JPH0422928Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422928Y2 JPH0422928Y2 JP1984014753U JP1475384U JPH0422928Y2 JP H0422928 Y2 JPH0422928 Y2 JP H0422928Y2 JP 1984014753 U JP1984014753 U JP 1984014753U JP 1475384 U JP1475384 U JP 1475384U JP H0422928 Y2 JPH0422928 Y2 JP H0422928Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting hole
- holding member
- socket
- bolt
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案はボルトの締付けに使用されるソケツト
に関するものであり、特に、ソケツト内に超音波
によつてボルトの軸力を検出する超音波センサを
備えた超音波センサ内蔵型のソケツトに関するも
のである。
に関するものであり、特に、ソケツト内に超音波
によつてボルトの軸力を検出する超音波センサを
備えた超音波センサ内蔵型のソケツトに関するも
のである。
考案の背景
本出願人は先に上記のような超音波センサ内蔵
型ソケツトを備えたボルト締付装置を開発し、実
用新案登録出願した。実願昭58−130506号として
出願中のものがそれである。
型ソケツトを備えたボルト締付装置を開発し、実
用新案登録出願した。実願昭58−130506号として
出願中のものがそれである。
これは、ソケツト本体のボルト頭部と相対回転
不能に嵌合する嵌合穴内に超音波センサを配設
し、ソケツトをボルト頭部に嵌合させた状態でそ
の超音波センサをボルト頭部の頂面に接触させ、
外部から供給される電気信号に基づいて超音波を
発せしめてボルトの軸力を測定しつつ締付けを行
うものである。ボルトの軸力を測定するためには
超音波センサから発せられた超音波のボルトの軸
部端面からのエコーを受けてそれを電気信号に変
換し、超音波の発信時からエコー受信時までの時
間、もしくは一次エコー受信から二次エコー受信
までの時間の間隔がボルトの延び量に対応して変
化することを利用する方法や、ボルトが自然状態
にあるときの固有振動数と締付け後の固有振動数
との差に基づいて軸力を求める方法などが使用さ
れるが、いずれにしてもこの装置を用いればボル
トの軸力を実測しつつボルトの締付けを行うこと
ができるため、ボルト締付作業を精度良く管理す
ることができる。
不能に嵌合する嵌合穴内に超音波センサを配設
し、ソケツトをボルト頭部に嵌合させた状態でそ
の超音波センサをボルト頭部の頂面に接触させ、
外部から供給される電気信号に基づいて超音波を
発せしめてボルトの軸力を測定しつつ締付けを行
うものである。ボルトの軸力を測定するためには
超音波センサから発せられた超音波のボルトの軸
部端面からのエコーを受けてそれを電気信号に変
換し、超音波の発信時からエコー受信時までの時
間、もしくは一次エコー受信から二次エコー受信
までの時間の間隔がボルトの延び量に対応して変
化することを利用する方法や、ボルトが自然状態
にあるときの固有振動数と締付け後の固有振動数
との差に基づいて軸力を求める方法などが使用さ
れるが、いずれにしてもこの装置を用いればボル
トの軸力を実測しつつボルトの締付けを行うこと
ができるため、ボルト締付作業を精度良く管理す
ることができる。
しかしながら、その後の研究によつてこの装置
にはまだ改良の余地があることが明らかになつ
た。すなわち、ボルトの軸力測定精度を向上させ
るためには超音波センサをボルトの頭部頂面にで
きる限り精度良く密着させることが望ましいので
あるが、先に開発したボルト締付装置のソケツト
においては超音波センサがソケツトの嵌合穴底部
に固定的に配設されていたため、超音波センサを
ボルト頂面に精度良く密着させるためにはソケツ
ト自体をボルト頭部に対して精度良く位置決めし
た状態で回転させることが必要であり、そのため
にボルトおよびその締付装置全体に高い精度が要
求され、また、締付作業に細心の注意が必要であ
つたのである。
にはまだ改良の余地があることが明らかになつ
た。すなわち、ボルトの軸力測定精度を向上させ
るためには超音波センサをボルトの頭部頂面にで
きる限り精度良く密着させることが望ましいので
あるが、先に開発したボルト締付装置のソケツト
においては超音波センサがソケツトの嵌合穴底部
に固定的に配設されていたため、超音波センサを
ボルト頂面に精度良く密着させるためにはソケツ
ト自体をボルト頭部に対して精度良く位置決めし
た状態で回転させることが必要であり、そのため
にボルトおよびその締付装置全体に高い精度が要
求され、また、締付作業に細心の注意が必要であ
つたのである。
考案の目的
本考案は上記のような事情を背景として、ソケ
ツトのボルト頭部に対する相対位置に多少の変動
があつても、超音波センサがボルトの頭部頂面に
精度良く密着し続け得る超音波センサ内蔵型ソケ
ツトを提供することを目的として為されたもので
ある。
ツトのボルト頭部に対する相対位置に多少の変動
があつても、超音波センサがボルトの頭部頂面に
精度良く密着し続け得る超音波センサ内蔵型ソケ
ツトを提供することを目的として為されたもので
ある。
考案の構成
上記目的を達成するために本考案に係る超音波
センサ内蔵型ソケツトは、aボルト頭部と相対回
転不能に嵌合する嵌合穴を備え、回転駆動装置に
よりその嵌合穴の中心線のまわりに回転させられ
るソケツト本体と、bソケツト本体に嵌合穴と同
心にかつそれの開口側とは反対側においてその嵌
合穴と連なる状態で形成された中空部内に、その
中空部の内周面との間に隙間が存在する状態で配
置された第一保持部材と、c一端においてソケツ
ト本体に固定され、他端において第一保持部材に
固定されて常にはその第一保持部材をほぼ嵌合穴
の中心線上に保持し、弾性変形によつてその中心
線に直角な方向の移動は許容するが、その中心線
に平行な方向の実質的な移動は許容しない第一弾
性部材と、d第一保持部材に、嵌合穴の奥側から
開口側に向かう方向には相対移動不能であるが開
口側から奥側に向かう方向には相対移動可能であ
り、かつ、相対的な傾きは可能であるが嵌合穴の
中心線に直角な方向の相対移動は実質上不能であ
る状態に係合させられた第二保持部材と、eその
第二保持部材を嵌合穴の奥側から開口側に向かう
方向に付勢する第二弾性部材と、f嵌合穴内にお
いて第二保持部材に固定され、電気信号に基づい
て作用面から超音波を発するとともにその作用面
に超音波を受けてこれを電気信号に変換する超音
波センサとを含むように構成される。
センサ内蔵型ソケツトは、aボルト頭部と相対回
転不能に嵌合する嵌合穴を備え、回転駆動装置に
よりその嵌合穴の中心線のまわりに回転させられ
るソケツト本体と、bソケツト本体に嵌合穴と同
心にかつそれの開口側とは反対側においてその嵌
合穴と連なる状態で形成された中空部内に、その
中空部の内周面との間に隙間が存在する状態で配
置された第一保持部材と、c一端においてソケツ
ト本体に固定され、他端において第一保持部材に
固定されて常にはその第一保持部材をほぼ嵌合穴
の中心線上に保持し、弾性変形によつてその中心
線に直角な方向の移動は許容するが、その中心線
に平行な方向の実質的な移動は許容しない第一弾
性部材と、d第一保持部材に、嵌合穴の奥側から
開口側に向かう方向には相対移動不能であるが開
口側から奥側に向かう方向には相対移動可能であ
り、かつ、相対的な傾きは可能であるが嵌合穴の
中心線に直角な方向の相対移動は実質上不能であ
る状態に係合させられた第二保持部材と、eその
第二保持部材を嵌合穴の奥側から開口側に向かう
方向に付勢する第二弾性部材と、f嵌合穴内にお
いて第二保持部材に固定され、電気信号に基づい
て作用面から超音波を発するとともにその作用面
に超音波を受けてこれを電気信号に変換する超音
波センサとを含むように構成される。
考案の効果
上記のように構成された超音波センサ内蔵型ソ
ケツトを回転駆動装置に取り付けて使用する際に
は、ソケツト本体がボルト頭部に対して多少相対
移動しても、その相対移動は第一弾性部材および
第二弾性部材の弾性変形により吸収され、超音波
センサはボルト頭部の頂面に精度良く密着した状
態を維持し得、かつ、その頂面に平行な方向に相
対移動することもない。
ケツトを回転駆動装置に取り付けて使用する際に
は、ソケツト本体がボルト頭部に対して多少相対
移動しても、その相対移動は第一弾性部材および
第二弾性部材の弾性変形により吸収され、超音波
センサはボルト頭部の頂面に精度良く密着した状
態を維持し得、かつ、その頂面に平行な方向に相
対移動することもない。
したがつて、ソケツトをボルト頭部に対してそ
れ程高い精度で位置決めしなくても超音波センサ
からボルトへのまたその逆向きの超音波の伝達が
確実に行われ、かつ、超音波センサとボルトとの
間の隙間の変動によつて軸力の測定誤差が生ずる
こともなくなる。その結果、ボルト締付装置の製
作コストが低減し、また、締付作業にそれほど細
心の注意を要しないこととなつて、軸力を測定し
つつボルトを締め付ける方法の実際の生産ライン
に対する適用が容易となる効果が得られることと
なる。
れ程高い精度で位置決めしなくても超音波センサ
からボルトへのまたその逆向きの超音波の伝達が
確実に行われ、かつ、超音波センサとボルトとの
間の隙間の変動によつて軸力の測定誤差が生ずる
こともなくなる。その結果、ボルト締付装置の製
作コストが低減し、また、締付作業にそれほど細
心の注意を要しないこととなつて、軸力を測定し
つつボルトを締め付ける方法の実際の生産ライン
に対する適用が容易となる効果が得られることと
なる。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、本考案の一実施例である超音波セン
サ内蔵型ソケツト8を回転駆動装置10の回転軸
12に結合ピン13によつて取り付けた状態を示
す図である。ソケツト8の本体は第一部材14と
第二部材16とに分割されており、第一部材14
の突部が第二部材16の嵌合穴に嵌合された上、
止めねじ18によつて結合されている。
サ内蔵型ソケツト8を回転駆動装置10の回転軸
12に結合ピン13によつて取り付けた状態を示
す図である。ソケツト8の本体は第一部材14と
第二部材16とに分割されており、第一部材14
の突部が第二部材16の嵌合穴に嵌合された上、
止めねじ18によつて結合されている。
第二部材16はほぼ円筒状の部材であり、互に
同心に形成された中空部20と嵌合穴22とを備
えている。嵌合穴22は第一部材14に結合され
た側とは反対側の端部に六角形の横断面形状を備
えて形成され、第二部材16の先端面に開口して
いるが、その開口側とは反対側において上記中空
部20と連なつている。中空部20は円形の横断
面形状を有しているが、嵌合穴22の中空部20
に隣接した部分にも同じく横断面形状が円形の座
ぐり穴24が形成されており、この座ぐり穴24
内に超音波センサ26(以下、単にセンサとい
う)が配設されている。このセンサ26は、延長
部材28を介して第一部材14に取り付けられた
弾性保持手段30によつて保持されている。
同心に形成された中空部20と嵌合穴22とを備
えている。嵌合穴22は第一部材14に結合され
た側とは反対側の端部に六角形の横断面形状を備
えて形成され、第二部材16の先端面に開口して
いるが、その開口側とは反対側において上記中空
部20と連なつている。中空部20は円形の横断
面形状を有しているが、嵌合穴22の中空部20
に隣接した部分にも同じく横断面形状が円形の座
ぐり穴24が形成されており、この座ぐり穴24
内に超音波センサ26(以下、単にセンサとい
う)が配設されている。このセンサ26は、延長
部材28を介して第一部材14に取り付けられた
弾性保持手段30によつて保持されている。
弾性保持手段30は第一保持部材32と第二保
持部材34とを備えている。第一保持部材32は
第2図から明らかなように有底円筒状のケース3
6の開口部にキヤツプ38がかしめ付け等適宜の
手段により固定されて成るものであり、ケース3
6の底壁中央部に形成された円穴に第二保持部材
34の軸部40が軸方向に摺動可能に嵌合されて
いる。この円穴と軸部40との隙間は比較的小さ
くされているため、軸部40は半径方向には殆ど
移動不能であるが、ケース36の底壁が薄いもの
であるため、第一保持部材32に対して小角度は
傾くことが可能である。この軸部40の一端には
ばね受42が螺合により固定されており、これが
ケース36の底壁と係合することによつて軸部4
0がケース36から一定限度以上抜け出すことを
防止している。また、軸部40の他端には前記セ
ンサ26が接着等適宜の手段によつて固定されて
おり、その作用面44は嵌合穴22の開口側に向
けられている。上記第二保持部材34のばね受4
2と第一保持部材32のキヤツプ38との間には
テーパコイルスプリング46が配設されており、
第二保持部材34とその先端に固定されたセンサ
26とを嵌合穴22の奥側から開口側に向かう方
向に付勢している。一方、第一保持部材32は、
密巻コイルスプリング48によつて前期延長部材
28の自由端部に結合されている。密巻コイルス
プリング48の両端はそれぞれキヤツプ38と延
長部材28とに形成された断付面50および52
に当接させられるとともに、円形の突部54,5
6の断付面50および52に隣接した部分に形成
された環状の溝に係合させられており、引張力を
加えられても容易にはキヤツプ38および延長部
材28から離脱しないようになつている。密巻コ
イルスプリング48は圧縮は不能であるが、中心
線に直角な方向には容易に曲げ変形もしくは剪断
変形することができる。そして、前期第一保持部
材32の外周面と中空部20の内周面との間には
半径方向の隙間が設けられているため、第一保持
部材32は前期嵌合穴22の中心線に直角な方向
には容易に移動することができる。
持部材34とを備えている。第一保持部材32は
第2図から明らかなように有底円筒状のケース3
6の開口部にキヤツプ38がかしめ付け等適宜の
手段により固定されて成るものであり、ケース3
6の底壁中央部に形成された円穴に第二保持部材
34の軸部40が軸方向に摺動可能に嵌合されて
いる。この円穴と軸部40との隙間は比較的小さ
くされているため、軸部40は半径方向には殆ど
移動不能であるが、ケース36の底壁が薄いもの
であるため、第一保持部材32に対して小角度は
傾くことが可能である。この軸部40の一端には
ばね受42が螺合により固定されており、これが
ケース36の底壁と係合することによつて軸部4
0がケース36から一定限度以上抜け出すことを
防止している。また、軸部40の他端には前記セ
ンサ26が接着等適宜の手段によつて固定されて
おり、その作用面44は嵌合穴22の開口側に向
けられている。上記第二保持部材34のばね受4
2と第一保持部材32のキヤツプ38との間には
テーパコイルスプリング46が配設されており、
第二保持部材34とその先端に固定されたセンサ
26とを嵌合穴22の奥側から開口側に向かう方
向に付勢している。一方、第一保持部材32は、
密巻コイルスプリング48によつて前期延長部材
28の自由端部に結合されている。密巻コイルス
プリング48の両端はそれぞれキヤツプ38と延
長部材28とに形成された断付面50および52
に当接させられるとともに、円形の突部54,5
6の断付面50および52に隣接した部分に形成
された環状の溝に係合させられており、引張力を
加えられても容易にはキヤツプ38および延長部
材28から離脱しないようになつている。密巻コ
イルスプリング48は圧縮は不能であるが、中心
線に直角な方向には容易に曲げ変形もしくは剪断
変形することができる。そして、前期第一保持部
材32の外周面と中空部20の内周面との間には
半径方向の隙間が設けられているため、第一保持
部材32は前期嵌合穴22の中心線に直角な方向
には容易に移動することができる。
前期センサ26の外周面と座ぐり穴24の内周
面との間には一定の隙間が存在しており、センサ
26は座ぐり穴24の中心線、すなわち嵌合穴2
2の中心線に直角な方向に移動可能であるが、力
が加えられていない状態においてはほぼ嵌合穴2
2の中心線上に保持されている。第一保持部材3
2は密巻コイルスプリング48によつて中空部2
0のほぼ中心に保持されており、第二保持部材3
4は前述のように第一保持部材32に対して半径
方向には実質的に移動不能とされるとともに、ば
ね受42がケース36の底壁に着座することによ
り傾きも防止されているため、やはり中空部20
のほぼ中心にあり、したがつて、その先端に固定
されているセンサ26もほぼ嵌合穴22の中心線
上に位置することとなるのである。
面との間には一定の隙間が存在しており、センサ
26は座ぐり穴24の中心線、すなわち嵌合穴2
2の中心線に直角な方向に移動可能であるが、力
が加えられていない状態においてはほぼ嵌合穴2
2の中心線上に保持されている。第一保持部材3
2は密巻コイルスプリング48によつて中空部2
0のほぼ中心に保持されており、第二保持部材3
4は前述のように第一保持部材32に対して半径
方向には実質的に移動不能とされるとともに、ば
ね受42がケース36の底壁に着座することによ
り傾きも防止されているため、やはり中空部20
のほぼ中心にあり、したがつて、その先端に固定
されているセンサ26もほぼ嵌合穴22の中心線
上に位置することとなるのである。
センサ26は外部から供給されるパルス状の電
気信号に基づいて作用面44から超音波を発する
とともに、作用面44に超音波を受けたときこれ
を電気信号に変換するものであり、これらの電気
信号を伝達するために信号線60によつて外部の
制御装置に接続されている。この信号線60は、
第二保持部材34、第一保持部材32、延長部材
28、第一部材14の中心線上に形成された貫通
孔を経て第一部材14内のやや広い空所62に導
かれており、ここにおいてコネクタ64により別
の信号線66に接続されている。この信号線66
はトランス68から引き出されたものであり、ト
ランス68は、第一部材14の外周面に固定され
てこれとともに回転する回転側コイル70と、そ
の外側に回転不能に設けられた固定側コイル72
とから成つており、第一部材14の回転中であつ
ても、信号線66と信号ケーブル74との間の電
気信号の伝達を行い得るようにされている。固定
側コイル72は円筒状のトランス受け76の内周
側に固定されており、このトランス受け76は一
対のベアリング78によつて第一部材14に相対
回転可能に取り付けられるとともに、固定板80
によつて回転駆動装置10のハウジングに固定さ
れている。信号ケーブル74の図示しない端部に
は制御装置が接続されており、センサ26に電気
信号を供給し、また、センサ26からの電気信号
を受けて、これに基づいてボルトの軸力を演算す
るようにされているが、この制御装置については
前記実願昭58−130506号の明細書に詳細に記載さ
れており、また、本願考案を理解する上で不可欠
なのものではないため、詳細な説明は省略する。
気信号に基づいて作用面44から超音波を発する
とともに、作用面44に超音波を受けたときこれ
を電気信号に変換するものであり、これらの電気
信号を伝達するために信号線60によつて外部の
制御装置に接続されている。この信号線60は、
第二保持部材34、第一保持部材32、延長部材
28、第一部材14の中心線上に形成された貫通
孔を経て第一部材14内のやや広い空所62に導
かれており、ここにおいてコネクタ64により別
の信号線66に接続されている。この信号線66
はトランス68から引き出されたものであり、ト
ランス68は、第一部材14の外周面に固定され
てこれとともに回転する回転側コイル70と、そ
の外側に回転不能に設けられた固定側コイル72
とから成つており、第一部材14の回転中であつ
ても、信号線66と信号ケーブル74との間の電
気信号の伝達を行い得るようにされている。固定
側コイル72は円筒状のトランス受け76の内周
側に固定されており、このトランス受け76は一
対のベアリング78によつて第一部材14に相対
回転可能に取り付けられるとともに、固定板80
によつて回転駆動装置10のハウジングに固定さ
れている。信号ケーブル74の図示しない端部に
は制御装置が接続されており、センサ26に電気
信号を供給し、また、センサ26からの電気信号
を受けて、これに基づいてボルトの軸力を演算す
るようにされているが、この制御装置については
前記実願昭58−130506号の明細書に詳細に記載さ
れており、また、本願考案を理解する上で不可欠
なのものではないため、詳細な説明は省略する。
次に作動を説明する。
ボルトを締め付けるためにボルトの頭部がソケ
ツト8の嵌合穴22に嵌入させられると、その頭
部の頂面がセンサ26の作用面44に当接する。
その結果、センサ26および第二保持部材34が
テーパコイルスプリング46の弾性力に抗して嵌
合穴22の開口側から奥側に向かう方向に小距離
移動させられ、第二保持部材34のばね受42が
第一保持部材32のケース36の底壁から浮き上
がり、第二保持部材34が第一保持部材32に対
して容易に傾き得る状態となるとともに、センサ
26の作用面44がテーパコイルスプリング46
の弾性力によつてボルト頭部の頂面に完全に密着
させられる。
ツト8の嵌合穴22に嵌入させられると、その頭
部の頂面がセンサ26の作用面44に当接する。
その結果、センサ26および第二保持部材34が
テーパコイルスプリング46の弾性力に抗して嵌
合穴22の開口側から奥側に向かう方向に小距離
移動させられ、第二保持部材34のばね受42が
第一保持部材32のケース36の底壁から浮き上
がり、第二保持部材34が第一保持部材32に対
して容易に傾き得る状態となるとともに、センサ
26の作用面44がテーパコイルスプリング46
の弾性力によつてボルト頭部の頂面に完全に密着
させられる。
この状態で回転軸12が回転させられるとソケ
ツト8も回転し、ボルトの締付けが行われるので
あるが、このときボルトとソケツト8との中心線
がややずれていれば、ソケツト8の回転に伴つて
両者の間には嵌合穴22の中心線に直角な方向の
相対移動が生ずる。しかし、センサ26を保持し
ている第一保持部材32は前述のように嵌合穴2
2の中心線に直角な方向に移動可能とされている
ため、センサ26も同様に移動可能であり、ソケ
ツト8がボルト頭部に対して相対移動してもセン
サ26はボルト頭部に対して相対移動せず、最初
に密着した位置に留まることができる。
ツト8も回転し、ボルトの締付けが行われるので
あるが、このときボルトとソケツト8との中心線
がややずれていれば、ソケツト8の回転に伴つて
両者の間には嵌合穴22の中心線に直角な方向の
相対移動が生ずる。しかし、センサ26を保持し
ている第一保持部材32は前述のように嵌合穴2
2の中心線に直角な方向に移動可能とされている
ため、センサ26も同様に移動可能であり、ソケ
ツト8がボルト頭部に対して相対移動してもセン
サ26はボルト頭部に対して相対移動せず、最初
に密着した位置に留まることができる。
また、ボルト頭部とソケツト8との中心線が傾
いている場合には、ソケツト8の回転に伴つてボ
ルトの頂面の嵌合穴22の中心線に対する傾きの
方向が刻々変わることとなる。しかし、センサ2
6を保持している第二保持部材34は前述のよう
に第一保持部材32に対して自由に傾き得るよう
にされているため、センサ26も同様に傾くこと
ができ、ボルト頭部とソケツト8との相対的な傾
きの変化に無関係にボルト頭部の頂面に密着し続
けることができる。
いている場合には、ソケツト8の回転に伴つてボ
ルトの頂面の嵌合穴22の中心線に対する傾きの
方向が刻々変わることとなる。しかし、センサ2
6を保持している第二保持部材34は前述のよう
に第一保持部材32に対して自由に傾き得るよう
にされているため、センサ26も同様に傾くこと
ができ、ボルト頭部とソケツト8との相対的な傾
きの変化に無関係にボルト頭部の頂面に密着し続
けることができる。
したがつて、作用面44から発せられる超音波
は確実にボルトに伝達され、ボルト軸部の端面で
反射されたエコーも確実にセンサ26に伝達され
る。なお、センサ26の作用面44とボルト頭部
の頂面との間に微小な隙間が存在しても、この隙
間に油等が介在していれば超音波は伝達されるの
であるが、この場合には隙間が変動すればそれが
そのままボルトの延び量(すなわちボルトの軸
力)の測定誤差となるのである。しかし、本実施
例においては上記のようにセンサ26が正確にボ
ルトの頂面に密着した状態に保たれるため、この
ような誤差は殆ど生じない。よつて、ソケツト8
とボルトとの相対位置をそれほど精度良く管理し
なくてもボルトの軸力を正確に測定しつつ締付作
業を行うことができる。
は確実にボルトに伝達され、ボルト軸部の端面で
反射されたエコーも確実にセンサ26に伝達され
る。なお、センサ26の作用面44とボルト頭部
の頂面との間に微小な隙間が存在しても、この隙
間に油等が介在していれば超音波は伝達されるの
であるが、この場合には隙間が変動すればそれが
そのままボルトの延び量(すなわちボルトの軸
力)の測定誤差となるのである。しかし、本実施
例においては上記のようにセンサ26が正確にボ
ルトの頂面に密着した状態に保たれるため、この
ような誤差は殆ど生じない。よつて、ソケツト8
とボルトとの相対位置をそれほど精度良く管理し
なくてもボルトの軸力を正確に測定しつつ締付作
業を行うことができる。
さらに、本実施例においてはセンサ26の嵌合
穴22の中心線に直角な方向の移動は第一の弾性
部材である密巻コイルスプリング48の弾性変形
によつて許容され、嵌合穴22の中心線に沿つた
開口側から奥側への移動と傾きとは第二の弾性部
材であるテーパコイルスプリング46の弾性変形
によつて許容されるように構成されている。その
ため、1個のコイルスプリングやゴム部材等の弾
性部材によつてセンサ26をフローテイング状態
でソケツト本体に取り付ける場合に比較して、セ
ンサ26を最適な力でボルトの頂面に押し付けつ
つほぼ完全なフローテイング状態、すなわち極め
て小さな力であらゆる方向に移動可能な状態に保
ち、しかも、力が加えられていない状態において
はセンサ26を嵌合穴22の中心線上に精度良く
維持することが容易である利点を備えている。
穴22の中心線に直角な方向の移動は第一の弾性
部材である密巻コイルスプリング48の弾性変形
によつて許容され、嵌合穴22の中心線に沿つた
開口側から奥側への移動と傾きとは第二の弾性部
材であるテーパコイルスプリング46の弾性変形
によつて許容されるように構成されている。その
ため、1個のコイルスプリングやゴム部材等の弾
性部材によつてセンサ26をフローテイング状態
でソケツト本体に取り付ける場合に比較して、セ
ンサ26を最適な力でボルトの頂面に押し付けつ
つほぼ完全なフローテイング状態、すなわち極め
て小さな力であらゆる方向に移動可能な状態に保
ち、しかも、力が加えられていない状態において
はセンサ26を嵌合穴22の中心線上に精度良く
維持することが容易である利点を備えている。
なお、上記実施例においてはソケツト本体が第
一部材14と第二部材16とから構成されていた
が、これは必ずしも不可欠なことではなく、一体
に構成することも可能であり、さらに、ボルトの
頭部と嵌合すべき嵌合穴22の断面形状も六角形
に限らず、通常のソケツトに形成されるように六
角形がちようど30度の位相差で重ね合わされた形
状とすることも可能であり、要するに、対象とす
るボルトの頭部と相対回転不能に嵌合し得る断面
形状とすればよい。
一部材14と第二部材16とから構成されていた
が、これは必ずしも不可欠なことではなく、一体
に構成することも可能であり、さらに、ボルトの
頭部と嵌合すべき嵌合穴22の断面形状も六角形
に限らず、通常のソケツトに形成されるように六
角形がちようど30度の位相差で重ね合わされた形
状とすることも可能であり、要するに、対象とす
るボルトの頭部と相対回転不能に嵌合し得る断面
形状とすればよい。
その他、いちいち例示することはしないが、本
考案は当業者の知識に基づいて種々の変形、改良
を施した態様で実施し得ることは勿論である。
考案は当業者の知識に基づいて種々の変形、改良
を施した態様で実施し得ることは勿論である。
第1図は本考案の一実施例であるセンサ内蔵型
ソケツトが回転駆動装置に取り付けられた状態を
示す正面断面図であり、第2図は第1図の一部を
拡大して示す図である。 14……第一部材、16……第二部材}ソケツ
ト本体、20……中空部、22……嵌合穴、24
……座ぐり穴、26……超音波センサ(センサ)、
30……弾性保持手段、32……第一保持部材、
34……第二保持部材、36……ケース、38…
…キヤツプ、40……軸部、42……ばね受、4
4……作用面、46……テーパコイルスプリン
グ、48……密巻コイルスプリング、60……信
号線。
ソケツトが回転駆動装置に取り付けられた状態を
示す正面断面図であり、第2図は第1図の一部を
拡大して示す図である。 14……第一部材、16……第二部材}ソケツ
ト本体、20……中空部、22……嵌合穴、24
……座ぐり穴、26……超音波センサ(センサ)、
30……弾性保持手段、32……第一保持部材、
34……第二保持部材、36……ケース、38…
…キヤツプ、40……軸部、42……ばね受、4
4……作用面、46……テーパコイルスプリン
グ、48……密巻コイルスプリング、60……信
号線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ボルト頭部と相対回転不能に嵌合する嵌合穴を
備え、回転駆動装置によりその嵌合穴の中心線の
まわりに回転させられるソケツト本体と、 そのソケツト本体に前記嵌合穴と同心にかつそ
れの開口側とは反対側においてその嵌合穴と連な
る状態で形成された中空部内に、その中空部の内
周面との間に隙間が存在する状態で配置された第
一保持部材と、 一端において前記ソケツト本体に固定され、他
端において前記第一保持部材に固定されて常には
その第一保持部材をほぼ前記嵌合穴の中心線上に
保持し、弾性変形によつてその中心線に直角な方
向の移動は許容するが、その中心線に平行な方向
の実質的な移動は許容しない第一弾性部材と、 前記第一保持部材に、前記嵌合穴の奥側から開
口側に向かう方向には相対移動不能であるが開口
側から奥側に向かう方向には相対移動可能であ
り、かつ、相対的な傾きは可能であるが前記嵌合
穴の中心線に直角な方向の相対移動は実質上不能
である状態に係合させられた第二保持部材と、 その第二保持部材を前記嵌合穴の奥側から開口
側に向かう方向に付勢する第二弾性部材と、 前期嵌合穴内において前期第二保持部材に固定
され、電気信号に基づいて作用面から超音波を発
するとともにその作用面に超音波を受けてこれを
電気信号に変換する超音波センサと を含む超音波センサ内蔵型ソケツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1475384U JPS60127862U (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 超音波センサ内蔵型ソケツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1475384U JPS60127862U (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 超音波センサ内蔵型ソケツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60127862U JPS60127862U (ja) | 1985-08-28 |
| JPH0422928Y2 true JPH0422928Y2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=30499965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1475384U Granted JPS60127862U (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 超音波センサ内蔵型ソケツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60127862U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08229841A (ja) * | 1994-12-29 | 1996-09-10 | Kuwantai Syst Kk | 定軸力ボルト締着装置 |
| JP2004114217A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Toyota Motor Corp | ボルトの締付け方法 |
| JP5583453B2 (ja) * | 2010-04-08 | 2014-09-03 | 瓜生製作株式会社 | 油圧式トルクレンチの締付力の制御装置 |
| JP2011230225A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Hino Motors Ltd | 油圧式トルクレンチの締付力の制御装置 |
| JP6823625B2 (ja) * | 2018-08-03 | 2021-02-03 | 本田技研工業株式会社 | 締付装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5815267B2 (ja) * | 1976-04-26 | 1983-03-24 | トヨタ自動車株式会社 | ボルトの締付け方法及びその装置 |
| JPS57156838U (ja) * | 1981-03-27 | 1982-10-02 |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP1475384U patent/JPS60127862U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60127862U (ja) | 1985-08-28 |
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