JPH0422912B2 - - Google Patents

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JPH0422912B2
JPH0422912B2 JP61292269A JP29226986A JPH0422912B2 JP H0422912 B2 JPH0422912 B2 JP H0422912B2 JP 61292269 A JP61292269 A JP 61292269A JP 29226986 A JP29226986 A JP 29226986A JP H0422912 B2 JPH0422912 B2 JP H0422912B2
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JP
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cyclohepta
benzo
formula
compound
thiophene
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Ryuutobiireru Aruberuto
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Sandoz AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D333/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom
    • C07D333/50Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D333/78Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with rings other than six-membered or with ring systems containing such rings
    • C07D333/80Seven-membered rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]

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  • Neurosurgery (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 本発明は、新規な4H−ベンゾ[4,5]シク
ロヘプタ[1,2−b]チオフエン誘導体、その
医薬としての用途およびこの化合物からなる医薬
組成物に関する。 発明の背景 欧州特許公開第0035903号および第0115690号な
らびに米国特許第4376124号は、抗炎症および免
疫調節活性を有するものとして、ある種のα[5H
−ジベンゾ[a,b]シクロヘプテン−5−イリ
デン]−カルボン酸を記載している。アクタ・ク
リスタログラフイカ(Acta Cryst.)、37、279〜
281(1981)およびスペイン国特許第497898号に
は、化合物[9,10−ジヒドロ−4H−ベンゾシ
クロヘプタ[1,2−b]チオフエン−4−イリ
デン]−酢酸が開示され、CNS活性を有するとさ
れる四環式化合物の合成における中間体として記
載されている。欧州特許公開第0138765号は、特
定のα−[5H−ジベンゾ[a,b]シクロヘプテ
ン−5−イリデン]−カルボン酸が、薬理学的性
質、特に、抗炎症、解熱および鎮痛性を有するこ
とが開示されている。 発明の内容 本発明に従うと、後記式で示される[2−ハ
ロ−10−オキシ−4H−ベンゾ[4,5]シクロ
ヘプタ[1,2−b]チオフエン−4−イリデ
ン]酢酸またはそのC1-4アルキルエステルまたは
塩が提供される。 前記化合物、エステルおよび塩は、新規であつ
て、以下に記載する如く、特に優れた解熱および
抗炎症および鎮痛活性を有することが開示されて
いる。さらに詳細には、これらは、例えば、前記
欧州特許公開第0138765号に開示されている構造
的に関連した化合物に比べて、許容特性が改良さ
れている。 本発明により、式(): [式中、R1は水素または炭素数1〜4のアル
キル、R2はハロゲンである] の化合物、またはその炭素数1−4のアルキルエ
ステルまたは塩が提供される。 式()の化合物のアルキル基は、分枝状また
は直鎖状であつてよい。ハロゲンなる語は、フツ
素、塩素、臭素またはヨウ素を意味する。 好ましくは、R1は、炭素数1〜4のアルキル、
特にメチルである。R2は、好ましくは、塩素で
ある。 本発明の式()の化合物の塩としては、特
に、その医薬上許容される塩が挙げられる。かか
る医薬上許容される塩としては、例えば、ナトリ
ウムおよびカリウム塩などのアルカリ金属塩、お
よびカルシウム塩などのアルカリ土類金属塩が挙
げられる。 10オキシ塩が10−ヒドロキシ基である本発明の
化合物、例えば、式()の化合物(式中、R1
は水素である)は、ケト体およびエノール体の両
方の形態で存在し得ると考えられる。例えば、式
()の化合物の場合、式(′): [式中、R2は前記定義のとおりである] で示される互変異性体でも存在し得ると考えられ
る。互変異性体が生じる場合、本発明は、ケト体
およびエノール体の両方を包含する。即ち、本発
明の化合物は、都合上、エノール体のみを表示し
て定義するが、本発明は、決して用いた特定の名
称または図式に限定されるものではない。後記の
様なケト/エノール互変異性体である出発物質に
ついても同様である。 本発明の式()の化合物は、シス体およびト
ランス体の両方の形態、即ち、ZおよびE体で存
在する。本発明は、個々のシス体およびトランス
体、ならびにその混合物の両方を包含すると考え
るべきである。本発明の明細書および特許請求の
範囲において、シス(Z)およびトランス(E)体
は、通常のCIP命名法に従つて示す[アンゲバン
テ・ヒエミー(Angew.Chem.)、94,614(1982)
および引用文献参照]。すなわち、シス体は式
(″)の異性体であり、トランス体は、式(
)の異性体である: 一般に、シス(Z)体が好ましい。従つて、本
発明の化合物は、圧倒的にシス体であるのが好ま
しい。該化合物は、純粋、または実質的に純粋な
シス体であるのが最も好ましい。 本発明の化合物のシス体およびトランス体は、
各々、当業界で公知の技術により、例えば、シ
ス/トランス体の分割を、例えば後記実施例に記
載の如く行うことにより得られる。 本発明は、また、本発明に関する化合物ならび
にそのエステルおよび塩の製造方法を提供し、該
方法は、 a [2−ハロ−10−オキシ−4H−ベンゾ[4,
5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフエン−
4−イリデン]酢酸のエステル、すなわち、式
(a): [式中、R1およびR2は前記定義のとおりであ
り、R3は炭素数1〜4のアルキルである] のエステルを製造するために、対応する2−ハロ
−10−オキシ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘ
プタ[1,2−b]チオフエン−4−オン、すな
わち、式(): [式中、R1およびR2は前記定義のとおりであ
り] の化合物を、適当なオキシカルボニルメチレンホ
スホネート、例えば、式(): [式中、R3は前記定義のとおりであり、R4
よびR5は、各々、炭素数1〜4のアルキルまた
はベンジルである] の化合物と反応させ、 b [2−ハロ−10−オキシ−4H−ベンゾ[4,
5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフエン−
4−イリデン]−酢酸、すなわち、前記定義の
式()の化合物を製造するために、そのエス
テル、例えば、前記定義の式()のエステル
を加水分解し、 c [2−ハロ−10−ヒドロキシ−4H−ベンゾ
[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフ
エン−4−イリデン]−酢酸またはその炭素数
1〜4のアルキルエステル、例えば、R1が特
に水素である以外は前記定義のとおりである式
()または(a)の化合物を製造するため
に、対応する[10−(炭素数1〜4のアルコキ
シ)−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ
[1,2−b]チオフエン−4−イリデン]酢
酸またはその炭素数1〜4のアルキルエステ
ル、例えば、R1が特に炭素数1〜4のアルキ
ルである以外は前記定義のとおりである式
()の化合物または式(a)のエステルを、
エーテル解裂に付し d [2−ハロ−10−オキシ−4H−ベンゾ[4,
5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフエン−
4−イリデン]酢酸、すなわち、前記定義の式
()の化合物を、前記定義の式(a)のエ
ステルに変え、この様にして得られた遊離形態
またはその塩の形態である[2−ハロ−10−オ
キシ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ
[1,2−b]チオフエン−4−イリデン]酢
酸、すなわち、前記定義の式()の化合物を
回収することからなる。 前記製造工程a)は、通常の方法で、例えばホ
ーナー(Hornor)等の反応条件下で、例えば、
乾燥NaHなどの塩基の存在下での()の()
との反応(−イリドの形成を伴う)により行う
ことができる。反応は、ジメチルスルホキシドな
どの不活性溶媒または希釈剤中、例えば50〜120
℃の温度にて、不活性雰囲気下にて行うのが適当
である。容易に理解し得ることであるが、オキシ
カルボニルメチルホスホート出発物質のオキシカ
ルボニル基から、生成化合物のエステル基が得れ
る。適当なオキシカルボニルメチルホスフエート
出発物質は、従つて、前記オキシカルボニル基が
生成化合物中のエステル残基に相当し、オキシ基
がヒドロキシ以外のものである。出発物質の10−
オキシ基、例えば、式()の化合物の場合の
R1O−基は、この位置で起こり得る望ましくない
反応を避けるために、ヒドロキシ以外であるのが
好都合である。10−オキシ基、例えば式()の
R1O−は、炭素数1〜4のアルコキシであるのが
適当である。かかる出発物質を用い、最終生成物
が10−ヒドロキシ基を有していなければならない
場合、例えば、続いて工程c)を行うことにより
最終物質が順当に得られる。 工程b)は、エステルの加水分解に関する分野
で公知のいかなる技術により行つてもよく、例え
ば、アルカリ金属水酸化物の存在下で、例えば、
20℃からエタノールなどの不活性溶媒または希釈
剤の還流温度までの温度でのアルカリによる加水
分解などにより行うことができる。工程b)で用
いる炭素数1〜4のアルキルエステル出発物質
は、工程a)に従つて製造することができる。出
発物質として適当な他のエステルは、同様にして
製造することができる。 工程c)は、エノール−エーテル基開裂の分野
で公知のいかなる適当な技術を用いて行つてもよ
く、例えば、H2SO4,HCl,HBrまたはリン酸な
どの鉱酸、またはトリフルオロ酢酸などの強有機
酸ならびに脂肪酸および芳香族スルホン酸などの
適当な有機または無機酸で処理することにより行
つてもよい。反応は、例えば、テトラヒドロフラ
ンなどの不活性有機溶媒中、例えば20〜70℃の温
度にて行うのが適当である。 工程d)による、最初に得られる例えば式
()の化合物の、エステルへの変換は、通常の
技術を用いて、例えば、−10〜10℃の温度での、
エチルエーテルなどの不活性有機溶媒中適当なジ
アゾアルカンとの反応により行うことができる。
出発物質の10−オキシ基がヒドロキシ以外の場
合、例えば、R1が炭素数1〜4のアルキルであ
る式()の化合物を出発物質として用いた場
合、エステル化に付随して、この基の開裂が起こ
り得るので、最終生成物が出発物質と同じ10−オ
キシ基を有していなければならない場合、収率が
減少する。しかし、10位での開裂は、例えば、中
間体として適当な酸塩化物を経由して進行する、
適当な技術を選択することにより、減少させるこ
とができる。 工程a)において用いる式()の出発物質
は、例えば、以下に示す一連の反応に従つて製造
される: 反応段階(e)および(f)は、通常の方法に従つて、
例えば、(e):()とN−ブロモスクシンイミド
との反応:および(f):メタノールなどの炭素数1
〜4のアルカノールと反応させ、次に例えば以下
の実施例1の工程)に記載する一般法に従つ
て、得られた生成物をアルカリ金属水酸化物で処
理することにより行うことができる。式()の
出発物質は公知[例えば、ヘルベチカ・シミカ・
アクタ(Heiv.Chim.Acta.)、49、214(1966)参
照]であるか、または、公知の化合物と同様に製
造することができる。 本発明の化合物のZまたはE体の各々が必要で
ある場合、前記工程a)のエステル生成物を用い
て異性体の分割を行うのが適当である。Zおよび
E体の各々を、次いで、例えば工程b)に従つて
加水分解する。 以下、実施例により、本発明の方法を説明す
る。 実施例 1 [2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフ
エン−4−イリデン]酢酸エチルエステルの調
製 ホスホノ酢酸トリエチルエステル(4.7g)
を、ジメチルスルホキシド(25ml)中水素化ナ
トリウム(0.65g)(80%白色油状物)の懸濁
液に滴下して合し、全体を室温にて15分間攪拌
する。2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベン
ゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオ
フエン−4−オン(3.2g))のジメチルホルム
アミド(120ml)中溶液を次いで添加し、反応
混合物を80℃にて5時間攪拌し、次いで、
H2O(1.7)上に注ぐ。水性混合物を酢酸エチ
ルで抽出し、酢酸エチル層を、H2Oで3回、
食塩水で1回洗浄し、Na2SO4で乾燥する。溶
媒の蒸発後、(Z,E)異性体混合物の形態で
標記化合物を得る。各異性体を、次いで、以下
の実施例2の方法に従つて回収する。 前記方法の出発物質は、以下の様にして調製
される: a 2−クロロ−9,10−ジブロモ−9,10−
ジヒドロ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプ
タ[1,2−b]チオフエン−4−オン CCl4(1.7)中2−クロロ−4H−ベンゾ[4,
5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフエン−4
−オン(125g)、N−ブロモ−スクシンイミド
(179g)および過酸化ベンゾイル(1g)を、
1.5時間還流下で加熱し、氷浴中で2時間攪拌し、
濾過する。濾液を蒸発させ、残渣をヘキサン
(1.5)とともに攪拌し、濾過して、標記化合物
を得る(融点:130〜135℃)。 b 2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフ
エン−4−オン 工程a)の生成物(50.8g)をCH3OH(1
)中に懸濁し、還流下で13時間加熱する。
KOH(21g)を添加し、混合物を還流下でさらに
7時間攪拌する。冷却すると沈澱が生じ、これを
濾取し、CH3OH、次いでH2Oで洗浄し、乾燥し
て、標記化合物を得る(融点:190〜194℃)。 実施例 2 [2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフ
エン−4−イリデン]酢酸エチルエステル−
(Z)および(E)の分離 実施例1に従つて得た異性体混合物を、シリカ
ゲル60(メルク(Merck)、0.040〜0.063mm)およ
び溶離剤としてヘキサン:トルエン(1:2)を
用いてクロマトグラフイーで分離する。 異性体生成物のRf値(メルクDCプレート、シ
リカゲル60F254、コーテイングの厚さ0.25mm(溶
離剤 ヘキサン:トルエン(1:2)) (Z)体=0.24 (E)体=0.15 実施例 3 [2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフ
エン−4−イリデン]酢酸 実施例1の生成物(Z)/(E)体混合物]または
実施例2の生成物[個々の(Z)または(E)体]
(14g)をエタノール(140g)に溶かし、2N
NaOH(70ml)と合し、3時間還流下で加熱す
る。得られた溶液を蒸発させて1/3の容積にし、
氷水(250ml)上に注ぐ。4N HClを添加するこ
とにより、水性相をPH1に調節して、得られた沈
澱を濾取し、H2Oで洗浄し、乾燥して、標記化
合物を得る。 (Z)および(E)体各々に関するNMRデータ
[(360MHz)CDCl3中]: (Z)体=H−33、s、δ=6.93 H−C9、s、δ=6.16 O−CO−CH=、s、δ=5.89 (融点=193〜196℃(分解)) (E)体=H−C3、s、δ=6.98 H−C9、s、δ=6.23 O−CO−CH=、s、δ=5.92 (融点=193〜196℃(分解)) (δ(ppm);s=シングレツト) 以下の化合物を、前記実施例1〜3と同様にし
て調製する: 実施例 4(実施例1と同様) [2−ブロモ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフ
エン−4−イリデン]酢酸エチルエステル、
(Z,E)体混合物 これは、以下の化合物を経由して調製される: a 2−ブロモ−9,10−ジブロモ−9,10−
ジヒドロ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプ
タ[1,2−b]チオフエン−4−オン(融
点:139〜147℃(分解)) b 2−ブロモ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフ
エン−4−オン(融点:178〜179℃) 実施例 5(実施例2と同様) [2−ブロモ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフ
エン−4−イリデン]酢酸エチルエステル 異性体生成物に関するRf値(メルクDCプレー
ト;シリカゲル60F254、コーテイング厚さ0.25
mm、(溶離剤:CH2Cl2)) (Z)体:Rf=0.45 (E)体:Rf=0.43 実施例 6(実施例3と同様) [2−ブロモ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフエ
ン−4−イリデン]酢酸 (Z)体の融点:182〜191℃(分解) 本発明に関する化合物、エステル、および医薬
上許容される塩(本文中で、「本発明の活性剤」
と記載)は、薬理活性を示し、医薬としての用途
がある。 特に、これらは、例えば、A)ラツトにおける
アジユバンド関節炎試験に示される如く、抗炎症
活性を示す。このテストに関して、アジユバンド
関節炎は、ペアソンおよびウツド、「アースライ
テイス・アンド・リユーマチズム」(Pearson
and Wood.“Arthr.Rheum.”)、440(1959)の
方法に従つて惹起される本発明の活性剤は、この
試験において、確立された関節炎に対し、5〜30
mg/Kg/日の投与量で有効である。 また、該化合物は、例えば、B)ラツトにおけ
るLPS(大腸菌リポ多糖類)発熱試験に示される
如く、解熱活性も示す。この試験に関して、130
〜180gのオスのラツト(スプラグ・ダウレイ系)
を一夜絶食させる。翌朝、遠隔自記温度計に接続
した直腸プローブを用いて、体温を測定する。体
重150gあたり1mlの熱殺菌したエシエリヒア・
コリ(E.coli)の食塩水中懸濁液(OD600
1.555)を次いで皮下注射する。2時間後、体温
を測定し、この値を初期温度とする。注射6時間
後、試験動物に、0.5%トラガカント中に懸濁し
た試験物質またはトラガカント単独(対照)を経
口投与する。さらに2時間後、再び体温を測定す
る。 各ラツトに関する温度の上昇を計算し、対照グ
ループにおいて測定された平均上昇の%で表現す
る(平常値より約1.5〜2.0℃高)。回帰分析によ
り評価したED50値は、直腸の温度上昇が、対照
グループの温度上昇の50%になる投与量である。 本発明の活性剤は、本試験において、15〜50
mg/Kgの投与量で活性である。 また、活性剤は、例えば、C)ラツトにおける
関節炎疼痛試験に示される如く、鎮痛活性も示
す。この試験に関して、110〜120gのオスのラツ
ト(OFA)に、パラフインオイル中ミオバクテ
リウム・スメグマチス懸濁液(0.6mgミオバクテ
リウム/0.1mlオイル)(0.1ml)を尾のつけ根に
注射(i.c.)する。処理の12日後、後足において、
著しい関節炎がみられる。試験物質投与の30分前
に、鳴き声をあげるまでスタツトハム・トランス
ジユーサー(Statham transducer)を用いて、
右または左後足の足首関節を曲げることにより、
対照実験を行う。鳴き声をあげないラツトを除
く。試験物質を経口投与し、1,2および5時
間、連続して曲げ処理を繰り返す。鳴き声をあげ
る圧力を記録する。この場合、各ラツトに対し
て、各間隔ごとに記録した値は、3回の連続した
測定の平均値である。対照実験に対して、発生の
閾値が2倍になつた動物は、防御されたと考え
る。プロピツト法(Probit method)に従つて、
各処理後時間に評価したED50は、動物の50%が
防御された投与量とする。本発明の活性剤は、本
試験において、3.2〜100mg/Kgの投与量で活性で
ある。 抗炎症活性の観点から、本発明の活性剤は、炎
症の治療における用途、例えば、慢性関節炎およ
び他の抗関節炎処置を必要とする慢性炎症性症病
などの関節炎およびリユーマチ様疾病の治療が適
応とされる。 解熱活性の観点から本発明の活性剤は、熱調節
剤または解熱剤としての用途があり、例えば、電
線病に関連した熱、または解熱治療を必要とする
他の症状における熱を下げるのに用いられる。 鎮痛活性の観点から、本発明の活性剤は、特に
炎症症状に伴う痛みの治療における鎮痛剤として
の用途もある。 本発明の活性剤は、いかなる通常の経路で投与
されてもよく、特に、経腸、特に、錠剤またはカ
プセルなどの形態で、経口的に投与される。該薬
剤は、非経口的に、例えば、注射溶液または懸濁
液の形態でも投与される。 前記用途に関して必要とされる投与量は、もち
ろん投与の方法、治療される症状、所望の治療法
および用いる本発明の活性剤に応じて変わる。し
かし、一般には、要する一日の経口投与量は、抗
炎症および鎮静効果に関しては、約350mg〜約1.0
gの範囲および解熱効果に関しては、約0.4〜約
2.0gの範囲であり、好都合には、一度に、また
は1日に2〜4回の分割用量で、または遅延剤の
形態で投与される。従つて、経口投与に対して適
当な投与形態は、固体または液体医薬賦形剤また
は担体と混合した。約80mg〜約1.0g(抗炎症/
鎮痛)または約100mg〜約2.0gの本発明の活性剤
を含有する。 前記用途に関して、本発明の活性剤は意外にも
他の公知の非ステロイド系抗炎症剤に比べて、副
作用、特に、潰瘍発生が実質的に低下しているこ
とが判明したことが特に注目される。すでに記載
した如く、本発明の活性剤は、欧州特許公開第
0138765号に開示されている化合物に比べて、許
容特性が改良されている。 前記の如く、本発明に関する特定の活性剤の適
当な1日の投与量は、その相対的効力に依存す
る。本発明の好ましい化合物、[2−クロロ−10
−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプ
タ[1,2−b]チオフエン−4−イリデン]酢
酸(E)体表中、化合物A)に関して、前記試験A,
BおよびCにおいて得られた結果を、サリチル酸
アセチル(表中、化合物B)に関する結果と比較
したものは以下のとおりである:
【表】 本発明の活性剤に関する毒性試験の結果を示す
と次の通りである。 体重約150gの普通に飼育したラツトに、試験
化合物を、連続5日の朝に経口投与する。最後の
投与から6時間後、ラツトをエーテル麻酔で殺
し、胃を摘出し、大わんに沿つて流水中で開き、
病変について検索する。実施例3の化合物150−
500mg/Kgの経口投与で死亡動物はなく、病変も
みられない。 本発明により、さらに以下のものが提供され
る: 医薬、例えば、抗炎症、解熱または鎮痛剤と
して用いられる本発明の活性剤; 治療を必要とする対象に、抗炎症、解熱また
は鎮痛上有効な量の本発明の活性剤を投与する
ことを特徴とするか、かかる治療を必要とする
対象の炎症を治療し、熱を調節または低下さ
せ、あるいは痛みを緩和する方法;および 本発明の活性剤、およびその医薬上許容され
る希釈剤または担体からなる医薬組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 [式中、R1は水素またはC1-4アルキル、R2
    ハロゲンである。] で示される化合物またはそのC1-4アルキルエステ
    ルまたは塩。 2 [2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
    [4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフエ
    ン−4イリデン]酢酸である特許請求の範囲第1
    項記載の化合物またはその塩。 3 [2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ
    [4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフエ
    ン−4−イリデン〓82C酢酸エチルステル、[2
    −ブロモ−10−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]
    シクロヘプタ[1,2−b]チオフエン−4−イ
    リデン]酢酸および[2−ブロモ−10−メトキシ
    −4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2
    −b]チオフエン−4−イリデン]酢酸エチルエ
    ステルから成る群から選択したものである特許請
    求の範囲第1項記載の化合物またはエステル。 4 シス異性体の形が優勢な特許請求の範囲第1
    記載の化合物、エステルまたは塩。 5 シス異性体の形が優勢な特許請求の範囲第2
    記載の化合物、エステルまたは塩。 6 純粋または実質的に純粋なシス異性体の形の
    特許請求の範囲第1記載の化合物、エステルまた
    は塩。 7 純粋または実質的に純粋なシス異性体の形の
    特許請求の範囲第2記載の化合物、エステルまた
    は塩。 8 有効成分として、 [式中、R1は水素またはC1-4アルキル、R2
    ハロゲンである。] で示される化合物またはそのC1-4アルキルエステ
    ルまたは医薬的に許容される塩を含有する、抗炎
    症・解熱・鎮痛剤。
JP61292269A 1985-12-09 1986-12-08 4H−ベンゾ〔4,5〕シクロヘプタ〔1,2−b〕チオフエン誘導体 Granted JPS62149672A (ja)

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CH (1) CH672129B (ja)
DE (1) DE3641907A1 (ja)
DK (1) DK589886A (ja)
ES (1) ES2003176A6 (ja)
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IL (1) IL80906A (ja)
IT (1) IT1214756B (ja)
LU (1) LU86706A1 (ja)
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GB8530245D0 (en) 1986-01-22
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HUT46903A (en) 1988-12-28
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