JPH04229660A - 非常に深い濃度増加領域を備えたパワートランジスタデバイス - Google Patents

非常に深い濃度増加領域を備えたパワートランジスタデバイス

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JPH04229660A
JPH04229660A JP3104491A JP10449191A JPH04229660A JP H04229660 A JPH04229660 A JP H04229660A JP 3104491 A JP3104491 A JP 3104491A JP 10449191 A JP10449191 A JP 10449191A JP H04229660 A JPH04229660 A JP H04229660A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワートランジスタの
構造と製造法に関し、より詳細には、近接して配置され
たベース領域の間に位置し、ベースより深い濃度増加領
域に関する。
【0002】
【従来の技術】パワー絶縁ゲートバイポータトランジス
タ(以下では”IGBP”という)デバイスは、パワー
MOSFETの小電流ゲート制御を使用し、このパワー
MOSFETは、大電流密度で作動するバイポーラ型の
デバイスと結合して、非常に早いスイッチング速度が可
能である。「パワーデバイス」とは、ほぼ1ワット以上
の制御が可能なデバイスを意味し、はるかに小さいパワ
ーレベルを扱う信号処理型のデバイスと区別される。I
GBTデバイスは、標準的なパワーMOSFETより遅
いが、同等なパワーバイポーラトランジスタよりはるか
に速く、電圧で制御され、同等のパワーMOSFETよ
り著しく大きい電流密度を有する。
【0003】IGBTデバイスは、たとえば、1987
年6月9日付けの米国特許第4,672,407号と1
982年12月14日付けの米国特許第4,364,0
73号に開示されている。
【0004】適正に設計されたIGBTは、低電圧パワ
ーMOSFET形状、特にポリゲート用の非常に細いラ
イン幅に対して普通に使用される設計原則を採用する。 しかし、IGBTは主に500ボルト以上で用いられる
ので、設計者は、高抵抗の比較的厚いエピタキシャル材
料について低電圧設計を使用しなければならない。高抵
抗エピタキシャル材料は、材料の抵抗が高いほどデバイ
スの電圧ブロッキング性能が優れているので、接合パタ
ーンを収容するように使用されねばならない。この高抵
抗材料には、通常、オン抵抗を増加する。
【0005】従来のIGBTデバイスは、主にターンオ
フの間でのコレクタ電流の長い立ち下がり時間のために
、約25kHzより低いスイッチング周波数を有する。 この長い立ち下がり時間は、大きな順方向伝導のスイッ
チング損失を生じ、所定の電流規格に適合するためにシ
リコンチップ面積の増加を必要とする。そのような順方
向スイッチング損失を減少する一つの方法は、デバイス
の接合パターンを形成するベース領域すなわちボディ領
域の間の空間を増加することである。ベースの間の空間
の増大は,パッキング密度を小さくし、シリコン表面を
有効に使用していず、接合パターンの中に存在する固有
の寄生サイリスタのラッチアップを起こしやすくなる。 従って、デバイスセルの間の間隔を小さく保ちつつ損失
を減少することが望ましい。
【0006】以下の用語は、今後の説明において、Nチ
ャネルIGBTの電極と機能を表すために用いられる。 パッケージユニットのエミッタ端子は、ダイの前面パワ
ー電極に結合される。このエミッタ端子は、時にはカソ
ード端子と呼ばれ、パワーMOSFETではソース端子
である。
【0007】パッケージユニットのコレクタ端子は、ダ
イの背面側パワー電極に結合される。このコレクタ端子
は、時にはアノード端子と呼ばれ、パワーMOSFET
ではドレーン端子である。このコレクタ端子は、また、
内部のPNPトランジスタのエミッタである。
【0008】IGBTの中のMOSFETのP型ベース
領域は、時には、ボディ領域と呼ばれる。このP形ベー
ス領域は、内部のNPNトランジスタのベースであり、
また、PNPトランジスタの内部のコレクタである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般にIGBTにおい
て、ベース間の間隔が小さいほど、ラッチ電流は小さい
。さらに詳細には、NチャネルIGBTが、順方向伝導
モードで作動するとき、荷電体は、背面側エミッタ・ベ
ース接合を通り、前面側エミッタ電極の方へ注入される
。もしベース間に大きい空間があると、全コレクタ電流
のより大きいパーセントが表面のベース領域の側壁の方
へ、そして、前面エミッタの下に、そして、前面エミッ
タの下の抵抗Rb’を通って流れる。これは、より小さ
い電流で寄生サイリスタをラッチすることを可能にする
。ベース間の空間をより小さくすると、この効果を減少
できる。しかし、もしベース間の空間が小さいならば、
その場所ではほとんど伝導変調がない。なぜなら、ホー
ルは、そのデバイス占有領域を変調できる前に深いベー
ス接合の底で集められて一掃されるからである。また、
ベース間の空間を減少し、近接したベースの間の縦伝導
路の長さを増加すると、ベースの間に形成される寄生J
FETのピンチ効果を増加させる。パワーMOSFET
では、これは、デバイスのオン抵抗を実質的増加させ、
IGBTでは、順方向電圧降下を実質的に増加させる。 従って、大きなラッチ電流のためのベース間の小さな空
間を備えつつ順方向電圧降下を小さくすることが望まし
い。
【0010】よく知られたように、寄生JFETの効率
は、デバイスのMOSFET部分のベースの間の空間で
の伝導度を増加することによって減少できる。これは、
時には増速拡散領域または伝導度増加領域と呼ばれる。 パワーMOSFETのそのような伝導度増加領域は、本
出願人の米国特許第4,376,286号と第4,59
3,302号に開示されている。そのような伝導度増加
領域は、登録商標”HEXFET”の下で本出願人によ
り販売されているパワーMOSFET生産品に使用され
ている。実際、パワーMOSFETの寄生JFETを作
動不可能にするために用いられる注入量は、約1×10
12atoms/cm2である。注入量をさらに増加す
ると、MOSFETの逆方向降伏電圧を劣化させ始める
。同種の濃度増加領域は、また、本出願人により販売さ
れた従来のIGBTデバイス(たとえばIGBT部品番
号IRGBC20、IRGBC30、IRGBC40、
IRGBC50)に使用されている。これらのIGBT
は、3.5×1012atoms/cm2の注入量を使
用し、原子は、ソースより低い深さまでであるが、しか
し深いベースより浅く拡散される。この増速拡散は、ラ
ッチ電流を増大させる。なぜなら、セル間のより密接な
パッキングを可能にし、従って、ポリのライン幅をより
細くするからである。しかし、この増速拡散は、その深
さのため、その全長において寄生JFETを相殺しない
【0011】典型的には、従来のIGBTデバイスにお
ける伝導度増加領域の深さは、約3ミクロンであり、深
いベースは、約6ミクロンである。さらに、これらの従
来のIGBTデバイスにおいて、製造許容誤差が改善さ
れるにつれ、ソース領域は、横方向により小さくなり、
深いベースはより大きくなり、ベースすなわちボヂィの
形状は、断面でより四角になる。こうして、ベース間の
JFETの有効長さは、増加される。しかし、この伝導
度増加領域は、約3ミクロンの深さにあり、ベース間に
作られる有効寄生JFETの約1/2の長さしかない。 従って、有効長さの全長において寄生JFETを無効に
できることが望ましい。
【0012】ある場合には、IGBTにおけるライフタ
イムキリングを全く用いないことが望ましいかもしれな
い。しかし、IGBTのスイッチング速度は、シリコン
の中の荷電体の寿命を減少することにより増加できる。 本出願人により販売された従来のIGBTにおいて、寿
命は、完成されたチップを約8メガラドの量の電子ビー
ムで照射して減少された。これは、ある特定のデバイス
では、約300ナノ秒の立ち下がり時間と約600ミリ
ジュールのターンオフ・スイッチング速度をもたらした
。しかし、IGBTにおける寿命の減少は、デバイスの
バイポーラトランジスタ部分の利得を減少するので、順
方向電圧降下を増加する。すなわち、減少した利得の下
で、同じゲート電圧に対し、伝導度変調はより小さくな
る。従って、より多い照射量を用いて、順方向電圧降下
を増加することなしにスイッチング損失をより少なくす
ることが望ましい。
【0013】電子照射は、本出願人の従来のIGBTに
おいて、たとえば金、白金などの重金属ドーピングの代
わりに使用される。なぜなら、重金属ドーピングは、ベ
ース間のデバイス占有領域でのみかけの抵抗率を増加し
、これによりベース間のJFETピンチをさらに増加す
るからである。しかし、照射の効果は、ダイの接合温度
でアニールして無くすことが可能であり、このことはア
ッセンブリ工程を複雑にする。従って、多くの場合、重
金属のライフタイムキリングは、照射より好ましい。 従って、同等な電子照射されたIGBTの順方向電圧効
果より順方向電圧効果を増加することなくIGBTの中
への重金属ドーピングを使用できることが望ましい。
【0014】パワーMOSFETとパワーIGBTの重
要な特徴は、なだれエネルギである。一般に、なだれは
、デバイスの周辺の比較的少数の場所で発生する。従っ
て、IGBTにおいて、作動中のバイポーラトランジス
タのエミッタ・ベース接合は非一様にバイアスされ、高
い電流密度で小さい場所に非一様に注入されて、局所的
な故障を生じる。従って、パワーMOSFETまたはパ
ワーIGBTのなだれエネルギを改善することが望まし
い。
【0015】以上に説明したことより、より細いポリの
ライン幅の使用、すなわち、近接したベースの使用は、
ラッチ電流の増加とデバイス電流密度の増加の長所と、
より高い順方向電圧降下を生じる短所がある。ライフタ
イムキリングは、順方向電圧降下の増大の代償として、
スイッチング速度を増加するために利用できる。
【0016】本発明の目的は、順方向電圧降下の増大や
降伏電圧の著しい減少を起こすことなく、デバイスのラ
ッチ電流の実質的な増大とスイッチング損失の実質的な
減少を可能にしたパワートランジスタを提供することで
ある。本発明の他の目的は、順方向電圧降下の増大や降
伏電圧の著しい減少を起こすことなく、デバイスのラッ
チ電流の実質的な増大とスイッチング損失の実質的な減
少を可能にしたパワートランジスタの製造法を提供する
ことである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる第1のパ
ワートランジスタデバイスは、バイポーラデバイスへの
供給電流搬送特性とMOSゲート制御特性を有するパワ
ートランジスタデバイスであって、該デバイスは、−の
伝導型の基板を有する薄い半導体チップと、上記基板の
一方の表面上に配置された逆の伝導型の軽ドープ半導体
層と、該軽ドープ半導体層の対向面内に所定の深さまで
達する、上記−の伝導型を有する複数の間隔をあけて設
けられたベース領域と、該複数のベース領域内の各々の
内部に形成され、夫々表面チャネル領域を画成する複数
の上記逆の伝導型のソース領域と、上記表面チャネル領
域上に配置されたゲート絶縁層と、該ゲート絶縁層上に
配置された伝導ゲート層と、上記複数のソース領域に接
続された第1の主電極と、上記基板に接続された第2の
主電極とを含んでおり、上記複数の間隔をあけて設けら
れたベース領域間の領域は、上記対向面からベース領域
の深さより深く達するように形成された上記逆の伝導型
のキャリヤの高濃度部を有しており、該高濃度部は、上
記半導体層の残りの部分の濃度より大きい濃度をその全
深さにわたり有する。
【0018】本発明にかかる第2のパワートランジスタ
デバイスは、基板と、該基板の一つの表面上に配置され
た−の伝導型の軽ドープ半導体層と、該半導体層の対向
面内に所定の深さまで達する、上記−の伝導型を有する
複数の間隔をあけて設けられたベース領域と、該複数の
ベース領域内の各々の内部に形成され、夫々表面チャネ
ル領域を画成する複数の上記逆の伝導型のソース領域と
、上記表面チャネル領域上に配置されたゲート絶縁層と
、該ゲート絶縁層上に配置された伝導ゲート層と、上記
複数のソース領域に接続されたソース電極と、上記基板
に接続されたドレイン電極とを含み、上記間隔をあけて
設けられたベース領域は上記半導体層の濃度の値に等し
い上記ベース領域間のドープ濃度を用いる場合に、高効
率寄生JFETを画成するように接近して設けられてお
り、上記間隔をあけて設けられたベース領域間の領域は
上記対向面からベース領域の深さより深く達するように
形成された上記逆の伝導型のキャリアの高濃度部を有し
ており、該高濃度部は、上記半導体層の残りの部分のよ
り大きい伝導率を有する。
【0019】本発明にかかる第3のパワートランジスタ
デバイスは、バイポーラデバイスへの供給電流搬送特性
とMOSゲート制御特性を有するパワートランジスタデ
バイスであって、該デバイスは、−の伝導型の基板を有
する薄い半導体チップと、上記基板の一方の表面上に配
置された逆の伝導型の軽ドープ半導体層と、該軽ドープ
半導体層の対向面内に所定の深さまで達する、上記−の
伝導型を有する複数の間隔をあけて設けられたベース領
域と、該複数のベース領域内の各々の内部に形成され、
夫々表面チャネル領域を画成する複数の上記逆の伝導型
のソース領域と、上記表面チャネル領域上に配置された
ゲート絶縁層と、該ゲート絶縁層上に配置された伝導ゲ
ート層と、上記複数のソース領域に接続された第1の主
電極を含んでおり、上記複数の間隔をあけて設けられた
ベース領域間の領域は、上記対向面からベース領域の深
さより深く達するように形成された上記逆の伝導型のキ
ャリヤの高濃度部を有しており、該高濃度部は、上記半
導体層の残りの部分の全深さにわたる濃度より大きい濃
度を有する。
【0020】本発明にかかるパワー半導体デバイスの製
造方法は、第1の伝導型の薄型の半導体チップ上に第1
のマスク窓を形成し、該チップの露出面に上記第1の伝
導型のキャリヤを供給し、該キャリヤを基板内に第1の
深さまで拡散させて、高伝導性の領域を形成する工程(
該高伝導性の領域の側部は互いに少なくとも接近する境
界位置まで互いの方向に向けて拡散している)と、上記
高伝導性の領域間の境界を覆って境界上に中心を有する
第2のマスク窓を形成し、該第2のマスク窓を通して上
記半導体チップ表面上に第2の伝導型のキャリヤを第1
の所定濃度で供給する工程と、上記高伝導性の領域の表
面上に少なくとも部分的に、薄いゲート誘電体と伝導ゲ
ート電極を形成する工程と、上記第2のマスク窓の各々
を取り囲むとともに、その各々の位置に少なくとも隣接
し上記薄いゲート誘電体の各領域によって区切られた環
状の第3のマスク窓を形成するとともに、該環状の第3
のマスク窓を通して第2の伝導型のキャリヤを上記第1
の所定の濃度よりは低い濃度で上記半導体チップに供給
する工程と、上記第1の伝導型の高伝導性領域の最終深
さよりは浅い最終深さにまで上記第2の伝導型の第1、
第2の所定濃度のキャリヤを拡散させ、第1の所定濃度
のキャリヤで相対的に高い濃度の部分を形成し、上記第
2の所定濃度のキャリヤで、上記相対的に高い濃度部分
を取り囲むとともに上記薄いゲート誘電体の下側に位置
する相対的に低い濃度のチャネル領域を形成する工程と
、上記第3のマスク窓を通して第1の伝導型のキャリヤ
を相対的に高い濃度で供給するとともに該キャリヤを拡
散させて、上記薄いゲート誘電体の下側に位置するよう
に拡散するとともに上記低濃度のチャネル領域の内側エ
ッジを仕切る浅いソース領域を形成する工程と、その後
に、上記ソース領域上にソース電極を形成するとともに
上記半導体チップに電気的に接続されたドレイン電極を
形成する工程とからなる。
【0021】本発明によれば、IGBTのベースの間の
濃度増加領域は、非常に深く、特にベースより深く設け
られる。この目的のため、ベースの間の深い濃度増加拡
散は、処理の第1の工程である。
【0022】本発明の好ましい実施例では、約3.5×
1012atoms/cm2(Nチャネルデバイスのた
めの燐)の注入量が、1175℃で全10時間の間に、
深いボディ領域より深い約7.0ミクロンの深さに達す
るようにドライブされる。拡散温度の増加は、ドライブ
時間を短くするために使用できる。対照的に、インター
ナショナル・レクチファイア・コーポラーションの従来
のIGBTにおける濃度増加領域拡散は、深いP+ベー
ス領域を形成した後で行われ、1175℃で2時間だけ
ドライブされ、約6ミクロンの深いベース深さよりずっ
と小さい約3ミクロンの深さに達した。
【0023】ウエハ当たりのライフタイムキリング放射
量は、ベースの間のデバイス占有領域におけるより深い
濃度増加拡散のために、インターナショナル・レクチフ
ァイア・コーポラーションの従来のIGBTにおいて使
用された8メガラドから増大できる。従って、立ち下が
り時間は、特定のデバイスでは、300ナノ秒から10
0ナノ秒に減少でき、ターンオフ・スイッチング時間は
,600マイクロジュールから200マイクロジュール
に減少された。
【0024】従って、本発明がIGBTデバイスに適用
されるとき、最小のライン幅をラッチ電流と電流密度を
最大にするために使用でき、より大きい放射量をスイッ
チング損失を減少し、放射量をより少なく濃度増大拡散
をより浅くしつつ、以前に許容可能であったレベルより
順方向電圧降下を大きく増加させないように使用できる
。この非常に深い濃度増加領域は、また、誘導負荷の下
でのなだれ電流のための好ましい降伏位置として役立つ
。この深い伝導増加領域がチップの能動面の上に一様に
分布されるので、なだれ電流は、一様に流れ、チップの
I2L性能は著しく改善される。この新規な深い伝導増
加領域は、パワーMOSFETにも有益に適用でき、同
様に電流密度、オン抵抗、なだれエネルギ性能を改善し
、より大きな放射量と重金属のライフタイムキリングの
少なくとも一方を、その固有のダイオードのtrrとQ
rrを減少するために使用可能である。
【0025】絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IG
BT)の中の非常に深い濃度増加領域は、順方向電圧降
下の増大や降伏電圧の著しい減少を起こすことなく、デ
バイスのラッチ電流の実質的な増大とスイッチング損失
の実質的な減少を可能にする。本発明は、IGBTまた
はパワーMOSFETに適用されると、上記の深い濃度
増加領域の底からの一様ななだれ降伏を生じて、デバイ
スのI2L性能を改善する。この非常に深い濃度増加領
域は、また、重金属の使用により、順方向電圧降下を増
大しすぎることなく、ライフタイムキリングを可能にし
、スイッチング損失を減少する。
【0026】
【実施例】図1及び図2は、出願人によって販売されて
いた従来のIBGTデバイスの代表的構造を図式的に示
す。図1及び図2は大きく拡大されており、図2は本発
明の内容を明らかにするために歪曲されている。図1は
多量の六角形のセルの内のほんの数個を示すものである
。更に、半導体チップの端子構造及び他の表面上の特徴
は、本発明と関係が無いので図示されない。
【0027】IGBTデバイスはP+形伝導のシリコン
基板20を備えるN+形のエピタキシャル領域21Aは
、基板20の真上に成長される。P+領域20とN+領
域21A間の接合は接合J2として示される。N+形の
エピタキシャル領域21Aの真上にはN(−)形のエピ
タキシャル領域21が成長する。セルのベース(時とし
て「ボディ領域」と呼ばれる)は、本出願人の1986
年6月3日の米国特許第4,593,302号で開示さ
れているような製法技術によって、エピタキシャル層2
1の上面に形成される。図2に示される3個のベースは
、深い中央のP+領域22,23,24を備え、この領
域22,23,24は、比較的高濃度であり、より浅い
棚状のP(−)領域(時として「チャンネル領域」と呼
ばれる)25,26,27のによってそれぞれ囲まれて
いる。チャンネル領域25,26,27は、MOSFE
T技術でよく知られている方法で低臨界ゲート電圧のデ
バイスゲートへの適用によりそれらを反転できるのに十
分な低い濃度を持つ。これらのベースとエピタキシャル
領域21との間の接合は、接合J1として示される。各
多角形のセルのベース領域には、それぞれの高伝導性N
+形ソース領域である環状領域28,29,30が収容
されている。
【0028】クモの巣状または網目状のゲート酸化物は
、各ベースの上記のP(−)チャンネル領域の各を通っ
て存在する。従って、二酸化シリコンの網の部分34,
35,36として図示される図2に示される各セルの少
なくともP(−)チャンネル領域25,26,27の上
にに覆い被さっている。伝導性ポリシリコンゲートは、
ゲート酸化物網の真上に設置されている。このようにし
て、図2から分かるように、ポリシリコンゲート部分3
1,32,33は、それぞれ酸化物部分34,35,3
6の上に設置され、隣接したベース領域間距離を浅い各
ベースのP(−)チャンネル領域の上を覆うように存在
する。
【0029】ポリシリコンゲート部分は、次は、ゲート
部分31,32,33に包まれた図2に示される部分3
7,38,39を備えた適当な二酸化物シリコン層によ
って覆われている。このゲート部分31,32,33は
、一般的なゲート専用パッドで接続される(図示せず)
。図示のため、ゲート電極”G”が部分31に接続され
ている状態が示されているが、全体のゲート網の全ゲー
ト部分にこのゲート電極同様にが接続されている。
【0030】メイン・エミッター電極40は、デバイス
の上部表面の主要部分の上に形成され、典型的には各N
+形ソース領域とP+形ベース領域22,23,24は
接続されている。図2に示されるコレクター電極41は
、P+領域20の底面に設置される。
【0031】ベース・セル間のデバイス占有領域にある
添加不純物の濃度は、ソース領域よりも深く、ベース領
域22,23,24よりも浅い約3ミクロン以上の深さ
に、N(−)形エピタキシャル層21の濃度より大きく
、より大きなN+濃度まで増加される。濃度増加領域の
深さは、点線42,43,44で図2に表される。領域
42,43,44は、米国特許第4,593,302号
に説明されている方法によって形成されている。こうし
て拡散は、約120KeVの電圧を印加し、約3.5×
1012atm/cm2で燐を注入し、1175℃で約
2時間かけて注入物をドライブすることにより形成され
る。これらの増加濃度領域は、ベースと近接して設ける
とき、間隔をあけたベース間に存在する寄生JFETの
影響を相殺するために用いられる。
【0032】N(−)領域21内へのN+領域42,4
3,44の深度は、エピタキシャルの素地より伝導性が
大きい領域を意味する。この深さは、N(−)素地の中
へのN+の拡散が存在する場合の深さに対する濃度曲線
(図21に示す)の屈曲点における実験的誤差の範囲内
に位置する。この測定によって達せられる正確な深さは
臨界的ではなく、シリコンの表面と、深く拡散された注
入物の深さとの間には、大量の追加量(少なくとも97
%)が存在することを示すことが出来る。増加された濃
度値は、エピタキシャル層21の上部の方に大きくなり
、エピタキシャル層21の素地の濃度に達するまで層2
1への深さとともに減少することに注意すべきである。 N+拡散のN型素地への拡散の深さの上記の定義は、こ
の出願を通して用いられるものである。
【0033】図1,図2に示すチップは寿命を縮め、ス
イッチングスピードを速め、従ってスイッチング損失を
少なくするために、約8メガラドの電子の流れ、すなわ
ち照射を受ける。照射されたデバイスは、約300ナノ
秒の立下り時間を持ち、約600マイクロジュールのタ
ーオフスイッチング損失を伴う。
【0034】図1,図2に示すIGBTデバイスの動作
は次の通りである。エミッター電極40に関して負のバ
イアスが、コレクター電極41に印加されている時は、
電流は遮断されている。これは、P+領域20、N領域
21,21A、そしてP領域22,25,23,26,
24,27により形成されるPNPトランジスターのエ
ミッター・ベース接合J2が、逆バイアスされるからで
ある。 これにより、デバイスは、主要な逆方向電圧阻止能力を
有する。
【0035】エミッター40に関して正の電圧が、コレ
クター41に印加され、ゲート電極部分31,32,3
3が、ソース40に短絡されている時は、上記のPNP
トランジスターのコレクター・ベース接合J1は、逆バ
イアスされるため、デバイスは順方向阻止モードで動作
する。もし、十分な大きさの正のゲート電圧をゲート部
分31,32,33に印加し、チャンネル領域25,2
6,27を反転させたならば、電子は、N+形ソース領
域28,29,30からN(−)形ベース領域21に流
れることができる。そのときデバイスは、順伝導状態に
切替わる。この順伝導状態においてエミッター・ベース
接合J2は、順バイアスとなり、領域20は、正孔を低
濃度のN(−)形ベース領域21へ注入する。すると、
デバイスはターンオンされ、同等なパワーMOSFET
における低い電流密度に比べて非常に高い電流密度を持
つバイオポラー・パワトランジスターのように電流を流
す。
【0036】デバイスをターンオフするためには、ゲー
トバイアスをゲート部分31,32,33から除去する
だけでよい。これは、P(−)チャンネル25,26,
27の反転領域を除去し、そしてN(−)形ベース21
への電子の供給を停止し、そしてターンオフ過程を開始
するものである。
【0037】前に指摘したように電子照射はスイッチン
グスピードを増加させるために用いられる。照射は8メ
ガラドより多い量で行なわれることが望ましいが、その
半面、追加的な照射は許容できないレベルにまで順方向
電圧降下を増加させてしまう。そのうえ、照射より望ま
しい重金属によるドーピングは、寄生JFETの影響を
増加するベース間領域の見掛けの抵抗を増加し、増加さ
れた照射の上記の効果から予想されるよりさらに大きく
順方向電圧降下を増加するので、使用することができな
い。
【0038】図1,図2上に描かれているデバイスは、
例えば、N+形ソース29、P形ボディ23,26、N
形ベース21,21A、P+形アノード領域20によっ
て一つのセルが構成される寄生NPNPサイリスターを
含む。もしこの寄生サイリスターがデバイスの操作中に
ラッチするなら、ゲートバイアスの除去は、デバイスの
ターンオフを起こさせない。この現象は、パワーIGB
Tの「ラッチアップ」として知られている。もちろん、
「ラッチアップ」現象は、非常に好ましくなく、成功し
たIGBTの設計では、「ラッチアップ」電流は、デバ
イスの動作過程において予想されるどの電流よりも大き
い。
【0039】「ラッチアップ」が起きる電流を大きくす
るためにはポリ線幅、より詳細には、隣接したベース間
距離を縮めるべきことが知られている。しかしながら、
ポリ線幅の縮小は、順方向電圧降下の増加し、デバイス
の電流規格を減少するデバイスのセル間の寄生JFET
の影響を増加する。
【0040】ポリ線幅を小さくするには、能動のセルベ
ース構造間のN+形デバイス占有領域42,43,44
に付加注入をしてやればよい。しかし、先行技術として
図1,図2に示されるデバイスには、領域42,43,
44に本出願人によって製造されているHEXFET 
 パワー  MOSTFETにおいて用いられているの
と同じ約3ミクロンの深さが用いられている。これは、
領域42,43,44がベース領域より深くならないよ
うに意図的に製造されたものである。しかし、最適なI
GBT動作において、この深さは、現在あまりに浅すぎ
ること、さらには、もし領域42,43,44の深さが
がベース領域より深いならば予想外の多数の効果が生じ
ることが判っている。即ち、ベースはさらに間隔が縮め
ることができ、ラッチ電流が増加し、より多くの照射ま
たは、重金属のライフタイムキリングが使用でき、スイ
ッチングスピードは従来レベル以上の順方向電圧降下の
増加を伴わずに増加でき、なだれエネルギーが増加する
【0041】図3(a)は、本発明を用いたIGBTと
比較して、浅い注入物42,43,44とともに図1,
図2に示す600Vの逆方向阻止電圧を持つIGBTの
順方向電圧降下に対する全スイッチング損失を示す。こ
れによると、零より十分に大きい照射レベルに対しては
、非常に深い濃度増加領域を用いた場合、同じ順方向電
圧降下におけるスイッチング損失が50%以上に改善さ
れている。後で示すように、本発明は増加したライフタ
イムキリングを使用できる結果、順方向電圧降下の関数
としてのスイッチングエネルギー損失の減少という主要
な改善をもたらす。
【0042】図3(b)は、定格1200Vの2つのデ
バイスの順方向電圧降下Vonと照射量との関係を示し
、一つのデバイスは従来の浅い注入物42,43,44
を持ち、他方のデバイスは本発明の深くまでドライブさ
れた注入物を持つ。図3(b)の曲線のデータは、N(
−)領域21が85Ω・cm、厚さ95ミクロンであり
、N+領域21Aが、0.04Ω・cm、厚さ7.5ミ
クロンであるデバイスについて、25℃で10Aの順方
向電流を流した状態で測定されたものである。”本発明
に用いるIGBT”と付されたデバイスは、図19に示
す領域60,61,62のような深いN+領域をもつ。 図3(b)は、不都合な順方向電圧降下を伴わずに、よ
り深い注入がより多い照射量(スイッチング損失を減少
させること)を可能にしたことを明確に実証している。 本発明の利益は、阻止電圧が上昇するとき、より重要に
なるということも留意するべきである。
【0043】図4から図19は、本発明の好ましい具体
例を示したものであり、図19は、最終的に完成される
接合パターンを示す。これらの図は正確な尺図ではく、
明確にする目的で非常に誇張したものである。更に、図
には一つのチップに何千とある同一のセルのうちの一部
を示したに過ぎない。又、チップの重要な周辺の構造は
、本発明と関係ないので示していない。後に説明される
ように、この新しい発明はデバイスのなだれエネルギー
性能の改善のため周辺の構造の若干の責任を除去する。
【0044】先ず最初に図4に注目すると、とりかかる
シリコンのウェーハの一部が表されている。ウェーハは
、たいらで平行な上面および下面を持ち、例えば15ミ
ルの厚さのほう素でドープされたP+形材料の基板50
を持っている。P+形材料は、0.02Ω・cm以下の
抵抗にまで、ドープされている。薄いエピタキシャル成
長N+層51は、P+基板50の上部に約7ミクロンの
厚さまで成長され、定格600VのIGBTデバイスの
ため約0.05Ω・cmの抵抗を持つ。N+領域51は
、より高い電圧規格のデバイスのため、より薄く、より
多量のドープがなされる。例えば、定格1200Vのデ
バイスにおいては、N+領域51は8〜9ミクロンの厚
さで、0.035Ω・cmの抵抗を持つであろう。非常
に低い定格電圧のデバイス、例えば定格300Vのデバ
イスであれば、領域51は削除できる。また領域51は
、基板50の中に拡散された領域となるか、もしくは直
接ウェーハに接着されて形成できる。
【0045】デバイスの主電圧阻止領域を区画する2番
目のエピタキシャル層はN(−)層52である。総ての
拡散され接合は、エピタキシャル成長領域52の中に形
成される。典型的な定格600VのIGBTデバイスに
おいて領域52の厚さは、約60ミクロンで、約30Ω
・cmの抵抗を持つものである。典型的には領域52は
燐でドープされる。より薄く、より高抵抗の材料がより
高い電圧のために用いられる。例えば、定格1200V
のデバイスにおいては、領域52は、約100ミクロン
のために厚さで、約85Ω・cmの抵抗を持つものとな
る、定格300Vのデバイスにおいては、領域52の厚
さは、約35ミクロンで、約7Ω・cmの抵抗を持つも
のとなる。領域51,52の厚さと抵抗は、それぞれの
定格電圧と対応して調整するものである事が当時者によ
り理解される。
【0046】図4のウェーハに於ける最初の処理工程は
、図5に示す様に、酸化物層53を約400Åの薄さに
形成することである。通常のフォトレジスト54は、酸
化物層53の上面に堆積され、図7に示されるような網
状にパターン化される。酸化物層53は、感光窓内部に
エッチングされる。この結果として図6に、又部分的に
図7に於いて示される長方形酸化物アイランド54〜5
8が複数形成される。
【0047】発明の好ましい実施例とされたデバイスに
は、6角形のセルのトポロジーが採用されている。しか
し明らかに、本発明は正方形、ずれた正方形、フィンガ
ー組合せ形状等を含むあらゆる任意の所望の表面トポロ
ジーにも同様に適用できる。本発明の好ましい実施例に
おいて用いられた6角形のセル形状は、総ての辺が同じ
長さである対称的な6角形ではなく、側部はわずかに延
ばされているので、任意のセルに於けるチップ間距離は
、約20ミクロンであるのに対し、垂直方向の平面間距
離は約16ミクロンである。もちろん対称的な6角形の
パターンも使用できる。図6,図7に示される好ましい
実施例において、酸化物アイランド54と55との間の
垂直方向の中央間距離は、25ミクロンである。酸化物
アイランドの列の中央間距離は、約22ミクロンである
【0048】つぎに図8に示されるように、燐は、最初
のフォトリトグラフ酸化物をエッチ工程により形成され
る感光パターンを通じてシリコンの中へ注入される。フ
ォトレジストは、それ自体で注入された原子に対するマ
スクとして作用する。N+形の燐領域60,61,62
は、図6に示される網状パターン部分である。発明の好
ましい実施例において、燐の注入は、120KeVの加
速エネルギーで実行され、例えば、投与量が約3.5×
1012atoms/cm2である。投与量は、2×1
012atoms/cm2から7×1012atoms
/cm2の間で行なうことができる。投与量の限界は、
逆方向電圧降下が許容範囲を越えて減少するほど多くは
ないが、寄生JFETにその全長において大きな十分な
衝撃を与えるのに十分な量である。
【0049】フォトレジストを剥離したのちの図8にお
ける注入物は、次に領域52の表面の下に深くドライブ
される。本発明の好ましい実施例では、注入物60,6
1,62は、初めに8時間、約1175℃に於いてドラ
イブされる。より高い温度は、ドライブ時間を短縮する
ために使用できる。例えば、1200℃でドライブ時間
は約4時間に短縮される。この重要なドライブは、ドラ
イブ中に2酸化シリコンの成長を防止するために窒素中
で実行される。領域60,61,62を形成するための
キャリヤの初めのドライブ中、領域はほぼ最終の深さで
ある約6ミクロンに進む。後に解るように、さらに約2
時間後には、その後の処理によって、さらに約1ミクロ
ンこれらの領域の深さが増加する。
【0050】N形の素地への付加的なN形のキャリヤの
侵入の深さを測定するためには、図21に示される様に
シリコン表面下の深さの関数として図9の領域52の全
ドナー濃度の対数の曲線の形状を考察することが便利で
ある。この曲線は、広域拡散上の拡散する抵抗を証明す
る直接的な実験技術を用いて、もしくはコンピュータシ
ミュレーションにより作成される。図21の曲線の屈曲
点は、濃度がエピタキシャル材料52の初期素地の深さ
にほぼ達する深さで生じ、増加された濃度領域の深さの
程度をあらわす。図21の曲線例における屈曲点は、お
およそ7.0マイクロメーターにおいて生じる。注入物
60,61,62によって加えられた全価電子の97%
以上が、7.0ミクロンの深さの左側に(7.0ミクロ
ン以上に)含まれているこが解る。後に説明されるよう
に、本発明によりこの増加された濃度領域の深さは、P
N接合の良く定義されたベースの深さより大きく、従っ
て、シリコン内部に正確に位置される。
【0051】又、図9に示すように、領域60,61,
62は、より深くドライブするにつれに横方向に拡散し
ている。これらの領域60,61,62は、酸化物領域
54〜56の中央にほぼ接触するまで横に拡散する。こ
れら拡散は明らかに接触せず、図9に示される全垂直方
向の深さにおいて、幾分間隔が空けられている。これら
の領域が、中央で接触しても、間隔があっても、重なっ
ても、本発明にとってほとんど重要ではない。
【0052】さらには、領域60,61,62のような
N+領域は、チップの周辺にまで広がらずに、デバイス
占有領域内に存在するに止どまる。濃度増加領域はデバ
イスの降伏電圧を減少するために、チップのデバイス占
有領域を越えて広がることや、接合終端部分(図示せず
)に入り込むことは出来ない。
【0053】図10に示す次の工程では酸化物層70が
、図9のウェーハの表面上に約8,000Åの厚さに成
長する。フォトレジスト層71は、酸化物層70の上部
に堆積し、次に図10に示すように酸化物アイランド5
4,55,56上の領域を露出する6角形の開口となる
窓を区画する様にのパターン化される。酸化物70とそ
の下に広がる酸化物部分54,55,56は、次に図1
1に示されるようにシリコン表面を露出するためのフォ
トレジスト71中の窓を通ってエッチングされ、その後
、フォトレジストは除去され、多量のほう素が、図11
の領域80,81,82で示される様に露出されたシリ
コン表面領域の中に注入される。図11のほう素の注入
は、投与量約3×1015atoms/cm2で約50
KeVの加速電圧で実行される。多量の投与が望ましい
理由は、注入領域80,81,82が最終的に深くされ
て、P+形ベース領域を生じ、デバイスのMOSFET
部分のソースの下の低抵抗Rb’を生じる高い電導度を
持つからである。ソースの下の低抵抗Rb’は、大きな
ラッチ電流を生じる。 図11に示されるほう素の注入に用いられる投与量は、
できるだけ高くされるべきである。しかしながら、投与
量は、シリコン破壊が始まるか、もしくは全体のデバイ
ス性能が減少する値より低くすべきである。
【0054】図11の注入工程により、1〜2マイクロ
メーターの最初のドライブを行うため,1%の酸素を加
えた乾燥窒素内で注入物の最初のドライブを短時間行う
。このP+領域80,81,82への最初のドライブは
、図12に示される。その後、酸化物部分83,84,
85を、P+領域80,81,82上に成長する。ほう
素領域80,81,82は、酸化物部分83,84,8
5の成長する間表面のほう素の実質的減少を避けるため
に浅い深さまで初めにドライブされる。
【0055】その後、図13に示されるように、フォト
レジスト層90は、図12の表面上に堆積され、P+領
域80,81,82を覆う酸化物を除く総ての酸化物を
エッチングすることによって3番目の窓のパターンを区
画するためにパターン化される。
【0056】その後、図14に示されるように、フォト
レジスト層90は除去され、薄いゲート酸化物層95が
、完全に露出したウェーハのデバイス占有領域の上に成
長される。ゲート酸化物95は、約1050Åの厚さを
持つ。ポリシリコン層96は、ウェーハの真上に4,0
00〜5,000Åの厚さで堆積される。図示してはい
ないが、薄い(500Å)酸化物層は、ポリシリコン層
96の真上に堆積されるフォトレジスト層97との接合
を促進するために、ポリシリコン層96の真上に成長さ
れる。フォトレジスト97は、次に、P+形領域80,
81,82を、それぞれ囲む6角形の窓98,99,1
00を形成するための4番目のマスキング工程に従って
パターンニングがされている。
【0057】その後、ポリシリコンを覆う薄い酸化物層
は、窓98,99,100のパターンにまでエッチング
され、フォトレジストは剥がされ、そのようにエッチン
グされた薄い酸化物層は、ポリシリコンをエッチングす
るためのマスクとして用いられ、ゲート酸化物層95上
の6角形の窓を形成する。その後、そのゲート酸化物層
はエッチングされ、ポリシリコン層上部の薄い酸化物層
(図示せず)も除去する。図15に示されるように、こ
れは、残留ポリシリコン網と窓98,99,100の内
部に存在するシリコン基板52の表面とを露出する。こ
のフォトリトグラフ・エッチングの工程は、酸化物のア
イランド(厚さをわずかに薄くされたアイランド)83
,84,85とともに、それぞれゲート酸化物110,
111,112及びポリシリコン部分113,114,
115によって表されている6角形に形成された格子を
所定の位置に残す。
【0058】その後、更に図15に示されるように、ほ
う素は、ウェーハの表面内に注入され、特に6角形の拡
散窓98,99,100を通じて注入される。この操作
におけるほう素の投与量は、図11でのほう素の投与量
(3×1015atoms/cm2)よりずっと少なく
、50KeVにおいて1×1014atoms/cm2
である。拡散後、この1×1014atoms/cm2
のほう素の投与量は、より多く投与されたほう素領域に
溶け込み、より高い濃度領域80,81,82より作成
されるP+のボディ部分より浅く、そしてこれを囲むよ
うな低濃度のP(−)形チャンネル領域を形成する。こ
のようにして、軽くドープされたほう素領域120,1
21,122は、図15に示すように形成される。これ
らの領域は、1175℃において約2時間でドライブさ
れ約4.5ミクロンの深さに達する。環状領域120,
121,122は、図16に点線で部分的に示される。 けれども、これらの領域が、P+領域80,81,82
に重なって相互に融合する事は当然である。
【0059】深いP+領域80,81,82を囲むP(
−)の浅い”棚”120,121,122は、軽くドー
プされたチャンネル領域としてゲート酸化物の下に存在
する。拡散後の深いP+形ボディ領域とともに、これら
の軽くドープされた領域は、米国特許第4,539,3
02号で示されるような先行技術において用いられる反
転された頭部そして肩部の断面図に比べて、各セルにつ
いて大体正方形の断面図を区画する。製造の許容誤差が
薄いP(−)領域が非常に精密に区画でき、P+領域が
相対的に拡大できる点まで進歩しているので、より正確
な正方形のパターンを作ることができ、このようにして
、逆にチャンネル領域を侵すことなく抵抗Rb′をでき
るだけ減少することができる。
【0060】図16に示されるP(−)のドライブを含
む各ドライブに於いて総ての接合がより深く移動しつづ
けることに注意すべきである。N+領域60,61,6
2はより少なく移動し、P+領域80,81,82は、
幾分深く移動する。当業者にとって、拡散物が、より深
くドライブされると同時に、側部へも移動することは自
明であり、それによって浅い拡散領域の130,131
,132は最終的にゲート酸化物の下に拡散する。
【0061】図16の構造の表面はその後適当に脱ガラ
ス化され図17に示すようにソース注入工程が行われる
。このようにして50KeVのひ素原子が窓98,99
,及び100を介して3×1015の照射量で注入され
る。注入されたソースは975℃で約120分間熱処理
され環状のN++ソース領域130,131および13
2が形成される。N++ソースと浅いP(−)領域によ
って形成される接合部J1との間の間隔は先に形成され
たゲート酸化物の下側に反転可能なチャネル領域を形成
する。
【0062】上記のソース領域は硫黄を用いることによ
っても形成し得るが硫黄はより深くまで打ち込まれその
結果Rb’を増大させるのでひ素のほうが好ましい。
【0063】その後図18に示すように約10000オ
ングストロームの厚さを有するシリコン酸化物の中間層
140が上記チップの表面上に形成されさらにその表面
上には図18に示すようにコンタクトマスク開口を形成
するようにホトリソグラフィ技術によってパターン化さ
れたホトレジスト150がコートされる。これらの窓開
口は局所的であって通常ホトレジスト150内の六角形
状の開口として形成される。ホトレジスト内の開口を通
して露出される表面は適当にエッチングされ、その下方
にありN++ソースの内周部分およびP+領域80,8
1および82の中心部を露出させる。ホトレジストを除
去すると中間層酸化物の六角形状の格子が多結晶シリコ
ンセグメント113,114および115上に残り、図
19に示すようにその後に堆積されるアルミニューム層
からこれらセグメントを絶縁する。このアルミニューム
層はホトリソグラフィによってパターン化されるととも
にエッチングされソースおよびゲート電極(図示せず)
を形成する。
【0064】アルミニュームのエミッタ電極160は連
続した電極であって各セルを電気電気的に並列に接続す
るとともにP+ボディ領域の各々と各環状のN++ソー
ス領域の内周部とを短絡する。
【0065】ホトポリイミド層162は適当にホトリソ
グラフィによってパターン化され、アモルファスシリコ
ン層がエッチングされ(図示せず)、適当なエミッタお
よびゲートパッドを露出させる。この操作の間アモルフ
ァスシリコンは適当なプラズマエッチングでエッチング
される。ポリイミド層162はその後400〜500℃
に加熱することによってイミド化される。
【0066】その後図19のデバイスは、例えばP+層
50の底部から2,3ミリのシリコンを研磨することに
よってその底部表面から所定の物質を除去する研磨に代
えて、適当なエッチング乃至はサンドブラストグラフト
を用いることが出来る。その後19に示すように、適当
なコレクタ電極170が例えば適当なクローム−ニッケ
ル−銀の三元系金属を用いて底部表面に形成される。
【0067】上記の工程によって非連続なIGBTダイ
を含むウエハの製造が完了する。ウエハは適当な電子照
射装置内にセットされ、本発明によればトータルの照射
量16メガラドまで照射される。この量は従来のIGB
Tに用いられていた照射量の約2倍に相当する。照射後
にウエハは300℃で約30分間熱処理される。高い照
射量は極めて深いN+ドレイン拡散部60,61,62
の故に可能となり、これら拡散部は短い寿命の故にデバ
イスの給電電圧降下における過剰な増加を防ぐ。即ちN
+領域60,61及び62は互いに近接して存在するベ
ースのJFET領域における抵抗を減少すべく伝導性の
変調の必要性を局所的に減少させる。照射量を16メガ
ラドまで増大させることによって最終的に形成されるI
GBTデバイスの立下り時間は約300ナノセカンドか
ら約100ナノセカンドまで減少するとともに遮断スイ
ッチング損失は約600マイクロジュールから約200
マイクロジュールまで減少することが判明した。その結
果図3(a)に示すように、図19のIGBTは本発明
と表示された下側の曲線で示されるような特性を有する
に至る。寿命の大幅な短縮によってスイッチングエネル
ギー損失は実質的にいかなる所望の給電電圧降下を示す
ように減少させることができる。かくして本発明による
デバイスは、高周波で動作し得るしあるいは従来のデバ
イスと同一の周波数で動作する場合には実質的に小さい
給電電圧降下を示す。言うまでもなく本発明の2つの改
良のいかなる組み合わせも可能である。
【0068】16メガラドよりも高い照射量が好ましい
とはいえ約20メガラドに近い照射量ではスイッチバッ
ク特性がデバイスの給電電導特性において発生すること
が見いだされている。このようなスイッチバック特性は
好ましいものではないと一般に信じられている。実際そ
れが好ましくないとすれば照射量は20メガラド以下で
あるべきである。
【0069】本発明によれば寿命を短縮するために照射
に代えて重金属のドーピングを用いることが可能である
。重金属のドーピングは、照射の寿命短縮効果がダイ・
ボンドにおいて完全に消失させることができるので、照
射に比べて好ましい。しかしながら重金属のドーピング
がダイ・ボンドの間一定であるということは必ずしも正
しくない。しかしながら重金属による寿命短縮はシリコ
ンの見かけ抵抗を増大させベース間の抵抗を増加させ、
それによって寄生JFETの効率を却って増加させ、そ
のことによって給電電圧降下を許容できない程度にまで
増加させてしまう。本発明の場合には、重金属ドーピン
グのこの欠点は、ベースのもっとも深い部分よりさらに
深い深拡散部60,61及び62を用いることによって
克服される。かくして、本発明のいま1つの特徴によれ
ば、重金属ドーピングは図19のアルミニウムソース電
極160の形成に先立ってウエハ内に拡散される。
【0070】図19のIGBTデバイスは、N+領域5
1を貫通することはないが、その内部に伸びる空領域を
伴ってN(−)層52が遮断時完全に空乏化されるよう
に設計されている。このことは、N(−)領域52内の
ホールが上記空領域が下方向にスイープするに従ってコ
レクター領域内に掃引されるので好ましい。N+領域内
の残存ホールはN型領域の最小の寿命を持つので極めて
大きな割合で再結合し、そのことによってデバイスをよ
り速く遮断する。デバイスの製作にあたっては、エピタ
キシャル領域52の厚さと抵抗を適当に調整することに
よって領域52の完全な空乏状態を実現し得るようにす
ることができる。
【0071】本発明のいま1つの特徴は、事実深く拡散
された高濃度の格子のセグメントである深いN+領域6
0,61および62がデバイスの能動領域全体にわたっ
て均一に分布しかつ好ましいなだれ降伏点として機能す
るということである。これらの深い領域はそれを設けて
いない場合に比較して約50ボルトだけデバイスの全体
降伏電圧を減少させるように機能するが、その代わりに
チップの全領域に渡ってなだれ降伏電流を分布させる。 なだれ降伏電流を全チップ領域に分布させるとともにチ
ップ周辺の2,3の局所点からそれを除去することによ
って誘電負荷(そのI2L特性)のデバイスの処理能力
は実質的に増加する。
【0072】図19ではこれらの深い領域60,61,
62はIGBTに関連して図示されているが、当業者に
とって明らかなように図19の図示構造と実質的に同じ
であるが、P+領域50を持たないパワーMOSFET
にも同様な深い領域を用いることができ、そのことによ
ってデバイスのなだれエネルギーの増加に関し同様の重
要な利点を与えることができる。また16メガラドの照
射量によって得られる寿命の大幅な短縮は、図19のP
NPトランジスタ(P領域50,N領域51,52およ
びP領域80,81,82によって形成されるトランジ
スタ)のゲインを低下させ、そのことによってIGBT
デバイスのI2L特性を改善することができる。
【0073】本発明のさらに重要な1つの特徴は、極め
て深いN+拡散部60,61,62を用いることによっ
て、短絡抵抗時間が倍増するということである。この短
絡抵抗時間とは、デバイスがまちがいなく短絡を生じる
時間を意味する。PNPバイコーラトランジスタのゲイ
ンが、深い拡散によって可能となった高い照射量によっ
て実質的に減少し、それによってある与えられたゲート
駆動に対してIGBTの飽和電流を低下させるので、短
絡抵抗時間が増大すると考えられている。このことは、
逆に短絡条件下においてパワー損失を低下させることを
意味する。
【0074】すでに指摘したように、図19の深い拡散
部60,61,62は、P領域50,N領域51,52
およびP領域80,120,81,121,82,12
2からなるPNPトランジスタのゲインを低下させる。 このゲインの低下は、間隔を明けて設けられたベースの
間の領域に局所化される。かくしてPNPトランジスタ
のエミッタ−ベース接合部からのホールがP井戸80,
81,82のより高いゲイン中心に向けてバイアスされ
、高濃度領域60,61,62で満たされた共通の伝導
領域から離される。上記領域60,61,62は低い寿
命を有しており、それ故より高い濃度の不純物のために
より高い再結合速度が得られる。さらにN+拡散部内の
濃度勾配はそれが引き起こす電場によってN+領域から
離れるようにホールをバイアスさせる。これらの効果は
全体としてより高いラッチ電流を生成する。すなわちP
ベース80,120,81,121,82,122の垂
直な側壁部にホールを集中させることは、そのことによ
ってソースの下側でかつ抵抗Rb’を通じた電流を発生
させるので好ましくない。もしも上記の深い領域60,
61,62が浅い場合ホールは従来の構造と同様P井戸
80,120,81,121,82,122の垂直壁の
下部に容易に達するであろう。しかしながら、本発明の
ように極めて深い拡散部を形成することによって僅かな
ホールしかデバイスの側壁に達することができない。
【0075】本発明の第2の実施例が図20に示されて
いる。図20において図19のものと同様な要素は同様
な参照番号で示されている。図20の実施例はN+領域
180が約7.0ミクロンの相対的に一定した深さを持
つ固体の拡散部である点においてのみ図19の実施例と
異なる。即ち一定深さのN+領域180は図19のセグ
メント60.61.62で表される深いN+領域である
グリッドと置き換えられている。この領域180は平面
型接合であり図面には示していない領域においてチップ
の上側表面上で終端している。
【0076】図20のデバイスの製作においては3.5
×1012の硫黄のダイの能動領域上への均一な厚い注
入がまず生のシリコンの表面(端部領域を含まない)に
対して行われる。この厚い注入は約6ミクロンの深さま
で行われる。その後図9から図19までの処理工程が行
われ、図20のデバイスが製作される。以上の記述にお
いて本発明はNチャネル型のデバイスを用いて説明され
た。しかしながら当業者にとって明らかなように、本発
明は適当な処理の変更と総ての伝導領域の伝導型を反対
にすることによってPチャネル型のデバイスにも十分に
適用できる。
【0077】前記したように本発明はいかなる幾何学的
形態にも適用できる。従って上記の間隔をあけて設けら
れたベース領域なる用語は、完全に分離されたベースセ
ル、櫛歯状のベースの完全に分離された辺片もしくは単
一のベースの間隔を明けられたベースセルの断面が示す
ような湾曲した経路に渡る単一の伸長したベースという
ようなすべての幾何学形状を含んでいる。
【0078】図22はエミッタ電極160,コレクタ電
極170およびゲート電極173がすべてダイの表面に
形成された形式の横型のIGBTデバイスを示している
。さらにP+基板300の背面側には、三元金属電極3
02が形成され、例えばワイヤ・ボンドによってチップ
状の頂部のエミッタ電極160に接続されている。本デ
バイスはP+基板300からなる出発物質上に形成され
る。P(−)エピタキシャル層301とN(−)エピタ
キシャル層303がP+基板300の頂部上に連続的に
生長される。
【0079】上記エピタキシャル層303内に形成され
る接合部は、いかなる所望の形態をも取り得、図示の例
では櫛歯状に形成される。図22は上記形態の2つのフ
ィンガーの中心を通る断面を示しており、各フィンガー
は点線304と305の周りに中心が存在する。
【0080】最初にエミッタ構造を参照するとそれぞれ
ソース領域312と313を請け合う2つの間隔をあけ
て設けられたベース領域310と311が形成されてい
る。極めて深い高濃度領域は領域314で示されており
、この領域は間隔をあけて設けられたベース領域310
と311の間にあってより深く形成されている。P+ベ
ースから伸びるP(−)の領域によって画成されるチャ
ネルは、ゲート酸化物をゲート電極113によって覆わ
れる。酸化物層(silox)315はゲート113を
覆いそれをアルミニウムエミッタ電極160から絶縁す
る。
【0081】図22は、フィールド酸化物層321によ
って覆われたリサーフ(resurf)P(−)領域3
20を含んでライン304上に中心があるストリップの
右側の終端構造を示している。階段状の多結晶シリコン
フィールドプレート322と323が図示のごとく配置
される。フィールドプレート322は電極160に接触
しP+領域311のエッジにおける表面電場を制御する
。フィールドプレート323はコレクター電極170に
接触し、リサーフ領域320の右側部分と浮動的N+領
域330の一側を終端させている。図22のコレクター
側ではP+領域331が主PNPトランジスタを構成す
るように設けられており、これは機能上図19の領域5
0に対応する。コレクター電極170は領域331に接
続されている。図22の横型IGBTデバイスでは、F
ET部分が動作において横向きであり、バイポーラトラ
ンジスタはエミッタ160への横向きの電流伝導と電極
302への縦方向電流伝導の両方を行なう。
【0082】本発明は上記の実施例に関して詳細に説明
されたけれども、当業者にとって明らかな種々の変更や
修正さらには用途を採用することができる。すなわち本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、請求の範
囲の記載によって規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】  先行技術に関するIGBTデバイスのシリ
コン表面の上面図である。
【図2】  図1の2−2線での断面図であり、従来技
術のIGBTデバイスのセルパターンを示した図である
【図3】  (a)は2つのIGBTデバイスの全スイ
ッチング・エネルギー損失の関数としての順方向電圧降
下のグラフであり、本発明における非常に深くまで拡散
された領域を持つデバイスを用いた場合の同じ順方向電
圧降下に対する全スイッチング・エネルギー損失の減少
を実証するグラフである。(b)は(a)のデバイスよ
りも高い遮断電圧を持つ2つのデバイスの放射線量に対
する順方向電圧降下を示すグラフである。
【図4】  本発明によるIGBT製造行程の初めのウ
ェハーの断面図である。
【図5】  保護酸化物とフォトレジストの最初の塗装
を行った後の図4のウェハーの一部を示す図である。
【図6】  後に濃度増加にされる超深層部の注入のた
めの構造を準備する最初の窓パターンのエッチングを行
った後の図5の構造の表面のトポロジーを示す図である
【図7】  図6における7−7線での断面図である。
【図8】  図7の窓を通って、露出しているシリコン
にまで行なわれる燐原子の注入の図。
【図9】  フォトレジストを除去し、約6ミクロンの
深さまで図8の燐原子の深層拡散を行った後の図8の構
造を示す図である。
【図10】  デバイスの表面を覆う酸化物層形成と、
酸化物層を覆うフォトレジストの堆積と、2番目のマス
キング工程におけるフォトレジストのパターン化を行っ
た後の図9の構造を示す図である。
【図11】  図10の酸化物の2番目の窓パターンの
エッチング、フォトレジストの除去とP+ほう素の注入
を行った後の図10の構造の図である。
【図12】  短い間隔で図11の工程において注入さ
れたほう素の拡散を短時間行いその後に、浅いP+領域
を覆う酸化物を生成した後の図11の構造を示す図であ
る。
【図13】  図12の表面を覆うフォトレジストを堆
積させ、エッチングにより窓パターンにより酸化物を露
出した後に図13に示す窓パターンをにより適切に形成
する3番目のマスキング工程を行った後の図12の構造
を示す図である。
【図14】  フォトレジストを除去し、デバイスのゲ
ート酸化物を区画する薄い酸化物層の形成を行い、その
上にポリ・シリコンの堆積を行い、そして図示するよう
な4番目のマスキング工程において、フォト・リトグラ
フによりパターン化したフォトレジスト層の形成を行っ
た後の図13の構造を示す図である。
【図15】  図14に示される窓パターンによって露
出されたポリ・シリコンをエッチングにより取り去り、
ゲート酸化物を露出させ、そしてフォトレジストを除去
し、窓パターンにより露出されるシリコンの平面領域の
中へのほう素の比較的少ない投与量の注入後のを示す図
14の構造の図である。
【図16】  図15の高濃度P+領域を深くドライブ
するボディ拡散工程と同時に、より軽くドープされたほ
う素領域が、N+領域より浅い複合ボディの形成のため
により浅くドライブされた図15の構造を示す図である
【図17】  図16のガラス質を除去した後の図16
の構造を示す図であり、デバイスのN++ソース領域を
形成するために用いる短時間ドライブを用いてP(−)
チャンネル領域を形成するための窓と同じ窓を通るひ素
の注入を示す。
【図18】  ウェハー表面を完全に覆う中間層酸化物
の堆積と、接触マスクを形成する5番目のフォト・リト
グラフパターン化工程においてパターン化された表面を
覆うフォトレジスト層の形成の後の図17の構造を示す
図である。
【図19】  図18においてマスクの窓を通って露出
されている全ての酸化物をエッチングにより取り去り、
フォトレジスト層を除去し、アルミニウム層、非晶質シ
リコン層、感光性重合体(フォトポリイミド層)を積層
した後の図18の構造を示す図である。
【図20】  共通の平面に存在する深いN+領域をも
つ本発明の第2の実施例の断面図を示す図である。
【図21】  N+領域のN(−)エピタキシャル層へ
の深さの測定値を示すグラフである。
【図22】  同じ表面にエミッタ電極とコレクタ電極
を持つ本発明のもう一つの実施例を示す図である。
【符号の説明】
21,21A、22,23,24,32,33,80,
81,120,121,122,310,311…ベー
ス領域、25,26,27…チャンネル領域、28,2
9,30,130,131,132,312,313…
ソース領域、31,32,33…ポリシリコンゲート部
分、40,160…エミッタ電極、41,170…コレ
クタ電極。

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  バイポーラデバイスへの供給電流搬送
    特性とMOSゲート制御特性を有するパワートランジス
    タデバイスであって、該デバイスは、−の伝導型の基板
    を有する薄い半導体チップと、上記基板の一方の表面上
    に配置された逆の伝導型の軽ドープ半導体層と、該軽ド
    ープ半導体層の対向面内に所定の深さまで達する、上記
    −の伝導型を有する複数の間隔をあけて設けられたベー
    ス領域と、該複数のベース領域内の各々の内部に形成さ
    れ、夫々表面チャネル領域を画成する複数の上記逆の伝
    導型のソース領域と、上記表面チャネル領域上に配置さ
    れたゲート絶縁層と、該ゲート絶縁層上に配置された伝
    導ゲート層と、上記複数のソース領域に接続された第1
    の主電極と、上記基板に接続された第2の主電極とを含
    んでおり、上記複数の間隔をあけて設けられたベース領
    域間の領域は、上記対向面からベース領域の深さより深
    く達するように形成された上記逆の伝導型のキャリヤの
    高濃度部を有しており、該高濃度部は、上記半導体層の
    残りの部分の濃度より大きい濃度をその全深さにわたり
    有するパワートランジスタデバイス。
  2. 【請求項2】請求項1記載のパワートランジスタデバイ
    スにおいて、上記高伝導性領域は上記逆の伝導型のドー
    パントを約3×1012atoms/cm2より大きな
    注入量で注入し約1175℃で約10時間拡散処理する
    ことによって得られたものであるもの。
  3. 【請求項3】請求項1記載のパワートランジスタデバイ
    スにおいて、上記高伝導性領域は約6ミクロン以上の深
    さを有するもの。
  4. 【請求項4】請求項1記載のパワートランジスタデバイ
    スにおいて、上記ベース領域はセル状の形態を有するも
    の。
  5. 【請求項5】請求項4記載のパワートランジスタデバイ
    スにおいて、上記セル状のベース領域は6角形形状を有
    するもの。
  6. 【請求項6】請求項1記載のパワートランジスタデバイ
    スにおいて、上記ベース領域は細長い形状を有するもの
  7. 【請求項7】請求項1記載のパワートランジスタデバイ
    スにおいて、上記軽ドープ層よりもより高濃度にドープ
    されかつ上記軽ドープ層より薄い上記逆の伝導型のいま
    1つの層が上記軽ドープ層と基板の間に配置されている
    もの。
  8. 【請求項8】請求項1記載のパワートランジスタデバイ
    スにおいて、上記相隣るベース間の領域は約12ミクロ
    ン以下で、給電電圧効果が減少される一方、上記装置の
    ラッチ電流を増大させるもの。
  9. 【請求項9】請求項7記載のパワートランジスタデバイ
    スにおいて、上記軽ドープされた逆の伝導型を有する層
    は電圧遮断条件下で完全にキャリヤが存在しないもの。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3,4,5,6または7
    に記載のパワートランジスタデバイスにおいて、上記高
    濃度領域の底部は上記深いベースより深くかつ上記ドレ
    イン電極に向き合った対称なパターンを画成し、該パタ
    ーンは上記薄いチップの表面領域の上の上記間隔をあけ
    て設けられた領域の形態を有し、所定のなだれ降下を有
    する拡大された領域を形成するとともに上記デバイスの
    I2L特性を増大させるもの。
  11. 【請求項11】請求項1,2,3,4,5,6または7
    に記載のパワートランジスタデバイスにおいて、上記チ
    ップの寿命が減少されているもの。
  12. 【請求項12】請求項11記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記チップは寿命を減少させるために
    照射され、該チップは約12メガラド以上の照射量を受
    けるもの。
  13. 【請求項13】請求項9記載のパワートランジスタデバ
    イスにおいて、上記チップは寿命を減少させるために照
    射され、該チップは約12メガラド以上の照射量を受け
    るもの。
  14. 【請求項14】請求項10記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記チップは寿命を減少させるために
    照射され、該チップは約12メガラド以上の照射量を受
    けるもの。
  15. 【請求項15】請求項11記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記チップは寿命を縮めるためにその
    内部に重金属原子を有するもの。
  16. 【請求項16】請求項9記載のパワートランジスタデバ
    イスにおいて、上記チップは寿命を縮めるためにその内
    部に重金属原子を有するもの。
  17. 【請求項17】請求項10記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記チップは寿命を縮めるためにその
    内部に重金属原子を有するもの。
  18. 【請求項18】基板と、該基板の一つの表面上に配置さ
    れた−の伝導型の軽ドープ半導体層と、該半導体層の対
    向面内に所定の深さまで達する、上記−の伝導型を有す
    る複数の間隔をあけて設けられたベース領域と、該複数
    のベース領域内の各々の内部に形成され、夫々表面チャ
    ネル領域を画成する複数の上記逆の伝導型のソース領域
    と、上記表面チャネル領域上に配置されたゲート絶縁層
    と、該ゲート絶縁層上に配置された伝導ゲート層と、上
    記複数のソース領域に接続されたソース電極と、上記基
    板に接続されたドレイン電極とを含み、上記間隔をあけ
    て設けられたベース領域は上記半導体層の濃度の値に等
    しい上記ベース領域間のドープ濃度を用いる場合に、高
    効率寄生JFETを画成するように接近して設けられて
    おり、上記間隔をあけて設けられたベース領域間の領域
    は上記対向面からベース領域の深さより深く達するよう
    に形成された上記逆の伝導型のキャリアの高濃度部を有
    しており、該高濃度部は、上記半導体層の残りの部分の
    より大きい伝導率を有するパワートランジスタデバイス
  19. 【請求項19】請求項18記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記高伝導性領域は上記逆の伝導型の
    ドーパントを約3×1012atoms/cm2より大
    きな注入量で注入し約1175℃で約10時間拡散処理
    することによって得られたものであるもの。
  20. 【請求項20】請求項18記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記高伝導性領域は約6ミクロン以上
    の深さを有するもの。
  21. 【請求項21】請求項18記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記ベース領域はセル状の形態を有す
    るもの。
  22. 【請求項22】請求項21記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記セル状のベース領域は6角形形状
    を有するもの。
  23. 【請求項23】請求項18記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記軽ドープ層よりもより高濃度にド
    ープされかつ上記軽ドープ層より薄い上記逆の伝導型の
    いま1つの層が上記軽ドープ層と基板の間に配置されて
    いるもの。
  24. 【請求項24】請求項18,19,20,21,22ま
    たは23に記載のパワートランジスタデバイスにおいて
    、上記高濃度領域の底部は上記深いベースより深くかつ
    上記ドレイン電極に向き合った対称なパターンを画成し
    、該パターンは上記薄型のチップの表面領域の上の上記
    間隔をあけて設けられた領域の形態を有し、所定のなだ
    れ降下を有する拡大された領域を形成するとともに上記
    デバイスのI2L特性を増大させるもの。
  25. 【請求項25】請求項18記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記チップは寿命を減少させるために
    照射され、該チップは約12メガラド以上の照射量を受
    けるもの。
  26. 【請求項26】請求項18記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記チップは寿命を縮めるためにその
    内部に重金属原子を有するもの。
  27. 【請求項27】請求項1,2,3,4,5,6または7
    に記載のパワートランジスタデバイスにおいて、上記キ
    ャリヤの高濃度部は上記ベース領域の下側のデバイスの
    全能動領域に渡って均一の深さに形成され上記チップの
    表面で終端するもの。
  28. 【請求項28】請求項18記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記キャリヤの高濃度部は上記ベース
    領域の下側のデバイスの全能動領域に渡って均一の深さ
    に形成され上記チップの表面で終端するもの。
  29. 【請求項29】請求項11記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記高濃度の領域は上記ベース領域の
    下側のデバイスの全能動領域に渡って均一の深さに形成
    され上記チップの表面で終端するもの。
  30. 【請求項30】第1の伝導型の薄型の半導体チップ上に
    第1のマスク窓を形成し、該チップの露出面に上記第1
    の伝導型のキャリヤを供給し、該キャリヤを基板内に第
    1の深さまで拡散させて、高伝導性の領域を形成する工
    程(該高伝導性の領域の側部は互いに少なくとも接近す
    る境界位置まで互いの方向に向けて拡散している)と、
    上記高伝導性の領域間の境界を覆って境界上に中心を有
    する第2のマスク窓を形成し、該第2のマスク窓を通し
    て上記半導体チップ表面上に第2の伝導型のキャリヤを
    第1の所定濃度で供給する工程と、上記高伝導性の領域
    の表面上に少なくとも部分的に、薄いゲート誘電体と伝
    導ゲート電極を形成する工程と、上記第2のマスク窓の
    各々を取り囲むとともに、その各々の位置に少なくとも
    隣接し上記薄いゲート誘電体の各領域によって区切られ
    た環状の第3のマスク窓を形成するとともに、該環状の
    第3のマスク窓を通して第2の伝導型のキャリヤを上記
    第1の所定の濃度よりは低い濃度で上記半導体チップに
    供給する工程と、上記第1の伝導型の高伝導性領域の最
    終深さよりは浅い最終深さにまで上記第2の伝導型の第
    1、第2の所定濃度のキャリヤを拡散させ、第1の所定
    濃度のキャリヤで相対的に高い濃度の部分を形成し、上
    記第2の所定濃度のキャリヤで、上記相対的に高い濃度
    部分を取り囲むとともに上記薄いゲート誘電体の下側に
    位置する相対的に低い濃度のチャネル領域を形成する工
    程と、上記第3のマスク窓を通して第1の伝導型のキャ
    リヤを相対的に高い濃度で供給するとともに該キャリヤ
    を拡散させて、上記薄いゲート誘電体の下側に位置する
    ように拡散するとともに上記低濃度のチャネル領域の内
    側エッジを仕切る浅いソース領域を形成する工程と、そ
    の後に、上記ソース領域上にソース電極を形成するとと
    もに上記半導体チップに電気的に接続されたドレーン電
    極を形成する工程とからなるパワー半導体デバイスの製
    造方法。
  31. 【請求項31】請求項30記載の製造方法において、上
    記第1のマスク窓を通して供給される上記第1の伝導型
    のキャリヤは約1175℃で約10時間上記キャリヤを
    拡散することによって達せられる最終深さまで拡散され
    ているもの。
  32. 【請求項32】請求項30記載の製造方法において、上
    記半導体チップの寿命を減少させるいま1つの工程を含
    むもの。
  33. 【請求項33】請求項30記載の製造方法において、上
    記形成された半導体チップは約12メガラド以上の電子
    フラックスにその後さらされるもの。
  34. 【請求項34】請求項30記載の製造方法において、上
    記形成された半導体チップはその後寿命を縮めるために
    照射されるもの。
  35. 【請求項35】請求項30記載の製造方法において、上
    記チップ内に寿命を縮めるため重金属原子を拡散させる
    いま1つの工程を含むもの。
  36. 【請求項36】請求項31記載の製造方法において、上
    記チップ内に寿命を縮めるため重金属原子を拡散させる
    いま1つの工程を含むもの。
  37. 【請求項37】バイポーラデバイスへの供給電流搬送特
    性とMOSゲート制御特性を有するパワートランジスタ
    デバイスであって、該デバイスは、−の伝導型の基板を
    有する薄い半導体チップと、上記基板の一方の表面上に
    配置された逆の伝導型の軽ドープ半導体層と、該軽ドー
    プ半導体層の対向面内に所定の深さまで達する、上記−
    の伝導型を有する複数の間隔をあけて設けられたベース
    領域と、該複数のベース領域内の各々の内部に形成され
    、夫々表面チャネル領域を画成する複数の上記逆の伝導
    型のソース領域と、上記表面チャネル領域上に配置され
    たゲート絶縁層と、該ゲート絶縁層上に配置された伝導
    ゲート層と、上記複数のソース領域に接続された第1の
    主電極を含んでおり、上記複数の間隔をあけて設けられ
    たベース領域間の領域は、上記対向面からベース領域の
    深さより深く達するように形成された上記逆の伝導型の
    キャリヤの高濃度部を有しており、該高濃度部は、上記
    半導体層の残りの部分の全深さにわたる濃度より大きい
    濃度を有するパワートランジスタデバイス。
  38. 【請求項38】請求項37記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記複数の間隔をおいて設けられたベ
    ース領域から間隔をおいて設けられ上記層の対向面にま
    で達する上記第1の伝導型のいま1つの領域が設けられ
    、該いま1つの領域に接続された第3の主電極を含むも
    の。
  39. 【請求項39】請求項1記載のパワートランジスタデバ
    イスにおいて、上記複数の間隔をおいて設けられたベー
    ス領域から間隔をおいて設けられ上記層の対向面にまで
    達する上記第1の伝導型のいま1つの領域が設けられ、
    該いま1つの領域に接続された第3の主電極を含むもの
  40. 【請求項40】請求項37,38または39に記載のパ
    ワートランジスタデバイスにおいて、上記高伝導性領域
    は上記逆の伝導型のドーパントを約3×1012ato
    ms/cm2より大きな注入量で注入し約1175℃で
    約10時間拡散処理することによって得られたものであ
    るもの。
  41. 【請求項41】請求項38記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記高濃度領域の底部は上記深いベー
    スより深くかつ上記ドレイン電極に向き合った対称なパ
    ターンを画成し、該パターンは上記薄いチップの表面領
    域の上の上記間隔をあけて設けられた領域の形態を有し
    、所定のなだれ降下を有する拡大された領域を形成する
    とともに上記デバイスのI2L特性を増大させるもの。
  42. 【請求項42】請求項37,38,39または41記載
    のパワートランジスタデバイスにおいて、上記チップの
    寿命は減少されているもの。
  43. 【請求項43】請求項40記載のパワートランジスタデ
    バイスにおいて、上記チップの寿命は減少されているも
    の。
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