JPH04224806A - ガス相におけるエチレンの(共)重合化に対する担持されたポリオレフィン用触媒 - Google Patents

ガス相におけるエチレンの(共)重合化に対する担持されたポリオレフィン用触媒

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JPH04224806A
JPH04224806A JP3066551A JP6655191A JPH04224806A JP H04224806 A JPH04224806 A JP H04224806A JP 3066551 A JP3066551 A JP 3066551A JP 6655191 A JP6655191 A JP 6655191A JP H04224806 A JPH04224806 A JP H04224806A
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ethylene
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compound
catalyst
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Claude Chamla
クロード シャムラ
Erick Daire
エリック デイル
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BP Chemicals Ltd
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    • C08F4/00—Polymerisation catalysts
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    • C08F4/64—Titanium, zirconium, hafnium or compounds thereof
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オレフィン類の重合化
又は共重合化に適したチーグラー・ナッタ型の固体触媒
に関し、かつ前記触媒の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チーグラー・ナッタ型のオレフィン重合
化触媒システムが、元素の周期分類の第IV,V,又は
VI族に属する遷移金属の少なくとも一つの化合物を含
む固体触媒と、及びこの分類の第II又はIII族に属
する金属の少なくとも一つの有機金属化合物を含む助触
媒とからなることは公知である。チタンの様な遷移金属
の少なくとも一つの化合物と、塩化マグネシウムの様な
マグネシウム化合物とを含む高い活性の固体触媒が、好
適に使用されている。助触媒は、普通、有機アルミニウ
ム化合物又は有機亜鉛化合物から選択される。
【0003】欧州特許第A−0,133,383号公報
には、 150℃以上の温度で、溶液方法又は高圧方法
における様なエチレンの重合化の為の担持されたポリオ
レフィン用触媒を開示している。触媒は、脱水された特
定担体材料を、(a)  ジヒドロカルビルマグネシウ
ム、(b)  遷移金属化合物、及び(c)  塩化エ
チルアルミニウムと共に処理することにより得られる。 この様にして得られる触媒は、炭素原子4−18個有す
る少なくとも一つのα−オレフィンとプレポリマー化さ
れるのが良い。
【0004】更に、固体触媒の製造方法は、欧州特許第
A−0,014,523号公報により公知であり、 こ
の製造方法は、 ルイス塩基の存在で、液体炭化水素媒
体中の有機マグネシウム化合物を、無機酸化物に基づく
担体、「ハロゲン化剤」、及び遷移金属の化合物と反応
させることにある。「ハロゲン化剤」は、ハロゲン化水
素、ハロゲン化シリコン、ハロゲン化カルボン酸、五塩
化リン、塩化チオニル、塩化スルフリル、ホスゲン、塩
化ニトロシル、鉱酸のハロゲン化物、塩素、臭素、塩素
化ポリシロキサン、ハロゲン化ヒドロカルビルアルミニ
ウム、塩化アルミニウム、六弗化ケイ酸アンモニウム、
及び四塩化炭素、クロロホルム、塩化エチル、二塩化エ
チレン、又は1,1,1−トリクロロエタンの様な塩化
ヒドロカルビルを含む広範囲の製品から選択される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、この様なハ
ロゲン化剤が使用される時に、一般的に、固体触媒は、
オレフィン重合化に普通の活性を示すことが突き止めら
れている。更に、ハロゲン化水素の様な一定のハロゲン
化剤は、極端に金属に対して腐蝕性であり、従って、特
別のかつ高価な装置の使用を必要とすることが観察され
ている。更に、触媒製造の間、液体炭化水素媒体は、ハ
ロゲン化剤が完全に消費されないか、又はこの媒体中に
可溶性で、かつ媒体から分離困難な新しい塩素含有化合
物の形成に結果するかのいずれかの為に、使用されるハ
ロゲン化剤により汚染され得ることが突き止められてい
る。従って、各々の触媒製造において、液体炭化水素媒
体を精製する特別の処理を適用することが必要となる。
【0006】欧州特許第A−0,014,523号公報
の触媒は、 ガス相オレフィン重合化方法、例えば流動
床反応器による方法に使用することが記載されており、
この流動床反応器中で、形成されるポリマー粒子が、反
応ガス混合物により流動状態に保持され、この混合ガス
は、重合化されるべきオレフィン類を含み、かつ流動状
態に床を保持するのに充分に高い速度で上方流れとして
移動して、重合化の熱を効果的に除去し、かつ床を流動
状態に保持する。然し乍ら、オレフィン類が重合化され
る時に、これらの触媒は、一定寸法を越えて、又は重合
化の進行の一定度合いを越えて、ポリマー粒子を生成し
、これらは粉々になって、望ましくない形と寸法を有し
、かつ比較的に低い嵩密度の粒子を生成する傾向がある
ことが観察されている。更に、この現象は、エチレンが
、例えば炭素原子3−8個含むα−オレフィンと、ガス
相で共重合化される時に、より明確に現れることが突き
止められている。
【0007】欧州特許第A−0,014,523号公報
の方法のもう一つの主な不利は、エチレンが、例えば炭
素原子3−8個含むα−オレフィンと、ガス相で共重合
化される条件において、これらの触媒は、共重合体中に
固定されるべきα−オレフィンの一定量に対する反応ガ
ス混合物中の前記α−オレフィンの比較的に高い分圧を
必要とする事実に由来する。反応ガス混合物中のこのα
−オレフィンの高い圧力は、共重合体の粉末が回収され
かつ重合化反応器の外で脱ガスされる時に、特に高価な
原料の損失を増大する。
【0008】
【課題を解決するための手段】今や、耐火性酸化物に担
持されるチーグラー・ナッタ型の固体触媒の製造方法が
突き止められ、この固体触媒は、オレフィン類の重合化
に極めて高い活性を示す。更に、この触媒は、前記触媒
の製造の不利が削減出来る様な条件で製造される。特に
、触媒は、普通の装置により製造出来、かつ各触媒の製
造の後、精製処理を必要としない液体炭化水素媒体の存
在で製造されることが出来る。更に、触媒は、エチレン
のガス相重合化が、ポリマー粒子を粉々にしかつポリマ
ー粉末の嵩密度を低下する危険が削減されて、高い変換
率まで導かれることが出来る様な構造を有する。更に、
α−オレフィン類の一定の含有のエチレン共重合体を製
造する為に、エチレンと炭素原子3−8個含むα−オレ
フィンとのガス相で共重合化する条件において、この固
体触媒の使用は、以前公知の触媒と比較して、反応ガス
混合物中の前記α−オレフィン類の分圧を顕著に削減す
ることを可能とする。この利点は、ガス相共重合化方法
の工業的操作条件を改善することを可能とするだけでな
く、以前公知の触媒と比較して、反応ガス混合物中のエ
チレンに対する一定割合のα−オレフィン類に対して、
顕著に削減される密度を有するエチレン共重合体を製造
することを可能とする。
【0009】本発明の主題は、オレフィン類、特にエチ
レンの重合化又は共重合化に適した固体触媒の製造方法
において、触媒は、マグネシウム、塩素、チタン及び/
又はバナジウムの原子、並びに耐火性酸化物に基づく固
体担体を含み、その製造方法は: a)  第一段階において、ヒドロキシル基を含む耐火
性酸化物に基づく固体担体を、任意的にトリアルキルア
ルミニウムと混合されるか又は複合化されたジアルキル
マグネシウムと接触させ、 b)  第二段階において、第一段階の結果生成した生
成物を、炭素原子3−19個含む第二又は第三アルキル
又はシクロアルキル・モノ塩化物の中から、及び一般式
R9R10R11CCl、式中、R9は炭素原子6−1
6個含むアリール基、かつR10とR11は、水素、炭
素原子1−6個含むアルキル基、及びR9と同じ又は異
なる炭素原子6−16個含むアリール基である化合物の
中から選択されるモノクロロ有機化合物と接触させ、c
)  第三段階において、第二段階の結果生成した生成
物を、少なくとも一つの四価チタン又はバナジウム化合
物又は三価バナジル化合物と接触させ、次いでd)  
第四段階において、第三段階の結果生成した生成物を、
エチレン、又は炭素原子3−8個含むα−オレフィンと
混合されたエチレンと、有機アルミニウム化合物と有機
亜鉛化合物の中から選択される少なくとも一つの活性化
剤の存在  で、チタン、又はバナジウム、又はチタン
+バナジウムのミリ原子当たり1−200gのポリマー
を含み、前記活性化剤の金属(Al及び/又はZn)の
量  の、チタン、又はバナジウム、又はチタン+バナ
ジウムの量に対するモル比が、0.3−10であるプレ
ポリマーの形態の固体触媒を得る様な量で接触させ、か
つ前記4つの段階の各々が、炭化水素液体媒体中で実施
されることを特徴とする製造方法である。
【0010】最初の3つの段階は、特に、特別の塩素源
から得られる塩化マグネシウム化合物と、更にその最大
の原子価4のチタンとバナジウムの少なくとも一つの化
合物又はバナジル基におけるその最大の原子価5のバナ
ジウム化合物を含む特別の触媒的活性中間物の固体生成
物を製造し、これらの元素は、耐火性酸化物に基づく固
体担体上に固定される。然し乍ら、この中間物固体生成
物は、ガス相重合化方法において、低い嵩密度のエチレ
ン(共)重合体を与える様な耐火性酸化物に担持される
触媒の不利を示す。本発明の第四段階は、不利な中間物
固体生成物を、特別なエチレンプレポリマー化触媒に変
えることにあり、この触媒は、ガス相エチレン(共)重
合化、特に炭素原子3−8個含むα−オレフィン類とエ
チレンとをより容易に共重合化において、実質的に向上
させる。
【0011】耐火性酸化物に基づく固体担体は、ヒドロ
キシル官能基を含み、かつ50−1,000m2/g、
例えば100−600m2/gの比表面積(BET)と
0.5−5ml/g、例えば1−3ml/gの細孔容積
を有する。
【0012】担体中のヒドロキシル基の量は、使用され
る担体、その比表面積、物理化学的処理、及び予め受け
させられる乾燥性に左右される。直ぐに使用出来る担体
は、一般的に、グラム当たり0.1−5、好適には0.
5−3ミリモルのヒドロキシル基を含む。粒子であって
良い担体は、触媒製造においてその使用の時に、好適に
は遊離水が無い。この目的の為に、100−950℃、
例えば150−700℃の範囲の熱処理の様なそれ自体
公知の手段により、好適には遊離水を除去されるのが良
い。
【0013】担体は、特に、シリカ、アルミナ、シリカ
−アルミナ、又はこれらの酸化物の混合物から選択され
、かつ20−250ミクロン、好適には30−200ミ
クロン、特に50−150ミクロンの範囲のマス平均直
径を有する粒子からなるのが良い。シリカの使用が、好
適で、特に工業用基準「SD490」の下にクロスフィ
ールド社(Crosfield Co.)(英国)によ
り、又は工業用基準「SG332」の下にW.R.グレ
ース社(W.R. Grace Co.)(米国)によ
り、又は工業用基準「SD3217」の下にW.R.グ
レース社(米国)により販売される物が好適である。
【0014】固体触媒の製造の第一段階は、固体担体を
、一般式 AlR3R4R5 のトリアルキルアルミニウムと任意的に混合されるか又
は複合化される一般式 MgR1R2 のジアルキルマグネシウムと接触されることにあり、式
中、R1,R2,R3,R4及びR5は、炭素原子1−
12個、好適には2−8個含む同じ又は異なるアルキル
基であり、使用されるトリアルキルアルミニウムの量は
、好適にはジアルキルマグネシウムに関して1/1のモ
ル比を越えない、特にモル比は、0.01/1−1/1
,例えば0.1/1−0.5/1である。ジブチルマグ
ネシウム、ジヘキシルマグネシウム、ブチルエチルマグ
ネシウム、エチルヘキシルマグネシウム又はブチルオク
チルマグネシウムが好適に使用される。
【0015】ジアルキルマグネシウムがトリアルキルア
ルミニウムと共に使用される時に、 一般式 MgR1R2・xAlR3R4R5 の追加化合物が、予め製造されるのが良く、式中、R1
,R2,R3,R4,及びR5は、前記と同じに定義さ
れ、かつxは、1に同じ又は以下、特に0.01−1、
例えば0.01−0.5である。追加化合物は、液体炭
化水素媒体中の溶液におけるジアルキルマグネシウムと
トリアルキルアルミニウムの混合物を、好適には30−
100℃の範囲の温度まで加熱する様な公知方法により
製造される。ジブチルマグネシウムにトリエチルアルミ
ニウム、それでなければジヘキシルマグネシウムにトリ
エチルアルミニウム、それでなければブチルオクチルマ
グネシウムにトリエチルアルミニウムの添加による化合
物が、好適に使用される。
【0016】総ての場合において、ジアルキルマグネシ
ウム、及び存在するならば、トリアルキルアルミニウム
又は追加化合物は、好適には、液体炭化水素、例えばn
−ヘキサン又はn−ヘプタンの様なアルカン又はシクロ
アルカンの溶液の形態で第一段階において添加される。
【0017】第一段階は、他の3つの触媒製造の段階の
様に、炭化水素液体媒体中で実施され、この炭化水素液
体媒体は、少なくとも一つの液体飽和炭化水素、例えば
n−ブタン、n−ペンタン、イソペンタン、n−ヘキサ
ン、n−ヘプタン、又はシクロヘキサンの様な炭素原子
4−12個、例えば4−8個を有するアルカン又はシク
ロアルカンからなり、この炭化水素は、固体触媒の製造
に含まれる各種化合物に対して不活性である。炭化水素
液体媒体は、触媒製造の各々の段階において同じ又は異
なって良い。
【0018】第一段階の間、ジアルキルマグネシウムと
トリアルキルアルミニウムは、若し使用されるならば、
固体担体上に固定されるだろう。この固定は、固体担体
のヒドロキシル基と有機金属化合物の間の反応と、有機
金属化学的が耐火性酸化物の幾らかの酸素原子により複
合化されることに恐らく一部起因する物理化学的吸収と
に同時に結果するだろう。これらの有機金属化合物は、
それ自体、複合化形態で、特に二量体又は三量体の形態
で担体上に固定され得る。担体は、一般的に、ジアルキ
ルマグネシウムと任意的にトリアルキルアルミニウムを
固定する担体の全容量を使用して評価され得る。担体の
最大固定容量は、担体の性質、その比表面積、物理化学
的処理、及び担体が予め受けた乾燥性に左右される。担
体の最大固定容量は、一般的に、担体のグラム当たり1
−5、好適には1−3ミリモルのジアルキルマグネシウ
ム、例えばジブチルマグネシウム又はトリアルキルアル
ミニウムであって良い。
【0019】使用されるべきジアルキルマグネシウムと
任意的なトリアルキルアルミニウムのモル量は、担体に
存在するヒドロキシル基のモル数に関して、未満、同じ
、又は過剰であって良い。然し乍ら、ジアルキルマグネ
シウムと任意的なトリアルキルアルミニウムの過剰量の
使用を避ける為に、これらの化学的の量は、一般的に、
固体担体上に固定出来る最大量より僅かに高い量である
。従って、この方法の第一段階において、担体の各グラ
ムを、0.1−7.5ミリモル、好適には0.5−4.
5ミリモルかつより特別には1−3.5ミリモルに相当
するジアルキルマグネシウム、又はジアルキルマグネシ
ウム+トリアルキルアルミニウムの量と接触させるのが
好適である。
【0020】第一段階は、各種方法で実施され得る。例
えば、ジアルキルマグネシウムと任意的にトリアルキル
アルミニウムを、好適には、予め炭化水素液体媒体中に
懸濁された固体担体へ添加することが可能である。この
添加は、徐々に、例えば10−300分、例えば30−
120分の期間に亙り、掻き交ぜながら、例えば攪拌し
ながら、かつ0−80℃、例えば10−60℃の温度で
実施され得る。ジアルキルマグネシウムとトリアルキル
アルミニウムの両方が使用される時には、これらと固体
担体との接触は、固体担体を含む炭化水素液体媒体へ、
どの順序でも、2つの有機金属化合物の次々の添加によ
るか、又は混合物、又はこれらの有機金属化合物により
予め形成された複合体の添加により為される。
【0021】担体に固定されない可成過剰の有機金属化
合物は、濾過により、及び/又は炭化水素液体による1
回又はそれ以上の洗浄により除去され得る。然し乍ら、
担体に固定されない過剰の有機金属化合物を洗浄するこ
とにより、後で除去する必要無しに、担体の最大固定容
量に相当する有機金属化合物の量の1.5倍まで達して
も良いジアルキルマグネシウムと任意的にトリアルキル
アルミニウムのモル量を使用出来ることが突き止められ
ている。驚くべきことに、これらの条件において、担体
に固定されない可能性のある小過剰量の有機金属化合物
が、どんな方法においても、触媒製造を妨害せず、かつ
実質的に微細粒子が、続く段階の間形成され得ないこと
が、突き止められている。
【0022】固体触媒の製造の第二段階は、第一段階か
ら結果した固体生成物を、モノクロロ有機化合物と接触
させるにある。この化合物は、炭素原子3−19個、好
適には3−13個含む、第二、又は好適には第三アルキ
ルモノ塩化物であり、かつ一般式: R6R7R8CCl 式中、R6とR7は、メチル、エチル、又はn−プロピ
ルの様な炭素原子1−6個、例えば1−4個含む同じ又
は異なるアルキル基であり、R8は、水素原子、又は好
適にはメチル、エチル、又はn−プロピルの様なR6と
R7と同じ又は異なる、炭素原子1−6個、例えば1−
4個含むアルキル基であって良い。塩化第二プロピル、
塩化第二ブチル、しかし特に塩化第三ブチルが好適であ
る。
【0023】モノクロロ有機化合物はまた、第二、好適
には、下記の一般式モノ塩化第三シクロアルキルであり
:
【0024】
【化1】
【0025】式中、R8は、水素原子、又は好適には、
メチル、又はエチルの様な炭素原子1−6個、例えば1
−4個含むアルキル基であり、nは塩化シクロヘキシル
、又は1−メチル−1−クロロシクロヘキサンの様な4
−8個、例えば5−8個、特に5個である。
【0026】モノクロロ有機化合物はまた、一般式:R
9R10R11CCl 式中、R9は、炭素原子6−16個、例えば6−10個
含むアリール基であり、R10とR11は、水素原子、
メチル、エチル、n−プロピルの様な炭素原子1−6個
、例えば1−4個を含むアルキル基、及びR9と同じ又
は異なる、炭素原子6−16個、例えば6−10個を含
むアリール基から選択される同じ又は異なる基である。 アリール基は、フェニール、トリル、ナフチル基の様な
普通の芳香族炭化水素基である。塩化ベンジルと1−フ
エニール−1−クロロエタンが好適である。
【0027】驚くべきくことに、固体担体に固定される
有機金属化合物の塩素化は、ポリ塩化ヒドロカルビル、
特に四塩化炭素の使用に比べて、第二又は第三アルキル
又はシクロアルキルのモノ塩化物の使用、又は少なくと
も一つのアリール基を含むモノクロロ有機化合物の使用
により可成向上されることが突き止められている。
【0028】この予期しない挙動のお陰で、モノクロロ
有機化合物は、比較的に低い量で、この段階の間、使用
されることが出来るが、然し乍ら、第三段階の間使用さ
れる四価チタンの様な遷移金属の化合物を続いて削減可
能とする塩基性官能基を実質的に含まない固体生成物を
形成することを可能とする。残留する還元性の塩基性官
能基の割合は、第三段階から結果する中間固体生成物の
遷移金属の10%未満、好適には5%未満の様なもので
ある。
【0029】第一段階から結果する生成物は、モノクロ
ロ有機化合物の量の、第一段階から結果する生成物中に
含まれるマグネシウム、又はマグネシウム+アルミニウ
ムの量に対するモル比が1−3.5,好適には1.5−
3.0である様な量においてモノクロロ有機化合物と接
触させられる。
【0030】驚くべきことに、この特別の量のモノクロ
ロ有機化合物が、使用される時に、第二段階から結果す
る生成物は、対応する量のポリ塩化ヒドロカルビルの使
用と比較して、その最大原子価の、又は殆ど無い原子価
の、又は特に全く無い原子の遷移金属の化合物を還元で
き、塩基性官能基の量を削減されて含み得ることが突き
止められている。この段階の終わりにおいて、(若し幾
らかでもあるならば)、モノクロロ有機化合物の残留量
は、一般的に、実際的に無いか、又は無視され、かつ普
通液体炭化水素媒体中に約百万重量当たり1,000部
(ppm)を越えない。従って、第二段階から結果する
固体生成物を最早洗浄し、かつ各触媒製造の後に、液体
炭化水素媒体を精製する必要はない。
【0031】第二段階は、モノクロロ有機化合物を、第
一段階から結果する生成物と、0−90℃、好適には2
0−60℃の範囲の温度で接触させることにより実施さ
れる。操作は、各種の方法で、例えば、モノクロロ有機
化合物を、第一段階から結果する炭化水素液体媒体中の
懸濁物の生成物へ添加することにより実施され得る。こ
の添加は、好適には徐々に、例えば、10−600分、
例えば20−300分の期間に亙り、かつ掻き交ぜなが
ら、例えば攪拌しながら実施される。固体触媒の製造の
第三段階は、第二段階から結果する生成物を、最大原子
価のチタン又はバナジウムの少なくとも一つの化合物と
、又は原子価5のバナジウムを有するバナジルと接触さ
せることにある。これらのチタン又はバナジウム化合物
は、好適には触媒が製造される炭化水素液体媒体に可溶
性である。特に、これらのチタン又はバナジウム化合物
は、一般式 Ti(OR)m X4−m の四価チタン化合物、又は 一般式 V(OR)m X4−m の四価バナジウム化合物、又は 一般式 VO(OR)n X3−n のバナジル化合物から選択され、式中、Rは炭素原子1
−6個、例えば炭素原子2−4個、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、又はブチルの様な2−6
個含むアルキル基であり、Xは塩素又は臭素原子であり
、mは0に等しいかそれ以上かつ4以下の整数又は分数
、例えば0−3であり、nは0に等しいかそれ以上かつ
3以下の整数又は分数、例えば0−2である化合物から
選択出来る。
【0032】四塩化チタンの使用が好適である。接触は
、好適には、この接触が、エチレン(共)重合化におけ
る触媒の活性を削減させるので、これらの遷移金属のど
の還元も避けながら、液体炭化水素媒体中で実施される
ことにより、チタン及び/又はバナジウム化合物の最大
量が、担体中に含浸することにより固定され得る。この
理由の為に、第二段階から結果する生成物は、好適には
、チタン及び/又はバナジウム化合物を還元出来るどの
塩基性官能基を実際的に含まない。更に、驚くべきこと
に、第二段階の間、塩素化の特別の環境下に得られた生
成物が、多量のチタン及び/又はバナジウム化合物を特
に固定出来ることが突き止められている。このことは、
第二段階から結果する生成物を、欧州特許第A−0,0
14,523号公報に記載される含浸段階の間に使用さ
れる量より実質的に低い量で、 特にチタン、又はバナ
ジウム、又はチタン+バナジウムの量の、第二段階から
結果する生成物中に含まれるマグネシウム、又はマグネ
シウム+アルミニウムの量に対する原子比が、0.1−
0.9、好適には0.2−0.7である様な量で、チタ
ン及び/又はバナジウム化合物と接触させることを可能
とする。 この結果として、使用されたチタン及び/又はバナジウ
ム化合物の、全部でないにしても、大部分の量は、好適
には不変化の原子価状態で担体中に固定されることが見
い出だされる。この段階の終わりに、液体炭化水素媒体
中に遊離状態で残留するチタン及び/又はバナジウムの
量は、比較的に低いか又は無視出来る。有利には、或る
場合において、第三段階から結果する固体生成物を、最
早洗浄する必要がない様に思われる。
【0033】第三段階は、一般的に、0−150℃、好
適には20−120℃の範囲の温度で実施される。実際
的に、操作は、各種方法で実施され得る。例えば、チタ
ン及び/又はバナジウム化合物は、第二段階から結果す
る生成物に、炭化水素液体媒体中の懸濁で添加されて良
い。この添加は、好適には、徐々に、例えば10−30
0分、例えば20−200分の期間に亙り、かつ掻き交
ぜながら、例えば攪拌しながら達成され得る。
【0034】好適な実施態様によると、第三段階は、エ
チレンの重合化又は共重合化に高活性を有し、かつ狭い
分子量分布のエチレン(共)重合体を生成する、固体触
媒を得ることを有利に可能とする方法で実施され得る。
【0035】第三段階は、特に、第二段階から結果する
生成物を、先ず第一に少なくとも一つのハロゲンに富む
チタン又はバナジウム化合物と、次いで殆ど又は全くハ
ロゲンを含まない、好適には少なくとも一つのアルコキ
シドに富むチタン又はバナジウム化合物を含む化合物と
接触させることにある。ハロゲンに富むチタン又はバナ
ジウム化合物は、特に、一般式 Ti(OR)p X4−p の四価チタン化合物、又は 一般式 V(OR)p X4−p の四価バナジウム化合物、又は 一般式 VO(OR)q X3−q のバナジル化合物、 式中、RとXは前記定義と同じ定
義を有し、pは0に等しいかそれ以上かつ2以下、例え
ば0−1.5、又は0−1の整数又は分数であり、qは
0に等しいかそれ以上かつ1.5以下、例えば0−1又
は0−0.5の整数又は分数であるチタン化合物又はバ
ナジウム化合物から選択される。ハロゲンに富むチタン
又はバナジウム化合物は、好適には、四塩化チタン、四
塩化バナジウム又は三塩化バナジルである。四塩化チタ
ンの使用が好適である。
【0036】殆ど又は全くハロゲンを含まないアルコキ
シドに富むチタン又はバナジウム化合物は、特に、一般
式 Ti(OR)r X4−r の四価チタン化合物、又は 一般式 V(OR)r X4−r の四価バナジウム化合物、又は 一般式 VO(OR)s X3−s のバナジル化合物、 式中、RとXは前記と等しい定義
を有し、rは2に等しいかそれ以上かつ4以下又はそれ
に等しい、例えば2.5−4、又は3−4の整数又は分
数であり、sは1.5に等しいかそれ以上かつ3以下又
はそれに等しい、例えば2−3、又は2.5−3の整数
又は分数であるチタン化合物又はバナジウム化合物から
選択される。特に、殆ど又は全くハロゲンを含まないア
ルコキシドに富む化合物は、好適には、テトラアルコキ
シドチタン、テトラアルコキシドバナジウム、及びトリ
アルコキシドバナジル、特にテトライソプロポキシドチ
タン又はバナジウム、テトラ−n−プロポキシドチタン
又はバナジウム、テトラブトキシドチタン又はバナジウ
ム、テトラエトキシドチタン又はバナジウム、トリ−n
−プロポキシドバナジル、トリブトキシドバナジル、及
びトリエトキシドバナジルである。第三段階の間で使用
される、殆ど又は全くハロゲンを含まないアルコキシド
に富むチタン又はバナジウム化合物の、ハロゲンに富む
化合物に対する割合は、前者の後者に対するモル比が、
0.1−3、好適には0.2−2である様な割合である
のが良い。
【0037】2つの続いて実施される接触の条件は、単
一接触に対して前記定義した定義に対応する。特に、チ
タン及び/又はバナジウム化合物の全量は、チタン、又
はバナジウム、又はチタン+バナジウムの全量の、第二
段階から結果する生成物中に含まれるマグネシウム、又
はマグネシウム+アルミニウムの量に対する原子比が、
0.1−0.9、好適には0.2−0.7である様な量
である。
【0038】第三段階から結果する固体生成物は、マグ
ネシウム、四価チタン及び/又はバナジウム、及び/又
は三価バナジルのハロゲン化合物を含有する耐火性酸化
物に基づく担体を含む。固体生成物中のマグネシウムの
量とチタン及び/又はバナジウムの量との間の原子比は
、一般的に、2−8、好適には2.5−5であるのが良
い。
【0039】固体触媒の製造の第四段階は、第三段階か
ら結果する固体生成物、これはまた中間固体生成物と称
せられる、を、少なくとも一つの有機アルミニウム又は
有機亜鉛化合物の存在で、エチレンと、又は炭素原子3
−8個含むα−オレフィンと混合されたエチレンと接触
させることにある。接触は、バッチ的に又は連続的に実
施されて良く、かつ好適には、炭化水素液体媒体中に懸
濁した、第三段階から結果する固体生成物へ、エチレン
と、任意的に炭素原子3−8個含むα−オレフィン、例
えばプロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、メチル−
4−ペンテン−1、又はオクテン−1とを、好適には、
変わらない徐々な流速で、かつ得られる固体触媒が、チ
タン、又はバナジウム、又はチタン+バナジウムのミリ
原子当たり1−200g、好適には10−200g、例
えば20−100gのポリマーを含むプレポリマーの形
態で得られる様な期間に亙り添加することにより達成さ
れる。エチレンと任意的に使用されるα−オレフィンは
、エチレンと比較して少量で、好適には、プレポリマー
中の共重合化されたα−オレフィンの割合が、10重量
%以下、かつエチレンに関して好適には0.1−7重量
%の様な量で使用される。この様にして第四段階の終わ
りに得られるエチレンのプレポリマー化された触媒は、
比較的に高い結晶性と、液体炭化水素に低い可溶性を有
するエチレンの(共)重合体からなり、かつ共重合化の
間に、エチレン共重合体中にC3−C8のα−オレフィ
ンを組み込む特に高い能力を表す。第四段階における接
触は、一般的に、掻き交ぜながら、例えば攪拌しながら
、一般的に10℃−100℃の間、好適には、40℃−
90℃の間の温度で、かつ一般的に大気圧以上かつ2M
Pa以下、例えば0.2−1MPaの圧力で達成出来る
。この接触の長さは、10−900分、例えば30−6
00分であって良い。
【0040】この接触は、有利には、水素の存在で達成
されるのが良く、この水素は、接触の始めに一度に、又
は数回で、又は接触が為される間、徐々に変わらない流
速で反応混合物へ添加されるのが良い。第四段階の間使
用される水素の量は、水素の分圧が、0.01−1MP
a、例えば0.05−0.5MPaである様な量である
。第四段階の間、極めて少量においてさえも、水素の存
在は、完全に均一組成物で、特にゲルを含まない物で、
エチレンのポリマー又は共重合体を連続的に製造するこ
とを可能とする。
【0041】第四段階における接触は、トリアルキルア
ルミニウム又はアルキルアルミニウムの水素化物、塩化
物及びアルコレートの様な有機アルミニウム化合物、又
はジエチル亜鉛の様な有機亜鉛化合物から選択される活
性化剤の存在で達成される。活性化剤は、接触の始めに
一度に、又は接触が達成される間ずっと、始めと終わり
の間に分布されて数回にのいずれかで液体炭化水素媒体
へ添加されて良い。第四段階の間使用される活性化剤の
量は、活性化剤の金属(Al及び/又はZn)の量とチ
タン、又はバナジウム、又はチタン+バナジウムの量と
の間の原子比が、0.3−10、好適には0.7−5、
例えば0.8−3である様な量である。
【0042】ルイス塩基の様な電子供与体化合物は、4
つの段階のいずれか一つの間に使用されて良いが、本質
的でない。それどころか、その存在は、エチレン(共)
重合化における固体触媒の活性を急速に低下させるので
、このタイプの化合物を使用しない方が良い。好適には
、電子供与体化合物は、実質的に存在しない。固体触媒
の製造において、若し使用されるならば、添加される電
子供与体化合物の量は、極めて少量に、特に電子供与体
化合物の量の、チタン、又はバナジウム、又はチタン+
バナジウムの量ニ対する原子比が、1/5以下、例えば
0−0.2、好適には1/10以下、例えば0−0.1
の様な量、かつ電子供与体化合物の量の、マグネシウム
、又はマグネシウム+アルミニウムの量に対するモル比
が、1/10以下、例えば0−0.1、好適には1/2
0以下、例えば0−0.05である様な量に制限される
のが良い。電子供与体化合物は、活性水素を含まない、
例えばエーテル類、チオエーテル類、アミン類、アミド
類、ホスフィン類、スルホキシド類、ホスホールアミド
類、シラン類、又はエステル類から選択される有機電子
供与体化合物であるのが良い。
【0043】この最後の段階の後に得られた触媒は、オ
レフィン類の重合化又は共重合化に使用出来る、チタン
及び/又はバナジウムに基づくチーグラー・ナッタ型の
固体エチレンプレポリマー化触媒である。この触媒は、
特に耐火性酸化物と、塩素、マグネシウム、チタン及び
/又はバナジウムの原子類との類似割合で、第三段階の
終わりに得られた中間固体生成物中に既に存在する本質
的な元素を含み、かつ更に有機アルミニウム化合物及び
/又は有機亜鉛化合物を含む。更に正確には、この触媒
は、チタン、又はバナジウム、又はチタン+バナジウム
のミリモル当たり、1−200g、好適には10−20
0gのポリエチレン、又はエチレンと炭素原子3−8個
含むα−オレフィンの少量との共重合体、0.2−15
g、好適には0.3−10gの耐火性酸化物、1−10
,好適には1.4−5ミリ原子のマグネシウム、0.1
−20,好適には0.3−10ミリ原子のアルミニウム
、又は亜鉛、又はアルミニウム+亜鉛、及び0−0.2
未満、好適には0−0.1、例えば0.001−0.0
8ミリモルの電子供与体化合物とを含む。この固体触媒
は、50−500ミクロン、好適には80−400ミク
ロン、例えば100−300ミクロンのマス平均直径、
及び0.25−0.60,好適には0.3−0.5,例
えば0.4−0.5g/cm3の範囲の嵩密度とを有す
る非粘着性粒子の形態である。
【0044】第四段階の終わりに得られる固体触媒は、
有利には、液体炭化水素、例えばn−ヘキサンの様なア
ルカンで一回又はそれ以上洗浄されるのが良く、かつガ
ス相エチレン重合化又は共重合化に、特に流動床反応器
中で、直接的に使用され得る。この固体触媒は、若し望
むならば、それが製造された又は洗浄された炭化水素液
体媒体から、例えば、100℃まで、例えば10−80
℃の範囲の温度で、かつ任意的に僅かに真空下に、前記
媒体を蒸発することにより単離されることが出来る。
【0045】本発明により製造される固体触媒は、特に
、エチレンのガス相重合化に、かつ特別にエチレンと、
炭素原子3−8個含むα−オレフィン、例えばプロピレ
ン、ブテン−1、ヘキセン−1、メチル−4−ペンテン
−1、又はオクテン−1とのガス相共重合化に、特に高
密度ポリエチレン(密度:0.94−0.97g/cm
3)に、及び線状低密度ポリエチレン、又はC3−C8
のα−オレフィンを3−30重量%、例えば5−25重
量%有する極低密度ポリエチレン(密度:0.88−0
.94g/cm3)に、例えば、20−110℃、好適
には40−100℃の温度で、0.5−5MPaに変化
出来る全圧下に、α−オレフィンの分圧のエチレンの分
圧に対する比が、0.01−0.5、好適には0.02
−0.45例えば0.03−0.43である分圧下の流
動床反応器によるガス相重合化に適切である。固体触媒
は、好適には、助触媒と共同して使用される。助触媒は
、触媒の製造の第四段階の間使用される活性化剤と同じ
又は異なる有機アルミニウム化合物と有機亜鉛化合物か
ら選択されて良い。助触媒は、固体触媒と同時に又は別
々に重合化媒体に、助触媒の金属(Al及び/又はZn
)の、チタン又はバナジウム、又はチタン+バナジウム
に対する原子比が、0.1−10、好適には0.2−5
である様な量で導入されて良い。本発明により製造され
た固体触媒の存在で実施されるガス相重合化又は共重合
化は、Ti及び/又はV含有量が、1−15ppm、好
適には2−10ppm有して良いポリマー又は共重合体
粉末の嵩密度(0.32−0.45g/cm3)より実
質的に低下させずに、高い変換率へ向上する有利を有す
る。
【0046】更に、既定のα−オレフィン含有のエチレ
ン共重合体を製造する為に、本発明により製造された固
体触媒は、ガス相共重合化に使用される反応ガス混合物
中のエチレンに関して、比較的に低い割合のα−オレフ
ィンを必要とする。本発明の固体触媒は、全圧1.5M
Pa下に、ガス相共重合化の間、エチレン共重合体中に
、特に高い含有のC3−C8α−オレフィン、例えばブ
テン−1、又はメチル−4−ペンテン−1を組み込む特
定の性質を有し、前記性質は、少なくとも一つの次の式
により表される: (1)  A  =  a×(pC4/pC2)式中、
Aはエチレンとブテン−1を含む反応ガス混合物の存在
で、本発明の触媒により実施されるガス相共重合化にお
いて、95℃で製造されたエチレン/ブテン−1共重合
体のブテン−1重量含有であり、(pC4/pC2)は
、0−0.43、好適には0.01−0.36、例えば
0.01−0.1の範囲の前記反応ガス混合物中のブテ
ン−1の分圧のエチレンの分圧に対する比であり、aは
50−70、好適には60−70の数であり、 (2)  B  =  b×(pC6/pC2)式中、
Bはエチレンとメチル−4−ペンテン−1を含む反応ガ
ス混合物の存在で、本発明の触媒により実施されるガス
相共重合化において、70℃で製造されたエチレン/メ
チル−4−ペンテン−1共重合体のメチル−4−ペンテ
ン−1重量含有であり、(pC6/pC2)は、0−0
.3、好適には0.01−0.23、例えば0.01−
0.1の範囲の前記反応ガス混合物中のメチル−4−ペ
ンテン−1の分圧のエチレンの分圧に対する比であり、
bは80−100、好適には90−100の数である。
【0047】
【実施例】次の制限されない実施例により、本発明を説
明する。第1,2,及び3表において、生産性は、Ti
又はVのミリ原子当たりの(共)重合体kグラムで表さ
れ、かつMI2.16は、標準方法ASTM−D−12
38、条件Eにより測定された(共)重合体kメルトイ
ンデックスであり、BDは、静置の(共)重合体粉末の
嵩密度であり、pC4/pC2は、反応ガス混合物中の
ブテン−1の分圧のエチレンの分圧に対する比である。
【0048】実施例  1 触媒の製造 担体が使用され、これは、クロスフィールド社(Cro
sfield Co.)(英国)により販売される登録
商標「SD490」のシリカ粉末からなり、300m2
/gの比表面積(BET)と1.7ml/gの細孔容積
を有した。担体は、100ミクロンのマス平均直径を有
する粒子からなった。担体を、空気雰囲気で、500℃
で5時間乾燥し、遊離水の無い、かつグラム当たり1ミ
リモルのヒドロキシル基を含むシリカ粉末た。総ての続
く操作を、不活性窒素の雰囲気下に実施した。
【0049】600mlのn−ヘキサンと60gの乾燥
シリカを、250rpmで回転する攪拌機を備えたステ
ンレス鋼の1リットル反応器に導入し、次いで20℃で
、190ミリモルのジブチルマグネシウムを、1時間に
亙り徐々に導入した。この様にして得られた混合物を、
1時間20℃で攪拌した。この様にして得られた固体生
成物(A)を、各々が20℃で600mlのn−ヘキサ
ンにて3回洗浄し、次いでこの洗浄の後、シリカkグラ
ム当たり1.7ミリ原子のマグネシウムを含んでいた。
【0050】次いで、600mlのn−ヘキサン中の懸
濁状の固体生成物(A)を含む反応器を、50℃まで加
熱した。204ミリモルの塩化第三ブチルを攪拌しなが
ら、1時間に亙り徐々に反応器へ導入した。この時間の
終わりに、混合物を1時間50℃で攪拌し、次いで室温
(20℃)まで冷却した。得られた固体生成物(B)を
、各々が20℃で600mlのn−ヘキサンで、3回洗
浄した。この洗浄の後、固体生成物(B)は、シリカの
グラム当たり1.7ミリ原子のマグネシウムと2.7ミ
リ原子の塩素を含み、四塩化チタンに対して還元性の塩
基性官能基を実質的に含まなかった。
【0051】次いで、600mlのn−ヘキサンに懸濁
した30gのシリカを含む固体生成物(B)を含む反応
器を、25℃まで加熱した。15.3ミリモルの四塩化
チタンを、攪拌しながら1時間に亙り徐々に反応器へ導
入した。15.3ミリモルの四イソプロポキシドチタン
を、攪拌しながら1時間に亙り徐々に反応器へ導入し、
次いで反応器を25℃に保持した。次いで、得られた混
合物を、1時間25℃で攪拌した。次いで、得られた混
合物を、1時間25℃で攪拌し、次いで、室温(20℃
)まで冷却した。得られた固体生成物(C)を、各々が
20℃で600mlのn−ヘキサンで、3回洗浄した。 この洗浄の後、固体生成物(C)は、シリカのグラム当
たり1.7ミリ原子のマグネシウム、3.9ミリ原子の
塩素、及び0.45ミリ原子の四価チタンを含有し、実
質的に三価チタンを含まなかった。
【0052】2リットルのn−ヘキサン、10.8ミリ
モルのトリ−n−オクチルアルミニウム、及び6ミリ原
子のチタンを含む固体生成物(C)とを、750rpm
で回転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リットル反
応器に導入し、次いで70℃まで加熱した。次いで、標
準状態で測定して280ml容量の水素を、反応器へ導
入し、次いで3時間、160g/hの不変の速度でエチ
レンを導入した。この時間の終わりに、反応器を脱ガス
し、次いでその内容物を、回転蒸発器へ移し、次いでn
−ヘキサンを、部分真空下に、60℃で蒸発除去させた
。かくして、直ぐに使用出来る固体触媒(D)が、25
0ミクロンのマス平均直径を有し、かつチタンのミリ原
子当たり80gのポリエチレンを含む粒子からなるプレ
ポリマー粉末の形態で得られた。
【0053】実施例  2 触媒の製造 操作は、固体生成物(A)と(B)の製造に対する実施
例1の通りに実施された。
【0054】次いで、600mlのn−ヘキサン、及び
30gのシリカを含む固体生成物(B)を、250rp
mで回転する攪拌機を備えた1リットルのステンレス鋼
反応器に導入し、次いで50℃まで加熱し、次いで1時
間に亙り四塩化チタン25.5ミリモルを徐々に導入し
た。次いで得られた混合物を、1時間50℃で攪拌し、
次いで室温(20℃)まで冷却した。得られた固体生成
物(E)を、各々が20℃で600mlのn−ヘキサン
で、3回洗浄した。この洗浄の後、固体生成物(E)は
、シリカのグラム当たり1.7ミリ原子のマグネシウム
、4.8ミリ原子の塩素、及び0.54ミリ原子の四価
チタンを含有し、実質的に三価チタンを含まなかった。
【0055】2リットルのn−ヘキサン、18ミリモル
のトリ−n−オクチルアルミニウム、及び6ミリ原子の
チタンを含む固体生成物(E)とを、750rpmで回
転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リットル反応器
に導入し、次いで70℃まで加熱した。次いで、標準状
態で測定して400ml容量の水素を、反応器へ導入し
、次いで3時間、100g/hの不変の速度でエチレン
を導入した。この時間の終わりに、反応器を脱ガスし、
次いでその内容物を、回転蒸発器へ移し、次いでn−ヘ
キサンを、部分真空下に、60℃で蒸発除去させた。か
くして、直ぐに使用出来る固体触媒(F)が、220ミ
クロンのマス平均直径を有し、かつチタンのミリ原子当
たり50gのポリエチレンを含む粒子からなるプレポリ
マー粉末の形態で得られた。
【0056】実施例  3 触媒の製造 操作は、固体生成物(A)、(B)及び(E)の製造に
対する実施例2の通りに実施された。
【0057】次いで、2リットルのn−ヘキサン、10
.8ミリモルのトリ−n−オクチルアルミニウム、及び
6ミリ原子のチタンを含む固体生成物(E)とを、75
0rpmで回転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リ
ットル反応器に導入し、次いで70℃まで加熱した。 次いで、標準状態で測定して400ml容量の水素を反
応器へ導入し、次いで3時間、160g/hの不変の速
度でエチレンを導入した。この時間の終わりに、7.2
ミリモルのトリ−n−オクチルアルミニウムを、混合物
へ添加し、次いで反応器を脱ガスし、次いでその内容物
を、回転蒸発器へ移し、次いでn−ヘキサンを、部分真
空下に、60℃で蒸発除去させた。かくして、直ぐに使
用出来る固体触媒(G)が、260ミクロンのマス平均
直径を有し、かつチタンのミリ原子当たり80gのポリ
エチレンを含む粒子からなるプレポリマー粉末の形態で
得られた。
【0058】実施例  4 触媒の製造 操作は、固体生成物(A)の製造に対する実施例1の通
りに実施された。
【0059】次いで、600mlのn−ヘキサン、及び
60gのシリカを含む固体生成物(A)を、250rp
mで回転する攪拌機を備えた1リットルのステンレス鋼
反応器に導入し、次いで50℃まで加熱し、次いで1時
間に亙り塩化第三ブチル306ミリモルを徐々に導入し
た。次いで得られた混合物を、1時間50℃で攪拌し、
次いで室温(20℃)まで冷却した。得られた固体生成
物(H)を、各々が20℃で600mlのn−ヘキサン
で、3回洗浄した。この洗浄の後、固体生成物(H)は
、シリカのグラム当たり1.6ミリ原子のマグネシウム
、3.2ミリ原子の塩素を含有し、実質的に四塩化チタ
ンに対して還元性の官能基を含まなかった。次いで、6
00mlのn−ヘキサンに懸濁した30gのシリカを含
む固体生成物(H)を含む反応器を、50℃まで加熱し
た。24ミリモルの四塩化チタンを、攪拌しながら1時
間に亙り徐々に反応器へ導入した。この時間の終わりに
、得られた混合物を、1時間50℃で攪拌し、次いで、
室温(20℃)まで冷却した。得られた固体生成物(I
)を、各々が20℃で600mlのn−ヘキサンで、3
回洗浄した。この洗浄の後、固体生成物(I)は、シリ
カのグラム当たり1.6ミリ原子のマグネシウム、4.
25ミリ原子の塩素、及び0.49ミリ原子の四価チタ
ンを含有し、実質的に三価チタンを含まなかった。
【0060】2リットルのn−ヘキサン、9.6ミリモ
ルのトリ−n−オクチルアルミニウム、及び6ミリ原子
のチタンを含む固体生成物(I)とを、750rpmで
回転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リットル反応
器に導入し、次いで70℃まで加熱した。次いで、標準
状態で測定して400ml容量の水素を、反応器へ導入
し、次いで3時間、160g/hの不変の速度でエチレ
ンを導入した。この時間の終わりに、反応器を脱ガスし
、次いでその内容物を、回転蒸発器へ移し、次いでn−
ヘキサンを、部分真空下に、60℃で蒸発除去させた。 かくして、直ぐに使用出来る固体触媒(J)が、250
ミクロンのマス平均直径を有し、かつチタンのミリ原子
当たり80gのポリエチレンを含む粒子からなるプレポ
リマー粉末の形態で得られた。
【0061】実施例  5 触媒の製造 600mlのn−ヘキサンと実施例1で使用したと同じ
60gの乾燥シリカを、250rpmで回転する攪拌機
を備えたステンレス鋼の1リットル反応器に導入し、次
いで20℃で、80ミリモルのジブチルマグネシウムと
40ミリモルのトリエチルアルミニウムを、20℃で1
時間に亙り徐々に導入した。この時間の終わりに、混合
物を、1時間20℃で攪拌した。この様にして得られた
固体生成物(K)を、各々が20℃で600mlのn−
ヘキサンにて3回洗浄し、固体生成物(K)は、シリカ
kグラム当たり1.1ミリ原子のマグネシウムと0.6
8ミリ原子のアルミニウムを含んでいた。
【0062】次いで、600mlのn−ヘキサン中の懸
濁状の固体生成物(K)を含む反応器を、50℃まで加
熱した。254ミリモルの塩化第三ブチルを攪拌しなが
ら、1時間に亙り徐々に反応器へ導入した。この時間の
終わりに、混合物を1時間50℃で攪拌し、次いで室温
(20℃)まで冷却した。得られた固体生成物(L)を
、各々が20℃で600mlのn−ヘキサンで、3回洗
浄し、固体生成物(L)は、シリカのグラム当たり1.
1ミリ原子のマグネシウム、0.4ミリ原子のアルミニ
ウム、及び2ミリ原子の塩素を含み、四塩化チタンに対
して還元性の塩基性官能基を実質的に含まなかった。
【0063】次いで、600mlのn−ヘキサンに懸濁
した30gのシリカを含む固体生成物(L)を含む反応
器を、50℃まで加熱した。30ミリモルの四塩化チタ
ンを、攪拌しながら1時間に亙り徐々に反応器へ導入し
た。この時間の終わりに、混合物を、1時間50℃で攪
拌し、次いで、室温(20℃)まで冷却した。得られた
固体生成物(M)を、各々が20℃で600mlのn−
ヘキサンで、3回洗浄し、固体生成物(M)は、シリカ
のグラム当たり1.1ミリ原子のマグネシウム、0.4
ミリ原子のアルミニウム、3.1ミリ原子の塩素、及び
0.4ミリ原子の四価チタンを含有し、実質的に三価チ
タンを含まなかった。
【0064】2リットルのn−ヘキサン、10.8ミリ
モルのトリ−n−オクチルアルミニウム、及び6ミリ原
子のチタンを含む固体生成物(M)とを、750rpm
で回転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リットル反
応器に導入し、次いで70℃まで加熱した。次いで、標
準状態で測定して400ml容量の水素を、反応器へ導
入し、次いで3時間、160g/hの不変の速度でエチ
レンを導入した。この時間の終わりに、反応器を脱ガス
し、次いでその内容物を、回転蒸発器へ移し、次いでn
−ヘキサンを、部分真空下に、60℃で蒸発除去させた
。かくして、直ぐに使用出来る触媒(N)が、250ミ
クロンのマス平均直径を有し、かつチタンのミリ原子当
たり80gのポリエチレンを含む粒子からなるプレポリ
マー粉末の形態で得られた。
【0065】実施例  6 触媒の製造 担体が使用され、これは、W.R.グレース社(W.R
.Grace Co.)(米国)により販売される登録
商標「SG332」のシリカ粉末からなり、300m2
/gの比表面積(BET)と1.7ml/gの細孔容積
を有した。担体は、80ミクロンのマス平均直径を有す
る粒子からなった。担体を、空気雰囲気で、200℃で
8時間乾燥し、遊離水の無い、かつグラム当たり2ミリ
モルのヒドロキシル基を含むシリカ粉末た。総ての続く
操作を、不活性窒素の雰囲気下に実施した。
【0066】600mlのn−ヘキサンと60gの乾燥
シリカを、250rpmで回転する攪拌機を備えたステ
ンレス鋼の1リットル反応器に導入し、次いで20℃で
、60ミリモルのジブチルマグネシウムを、1時間に亙
り徐々に導入した。
【0067】次いで、反応器を、50℃まで加熱し、1
20ミリモルの塩化第三ブチルを攪拌しながら、1時間
に亙り徐々に反応器へ導入した。温度を50℃に保持し
続けながら、30ミリモルの四塩化チタンを導入した。 この導入の終わりに、反応器を80℃まで加熱し、次い
で2時間この温度で攪拌し続けた。この時間の終わりに
、反応器を冷却して、固体(O)を得、これは、チタン
100ppm重量未満(百万部当たりの重量部)を含む
ヘキサンに懸濁状の、シリカのグラム当たり0.5ミリ
原子のチタンを含んで得られた。
【0068】2リットルのn−ヘキサン、7.2ミリモ
ルのトリ−n−オクチルアルミニウム、及び6ミリ原子
のチタンを含む固体生成物(O)とを、750rpmで
回転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リットル反応
器に導入し、次いで70℃まで加熱した。次いで、標準
状態で測定して280ml容量の水素を、反応器へ導入
し、次いで4時間、60g/hの不変の速度でエチレン
を導入した。この時間の終わりに、反応器を脱ガスし、
次いでその内容物を、回転蒸発器へ移し、次いでn−ヘ
キサンを、部分真空下に、60℃で蒸発除去させた。か
くして、直ぐに使用出来る固体触媒(P)が、250ミ
クロンのマス平均直径を有し、かつチタンのミリ原子当
たり40gのポリエチレンを含む粒子からなるプレポリ
マー粉末の形態で得られた。
【0069】実施例  7 触媒の製造 担体が使用され、これは、W.R.グレース社(W.R
.Grace Co.)(米国)により販売される登録
商標「SG332」のシリカ粉末からなり、300m2
/gの比表面積(BET)と1.7ml/gの細孔容積
を有した。担体は、80ミクロンのマス平均直径を有す
る粒子からなった。担体を、200℃で8時間乾燥し、
遊離水の無い、かつグラム当たり約2ミリモルのヒドロ
キシル基を含むシリカ粉末た。総ての続く操作を、不活
性窒素の雰囲気下に実施した。
【0070】600mlのn−ヘキサンと60gの乾燥
シリカを、250rpmで回転する攪拌機を備えたステ
ンレス鋼の1リットル反応器に導入し、次いで20℃で
、138.6ミリモルのジブチルマグネシウムを、1時
間に亙り徐々に導入した。この様にして得られた混合物
を、20℃で1時間攪拌し、固体生成物(Q)を得た。
【0071】次いで、反応器を、50℃まで加熱し、2
77.2ミリモルの塩化第三ブチルを攪拌しながら、1
時間に亙り徐々に反応器へ導入した。この時間の終わり
に、混合物を、50℃で1時間攪拌し続け、次いで、室
温(20℃)まで冷却した。固体生成物(S)が、n−
ヘキサンの懸濁状態で得られ、これは、Cl/Mg原子
比が1.69に等しく塩素とマグネシウムを含み、かつ
四塩化チタンに対して還元性の官能基を含まなかった。 この懸濁物の液体相は、500ppmの塩化第三ブチル
を含んでいた。
【0072】次いで、n−ヘキサン中の固体生成物(R
)の懸濁を含む反応器を、50℃まで加熱した。69.
3ミリモルの四塩化チタンを、攪拌しながら2時間に亙
り徐々に導入した。この様にして得られた混合物を、5
0℃で1時間攪拌し続け、次いで室温まで冷却した。固
体生成物(S)が、n−ヘキサンの懸濁状態で得られ、
これは、各々がn−ヘキサン600mlで、3回の洗浄
の後、固体生成物(S)は、シリカのグラム当たり2.
18ミリ原子のマグネシウム、5.7ミリ原子の塩素、
及び0.65ミリ原子の四価チタンを含有し、実質的に
三価チタンを含まなかった。
【0073】2リットルのn−ヘキサン、9.6ミリモ
ルのトリ−n−オクチルアルミニウム、及び6ミリ原子
のチタンを含む固体生成物(S)とを、750rpmで
回転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リットル反応
器に導入し、次いで70℃まで加熱した。次いで、標準
状態で測定して280ml容量の水素を、反応器へ導入
し、次いで4時間、120g/hの不変の速度でエチレ
ンを導入した。この時間の終わりに、反応器を脱ガスし
、次いでその内容物を、回転蒸発器へ移し、次いでn−
ヘキサンを、部分真空下に、60℃で蒸発除去させた。 かくして、直ぐに使用出来る固体触媒(T)が、250
ミクロンのマス平均直径を有し、かつチタンのミリ原子
当たり80gのポリエチレンを含む粒子からなるプレポ
リマー粉末の形態で得られた。
【0074】実施例  8 触媒の製造 製造方法は、塩化第三ブチルの代わりに、塩化第二ブチ
ルの277.2ミリモルが反応器中に導入され、かつ固
体触媒(T1)を製造する為に、固体生成物(R)と(
S)の各々の代わりに固体生成物(R1)と(S1)が
得られかつ使用された事実は別として、実施例7の通り
に実施された。
【0075】固体生成物(R1)が、n−ヘキサンの懸
濁状態で得られ、Cl/Mg原子比が1.57に等しく
塩素とマグネシウムを含み、かつ四塩化チタンに対して
還元性の官能基を含まなかった。この懸濁物の液体相は
、900ppmの塩化第二ブチルを含んでいた。
【0076】固体生成物(S1)は、シリカのグラム当
たり2.05ミリ原子のマグネシウム、5.2ミリ原子
の塩素、及び0.58ミリ原子の四価チタンを含有し、
実質的に三価チタンを含まなかった。
【0077】固体触媒(T1)が、250ミクロンのマ
ス平均直径を有し、かつチタンのミリ原子当たり80g
のポリエチレンを含む粒子からなるプレポリマー粉末の
形態で得られた。
【0078】実施例  9 触媒の製造 製造方法は、塩化第三ブチルの代わりに、トリ塩化バナ
ジルの69.3ミリモルが反応器中に導入された事実は
別として、実施例7の通りに実施された。
【0079】固体生成物(S2)が、n−ヘキサンの懸
濁状態で得られ、これは、各々が600mlのn−ヘキ
サンで、3回洗浄した後、シリカのグラム当たり2.1
ミリ原子の五価バナジウムを含み、実質的に四価バナジ
ウムを含まなかった。
【0080】2リットルのn−ヘキサン、9.6ミリモ
ルのトリ−n−オクチルアルミニウム、及び6ミリ原子
のバナジウムを含む固体生成物(S2)とを、750r
pmで回転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リット
ル反応器に導入し、次いで70℃まで加熱した。次いで
、標準状態で測定して280ml容量の水素を、反応器
へ導入し、次いで4時間、120g/hの不変の速度で
エチレンを導入した。この時間の終わりに、反応器を脱
ガスし、次いでその内容物を、回転蒸発器へ移し、次い
でn−ヘキサンを、部分真空下に、60℃で蒸発除去さ
せた。かくして、直ぐに使用出来る固体触媒(T2)が
、250ミクロンのマス平均直径を有し、かつバナジウ
ムのミリ原子当たり80gのポリエチレンを含む粒子か
らなるプレポリマー粉末の形態で得られた。 実施例  10(比較に関する) 触媒の製造 固体生成物(Q)を含む実施例7で製造した混合物を使
用した。
【0081】固体生成物(Q)を含む反応器を、50℃
まで加熱し、277.2ミリモルの塩化n−ブチルを攪
拌しながら、1時間に亙り徐々に反応器へ導入した。こ
の時間の終わりに、この様にして得られた混合物を1時
間50℃で攪拌し続け、次いで室温まで冷却した。この
様にして得られた懸濁物の液体相は、約50,000p
pmの塩化n−ブチルを含んだ。固体生成物(U)は、
四塩化チタンを還元出来る幾らかの塩基性官能基のみな
らず、約0.2のCl/Mgの原子比における塩素とマ
グネシウムとを含でいた。
【0082】次いで、n−ヘキサンに懸濁した固体生成
物(U)を含む反応器を、50℃まで加熱し、69.3
ミリモルの四塩化チタンを、攪拌しながら2時間に亙り
徐々に反応器へ導入した。次いで、得られた混合物を、
1時間50℃で攪拌し続け、次いで、室温まで冷却した
。固体(V)を、ヘキサン中の懸濁物として得、各々が
20℃で600mlのn−ヘキサンで、3回洗浄した。 この洗浄の後、固体(V)は、シリカのグラム当たり2
.0ミリ原子のマグネシウム、5.1ミリ原子の塩素、
0.41ミリ原子の四価チタン、及び0.39ミリモル
の三価チタンを含有した。
【0083】2リットルのn−ヘキサン、9.6ミリモ
ルのトリ−n−オクチルアルミニウム、及び6ミリ原子
のチタンを含む固体生成物(V)とを、750rpmで
回転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リットル反応
器に導入し、次いで70℃まで加熱した。次いで、標準
状態で測定して280ml容量の水素を、反応器へ導入
し、次いで4時間、120g/hの不変の速度でエチレ
ンを導入した。この時間の終わりに、反応器を脱ガスし
、次いでその内容物を、回転蒸発器へ移し、次いでn−
ヘキサンを、部分真空下に、60℃で蒸発除去させた。 かくして、直ぐに使用出来る固体触媒(W)が、250
ミクロンのマス平均直径を有し、かつチタンのミリ原子
当たり80gのポリエチレンを含む粒子からなるプレポ
リマー粉末の形態で得られた。
【0084】実施例  11 流動床反応器中でエチレンのガス相重合化800gの無
水かつ脱気したポリエチレン粉末を、粉末装填として、
20cm直径の流動床反応器に導入した。 この粉末は、全圧1.5MPaにおけるエチレンと水素
の混合物からなる上方ガス流れの助けにより15cm/
sの速度で推進されて流動化された。8ミリモルのトリ
−n−オクチルアルミニウムを、反応器に導入し、次い
で本発明により製造され、0.8ミリ原子のチタンに等
量の固体触媒を導入した。固体触媒(P)に対してのみ
、トリ−n−オクチルアルミニウムの代わりに、8ミリ
モルのトリエチルアルミニウムを使用した。反応器中の
全圧を、エチレンの添加により1.5MPaに一定かつ
等しく保持し、かつ重合化反応は、3と5時間の間続い
た。
【0085】第1表は、使用された触媒による、エチレ
ン重合化の操作条件と得られたポリエチレン粉末の特性
を示す。比較として、本発明により製造した触媒(F)
を導入する代わりに、中間固体生成物(E)を、チタン
のミリ原子において等量である量で導入されたが、特に
、固体触媒(F)により得られたポリエチレン粉末は、
中間固体生成物(E)により得られたポリエチレンの嵩
密度より明らかに高かったことに注目された。
【0086】実施例  12 流動床反応器中で1−ブテンによるエチレンのガス相共
重合化 800gの無水かつ脱気したポリエチレンと1−ブテン
の共重合体の粉末を、粉末装填として、20cm直径の
流動床反応器に導入した。この粉末は、全圧1.5MP
aにおけるエチレン、1−ブテン及び水素の混合物から
なる上方ガス流れの助けにより15cm/sの速度で推
進されて流動化された。8ミリモルのトリ−n−オクチ
ルアルミニウムを、反応器に導入し、次いで本発明によ
り製造され、0.8ミリ原子のチタンに等量の固体触媒
を導入した。固体触媒(T),(T1),(T2),及
び(W)に対して、トリ−n−オクチルアルミニウムの
代わりに、8ミリ原子のトリエチルアルミニウムが使用
された。
【0087】比較として、本発明により製造した固体触
媒(G)を導入する代わりに、中間固体生成物(E)を
、チタンのミリ原子において等量である量で導入された
。更に、比較として、本発明により製造した固体触媒(
T)を導入する代わりに、一塩化第一級アルキルの助け
により比較実施例10の固体触媒(W)が導入された。
【0088】第2表は、1−ブテンとエチレンの共重合
化けの操作条件と得られた共重合体粉末の特性を示す。 特に、固体触媒(G)により得られた共重合体粉末は、
中間固体生成物(E)により得られた共重合体の嵩密度
より顕著に高かったことに注目された。更に、既定の密
度の共重合体を得る為に、1−ブテンの分圧のエチレン
の分圧に対する比が、第四段階からならない方法により
製造された中間固体生成物の場合よりも、本発明により
製造された固体触媒の場合において顕著に低かったこと
に注目された。更に、共重合体の生産性も、触媒(W)
によるよりも、本発明による触媒(T)による方が顕著
に大きかったことが観察された。
【0089】実施例  13 触媒の製造 W.R.グレース社(W.R.Grace Co.)(
米国)により販売される登録商標「SG332」のシリ
カ粉末を、空気雰囲気下に、200℃で8時間乾燥して
、遊離水の無い、かつグラム当たり約2ミリモルのヒド
ロキシル基を含むシリカを得た。総ての続く操作を、不
活性窒素の雰囲気下に実施した。
【0090】600mlのn−ヘキサンと60gの乾燥
シリカを、250rpmで回転する攪拌機を備えたステ
ンレス鋼の1リットル反応器に導入し、次いで20℃で
、190ミリモルのジブチルマグネシウムを、1時間に
亙り徐々に導入した。この様にして得られた混合物を、
20℃で1時間攪拌し、シリカのグラム当たり1.55
ミリ原子のマグネシウムを含む固体生成物を得た。 次いで、反応器を、50℃まで加熱し、186ミリモル
の塩化第三ブチルを攪拌しながら、1時間に亙り徐々に
反応器へ導入した。この時間の終わりに、混合物を、5
0℃で1時間攪拌し続け、次いで、室温(20℃)まで
冷却した。固体生成物(X)が、n−ヘキサンの懸濁状
態で得られ、これは、Cl/Mg原子比が1.6に等し
く塩素とマグネシウムを含み、かつ四塩化チタンに対し
て還元性の官能基を実質的に含まなかった。この懸濁物
の液体相は、600ppmの塩化第三ブチルを含んでい
た。
【0091】次いで、n−ヘキサン中の固体生成物(X
)の懸濁を含む反応器を、50℃まで加熱した。48ミ
リモルの四塩化チタンを、攪拌しながら2時間に亙り徐
々に導入した。この様にして得られた混合物を、50℃
で1時間攪拌し続け、次いで室温まで冷却した。固体生
成物(Y)が、n−ヘキサンの懸濁状態で得られ、これ
は、各々がn−ヘキサン600mlで、3回の洗浄の後
、固体生成物(Y)は、シリカのグラム当たり1.63
ミリ原子のマグネシウム、5ミリ原子の塩素及び0.5
3ミリ原子の四価チタンを含有し、実質的に三価チタン
を含まなかった。
【0092】2リットルのn−ヘキサン、9.6ミリモ
ルのトリ−n−オクチルアルミニウム、及び6ミリ原子
のチタンを含む固体生成物(Y)とを、750rpmで
回転する攪拌機を備えたステンレス鋼の5リットル反応
器に導入し、次いで70℃まで加熱した。次いで、標準
状態で測定して280ml容量の水素を、反応器へ導入
し、次いで4時間、120g/hの不変の速度でエチレ
ンを導入した。この時間の終わりに、反応器を脱ガスし
、次いでその内容物を、回転蒸発器へ移し、次いでn−
ヘキサンを、部分真空下に、60℃で蒸発除去させた。 かくして、直ぐに使用出来る固体触媒(Z)が、250
ミクロンのマス平均直径を有し、かつチタンのミリ原子
当たり80gのポリエチレンを含む粒子からなるプレポ
リマー粉末の形態で得られた。 実施例  14(比較に関する) 触媒の製造 製造方法は、塩化第三ブチルの代わりに、186ミリモ
ルの四塩化炭素を反応器に導入し、かつ固体生成物(X
1)と(Y1)が得られ、かつこれらが、固体生成物(
X)と(Y)の夫々の代わりに固体触媒(Z1)を製造
する為に使用された事実は別として、実施例13の通り
に実施された。
【0093】固体生成物(X1)は、n−ヘキサン中の
懸濁で得られ、Cl/Mg原子比が0.97に等しく塩
素とマグネシウムを含み、かつ四塩化チタンに対して還
元性の官能基を実質的に含んだ。この懸濁物の液体相は
、多量の塩素含有有機化合物を含んでいた。
【0094】固体生成物(Y1)は、シリカのグラム当
たり1.72ミリ原子のマグネシウム、3.4ミリ原子
の塩素、0.45ミリ原子の四価チタン、及び0.1ミ
リ原子の三価チタンを含有した。
【0095】固体触媒(Z1)が、250ミクロンのマ
ス平均直径を有し、かつチタンのミリ原子当たり80g
のポリエチレンを含む粒子からなるプレポリマー粉末の
形態で得られた。
【0096】実施例  15 流動床反応器中でエチレンのガス相重合化製造方法は、
固体触媒(Z)の使用は別として、実施例12の通りに
実施した。比較として、本発明により製造された固体触
媒(Z)を使用する代わりに、固体触媒(Z1)を使用
した。
【0097】第3表は、エチレン重合化の操作条件と得
られたポリエチレンの特性とを示している。特に、固体
触媒(Z1)の生産性が、固体触媒(Z)の生産性より
も顕著に低いことが注目された。
【0098】実施例  16 流動床反応器中で1−ブテンによるエチレンのガス相共
重合化 製造方法は、0.8ミリ原子のチタンに等量で固体触媒
(P)の使用、10容量%の水素を含み、ブテン−1の
分圧のエチレンの分圧に対する比(pC4/pC2)が
0.03のエチレンとブテン−1の混合物と共に8ミリ
モルのトリ−n−オクチルアルミニウムの95℃での使
用は別として、実施例12の通りに実施した。
【0099】これらの条件において、エチレンと2重量
%のブテン−1との共重合体が、嵩密度0.43g/c
m3の粉末の形態で得られた。
【0100】実施例  17 流動床反応器中で1−ブテンによるエチレンのガス相共
重合化 製造方法は、pC4/pC2が0.05は別として、実
施例16の通りに実施した。
【0101】これらの条件において、エチレンと3.3
重量%のブテン−1との共重合体が、嵩密度0.42g
/cm3の粉末の形態で得られた。
【0102】実施例  18 流動床反応器中でメチル−4−ペンテン−1によるエチ
レンのガス相共重合化製造方法は、0.8ミリ原子のチ
タンに等量で固体触媒(P)の使用、10容量%の水素
を含み、メチル−4−ペンテン−1の分圧のエチレンの
分圧に対する比(pC6/pC2)が0.05のエチレ
ンとメチル−4−ペンテン−1の混合物と共に8ミリモ
ルのトリ−n−オクチルアルミニウムの70℃での使用
は別として、実施例12の通りに実施した。
【0103】これらの条件において、エチレンと4.8
重量%のメチル−4−ペンテン−1との共重合体が、嵩
密度0.41g/cm3の粉末の形態で得られた。
【0104】実施例  19 流動床反応器中でメチル−4−ペンテン−1によるエチ
レンのガス相共重合化製造方法は、pC6/pC2が0
.1は別として、実施例18の通りに実施した。
【0105】これらの条件において、エチレンと9.5
重量%のメチル−4−ペンテン−1との共重合体が、嵩
密度0.38g/cm3の粉末の形態で得られた。
【0106】
【表1】
【0107】
【表2】
【0108】
【表3】
【0109】
【発明の効果】従来のオレフィン類の重合化又は共重合
化に適したチーグラー・ナッタ型の固体触媒は、ハロゲ
ン化剤が使用される場合、一般的に、オレフィン重合化
に普通の活性を示すに止まり、更に、ハロゲン化水素の
様な一定のハロゲン化剤は、極端に金属に対する腐蝕性
の問題、即ち、特別のかつ高価な装置の使用を必要とし
、更に、触媒製造の間、液体炭化水素媒体は、使用され
るハロゲン化剤により汚染されることが突き止められて
いる。従って、各々の触媒製造において、液体炭化水素
媒体を精製する特別の処理を適用することが必要となる
。
【0110】驚くべきくことに、本発明によると、固体
担体に固定される有機金属化合物の塩素化は、ポリ塩化
ヒドロカルビル、特に四塩化炭素の使用に比べて、第二
又は第三アルキル又はシクロアルキルのモノ塩化物の使
用、又は少なくとも一つのアリール基を含むモノクロロ
有機化合物の使用により可成向上されることが突き止め
られた。
【0111】驚くべきことに、この特別のモノクロロ有
機化合物が、使用され第二段階から結果する生成物は、
対応する量のポリ塩化ヒドロカルビルの使用と比較して
、その最大原子価の、又は殆ど無い原子価の、又は特に
全く無い原子の遷移金属の化合物を還元でき、塩基性官
能基の量を削減されて使用され得ることが突き止められ
た。この段階の終わりにおいて、モノクロロ有機化合物
の残留量は、実際的に無いか、又は無視され、かつ普通
液体炭化水素媒体中に1000ppmを越えない。従っ
て、第二段階から結果する固体生成物を最早洗浄し、か
つ各触媒製造の後に、液体炭化水素媒体を精製する必要
はない。
【0112】欧州特許第A−0,014,523号公報
の触媒は、 流動床反応器による方法に使用することが
記載されており、オレフィン類が重合化される時に、こ
れらの触媒は、一定寸法を越えて、又は重合化の進行の
一定度合いを越えて、ポリマー粒子を生成し、これらは
粉々になって、望ましくない形と寸法を有し、かつ比較
的に低い嵩密度の粒子を生成する傾向があることが観察
されている。更に、この現象は、エチレンが、例えば炭
素原子3−8個含むα−オレフィンと、ガス相で共重合
化される時に、より明確に現れることが突き止められて
いる。更に、欧州特許第A−0,014,523号公報
の方法のもう一つの主な不利は、エチレンが、例えば炭
素原子3−8個含むα−オレフィンと、ガス相で共重合
化される条件において、これらの触媒は、共重合体中に
固定されるべきα−オレフィンの一定量に対する反応ガ
ス混合物中の前記α−オレフィンの比較的に高い分圧を
必要とし、反応ガス混合物中のこのα−オレフィンの高
い圧力は、共重合体の粉末が回収されかつ重合化反応器
の外で脱ガスされる時に、特に高価な原料の損失を増大
する欠点があった。
【0113】本発明のチーグラー・ナッタ型の固体触媒
、オレフィン類の重合化に極めて高い活性を示し、更に
、この触媒は、前記従来触媒の製造の不利が削減出来る
様な条件で製造される。特に、触媒は、普通の装置によ
り製造出来、かつ各触媒の製造の後、精製処理を必要と
しない液体炭化水素媒体の存在で製造されることが出来
る。更に、触媒は、流動床反応器によるエチレンのガス
相重合化が、ポリマー粒子を粉々にしかつポリマー粉末
の嵩密度を低下する危険が削減されて、高い変換率まで
導かれることが出来る。更に、α−オレフィン類の一定
の含有のエチレン共重合体を製造する為に、エチレンと
炭素原子3−8個含むα−オレフィンとのガス相で共重
合化する条件において、この固体触媒の使用は、以前公
知の触媒と比較して、反応ガス混合物中の前記α−オレ
フィン類の分圧を顕著に削減することを可能とする。 この利点は、ガス相共重合化方法の工業的操作条件を改
善することを可能とするだけでなく、以前公知の触媒と
比較して、反応ガス混合物中のエチレンに対する一定割
合のα−オレフィン類に対して、顕著に削減される密度
を有するエチレン共重合体を製造することを可能とする
。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  オレフィン類、特にエチレンの重合化
    又は共重合化に適した固体触媒の製造方法において、触
    媒は、マグネシウム、塩素、チタン及び/又はバナジウ
    ムの原子、並びに耐火性酸化物に基づく固体担体を含み
    、その製造方法は: a)  第一段階において、ヒドロキシル基を含む耐火
    性酸化物に基づく固体担体を、任意的にトリアルキルア
    ルミニウムと混合されるか又は複合化されるジアルキル
    マグネシウムと接触させ、 b)  第二段階において、第一段階の結果生成した生
    成物を、炭素原子3−19個含む第二又は第三アルキル
    又はシクロアルキル・モノ塩化物の中から、及び一般式
    R9R10R11CCl、式中、R9は炭素原子6−1
    6個含むアリール基、かつR10とR11は、水素、炭
    素原子1−6個含むアルキル基、及びR9と同じ又は異
    なる炭素原子6−16個含むアリール基である化合物の
    中から選択されるモノクロロ有機化合物と接触させ、c
    )  第三段階において、第二段階の結果生成した生成
    物を、少なくとも一つの四価チタン又はバナジウム化合
    物又は三価バナジル化合物と接触させ、次いでd)  
    第四段階において、第三段階の結果生成した生成物を、
    エチレン、又は炭素原子3−8個含むα−オレフィンと
    混合されたエチレンと、有機アルミニウム化合物と有機
    亜鉛化合物の中から選択される少なくとも一つの活性化
    剤の存在で接触させ、量的関係において、チタン、又は
    バナジウム、又はチタン+バナジウムのミリ原子当たり
    1−200gのポリマーを含み、かつ前記活性化剤の金
    属(Al及び/又はZn)の量の、チタン、又はバナジ
    ウム、又はチタン+バナジウムの量に対するモル比が、
    0.3−10であるプレポリマーの形態の固体触媒を得
    る様な量であり、かつ前記4つの段階の各々が、炭化水
    素液体媒体中で実施されることを特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】  担体の各グラムが、0.1−7.5ミ
    リモルのジアルキルマグネシウム、又はジアルキルマグ
    ネシウム+トリアルキルアルミニウムと接触されること
    を特徴とする請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】  モノクロロ有機化合物が、一般式R6
    R7R8CClを有し、式中R6とR7は炭素原子1−
    6個含む同じ又は異なるアルキル基、かつR8は水素原
    子又はR6とR7と同じ又は異なる炭素原子1−6個を
    含む同じ又は異なるアルキル基であることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】  モノクロロ有機化合物が、塩化第二プ
    ロピル、塩化第二ブチル、塩化第三ブチル、塩化ベンジ
    ル、1−フェニル−1−クロロエタン、塩化シクロヘキ
    シル、又は1−メチル−1−クロロシクロヘキサンであ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】  固体触媒が、Ti,V,又はTi+V
    のミリモル当たり10−200gのポリマーを含むプレ
    ポリマーの形態で得られることを特徴とする請求項1−
    4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】  第一段階の結果生成した生成物が、第
    一段階の結果生成した生成物に含まれるモノクロロ有機
    化合物の量の、マグネシウム、又はマグネシウム+アル
    ミニウムの量に対するモル比が、1−3.5である様な
    量で接触されることを特徴とする請求項1−5のいずれ
    か1項に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】  第二段階の結果生成した生成物が、第
    二段階の結果生成した生成物に含まれるチタン、バナジ
    ウム、又はマグネシウム+バナジウムの量の、マグネシ
    ウム、又はマグネシウム+アルミニウムの量に対するモ
    ル比が、0.1−0.9である様な量で、チタン化合物
    及び/又はバナジウム化合物と接触されることを特徴と
    する請求項1−6のいずれか1項に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】  チタン化合物又はバナジウム化合物が
    、一般式 Ti(OR)m X4−m の四価チタン化合物、又は 一般式 V(OR)m X4−m の四価バナジウム化合物、又は 一般式 VO(OR)n X3−n のバナジル化合物から選択され、式中、Rは炭素原子2
    −6個含むアルキル基であり、Xは塩素又は臭素原子で
    あり、mは0に等しいかそれ以上かつ4以下の整数又は
    分数であり、nは0に等しいかそれ以上かつ3以下の整
    数又は分数である化合物から選択されることを特徴とす
    る請求項1−7のいずれか1項に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】  第三段階において、第二段階の結果生
    成した生成物が、先ず第一に、一般式 Ti(OR)p X4−p の四価チタン化合物、又は 一般式 V(OR)p X4−p の四価バナジウム化合物、又は 一般式 VO(OR)q X3−q のバナジル化合物、 式中、Rは炭素原子2−6個含む
    アルキル基であり、Xは塩素又は臭素であり、pは0に
    等しいかそれ以上かつ2以下の整数又は分数であり、q
    は0に等しいかそれ以上かつ1.5以下の整数又は分数
    であるチタン化合物又はバナジウム化合物から選択され
    る少なくとも一つの化合物と接触させられ、  次いで
    、一般式 Ti(OR)r X4−r の四価チタン化合物、又は 一般式 V(OR)r X4−r の四価バナジウム化合物、又は 一般式 VO(OR)s X3−s のバナジル化合物、 式中、RとXは前記と等しい定義
    を有し、rは2に等しいかそれ以上かつ4以下又はそれ
    に等しい整数又は分数であ  り、sは1.5に等しい
    かそれ以上かつ3以下又はそれに等しい整数又は分数で
    あるチタン化合物又はバナジウム化合物から選択される
    少なくとも一つの化合物と接触させられることを特徴と
    する請求項1−8のいずれか1項に記載の製造方法。
  10. 【請求項10】  請求項1−9のいずれか1項に記載
    の製造方法により得られる、オレフィン類、特にエチレ
    ンの(共)重合化用の触媒。
  11. 【請求項11】  耐火性酸化物と、塩素、マグネシウ
    ム、チタン及び/又はバナジウムの原子とを含むオレフ
    ィン類、特にエチレンの重合化又は共重合化用の触媒に
    おいて、この触媒は、チタン、又はバナジウム、又はチ
    タン+バナジウムのミリモル当たり、1−200g好適
    には10−200gのポリエチレン又はエチレンと炭素
    原子3−8個を含むα−オレフィンの少量との共重合体
    と、0.2−15gの耐火性酸化物と、1−10ミリモ
    ルのマグネシウムと、0.1−20ミリモルのアルミニ
    ウム、又は亜鉛、又はアルミニウム+亜鉛と、及び0−
    0.2未満のミリ原子値の電子供与体化合物とを含むこ
    とを特徴とする触媒。
  12. 【請求項12】  触媒が、50−500ミクロンのマ
    ス平均直径と、0.25−0.6g/cm3の嵩密度と
    を有する粒子の形態であることを特徴とする請求項11
    に記載の触媒。
  13. 【請求項13】  耐火性酸化物と、塩素、マグネシウ
    ム、チタン及び/又はバナジウム、アルミニウム及び/
    又は亜鉛の原子とを含むオレフィン類、特にエチレンの
    重合化又は共重合化用の触媒において、この触媒は、次
    式: (1)  A  =  a×(pC4/pC2)式中、
    Aはエチレンとブテン−1を含む反応ガス混合物の存在
    で、前記触媒により実施されるガス相共重合化において
    、95℃で製造されたエチレン/ブテン−1共重合体の
    ブテン−1重量含有であり、(pC4/pC2)は、0
    −0.43の範囲の前記反応ガス混合物中のブテン−1
    の分圧のエチレンの分圧に対する比であり、aは50−
    70の数であり、 (2)  B  =  b×(pC6/pC2)式中、
    Bはエチレンとメチル−4−ペンテン−1を含む反応ガ
    ス混合物の存在で、前記触媒により実施されるガス相共
    重合化において、70℃で製造されたエチレン/メチル
    −4−ペンテン−1共重合体のメチル−4−ペンテン−
    1重量含有であり、(pC6/pC2)は、0−0.3
    の範囲の前記反応ガス混合物中のメチル−4−ペンテン
    −1の分圧のエチレンの分圧に対する比であり、bは8
    0−100の数である、の2つの式の一つに相当するA
    又はB重量のコモノマー含有を有するエチレン共重合体
    を製造出来ることを特徴とする触媒。
  14. 【請求項14】  請求項10−13のいずれか1項に
    記載の触媒の存在で、エチレンを重合化するか、又はエ
    チレンと炭素原子3−8個含むα−オレフィンの少なく
    とも一つとの共重合化の為の方法。
  15. 【請求項15】  エチレンと炭素原子3−8個含むα
    −オレフィンの少なくとも一つとの共重合化が、α−オ
    レフィン類の分圧のエチレンの分圧に対する比が0.0
    1−0.5で、全圧0.5−5MPaの下に、20℃−
    110℃の温度で、有機アルミニウム化合物と有機亜鉛
    化合物から選択される助触媒の少なくとも一つの存在で
    、ガス相中で実施されることを特徴とする請求項14に
    記載の方法。
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