JPH04226531A - ポリアミド樹脂及びその製造法並びに5−アルコキシイソフタル酸及びその製造法 - Google Patents

ポリアミド樹脂及びその製造法並びに5−アルコキシイソフタル酸及びその製造法

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JPH04226531A
JPH04226531A JP13509391A JP13509391A JPH04226531A JP H04226531 A JPH04226531 A JP H04226531A JP 13509391 A JP13509391 A JP 13509391A JP 13509391 A JP13509391 A JP 13509391A JP H04226531 A JPH04226531 A JP H04226531A
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acid
polyamide resin
alkoxyisophthalic
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JP13509391A
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Yoichi Kimura
陽一 木村
Hiroshi Minamizawa
南沢 寛
Yoshiyuki Mukoyama
向山 吉之
Yoshihiro Nomura
好弘 野村
Koji Yoshida
吉田 功二
Takashi Morinaga
森永 喬
Kazuto Hanabusa
和人 花房
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なポリアミド樹脂
及びその製造法並びに5−アルコキシイソフタル酸及び
その製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】芳香族ジアミンと芳香族ジカルボン酸と
から合成される全芳香族ポリアミドは、耐熱性及び電気
的・機械的特性に優れているため、電気絶縁材料、高温
用材料、ある種の保護衣料用材料など、広範な工業材料
として使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の芳香
族ポリアミドは、通常の有機溶剤に対する溶解性が悪く
、繊維、フィルム、塗膜などを形成する場合には、極め
て不都合である。また、このような芳香族ポリアミドは
、高融点及び高結晶性を有するために、射出成形や押出
成形が事実上不可能である。本発明者は、耐熱性、有機
溶剤溶解性、成膜性及び機械的性質に優れ、また、射出
成形、押出成形等の成形性の良好なポリアミド樹脂及び
その製造法並びに5−アルコキシイソフタル酸及びその
製造法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
【化8】 〔式中Arは芳香族ジアミンのアミノ基を除いた2価の
残基を示し、Rは炭素原子数1〜30の直鎖又は分岐鎖
アルキル基を示す〕で表される繰り返し単位を有するポ
リアミド樹脂に関する。
【0005】また、本発明は、一般式(II)
【化9】 H2N−Ar−NH2               
     (II)〔式中Arは一般式(I)における
と同じものを示す〕で表される芳香族ジアミンを一般式
(III)
【化10】 〔式中Rは一般式(I)におけると同じものを示し、X
はヒドロキシ基、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のアル
コキシ基を示す〕で表される5−アルコキシイソフタル
酸又はその誘導体と重縮合させることを特徴とする前記
一般式(I)で表される繰り返し単位を有するポリアミ
ド樹脂の製造法に関する。
【0006】また、本発明は、一般式(IV)
【化11
】 〔式中R′はn−C6H13,n−C11H23,n−
C12H25又はn−C18H37、を示す〕で表され
る5−アルコキシイソフタル酸に関する。
【0007】また、本発明は、一般式(V)
【化12】 で表される5−ヒドロキシイソフタル酸に一般式(VI
【化13】 R′−X                     
           (VI)〔式中R′は一般式(
IV)におけると同じものであり、Xはハロゲン原子を
示す〕で表されるハロゲン化アルキルを作用させること
を特徴とする一般式(IV)
【化14】 〔式中R′は前記におけると同じものを示す〕で表され
る5−アルコキシイソフタル酸の製造法に関する。
【0008】本発明のポリアミド樹脂は、前記一般式(
I)で表される繰り返し単位を有するものである。一般
式(I)におけるArは、芳香族ジアミンのアミノ基を
除いた二価の残基であるが、この芳香族ジアミンとして
は、後述の一般式(II)で表される芳香族ジアミンと
して例示したものをあげることができる。一般式(I)
における直鎖又は分岐鎖アルキル基Rの炭素原子数は、
1〜30であるが、6〜18であることが好ましい。3
0を越えると、耐熱性が低下する。前記アルキル基とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t
ert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキ
シル基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
オクタデシル基、エイコシル基、トリアコンチル基等が
挙げられる。
【0009】一般式(I)で表される繰り返し単位を有
するポリアミド樹脂は、該樹脂0.2gをジメチルホル
ムアミドに溶解し、100mlとした溶液の30℃にお
ける還元粘度が0.2〜5.0dl/gであるものが好
ましい。この粘度が低すぎると、樹脂の機械的強度が低
下する傾向があり、高すぎると、樹脂の有機溶剤溶解性
が劣る傾向がある。
【0010】なお、本明細書において還元粘度(ηSP
/c)とは次式により求められる。
【数1】 〔式中η及びη0はそれぞれ溶液の粘度及び溶剤の粘度
を示し、ウベローデ型希釈型毛細管粘度計を用いて測定
したときの溶液及び溶媒の流下時間をそれぞれt及びt
0とした場合、η/η0=t/t0であり、cは溶液の
樹脂濃度(g/dl)である〕。
【0011】本発明のポリアミド樹脂は、N−メチル−
2−ピロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホル
ムアミド等の極性溶剤に良好に溶解する。
【0012】本発明のポリアミド樹脂は、例えば、前記
一般式(II)で表される芳香族ジアミンを一般式(I
II)で表される5−アルコキシイソフタル酸又はその
誘導体と重縮合させることによって製造できる。
【0013】一般式(II)で表される芳香族ジアミン
としては、例えば、m−トリレンジアミン、m−フェニ
レンジアミン、p−フェニレンジアミン、5−クロル−
m−フェニレンジアミン、4,4′−ジアミノジフェニ
ルエーテル、3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノ
ジフェニルエーテル、3,3′−ジメトキシ−4,4′
−ジアミノジフェニルエーテル、3,3′−ジアミノジ
フェニルエーテル、3,4′−ジアミノジフェニルエー
テル、4,4′−ベンジジン、4,4′−ジアミノジフ
ェニルチオエーテル、3,3′−ジアミノジフェニルチ
オエーテル、4,4′−ジアミノベンゾフェノン、3,
3′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノ
ジフェニルメタン、2,2′−ビス(4−アミノフェニ
ル)プロパン、2,2′−ビス(3−アミノフェニル)
プロパン、4,4′−ジアミノジフェニルスルホン、4
,4′−ジアミノジフェニルスルホキシド、3,3′−
ジアミノジフェニルスルホン、3,3′−ジアミノビフ
ェニル、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼ
ン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、
1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、4,
4′−〔1,3−フェニレンビス(1−メチルエチリデ
ン)〕、4,4′−〔1,4−フェニレンビス(1−メ
チルエチリデン)〕、2,2−ビス〔4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−ビス〔3−
メチル−4−(アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン
、2,2−ビス〔3−クロロ−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕プロパン、1,1−ビス〔4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、ビス〔4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、3,3′−ジ
メトキシ−4,4′−ジアミノビフェニル、ビス〔4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス〔
4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、2
,2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕
プロパン、4,4′−ビス(4−アミノフェノキシ)ビ
フェニル、2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ
)フェニル〕ヘキサフルオロプロパン、9,9−ビス(
4−アミノフェニル)フルオレン等が挙げられる。
【0014】上記のような芳香族ジアミンとともに、ヘ
キサメチレンジアミン、エチレンジアミン等の脂肪族ジ
アミン、1,3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメ
チルジシロキサン、1,3−ビス(4−アミノフェニル
)テトラメチルジシロキサン等のシロキサンジアミンな
どをジアミン成分として併用してもよいが、その場合は
、全ジアミンに対して30モル%以下で使用することが
好ましい。これらが多すぎると、耐熱性が低下する傾向
がある。
【0015】前記の一般式(III)で表される5−ア
ルコキシイソフタル酸又はその誘導体における5−アル
コキシイソフタル酸としては、例えば、5−n−ヘキシ
ルオキシイソフタル酸、5−n−ドデシルオキシイソフ
タル酸、5−n−オクタデシルオキシイソフタル酸等が
挙げられる。5−アルコキシイソフタル酸は、J.Po
lym.Sci.Part  A−1、7卷3020(
1969)に記載されている方法に準じて製造すること
ができる。また、これらの5−アルコキシイソフタル酸
の誘導体としては、例えば、ジクロリド、ジブロミド等
のジハライド、例えば、メチルエステル、エチルエステ
ル等のジエステルなどが挙げられる。ジエステルにおけ
るアルコキシ基(一般式(III)中のXにおけるアル
コキシ基)の炭素原子数は1〜4である必要がある。炭
素原子数が4より多くなると、反応性が低下する。
【0016】一般式(III)で表される5−アルコキ
シイソメタル酸及びその誘導体のうちの一部のものが一
般式(IV)で表される5−アルコキシイソフタル酸で
ある。
【0017】一般式(IV)で表される5−アルコキシ
イソフタル酸の製造法は特に限定的ではないが、以下に
示すような調製法が好適である。すなわち、一般式(V
【化15】 で示される5−ヒドロキシイソフタル酸をメタノール、
エタノール等の低級アルコール(反応温度を高くするた
めに1,2−ジクロロエタン等の高沸点、非反応性、相
溶性溶媒をアルコールと同体積まで混合しても良い)中
、硫酸、p−トルエンスルホン酸等の酸触媒を用い、室
温から使用した有機溶剤の還流温度までの範囲の温度で
反応させ、一般式(VII)
【化16】 〔式中R″はメチル基またはエチル基を示す〕で示され
るジエステルとすることができる。
【0018】次に、このエステルと一般式(VI)
【化
17】 R′−X                     
           (VI)〔式中、R′は一般式
(IV)におけると同じもの、Xはハロゲン原子を示す
〕で表されるハロゲン化アルキルを、アセトン等の非プ
ロトン性極性溶媒中で炭酸カリウム等の塩基を用いて、
室温から使用した有機溶剤の還流温度までの範囲の温度
で反応させ、一般式(VIII)
【化18】 〔式中、R′は一般式(IV)と同意義、R″は一般式
(VII)と同意義〕で表される5−アルコキシイソフ
タル酸ジエステルとすることができる。
【0019】つぎに、この5−アルコキシイソフタル酸
ジエステルを水中、水酸化カリウム等の強塩基を用い、
室温から水の還流温度までの範囲の温度で反応させ、一
般式(IV)
【化19】 〔式中、R′は前述におけると同じものを示す〕で表さ
れる5−アルコキシイソフタル酸を得ることができる。
【0020】ジカルボン酸成分として、前記一般式(I
II)で表される5−アルコキシイソフタル酸又はその
誘導体とともに、テレフタル酸、イソフタル酸、4,4
′−ジフェニルエーテルジカルボン酸、4,4′−ジフ
ェニルカルボン酸、1,5−ナフタリンジカルボン酸、
2,6−ナフタリンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン
酸を用いてもよい。これらは、全カルボン酸成分に対し
て50モル%以下で使用することが好ましい。これが多
すぎると、有機溶剤溶解性が低下する傾向がある。 また、ジカルボン酸成分としてアジピン酸、セバシン酸
等の脂肪族ジカルボン酸を全カルボン酸成分に対して5
0モル%以下で用いてもよい。脂肪族ジカルボン酸が多
すぎると、耐熱性が低下する傾向がある。
【0021】上記の一般式(II)で表される芳香族ジ
アミンと上記一般式(III)で表される5−アルコキ
シイソフタル酸又はその誘導体とを重縮合させるが、こ
の重縮合方法としては、特に制限はなく、例えば低温重
縮合法、直接重縮合法、活性エステル法など採用するこ
とができる。
【0022】低温重縮合法を採用する場合には、一般式
(II)で表される芳香族ジアミン1当量に対して一般
式(III)で表される5−アルコキシイソフタル酸の
ジハライドを好ましくは0.9〜1.2当量使用し、ト
リエチルアミン、酸化プロピレン、スチレンオキシド、
シクロヘキセンオキシド等の1,2−エポキシドなどの
酸受容剤の存在下、N−メチル−2−ピロリドン、ジメ
チルアセトアミド等の非反応性極性溶剤中でマイナス十
数℃から、使用した有機溶剤の還流温度までの範囲の温
度で反応させることができる。
【0023】また、直接重縮合法を採用する場合には、
一般式(II)で表される芳香族ジアミンと一般式(I
II)で表される5−アルコキシイソフタル酸を当量又
はほぼ当量で使用し、トリフェニルホスファイト、三塩
化リン、縮合リン酸エステル等のリン系触媒及びピリジ
ン又は上記と同様の非反応性極性溶剤中で室温から使用
した有機溶剤の還流温度までの範囲の温度で反応させる
ことができる。この場合、リン系触媒は、上記ジカルボ
ン酸又は上記芳香族ジアミンと当量又はほぼ当量で使用
され、ピリジン又は有機溶剤は、上記ジカルボン酸又は
上記芳香族ジアミンに対して10モル%以上使用するの
が好ましい。
【0024】また、活性エステル法を採用する場合には
、一般式(III)で表される5−アルコキシイソフタ
ル酸のジハライドと1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
との反応によりベンゾトリアジルエステルを製造し、こ
のエステルと上記一般式(II)で表される芳香族ジア
ミンを当量又はほぼ当量使用し、上記したのと同様の非
反応性極性有機溶剤中で室温又はそれ以上の温度で反応
させることができる。
【0025】いずれかの方法で得えられた反応液をメタ
ノール等の低級アルコール、水等の上記有機溶剤と相溶
性であって、樹脂に対して貧溶媒である溶剤の大過剰に
注いで、沈殿物を得る。これをろ別し、乾燥することに
よって本発明のポリアミド樹脂を回収することができる
【0026】本発明のポリアミド樹脂は、脂肪族側鎖を
有しており、その嵩高さのために従来の芳香族ポリアミ
ドに比較してはるかに優れた有機溶剤溶解性を有し、他
の溶剤可溶性の樹脂と同様にキャスト法によりフィルム
、塗膜などに成膜することができ、そのフィルム、塗膜
などは、優れた耐熱性を示し、機械的性質にも優れ、電
子絶縁材料、耐熱性接着剤、高温用材料として使用する
のに好適である。
【0027】
【実施例】次に、実施例により本発明を説明する。
【0028】実施例1リービッヒ冷却管、温度計を付け
た三口フラスコに5−ヒドロキシイソフタル酸100g
(0.55mol)を入れ、メタノール300ml、1
,2−ジクロロエタン300ml、硫酸50mlを添加
し懸濁させた。懸濁液を加熱撹拌すると5−ヒドロキシ
イソフタル酸は完全に溶解した。1日加熱還流し、反応
終了後メタノールを減圧留去し析出した白色固形物をジ
エチルエーテルに溶解した。このジエチルエーテル溶液
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧で溶媒を留去
し、得られた白色結晶を再結晶(メタノール/ヘキサン
)により精製し、5−ヒドロキシイソフタル酸ジメチル
エステルを得た。 収量  104.1g  収率  90.2%
【002
9】つぎにリービッヒ冷却管、温度計を付けた三口フラ
スコに5−ヒドロキシイソフタル酸ジメチルエステル5
0g(0.24mol)、臭化ヘキシル50g(0.3
7mol)、炭酸カリウム35g(0.25mol)、
ヨウ化カリウム0.2g(0.0012mol)を入れ
、アセトン500mlに懸濁した。この懸濁液を1日加
熱還流し、反応終了後、沈殿物を濾過して除き、溶媒を
減圧留去した。得られた5−ヘキシルオキシイソフタル
酸ジメチルエステルは、精製せずに次の反応に用いた。
【0030】リービッヒ冷却管、温度計を付けた三口フ
ラスコに前述で得られた5−ヘキシルオキシイソフタル
酸ジメチルエステルを入れ、水酸化カリウム50g(0
.89mol)の水溶液(250ml)に懸濁した。7
時間加熱還流し、反応終了後この水溶液を塩化メチレン
で洗浄した。水層を濃塩酸でpH1に調整し、硫酸アン
モニウムを用いて塩析しながらジエチルエーテルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧で留去し、得られた白色結晶
を再結晶(アセトン)により精製し、5−n−ヘキシル
オキシイソフタル酸を得た。
【0031】収量54.8g  収率86.5%(5−
ヒドロキシイソフタル酸ジメチルエステルから)mp(
℃)234〜238 1H−NMR(60MHz,DMSO−d6)0.6−
2.0(br,11H),3.8−4.3(br,2H
),7.69(s,2H),8.14(s,1H)IR
(KBr,cm−1)2954,2642,2571,
1711,1597,1466,1416,1311,
1277,1047
【0032】実施例2臭化ヘキシル50g(0.37m
ol)の代わりに臭化ウンデシル87g(0.37mo
l)を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行い、
白色結晶の5−ウンデシルオキシイソフタル酸を得た。
【0033】収量63.3g  収率78.4%(5−
ヒドロキシイソフタル酸ジメチルエステルから)mp(
℃)189〜194 1H−NMR(60MHz,DMSO−d6)0.6−
2.0(br,21H),3.8−4.2(br,2H
),7.60(s,2H),8.04(s,1H)IR
(KBr,cm−1)2927,2634,2565,
1709,1593,1466,1412,1308,
1273,914
【0034】実施例3臭化ヘキシル50g(0.37m
ol)の代わりに臭化ラウリル92g(0.37mol
)を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行い、白
色結晶の5−ドデシルオキシイソフタル酸を得た。
【0035】収量32.3g  収率38.4%(5−
ヒドロキシイソフタル酸ジメチルエステルから)mp(
℃)173〜176 1H−NMR(60MHz,DMSO−d6)0.6−
2.0(br,23H),3.8−4.2(br,2H
),7.55(s,2H),8.00(s,1H)IR
(KBr,cm−1)2920,2636,2561,
1695,1597,1466,1309,1277,
1057
【0036】実施例4臭化ヘキシル50g(0.37m
ol)の代わりに臭化ステアリル123g(0.37m
ol)を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行い
、白色結晶の5−オクタデシルオキシイソフタル酸を得
た。
【0037】収量93.1g  收率83.8%(5−
ヒドロキシイソフタル酸ジメチルエステルから)mp(
℃)157〜161 1H−NMR(60MHz,DMSO−d6)0.7−
2.0(br,35H),3.8−4.3(br,2H
),7.74(s,2H),8.18,s,1H)IR
(KBr,cm−1)2918,2638,2567,
1707,1695,1597,1470,1427,
1311,1279,1057
【0038】実施例5撹拌装置、窒素導入管及び温度計
を備えた四口フラスコに窒素下に2,2−ビス〔4−(
4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン6.07g
(14.8ミリモル)及び酸化プロピレン2.6g(4
4.8ミリモル)を入れ、N−メチル−2−ピロリドン
40mlに溶解した。撹拌しながら、5−n−ヘキシル
オキシイソフタル酸クロリド4.50g(14.8ミリ
モル)を少しずつ添加した。このとき、系内の温度は3
0℃以下に保った。反応系の粘度が高くなるので、所望
の粘度になったら撹拌を停止し、反応液を大量の水に注
ぎ、ポリマーを単離し、100℃で減圧乾燥した。
【0039】このようにして得られたポリアミド樹脂の
還元粘度、収率、有機溶剤溶解性及びフィルム作成後の
耐熱性の指標であるガラス転移温度を第1表に示した。 また、上記ポリアミド樹脂の赤外線吸収スペクトル(フ
ィルム法)を図1に示した。図1から明らかなとおり、
1653cm−1にアミド結合のカルボニルの吸収及び
3304cm−1にN−H伸縮振動に基づく吸収が認め
られ、アミド結合が形成されていることが確認できた。
【0040】実施例6 2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン6.07g(14.8ミリモル)の代わりに
4,4′−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル5
.45g(14.8ミリモル)を使用した以外は、実施
例5と同様の操作を行った。試験結果を表1に示した。 また、得られたポリアミド樹脂の赤外線吸収スペクトル
を図2に示した。
【0041】実施例7 2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン6.07g(14.8ミリモル)の代わりに
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホ
ン6.42g(14.8ミリモル)を使用した以外は、
実施例5と同様の操作を行った。試験結果を表1に示し
た。また、得られたポリアミド樹脂の赤外線吸収スペク
トルを図3に示した。
【0042】実施例8 2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン6.07g(14.8ミリモル)の代わりに
1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン4.3
3g(14.8ミリモル)を使用した以外は、実施例5
と同様の操作を行った。試験結果を表1に示した。また
、得られたポリアミド樹脂の赤外線吸収スペクトルを図
4に示した。
【0043】実施例9 2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン6.07g(14.8ミリモル)の代わりに
1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン4.3
3g(14.8ミリモル)を使用した以外は、実施例5
と同様の操作を行った。試験結果を表1に示した。また
、得られたポリアミド樹脂の赤外線吸収スペクトルを図
5に示した。
【0044】実施例10 2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン6.07g(14.8ミリモル)の代わりに
4,4′−ジアミノジフェニルエーテル2.96g(1
4.8ミリモル)を使用した以外は、実施例5と同様の
操作を行った。試験結果を表1に示した。また、得られ
たポリアミド樹脂の赤外線吸収スペクトルを図6に示し
た。
【0045】実施例11 2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン6.07g(14.8ミリモル)の代わりに
m−フェニレンジアミン1.60g(14.8ミリモル
)を使用した以外は、実施例5と同様の操作を行った。 試験結果を表1に示した。また、得られたポリアミド樹
脂の赤外線吸収スペクトルを図7に示した。
【0046】実施例12 2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン6.07g(14.8ミリモル)の代わりに
p−フェニレンジアミン1.60g(14.8ミリモル
)を使用した以外は、実施例5と同様の操作を行った。 試験結果を表1に示した。また、得られたポリアミド樹
脂の赤外線吸収スペクトルを図8に示した。
【0047】なお、表1に示したガラス転移温度は、熱
機械分析による熱膨張係数の変位温度を、昇温速度10
℃/分で測定したものである。溶解性は、ポリアミド樹
脂500mgを1mlの有機溶剤と混合し、下記の基準
で評価した。 +………樹脂が可溶した。 ±………樹脂が膨潤した。 −………樹脂は不溶であった。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明の5−アルコキシイソフタル酸を
用いたポリアミド樹脂は、耐熱性、有機溶剤溶解性、成
膜性及び機械的性質に優れており、射出成形、押出成形
等の成形性も良好で、電気絶縁材料、耐熱性接着剤、高
温用材料などに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例5で得られたポリアミド樹脂の赤外線吸
収スペクトル。
【図2】実施例6で得られたポリアミド樹脂の赤外線吸
収スペクトル。
【図3】実施例7で得られたポリアミド樹脂の赤外線吸
収スペクトル。
【図4】実施例8で得られたポリアミド樹脂の赤外線吸
収スペクトル。
【図5】実施例9で得られたポリアミド樹脂の赤外線吸
収スペクトル。
【図6】実施例10で得られたポリアミド樹脂の赤外線
吸収スペクトル。
【図7】実施例11で得られたポリアミド樹脂の赤外線
吸収スペクトル。
【図8】実施例12で得られたポリアミド樹脂の赤外線
吸収スペクトル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(I) 【化1】 〔式中Arは芳香族ジアミンのアミノ基を除いた2価の
    残基を示し、Rは炭素原子数1〜30の直鎖又は分岐鎖
    アルキル基を示す〕で表される繰り返し単位を有するポ
    リアミド樹脂。
  2. 【請求項2】  ポリアミド樹脂0.2gをジメチルホ
    ルムアミドに溶解し、100mlとした溶液の30℃に
    おける還元粘度が0.2〜5.0dl/gである請求項
    1記載のポリアミド樹脂。
  3. 【請求項3】  一般式(II) 【化2】 H2N−Ar−NH2               
         (II)〔式中Arは一般式(I)における
    と同じものを示す)で表される芳香族ジアミンを一般式
    (III)【化3】 〔式中Rは一般式(I)におけると同じものを示し、X
    はヒドロキシ基、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のアル
    コキシ基を示す〕で表される5−アルコキシイソフタル
    酸又はその誘導体と重縮合させることを特徴とする請求
    項1記載のポリアミド樹脂の製造法。
  4. 【請求項4】  一般式(IV) 【化4】 〔式中R′はn−C6H13,n−C11H23,n−
    C12H25又はn−C18H37、を示す〕で表され
    る5−アルコキシイソフタル酸。
  5. 【請求項5】  一般式(V) 【化5】 で表される5−ヒドロキシイソフタル酸に一般式(VI
    ) 【化6】R′−X                 
                   (VI)〔式中R′は
    一般式(IV)におけると同じものであり、Xはハロゲ
    ン原子を示す〕で表されるハロゲン化アルキルを作用さ
    せることを特徴とする一般式(IV) 【化7】 〔式中R′は前記一般式(IV)におけると同じものを
    示す〕で表される5−アルコキシイソフタル酸の製造法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108484903B (zh) * 2018-03-20 2020-07-10 吉林大学 一种含有2-烷氧基-间苯二甲酰胺结构的聚酰胺及其制备方法

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