JPH04236265A - 離型性シリコーンゴム組成物及びその硬化物 - Google Patents

離型性シリコーンゴム組成物及びその硬化物

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JPH04236265A
JPH04236265A JP1683091A JP1683091A JPH04236265A JP H04236265 A JPH04236265 A JP H04236265A JP 1683091 A JP1683091 A JP 1683091A JP 1683091 A JP1683091 A JP 1683091A JP H04236265 A JPH04236265 A JP H04236265A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は離型性シリコーンゴム組
成物に関し、特に自動化成型やライン生産の合理化に適
した離型性シリコーンゴム組成物に関する。
【0002】
【従来技術】付加硬化型シリコーンエラストマーの離型
性を特徴とする材料において、硬度調整や離型性向上の
為にジメチルシロキサンオイルを添加することは従来か
ら知られている。例えば信越化学工業株式会社製の型取
り用RTVゴムカタログや特公昭61−4855号公報
に記載されている如く、乾式複写機等の定着用ロールに
25℃における粘度が10〜5,000cpのジメチル
ポリシロキサンを添加することにより、ロール表面に潤
滑性及び離型性を付与し、オフセット迄のコピー枚数を
増大させることが記述されている。
【0003】同様に、高分子量の無官能性ジオルガノポ
リシロキサンをシリコーンエラストマー組成物に添加す
ることにより離型性の向上が得られることも公知である
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のジアルキルオルガノポリシロキサンの添加においては
、硬化してシリコーンゴムとなる主剤オイルであるビニ
ル基含有ジアルキルポリシロキサンより無官能オイルの
粘度が低い場合には、十分にその添加効果を発揮するこ
とができず、効果が発揮される為には多量の無官能オイ
ルの添加が必要となる。そこで、上記無官能オイルを多
量に添加した場合には硬化したシリコーンゴムの物性低
下が大きく、定着ロール用として用いた場合にはロール
の径が細るという欠点を生じる。
【0005】一方、上記無官能オイルの粘度が高い場合
には、添加効果は良好であるものの、組成物全体の粘度
が上昇し成型作業が困難となる。
【0006】又、添加オイルの置換基が炭素数の大きい
アルキル基である場合には、離型性は向上するものの耐
熱性に劣り、定着用ロール等、高温になる部分に用いる
ことは困難であった。
【0007】従って、本発明の目的は、型取り母型又は
定着ロール用材料として好適な、離型性シリコーンゴム
組成物及びその硬化物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
(イ)平均組成式Ra R1 b SiO(4−a−b
)/2 で表され、25℃における粘度が100〜10
0,000cpのオルガノポリシロキサン:100重量
部、
【0009】(ロ)平均組成式Rc Hd SiO
(4−c−d)/2 で表され、25℃における粘度が
1〜5,000cpであるオルガノポリシロキサン:ケ
イ素原子結合水素原子が、(イ)成分中の脂肪族不飽和
炭化水素基1個当たり0.5〜10個になるのに十分な
量、
【0010】(ハ)無機質充填剤:5〜500重量
部、(ニ)平均組成式Re R2 f SiO(4−(
e+f))/2 で表され、25℃における粘度が5〜
5,000cpのオルガノポリシロキサン:1〜100
重量部、及び触媒量の白金族触媒からなる離型性シリコ
ーンゴム組成物及びその硬化物によって達成された。
【0011】(イ)成分の、平均組成式Ra R1 b
 SiO(4−a−b)/2 において、Rは脂肪族不
飽和結合を有しない非置換若しくは置換の一価炭化水素
基、R1 は脂肪族不飽和炭化水素基であり、aは1.
90〜2.05、bは0.0005〜0.1且つa+b
は1.91〜2.06である。
【0012】Rの具体例としては、メチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル基、オクチル基等のアルキル基、
シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、
トリル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル
基等のアラルキル基、或いはこれらの基の水素原子の一
部又は全部がハロゲン原子等で置換された3,3,3−
トリフルオロプロピル基などの、炭素数1〜10、好ま
しくは炭素数1〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基
が例示され、R1 の具体例としてはビニル基、アリル
基等の低級アルケニル基が例示される。
【0013】通常、上記オルガノポリシロキサンは直鎖
状であるが、若干分岐していても良い。脂肪族不飽和炭
化水素基は分子鎖末端及び側鎖の何れの箇所にあっても
良いが、硬化後の機会的特性の点から少なくとも両末端
に存在することが好ましい。
【0014】1分子中のR基は1種のみでも、2種以上
が混在していても良い。又、オルガノポリシロキサン自
体も1種だけであっても、2種以上の混合物であっても
良い。特に、比較的低粘度のオルガノポリシロキサンと
比較的高粘度のオルガノポリシロキサンとを混合するこ
とによって架橋密度と無機充填剤の量を変えることが可
能となるため、この場合には容易に目的の硬度のものを
得ることができる利点があり、硬化後のシリコーンゴム
の硬度を特定する場合には適している。
【0015】(イ)成分のオルガノポリシロキサンの粘
度は、単一成分であるか混合物であるかに拘わらず、作
業性の点から、25℃での粘度が100〜100,00
0cpの範囲であるものとされるが、特に200〜50
,000cpの範囲であることが好ましい。
【0016】本発明で使用する(ロ)成分の平均組成式
Rc HdSiO(4−c−d)/2 において、Rは
前記(イ)成分中のRと同じであり、例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基、フェニ
ル基及び3,3,3−トリフルオロプロピル基等が例示
される。cは1.0〜2.1、dは0.001〜1.0
且つ、c+dは1.001〜3である。
【0017】このオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンは直鎖状、分岐鎖状、網状、環状の何れの形態をもと
り得るが、好ましくは直鎖状又は環状である。1分子中
のR基は1種のみであっても、2種以上が混在していて
もよい。又、オルガノハイドロジェンポリシロキサン自
体は1種とは限らず、2種以上の混合物であっても良い
【0018】ケイ素原子に結合する水素原子の位置は分
子鎖末端及び側鎖の何れの箇所であっても良いが、(イ
)成分を硬化させるために、ケイ素原子に結合する水素
原子は(イ)成分中の脂肪族不飽和水素基一個当たり0
.5〜10個、好ましくは1〜4個必要である。
【0019】この(ロ)成分の25℃における粘度は、
作業性或いは揮発性の点から、1〜5,000cpの範
囲、好ましくは10〜5,000cpの範囲である。
【0020】本発明に使用される(ハ)成分の無機質充
填剤は本組成物の粘度や流動性を適切なものとし、硬化
物の機械的強度、硬度、熱伝導性等を付与するものであ
り、具体例としては、ヒュームドシリカ、沈降法シリカ
、溶融シリカ、石英粉末、けいそう土、けい酸アルミニ
ウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、アルミナ、炭酸
カルシウム、炭酸亜鉛、カーボンブラック等が挙げられ
る。
【0021】本発明においてはこれらの無機質充填剤の
中から適宜選択された1種若しくは2種以上が使用され
る。この無機質充填剤はオルガノシラン、オルガノシラ
ザン、シリコーンオイル等で表面処理したものも使用で
きる。
【0022】(ハ)成分の添加量は、少なすぎると初期
の目的が達成されず、多過ぎると組成物の流動性が悪く
なるのみならず硬化物が脆くなるので、(イ)成分の1
00重量部に対して5〜500重量部とする。
【0023】本発明に使用される(ニ)成分の平均組成
式Re R2 f SiO(4−(e+f))/2 に
おいて、Rは(イ)成分におけるRと同じであり、具体
例としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
、オクチル基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロ
プロピル基等が例示される。
【0024】eは  0.95〜2.05、fは0.0
01〜1.0且つe+fは1.95〜2.06であり、
R2 はヒドロキシル基、アルコキシ基、アミノ基、グ
リシジル基、メルカプト基から選ばれる基又はこれらの
基を含有する一価の有機基から選ばれる基で表される。
【0025】上記R2 としてはヒドロキシル基、グリ
シジル基、メルカプト基、メトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、ブトキシ基、メトキシエトキシ基、エトキ
シエトキシ基等のアルコキシ基;−NH2 基、N−メ
チルアミノ基、N−エチルアミノ基、N−プロピルアミ
ノ基、N−ブチルアミノ基、N,N−ジメチルアミノ基
、N,N−ジエチルアミノ基、N−シクロヘキシルアミ
ノ基、N−フェニルアミノ基、N−ベンジルアミノ基等
の非置換又は置換アミノ基;−(CH2 ) 3 ─O
H、−(CH2 )3 ─NH2 、
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【0026】−(CH2 ) 3 ─SH、−(CH2
 )3 −N(CH3 )2 、 −(CH2 ) 3 −NH−(CH2 )2 −NH
2 、−(CH2 ) 3 ─O−(C2 H4 O)
1 −H  (1は正の整数を示す)等の基を例示する
ことができる。
【0027】(ニ)成分のオルガノポリシロキサンの2
5℃における粘度は10〜5,000cpであり、係る
オルガノポリシロキサンとして以下の具体例を挙げるこ
とができる。
【化5】
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【化18】 (ここでm及びnはそれぞれ正の整数を示す)
【002
8】上記(ニ)成分の添加量は(イ)成分のオルガノポ
リシロキサン100重量部に対して1〜100重量部、
好ましくは1〜30重量部である。添加量が1重量部よ
り少ない場合には離型性に対する十分な効果が発現され
ず、一方100重量部を越えて添加しても、離型性に対
する効果は飽和するので不経済であるのみならず、大量
に加えることによる物性の低下が生じる。
【0029】尚、この(ニ)成分がアミノ基を含有する
ものについては、分子中のアミノ基含有量が大きい場合
には、これを多量に添加すると、触媒である白金族化合
物と反応して硬化阻害を生ずる場合がある。従って、(
ニ)成分のアミノ基含有ポリシロキサンを多量に添加す
る場合には一分子中のアミノ基含有量を低いものとする
ことが好適である。
【0030】本発明に使用される(ホ)成分の白金族触
媒は、(ハ)成分のケイ素原子に結合する脂肪族不飽和
炭化水素基と(ロ)成分のケイ素原子に結合する水素原
子とを付加反応させるための触媒であり、具体的には、
微粒子白金、炭素粉末担体上に吸着させた微粒子状白金
、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール変性物、白金の
キレート化合物、塩化白金酸とビニルシロキサンの配位
化合物及びパラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニ
ウム、オスミウムの各金属の化合物等が例示される。 これらのうち、特に白金系触媒が好ましい。
【0031】白金族触媒の添加量は(イ)成分と(ロ)
成分とのヒドロシリレーション反応を促進するのに必要
な触媒量であり、好ましくは(イ)、(ロ)及び(ニ)
成分の合計量に対し、白金族金属として1〜200pp
mとなる量である。
【0032】本発明においては、上記の硬化反応を抑制
して取り扱いを容易なものとするために、有機窒素化合
物、アセチレン系化合物、錫化合物等の付加反応遅延剤
を添加することが好ましい。その他必要に応じて帯電防
止剤、耐熱剤、難燃剤、顔料、ガラス繊維、炭素繊維等
を添加しても良い。
【0033】この様にして得られた組成物は、型取り母
型用シリコーンゴムとして、又定着用ロール材料等、硬
化したゴム表面の離型性が要求される用途に適用される
【0034】特に、最近の乾式複写機の定着部では、定
着用バックアップロール材料としてシリコーンゴムを用
い、ヒーターロールとしてはテフロンを使用し、或いは
シリコーンゴムを芯金に被覆し、更に、これらに対して
PFA、フッ素ラテックス、又はフッ素シリコーンゴム
等を表面コート剤として用いて耐久性を向上させる手法
を採ったものが多いが、上記の如き材質を用いた場合に
は、従来の様なジメチルシリコーンオイルの内部添加を
行った場合に滲み出るジメチルシリコーンオイルと上記
表面コート剤との相溶が悪く、ハジキのでることがある
【0035】これに対し、本発明の組成物においてはこ
の様な表層剤に対しても十分な親和性を有するので、ハ
ジキのでることが少ないという利点がある。
【0036】更に、最近ではコピー材もフルカラー化さ
れてきており、カラートナーに対する離型性が要求され
る様になってきているが、この様な場合にはヒーターロ
ールのシリコーンゴム表面に、本発明に係る組成物を、
例えば数十〜数百μm程度に薄くコーティングして硬化
させた被膜を形成しておくことにより、従来のジメチル
シリコーンゴムやPFAチューブ被膜等のロール材料等
に比べて、カラートナーに対する優れた離型効果が得ら
れる。
【0037】
【発明の効果】本発明の離型性シリコーンゴム組成物は
付加硬化型シリコーンゴムの硬化後の離型性能を大幅に
向上させると共に、型取り母型又は定着ロール用材料と
して用いた場合の機械的物性の低下が少なく、長期の使
用に対しても、型の収縮やロール径の細り等が小さく極
めて耐久性に優れている。又、付加硬化型であるため硬
化反応が速いのみならず深部硬化性にも優れ、縮合型、
パーオキサイド硬化型シリコーンゴムに比べ作業工程を
大幅に短縮することができるという利点も兼ね備えてお
り、機械吐出混合注型による自動化成型、ライン生産の
合理化にも適している。
【0038】
【実施例】次に、本発明を実施例によって更に詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0039】
【実施例1〜4及び比較例】ニーダー中に、末端がジメ
チルビニルシリル基で封鎖された25℃における粘度が
5,000cpのジメチルポリシロキサン100重量部
及びヒュームドシリカ(アエロジル300:日本アエロ
ジル株式会社製商品名)25重量部を添加し、更に、ヘ
キサメチルジシラザン5重量部及び水2重量部を加え、
150℃で2時間加熱してベースコンパウンドを得た。 このベースコンパウンド100重量部に対して、下記構
造式を有し25℃における粘度が15csであるメチル
ハイドロジェンポリシロキサン2.5重量部及び塩化白
金酸のビニルシロキサン錯体を白金換算で50ppm添
加し、基本となる組成物(I)を得た。この組成物を6
0℃/2時間で硬化させた後の特性は以下のようであっ
た。
【化19】
【0040】硬化前特性; 粘度(cp)              :780硬
化後特性; 硬さ(JIS−A)        :35伸び(%)
                :450引張り強さ
(kg/cm2 ):40
【0041】この基本組成物(I)100重量部に対し
、(ニ)成分である以下に示す(A)〜(E)の各オイ
ルを表1に記載した量添加した。
【表1】                   実施例1  実
施例2  実施例3  実施例4  比較例添加オイル
の種類      A        B      
  C        D        E添加量(
重量部)      8        8     
   8        3        8通紙枚
数(枚)    18,000    22,000 
   35,000    98,000    10
,000
【化20】
【化21】
【化22】
【化23】
【0042】得られた各組成物を、PPC(プレインペ
ーパーコピヤー)の熱定着ロールの表面コートとして、
通常のジメチルシリコーンゴムより成るエラストマー成
型体の上に、60℃/2時間の条件で硬化させて200
μmの厚みに成型し、実際のカラーコピーマシーンのロ
ールとして使用した。各ロールの寿命を、黄色トナーが
オフセットするまでのA4版紙の通紙枚数で評価した結
果は表1に示した通りである。
【化24】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (イ)平均組成式がRa R1 b 
    SiO(4−a−b)/2 (式中、Rは脂肪族不飽和
    結合を有しない非置換若しくは置換の一価炭化水素基、
    R1 は脂肪族不飽和炭化水素基、aは1.90〜2.
    05且つbは0.0005〜0.1であり、a+bは1
    .91〜2.06である)で表され、25℃における粘
    度が100〜100,000cpのオルガノポリシロキ
    サン:100重量部、 (ロ)平均組成式がRc Hd SiO(4−c−d)
    /2 (式中、Rは(イ)成分におけるRと同じであり
    、cは1.0〜2.1、dは0.001〜1.0且つc
    +dは1.001〜3である)で表され、25℃におけ
    る粘度が1〜5,000cpであるオルガノポリシロキ
    サン:ケイ素原子結合水素原子が、(イ)成分中の脂肪
    族不飽和炭化水素基1個当たり0.5〜10個になるの
    に十分な量、(ハ)無機質充填剤:5〜500重量部、
    (ニ)平均組成式Re R2 f SiO(4−(e+
    f))/2 (式中、Rは(イ)成分におけるRと同じ
    であり、eは0.95〜2.05、fは0.001〜1
    .0且つe+fは1.95〜2.06、R2 はヒドロ
    キシ基、アルコキシ基、アミノ基、グリシジル基、メル
    カプト基から選ばれる基又はこれらの基を含有する一価
    の有機基の中から選ばれる基)で表され、25℃におけ
    る粘度が5〜5,000cpのオルガノポリシロキサン
    :1〜100重量部、及び触媒量の白金族触媒とからな
    る離型性シリコーンゴム組成物。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の組成物を硬化してな
    る硬化物。
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