JPH04227941A - セルロースエステルフィルム及びその製造方法 - Google Patents

セルロースエステルフィルム及びその製造方法

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JPH04227941A
JPH04227941A JP10506291A JP10506291A JPH04227941A JP H04227941 A JPH04227941 A JP H04227941A JP 10506291 A JP10506291 A JP 10506291A JP 10506291 A JP10506291 A JP 10506291A JP H04227941 A JPH04227941 A JP H04227941A
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JP
Japan
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cellulose ester
ester film
plasticizer
film
weight
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JP10506291A
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English (en)
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Yosuke Nishiura
陽介 西浦
Yukio Shinagawa
幸雄 品川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、セルロースエステルフ
ィルム及びその製造方法に関し、特に写真感光材料用支
持体に好適なセルロースエステルフィルム及びその製造
方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、写真感光材料に用いられるセルロ
ースエステル支持体としてはセルロースアセテート、セ
ルロースアセテートブチレート、セルロースアセテート
プロピオネートなどが挙げられる。このうち、寸度安定
性、透明性、光沢が優れていることからセルローストリ
アセテートが多用されている。一般にセルロースアセテ
ートフィルムは引裂強度、耐折強度が弱く、とくに低湿
度の状態下では非常に硬く脆くなり、かつ裂けやすくな
る。 【0003】これらの性質を改良するために、低分子量
の可塑剤を添加することは古くからよく知られている。 代表的な可塑剤としては、トリフェニルホスフェート、
トリクレジルホスフェート、オクチルジフェニルホスフ
ェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェ
ート、ジエチルフタレート、ジメトキシエチルフタレー
ト、エチルフタリルエチルグリコレート、ブチルフタリ
ルブチルグリコール、トリアセチンなどである。とくに
トリアセチルセルロース用としてはトリフェニルホスフ
ェートが主である。しかしながら、プリンターの高速化
に伴い、支持体に要求される強度が年々高まり、まだ強
度は不充分と言える。 【0004】セルロースアセテートフィルムの製膜は一
般に、又、セルロースアセテート及び可塑剤をメチレン
クロライドを主とした溶剤に溶解したドープを鏡面状に
仕上げたドラム又はバンド上に流延し、一部乾燥して剥
取る。さらに高温(100〜160℃)で乾燥し残りの
溶剤を蒸発させてフィルムを得るという方法をとってい
るが、米国特許2,221,019号、特公昭63−3
7113号にはドープを冷却ドラム上に流延することに
より製膜速度を大巾に高める方法が開示されている。こ
のように製膜速度を高め、急速に乾燥したフィルムは、
低速で製膜、乾燥したものに比べて強度が劣ることがわ
かった。 【0005】強度を改良するために、前述のトリフェニ
ルホスフェートなどの公知の可塑剤を増量することが考
えられるが、製膜後の乾燥工程において、蒸発溶剤と共
に可塑剤も揮発し、乾燥工程を汚染したりフィルムの厚
さ方向においても可塑剤の移行があり、不均一な濃度と
なる。それらはフィルムのカールの原因となったり、そ
の上に設ける塗膜との接着不良の原因となる。又、製品
を長期間保存した際、ブリードアウトし、商品価値上、
大きな問題となる。これらを解決するため、特公昭43
−16305、特公昭44−32672、特公昭47−
760に開示されているように高分子量可塑剤がある。 それらはメチレンクロライド可溶の特定のポリウレタン
、ポリエステル又は、それらのコポリマーである。トリ
アセチルセルロースに他のポリマーをブレンドしてその
物性を向上しようとする試みは、数多くなされるが光学
的性質を損わずに、均一に分散できる物質は殆んど見出
されていない。 【0006】前記した特許に開示されている高分子可塑
剤は可塑剤の移行性、揮発性、低湿におけるフィルムの
引裂強度、耐折強度の点で非常に優れているが、湿度に
よるフィルムの寸度変化が大きく、かつフィルムの燃焼
性も大きいという欠点がある。とくに写真用支持体とし
て使用した場合、寸度変化が大きいこと、パーホレーシ
ョン間隔に変化をおこし、映写不良をおこしたり、印刷
時のズレをおこしたり、重大な故障となる。又、燃焼性
は映画フィルムなどではJISにも規定されているよう
に、燃えやすいことは問題である。又、写真感光材料用
支持体に用いる可塑剤を選択する場合は、写真特性を損
うことがないという重要な条件が加わる。 【0007】上記問題点を解決する方法として、ハロゲ
ン化アルキルリン酸エステルの二量体を使用することが
特開昭60−250053に開示されている。この方法
によれば低分子可塑剤の問題点であった揮発性、移行性
、の点で十分な改善が見られたが、引裂強度、耐折強度
等の強度物性の点においては更なる改善が望まれていた
。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は難燃性
、寸度安定性、難揮発性、難移行性に優れると共に、力
学強度の改良されたセルロースエステルフィルム及びそ
の製造方法を提供することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な点から種々検討した結果、次の一般式〔I 〕で表わ
される化合物が写真感光材料用セルロースエステルの可
塑剤として著しく優れたものであることを見出して本発
明に到達した。一般式〔I 〕 【0010】 【化2】 【0011】但し、R1 、R2 、R4 、R5 は
それぞれ同じでも異ってもよいアルキル基またはアリー
ル基(フェニル基等)である炭化水素基を表わし、その
炭素数は1〜18個が好ましく、特に2〜6個であるこ
とが好ましい。アルキル基は直鎖でも分岐であってもよ
い。アリール基であれば更に好ましく、炭化水素の置換
基で置換されていてもよい。R3 はアルキレン基を表
わし、その炭素数は1〜20個が好ましく、特に2〜6
個であることが好ましい。nの数が大きすぎると形成さ
れたセルロースエステルフィルムの湿度による寸度変化
が大きくなり好ましくない。次に一般式〔I 〕で表わ
される化合物の具体例を示すが、本発明はこれらに限定
されるものではない。 【0012】 【化3】 【0013】 【化4】 【0014】 【化5】 【0015】 【化6】 【0016】本発明における可塑剤を使用した場合、難
燃性、寸度安定性、難揮発性、難移行性に優れると共に
種々力学物性が改良されることが判明したが、なかでも
耐折強度の著しい改善が見られたが、これは従来の可塑
剤の改善レベルをはかるに凌駕するものであり、本発明
の構造に特異的に発現する特性と思われる。 【0017】更に本発明による可塑剤はセルロースエス
テルとの相溶性が良く、二量化による高分子量化によっ
て多量の混合が可能であることと共にブリードアウトし
にくい可塑剤であることが判明した。又、副次的ではあ
るが本発明における可塑剤は屈折率が小さく、カブリの
原因となるライトパイピング特性の向上にも寄与する。 更に可塑剤比率を上げることが可能となるため製膜過程
における溶媒の乾燥効率が上昇し、工程的メリットもあ
ることが判明した。 【0018】本発明に使用されるセルロースエステルと
しては、セルロースアセテート、セルロースアセテート
ブチレート、セルロースアセテートプロピオネート等が
あるが、とくに好ましくは重合度250〜400、結合
酢酸量54〜62%のセルロースアセテートが好ましい
。 【0019】可塑剤としては、本発明の可塑剤である一
般式(I) で表わされる化合物にさらに従来使用され
ている、低分子量可塑剤及び高分子可塑剤を併用するこ
とも使用条件によっては可能である。可塑剤の添加量は
セルロースエステルに対して、5〜20重量%が好まし
く用いられる。特にトリフェニルホスフェートやビフェ
ニルジフェニルホスフェートを一般式(I) で表わさ
れる化合物の一部を代えて併用することにより不燃性が
更に改良される。 【0020】溶剤としては、メチレンクロライドのよう
な低級脂肪族炭化水素塩化物、メタノール、エタノール
、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、
n−ブタノールのような低級脂肪族アルコール、その他
シクロヘキサン、ジオキサンなどが用いられる。溶剤組
成の混合率としては、メチレンクロライド70〜100
重量%、その他の溶剤30〜0重量%が好ましく用いら
れる。更に好ましくはメチレンクロライド75〜87重
量%、その他の溶剤13〜25重量%である。該セルロ
ースエステルの濃度は、10〜50重量%が好ましく用
いられる。該セルロースエステル溶液中には、必要に応
じて、流延支持体からの剥取促進剤や染料なども添加す
ることが出来る。 【0021】本発明に於けるセルロースエステルフィル
ムの製造方法に特に制限はなく、当業界で一般に用いら
れている方法を好ましく用いることができる。セルロー
スエステルフィルムの製法に関しては、例えば、米国特
許第2492978号、同第2739070号、同第2
739069号、同第2492977号、同第2336
310号、同第2367603号、同第2492978
号、同第2607704号、英国特許第640731号
、同第735892号、特公昭45−9074号、同4
9−4554号、同49−5614号等の記載を参考に
することができる。 【0022】セルロースエステルフィルムの厚さとして
は10〜500μ、特に50〜200μであることが好
ましい。ドープを冷却ドラム上に流延する製膜方法では
、ドープ中の乾燥後固体となる成分の和の濃度が18〜
35重量%であり、溶剤としてのメチレンクロライドが
溶剤組成中の75〜87重量%であるドープを用いて、
流延する支持体の表面温度が10℃以下である支持体上
に流延して製膜することが好ましい。本発明のセルロー
スエステルフィルムは写真感光材料の支持体として有用
に用いられる。本発明のセルロースエステルフィルムを
写真感光材料の支持体として用いるときのハロゲン化銀
乳剤、写真感光材料について述べる。 【0023】写真感光材料には種々の親水性コロイドが
用いられ、写真乳剤用および/又は他の写真構成層用の
バインダーとして使用する親水性コロイドには例えばゼ
ラチン、コロイド状アルブミン、カゼイン、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセ
ルロース誘導体、寒天、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体
などの糖誘導体、合成親水性コロイド、例えばポリビニ
ルアルコール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアク
リル酸共重合体、ポリアクリルアミドまたはこれらの誘
導体・部分加水分解等が挙げられる。必要に応じてこれ
らのコロイドの二つ以上の相溶性混合物を使用する。こ
の中で最も一般的に用いられるのはゼラチンである。 【0024】写真乳剤層及びその他の層には、合成重合
体化合物、例えばラテックス状の水分散ビニル化合物重
量体、特に写真材料の寸度安定性を増大する化合物など
を単独また混合(異種重合体の)で、あるいはこれらと
親水性の水透過性コロイドと組合せて含ませてもよい。 重合体には数多くのものがあり、例えば米国特許第2,
376,005号、同2,739,137号、同2,8
53,457号、同3,062,674号、同3,41
1,911号、同3,488,708号、同3,525
,620号、同3,635,715号、同3,607,
290号、同3,645,740号、英国特許第1,1
86,699号、同1,307,373号などの中に記
載されている。それらの記載の中でもアルキルアクリレ
ート、アルキルメタアクリレート、アクリル酸、メタア
クリル酸、スルホアルキルアクリレート、スルホアルキ
ルメタアクリレート、グリシジルアクリレート、グリシ
ジルメタアクリレート、ヒドロオキシアルキルアクリレ
ート、ヒドロオキシアルキルメタアクリレート、アルコ
キシアルキルアクリレート、アルコキシメタアクリレー
ト、スチレン、ブタジェン、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、無水マレイン酸、および無水イタコン酸から選ばれ
たコポリマーやホモポリマーが一般的に用いられる。 【0025】写真乳剤および/又はその他の写真構成層
の硬膜処理は常法に従って実施できる。硬化剤の例には
たとえばホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如き
アルデヒド系化合物類、ジアセチル、シクロペンタンジ
オンの如きケトン化合物類、ビス(2−クロロエチル尿
素)、2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5
−トリアジン、そのほか米国特許第3,288,775
号、同第2,732,303号、英国特許第974,7
23号、同第1,167,207号などに示されるよう
な反応性ハロゲンを有する化合物類、ジビニルスルホン
、5−アセチル−1,3−ジアクリロイルヘキサヒドロ
−1,3,5−トリアジン、 【0026】そのほか米国特許第3,635,718号
、同第3,232,763号、同第3,490,911
号、同第3,642,486号、英国特許第994,8
69号などに示されているような反応性のオレフィンを
持つ化合物類、N−ヒドロキシメチルフタルイミド、そ
の他米国特許第2,732,316号、同第2,586
,168号などに示されているようなN−メチロール化
合物、米国特許第3,103,437号等に示されてい
るようなイソシアナート類、米国特許第3,017,2
80号、同第2,983,611号等に示されているよ
うなアジリジン化合物類、米国特許第2,725,29
4号、同第2,725,295号等に示されているよう
な酸誘導体類、 【0027】米国特許第3,100,704号などに示
されているようなカルボジイミド系化合物類、米国特許
第3,091,537号などに示されているようなエポ
キシ化合物類、米国特許第3,321,313号、同第
3,543,292号に示されているようなイソオキサ
ゾール系化合物類、ムコクロル酸のようなハロゲノカル
ボキシアルデヒド類、ジヒドロキシジオキサン、ジクロ
ロジオキサン等のジオキサン誘導体、N−カルバモイル
ピリジニウム塩類、ハロアミジニウム塩類、あるいはま
た無機性硬膜剤としてクロム明バン、硫酸ジルコニウム
等がある。また上記化合物の代わりにプレカーサーの形
をとっているもの、たとえば、アルカリ金属ビサルファ
イトアルデヒド付加物、ヒダイントインのメチロール誘
導体、第一級脂肪酸ニトロアルコールなどを用いてもよ
い。 【0028】ハロゲン化銀写真乳剤は通常水溶性銀塩(
たとえば硝酸銀)溶液と水溶性ハロゲン塩(たとえば臭
化カリウム)溶液とを、ゼラチンの如き水溶性高分子溶
液の存在下で混合してつくられた。このハロゲン化銀と
しては塩化銀、臭化銀のほかに混合ハロゲン化銀たとえ
ば塩臭化、ヨー臭化、塩ヨー臭化銀等を用いることがで
きる。 【0029】上記の写真乳剤には感光材料の製造工程、
保存中或いは処理中の感度低下やカブリの発生を防ぐた
めに種々の化合物を添加することができる。それらの化
合物は4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7
−テトラザインデン、3−メチル−ベンゾチアゾール、
1−フェニル−5−メルカプトテトラゾールをはじめ多
くの複素環化合物、含水銀化合物、メルカプト化合物、
金属塩類など極めて多くの化合物が古くから知られてい
る。 【0030】ハロゲン化銀乳剤はまた常法によって化学
増感をすることができる。化学増感剤には、たとえば、
塩化金酸塩、三塩化金など金化合物、白金、パラジウム
、イリジウム、ロジウム、ルテニウムのような貴金属の
塩類、銀塩と反応して硫化銀を形成するイオウ化合物、
第1スズ塩、アミン類、その他の還元性物質などがあげ
られる。 【0031】写真乳剤は必要に応じ、シアニン、メロシ
アニン、カルボシアニン等のシアニン色素類の単独もし
くは組合せ使用またはそれらとスチリル染料等との組合
せ使用によって分光増感や強色増感を行うことができる
。写真感光材料は非感光性写真構成層中に、増白剤とし
て、例えばスチルベン、トリアジン、オキサゾールおよ
びクマリン系化合物を:紫外線吸収剤として、例えばベ
ンゾトリアゾール、チアゾリジン、桂皮酸エステル系化
合物を:高吸収剤として公知の種々の写真用フィルター
染料を含有してもよい。 【0032】必要に応じて他のスベリ剤もしくは接着防
止剤として、例えば米国特許第2732305号、同4
042399号、同3121060号および英国特許第
14466304号に記載されているような脂肪酸のア
ミド又はエステルおよびポリエステルを、又英国特許第
1,320,564号、同1,320,565号、英国
特許第3,121,060号に記載されているような水
不溶性物質および米国特許第3,617,286号に記
載されているような界面活性物質を含むことができる。 【0033】写真感光材料は写真乳剤層をはじめとする
写真構成層へ、特に写真感材の最も外側に設けられた帯
電防止層へ、帯電防止剤として、例えば米国特許第2,
725,297号、同2,972,535号、同2,9
72,536号、同2,972,537号、同2,97
2,538号、同3,033,679号、同3,072
,484号、同3,262,807号、同3,525,
621号、同3,615,531号、同3,630,7
43号、同3,653,906号、同3,655,38
4号、同3,655,386号、および英国特許第1,
222,154号、同1,235,075号に記載され
ているような親水性ポリマーを、例えば米国特許第2,
973,263号、同2,976,148号に記載され
ているような疎水性ポリマーを、例えば米国特許第2,
584,362号、同第2,591,590号に記載さ
れているようなビグアニド化合物を、【0034】例え
ば米国特許第2,639,234号、同2,649,3
72号、同3,201,251号、同3,457,07
6号に記載されているようなスルホン酸型アニオン化合
物を、例えば米国特許第3,317,344号、同3,
514,291号に記載されているようなリン酸エステ
ルと第4級アンモニウム塩類を、例えば米国特許第2,
882,157号、同2,982,651号、同3,3
99,995号、同3,549,369号、同3,56
4,043号に記載されているようなカチオニック化合
物を、例えば米国特許第3,625,695号などに記
載されているようなノニオニック化合物を、例えば米国
特許第3,736,268号などに記載されているよう
な両性化合物を、例えば米国特許第2,647,836
号などに記載されているような錯化合物を、例えば米国
特許第2,717,834号、同3,655,387号
などに記載されているような有機塩類を含むことができ
る。 【0035】本発明のセルロースエステルフィルムは黒
白、カラーを問わずあらゆる種類の写真感光材料の支持
体に適用できる。ハロゲン化銀乳剤はオルソ乳剤、パン
クロ乳剤、赤外線用乳剤、X線その他の不可視光記録用
乳剤、カラー写真用乳剤、例えば色形成カプラーを含む
乳剤、染料現像薬を含む乳剤、漂白され得る染料を含有
する乳剤等の種々のハロゲン化銀写真乳剤を包含する。 【0036】カラー写真用乳剤には2当量もしくは4当
量の色形成カプラーを含有してもよい。例えばベンゾイ
ルアセトアニライド系あるいはピバロイルアセトアニラ
イド系のごとき開鎖型ケトメチレン黄色形成カプラー、
ピラゾロン系あるいはインダゾロン系のこどきマゼンタ
色形成カプラー、フェノール系あるいはナフトール系の
ごときシアン形成カプラーが好ましく用いられる。例え
ば特公昭48−18256号記載の一般式〔I 〕で表
わされる黄色カプラー、特公昭48−38416号記載
のマゼンタカプラー、特開昭48−42732号記載の
シアンカプラー、米国特許第2,428,054号、同
2,449,966号、同2,455,170号、同2
,600,788号、同2,983,608号、同3,
148,062号等に記載のカラードカプラー、米国特
許第3,227,554号記載の離脱抑制型カプラー等
を用いることができる。 【0037】以下に評価法について説明する。(1) 
耐折強度の測定 MIT耐揉疲労試験機((株)東洋精機製作所製)を用
いてISO8776−1988の規格に従って折り曲げ
によって切断するまでの往復回数を測定した。 【0038】(2) 引裂強度の測定 軽荷重引裂強度試験機((株)東洋精機製作所製)を用
いて、ISO1974−1985の規格に従って引裂け
るのに必要なエネルギーを測定した。 【0039】(3) 衝撃強度の測定 83cmのフィルムの一端を固定し、他方の端に5kg
の重りをつけ、ぶら下げる。その時の重りの位置(h=
0)から種々の高さhに重りを垂直に持ち上げ、自由落
下させる。ASTM  D1709−85を参考にして
、重さWを高さhに読み替え、50%破断高さh50を
求める。 h50の持つ位置エネルギー5gh50(J) を衝撃
強度とした。なお、破断時に固定点や重りの取りつけ点
で破断した時は再試験した。 【0040】(4) ブリードアウト 25cc秤量びんに5ccのエーテルを入れ、フィルム
で覆い、ガラス板を上にかぶせて密閉し、2、4、8分
間放置した後とりはずし、25℃、60%RHに30分
放置した後、可塑剤のブリードアウトの状態を目視で測
定した。 ◎:ブリードアウトは全くない ○:ブリードアウトはほとんどなし △:ブリードアウトが目立つ ×:ブリードアウトが全面に見られる 【0041】 【実施例】実施例1 アセチルセルロース(酢化度60.8、重合度262)
をメチレンクロライド82重量部とメタノール15重量
部とn−ブタノール3重量部とからなる混合溶媒に攪拌
しながら溶解し、15重量%の溶液とした。これに表1
に記載の可塑剤をアセチルセルロース100重量部に対
して15重量部混合し、溶液を金属支持体上に流延し、
135μ厚さのフィルムを得た。次いでそれらのフィル
ムを用いて種々の性能試験を行ったが、その結果を表1
に示す。写真感光材料の支持体として、耐折強度は80
回以上、ブリードアウトは○以上が実用範囲である。 【0042】 【表1】 【0043】従来の可塑剤を用いた試料No. 1〜4
に比べて、本発明の化合物を用いた試料No. 5〜8
は耐折強度とブリードアウトの両方が優れる。また、引
裂強度も高く優れる。 【0044】実施例2アセチルセルロース(酢化度60
.8%、重合度262)をメチレンクロライド82重量
部とメタノール15重量部とn−ブタノール3重量部と
からなる混合溶媒に攪拌しながら溶解し、15重量%の
溶液とした。これにアセチルセルロース100重量部に
対してトリフェニルホスフェート10重量部と表2に記
載の可塑剤を添加(重合部で示す)混合し、溶液を金属
支持体上に流延し、135μ厚さのフィルムを得た。 次いで下に示す塗布液を35cc/m2塗布し、90℃
、3分間攪拌してバッキング層を形成した。 【0045】 (塗布液)   ・カーボンブラック(一次粒径の平均粒径20mμ
)              9.6部  ・ハイド
ロキシプロピルメチルセルロースヘキサヒドロフタレー
ト      ヘキサヒドロフタル酸  38モル% 
                         
  20部      ヒドロキシプロピル基    
8モル%      メトキシ基          
  16モル%  ・アセトン           
                         
                600部  ・メチ
ルセロソルブ                   
                         
150部  ・メタノール             
                         
            200部【0046】得られ
たバッキング層の反対側に下塗り層を設け、その上に下
記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感光材料
を作成した。 第1層:青感乳剤層   沃臭化銀乳剤(沃化銀:0.2モル%)     
                         
……………  塗布銀量          1.0g
/m2    増感色素(I)           
    ……………  銀1モルに対して  3×10
−4モル  カプラーEX−1          …
…………  銀1モルに対して  2×10−1モル 
 カプラーEX−2          …………… 
 銀1モルに対して  2×10−1モル       【0047】 第2層:中間層   2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノンの乳化分
散物を含むゼラチン層               
             ……………  ゼラチン 
         0.5g/m2  第3層:赤感乳
剤層   塩臭化銀乳剤(臭化銀:30モル%)      
                        …
…………  塗布銀量          0.5g/
m2    増感色素(II)           
   ……………  銀1モルに対して  6×10−
5モル  カプラーEX−3          ……
………  銀1モルに対して  1×10−1モル  
カプラーEX−4          ……………  
銀1モルに対して  4×10−1モル【0048】 第4層:中間層   第2層と同じ 第5層:緑感乳剤層   塩臭化銀乳剤              ………
……  塗布銀量          500g  増
感色素(III)             …………
…  銀1モルに対して 0.5×10−3モル  カ
プラーEX−3          ……………  銀
1モルに対して  2×10−1モル【0049】 第6層:緑感乳剤層   塩臭化銀乳剤              ………
……  塗布銀量          200mg/m
2  増感色素(III)             
……………  銀1モルに対して 1.0×10−3モ
ル  カプラーEX−5          …………
…  銀1モルに対して  2×10−1モル第7層:
保護層   ゼラチン                  …
…………                    0
.7g/m2  使用した増感色素、カプラーは以下の
通りである。 【0050】 【化7】 【0051】 【化8】 【0052】 【化9】 【0053】 【化10】 【0054】 【化11】 【0055】得られた試料を一週間経時させた後35m
m巾に裁断し、穿孔し、400フィルムのロール状フィ
ルムを得た。得られたフィルムを評価し、その結果を表
2に示す。耐折強度は80回以上、衝撃強度は13J以
上、ブリードアウトは0以上が実用範囲である。 【0056】 【表2】 【0057】従来の可塑剤を用いた試料No. 9〜1
1に比べて、本発明の化合物を用いた試料No. 12
〜16は耐折強度、衝撃強度、ブリードアウトが優れる
。また、引裂強度も高く優れる。 【0058】 実施例3   アセチルセルロース(酢化度60.8%、重合度2
62)      100重量部  トリフェニルホス
フェート                     
               10  〃  第2表
に記載の可塑剤(実施例2の試料No. 9〜15と同
様)      5  〃  メチレンクロライド  
                         
             290  〃  n−ブタ
ノール                      
                        2
0  〃  メタノール              
                         
           40  〃【0059】上記の
組成の原料から得られたドープを有効長6mのバンド流
延機を用いて乾燥膜厚が135μmになるように流延し
た。バンドの表面温度は5℃とし、流延後60〜130
℃の温度で乾燥し、巻き取った。得られたセルロースエ
ステルフィルムを用いて、実施例2と同様にして多層カ
ラー感光材料を作成して評価した。 その結果、実施例2と同様の結果を得た。 【0060】 【発明の効果】本発明は一般式(I) で表わされる化
合物をセルロースエステルの可塑剤として含むことによ
り難燃性、寸度安定性、難揮発性、難移行性に優れると
共に、力学強度の改良されたセルロースエステルフィル
ムを提供することを可能とした。 【0061】又、本発明はトリフェニルホスフェートや
ビフェニルジフェニルホスフェートと共に一般式(I)
 で表わされる化合物を併用することにより、寸度安定
性、難揮発性、難移行性に優れると共に力学強度と難燃
性を更に改良されたセルロースエステルフィルムを提供
することを可能とした。 【0062】又、本発明は、セルローストリアセテート
を含む固型分が18〜35重量%であり、溶媒が65〜
82重量%であるドープを10℃以下の表面温度の支持
体上に流延しフィルムを製造する方法において一般式(
I) で表わされる可塑剤を含むことにより、製膜の高
速化、製造機のコンパクト化による製造コストの低減化
と共に、難燃性、寸度安定性、難揮発性、難移行性、高
強度に優れるセルローストリアセテートの製造を可能と
した。本発明は、写真感光材料として用いる時に必要と
されるカブリ防止のためのライトパイピング性を改良し
、又、製膜後の乾燥効率の向上をも、可能とした。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下記一般式(I) で表わされる化合
    物を含むセルロースエステルフィルム。一般式(I) 
    【化1】 式中、R1 、R2 、R4 、R5 はアルキル基又
    はアリール基である炭化水素基を、R3 はアルキレン
    基を、nは1〜10の整数を表わす。
  2. 【請求項2】  該一般式(I) において、R1 、
    R2 、R4 、R5 がアリール基の炭化水素基であ
    ることを特徴とする請求項1記載のセルロースエステル
    フィルム。
  3. 【請求項3】  該セルロースエステルフィルムにおい
    てトリフェニルホスフェート、ビフェニルジフェニルホ
    スフェート、の少なくとも一種の化合物を含むことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のセルロースエス
    テルフィルム。
  4. 【請求項4】  セルロースエステルと溶剤からなるド
    ープを支持体上に流延して作るセルロースエステルフィ
    ルムの製造方法において、ドープ中の乾燥後固体となる
    成分の和の濃度が18〜35重量%であり、溶剤として
    のメチレンクロライドが溶剤組成中の75〜87重量%
    であるドープを用いて、流延する支持体の表面温度が1
    0℃以下である支持体上に流延することを特徴とする請
    求項1記載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002371142A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Fuji Photo Film Co Ltd セルロースエステルフィルムの製造方法
EP2105767A1 (en) 2008-03-28 2009-09-30 Fujifilm Corporation Transparent support, optical film, polarizing plate and image display device
KR101362775B1 (ko) * 2009-11-06 2014-02-12 에스케이이노베이션 주식회사 셀룰로오스아세테이트 필름
JP2020508375A (ja) * 2017-02-20 2020-03-19 ドーヴァー ケミカル コーポレーションDover Chemical Corporation 金属加工用高分子ポリリン潤滑添加剤

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