JPH0423635Y2 - - Google Patents

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JPH0423635Y2
JPH0423635Y2 JP14896685U JP14896685U JPH0423635Y2 JP H0423635 Y2 JPH0423635 Y2 JP H0423635Y2 JP 14896685 U JP14896685 U JP 14896685U JP 14896685 U JP14896685 U JP 14896685U JP H0423635 Y2 JPH0423635 Y2 JP H0423635Y2
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thermoplastic resin
reinforced
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resin
frp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は繊維強化熱硬化性樹脂補強熱可塑性樹
脂積層体(以下、FRP補強熱可塑性樹脂積層体
と略称する)に関するもので、さらに詳しくは、
該積層体における熱可塑性樹脂成形体に生じたピ
ンホールや、ヘアークラツク等の確認を可能にし
た構造を有するFRP補強熱可塑性樹脂積層体に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、繊維強化熱硬化性樹脂(以下、FRPと
略称する)を積層して補強された熱可塑性樹脂積
層体は、熱可塑性樹脂が有する優れた物性、例え
ば耐腐食性および耐摩耗性など、並にFRPが有
する優れた物性、例えば耐熱性、耐侯性および耐
クリープ性などを併有し、しかも、軽量かつ経済
性に優れるといつた利点を有している。そのた
め、化学プラント用材料、水道配管材料または各
種容器などに広く利用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記積層体においては、熱可塑
性樹脂成形体に発生したピンホールやヘアークラ
ツク等の確認方法がまだ確立されていないため、
熱可塑性樹脂成形体のピンホールやヘアークラツ
ク等が原因で、例えば腐食性流体が侵入して
FRP層が浸され、熱可塑性樹脂成形体からFRP
層が剥離することによる積層体の強度低下等を防
止することができないのが現状である。
本考案は以上のような従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、その目的は、熱可塑性樹脂成形
体に発生したピンホールやヘアークラツク等が外
部からピンホールテスターにより検知できる構造
を有したFRP補強熱可塑性樹脂積層体を提供す
ることである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案者等は、熱可塑性樹脂層で内面ライニン
グされた鋼管などにおいては、熱可塑性樹脂層に
発生しているピンホールやヘアークラツク等を、
ピンホールテスターで高電圧をかけ、火花放電を
発生させることにより確認チエツクされているこ
とに着目し、種々検討を進めた結果、熱可塑性樹
脂成形体とFRP層の間に導電性材料からなる層
を設けることにより、前記確認がピンホールテス
ターにより可能となることを見出し本考案をなす
に至つた。
すなわち本考案の、問題点を解決するための手
段は、熱可塑性樹脂成形体をFRP層で補強した
FRP補強熱可塑性樹脂積層体において、熱可塑
性樹脂成形体とFRP層との間に、接着剤層を介
して、カーボン繊維を設けたことである。
以下本考案について具体的に説明する。
本考案における成形体を構成する熱可塑性樹脂
としては、ポリ塩化ビニルおよび塩素化ポリ塩化
ビニルなどの塩素系樹脂、高、中又は低密度ポリ
エチレン、超高分子量ポリエチレンおよびポリプ
ロピレンなどのオレフイン系樹脂、ポリフツ化ビ
ニリデン樹脂、およびポリカーボネート樹脂など
が挙げられるが、特にこれらに限定されるもので
はない。
また、上記熱可塑性樹脂からなる成形体として
た、管、継手、フランジ、各種容器またはシート
などを挙げることができるが、本考案の目的に沿
うものであればその形状は特に限定されない。
次に、本考案における接着剤層に使用される接
着剤としては、ポリエステル系樹脂、エポキシ系
樹脂、ウレタン系樹脂、または各種ゴム系接着剤
などが挙げられるが、中でも、接着強度が高く、
また、完全硬化後の引張伸び率が比較的大きいも
のを使用するのが好ましい。
また、本考案に使用されるカーボン繊維は、本
質的に炭素質が90%以上あれば特に限定はなく、
セルロース系、ポリアクリロニトリル系、ピッチ
系、ポリビニルアルコール系、または、フエノー
ル系などから得られるものを使用することができ
る。また繊維は短繊維、長繊維、ヤーン、クロス
およびチヨツプ状のものが使用される。
これらのカーボン繊維は導電性を有するため、
例えば、熱可塑性樹脂成形体に、ピンホールやヘ
アークラツクが存在していた場合に、ピンホール
テスターの正電極より出された高電圧がピンホー
ルやヘアークラツクを通して、負電極が挿入され
たカーボン繊維層まで導通することにより、火花
放電が生じる。この火花放電により、ピンホール
やヘアークラツクの存在が確認されるわけで、カ
ーボン繊維層はピンホールテスターと共働するこ
とにより上記確認を明確にする作用を有してい
る。ピンホールやヘアークラツクが検出される
と、その部分は溶接等により封止することにより
補修される。
カーボン繊維の代りに金属などの導電性材料を
使用してもよいが、腐食性流体等がピンホール等
を通して金属と接触することにより金属の腐食が
生じ、熱可塑性樹脂成形体とFRP層との剥離に
つながるので好ましくない。
さらに本考案におけるFRP層形成用材料の熱
硬化性樹脂としては、例えば不飽和ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂、フエノール樹脂などを挙げ
ることができるが、これらに限定されるものでは
ない。また、補強繊維としては、ガラス繊維やア
ラミツド繊維などの各種繊維が挙げられる。
FRP層は、これらの熱硬化性樹脂と各種補強
繊維を使用してハンドレイアツプ法、スプレーア
ツプ法、フイラメントワインデイング法などによ
り形成される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を示す図面にもとづ
き、さらに詳細に説明する。
第1図は積層体が管の場合の断面図を示すもの
で、1は、塩化ビニル樹脂管である。2は、該樹
脂管の外周に塗布されたポリウレタン系樹脂から
なる接着剤層でシーラー層を形成している。3
は、カーボン繊維からなるマツトを接着剤層2に
捲回して接着されたカーボン繊維層である。4
は、カーボン繊維層3のまわりに設けられたガラ
ス繊維で強化されたポリエステル系樹脂層であ
る。
この積層管は以下のようにして製作されたもの
である。
予め、硬質塩化ビニル樹脂管の外周をサンドブ
ラスト処理後ポリウレタン系樹脂からなるシーラ
ーを塗布し、つぎにカーボン繊維からなるクロス
を捲回して接着させ、その上に、ガラス繊維から
なるクロスを不飽和ポリエステル樹脂で含浸させ
ながら積層し、常温または加熱下で硬化させる。
第2図は他の実施例で積層体が平板の縦断面図
である。第2図中、第1図と同じ層は第1図と同
じ参照数字で指示されているが、5は塩化ビニル
樹脂板である。
〔考案の効果〕
本考案により、繊維強化熱硬化性樹脂で補強し
た熱可塑性樹脂積層体において、熱可塑性樹脂層
に発生しているピンホールやヘアークラツク等を
確認することが可能になるので、ピンホールやヘ
アークラツク等の欠陥が存在する部分を補修し、
積層体の強度低下等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すFRP補強
塩化ビニル樹脂管の断面図、第2図は他の実施例
を示すFRP補強塩化ビニル樹脂板の断面図であ
る。 1……塩化ビニル樹脂管、2……ウレタン系樹
脂接着剤、3……カーボン繊維層、4……ガラス
繊維強化ポリエステル樹脂層、5……塩化ビニル
樹脂板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂成形体を繊維強化熱硬化性樹脂層
    で補強した繊維強化熱硬化性樹脂補強熱可塑性樹
    脂積層体において、熱可塑性樹脂成形体と繊維強
    化熱硬化性樹脂層との間に接着剤層を介してカー
    ボン繊維層を設けたことを特徴とする繊維強化熱
    硬化性樹脂補強熱可塑性樹脂積層体。
JP14896685U 1985-10-01 1985-10-01 Expired JPH0423635Y2 (ja)

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JP14896685U JPH0423635Y2 (ja) 1985-10-01 1985-10-01

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JPS6258629U JPS6258629U (ja) 1987-04-11
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JP4679124B2 (ja) * 2004-11-29 2011-04-27 旭有機材工業株式会社 積層構造

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JPS6258629U (ja) 1987-04-11

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