JPH04222848A - 含フッ素樹脂組成物 - Google Patents

含フッ素樹脂組成物

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JPH04222848A
JPH04222848A JP40578990A JP40578990A JPH04222848A JP H04222848 A JPH04222848 A JP H04222848A JP 40578990 A JP40578990 A JP 40578990A JP 40578990 A JP40578990 A JP 40578990A JP H04222848 A JPH04222848 A JP H04222848A
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JP
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vinyl
fluorine
monomer
vinyl monomer
weight
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Application number
JP40578990A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Okada
勝彦 岡田
Hiroo Tanaka
博夫 田中
Noboru Ishikawa
昇 石川
Michiya Sugiyama
道哉 杉山
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規にして有用なる含
フッ素樹脂組成物に関する。さらに詳細には、特定のビ
ニル共重合体と、特定の含フッ素共重合体とを、必須の
皮膜形成性成分として含んで成る、とりわけ、紫外線を
吸収する性質を有する含フッ素樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】含フッ素共重合体は、それ自体が、紫外
線に対して極めて高い抵抗性を示し、長期間に亘って日
光に曝されても劣化しないという特徴を有している。
【0003】しかしながら、含フッ素共重合体による被
覆を施しても、被覆された基材や下塗り塗膜を光劣化か
ら保護することはできない。その理由は、主として、含
フッ素共重合体がその耐紫外線性と同時に、極めて高い
紫外線透過率を有しているためである。
【0004】一般には、このような紫外線透過率の高い
ポリマ−で被覆された物質の光劣化は、そのポリマ−中
に紫外線吸収剤を混合することによって改善されるとい
うことであり、そのことは周知である。
【0005】ところが、一般に、含フッ素共重合体は結
晶性が高く、他の化合物との相溶性に乏しい。それがた
めに、紫外線吸収剤と含フッ素共重合体との組み合わせ
の場合においても、相溶性が不十分である処から、紫外
線吸収剤を大量に含めることができないし、よしんば、
含め得たとしても、相分離を起こしたり、あるいは、曝
露中に揮散したりするという問題があった。
【0006】したがって、含フッ素共重合体から成る被
覆によって紫外線を遮断するためには、被覆を厚くしな
ければならない、というのが実状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、本発明者ら
は、上述した問題の解決を図るためにに、鋭意、研究に
着手した。したがって、本発明が解決しようとする課題
は、被覆された基材や下塗り塗膜を光劣化から保護する
ための技術を提供することである。
【0008】そのために、本発明者らは、かかる問題を
解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、紫外線吸収性を有
する単量体と、特定のビニル単量体とを共重合せしめる
ことによって、含フッ素共重合体との相溶性にすぐれた
ビニル共重合体(A)が得られることを見い出し、本発
明を完成させるに到った。
【0009】
【発明を解決するための手段】すなわち、本発明は含フ
ッ素共重合体(B)に、分子構造の一部に、下記の構造
をもった、紫外線吸収性を有する単量体と、特定のビニ
ル単量体とを共重合させて得られるビニル共重合体(A
)を添加混合して用いることを特徴とする、つまり、必
須の皮膜形成性成分として、それぞれ、ビニル共重合体
(A)と、含フッ素共重合体(B)とを含んで成る、新
規にして有用なる、紫外線吸収性に優れた含フッ素樹脂
組成物を提供しようとするものである。
【0010】
【化2】
【0011】(ただし、式中のX1およびX2は、それ
ぞれ、同一でも異なっていてもよい、水素原子またはC
1〜C5なる一価の飽和炭化水素基を表わすものとし、
また、Y1およびY2は、それぞれ、同一でも異なって
いてもよい、水素原子またはヒドロ  キシル基を表わ
すものとするが、少なくとも一つはヒドロキシル基であ
るものとする。)
【0012】
【構成】以下に、本発明の構成について詳細に説明する
。まず、上記したビニル共重合体(A)を調製するに当
たって用いられる、紫外線吸収性を有する単量体(a−
1)として特に代表的なもののみを例示するに止めれば
、4−アクリロキシ−ベンゾフェノン、4−メタクリロ
キシ−ベンゾフェノン、4’−エチル−4−メタクリロ
キシ−ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−アクリロ
キシ−ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−メ
タクリロキシエトキシ)−ベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−(2−エチル−2−メタクリロキシエトキシ
)−ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−ヒド
ロキシ−3−メタクリロキシプロポキシ)−ベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4’−エチル−4−(2−メチ
ル−2−アクリロキシエトキシ)−ベンゾフェノン、6
’−ヒドロキシ−4−メタクリロキシ−ベンゾフェノン
、6’−ヒドロキシ−4−(4−アクリロキシブトキシ
)−ベンゾフェノン、6’−ヒドロキシ−4−(2−エ
チル−3−アクリロキシプロポキシ)−ベンゾフェノン
または6’−ヒドロキシ−3−メチル−4−(3−ヒド
ロキシ−4−メタクリロキシブトキシ)−ベンゾフェノ
ンなどである。
【0013】一方、これらの紫外線吸収性を有する単量
体(a−1)と共重合可能なビニル単量体(a−2)と
して特に代表的なもののみを例示するに止めれば、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、プロピルアクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、3−ヒドロキシプロピル
アクリレート、n−ブチルアクリレート、iso−ブチ
ルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、ter
t−ブチルアクリレートもしくは2−エチルヘキシルア
クリレートの如きアクリル酸エステル類;メチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、プロピルメタクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、iso
−ブチルメタクリレート、sec−ブチルメタクリレー
ト、tert−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキ
シルメタクリレートもしくはn−オクチルメタクリレー
トの如きメタクリル酸エステル類;またはクロトン酸メ
チル、クロトン酸エチル、クロトン酸プロピルもしくは
クロトン酸n−ブチルの如きクロトン酸エステル類など
でり、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、イソ酪酸ビニ
ル、カプロン酸ビニル、カプリル酸ビニル、カプリン酸
ビニル、ラウリン酸ビニル、C9の分岐脂肪族カルボン
酸ビニル、C10の分岐脂肪族カルボン酸ビニル、C1
1の分岐脂肪族カルボン酸ビニルもしくはステアリン酸
ビニルの如き脂肪族カルボン酸ビニル類;シクロヘキシ
ルカルボン酸ビニル、メチルシクロヘキシルカルボン酸
ビニル、安息香酸ビニル、p−tert−ブチル安息香
酸ビニルの如き環状構造を有するカルボン酸ビニルエス
テル類;エチレン、プロピレンもしくはブテン−1の如
きα−オレフィン類;塩化ビニルもしくは塩化ビニリデ
ンの如き、フルオロオレフィンを除く各種ハロゲン化オ
レフィン類;またはスチレン、α−メチルスチレンもし
くはビニルトルエンの如き芳香族ビニル化合物などであ
る。
【0014】単量体(a−1)と単量体(a−2)のモ
ル比は、0.01〜10なる範囲内で管理することが好
ましい。モル比が0.01未満なる場合には、どうして
も、含フッ素共重合体(A)と混合して得られる含フッ
素樹脂組成物に、充分なる紫外線吸収性が与えられない
ようになるし、一方、10を超える場合には、単量体(
a−1)と単量体(a−2)を共重合させて得られるビ
ニル共重合体(A)の含フッ素共重合体との相溶性が失
われるようになるので、いずれの場合も好ましくない。
【0015】また、当該ビニル共重合体(A)の、含フ
ッ素樹脂組成物中に占める割合は、1〜50重量%の範
囲内となるように管理されるべきである。1重量%未満
では、含フッ素樹脂組成物に充分なる紫外線吸収性が与
えられないようになるし、一方、50重量%よりも多く
なると、どうしても、含フッ素樹脂組成物の機械的性質
が低下するようになるからである。
【0016】本発明において使用される、上記含フッ素
ビニル単量体(b−1)として特に代表的なもののみを
例示するに止めれば、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン
、トリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン、ク
ロロトリフルオロエチレン、ブロモトリフルオロエチレ
ン、ペンタフルオロプロピレン、ヘキサフルオロプロピ
レンまたはトリフルオロメチル・トリフルオロビニルエ
ーテル、ペンタフルオロエチル・トリフルオロビニルエ
ーテルもしくはヘプタフルオロプロピル・トリフルオロ
ビニルエーテルの如きパーフルオロアルキル・パーフル
オロビニルエーテルなどであり、とりわけ、テトラフル
オロエチレン、フッ化ビニリデン、クロロトリフルオロ
エチレンまたはヘキサフルオロプロピレンの使用が好ま
しい。
【0017】これらの含フッ素ビニル単量体は単独でも
2種以上の併用であってもよい。該含フッ素ビニル単量
体の比率は、15〜70重量%となるように、好ましく
は、30〜60重量%となるように管理されるべきであ
る。含フッ素ビニル単量体の比率が15重量%以下では
、どうしても、充分なる耐候性が得られなくなるし、一
方、この比率が70重量%を超えると、どうしても、共
重合させて得られる含フッ素共重合体の溶剤溶解性が低
下するようになるからである。
【0018】該含フッ素ビニル単量体(b−1)と共重
合可能な単量体(b−2)として特に代表的なもののみ
を例示するに止めれば、メチルビニルエーテル、エチル
エチルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、
イソプロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテ
ル、イソブチルビニルエーテル、tert−ブチルビニ
ルエーテル、n−ペンチルビニルエーテル、n−ヘキシ
ルビニルエーテル、nーオクチルビニルエーテル、2ー
エチルヘキシルビニルエーテル、クロロメチルビニルエ
ーテル、クロロエチルビニルエーテル、ベンジルビニル
エーテルまたはフェニルエチルビニルエーテルの如きア
ルキルビニルエーテルもしくは置換アルキルビニルエー
テル類;シクロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシ
ルビニルエーテルもしくはメチルシクロヘキシルビニル
エーテルの如きシクロアルキルビニルエーテル類;また
は2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、3−ヒドロキ
シプロピルビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビ
ニルエーテル、4ーヒドロキシブチルビニルエーテル、
3−ヒドロキシブチルビニルエーテル、2ーヒドロキシ
−2−メチルプロピルビニルエーテル、5−ヒドロキシ
ペンチルビニルエーテル、6−ヒドロキシヘキシルビニ
ルエーテルの如きヒドロキシアルキルビニルエーテル類
などであるし、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、イソ
酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、カプリル酸ビニル、カ
プリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、C9の分岐脂肪族
カルボン酸ビニル、C10の分岐脂肪族カルボン酸ビニ
ル、C11の分岐脂肪族カルボン酸ビニルもしくはステ
アリン酸ビニルの如き脂肪族カルボン酸ビニル類;シク
ロヘキシルカルボン酸ビニル、メチルシクロヘキシルカ
ルボン酸ビニル、安息香酸ビニルもしくはp−tert
−ブチル安息香酸ビニルの如き環状構造を有するカルボ
ン酸ビニルエステル類;エチレン、プロピレンもしくは
ブテン−1の如きα−オレフィン類;塩化ビニルもしく
は塩化ビニリデンの如き、フルオロオレフィンを除く各
種ハロゲン化オレフィン類;スチレン、α−メチルスチ
レンもしくはビニルトルエンの如き芳香族ビニル化合物
;メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチ
ルメタクリレートもしくはシクロヘキシルメタクリレー
トの如きメタクリル酸エステル類;またはメチルアクリ
レート、エチルアクリレート、ブチルアクリレートもし
くはシクロヘキシルアクリレートの如きアクリル酸エス
テル類などである。
【0019】上記されたような各種の共重合可能な単量
体のほかにも、必要に応じて、シリル基を含有する単量
体とか、アミノ基を含有する単量体とか、あるいは、酸
基を含有する単量体などのような各種の反応性極性基含
有単量体類の使用が可能である。
【0020】かかる単量体のうちでも特に代表的なもの
としては、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリプロ
ポキシシラン、ビニルメチルジエトキシシラン、ビニル
トリス(β−メトキシエトキシ)シラン、アリルトリメ
トキシシラン、トリメトキシシリルエチルビニルエーテ
ル、トリエトキシエチルシリルビニルエーテル、メチル
ジメトキシシリルエチルビニルエーテル、トリメトキシ
シリルプロピルビニルエーテル、トリエトキシシリルプ
ロピルビニルエーテル、メチルジエトキシシリルプロピ
ルビニルエーテル、γ−(メタ)アクリロイルオキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロイル
オキシプロピルトリエトキシシランもしくはγ−(メタ
)アクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラン
の如き加水分解性シリル基を含有する単量体があるし、
N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N
−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N−
ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドもしく
はN−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド
の如きアミノ基含有アミド系不飽和単量体;ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレートもしくはジエチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレートの如きジアルキルアミノ
アルキル(メタ)アクリレート類;tert−ブチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、tert−ブチルア
ミノプロピル(メタ)アクリレート、アジリジニルエチ
ル(メタ)アクリレート、ピロリジニルエチル(メタ)
アクリレートもしくはピペリジニルエチル(メタ)アク
リレートの如きアミノ基含有単量体;または(メタ)ア
クリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸もしく
はフマル酸の如きカルボキシル基含有単量体などがある
【0021】かかる共重合可能な単量体のうち、重合収
率を高めるという点からは、(置換)アルキルビニルエ
ーテル類、シクロアルキルビニルエーテル類またはヒド
ロキシアルキルビニルエーテル類の少なくとも1種を使
用することが特に望ましい。
【0022】前記した各単量体成分を用いて共重合反応
を行う方法としては、ラジカル重合開始剤の存在下で、
塊状重合、溶液(加圧)重合、懸濁重合または乳化重合
などの公知の重合方法を適用できるが、溶液重合法によ
るのが最も簡便である。
【0023】そのさいに用いられる上記ラジカル重合開
始剤としては、アセチルパーオキサイド、ベンゾイルパ
ーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサ
イド、tert−ブチルハイドロパーオキサイド、クメ
ンハイドロパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパー
オキサイド、ジクミルパーオキサイド、tert−ブチ
ルパーオキシベンゾエート、tert−ブチルパーオキ
シオクトエート、tert−ブチルパーオキシアセテー
トもしくはtert−ブチルパーオキシピバレートの如
きパーオキサイド類;またはアゾビスイソブチロニトリ
ル、ジメチル−2,2’アゾビス(2−メチルプロピオ
ネート)もしくはアゾビスイソバレロニトリルの如きア
ゾ系化合物などが特に代表的なものである。
【0024】また、重合時に用いられる溶剤としては、
トルエン、キシレン、シクロヘキサン、n−ヘキサン、
オクタンもしくはミネラルスピリットの如き炭化水素系
;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルもしくはエチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセテートの如きエス
テル系;またはアセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、メチルアミルケトンもしくはシクロ
ヘキサノンの如きケトン系;ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミドもしくはN−メチルピロリドンの如
きアミド系などをはじめ、メタノール、エタノール、n
−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノー
ル、iso−ブタノール、sec−ブタノール、ter
t−ブタノールもしくはエチレングリコールモノアルキ
ルエーテルの如きアルコール系溶剤などが、あるいは、
これらの混合物などが特に代表的なものである。
【0025】かくして調製された含フッ素共重合体のう
ち水酸基を有するものは、従来公知の方法で、硬化剤を
用いて被膜を形成させることができるのは、勿論である
。かかる硬化剤としては、従来公知のものが、いずれも
使用可能であり、具体的には、トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、メチルシクロヘキサン−2,4−(ないしは2
,6−)ジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(
シクロヘキシルイソシアネート)もしくは1,3−ジ(
イソシアネートメチル)シクロヘキサンの如きジイソシ
アネート類;4−イソシアナートメチルオクタメチレン
ジイソシアネートの如きトリイソシアネート類;または
上掲のジイソシアネート類とエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ネオペンチルグリコール、トリメチ
ロールプロパンもしくは水酸基含有ポリエステルの如き
ポリヒドロキシ化合物とを反応させて得られるポリイソ
シアネート樹脂類(イソシアネ−トプレポリマ−類)な
どをはじめ、さらには、上掲のジイソシアネート類と水
を反応して得られる、ビュレット結合を有するポリイソ
シアネート樹脂類;または上掲のジイソシアネート類を
環化重合させて得られるイソシアヌレート環を有するポ
リイソシアネート樹脂類;あるいは、メチルエーテル化
メチロルメラミン、n−ブチルエーテル化メチロールメ
ラミン、n−ブチルエーテル化ベンゾグアナミンの如き
アミノ樹脂類などが特に代表的なものであり、そして更
に、上掲した如き各種のポリイソシアネート類またはポ
リイソシアネート樹脂類を、アルコール、フェノール、
メチルエチルケトオキシムもしくはε−カプロラクタム
の如き活性水素を有する化合物でブロックして得られる
ブロックイソシアネート類;またはテトラブトキシエタ
ン、トリブトキシアルミニウムもしくはテトラブトキシ
ジルコニウムの如き多価金属アルコキシド類;上掲の多
価金属アルコキシドをアセチルアセトンもしくはアセト
酢酸エチルの如きキレート化剤と反応して得られる多価
金属キレート化合物;あるいは、無水トリメリット酸も
しくは無水ピロメリット酸の如きポリカルボン酸無水物
などが特に代表的なものである。
【0026】そして、かかる硬化剤を配合する場合にお
ける、その配合量としては、含フッ素共重合体溶液の固
形分100重量部に対して、硬化剤成分の1〜100重
量部となる範囲内が適切である。硬化剤の量が少ないと
、どうしても、充分に硬化した塗膜が得られなくなるし
、逆に、硬化剤の量が多すぎると、どうしても、得られ
る塗膜が脆くなるようになるので、いずれの場合も好ま
しくない。
【0027】かくして得られる含フッ素樹脂組成物は、
そのまま、クリヤー塗膜として使用することが最も有効
であるが、必要に応じて、着色剤を加えて使用すること
もできるし、さらに必要に応じて、各種の樹脂類や溶剤
類をはじめ、流動調整剤、色分かれ防止剤、酸化防止剤
、紫外線吸収剤、光安定剤またはシランカップリング剤
などの、公知慣用の各種添化剤を加えることができるの
は、無論である。
【0028】かかる着色剤としては、染料、有機顔料、
無期顔料または金属顔料などが挙げられるし、樹脂類と
しては、アクリル樹脂、含フッ素ビニル樹脂、ニトロセ
ルロースもしくはセルロースアセテートブチレートの如
き繊維素系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂、
石油樹脂、ケトン樹脂、オイルフリーアルキド樹脂、ア
ルキド樹脂またはエポキシ樹脂などが挙げられる。
【0029】本発明の樹脂組成物は、自動車上塗り用と
して、2コートメタリック塗膜形成のためのクリヤー塗
料として使用できるし、さらに、自動車補修用、一般建
材用、建築外装用、スレート用、瓦用、金属用またはプ
ラスチック用の被覆剤としても使用できる。
【0030】塗装方法としては、エアースプレー、エア
レススプレー、静電スプレー、シャワーコート、ディッ
プ塗装、ハケ刷またはロール塗装などの、従来から一般
に行われている方法がそのまま採用できる。
【0031】また、硬化条件も、前掲の硬化剤などを選
択することにより、常温乾燥から、130〜150℃で
20〜30分間の低温焼付け、さては、200〜230
℃で30〜200秒間の高温短時間焼付けまでの、各種
の条件が採用できる。
【0032】
【実施例】次に、本発明を参考例、実施例および比較例
により具体的に説明する。以下の説明において、%とあ
るのは特に断りのない限り、すべて重量%を意味するも
のとする。
【0033】参考例  1〜3 清浄な1リットルのステンレス製フラスコに、第1表に
示されるような単量体類と溶剤とを、さらに開始剤とし
て、単量体総量に対して2%のtert−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエートとを仕込んだ。しかる
のち、攪拌しながら90℃に15時間の間保持して重合
反応を行わせて、目的とするビニル共重合体(A)の溶
液:(A−1)〜(A−3)を得た。
【0034】
【表1】
【0035】参考例  4〜6 窒素で充分に置換された1リットルのステンレス製オー
トクレーブに、第2表に示されるような含フッ素ビニル
単量体以外の単量体類と、溶剤と、さらに重合開始剤と
して、単量体総量に対して2%のtert−ブチルパー
オキシピバレートと、0.5%のtert−ブチルパー
オキシ−2−エチルヘキサノエートとを仕込んだ。
【0036】次いで、実施例3および4に対しては、重
合時におけるゲル化防止剤として、単量体総量に対して
1%のビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−
ピペリジニル)セバケートを仕込んだ。
【0037】しかるのち、液化採取した含フッ素ビニル
単量体を圧入し、攪拌しながら、75℃に15時間のあ
いだ保持して重合反応を行わせてから、80℃に昇温し
、同温度に4時間の間保持して反応を続行せしめて、目
的とする含フッ素共重合体(B)の溶液:(B−1)〜
(B−3)を得た。
【0038】
【表2】
【0039】実施例  1および2 第3表に示すような配合比で、ビニル共重合体(A)溶
液、含フッ素共重合体(B)溶液および硬化剤を混合し
、硬化させて、膜厚が約25μmなるフィルムを得た。
【0040】
【表3】
【0041】実施例  3 第3表に示すような配合比で、ビニル共重合体(A)溶
液および含フッ素共重合体(B)溶液を混合し、硬化さ
せて、膜厚が約25μmなるフィルムを得た。
【0042】比較例  1および2 ビニル共重合体(A)溶液を使用しない以外は実施例1
および2と同様にして、膜厚が約25μmなるフィルム
を得た。
【0043】比較例  3 ビニル共重合体(A)を使用しない以外は実施例3と同
様にして、膜厚が約25μmなるフィルムを得た。
【0044】第3表に、実施例1〜3ならびに比較例1
〜3で得られた、それぞれのフィルムについての可視光
線および紫外線の透過率をも併せて示した。可視光線の
透過率の方は、実施例ならびに比較例のいずれに於いて
も、殆ど差は認められないが、他方の紫外線の透過率の
方は、実施例においては、いずれのフィルムも完全に紫
外線を遮断しているのに対し、比較例においては、いず
れのフィルムも高い透過率を示した。
【0045】クロメート処理したアルミ板上に、ラッカ
ー型アクリル白色塗料を塗布し、約25μmの膜厚を有
する塗膜を形成した。次に、この被膜上に、実施例1〜
3ならびに比較例1〜3と同様にして、被覆を施した。 これらの塗膜を、スガ試験機(株)製のサンシャインウ
エザオメーターによる促進耐候試験にかけて、塗膜の光
沢の経時変化を調べ、それらの結果を、まとめて第3表
に示した。
【0046】同表の結果からも明らかなように、ビニル
共重合体(A)を添加、混合した含フッ素樹脂組成物に
よる被覆を施した場合には、含フッ素共重合体(B)の
みによる被覆を施した場合よりも、塗膜の劣化防止に実
効があることが知れる。
【0047】
【発明の効果】                  
          本発明の含フッ素樹脂組成物は、
従来の被膜の上に、あるいは、直接、基材上に塗布する
ことにより、極めて優れた耐候性と経時的に安定な紫外
線吸収性とを有する被膜が得られる。その結果、非常に
長期に亘って、内部の基材を紫外線による劣化から保護
することができ、その産業的効果は極めて大きい。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  分子構造の一部に、下記の構造を有す
    るビニル単量体(a−1)と他の共重合可能なビニル単
    量体(a−2)とを共重合させて得られるビニル共重合
    体(A)の1〜50重量%と、含フッ素ビニル単量体(
    b−1)の15〜70重量%と他の共重合可能な単量体
    (b−2)の30〜85重量%とを共重合させて得られ
    る含フッ素共重合体(B)の50〜99重量%とを、必
    須の成分として、含有することを特徴とする、含フッ素
    樹脂組成物。 【化1】 (ただし、式中のX1およびX2は、それぞれ、同一で
    も異なっていてもよい、水素原子またはC1〜C5なる
    一価の飽和炭化水素基を表わすものとし、また、Y1お
    よびY2は、それぞれ、同一でも異なっていてもよい、
    水素原子またはヒドロ  キシル基を表わすものとする
    が、少なくとも一つはヒドロキシル基であるものとする
    。)
  2. 【請求項2】  前記したビニル単量体(a−1)
    とビニル単量体(a−2)とのモル比が、(a−1)/
    (a−2)=0.01〜10である、請求項1に記載の
    含フッ素樹脂組成物。
  3. 【請求項3】  前記した含フッ素ビニル単量体(b−
    1)が、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、
    クロロトリフルオロエチレンおよびヘキサフルオロプロ
    ピレンよりなる群から選ばれる少なくとも1種のもので
    ある、請求項1または2に記載の含フッ素樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015022957A1 (ja) * 2013-08-14 2015-02-19 三菱レイヨン株式会社 フッ化ビニリデン系樹脂を含むフィルム、及び積層フィルム、並びに積層体

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WO2015022957A1 (ja) * 2013-08-14 2015-02-19 三菱レイヨン株式会社 フッ化ビニリデン系樹脂を含むフィルム、及び積層フィルム、並びに積層体
JPWO2015022957A1 (ja) * 2013-08-14 2017-03-02 三菱レイヨン株式会社 フッ化ビニリデン系樹脂を含むフィルム、及び積層フィルム、並びに積層体

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