア層24を形成するための水溶性
高分子としては、たとえば、ポリビニルアルコール,カ
ルボキシメチルセルロース,メチルセルロース,エチル
セルロース,ヒドロキシメチルセルロース,ヒドロキシ
エチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ポ
リアクリルアミド,ポリビニル,ピロリドン,ポリ酢酸
ビニル,イソブチレン−無水マレイン酸共重合体等の水
溶性樹脂、アルギン酸ソーダ等のアルギン酸アルカリ金
属塩あるいはデンプン,ゼラチン,カゼイン等の天然物
が挙げられる。
高分子としては、たとえば、ポリビニルアルコール,カ
ルボキシメチルセルロース,メチルセルロース,エチル
セルロース,ヒドロキシメチルセルロース,ヒドロキシ
エチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ポ
リアクリルアミド,ポリビニル,ピロリドン,ポリ酢酸
ビニル,イソブチレン−無水マレイン酸共重合体等の水
溶性樹脂、アルギン酸ソーダ等のアルギン酸アルカリ金
属塩あるいはデンプン,ゼラチン,カゼイン等の天然物
が挙げられる。
【0017】なお、光沢層26となる紫外線硬化型樹脂
等に、感熱発色層20を減色させたり発色させたりする
溶剤,可塑剤等が含まれていない場合には、バリア層2
4は形成されなくてもよい。
等に、感熱発色層20を減色させたり発色させたりする
溶剤,可塑剤等が含まれていない場合には、バリア層2
4は形成されなくてもよい。
【0018】このバリア層24の表面を含むラベル基材
18の表面には、光沢層26が形成される。この光沢層
26は、たとえば、紫外線硬化型樹脂中に帯電防止能を
有する紫外線架橋型樹脂が配合された樹脂を、バリア層
24などの表面に印刷塗布し、その樹脂に紫外線を照射
して、その樹脂を硬化することによって形成される。
18の表面には、光沢層26が形成される。この光沢層
26は、たとえば、紫外線硬化型樹脂中に帯電防止能を
有する紫外線架橋型樹脂が配合された樹脂を、バリア層
24などの表面に印刷塗布し、その樹脂に紫外線を照射
して、その樹脂を硬化することによって形成される。
【0019】この光沢層26の成分となる紫外線硬化型
樹脂の成分を例示すれば次の通りである。紫外線硬化型
樹脂は、たとえば、光重合性オリゴマで硬化物の基本物
性を与えるプレポリマ、光重合性のモノマ、光開始剤、
増感剤および光安定剤,熱安定剤,可塑剤などが含まれ
る助剤などから構成される。この場合、プレポリマとし
ては、ポリエステルアクリレート、ポリエステルウレタ
ンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリオールア
クリレートなどが使用できる。
樹脂の成分を例示すれば次の通りである。紫外線硬化型
樹脂は、たとえば、光重合性オリゴマで硬化物の基本物
性を与えるプレポリマ、光重合性のモノマ、光開始剤、
増感剤および光安定剤,熱安定剤,可塑剤などが含まれ
る助剤などから構成される。この場合、プレポリマとし
ては、ポリエステルアクリレート、ポリエステルウレタ
ンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリオールア
クリレートなどが使用できる。
【0020】さらに、モノマとしては、2−エチルヘキ
シルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルアクリレートなどの単官能
アクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−
ヘキサンジオールジアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ポリエチレングリコール400ジアクリレート、
ヒドロキシビバリン酸エステルネオベンチルグリコール
ジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペン
タエリストールヘキサアクリレートなどの単官能アクリ
レートが挙げられる。
シルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルアクリレートなどの単官能
アクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−
ヘキサンジオールジアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ポリエチレングリコール400ジアクリレート、
ヒドロキシビバリン酸エステルネオベンチルグリコール
ジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペン
タエリストールヘキサアクリレートなどの単官能アクリ
レートが挙げられる。
【0021】また、光沢層26の成分となる帯電防止能
を有する紫外線架橋型樹脂としては、次の化学式(1)
で示される化合物などのリン酸エステル系アクリルオリ
ゴマなどが挙げられる。
を有する紫外線架橋型樹脂としては、次の化学式(1)
で示される化合物などのリン酸エステル系アクリルオリ
ゴマなどが挙げられる。
【0022】
【化1】
【0023】なお、上記一般式で示される化合物として
は、たとえば第一工業製薬株式会社製のニューフロンテ
ィアA229E(商品名)などが、利用可能である。
は、たとえば第一工業製薬株式会社製のニューフロンテ
ィアA229E(商品名)などが、利用可能である。
【0024】また、光沢層26を形成するための樹脂の
粘度を300cps 以下にすれば、印刷・塗布した樹脂を
早く平坦状にすることができるため、製造時間を短縮す
ることができる。なお、この光沢層26となる樹脂は、
たとえば20ミクロン以下、好ましくは3〜10ミクロ
ンの厚みで塗布され、たとえば1ないし2秒間UVラン
プ(高圧水銀灯)などによって紫外線を照射することに
よって硬化され、光沢層26として形成される。
粘度を300cps 以下にすれば、印刷・塗布した樹脂を
早く平坦状にすることができるため、製造時間を短縮す
ることができる。なお、この光沢層26となる樹脂は、
たとえば20ミクロン以下、好ましくは3〜10ミクロ
ンの厚みで塗布され、たとえば1ないし2秒間UVラン
プ(高圧水銀灯)などによって紫外線を照射することに
よって硬化され、光沢層26として形成される。
【0025】このラベル10は、その表面が光沢層26
で覆われているため、その表面に光沢を有する。さら
に、このラベル10の光沢層26の中に、帯電防止能を
有する紫外線架橋型樹脂が配合されているため、光沢層
26は帯電されにくい。そのため、このラベル10の表
面には、たとえば紙粉などが付着されにくい。そして、
このラベル10を、たとえばサーマルプリンタで発色す
る場合、サーマルプリンタのサーマルヘッドにたとえば
紙粉などが付着されず、発色を良好に行うことができ
る。
で覆われているため、その表面に光沢を有する。さら
に、このラベル10の光沢層26の中に、帯電防止能を
有する紫外線架橋型樹脂が配合されているため、光沢層
26は帯電されにくい。そのため、このラベル10の表
面には、たとえば紙粉などが付着されにくい。そして、
このラベル10を、たとえばサーマルプリンタで発色す
る場合、サーマルプリンタのサーマルヘッドにたとえば
紙粉などが付着されず、発色を良好に行うことができ
る。
【0026】また、このラベル10では、その表面が樹
脂材料の光沢層26で覆われているため、その表面の耐
水性および耐湿性がよい。
脂材料の光沢層26で覆われているため、その表面の耐
水性および耐湿性がよい。
【0027】なお、上述の実施例では、ラベル基材16
として上質紙などの紙材を用いたが、ラベル基材16の
材料としては、他の紙材やたとえばポリプロピレンやポ
リ塩化ビニルなどの合成樹脂シート材などが利用可能で
ある。
として上質紙などの紙材を用いたが、ラベル基材16の
材料としては、他の紙材やたとえばポリプロピレンやポ
リ塩化ビニルなどの合成樹脂シート材などが利用可能で
ある。
【0028】また、上述の実施例では、印刷層18およ
び空白部分22を形成したが、これらの印刷層18およ
び空白部分22は形成されなくてもよい。すなわち、ラ
ベル基材16の表面全体に、感熱発色層20および光沢
層26を、この順に形成してもよい。なお、印刷層18
は、バリア層24の表面にあるいは光沢層26の表面に
形成してもよい。
び空白部分22を形成したが、これらの印刷層18およ
び空白部分22は形成されなくてもよい。すなわち、ラ
ベル基材16の表面全体に、感熱発色層20および光沢
層26を、この順に形成してもよい。なお、印刷層18
は、バリア層24の表面にあるいは光沢層26の表面に
形成してもよい。
【0029】 実験例 まず、下記組成の物質を混合し、混合物Iを製成した。 ・無色染料としてのクリスタルバイオレットラクトン(CVL) 35重量部 ・バインダとしての10%ポリビニルアルコール(PVA) 10重量部 ・水 150重量部
【0030】次に、下記組成の物質を混合し、混合物I
Iを製成した。 ・発色性酸性物質としてのビスフエノールA 35重量部 ・バインダとしての10%ポリビニルアルコール(PVA) 150重量部 ・水 65重量部
Iを製成した。 ・発色性酸性物質としてのビスフエノールA 35重量部 ・バインダとしての10%ポリビニルアルコール(PVA) 150重量部 ・水 65重量部
【0031】その次に、前記の混合物Iと混合物IIと
を次の割合で混合して感熱発色剤を得た。 ・混合物I 33重量部 ・混合物II 67重量部
を次の割合で混合して感熱発色剤を得た。 ・混合物I 33重量部 ・混合物II 67重量部
【0032】そして、この感熱発色剤を、サンプルI,
II,III,IVおよび比較例I,II,III,I
Vとなる8枚のラベル基材16としてのたとえば40〜 1
10g/m2 の8枚の上質紙の表面に、それぞれ、たとえ
ば乾燥付着量6g/m2 の割合で印刷,塗布装置等によ
って塗工して、感熱発色層20を形成した。この塗工方
法としては、まず、各ラベル基材16の表面において感
熱発色剤を塗工しない部分に、既存の印刷方法(グラビ
ヤ印刷等)によって、所定文字等の画線を印刷すること
によって印刷層18を形成し、次に、ラベル基材16の
表面において印刷層18が形成された部分以外の部分
に、グラビア印刷等の印刷装置または塗布装置等の印
刷,塗布装置によって、感熱発色剤を塗工する方法をと
った。
II,III,IVおよび比較例I,II,III,I
Vとなる8枚のラベル基材16としてのたとえば40〜 1
10g/m2 の8枚の上質紙の表面に、それぞれ、たとえ
ば乾燥付着量6g/m2 の割合で印刷,塗布装置等によ
って塗工して、感熱発色層20を形成した。この塗工方
法としては、まず、各ラベル基材16の表面において感
熱発色剤を塗工しない部分に、既存の印刷方法(グラビ
ヤ印刷等)によって、所定文字等の画線を印刷すること
によって印刷層18を形成し、次に、ラベル基材16の
表面において印刷層18が形成された部分以外の部分
に、グラビア印刷等の印刷装置または塗布装置等の印
刷,塗布装置によって、感熱発色剤を塗工する方法をと
った。
【0033】次に、下記組成の水溶性物質を、グラビア
印刷等の印刷装置または塗布装置等の印刷,塗布装置に
よって、各感熱発色層20の表面に、印刷,塗工するこ
とによって、バリア層24を形成した。 ・ポリビニルアルコール(PVA) 10重量部 ・その他添加剤(耐水化剤, フィラ, ワックス) 5重量部 ・水 80重量部
印刷等の印刷装置または塗布装置等の印刷,塗布装置に
よって、各感熱発色層20の表面に、印刷,塗工するこ
とによって、バリア層24を形成した。 ・ポリビニルアルコール(PVA) 10重量部 ・その他添加剤(耐水化剤, フィラ, ワックス) 5重量部 ・水 80重量部
【0034】さらに、表1に示した成分の紫外線硬化型
樹脂I,II,III,およびIVを準備した。
樹脂I,II,III,およびIVを準備した。
【0035】
【表1】
【0036】表1において、DPHAは株式会社日本化
薬製のKAYARAD DPHAであり、R−551は株式会社日本
化薬製のKAYARAD R-551 であり、MANDAは株式会社
日本化薬製の KAYARAD MANDAであり、D−310は株式
会社日本化薬製の KAYARAD D-310であり、TMPTAは
株式会社日本化薬製の KAYARAD TMPTAであり、NPGD
Aは株式会社日本化薬製の KAYARAD NPGDAであり、R−
604は株式会社日本化薬製の KAYARAD R-604であり、
BFメヂウムは東華色素化学工業株式会社製のBFメヂ
ウムである。
薬製のKAYARAD DPHAであり、R−551は株式会社日本
化薬製のKAYARAD R-551 であり、MANDAは株式会社
日本化薬製の KAYARAD MANDAであり、D−310は株式
会社日本化薬製の KAYARAD D-310であり、TMPTAは
株式会社日本化薬製の KAYARAD TMPTAであり、NPGD
Aは株式会社日本化薬製の KAYARAD NPGDAであり、R−
604は株式会社日本化薬製の KAYARAD R-604であり、
BFメヂウムは東華色素化学工業株式会社製のBFメヂ
ウムである。
【0037】さらに、帯電防止能を有する紫外線架橋型
樹脂として、リン酸エステル系アクリルオリゴマを準備
した。このリン酸エステル系アクリルオリゴマとして
は、たとえば第一工業製薬株式会社製のニューフロンテ
ィアA229E(商品名)などが利用可能である。
樹脂として、リン酸エステル系アクリルオリゴマを準備
した。このリン酸エステル系アクリルオリゴマとして
は、たとえば第一工業製薬株式会社製のニューフロンテ
ィアA229E(商品名)などが利用可能である。
【0038】そして、前述の紫外線硬化樹脂I,II,
III,およびIVの一部に、それぞれ、上述の帯電防
止能を有する紫外線架橋型樹脂を、表2に示す割合で混
合して、樹脂I,II,III,およびIVを調製し
た。
III,およびIVの一部に、それぞれ、上述の帯電防
止能を有する紫外線架橋型樹脂を、表2に示す割合で混
合して、樹脂I,II,III,およびIVを調製し
た。
【0039】
【表2】
【0040】そして、それらの樹脂I,II,III,
IVを、たとえばグラビア印刷装置,リバースロール塗
布装置等の印刷,塗布装置によって、バリア層24など
を含みサンプルI,II,III,IVとなる4枚のラ
ベル基材16の表面に、それぞれ、5g/m2 の割合で
塗布し、その樹脂にたとえばUVランプ(高圧水銀灯)
などによって紫外線を1〜2秒間照射し、その樹脂を硬
化して、光沢層26を形成した。このようにして得られ
た4枚のラベルを、それぞれ、その表面に塗布された樹
脂I,II,III,IVに対応して、サンプルI,I
I,III,IVとした。
IVを、たとえばグラビア印刷装置,リバースロール塗
布装置等の印刷,塗布装置によって、バリア層24など
を含みサンプルI,II,III,IVとなる4枚のラ
ベル基材16の表面に、それぞれ、5g/m2 の割合で
塗布し、その樹脂にたとえばUVランプ(高圧水銀灯)
などによって紫外線を1〜2秒間照射し、その樹脂を硬
化して、光沢層26を形成した。このようにして得られ
た4枚のラベルを、それぞれ、その表面に塗布された樹
脂I,II,III,IVに対応して、サンプルI,I
I,III,IVとした。
【0041】一方、バリア層24などを含む残りの4枚
のラベル基材16の表面に、前述の紫外線硬化型樹脂
I,II,III,IVを、前述の樹脂I,II,II
I,IVの塗布量と同じ量だけ塗布し、それに前述と同
様に紫外線を照射して、光沢層26を形成した。このよ
うにして得られた4枚のラベルを、それぞれ、その表面
に塗布された紫外線硬化型樹脂I,II,III,IV
に対応して、比較例I,II,III,IVとした。
のラベル基材16の表面に、前述の紫外線硬化型樹脂
I,II,III,IVを、前述の樹脂I,II,II
I,IVの塗布量と同じ量だけ塗布し、それに前述と同
様に紫外線を照射して、光沢層26を形成した。このよ
うにして得られた4枚のラベルを、それぞれ、その表面
に塗布された紫外線硬化型樹脂I,II,III,IV
に対応して、比較例I,II,III,IVとした。
【0042】これらのサンプルI,II,III,IV
および比較例I,II,III,IVを見れば、その表
面に光沢を有した。そして、サンプルI,II,II
I,IVおよび比較例I,II,III,IVに、サー
マルプリンタで発色を行った。その結果、サンプルI,
II,III,IVについては、良好な発色が行われた
が、比較例I,II,III,IVについては、その表
面に付着した紙粉などがサーマルプリンタのサーマルヘ
ッドに付着して、良好な発色が行われなかった。
および比較例I,II,III,IVを見れば、その表
面に光沢を有した。そして、サンプルI,II,II
I,IVおよび比較例I,II,III,IVに、サー
マルプリンタで発色を行った。その結果、サンプルI,
II,III,IVについては、良好な発色が行われた
が、比較例I,II,III,IVについては、その表
面に付着した紙粉などがサーマルプリンタのサーマルヘ
ッドに付着して、良好な発色が行われなかった。
【0043】なお、サンプルI,II,III,IVお
よび比較例I,II,III,IVについて、その表面
固有抵抗を測定したら、サンプルI,II,III,I
Vについては、それぞれ、3.09×1012(Ω),
2.18×1012(Ω),6.37×1012(Ω),
5.26×1012(Ω)であり、比較例I,II,II
I,IVについては、それぞれ、8.01×10
15(Ω) ,1.39×1015(Ω) ,4.58×1015
(Ω) ,3.76×1015(Ω) であった。これより、
サンプルI,II,III,IVは、比較例I,II,
III,IVと比べて、その表面固有抵抗が3桁ものオ
ーダで小さく、すなわち、帯電されにくいことがわか
る。このように、表面固有抵抗の面から見ても、サンプ
ルI,II,III,IVが比較例I,II,III,
IVに比べて帯電されにくいことがわかる。
よび比較例I,II,III,IVについて、その表面
固有抵抗を測定したら、サンプルI,II,III,I
Vについては、それぞれ、3.09×1012(Ω),
2.18×1012(Ω),6.37×1012(Ω),
5.26×1012(Ω)であり、比較例I,II,II
I,IVについては、それぞれ、8.01×10
15(Ω) ,1.39×1015(Ω) ,4.58×1015
(Ω) ,3.76×1015(Ω) であった。これより、
サンプルI,II,III,IVは、比較例I,II,
III,IVと比べて、その表面固有抵抗が3桁ものオ
ーダで小さく、すなわち、帯電されにくいことがわか
る。このように、表面固有抵抗の面から見ても、サンプ
ルI,II,III,IVが比較例I,II,III,
IVに比べて帯電されにくいことがわかる。
【0044】なお、帯電防止能を有する紫外線架橋型樹
脂を混合する割合は、表2に示す割合に限定するもので
はなく、表2に示す割合より比較的少なくてもよく、ま
た多くてもよいことはもちろんである。
脂を混合する割合は、表2に示す割合に限定するもので
はなく、表2に示す割合より比較的少なくてもよく、ま
た多くてもよいことはもちろんである。
【0045】なお、感熱発色剤は前述した例に限定され
るものではない。たとえば無色染料として、クリスタル
バイオレットラクトン(CVL)の他、マラカイドグリ
ーン・ラクトン、ローダミン−B−ラクタム等の染料ま
たはその染料中間体物質等が掲げられ、発色性酸性物質
として、ビスフェノールAの他、P−フェニルフェノー
ル、レゾルシンおよびシュウ酸またはマレイン酸等の有
機酸等が掲げられ、バインダとして、ポリビニルアルコ
ール(PVA)の他、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース等の水溶性高分子たるバインダが掲げら
れる。
るものではない。たとえば無色染料として、クリスタル
バイオレットラクトン(CVL)の他、マラカイドグリ
ーン・ラクトン、ローダミン−B−ラクタム等の染料ま
たはその染料中間体物質等が掲げられ、発色性酸性物質
として、ビスフェノールAの他、P−フェニルフェノー
ル、レゾルシンおよびシュウ酸またはマレイン酸等の有
機酸等が掲げられ、バインダとして、ポリビニルアルコ
ール(PVA)の他、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース等の水溶性高分子たるバインダが掲げら
れる。
【0046】また、無色染料としてクリスタルバイオレ
ットラクトン(CVL)以外の無色染料を用いてもよ
く、発色性酸性物質としてビスフェノールA以外の発色
性酸性物質を用いてもよく、バインダとしてポリビニル
アルコール(PVA)以外のバインダを用いてもよく、
また、発色剤において、無色染料、発色性酸性物質、バ
インダ等の混合比を適宜に変更してもよく、その他の助
剤として、パラフィンワックス,高級脂肪酸等の滑剤、
カオリン,炭酸カルシウム等のクレー類、オクチルアル
コール,シクロクキサノール,スパン等の消泡剤及び耐
水化剤等を適当に混合してもよい碍旭
ットラクトン(CVL)以外の無色染料を用いてもよ
く、発色性酸性物質としてビスフェノールA以外の発色
性酸性物質を用いてもよく、バインダとしてポリビニル
アルコール(PVA)以外のバインダを用いてもよく、
また、発色剤において、無色染料、発色性酸性物質、バ
インダ等の混合比を適宜に変更してもよく、その他の助
剤として、パラフィンワックス,高級脂肪酸等の滑剤、
カオリン,炭酸カルシウム等のクレー類、オクチルアル
コール,シクロクキサノール,スパン等の消泡剤及び耐
水化剤等を適当に混合してもよい碍旭
【図1】この考案の一実施例としてのラベル連続体の斜
視図である。
視図である。
【図2】図1実施例の断面図である。
【図3】図1実施例の平面図である。
【図4】従来の感熱発色ラベルの一例を示す断面図であ
る。
る。
10 ラベル 12 粘着剤層 14 剥離台紙 16 ラベル基材 18 印刷層 20 感熱発色層 22 空白部分 24 バリア層 26 光沢層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−3549(JP,A) 特開 昭60−46294(JP,A) 特開 昭59−26291(JP,A) 特開 昭57−69091(JP,A) 特開 昭57−148687(JP,A) 実開 昭59−140854(JP,U) 第一工業製薬社報 昭和60年第436号別 刷 第12〜17行
Claims (2)
- 【請求項1】 ラベル基材、 前記ラベル基材の表面に形成され加熱することによって
発色する感熱発色層、および前記感熱発色層の表面に形
成され紫外線硬化型樹脂を主体とする光沢層を含み、 前記光沢層に、帯電防止能を有する紫外線架橋型樹脂が
前記主体たる紫外線硬化型樹脂と比してより少なく配合
された、感熱発色ラベル。 - 【請求項2】 前記紫外線架橋型樹脂は、100重量部
の前記紫外線硬化型樹脂中に、10重量部配合される、
請求項1の感熱発色ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP408293U JPH0734449Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 感熱発色ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP408293U JPH0734449Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 感熱発色ラベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673774U JPH0673774U (ja) | 1994-10-18 |
| JPH0734449Y2 true JPH0734449Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=11574867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP408293U Expired - Lifetime JPH0734449Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 感熱発色ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734449Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP408293U patent/JPH0734449Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 第一工業製薬社報昭和60年第436号別刷第12〜17行 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0673774U (ja) | 1994-10-18 |
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