JPH0422677B2 - - Google Patents
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- JPH0422677B2 JPH0422677B2 JP60251718A JP25171885A JPH0422677B2 JP H0422677 B2 JPH0422677 B2 JP H0422677B2 JP 60251718 A JP60251718 A JP 60251718A JP 25171885 A JP25171885 A JP 25171885A JP H0422677 B2 JPH0422677 B2 JP H0422677B2
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- Japan
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- stainless steel
- steel
- phase
- cooling
- duplex stainless
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
産業上の利用分野
この発明は、オーステナイト・フエライト系ス
テンレス鋼(以下2相ステンレス鋼と称す)を合
せ材とし、炭素鋼又は低合金鋼を母材とする2相
ステンレス鋼クラツド鋼板の製造方法に関する。 従来の技術 2種以上の金属板を張合わせて、それぞれの特
性を生かす方法としてクラツド法が知られてお
り、鋼基材においては炭素鋼又は低合金鋼を母材
としてステンレス鋼、ニツケル、Ni−Cr−Fe合
金等をクラツドしたクラツド鋼板がある。 クラツド鋼板を製造するには圧延法、爆着圧延
法、鋳造法、鍛接法、その他の方法があるが、そ
の中で最も多用されている圧延法は、合せ材と母
材のスラブを組立て、これを加熱して熱間圧延し
所定厚さに仕上げて放冷しクラツド鋼板を製造し
ている。 ステンレス鋼はその成分、加工、熱処理等によ
つてオーステナイト、マルテンサイト、オーステ
ナイト+フエライト等の組織があるが、その中で
オーステナイト+フエライトの2相ステンレス鋼
は、950〜1100℃に加熱して急冷する固溶化熱処
理を施すことによつて、耐食性に優れ、又応力腐
蝕割れ、粒界腐蝕等の局部腐蝕に良好な抵抗性を
有するため各種の公害防止機器、化学工業用装置
等に用いられる。 この特性の優れた2相ステンレス鋼を合せ材と
してクラツド鋼板を製造するには、熱間圧延して
作られたクラツド鋼板を950〜1100℃に加熱して
急冷する固溶化熱処理を施し、優れた耐食性能を
付与させる必要がある。 ところが、この固溶化熱処理を施すと、母材の
炭素鋼又は低合金鋼も同時にオーステナイト域ま
で再加熱された後急冷される熱処理を受けるた
め、所望する母材の性能を確保することが困難と
なる。 そのため、2相ステンレス鋼を合せ材としたク
ラツド鋼板の圧延法による製造は困難視されてい
た。 発明が解決しようとする問題点 この発明は、かかる現状にかんがみ、2相ステ
ンレス鋼に対し再加熱固溶化熱処理を施すことな
く、優れた特性を付与させうる、2相ステンレス
鋼を合せ材としたクラツド鋼板の製造方法を提案
するものである。 問題点を解決するための手段 発明者は、2相ステンレス鋼の固溶化熱処理の
一つの目的はFe−Cr金属間化合物で脆性の大き
いσ相の析出を防止することにあるが、再加熱固
溶化熱処理をするにはいつたん析出したσ相を比
較的短時間で固溶させるため、高い温度に加熱す
る必要があるが、クラツド工程における熱間圧延
に続く連続冷却工程では、加熱時の完全固溶状態
からのσ相の析出がやや遅れ、このσ相の析出を
防止するための急冷処理は低い温度範囲で可能と
なり、比較的緩やかな冷却速度で冷却を行ない母
材の性能を損なうことなくσ相の析出を防止でき
ることを見出だした。この知見に基いて、この発
明をするに至つた。 すなわち、この発明は、オーステナイト/フエ
ライト系ステンレス鋼を合せ材とし、炭素鋼又は
低合金鋼の母材との間にニツケルを介在してなる
素材を、1100〜1250℃に加熱して15分以内の熱間
圧延を施し、850℃以上の温度で圧延を終了した
後、冷却速度30℃/分以上で700℃まで冷却し、
引き続き放冷することを要旨とする。 この発明において合せ材として使用する2相ス
テンレス鋼は、その成分を特に規制する必要はな
く、一般に知られているものは、すべて使用でき
る。その化学成分の一例を示せば、C0.08%以下、
Si1.00%以下、Mn2.00%以下、Cr21.0〜28.0%、
Ni3.0〜7.5%、Mo1.0〜4.0%、Cu2.0%以下、
W1.0%以下、N0.3%以下を含有し、必要によつ
てはさらに他の微量元素を添加含有し、残部Fe
及び不可避的不純物からなる。 又、合せ材と母材との間に介在するニツケル
は、両者の接合面に合金相を形成し接合を完全に
するために有効であり、その厚さは箔程度の薄い
シートを使用する。 この発明における熱間圧延は、通常実施されて
いる方法で行なうが、その際の圧延温度は1100℃
未満では変形能が低下し、変形抵抗が大きく圧延
性が低下し、又1250℃を超えても変形能が低下し
圧延性が悪くなため、1100〜1250℃の範囲が望ま
しい。 又、熱間圧延時間、及び熱間圧延後の冷却過程
における冷却速度を制御したのは次の理由によ
る。 前記化学成分の2相ステンレス鋼を1250℃×30
分の加熱をした後水冷した場合のσ相の等温変態
曲線を第1図に示す。この図から、830℃に約35
分間保持すると2.5%のσ相が析出することがわ
かる。 そこで、熱間圧延後の冷却過程において、σ相
の析出を防止するには、σ相の等温変態曲線に基
いて求められるσ相が析出しない曲線とまじわら
ないように冷却速度を制御する必要がある。 今、1000℃で圧延を終了した場合(A線)と加
熱温度から850℃までの間で圧延し850℃で圧延を
終了した場合(B線)の冷却曲線がσ相の等温変
態曲線に基いて求められる0%曲線(鎖線で示
す)と交差しないよう冷却速度を制御した場合の
関係を第2図に示す。 すなわち、圧延終了温度を850℃以上とした場
合、熱間圧延(歯形曲線で示す)は15分以内に終
了し、かつσ相が析出しない安全な700℃まで5
分以内に冷却(冷却速度30℃/分以上)する必要
があり、σ相析出の領域から外れた700℃以下は
通常の放冷すればよいことがわかる。 以上の結果に基いて、熱間圧延は850℃以上で
終了し、引続き700℃以上の温度までを冷却速度
30℃/分以上で急冷した後放冷するのである。 なお、ストリツプの平坦度を矯正する必要のあ
る場合は、上記強制冷却過程においてレベリング
を行ないながら冷却させればよい。 発明の効果 この発明は、2相ステンレス鋼を合せ材とした
クラツド鋼板の製造において、熱間圧延後σ相の
析出領域を急冷することによりσ相の析出を阻止
し、母材の特性を確保するのに有害な再加熱固溶
化熱処理を施すことなく、しかも固溶化熱処理を
施した場合と同等の耐食性を発揮できる。したが
つて、従来実用化できなかつた2相ステンレス鋼
を合せ材としたクラツド鋼の優れた耐食性を付与
するのに通常必要とされる再加熱固溶化熱処理が
不必要なため、再加熱設備が不要で、又エネルギ
ーの節減にも寄与できる。 実施例 次に、この発明の実施例について説明する。 実施例 1
テンレス鋼(以下2相ステンレス鋼と称す)を合
せ材とし、炭素鋼又は低合金鋼を母材とする2相
ステンレス鋼クラツド鋼板の製造方法に関する。 従来の技術 2種以上の金属板を張合わせて、それぞれの特
性を生かす方法としてクラツド法が知られてお
り、鋼基材においては炭素鋼又は低合金鋼を母材
としてステンレス鋼、ニツケル、Ni−Cr−Fe合
金等をクラツドしたクラツド鋼板がある。 クラツド鋼板を製造するには圧延法、爆着圧延
法、鋳造法、鍛接法、その他の方法があるが、そ
の中で最も多用されている圧延法は、合せ材と母
材のスラブを組立て、これを加熱して熱間圧延し
所定厚さに仕上げて放冷しクラツド鋼板を製造し
ている。 ステンレス鋼はその成分、加工、熱処理等によ
つてオーステナイト、マルテンサイト、オーステ
ナイト+フエライト等の組織があるが、その中で
オーステナイト+フエライトの2相ステンレス鋼
は、950〜1100℃に加熱して急冷する固溶化熱処
理を施すことによつて、耐食性に優れ、又応力腐
蝕割れ、粒界腐蝕等の局部腐蝕に良好な抵抗性を
有するため各種の公害防止機器、化学工業用装置
等に用いられる。 この特性の優れた2相ステンレス鋼を合せ材と
してクラツド鋼板を製造するには、熱間圧延して
作られたクラツド鋼板を950〜1100℃に加熱して
急冷する固溶化熱処理を施し、優れた耐食性能を
付与させる必要がある。 ところが、この固溶化熱処理を施すと、母材の
炭素鋼又は低合金鋼も同時にオーステナイト域ま
で再加熱された後急冷される熱処理を受けるた
め、所望する母材の性能を確保することが困難と
なる。 そのため、2相ステンレス鋼を合せ材としたク
ラツド鋼板の圧延法による製造は困難視されてい
た。 発明が解決しようとする問題点 この発明は、かかる現状にかんがみ、2相ステ
ンレス鋼に対し再加熱固溶化熱処理を施すことな
く、優れた特性を付与させうる、2相ステンレス
鋼を合せ材としたクラツド鋼板の製造方法を提案
するものである。 問題点を解決するための手段 発明者は、2相ステンレス鋼の固溶化熱処理の
一つの目的はFe−Cr金属間化合物で脆性の大き
いσ相の析出を防止することにあるが、再加熱固
溶化熱処理をするにはいつたん析出したσ相を比
較的短時間で固溶させるため、高い温度に加熱す
る必要があるが、クラツド工程における熱間圧延
に続く連続冷却工程では、加熱時の完全固溶状態
からのσ相の析出がやや遅れ、このσ相の析出を
防止するための急冷処理は低い温度範囲で可能と
なり、比較的緩やかな冷却速度で冷却を行ない母
材の性能を損なうことなくσ相の析出を防止でき
ることを見出だした。この知見に基いて、この発
明をするに至つた。 すなわち、この発明は、オーステナイト/フエ
ライト系ステンレス鋼を合せ材とし、炭素鋼又は
低合金鋼の母材との間にニツケルを介在してなる
素材を、1100〜1250℃に加熱して15分以内の熱間
圧延を施し、850℃以上の温度で圧延を終了した
後、冷却速度30℃/分以上で700℃まで冷却し、
引き続き放冷することを要旨とする。 この発明において合せ材として使用する2相ス
テンレス鋼は、その成分を特に規制する必要はな
く、一般に知られているものは、すべて使用でき
る。その化学成分の一例を示せば、C0.08%以下、
Si1.00%以下、Mn2.00%以下、Cr21.0〜28.0%、
Ni3.0〜7.5%、Mo1.0〜4.0%、Cu2.0%以下、
W1.0%以下、N0.3%以下を含有し、必要によつ
てはさらに他の微量元素を添加含有し、残部Fe
及び不可避的不純物からなる。 又、合せ材と母材との間に介在するニツケル
は、両者の接合面に合金相を形成し接合を完全に
するために有効であり、その厚さは箔程度の薄い
シートを使用する。 この発明における熱間圧延は、通常実施されて
いる方法で行なうが、その際の圧延温度は1100℃
未満では変形能が低下し、変形抵抗が大きく圧延
性が低下し、又1250℃を超えても変形能が低下し
圧延性が悪くなため、1100〜1250℃の範囲が望ま
しい。 又、熱間圧延時間、及び熱間圧延後の冷却過程
における冷却速度を制御したのは次の理由によ
る。 前記化学成分の2相ステンレス鋼を1250℃×30
分の加熱をした後水冷した場合のσ相の等温変態
曲線を第1図に示す。この図から、830℃に約35
分間保持すると2.5%のσ相が析出することがわ
かる。 そこで、熱間圧延後の冷却過程において、σ相
の析出を防止するには、σ相の等温変態曲線に基
いて求められるσ相が析出しない曲線とまじわら
ないように冷却速度を制御する必要がある。 今、1000℃で圧延を終了した場合(A線)と加
熱温度から850℃までの間で圧延し850℃で圧延を
終了した場合(B線)の冷却曲線がσ相の等温変
態曲線に基いて求められる0%曲線(鎖線で示
す)と交差しないよう冷却速度を制御した場合の
関係を第2図に示す。 すなわち、圧延終了温度を850℃以上とした場
合、熱間圧延(歯形曲線で示す)は15分以内に終
了し、かつσ相が析出しない安全な700℃まで5
分以内に冷却(冷却速度30℃/分以上)する必要
があり、σ相析出の領域から外れた700℃以下は
通常の放冷すればよいことがわかる。 以上の結果に基いて、熱間圧延は850℃以上で
終了し、引続き700℃以上の温度までを冷却速度
30℃/分以上で急冷した後放冷するのである。 なお、ストリツプの平坦度を矯正する必要のあ
る場合は、上記強制冷却過程においてレベリング
を行ないながら冷却させればよい。 発明の効果 この発明は、2相ステンレス鋼を合せ材とした
クラツド鋼板の製造において、熱間圧延後σ相の
析出領域を急冷することによりσ相の析出を阻止
し、母材の特性を確保するのに有害な再加熱固溶
化熱処理を施すことなく、しかも固溶化熱処理を
施した場合と同等の耐食性を発揮できる。したが
つて、従来実用化できなかつた2相ステンレス鋼
を合せ材としたクラツド鋼の優れた耐食性を付与
するのに通常必要とされる再加熱固溶化熱処理が
不必要なため、再加熱設備が不要で、又エネルギ
ーの節減にも寄与できる。 実施例 次に、この発明の実施例について説明する。 実施例 1
【表】
第1表に化学成分を示した2相ステンレス鋼の
厚さ15mm、幅1000mm、長さ1500mmのスラブを合せ
材とし、又同じく50Kg/mm2級炭素鋼の厚さ110mm、
幅1000mm、長さ1500mmのスラブを母材とし、その
間に厚さ100μmのNi箔を介在して重ね合せ、
1200℃に加熱して3分間圧延して950℃で終了し、
厚さは母材22mm、合せ材3mmで合計25mm、幅1500
mm、長さ5000mmのクラツド鋼板を成形した後、直
ちに冷却速度50℃/分で350℃まで急冷した後放
冷した。 なお、比較のため、上記と同じ組立てスラブを
従来法により熱間圧延した後放冷し(比較例1)、
又比較例1と同じ圧延を行い放冷した後、1050℃
に再加熱して固溶化熱処理を施した(比較例2)。
そして、これらの合せ材の孔食試験を人工海水
(80℃Ar脱気)を使つて行つた。その結果を第2
表に示す。
厚さ15mm、幅1000mm、長さ1500mmのスラブを合せ
材とし、又同じく50Kg/mm2級炭素鋼の厚さ110mm、
幅1000mm、長さ1500mmのスラブを母材とし、その
間に厚さ100μmのNi箔を介在して重ね合せ、
1200℃に加熱して3分間圧延して950℃で終了し、
厚さは母材22mm、合せ材3mmで合計25mm、幅1500
mm、長さ5000mmのクラツド鋼板を成形した後、直
ちに冷却速度50℃/分で350℃まで急冷した後放
冷した。 なお、比較のため、上記と同じ組立てスラブを
従来法により熱間圧延した後放冷し(比較例1)、
又比較例1と同じ圧延を行い放冷した後、1050℃
に再加熱して固溶化熱処理を施した(比較例2)。
そして、これらの合せ材の孔食試験を人工海水
(80℃Ar脱気)を使つて行つた。その結果を第2
表に示す。
【表】
上記結果より、同じ成分の2相ステンレス鋼を
使いながら、この発明によるクラツド鋼板の耐食
性は再加熱固溶化熱処理を施した比較例2より優
れていることがわかる。 実施例 2
使いながら、この発明によるクラツド鋼板の耐食
性は再加熱固溶化熱処理を施した比較例2より優
れていることがわかる。 実施例 2
【表】
第3表に化学成分を示した2相ステンレス鋼の
厚さ24mm、幅1740mm、長さ3000mmのスラブを合せ
材とし、又同じく40Kg/mm2級炭素鋼の厚さ176mm、
幅1740mm、長さ3000mmのスラブを母材とし、その
間に厚さ100μmのNi箔を介在して重ね合せ、
1240℃に加熱し8分間圧延して870℃で終了し、
厚さが母材14.5mm、合せ材2mmで形16.5mm、幅
3500mm、長さ18000mmのクラツド鋼板を成形した
後、直ちにレベリングしながら冷却速度70℃/分
で550℃まで急冷した後放冷した。 なお、比較のため、上記と同じ組立てスラブを
従来法により熱間圧延した後、レベリングしなが
ら放冷し(実施例3)、又比較例3と同じ圧延を
行ないレベリングしながら放冷したのち、1020℃
に再加熱して固溶化熱処理を施した(比較例4)。
そして、これらの合せ材の孔食試験を実施例1と
同様にして行つた。その結果を第4表に示す。
厚さ24mm、幅1740mm、長さ3000mmのスラブを合せ
材とし、又同じく40Kg/mm2級炭素鋼の厚さ176mm、
幅1740mm、長さ3000mmのスラブを母材とし、その
間に厚さ100μmのNi箔を介在して重ね合せ、
1240℃に加熱し8分間圧延して870℃で終了し、
厚さが母材14.5mm、合せ材2mmで形16.5mm、幅
3500mm、長さ18000mmのクラツド鋼板を成形した
後、直ちにレベリングしながら冷却速度70℃/分
で550℃まで急冷した後放冷した。 なお、比較のため、上記と同じ組立てスラブを
従来法により熱間圧延した後、レベリングしなが
ら放冷し(実施例3)、又比較例3と同じ圧延を
行ないレベリングしながら放冷したのち、1020℃
に再加熱して固溶化熱処理を施した(比較例4)。
そして、これらの合せ材の孔食試験を実施例1と
同様にして行つた。その結果を第4表に示す。
【表】
上記結果より、実施例1と同様に、この発明に
よるクラツド鋼板の耐食性は再加熱固溶化熱処理
を施した比較例4と同等の優れた耐食性を有する
ことがわかる。上記実施例に基いて、合せ材の孔
食電位と合せ材に含有するCr+3Mo(%)との関
係を示せば第3図のとおりとなる。この図から、
2相ステンレス鋼を合せ材として使用した場合の
耐食性はCr含有量が増すにしたがつて良好にな
ることがわかる。したがつて、使用目的に応じて
必要とする耐食性が得られるように2相ステンレ
ス鋼のCr含有量を調整すればよい。
よるクラツド鋼板の耐食性は再加熱固溶化熱処理
を施した比較例4と同等の優れた耐食性を有する
ことがわかる。上記実施例に基いて、合せ材の孔
食電位と合せ材に含有するCr+3Mo(%)との関
係を示せば第3図のとおりとなる。この図から、
2相ステンレス鋼を合せ材として使用した場合の
耐食性はCr含有量が増すにしたがつて良好にな
ることがわかる。したがつて、使用目的に応じて
必要とする耐食性が得られるように2相ステンレ
ス鋼のCr含有量を調整すればよい。
第1図はσ相の等温変態曲線を示すグラフ、第
2図はこの発明における熱間圧延後の冷却曲線と
σ相析出との関係を示すグラフ、第3図は合せ材
のCr+3Mo含有量と耐食性との関係を示すグラ
フである。
2図はこの発明における熱間圧延後の冷却曲線と
σ相析出との関係を示すグラフ、第3図は合せ材
のCr+3Mo含有量と耐食性との関係を示すグラ
フである。
Claims (1)
- 1 オーステナイト・フエライト系ステンレス鋼
を合せ材とし、炭素鋼又は低合金鋼の母材との間
にニツケルを介在した組合せ素材を、1100〜1250
℃に加熱して15分以内の熱間圧延を施し、850℃
以上の温度で圧延を終了した後、冷却速度30℃/
分以上で700℃以下まで冷却し、引き続き放冷す
ることを特徴とする2相ステンレス鋼クラツド鋼
板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25171885A JPS62110880A (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 2相ステンレス鋼クラツド鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25171885A JPS62110880A (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 2相ステンレス鋼クラツド鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62110880A JPS62110880A (ja) | 1987-05-21 |
| JPH0422677B2 true JPH0422677B2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=17226952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25171885A Granted JPS62110880A (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 | 2相ステンレス鋼クラツド鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62110880A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012102330A1 (ja) | 2011-01-27 | 2012-08-02 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 合金元素節減型二相ステンレス熱延鋼材、合わせ材として二相ステンレス鋼を具備するクラッド鋼板、およびそれらの製造方法 |
| WO2020203938A1 (ja) | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 日鉄ステンレス株式会社 | クラッド鋼板およびその製造方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0772297B2 (ja) * | 1990-11-14 | 1995-08-02 | 住友金属工業株式会社 | 耐摩耗部材の製造方法 |
| ES2583143T3 (es) | 2006-07-27 | 2016-09-19 | The University Of Tokyo | Acero de varias capas y procedimiento de producción de acero de varias capas |
| JP5406230B2 (ja) * | 2011-01-27 | 2014-02-05 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 合金元素節減型二相ステンレス熱延鋼材およびその製造方法 |
| JP5406233B2 (ja) * | 2011-03-02 | 2014-02-05 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板およびその製造方法 |
| JP5803890B2 (ja) * | 2012-12-07 | 2015-11-04 | Jfeスチール株式会社 | 耐孔食性に優れた二相ステンレスクラッド鋼の合せ材及びそれを用いた二相ステンレスクラッド鋼並びにその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6039477A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-03-01 | 旭シユエ−ベル株式会社 | ガラス繊維織物の表面処理方法 |
| JPS60216984A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-30 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 耐食性の優れた高強度、高靭性ステンレスクラツド鋼板の製造方法 |
-
1985
- 1985-11-09 JP JP25171885A patent/JPS62110880A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012102330A1 (ja) | 2011-01-27 | 2012-08-02 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 合金元素節減型二相ステンレス熱延鋼材、合わせ材として二相ステンレス鋼を具備するクラッド鋼板、およびそれらの製造方法 |
| US9862168B2 (en) | 2011-01-27 | 2018-01-09 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corporation | Alloying element-saving hot rolled duplex stainless steel material, clad steel plate having duplex stainless steel as cladding material therefor, and production method for same |
| EP3685952A1 (en) | 2011-01-27 | 2020-07-29 | NIPPON STEEL Stainless Steel Corporation | Alloying element-saving hot rolled duplex stainless steel material, and production method for same |
| EP3693121A1 (en) | 2011-01-27 | 2020-08-12 | NIPPON STEEL Stainless Steel Corporation | Clad steel plate having duplex stainless steel as cladding material therefor, and production method for same |
| EP3835447A1 (en) | 2011-01-27 | 2021-06-16 | NIPPON STEEL Stainless Steel Corporation | Clad steel plate having duplex stainless steel as cladding material therefor, and production method for same |
| WO2020203938A1 (ja) | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 日鉄ステンレス株式会社 | クラッド鋼板およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62110880A (ja) | 1987-05-21 |
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