JPH04224818A - 粉末被覆組成物用のエラストマー改質エポキシ樹脂 - Google Patents

粉末被覆組成物用のエラストマー改質エポキシ樹脂

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JPH04224818A
JPH04224818A JP3085938A JP8593891A JPH04224818A JP H04224818 A JPH04224818 A JP H04224818A JP 3085938 A JP3085938 A JP 3085938A JP 8593891 A JP8593891 A JP 8593891A JP H04224818 A JPH04224818 A JP H04224818A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、硬化性のエラストマー
改質エポキシ樹脂組成物、並びにこの種の組成物から作
成される被覆、特に粉末被覆に関するものである。 【0002】 【従来の技術】エラストマー改質エポキシ樹脂は周知さ
れている。エポキシ樹脂をエラストマ ー化合物と配合し或いは共反応させることによるゴム改
質はたとえば靱性、低プロフィル特性、可撓性および付
着性のようなエポキシ樹脂の物理的性質を向上させるべ
く用いられる。ゴム改質エポキシ樹脂は、耐腐食性かつ
耐チッピング性被覆および耐衝撃性成形用粉末を処方す
る際に使用される。粉末被覆は、地塗として自動車工業
に使用される。自動車およびトラックの本体、特にホイ
ールウェルおよびたとえばロッカーパネルのような本体
の下部は砂および砂利によるチッピングを受易い。 【0003】カルボキシ末端ブタジエン−アクリロニト
リル共重合体(CTBN)を含有する極めて低揮発性の
有機化合物(VOC)の利点を有する耐チッピング性粉
末被覆が知られている。しかしながら、エポキシ樹脂に
おけるCTBN改質剤は、1部にはその比較的低いTg
およびその化学的不安定性に基づき、処理に際し安定性
の問題および困難性の原因になることが判明した。 【0004】カルボキシ改質ブタジエン−スチレンブロ
ック共重合体(「ブロック共重合体」)は、エポキシ樹
脂組成物の機械的強度を向上させることが知られている
。特願昭58−17160号および63−308027
号は、カルボキシ改質ブタジエン−スチレンブロック共
重合体が熱硬化性成形用組成物に良好な耐衝撃性および
剛性を与えることを開示している。しかしながら、カル
ボキシ改質ブタジエン−スチレンブロック共重合体で改
質された或る種のエポキシ樹脂は、室温における硬化も
しくは貯蔵に際し相分離して沈澱することが判明した。 強化された樹脂組成物を得るには、エポキシ樹脂マトリ
ックス中に微細なゴム粒子の分散ドメインを形成するほ
ど充分にこれら2成分を非相容性にする必要がある。同
時に、ゴム粒子は貯蔵もしくは硬化に際し沈澱してはな
らない。CTBN共重合体は幾つかの望ましくない性質
、たとえば付着性および化学的不安定性をエポキシ樹脂
に対し与えるが、樹脂に対し比較的相容性かつ可溶性で
ある。カルボキシ改質ブタジエン−スチレンブロック共
重合体は一般にエポキシ樹脂に対し非相容性であって容
易に沈澱を形成し、エポキシ被覆組成物に有用な形態で
取扱うには困難にする。何故なら、沈澱は塊を形成する
と共に、被覆されたフィルムに対し望ましくない不均一
性を与えるからである。この種の改質における分散およ
び沈澱の欠点を伴うことなく、エポキシ樹脂のブロック
共重合体改質の利点を達成することが望ましい。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、被覆用途に有用なエラストマー改質エポキシ樹脂
組成物を提供することにある。特に本発明の課題は、粉
末被覆用途において安定でありかつ容易に処理しうるブ
ロック共重合体改質されたエポキシ樹脂組成物を提供す
ることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、(a)5〜3
0重量%のカルボキシ官能化された水素化共役ジオレフ
ィン/モノアルケニルアレーンブロック共重合体を液体
エポキシ樹脂中に分散させて、エラストマー分散したエ
ポキシ樹脂組成物を生成させ、(b)エラストマー分散
したエポキシ樹脂組成物と最終のエラストマー改質エポ
キシ樹脂組成物の重量に対し15〜30重量%の多価フ
ェノール化合物とを促進触媒の存在下に40〜200℃
の範囲の温度にて、500〜1,500の範囲のエポキ
シ当量を有する固体エラストマー改質エポキシ樹脂を生
成させるのに有効な時間にわたり接触させ、(c)前記
固体エラストマー改質エポキシ樹脂を回収することを特
徴とする、エラストマー改質エポキシ樹脂組成物の製造
方法を提供する。 【0007】一般に、主としてモノアルケニル芳香族炭
化水素モノマー単位からなる少なくとも1つの高分子ブ
ロックと、選択的に水素化されかつカルボン酸、無水カ
ルボン酸誘導体官能性もしくはその混合物を組込んで改
質された主として共役ジオレフィンモノマー単位を水素
化前に含む少なくとも1つの高分子ブロックとを有する
任意の選択的に水素化されたブロック共重合体を、本発
明の改質された水素化ブロック共重合体として使用する
ことができる。好ましくは、ジカルボン酸もしくは無水
カルボン酸を水素化ブロック共重合体のための改質剤と
して組込む。ブロック共重合体は線状、分枝鎖、カプル
ド、ラジャルもしくは序列型とすることができる。本発
明のエポキシ樹脂組成物に有用な線状ブロック共重合体
は米国特許第4,578,429号、第3,231,6
35号、第3,265,765号および第3,322,
856号に記載されたものを包含する。一般に、水素化
すると共に官能化し、次いで本発明のエポキシ樹脂組成
物中に使用しうる線状もしくは分枝鎖ブロック共重合体
は、一般式: 【0008】 Az −(B−A)y −Bx  〔式中、Aは主としてモノアルケニル芳香族炭化水素モ
ノマー単位からなる線状もしくは分枝鎖の高分子ブロッ
クであり、Bは主として共役ジオレフィンモノマー単位
を含有する線状もしくは分枝鎖の高分子ブロックであり
、xおよびzは独立して0もしくは1であり、yは1〜
20の範囲の整数である〕により示しうるものを包含す
る。 【0009】水素化すると共に、官能化し、次いで本発
明のエポキシ樹脂組成物中に使用しうるラジアルブロッ
ク共重合体も米国特許第4,033,888号、第4,
077,893号、第4,391,949号および第4
,444,953号に記載された種類の重合体を包含す
る。水素化すると共に官能化させ、次いで本発明のエポ
キシ樹脂組成物中に使用しうるカプルドおよびラジアル
ブロック共重合体は、一般式: 【0010】 〔Bx −(A−B)y −Az 〕n −C−Pn 
〔式中、A,B,x,yおよびzは上記の意味を有し、
nおよびn’は0〜100の数であってn+n’≧3で
あり、Cは多官能性カップリング剤で形成されたカプル
ドもしくはラジアル重合体のコアであり、各Pは同一も
しくは異なる重合体ブロックもしくは重合体セグメント
であって一般式: 【0011】 〔B’x’−(A’−B”)y’−A”z’を有し、こ
こでA”はAと同一でも異なってもよい主としてモノア
ルケニル芳香族炭化水素モノマー単位を含有する重合体
ブロックであり、B’はBと同一でも異なってもよい主
として共役ジオレフィンモノマー単位を含有する重合体
ブロックであり、A’−B”はモノアルケニル芳香族炭
化水素モノマー単位(A’)と共役ジオレフィンモノマ
ー単位(B”)とを含有する重合体ブロックであり、A
’−B”モノマー単位はランダム、テーパードもしくは
ブロックとすることができ、A’およびB”のそれぞれ
がブロックであればA’ブロックはA”と同一でも異な
ってもよく、かつB”はB’と同一でも異なってもよく
、x’およびz’は独立して0もしくは1であり、y’
は0〜20の数であってx’+y’+z’の合計は1よ
り大もしくは1に等しい〕により示しうるものを包含す
る。 【0012】カプルドおよびラジアル重合体は対称型も
しくは非対称型とすることができる。便宜上、本発明の
組成物に有用であり、水素化すると共に官能化しうる線
状、分枝鎖、カプルドもしくはラジアル重合体をベース
ブロック共重合体と称する。本発明に用いうる共役ジエ
ンおよびアルケニル芳香族化合物のベースブロック共重
合体は、水素化前に7〜100%、好ましくは25〜6
5%、より好ましくは35〜55%の共役ジオレフィン
ブロックにおける1,2−微構造含有量を有する任意の
物質を包含する。これらブロック共重合体におけるアル
ケニル芳香族ブロックの比率は、好ましくは2〜65重
量%、より好ましくは5〜40重量%である。個々のブ
ロックの数平均分子量は或る範囲内で変化することがで
きる。モノアルケニル芳香族ブロックは1,000〜1
25,000、好ましくは2,000〜60,000、
特に好ましくは4,000〜25,000の程度の平均
分子量を有する。水素化前もしくは水素化後のいずれか
における共役ジオレフィンブロックは10,000〜4
50,000、好ましくは15,000〜150,00
0、特に好ましくは20,000〜100,000の程
度の平均分子量を有する。 【0013】 ベースブロック共重合体の水素化法は臨界的でなく、ジ
エン重合体を水素化する種々の方法で達成することがで
きる。好ましくはベースブロック共重合体は、たとえば
米国特許第3,494,942号、第3,634,59
4号、第3,670,054号および第3,700,6
33号に教示されたような方法を用いて水素化される。 水素化は、好ましくはベース重合体のエチレン性不飽和
を初期エチレン性不飽和の20%未満まで減少させ、よ
り好ましくは10%未満、特に好ましくは5%未満まで
減少させる。芳香族不飽和は、好ましくはベースブロッ
ク共重合体の選択的水素化により20%未満だけ減少さ
れ、より好ましくは10%未満だけ減少される。 【0014】残留エチレン性不飽和を有する水素化され
または選択的に水素化された共役ジオレフィン重合体は
、単にこの重合体をエチレン系不飽和カルボン酸もしく
はカルボン酸誘導体の存在下に加熱するだけで、カルボ
ン酸もしくはカルボン酸誘導体により改質することがで
きる。カルボン酸もしくはカルボン酸誘導体は、たとえ
ばアクリル酸、メタクリル酸、珪皮酸、クロトン酸、イ
ソクロトン酸、メサコン酸、メチルメサコン酸などの一
官能性または多官能性、特にたとえばマイレン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、シトラコン酸などの二官能性とする
ことができる。この方法により、重合体骨格に対する分
離されたカルボン酸基または或る場合にはその連鎖の組
込みも可能である。熱付加反応にて、遊離基を発生させ
ることもできる。残留エチレン性不飽和を持っても持た
なくてもよい水素化されまたは選択的に水素化された共
役ジオレレィン重合体は、遊離基開始剤の存在下におけ
る高められた温度での重合体に対する不飽和酸もしくは
無水物の遊離基グラフト化によってカルボキシル化する
ことができる。この技術によるカルボン酸基の組込みは
重合体骨格の開裂をもたらすと共に、開裂セグメントの
一方もしくは両方の末端にカルボキシル基が組込まれる
。 【0015】本発明のエポキシ樹脂組成物に有用な官能
化された水素化ブロック共重合体は、改質ブロック共重
合体の重量に対し0.01〜20重量%の官能基を−C
OOHとして含有する。より好ましくは、これらは0.
1〜5重量%、特に好ましくは0.5〜3.0重量%の
官能基を含有する。「カルボキシ官能化された」もしく
は「カルボキシル化された」という用語は、カルボキシ
ル基をグラフト化した或いは無水物基をグラフト化し次
いで加水分解したブロック共重合体とすることができる
。上記の方法はいずれも、残留不飽和が共役ジオレフィ
ン重合体に存在する際にブロック共重合体の官能化を行
なうために使用することができる。遊離基メカニズムを
介するグラフト化による重合体の官能化が好ましい。 この好適方法により官能化を完結すれば、共役ジオレフ
ィンにおける残留エチレン性不飽和は、しばしば最小と
なる。好適な官能化エラストマー重合体の市販例はクラ
トンFG1901無水物−官能化線状熱可塑性エラスト
マー(クラトンは登録商標である)を包含する。 【0016】本発明の組成物に適するエポキシ樹脂は一
般に任意の液体エポキシ樹脂であるが、ただしこれらは
たとえばビスフェノール−Aにより固相まで前進(ad
vance)することができる。好ましくは、エポキシ
樹脂は175〜350の範囲のエポキシド1個当り平均
重量(WPE)および340〜600の範囲の数平均分
子量を有する。 【0017】一般に、エポキシ樹脂は1より大、好まし
くは約2もしくはそれ以上の1,2−エポキシ当量を有
する。エポキシ樹脂は飽和もしくは不飽和の脂肪族、脂
環式、芳香族もしくは複素環式とすることができる。本
発明に使用するのに適したエポキシ樹脂の例は多価化合
物のポリグリシジルエーテル、臭素化エポキシド、エポ
キシノボラックなどのポリヒドロキシフェノール樹脂、
グリコールもしくはポリグリコールのポリグリシジルエ
ーテル、並びにポリカルボン酸のポリグリシジルエーテ
ルを包含する。好ましくは、エポキシ樹脂は多価フェノ
ールのポリグリシジルエーテルである。多価フェノール
のポリグリシジルエーテルは、たとえばエピハロヒドリ
ンをアルカリの存在下に多価フェノールと反応させて製
造することができる。適する多価フェノールの例は2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフ
ェノールA);2,2−ビス(4−ヒドロキシ−t−ブ
チルフェニル)プロパン;1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)エタン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)イソブタン;2,2−ビス(4−ヒドロキシt
−ブチルフェニル)プロパン;ビス(2−ヒドロキシナ
フチル)メタン;1,5−ジヒドロキシナフタレン;1
,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−アルキルフェニル)
エタンなどを包含する。好適な多価フェノールはビスフ
ェノール−Aである。適するエポキシ樹脂の市販例は前
進(advanced)エピコート樹脂828(エピコ
ートは登録商標である)、すなわちシェル・ケミカル・
カンパニー社の製品であって380の平均分子量と18
0〜195の範囲のエポキシ1個当りの重量とを有する
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのジ
グリシジルエーテルである。 【0018】エポキシ樹脂は、本発明の方法により、分
散させると共に、次いで5〜25重量%の上記官能化エ
ラストマー重合体で前進させることにより改質される。 エポキシ樹脂の改質は一般に、エラストマー材料の官能
基とエポキシのオキシラン基との間の触媒による付加反
応である。ブロック共重合の官能基とエポキシ基との間
の反応を完結する必要はない。反応は適する溶剤中で行
なうことができ、次いで生成物を粉末被覆用途のため単
離する。被覆組成物に有用である安定な改質エポキシ樹
脂組成物については、官能化されたブロック共重合体を
液体エポキシ樹脂に分散させ、次いで前進させる。たと
えば、上記のカルボキシ官能化された改質水素化ブタジ
エン−スチレンブロック共重合体(CFBS)を先ず最
初にエピコート樹脂828に分散させ、次いでビスフェ
ノール−A(BPA)で前進させることができる。 【0019】次の前進に適するエポキシ樹脂における改
質ブロック共重合体の分散物は、高剪断ミキサーを用い
る溶剤フリーの方法または溶液法にてCFBSをエポキ
シ樹脂中に溶融配合して製造することができる。溶剤フ
リーの方法において、混合時間および温度は特定のエポ
キシ樹脂および使用する装置に依存する。150℃以上
の温度にて15分間以上の配合が好適である。任意の高
機械エネルギーの混合装置を使用することができる。よ
り高い分子量のブロック共重合体およびより高い粘度の
エポキシ樹脂につき、高濃度のブロック共重合体を得る
ためブロック共重合体を分散させるには、たとえばミル
、混練機もしくは押出器のような強力の高剪断ミキサー
が必要とされる。高剪断混合の程度は、エポキシ組成物
中に形成されるCFBSの粒子寸法に関係する。10μ
mもしくはそれ以下の数平均粒子直径を有する分散した
改質ブロック共重合体粒子を形成するのに充分な程度の
高剪断混合が好適であり、2μmもしくはそれ以下の分
散した改質ブロック共重合体粒子を形成するのに充分な
程度の高剪断混合が特に好適である。 【0020】本発明のエラストマー改質されたエポキシ
樹脂組成物は、好ましくは慣用の撹拌装置の取扱および
使用を容易化すべく、溶液配合により製造される。改質
ブロック共重合体は、エポキシ樹脂をブロック共重合体
の溶液に添加した際にこの溶液から沈澱して分散物を形
成する。この分散物は、高剪断混合下に保って改質ブロ
ック共重合体とエポキシ樹脂との間の反応を達成するの
に充分な高さの温度まで加熱せねばならない。エポキシ
基とカルボキシル基との間の反応は、エポキシ樹脂にお
ける改質ブロック共重合体の所望の粒子寸法が達成され
るまで最小にするのが好ましい。エポキシ基とカルボキ
シル基との化学反応速度を増大させるには、所望ならば
分散混合物は少量の触媒を含むことができる。適する触
媒は第三アミン触媒、たとえばトリブチルアミン、第四
アンモニウム塩(たとえば塩化テトラブチルアンモニウ
ム)、第三ホスフェート(たとえばトリフェニルホスフ
ェート)、第四ホスホニウム塩(たとえばエチルトリフ
ェニルホスホニウムイオダイド)、金属塩(たとえばA
MC−2(オクタン酸クロム塩))および段階反応にお
ける触媒の組合せを包含し、たとえばエチルトリフェニ
ルホニウムイオダイドのような第四ホスホニウム塩が好
適である。使用する場合、触媒は好ましくは組成物中に
エポキシ樹脂組成物の全重量に対し0〜5重量%、好ま
しくは0.2〜2重量%の量で存在させる。 【0021】前進反応(advancement  r
eaction)は、典型的には上記のように作成され
たブロック共重合体−分散エポキシ樹脂と多価フェノー
ルとを100〜120℃の出発温度にて組合せ、前進触
媒を添加し、次いで反応を160〜200℃の温度まで
500〜1,500の範囲、好ましくは700〜1,2
00の範囲のエポキシ当量を有する前進エラストマー改
質エポキシ樹脂を生成するのに有効な時間にわたり反応
させて行なわれ、この時間は一般に1〜2時間を要する
。 改質エポキシ樹脂および多価フェノールの前進に要する
反応温度および反応時間は一般に選択される触媒に依存
するが、一般に40〜200℃の範囲の温度にて0.5
〜5時間の反応時間にわたり行なわれる。前進反応には
二価フェノールが好適である。好ましくは、エポキシ樹
脂組成物に対し15〜30重量%の二価フェノールを添
加する。前進用の触媒は、反応混合物の全重量に対し0
.001〜2.0重量%、好ましくは0.01〜0.4
重量%の量で反応に加えられる。適する前進触媒は第三
アミン触媒(たとえばトリブチルアミン)、第四アンモ
ニウム塩(たとえば塩化テトラブチルアンモニウム)、
第三ホスフェート(たとえばトリフェニルホスフェート
)、第四ホスホニウム塩(たとえばエチルトリフェニル
ホスホニウムイオダイド)および段階反応における触媒
の組合せを包含し、第三ホスホニウム塩(たとえばエチ
ルトリフェニルホスホニウムイオダイド)が好適である
。前進反応は溶剤もしくは希釈剤(たとえばキシレン、
トルエンもしくはシクロヘキサン)の存在下もしくは不
存在下に行なうことができる。一般に、反応体は反応温
度にて液体であり、反応は溶剤もしくは希釈剤の添加な
しに行なうこともできる。ブロック共重合体粒子は、分
散ブロック共重合体を凝集しうる前にエポキシ樹脂のマ
トリックス中に捕えることにより樹脂を前進させれば安
定状態になると理論化される。冷却すると反応生成物は
脆い固体となる。 【0022】前進反応に適するフェノール化合物は多価
フェノールである。適する多価フェノールは二価フェノ
ールであって、芳香族もしくは多芳香族核に付着した2
個のヒドロキシル基を有するフェノール、たとえばレゾ
ルシノール、カテコール、2,2−ビス(4ーヒドロキ
シフェニル)プロパン、4,4’−スルホニルジフェノ
ールおよびジヒドロキシジフェニルメタンである。好適
な二価フェノールはビス(ヒドロキシフェニル)アルカ
ン、たとえば2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン;2,2−ビス(4−ヒドロキシ−t−ブチル
フェニル)プロパン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)イソブタン;2,2−ビス(4−ヒドロキシ−t−
ブチルフェニル)プロパン;ビス(2−ヒドロキシナフ
チル)メタン;1,5−ジヒドロキシナフタレン;1,
1−ビス(4−ヒドロキシ−3−アルキルフェニル)エ
タンなどである。 【0023】さらに、(a)上記の前進エラストマー改
質エポキシ樹脂と、(b)エポキシ樹脂用の硬化剤とか
らなる硬化性エラストマー改質エポキシ樹脂組成物は耐
腐食性および耐チッピング性の被覆組成物に使用しうる
ことが判明した。前進エラストマー改質エポキシ樹脂組
成物と共に使用するのに適した硬化剤は、一般にエポキ
シ樹脂用の任意公知の硬化剤である。適する硬化剤は、
たとえば酸官能化ポリエステル、ポリアミン、ジシアン
ジアミド型(たとえばジシアンジアミドおよび促進ジシ
アンジアミド)、イミダゾール、ポリカルボン酸および
フェノール性物質を包含する。(b)に対する(a)の
量は一般に、化学量論量の±20%の範囲内である。こ
の比は触媒の種類、硬化条件および所望の被覆特性を補
うよう調節することができる。前記範囲外の比は、最適
性質でない低分子量の架橋生成物をもたらしうる。 【0024】本発明のエラストマー改質エポキシ樹脂組
成物は下記する粉末被覆用途のような生の用途に或いは
たとえば液体被覆用途のような溶液用途に使用すること
ができる。本発明のエラストマー改質エポキシ樹脂組成
物は粉末被覆用途に特に有用である。液体被覆は慣用の
被覆法、たとえば浸漬、噴霧もしくは電気付着によって
施すことができ、工業被覆用途に有用である。液体被覆
は、たとえば船舶および保守のための常温硬化被覆、並
びに各種の工業用途に対する焼成被覆として特に有用で
ある。新規なエラストマー改質エポキシ樹脂はたとえば
触媒、顔料、充填剤、光安定剤および酸化防止剤のよう
な添加剤を含むこともできる。エラストマー改質エポキ
シ樹脂を粉末被覆組成物で施す場合、たとえば流れ調整
剤、ポッピング防止剤および粉末流動材のような慣用の
粉末被覆添加剤も含ませることができる。 【0025】新規なエラストマー改質エポキシを含有す
る被覆組成物は、この種の被覆組成物の架橋速度を増大
させるため小割合の触媒を含むことができる。焼成温度
は通常120〜204℃の範囲である。適する触媒は第
四アンモニウム塩、第四ホスホニウム塩、ホスフィンお
よびイミダゾールである。その例は塩化テトラブチルア
ンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウムもしくは沃
化テトラブチルアンモニウム、エチルトリフェニルホス
ホニウムアセテート、トリフェニルホスフィンおよび2
−メチルイミダゾールを包含する。使用する場合、触媒
は好ましくは組成物中に、この被覆組成物の全重量に対
し0〜5重量%、好ましくは0.2〜2重量%の量で存
在させる。本発明の粉末被覆用途によれば、被覆組成物
の各成分を溶融配合することにより、熱硬化性の耐チッ
ピング性粉末被覆組成物が作成される。これは、先ず最
初に各成分を衛星ミキサーで乾式配合し、次いで混合物
を押出器にて80〜130℃の範囲の温度で溶融配合し
て行なうことができる。次いで、押出物を冷却し、粒状
配合物まで粉末化する。 【0026】次いで熱硬化性の耐チッピング性粉末被覆
組成物を、たとえば鋼材もしくはアルミニウムのような
金属の基体に直接施すことができる。たとえばプラスチ
ックおよび複合材のような非金属性基体も使用すること
ができる。静電噴霧により或いは流動床を用いて施すこ
とができる。静電噴霧が好適方法である。基体は適宜加
熱した後に粉末被覆組成物を施して、均一かつ厚い粉末
付着を促進することができる。被覆用粉末を施した後、
粉末被覆された基体を、典型的には120〜204℃に
て1〜60分間にわたり焼成する。粉末被覆組成物は、
たとえば未処理の末下塗り鋼材、或いは予備処理された
、すなわち燐酸化された下塗りされてない鋼材のような
裸金属に直接施すことができる。さらに、粉末被覆組成
物は電気付着された下塗りの薄い層を有する燐酸化鋼材
に対し、粉末被覆組成物を施す前に硬化させ或いは硬化
させずに施すこともできる。金属基体に対する電気付着
した下塗被覆はたとえばユニプライム(登録商標)31
50プライマーのような陰極電気付着の下塗組成物とす
ることができる。 【0027】本発明の粉末被覆組成物は、CTBNで改
質された慣用の粉末被覆組成物と比べて向上した安定性
および処理性を示す。これらは粘着性が低く、容易な取
扱性をもたらすが、尚早なゲル化の傾向を持たない。さ
らに、本発明の粉末被覆組成物から作成された被覆は黄
色化を示すことが少ない。エラストマー改質された粉末
被覆組成物を施こしかつ硬化させた後、少なくとも1つ
の仕上層を耐チッピング性被覆層の上に施すことができ
る。仕上層はたとえばポリエステル系被覆、アクリル系
被覆およびアクリル/ポリエステル含有被覆とすること
ができ、メラミン樹脂もしくはイソシアネートで硬化さ
せ、或いはたとえばグリシジルアクリレート被覆のよう
なエポキシ系被覆とすることもできる。さらに、耐候性
被覆のためアミンで硬化させた脂肪族エポキシとするこ
ともできる。仕上層は溶剤系、無溶剤、水性系もしくは
粉末系被覆とすることができる。エラストマー改質エポ
キシを含有する被覆層は、この種の仕上層、並びに電気
付着された下塗被覆層に対し優秀な中塗付着を有し、こ
れにより金属基体に対する全複合被覆に優秀な耐チッピ
ング性を付与する。 【0028】本発明の組成物は、硬化および貯蔵の条件
に際し安定なエラストマー層を有する被覆組成物を与え
る。これは、所望のチッピング防止を与えるべく自動車
用途に使用することができる。たとえば電気付着した下
塗層とエラストマー改質エポキシを含有する層と仕上層
とを含む自動車被覆を石チッピングを受ける自動車の部
分に使用することができる。同様に、電気付着した下塗
層とエラストマー改質エポキシを含有する層とを含む被
覆を、一般に仕上被覆されてない領域における下地被覆
として使用することもできる。本発明の被覆された物品
は−20〜370℃の温度範囲および自動車により一般
に遭遇する腐食環境にて耐チッピング性と耐腐食性と優
秀な中塗付着とを維持することができる。さらに、仕上
層を持ったまたは持たない金属基体に対するエラストマ
ー改質エポキシを含有した層の適用は、典型的には自動
車用途ほど腐食性でない環境、たとえば器具被覆にも使
用して耐チッピング性と優秀な中塗付着とを付与するこ
ともできる。 【0029】 【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
。実施例1 下表1は、カルボキシル化ブタジエン−スチレンブロッ
ク共重合体(CFBS)改質されたエポキシ樹脂組成物
、並びに改質剤を含まない比較例およびカルボキシ末端
ブタジエン−アクリロニトリル(CTBN)改質剤を含
む比較例を示している。 【0030】表1中に樹脂1として同定されるCFBS
改質の固体エポキシ樹脂は、次の手順を用いて作成した
:使用したCFBSブロック共重合体はポリスチレン−
水素化ポリブタジエン−ポリスチレンブロック共重合体
であって50,000の分子量と30重量%のスチレン
含有量とを有し、選択水素化の後に過酸化物の存在下で
無水マレイン酸と共に押出グラフト化されたものである
。無水マレイン酸レベルは1.9重量%結合である。 50gのブロック共重合体と40gのシェル・ゾル(登
録商標)B急速蒸発性炭化水素溶剤と120gのメチル
エチルケトンと40gのエピコート樹脂828とを10
00mlのビーカーに入れた。シルバーソン高速分散器
を用いて全成分を溶解させると共に、その温度を60℃
まで上昇させた。連続分散させながら、予め60℃まで
予備加熱された410gのエピコート樹脂828を混合
物に添加し、1.5時間かけて190℃にした。この操
作期間にわたり、ほぼ全部の溶剤を蒸発させた。190
℃にてさらに15分間にわたり配合物を保持した後、こ
れを緩和な撹拌下に130℃まで冷却し、次いで165
.3gのビスフェノール−A(BPA)と0.4gのエ
チルトリフェニルホスホニウムイオダイド(ETPPI
)とを添加した。高速分散下で、混合物を170℃とな
し、1.5時間保った。この保持の際、残留する溶剤が
除去された。得られた665gの溶融樹脂を次いでアル
ミニウム皿で冷却して固化させた。 【0031】表1中にSTDとして同定される未改質の
固体エポキシ樹脂は、次のように作成した:1442g
のエピコート樹脂828と558gのBPAとを2リッ
トルのガラス樹脂鍋に入れた。この鍋に撹拌機、凝縮器
、吹込チューブおよび温度指示計のための4個の開口部
を有する蓋を装着した。樹脂鍋を包囲する電気加熱用外
套を用いて、混合物の温度を90℃まで1時間かけて上
昇させた。次いで、0.12gのETPPI触媒を添加
すると共に、混合物を30分間かけて160℃まで上昇
させ、発熱させ、さらに170℃に3.5時間保った。 この生成物をアルミニウム皿に注ぎ入れて、冷却すると
共に固化させた。 【0032】表1中にAおよびBとして同定されるCT
BN改質の固体エポキシ樹脂は、次のように作成した;
Aについては651.5gのエピコート樹脂828と2
48.5gのBPAと100.0gのCTBN1300
×8(B.F.グッドリッチ・カンパニー社から入手し
うる)とを2リットルのガラス樹脂鍋に入れた。上記S
TD樹脂と同一の装置にて、0.3gのETPPIと0
.6gのイルガノックス1010(チバ・ガイギー社か
ら入手しうる酸化防止剤、イルガノックスは登録商標で
ある)とを、初期混合物を1時間かけて90℃まで加熱
した後に添加した。次いで混合物を30分間にて160
℃まで上昇させ、発熱させ、次いで170℃に3.5時
間保った。この生成物をアルミニウム皿に注ぎ入れて、
冷却すると共に固化させた。実施例Bも同様に作成した
が、ただし584.6gのエピコート樹脂828と21
5.6gのBPAと200gのCTBN1300×8と
を添加した。これらエラストマー改質エポキシ樹脂組成
物の性質を下表1に示す。 【0033】 【表1】                          
         表1              
                         
                         
                         
               組成        
                         
                         
STD          A          B
          1  CTBN 1300X8 
(%)       0           10 
         20           0  
 CFBSブロック共重合体     0      
      0           0      
     7.51ビスフェノール−A       
   27.9         24.85    
   21.54       24.85エピコート
 828              72.1   
      65.15       58.46  
     67.64ETPPI          
        (0.06)       (0.0
3)      (0.03)      (0.06
) イルガノックス 101            
 −         (0.06)      (0
.06)         −           
                         
                         
                         
                   性質    
                         
   エボキシ当量:               
                         
                  計算値    
               720       
   809         893       
  725     測定値            
       725          812  
      1075         763   
溶液粘度,                  13
.4         27.1         −
          17.4 (MEK中40重量%
), cP                    
                         
 溶融粘度,                   
                         
                ポアズ 150C 
                27       
    53         160       
   41   ガラス転移点,          
    58           47      
    58          56   DSC,
中点値, ℃ メトラー融点,℃            89   
        96          95   
       93    【0034】CFBS改質のエポキシ樹脂組成物は、貯
蔵に際しエラストマーの肉眼的な劣化、分離もしくは沈
澱を伴なわずに安定な固体である。この種のCFBS−
改質エポキシ樹脂組成物には、イルガノックス1010
のような酸化防止剤を用いる必要のないことが判明した
。 【0035】実施例2 下表2は、実施例1に記載したエポキシ樹脂組成物から
作成された粉末被覆組成物を示している。表2に示した
各成分はそそれぞれ衛星ミキサーにて約2〜3分間にわ
たり配合し、次いでバスPR−46押出器を介し溶融配
合した。押出物を冷却ロールで冷却し、チャンクまで破
砕し、次いでハンマーミルで微粉末まで磨砕した。次い
で、粉末を100メッシュ篩で篩分して過大寸法の粒子
を除去した。得られた粉末被覆組成物を静電噴霧ガンに
より研磨鋼材板の上に静電噴霧した。最終厚さ約2ミル
の層を施し、205℃のオーブンで10分間硬化させた
。これらエラストマー改質粉末被覆の性能を下表2に示
す。 【0036】性能データから見られるように、CFBS
の混入はCTBN含有の粉末被覆組成物と対比して粉末
被覆組成物のゲル化時間を実質的に低下させなかった。 このことは、CFBS改質エポキシ樹脂の化学安定性を
示唆し、最小の副反応を示すと思われ、したがって尚早
なゲル化を防止する。さらに、CFBS改質粉末被覆物
品の極めて低い黄色化は性能における低い黄色値によっ
て証明される。CFBS改質エポキシ樹脂の高いTgお
よび粘着性の欠如のため、この粉末は物理的に一層安定
であると共に取扱および処理が一層容易である。硬化し
た粉末の高いTg値は、靱性の損失なしに一層良好な温
度耐性を与えると予想される。大きい塊がなくかつ被覆
に不均一性がないことで証明されるように、安定な被覆
組成物が得られる。 【0037】 【表2】                          
         表2                       エラス
トマー改質粉末被覆組成物 実施例                      
            STD          
   A            1  エピコート樹
脂2002**(g)          554  
          304           −
− エピコート樹脂2002−FC−10**    
 65             65       
    65 CTBN改質エポキシ樹脂1     
           −−            
250           −− CFBS改質エポ
キシ樹脂2                −−  
           −−          55
4 エピキュアP−1083            
        31             31
           31 TiO2       
                         
 350            350      
    350 註 *:シェル・ケミカル・カンパニ
ー社、USAから入手しうる促進ジシアンジ アミド硬化剤。 **:シェル・ケミカル・カンパニー社、USAから入
手しうる液体エポキシ 樹脂とBPAとの前進により製造された固体の粉末被覆
樹脂。 FC−10は10%のポリアクリレート流れ調整剤を含
有する。 1:表1の組成物B。 2:表1の組成物1。 3:エピキュアは登録商標である。 【0038】 【表3】                          
     表2(続き) ゲル化時間,秒  176℃            
   168             36    
      151                
202℃                67   
          20           63
光沢%  20℃                 
         94             8
8           77        60℃
                         
 99             94       
    82色: L(白色)                    
          92.5           
92.5         91.9a(赤色/緑色,
+/−)                −1.1 
          −1.1         −1
.1b(黄色/青色, +/−)          
       1.0            2.9
          2.4MEK  耐性     
                       全て
100回の複摩擦に合格鉛筆硬度          
                      全て7
Hの引掻硬度を与えた。 外観, 平滑度,                 
         1−2             
4           4−5 (1−5, 最良〜
最悪)  傾斜板流動:   10 Min. 205℃, mm       
         65             4
3           32  20 Min. 1
78℃,mm                85 
            56           
40ガラス転移点, DSC,中点値, ℃

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)未改質エポキシ樹脂に対し5〜
    30重量%のカルボキシ官能化された水素化共役ジオレ
    フィン/モノアルケニルアレーンブロック共重合体を液
    体エポキシ樹脂中に分散させて、エラストマー分散した
    エポキシ樹脂組成物を生成させ、 (b)エラストマー分散したエポキシ樹脂組成物と最終
    のエラストマー改質エポキシ樹脂組成物の重量に対し1
    5〜30重量%の多価フェノール化合物とを促進触媒の
    存在下に40〜200℃の範囲の温度にて、500〜1
    ,500の範囲のエポキシ当量を有する固体エラストマ
    ー改質エポキシ樹脂を生成させるのに有効な時間にわた
    り接触させ、 (c)前記固体エラストマー改質エポキシ樹脂を回収す
    ることを特徴とするエラストマー改質エポキシ樹脂組成
    物の製造方法。
  2. 【請求項2】  エポキシ樹脂が二価フェノールのグリ
    シジルエーテルである請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  カルボキシ官能化された水素化共役ジ
    オレフィン/モノアルケニルアレーンブロック共重合体
    が式: Az −(B−A)y −Bx  〔式中、Aは主としてモノアルケニル芳香族炭化水素モ
    ノマー単位からなる線状もしくは分枝鎖の高分子ブロッ
    クであり、Bは主として共役ジオレフィンモノマー単位
    を含有する線状もしくは分枝鎖の高分子ブロックであり
    、xおよびzは独立して0もしくは1であり、yは1〜
    20の範囲の整数である〕のカルボキシル化されたベー
    スブロック共重合体からなる請求項1または2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】  カルボキシ官能化された水素化共役ジ
    オレフィン/モノアルケニルアレーンブロック共重合体
    が式: 〔Bx −(A−B)y −Az 〕n −C−Pn’
    〔式中、Aは主としてモノアルケニル芳香族炭化水素モ
    ノマー単位からなる線状もしくは分枝鎖の高分子ブロッ
    クであり、Bは主として共役ジオレフィンモノマー単位
    を含有する線状もしくは分枝鎖の高分子ブロックであり
    、xおよびzは独立して0もしくは1であり、yは1〜
    20の範囲の整数であり、nおよびn’は0〜100の
    数であってn+n’≧3であり、Cは多官能性カップリ
    ング剤で形成されたカプルドもしくはラジアル重合体の
    コアであり、各Pは同一もしくは異なる重合体ブロック
    もしくは重合体セグメントであって一般式:B’x’−
    (A’−B”)y’−A”z’を有し、ここでA”はA
    と同一でも異なってもよい主としてモノアルケニル芳香
    族炭化水素モノマー単位を含有する重合体ブロックであ
    り、B’はBと同一でも異なってもよい主として共役ジ
    オレフィンモノマー単位を含有する重合体ブロックであ
    り、A’−B”はモノアルケニル芳香族炭化水素モノマ
    ー単位A’と共役ジオレフィンモノマー単位B”とを含
    有する重合体ブロックであり、A’−B”モノマー単位
    はランダム、テーパードもしくはブロックとすることが
    でき、A’およびB”のそれぞれがブロックであればA
    ’ブロックはA”と同一でも異なってもよくかつB”は
    B’と同一でも異なってもよく、x’およびz’は独立
    して0もしくは1に等しい数であり、y’は0〜20の
    数であってx’+y’+z’の合計は1より大もしくは
    1に等しい〕のカルボキシル化されたベースブロック共
    重合体からなる請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】  請求項1〜4のいずれかに記載の方法
    により得られる組成物からなる被覆組成物。
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