JPH04227341A - 反響消去装置 - Google Patents
反響消去装置Info
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- JPH04227341A JPH04227341A JP3098809A JP9880991A JPH04227341A JP H04227341 A JPH04227341 A JP H04227341A JP 3098809 A JP3098809 A JP 3098809A JP 9880991 A JP9880991 A JP 9880991A JP H04227341 A JPH04227341 A JP H04227341A
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- JP
- Japan
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- echo
- signal level
- effect
- canceller
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信等長距離回路
やテレコンファレンスシステム等における反響を制御す
るための反響消去装置に関するものである。
やテレコンファレンスシステム等における反響を制御す
るための反響消去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、長距離回線、特に衛星通信の急激
な増加やテレコンファレンスシステムの実用化に伴い、
明瞭で自然な音声伝達が望まれている。反響信号は送話
者の発生した信号が受話側での反射等により送話者側に
戻ってくる現象であるが、長距離回線や音響系を含むテ
レコンファレンスシステムでは、長い遅延の反響が存在
するため通話品質の劣化を生じている。最近では、この
反響を消去する適応型の反響消去装置が実用化されつつ
あるが、これらは遠隔動作型であり(遠端話者の声で反
響路を同定している)近端話者の有無を検出しなければ
ならない(例えば、「双方向同時通話の検出方法」(昭
和59年電子通信学会通信部門全国大会589)。
な増加やテレコンファレンスシステムの実用化に伴い、
明瞭で自然な音声伝達が望まれている。反響信号は送話
者の発生した信号が受話側での反射等により送話者側に
戻ってくる現象であるが、長距離回線や音響系を含むテ
レコンファレンスシステムでは、長い遅延の反響が存在
するため通話品質の劣化を生じている。最近では、この
反響を消去する適応型の反響消去装置が実用化されつつ
あるが、これらは遠隔動作型であり(遠端話者の声で反
響路を同定している)近端話者の有無を検出しなければ
ならない(例えば、「双方向同時通話の検出方法」(昭
和59年電子通信学会通信部門全国大会589)。
【0003】以下図面を参照しながら、上述したような
従来の反響消去装置について説明する。
従来の反響消去装置について説明する。
【0004】図7は従来の反響消去装置の構成を示すも
のである。図7において、1は受信側入力端子、2は受
信側出力端子、3は送信側入力端子、4は送信側出力端
子、5は各端子間に設けられたエコーキャンセラで受信
側出力端子から送信側出力端子へ戻ってくるエコーを消
去する。56はエコーキャンセラ5の送信出力である消
去残信号のレベルを検出する消去残信号レベル検出部、
57は受信側信号レベル検出部、58は消去残信号レベ
ルLsout受信信号レベルLrinと前回用いたしき
い値Ktから今回用いるしきい値Ktを求めるしきい値
更新部、59はしきい値更新部から送られてきたしきい
値Ktを記憶するしきい値記憶部、60はしきい値Kt
と消去残信号レベルから受信側信号レベルを推定する受
信側信号レベル推定部、61は推定された受信側信号レ
ベルLrinと実際の受信側信号レベルLrinを比較
しエコーキャンセラの反響路の同定を行うか行わないか
制御する比較部。
のである。図7において、1は受信側入力端子、2は受
信側出力端子、3は送信側入力端子、4は送信側出力端
子、5は各端子間に設けられたエコーキャンセラで受信
側出力端子から送信側出力端子へ戻ってくるエコーを消
去する。56はエコーキャンセラ5の送信出力である消
去残信号のレベルを検出する消去残信号レベル検出部、
57は受信側信号レベル検出部、58は消去残信号レベ
ルLsout受信信号レベルLrinと前回用いたしき
い値Ktから今回用いるしきい値Ktを求めるしきい値
更新部、59はしきい値更新部から送られてきたしきい
値Ktを記憶するしきい値記憶部、60はしきい値Kt
と消去残信号レベルから受信側信号レベルを推定する受
信側信号レベル推定部、61は推定された受信側信号レ
ベルLrinと実際の受信側信号レベルLrinを比較
しエコーキャンセラの反響路の同定を行うか行わないか
制御する比較部。
【0005】以上のように構成された反響消去装置につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【0006】まず、遠端話者の音声信号は受信入力Ri
nとして受信側入力端子1を経てエコーキャンセラ5に
供給される。また、信号Rinは受信側出力端子2より
近端話者へ受話信号Routとして送られる。近端話者
信号のない場合、信号Routは反響路を経て、送信側
入力端子3に送信入力Sinとして入る。エコーキャン
セラ5では送信側出力信号Sout(消去残信号とも呼
ぶ)が零になるように受信入力Rinの系列と送信出力
Soutから疑似反響路を作る。このようにして反響信
号は消去されるが、近端話者が存在する場合、反響路の
推定がうまく行う事ができない。従って、近端話者信号
の有る場合を検出し、反響路の推定を停止する必要があ
る。そこで、受話側入力信号Rinと送信側出力信号で
ある消去残信号Soutの間の関係から近端話者の有無
を検出する。受信側信号レベル検出部57で受信側信号
レベルLrinが検出される。消去残信号レベル検出部
56で消去残信号レベルLsoutが検出される。しき
い値更新部58では受信側信号レベルLrinと消去残
信号レベルLsoutとしきい値記憶部59から前回用
いたしきい値Ktと比較部61から反響路の推定の停止
,継続を表す信号Adpを受けて今回用いるしきい値K
t′を計算ししきい値記憶部59に送る。闘値Ktの更
新方法としては、遠端話者だけが発声し、反響路の推定
が継続されている時にはエコーキャンセラの収束速度を
越えないように闘値Ktを前回用いた闘値Kt′より少
し大きい値に設定し、闘値Ktを徐々に大きくしていく
。近端話者と遠端話者が同時に発声している双方向同時
通話においては闘値Ktを徐々に小さくしていく。受信
信号レベル推定部20で闘値Ktと消去残信号レベルL
soutとの積を受信側信号レベル推定値Lrin^と
して算出する。遠端話者だけが発声し、反響路の推定が
継続されている時には、受信信号レベルLrin/消去
残信号レベルLsoutはエコーキャンセラの収束速度
に比例して大きくなる。闘値Ktは受信信号レベルLr
in/消去残信号レベルLsoutの期待値なので、エ
コーキャンセラの収束速度を越えないように徐々に闘値
Ktを大きくしていけば、闘値Ktは実際の受信信号レ
ベルLrin/消去残信号レベルLsoutよりやや小
さくなるため闘値Ktと消去残信号レベルLsoutと
の積である受信側信号レベル推定値Lrin^は実際の
受信側信号レベルLrinより小さくなる。双方向同時
通話の場合、消去残信号に近端話者の音声が加わり、消
去残信号レベルLsoutは大きくなる。このため、闘
値Ktと消去残信号レベルLsoutとの積である受信
側信号レベル推定値Lrin^は実際の受信側信号レベ
ルLrinより大きくなる。比較部21では受信側信号
レベルLrin≧受信側信号レベル推定値Lrin^の
場合は遠端話者だけが発声しているとして、反響路の推
定を実行させ、受信側信号レベルLrin<受信側信号
レベル推定値Lrin^の場合は双方向同時通話である
と判定して反響路の推定は停止する。
nとして受信側入力端子1を経てエコーキャンセラ5に
供給される。また、信号Rinは受信側出力端子2より
近端話者へ受話信号Routとして送られる。近端話者
信号のない場合、信号Routは反響路を経て、送信側
入力端子3に送信入力Sinとして入る。エコーキャン
セラ5では送信側出力信号Sout(消去残信号とも呼
ぶ)が零になるように受信入力Rinの系列と送信出力
Soutから疑似反響路を作る。このようにして反響信
号は消去されるが、近端話者が存在する場合、反響路の
推定がうまく行う事ができない。従って、近端話者信号
の有る場合を検出し、反響路の推定を停止する必要があ
る。そこで、受話側入力信号Rinと送信側出力信号で
ある消去残信号Soutの間の関係から近端話者の有無
を検出する。受信側信号レベル検出部57で受信側信号
レベルLrinが検出される。消去残信号レベル検出部
56で消去残信号レベルLsoutが検出される。しき
い値更新部58では受信側信号レベルLrinと消去残
信号レベルLsoutとしきい値記憶部59から前回用
いたしきい値Ktと比較部61から反響路の推定の停止
,継続を表す信号Adpを受けて今回用いるしきい値K
t′を計算ししきい値記憶部59に送る。闘値Ktの更
新方法としては、遠端話者だけが発声し、反響路の推定
が継続されている時にはエコーキャンセラの収束速度を
越えないように闘値Ktを前回用いた闘値Kt′より少
し大きい値に設定し、闘値Ktを徐々に大きくしていく
。近端話者と遠端話者が同時に発声している双方向同時
通話においては闘値Ktを徐々に小さくしていく。受信
信号レベル推定部20で闘値Ktと消去残信号レベルL
soutとの積を受信側信号レベル推定値Lrin^と
して算出する。遠端話者だけが発声し、反響路の推定が
継続されている時には、受信信号レベルLrin/消去
残信号レベルLsoutはエコーキャンセラの収束速度
に比例して大きくなる。闘値Ktは受信信号レベルLr
in/消去残信号レベルLsoutの期待値なので、エ
コーキャンセラの収束速度を越えないように徐々に闘値
Ktを大きくしていけば、闘値Ktは実際の受信信号レ
ベルLrin/消去残信号レベルLsoutよりやや小
さくなるため闘値Ktと消去残信号レベルLsoutと
の積である受信側信号レベル推定値Lrin^は実際の
受信側信号レベルLrinより小さくなる。双方向同時
通話の場合、消去残信号に近端話者の音声が加わり、消
去残信号レベルLsoutは大きくなる。このため、闘
値Ktと消去残信号レベルLsoutとの積である受信
側信号レベル推定値Lrin^は実際の受信側信号レベ
ルLrinより大きくなる。比較部21では受信側信号
レベルLrin≧受信側信号レベル推定値Lrin^の
場合は遠端話者だけが発声しているとして、反響路の推
定を実行させ、受信側信号レベルLrin<受信側信号
レベル推定値Lrin^の場合は双方向同時通話である
と判定して反響路の推定は停止する。
【0007】しかし、反響路の特性が変化した場合も、
エコーキャンセラ5は瞬時には追従できないため、消去
残信号レベルLsoutが増加し、双方向同時通話の場
合と同様、反響路の推定を停止してしまう。そこで、双
方向同時通話と判定された場合は、闘値Ktを徐々に小
さくしていくことにより、受信側信号レベル推定値Lr
in^も小さくなり、しばらくすると受信側信号レベル
Lrin≧受信側信号レベル推定値Lrin^の関係が
成立し、エコーキャンセラ5の反響路の推定が再開され
る。従来例では、双方向同時通話であると判定されてか
ら、反響路の推定を再開させるまでの時間を3秒以内に
なるように闘値Ktの減少量を制御している。このため
反響路の変化が生じてエコーキャンセラから追従を開始
するまで最大3秒の遅れを生じる。
エコーキャンセラ5は瞬時には追従できないため、消去
残信号レベルLsoutが増加し、双方向同時通話の場
合と同様、反響路の推定を停止してしまう。そこで、双
方向同時通話と判定された場合は、闘値Ktを徐々に小
さくしていくことにより、受信側信号レベル推定値Lr
in^も小さくなり、しばらくすると受信側信号レベル
Lrin≧受信側信号レベル推定値Lrin^の関係が
成立し、エコーキャンセラ5の反響路の推定が再開され
る。従来例では、双方向同時通話であると判定されてか
ら、反響路の推定を再開させるまでの時間を3秒以内に
なるように闘値Ktの減少量を制御している。このため
反響路の変化が生じてエコーキャンセラから追従を開始
するまで最大3秒の遅れを生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、テレコンファレンスシステム等の多人数
で会議を行う場合、3秒以上の双方向同時通話が生じる
可能性が多くなるので、判定時間を長くする必要があり
、反響路の変動に対して追随が遅れるという欠点を有し
ていた。
うな構成では、テレコンファレンスシステム等の多人数
で会議を行う場合、3秒以上の双方向同時通話が生じる
可能性が多くなるので、判定時間を長くする必要があり
、反響路の変動に対して追随が遅れるという欠点を有し
ていた。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、双方向同時通
話と反響路の変動を高速に判定する事ができる反響消去
装置を提供するものである。
話と反響路の変動を高速に判定する事ができる反響消去
装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の反響消去装置は、送信側入力信号に含まれて
いる反響信号を消去する第1のエコーキャンセラと、反
響路の特性の同定を常時行っている第2のエコーキャン
セラと、第1のエコーキャンセラのエコー打ち消し前の
信号(以下、送信側入力信号と呼ぶ)と打ち消し後の信
号(以下、送信側出力信号と呼ぶ)及び第2のエコーキ
ャンセラのエコー打ち消し後の信号(以下、第2の送信
出力信号と呼ぶ)から近端話者の有無を検出し、第1及
び第2のエコーキャンセラを制御する双方向同時通話検
出手段から構成されている。
に本発明の反響消去装置は、送信側入力信号に含まれて
いる反響信号を消去する第1のエコーキャンセラと、反
響路の特性の同定を常時行っている第2のエコーキャン
セラと、第1のエコーキャンセラのエコー打ち消し前の
信号(以下、送信側入力信号と呼ぶ)と打ち消し後の信
号(以下、送信側出力信号と呼ぶ)及び第2のエコーキ
ャンセラのエコー打ち消し後の信号(以下、第2の送信
出力信号と呼ぶ)から近端話者の有無を検出し、第1及
び第2のエコーキャンセラを制御する双方向同時通話検
出手段から構成されている。
【0011】双方向同時通話検出手段は、受信側入力信
号レベルを検出する受信側入力信号レベル検出手段と、
送信側入力信号レベルを検出する送信側入力信号レベル
検出手段と、送信側出力レベルを検出する送信側出力信
号レベル検出手段と、送信側入出力信号の比(送信側出
力信号レベル/送信側入力信号レベル、以下第1の反響
消去効果と呼ぶ)を演算する第1の反響消去効果演算手
段と、第2の送信側出力信号レベルを検出する第2の送
信側出力信号レベル検出手段と、送信側入力信号レベル
と第2の送信出力信号レベルの比(送信側出力信号レベ
ル/第2の送信側入力信号レベル、以下第2の反響消去
効果と呼ぶ)を演算する第2の反響消去効果演算手段と
、1サンプル以前に算出した値(以下、推定反響消去効
果と呼ぶ)に予め決められていた値を加えた値と第1の
反響消去効果を比較し、小さいほうを推定反響消去効果
として採用する推定反響消去効果演算手段と、実際の第
1の反響効果と推定反響消去効果とを比較する第1の比
較手段と、推定反響消去効果と第2の反響消去効果とを
比較する第2の比較手段と、予め定められたしきい値と
受信側入力信号レベルとを比較する第3の比較手段と、
第1或は第2の反響消去効果のどちらかが推定反響消去
効果より小さい場合には、近端話者が存在しないと判定
し、それ以外では近端話者が存在すると判定する検出手
段と、判定手段の結果から、近端話者が存在する時は第
1のエコーキャンセラの反響路特性の同定の停止制御手
段とから構成されている。
号レベルを検出する受信側入力信号レベル検出手段と、
送信側入力信号レベルを検出する送信側入力信号レベル
検出手段と、送信側出力レベルを検出する送信側出力信
号レベル検出手段と、送信側入出力信号の比(送信側出
力信号レベル/送信側入力信号レベル、以下第1の反響
消去効果と呼ぶ)を演算する第1の反響消去効果演算手
段と、第2の送信側出力信号レベルを検出する第2の送
信側出力信号レベル検出手段と、送信側入力信号レベル
と第2の送信出力信号レベルの比(送信側出力信号レベ
ル/第2の送信側入力信号レベル、以下第2の反響消去
効果と呼ぶ)を演算する第2の反響消去効果演算手段と
、1サンプル以前に算出した値(以下、推定反響消去効
果と呼ぶ)に予め決められていた値を加えた値と第1の
反響消去効果を比較し、小さいほうを推定反響消去効果
として採用する推定反響消去効果演算手段と、実際の第
1の反響効果と推定反響消去効果とを比較する第1の比
較手段と、推定反響消去効果と第2の反響消去効果とを
比較する第2の比較手段と、予め定められたしきい値と
受信側入力信号レベルとを比較する第3の比較手段と、
第1或は第2の反響消去効果のどちらかが推定反響消去
効果より小さい場合には、近端話者が存在しないと判定
し、それ以外では近端話者が存在すると判定する検出手
段と、判定手段の結果から、近端話者が存在する時は第
1のエコーキャンセラの反響路特性の同定の停止制御手
段とから構成されている。
【0012】
【作用】この構成によって、遠端話者が話中で近端話者
の無い時は第1のエコーキャンセラが反響路の特性を同
定し反響信号を消去する。遠端話者が話中で近端話者も
発声したか、或は反響路が変動した時、第1の反響消去
効果演算手段で演算される第1の反響消去効果が増加し
、また第2の反響消去効果演算手段検出手段で演算され
る第2の反響消去効果も増加し、第1及び第2の反響消
去効果が推定反響消去効果より大きくなると、第1及び
第2の比較手段が判定手段に第1及び第2の反響消去効
果が推定反響消去効果より大きくなったことを知らせ、
判定手段では近端話者が存在すると判定する。制御手段
では直ちに第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停
止する。近端話者が存在した場合、第2のエコーキャン
セラは近端話者の音声により反響路を同定できず、第1
及び第2の反響消去効果は減少しない。このため判定手
段では、近端話者が存在すると判定し、制御手段では、
第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止したまま
にし、同定した反響路の特性は乱れない。しかし、これ
が反響路の変動であった場合は、第2のエコーキャンセ
ラは徐々に反響路を同定し、第2の反響消去効果は減少
してくる。そして推定反響消去効果と等しくなると第2
の比較手段がこれを検出し、判定手段では反響路の変動
と判定し、制御手段では第1のエコーキャンセラの反響
路の同定を開始させる。このようにして反響路の変動と
双方向同時通話とを第2のエコーキャンセラの収束時間
内で判定できることとなる。
の無い時は第1のエコーキャンセラが反響路の特性を同
定し反響信号を消去する。遠端話者が話中で近端話者も
発声したか、或は反響路が変動した時、第1の反響消去
効果演算手段で演算される第1の反響消去効果が増加し
、また第2の反響消去効果演算手段検出手段で演算され
る第2の反響消去効果も増加し、第1及び第2の反響消
去効果が推定反響消去効果より大きくなると、第1及び
第2の比較手段が判定手段に第1及び第2の反響消去効
果が推定反響消去効果より大きくなったことを知らせ、
判定手段では近端話者が存在すると判定する。制御手段
では直ちに第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停
止する。近端話者が存在した場合、第2のエコーキャン
セラは近端話者の音声により反響路を同定できず、第1
及び第2の反響消去効果は減少しない。このため判定手
段では、近端話者が存在すると判定し、制御手段では、
第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止したまま
にし、同定した反響路の特性は乱れない。しかし、これ
が反響路の変動であった場合は、第2のエコーキャンセ
ラは徐々に反響路を同定し、第2の反響消去効果は減少
してくる。そして推定反響消去効果と等しくなると第2
の比較手段がこれを検出し、判定手段では反響路の変動
と判定し、制御手段では第1のエコーキャンセラの反響
路の同定を開始させる。このようにして反響路の変動と
双方向同時通話とを第2のエコーキャンセラの収束時間
内で判定できることとなる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における反
響消去装置の構成を示すものである。図1において、1
は受信側入力端子、2は受信側出力端子、3は送信側入
力端子、4は送信側出力端子、5は上記各端子の間に設
けられた第1のエコーキャンセラで受信側出力端子から
送信側入力端子3へ戻ってくるエコーを消去する。以上
は図7の構成と同じものである。これらの装置はアナロ
グ信号をサンプリングした信号をディジタル信号処理し
て実現されるもので、本実施例では4KHzでサンプリ
ングをしており、第1のエコーキャンセラ5の帯域は2
KHz以下である。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における反
響消去装置の構成を示すものである。図1において、1
は受信側入力端子、2は受信側出力端子、3は送信側入
力端子、4は送信側出力端子、5は上記各端子の間に設
けられた第1のエコーキャンセラで受信側出力端子から
送信側入力端子3へ戻ってくるエコーを消去する。以上
は図7の構成と同じものである。これらの装置はアナロ
グ信号をサンプリングした信号をディジタル信号処理し
て実現されるもので、本実施例では4KHzでサンプリ
ングをしており、第1のエコーキャンセラ5の帯域は2
KHz以下である。
【0014】6は第1のエコーキャンセラと同じ反響路
の特性を同定しエコーを打ち消す第2のエコーキャンセ
ラで、反響消去可能な遅延時間は第1のエコーキャンセ
ラと同じであるが、常時反響路特性を同定を行なってい
る点で第1のエコーキャンセラと動作が異なる。11は
受信側入力信号Rin1、送信側入出力信号Sin1,
Sout1,第2の間引き手段の出力信号Sin2,第
2のエコーキャンセラの消去残信号Sout2を受け近
端話者の有無や反響路の変動を検出し第1および第2の
エコーキャンセラを制御する双方向同時通話検出手段で
ある。
の特性を同定しエコーを打ち消す第2のエコーキャンセ
ラで、反響消去可能な遅延時間は第1のエコーキャンセ
ラと同じであるが、常時反響路特性を同定を行なってい
る点で第1のエコーキャンセラと動作が異なる。11は
受信側入力信号Rin1、送信側入出力信号Sin1,
Sout1,第2の間引き手段の出力信号Sin2,第
2のエコーキャンセラの消去残信号Sout2を受け近
端話者の有無や反響路の変動を検出し第1および第2の
エコーキャンセラを制御する双方向同時通話検出手段で
ある。
【0015】図2は前記双方向同時通話検出手段の詳細
を示す構成図である。図2において、21は受信側入力
信号Rin1のレベルを検出する受信側入力信号レベル
検出手段、22は送信側入力信号Sin1のレベルを検
出する送信側入力信号レベル検出手段、23は送信側出
力信号Sout1のレベルを検出する送信側出力信号レ
ベル検出手段、25は第2のエコーキャンセラの消去残
信号Sout2のレベルを検出する第2の送信側出力信
号レベル検出手段、26は受信側入力信号レベルLri
n1と予め決められたしきい値Thとを比較する第3の
比較手段、27は送信側入力信号レベル1,Sin1と
送信側出力信号レベルLsout1の比Acnc1(以
下、送信側出力信号レベルLsout1/送信側入力信
号レベルLsin1を第1の反響消去効果と呼ぶ)を演
算する第1の反響消去効果演算手段、28は初期値が1
で、以後1サンプル以前を算出した値(以下、推定反響
消去効果Acnc1^と呼ぶ)よ予め決められていた値
(実施例では1/40000)を加えた値と第1の反響
消去効果Acnc1とを比較し、小さいほうを推定反響
消去効果Acnc1^として採用する推定反響消去効果
演算手段、29は送信側入力信号レベルLsin1と第
2の送信側出力信号レベルLsout2の比Acnc2
(以下、第2の送信側出力信号レベルLsout2/送
信側入力信号レベルLsin1を第2の反響消去効果と
呼ぶ)を演算する第2の反響消去効果演算手段、30は
第1の反響消去効果Acnc1と推定反響消去効果Ac
nc1^とを比較する第1の比較手段、31は推定反響
消去効果Acnc1^と第2の反響消去効果Acnc2
とを比較する第3の比較手段、32は第1,第2,第3
の比較手段30,31,26の結果Cmp1,Cmp2
,Cmp3から近端話者の有無,反響路の変動を検出す
る判定手段、33は判定手段32の結果Noiseから
第1のエコーキャンセラの反響路の同定の継続,停止を
制御する制御手段である。
を示す構成図である。図2において、21は受信側入力
信号Rin1のレベルを検出する受信側入力信号レベル
検出手段、22は送信側入力信号Sin1のレベルを検
出する送信側入力信号レベル検出手段、23は送信側出
力信号Sout1のレベルを検出する送信側出力信号レ
ベル検出手段、25は第2のエコーキャンセラの消去残
信号Sout2のレベルを検出する第2の送信側出力信
号レベル検出手段、26は受信側入力信号レベルLri
n1と予め決められたしきい値Thとを比較する第3の
比較手段、27は送信側入力信号レベル1,Sin1と
送信側出力信号レベルLsout1の比Acnc1(以
下、送信側出力信号レベルLsout1/送信側入力信
号レベルLsin1を第1の反響消去効果と呼ぶ)を演
算する第1の反響消去効果演算手段、28は初期値が1
で、以後1サンプル以前を算出した値(以下、推定反響
消去効果Acnc1^と呼ぶ)よ予め決められていた値
(実施例では1/40000)を加えた値と第1の反響
消去効果Acnc1とを比較し、小さいほうを推定反響
消去効果Acnc1^として採用する推定反響消去効果
演算手段、29は送信側入力信号レベルLsin1と第
2の送信側出力信号レベルLsout2の比Acnc2
(以下、第2の送信側出力信号レベルLsout2/送
信側入力信号レベルLsin1を第2の反響消去効果と
呼ぶ)を演算する第2の反響消去効果演算手段、30は
第1の反響消去効果Acnc1と推定反響消去効果Ac
nc1^とを比較する第1の比較手段、31は推定反響
消去効果Acnc1^と第2の反響消去効果Acnc2
とを比較する第3の比較手段、32は第1,第2,第3
の比較手段30,31,26の結果Cmp1,Cmp2
,Cmp3から近端話者の有無,反響路の変動を検出す
る判定手段、33は判定手段32の結果Noiseから
第1のエコーキャンセラの反響路の同定の継続,停止を
制御する制御手段である。
【0016】以上のように構成された反響消去装置につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【0017】まず、遠端話者の音声信号は受信側入力信
号Rin1として受信側入力端子1を経てエコーキャン
セラ5に供給される。また、信号Rin1は受信側出力
端子2より近端話者へ受話側出力信号Rout1として
送られる。近端話信号のない場合、信号Rout1は反
響路を経て、送信側入力端子3に送信側入力信号Sin
1として入る。第1のエコーキャンセラ5では送信側出
力信号Sout1が零になるように受信側入力信号Ri
n1の系列と送信側出力信号Sout1から疑似反響路
を作る。このようにして反響信号は消去されるが、近端
話者が存在する場合、反響路の推定がうまく行う事がで
きない。従って、近端話者信号の有る場合を検出し、反
響路の推定を停止する必要がある。
号Rin1として受信側入力端子1を経てエコーキャン
セラ5に供給される。また、信号Rin1は受信側出力
端子2より近端話者へ受話側出力信号Rout1として
送られる。近端話信号のない場合、信号Rout1は反
響路を経て、送信側入力端子3に送信側入力信号Sin
1として入る。第1のエコーキャンセラ5では送信側出
力信号Sout1が零になるように受信側入力信号Ri
n1の系列と送信側出力信号Sout1から疑似反響路
を作る。このようにして反響信号は消去されるが、近端
話者が存在する場合、反響路の推定がうまく行う事がで
きない。従って、近端話者信号の有る場合を検出し、反
響路の推定を停止する必要がある。
【0018】以下、図3に従い説明する。双方向同時通
話検出手段11は以下のようにして近端話者の有無を検
出する。近端話者信号が無く反響路も一定の場合、遠端
話者信号が受信側入力信号Rin1として送られてくる
と受信側入力信号レベル検出手段21で遠端話者信号レ
ベルLrin1が検出され第3の比較手段において、予
め決められたしきい値Thより遠端話者信号レベルが大
きくなると第3の比較手段はCmp3=1を判定手段3
2に出す(パス1)。
話検出手段11は以下のようにして近端話者の有無を検
出する。近端話者信号が無く反響路も一定の場合、遠端
話者信号が受信側入力信号Rin1として送られてくる
と受信側入力信号レベル検出手段21で遠端話者信号レ
ベルLrin1が検出され第3の比較手段において、予
め決められたしきい値Thより遠端話者信号レベルが大
きくなると第3の比較手段はCmp3=1を判定手段3
2に出す(パス1)。
【0019】次に、この遠端話者信号が反響路を経て送
信側入力信号Sin1として戻ってくる。送信側入力信
号Sin1つまり反響信号は送信側入力信号レベル検出
手段22で、エコーキャンセラの消去残信号は送信側出
力信号レベル検出手段23で信号レベルが検出され、第
1の反響消去効果演算手段27でこの時の第1のエコー
キャンセラによる反響消去効果Acnc1が演算される
。推定反響消去効果演算手段28では、1サンプル以前
の推定反響消去効果に予め決められた値を加えた値と第
1の反響消去効果Acnc1とを比較し、小さいほうを
推定反響消去効果Acnc1^として採用する。第1の
比較手段では第1の反響消去効果Acnc1と推定反響
消去効果Acnc1^を比較し第1の反響消去効果Ac
nc1が推定反響消去効果Acnc1^と等して時Cm
p1=1を判定手段32に出力する。遠端話者信号だけ
の場合第1のエコーキャンセラは送信側出力信号Sou
t1が小さくなるように反響路を同定しているため第1
の反響消去効果Acnc1は推定反響消去効果Acnc
1^に等しく成り、Cmp=1が第1の比較手段から出
力される。判定手段ではCmp1=1かつCmp3=1
の場合近端話者はいないと判定する(パス2)。
信側入力信号Sin1として戻ってくる。送信側入力信
号Sin1つまり反響信号は送信側入力信号レベル検出
手段22で、エコーキャンセラの消去残信号は送信側出
力信号レベル検出手段23で信号レベルが検出され、第
1の反響消去効果演算手段27でこの時の第1のエコー
キャンセラによる反響消去効果Acnc1が演算される
。推定反響消去効果演算手段28では、1サンプル以前
の推定反響消去効果に予め決められた値を加えた値と第
1の反響消去効果Acnc1とを比較し、小さいほうを
推定反響消去効果Acnc1^として採用する。第1の
比較手段では第1の反響消去効果Acnc1と推定反響
消去効果Acnc1^を比較し第1の反響消去効果Ac
nc1が推定反響消去効果Acnc1^と等して時Cm
p1=1を判定手段32に出力する。遠端話者信号だけ
の場合第1のエコーキャンセラは送信側出力信号Sou
t1が小さくなるように反響路を同定しているため第1
の反響消去効果Acnc1は推定反響消去効果Acnc
1^に等しく成り、Cmp=1が第1の比較手段から出
力される。判定手段ではCmp1=1かつCmp3=1
の場合近端話者はいないと判定する(パス2)。
【0020】近端話者が発声した時、近端話者信号が送
信側入出力信号Sin1,Sout1に付加されるため
、第1の反響消去効果演算手段27で演算される第1の
反響消去効果Acnc1が大きく成り、第1の比較手段
がCmp1=0を出力し、また、第2のエコーキャンセ
ラは反響路の同定を継続するが近端話者信号のため消去
残出力信号Sout2が収束せず、推定反響消去効果A
cnc1^より第2の反響消去効果Acnc2大きくな
り第2の比較手段の出力Cmp2=0となり判定手段で
は近端話者信号があると判定する(パス3)。
信側入出力信号Sin1,Sout1に付加されるため
、第1の反響消去効果演算手段27で演算される第1の
反響消去効果Acnc1が大きく成り、第1の比較手段
がCmp1=0を出力し、また、第2のエコーキャンセ
ラは反響路の同定を継続するが近端話者信号のため消去
残出力信号Sout2が収束せず、推定反響消去効果A
cnc1^より第2の反響消去効果Acnc2大きくな
り第2の比較手段の出力Cmp2=0となり判定手段で
は近端話者信号があると判定する(パス3)。
【0021】この場合、制御手段33ではCmp1=C
mp2=0の期間は、第1のエコーキャンセラの反響路
の同定を停止する。反響路が変動した場合は、第1,第
2のエコーキャンセラの同定した反響路と実際の反響路
の特性とに差が出るため第1,第2のエコーキャンセラ
の消去残出力Sout1,Sout2が増加し、第1,
第2の反響消去効果Acnc1,Acnc2が推定反響
消去効果Acnc1^より大きく成り第1,第2の比較
手段30,31の出力Cmp1=Cmp2=0となり判
定手段32では近端話者信号があると判定するが、第2
のエコーキャンセラは反響路の同定を継続しているため
、第2のエコーキャンセラはやがて収束してゆき第2の
反響消去効果Acnc2が推定反響消去効果Acnc1
^に等しくなり第2の比較手段31がCmp2=1を出
力し、判定手段は近端話者信号が無いと判定し(パス4
)、制御手段33は第1のエコーキャンセラの反響路の
同定を行うように第1のエコーキャンセラを制御する。 このように第2のエコーキャンセラの収束時間内で反響
路の変動と近端話者の発声を判別できる。
mp2=0の期間は、第1のエコーキャンセラの反響路
の同定を停止する。反響路が変動した場合は、第1,第
2のエコーキャンセラの同定した反響路と実際の反響路
の特性とに差が出るため第1,第2のエコーキャンセラ
の消去残出力Sout1,Sout2が増加し、第1,
第2の反響消去効果Acnc1,Acnc2が推定反響
消去効果Acnc1^より大きく成り第1,第2の比較
手段30,31の出力Cmp1=Cmp2=0となり判
定手段32では近端話者信号があると判定するが、第2
のエコーキャンセラは反響路の同定を継続しているため
、第2のエコーキャンセラはやがて収束してゆき第2の
反響消去効果Acnc2が推定反響消去効果Acnc1
^に等しくなり第2の比較手段31がCmp2=1を出
力し、判定手段は近端話者信号が無いと判定し(パス4
)、制御手段33は第1のエコーキャンセラの反響路の
同定を行うように第1のエコーキャンセラを制御する。 このように第2のエコーキャンセラの収束時間内で反響
路の変動と近端話者の発声を判別できる。
【0022】以上のように本実施例によれば、近端話者
の無い時は第1のエコーキャンセラが反響路を模擬し反
響信号を消去する。近端話者、或は反響路が変動した時
、第1の反響消去効果演算手段で演算される第1のエコ
ーキャンセラの第1の反響消去効果が低下し、推定反響
消去効果演算手段で演算される推定反響消去効果より大
きくなり、第1の比較手段でこれを検出し、判定手段が
直ちに第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止し
、さらに判定手段では第2の反響消去効果演算手段によ
り演算された第2のエコーキャンセラの第2の反響消去
効果と推定反響消去効果を比較し、第2の反響消去効果
が推定反響消去効果と等しい時、反響路の変動と判定し
制御手段が第1のエコーキャンセラの反響路の推定を開
始させる。前記以外の場合は、双方向同時通話とみなし
第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止したまま
にする。これにより、反響路の変動と双方向同時通話と
を高速(第2のエコーキャンセラの収束時間内)に判定
できることとなる。
の無い時は第1のエコーキャンセラが反響路を模擬し反
響信号を消去する。近端話者、或は反響路が変動した時
、第1の反響消去効果演算手段で演算される第1のエコ
ーキャンセラの第1の反響消去効果が低下し、推定反響
消去効果演算手段で演算される推定反響消去効果より大
きくなり、第1の比較手段でこれを検出し、判定手段が
直ちに第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止し
、さらに判定手段では第2の反響消去効果演算手段によ
り演算された第2のエコーキャンセラの第2の反響消去
効果と推定反響消去効果を比較し、第2の反響消去効果
が推定反響消去効果と等しい時、反響路の変動と判定し
制御手段が第1のエコーキャンセラの反響路の推定を開
始させる。前記以外の場合は、双方向同時通話とみなし
第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止したまま
にする。これにより、反響路の変動と双方向同時通話と
を高速(第2のエコーキャンセラの収束時間内)に判定
できることとなる。
【0023】また、第2のエコーキャンセラの遅延量を
第1のエコーキャンセラと同じ遅延量を有するエコーキ
ャンセラとしたが、第1のエコーキャンセラの遅延量よ
り小さい遅延量のエコーキャンセラであっても良い。こ
の場合は判定手段において、第1の反響消去効果と第2
の反響消去効果を比較する際に、第2のエコーキャンセ
ラの遅延量の少ない分に相当する反響消去効果の劣化分
を第2の反響消去効果に加えれば良い。第2のエコーキ
ャンセラの遅延量を小さくすることにより、装置の規模
をより縮小する事ができたり、第2のエコーキャンセラ
の収束速度が速くなり双方向同時通話と反響路の変動と
の判定がより高速になる。
第1のエコーキャンセラと同じ遅延量を有するエコーキ
ャンセラとしたが、第1のエコーキャンセラの遅延量よ
り小さい遅延量のエコーキャンセラであっても良い。こ
の場合は判定手段において、第1の反響消去効果と第2
の反響消去効果を比較する際に、第2のエコーキャンセ
ラの遅延量の少ない分に相当する反響消去効果の劣化分
を第2の反響消去効果に加えれば良い。第2のエコーキ
ャンセラの遅延量を小さくすることにより、装置の規模
をより縮小する事ができたり、第2のエコーキャンセラ
の収束速度が速くなり双方向同時通話と反響路の変動と
の判定がより高速になる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、近端話者の無い
時は第1のエコーキャンセラが反響路を模擬し反響信号
を消去する。近端話者、或は反響路が変動した時、第1
の反響消去効果演算手段で演算される第1のエコーキャ
ンセラの第1の反響消去効果が低下し、推定反響消去効
果演算手段で演算される推定反響消去効果より大きくな
り、第1の比較手段でこれを検出し、判定手段が直ちに
第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止し、さら
に判定手段では第2の反響消去効果演算手段により演算
された第2のエコーキャンセラの第2の反響消去効果と
推定反響消去効果を比較し、第2の反響消去効果が推定
反響消去効果と等しい時、反響路の変動と判定し制御手
段が第1のエコーキャンセラの反響路の推定を開始させ
る。
時は第1のエコーキャンセラが反響路を模擬し反響信号
を消去する。近端話者、或は反響路が変動した時、第1
の反響消去効果演算手段で演算される第1のエコーキャ
ンセラの第1の反響消去効果が低下し、推定反響消去効
果演算手段で演算される推定反響消去効果より大きくな
り、第1の比較手段でこれを検出し、判定手段が直ちに
第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止し、さら
に判定手段では第2の反響消去効果演算手段により演算
された第2のエコーキャンセラの第2の反響消去効果と
推定反響消去効果を比較し、第2の反響消去効果が推定
反響消去効果と等しい時、反響路の変動と判定し制御手
段が第1のエコーキャンセラの反響路の推定を開始させ
る。
【0025】前記以外の場合は、双方向同時通話とみな
し第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止したま
まにする。
し第1のエコーキャンセラの反響路の同定を停止したま
まにする。
【0026】これにより、反響路の変動と双方向同時通
話とを高速(第2のエコーキャンセラの収束時間内)に
判定できることとなり、第1のエコーキャンセラが常に
良好に反響路を模擬し、優れた反響消去をおこなうこと
ができる。また、多人数でのテレコンファレンスシステ
ムにおいても優れた反響消去をおこなうことができ、そ
の実用的効果は大なるものである。
話とを高速(第2のエコーキャンセラの収束時間内)に
判定できることとなり、第1のエコーキャンセラが常に
良好に反響路を模擬し、優れた反響消去をおこなうこと
ができる。また、多人数でのテレコンファレンスシステ
ムにおいても優れた反響消去をおこなうことができ、そ
の実用的効果は大なるものである。
【図1】本発明の一実施例における反響消去装置の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図2】同実施例における双方向同時通話検出手段の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図3】双方向同時通話検出手段のアルゴリズムを説明
するフローチャート
するフローチャート
【図4】従来の反響消去装置の構成を示すブロック図
1 受信側入力端子
2 受信側出力端子
3 送信側入力端子
4 送信側出力端子
5 第1のエコーキャンセラ6
第2のエコーキャンセラ11 双方向同時通話検
出手段 21 受信側入力信号レベル検出手段22
送信側入力信号レベル検出手段23 送信側出
力信号レベル検出手段25 第2の送信側出力信
号レベル検出手段26 第3の比較手段 27 第1の反響消去効果演算手段28
推定反響消去効果演算手段29 第2の反響効果
演算手段 30 第1の比較手段 31 第2の比較手段 32 判定手段 33 制御手段
第2のエコーキャンセラ11 双方向同時通話検
出手段 21 受信側入力信号レベル検出手段22
送信側入力信号レベル検出手段23 送信側出
力信号レベル検出手段25 第2の送信側出力信
号レベル検出手段26 第3の比較手段 27 第1の反響消去効果演算手段28
推定反響消去効果演算手段29 第2の反響効果
演算手段 30 第1の比較手段 31 第2の比較手段 32 判定手段 33 制御手段
Claims (3)
- 【請求項1】 受信側と送信側の間にある反響路の特
性を同定し、前記同定した反響路の特性に受信入力信号
を畳み込んで疑似エコーを合成し、送信入力信号から前
記疑似エコーを差し引くことにより送信信号中に含まれ
る反響信号を消去し、この消去された送信信号を出力す
る第1のエコーキャンセラと、前記反響路の特性の同定
を常時行う第2のエコーキャンセラと、前記第1,及び
第2のエコーキャンセラの反響消去量と受信信号の有無
とを検出し、前記第1,第2のエコーキャンセラの反響
消去量の少なくとも一方が闘値より小さくかつ前記受信
信号が検出された場合に前記第1のエコーキャンセラの
反響路の同定を実行させ、それ以外の場合は前記同定を
停止させる双方向同時通話検出手段とを備えたことを特
徴とする反響消去装置。 - 【請求項2】 双方向同時通話検出手段が第1のエコ
ーキャンセラの打ち消し前と、打ち消し後の信号と第2
のエコーキャンセラの打ち消し前と打ち消し後の信号と
受信信号とを入力する事を特徴とする特許請求の範囲第
1記載の反響消去装置。 - 【請求項3】 双方向同時通話検出手段が受信信号レ
ベルを検出する受信側入力信号レベル検出手段と、第1
のエコーキャンセラのエコー打ち消し前の送信信号レベ
ル(以下、送信側入力信号レベルと呼ぶ)を検出する送
信側入力信号レベル検出手段、前記第1のエコーキャン
セラのエコー打ち消し後の信号レベル(以下、送信出力
信号レベルと呼ぶ)を検出する送信側出力信号レベル検
出手段と、前記送信側出力信号レベル/前記送信側入力
信号レベル(以下、第1の反響消去効果と呼ぶ)を演算
する第1の反響消去効果演算手段と、第2のエコーキャ
ンセラのエコー打ち消し後の信号レベル(以下、第2の
送信出力信号レベルと呼ぶ)を検出する第2の送信側出
力信号レベル検出手段と、前記第2の送信側入力信号レ
ベル/前記送信側入力信号レベル(以下、第2の反響消
去効果と呼ぶ)を演算する第2の反響消去効果演算手段
と、保持していた闘値(以下、推定反響消去効果と呼ぶ
)に予め決められていた値を加えた値と前記第1の反響
消去効果とを比較し、小さいほうを推定反響消去効果と
して算出し、保持する推定反響消去効果演算手段と、前
記第1の反響効果と前記推定反響消去効果とを比較する
第1の比較手段と、前記第2の反響効果と前記推定反響
消去効果とを比較する第2の比較手段と、予め定められ
たしきい値と受信信号レベルとを比較する第3の比較手
段と、前記受信信号レベルが前記しきい値以上であり、
かつ前記第1の比較手段において前記第1の反響消去効
果が前記推定反響消去効果より小さいと判定された場合
か、或は前記第3の比較手段において前記受信側入力信
号レベルが前記しきい値以上であり、かつ前記第3の比
較手段において前記第2の反響消去効果が前記推定反響
消去効果より小さいと判定された場合を近端話者が存在
しないと判定する判定手段と、前記判定手段が近端話者
が存在しないと判定した時だけ、前記第1のエコーキャ
ンセラの反響路の同定を行うように制御し、それ以外の
場合は前記第1のエコーキャンセラの同定を停止するよ
う制御する制御手段から構成されることを特徴とする特
許請求の範囲第1記載の反響消去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3098809A JPH04227341A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 反響消去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3098809A JPH04227341A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 反響消去装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60270953A Division JPS62130029A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | 反響消去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04227341A true JPH04227341A (ja) | 1992-08-17 |
Family
ID=14229666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3098809A Pending JPH04227341A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 反響消去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04227341A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5463618A (en) * | 1993-05-28 | 1995-10-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Echo canceller |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6235723A (ja) * | 1985-08-08 | 1987-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 反響消去装置 |
| JPS62278825A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エコ−キヤンセラ制御方法 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3098809A patent/JPH04227341A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6235723A (ja) * | 1985-08-08 | 1987-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 反響消去装置 |
| JPS62278825A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エコ−キヤンセラ制御方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5463618A (en) * | 1993-05-28 | 1995-10-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Echo canceller |
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